記憶の淵に沈みゆくもの

記憶の淵に沈みゆくもの

2007.01.20
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カテゴリ: カテゴリ未分類

朝からかなり冷え込んではいるが、なんとか持ちそうな気配がしている。
センター入試の仕事をするようになってから、
毎年欠かさず雪が降っていたこの時期。
そう、必ずセンター入試の日に雪になり、
酷い時には雪かきをしたこともあるほどだったのだ。
過去30年間で一番多かった天気を見ても、いずれも雪が多かったようだが
今年は「晴れ」が多かったことになっている。
それに賭けよう。
そう思って自宅を出た。
片割れが送迎をしてくれるので助かるのだが。

今年も試験監督ではなく、庶務関連の仕事をすることになっていた柚木崎。
この仕事が今年初めての人に、やらねばいけないことを教えながらの仕事だ。
しかも明日、この人は自分の責任でこれをやらねばならない。
……結構責任重大である。
細かいタイムスケジュールを書き込んで、
この場合にはこうする、的な対処法マニュアルみたいなものも作って
説明しながらの仕事になった。

少し余裕ができた頃。
ふと外を見たら、なんだか白いものが見えた。
曇ってるなぁ、目も疲れたかなぁ。
そう思ったのもつかの間、思わず目をこすってしまった。
雪が降っていたのである。
「まじかよぉ」と口をついてしまったのはご愛敬。
窓に駆け寄って音を立てないようにあけて、スーツ(入試なので黒のスーツだ)の袖に
雪とおぼしき欠片を載せてみる。
……やはり雪だ。
しかも、結構細かい。
このぶんならあまり降らずに止むかもしれない。
そう期待したところに、一緒に仕事をしている人がぼそりと呟いた。
「積もったらやだなぁ」
反射的に「言霊ってあるんだから」と言ってしまった。

程なくして止んだものの、やはり雪が降った今年のセンター入試。
関係者のどなたかに、雪男か雪女がいらっしゃるのかもしれないと
まじめに考えてしまった今日の出来事。





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Last updated  2007.01.24 13:41:55
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