記憶の淵に沈みゆくもの

記憶の淵に沈みゆくもの

2009.04.14
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カテゴリ: カテゴリ未分類
土曜に、父方祖母が桜とともに逝った。

幸せそうに微笑んでいたという。
花が好きな祖母だったから
それだけでも良かったと思うけれど
あと半年頑張ってくれれば90歳だったのにとも思う。
もう、柚木崎を認識出来ていたのかもわからない祖母だけれど、
最後まで残っていた祖母だった。
もう、母方の祖父も祖母も亡く、

だから、可愛がってくれた覚えのない祖母だが
大事な祖母であったことには違いがない。
なのに。
伯父と実父から、告別式にも葬式にも来なくていいといわれた。
家族葬にするから来るな、と。

いくらお見舞いに行ったからといって、
最後の顔を見させてもらえないのは悲しい。
しかも、家族葬で呼ばれない孫ってどうよ、と。
来るなといわれたのが一番傷つく。
家族じゃないから、肉親じゃないからと言われたような気分だ。
泣きたくても泣けない。


もう、祖母は天に昇った頃だろうか。
孝行することもほとんどなかったけれど、やはり愛していた。
今までで一度だけ、手を握ったことがある。
その記憶を、感触を一生忘れない。
それがただ一つ、柚木崎が持ってる祖母の温もりだから。





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Last updated  2009.04.14 13:27:30
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