2005年06月30日
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スカパーのクラシカ・ジャパンで無料放送の番組を観ています。


どういうこと?と思って今調べてみましたら、この曲はシチェドリンがビゼーの歌劇「カルメン」をバレエ用にアレンジしなおしたものらしいのです。これで「作曲者」としてビゼーを差し置いてシチェドリンの名が前面に出るというのは、どうにも納得がいきませんね…。ビゼーが知ったら何と思ったかしら。

「カルメン」ほど有名な作品ならともかく、マイナーな曲だとカバーをオリジナルだと勘違いして聴いている人も多いのですよね。
たとえば、北海道からデビューしていつの間にか消えていったホワイトベリーの一番売れた曲「夏祭り」が、実は他のアーティストのカバーだと知っている人がどのくらいいたでしょう。ホワイトベリーのファンはお子さんが大半でしたから、私の周囲でもあれが彼女たちの作った曲だと勘違いしていた子が多いです。そうではないと知ってショックを受ける子も多かったですね。かわいそうに。

そういえば最近、「夏祭り」のパクリではないかと言われた某アーティストの曲の疑惑が討論されていた掲示板で、「ホワイトベリーのパクリだ」という書き込みを見たことがあります。その掲示板では、「ホワイトベリーじゃなくてジッタリン・ジンでしょう」などと正す発言は一つもありませんでした…。





今回のクラシカ・ジャパンのメイン・メニューはカルラ・フラッチの「ジゼル」と、モーツァルトのオペラ「ドン・ジョバンニ」「魔笛」「コシ・ファン・トゥッテ」「フィガロの結婚」の4本立てですね。裏番にヒストリー・チャンネルで「エンパイア・オブ・ドリームス ~スター・ウォーズ トリロジーの世界~」、日本映画専門チャンネルで「イノセンス」があるので、うしろ2つの再放送の時間も確認しておかなくては…。

それにしても、「ジゼル」は1969年の収録だそう。音が第一のオペラならともかく、バレエでこの時代の映像というのはどうなのでしょうね。バレエの歴史が語られるときに必ず出てくるカルラ・フラッチというプリマ・バレリーナの名がなければ、私もとても観てみる気にはなれないものですけれど。
ちなみに「ドン・ジョバンニ」は1954年収録です。昔のオペラは舞台美術の方向性が現在とはかなり異なりますから、音以外の部分でとても楽しみですね。



今日ネットで見かけたニュースで、トム・クルーズの「精神医学は似非科学」という発言がありました。
記事をよく読んでみると、なんとトム・クルーズがアメリカのカルト団体として有名なサイエントロジー教会の信者だったというではありませんか…。こんな人が「宇宙戦争」などのSF映画に出ているというのは、SF業界にとって一般市民の誤解を招くことではないかしら。

カルトといえば、シャーリー・マクレーンがやはりカルトの宣伝に乗っかってしまって、映画界で干された形になったことがありました。彼女の場合は年齢のこともあるから自然に消えていったようにも映りましたが、トム・クルーズはバリバリの現役ですからねぇ、ハリウッドの対応が気になりますね。



この曲はユーミンの「ルージュの伝言」のカバー。

◆本日のBGM : BEBEL GILBERTO/DE TARDE, VENDO O MAR から MENSAGEM COM BATOM





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最終更新日  2005年06月30日 21時43分39秒


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