1961年の Jerry Butlerの軽めのソウル
のディープ・カバー。フロリダ録音なので南部の歌手みたいけどdiscogsを見てみると、この一枚しか録音を残していないみたい。曲はCurtis MayfieldとJerry Butlerによる大人しい曲調だったオリジナルをかなり快活に変貌させてます。威勢のいいホーンが特徴的で行進曲テンポのリズムと相まって元気いっぱいといった感じ。ストリングスも効果的に配置されていて、なかなか凝ったアレンジでインストでも楽しめるレベルかも。
ヴォーカルは明るく快活で瑞々しく声質もなかなかのもの。そして後半に入る雄たけびが最大の聴き所で、ディープソウルの醍醐味といった感じ。プロデュースは「James & Bobby Purify / I'm Your Puppet」などで知られるPapa Don Schroederで、如何にしてこの曲が生まれたのかよく分からないけれど、明るく快活な絶唱系ディープの傑作ですね。