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1954年(昭和29年)からたった3年間で消えたプロ球団・高橋ユニオンズ。この3年間の記録を克明に綴った『高橋球団(ユニオンズ)3年間のあゆみ』(本編/約300頁、記録集/約300頁の2部作)がついに完成し、今日、私にも送っていただいた。送り主は、高橋ユニオンズの個人オーナーだった高橋龍太郎氏の孫、秋山哲夫さん。 いただいた添え文には、こんな記述があった。「僅か3年で姿を消すという数奇な運命を辿った「高橋球団」を世に残しておきたいと思い・・・、そして当時の混乱した野球界にあって、財界の支援を得ながら『独立採算』を目指したものの挫折した状況、そして高橋ユニオンズは弱かったけれども選手は懸命に戦った。ぜひその様子を知ってほしい」と。製作期間は約7年を要したという。秋山さんの「高橋ユニオンズ」を世に残したい!という意志は、いかに強烈だったか。その熱い思いを想像してみる。うーん、こりゃ、わが家の家宝ものだな(^^)/
2015.01.29
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本日、amazonから『近鉄バファローズ 猛牛伝説の深層』(梨田昌孝著、ベースボールマガジン社)が届いた。いうまでもなく、梨田昌孝さんは『江夏の21球』(1979年)や『10・19』(1988年)、そして近鉄最後の優勝(2001年)、さらに球団消滅(2004年)までを、いずれもグラウンドで経験した貴重な人物。彼はこれら伝説の数々をどのような感慨をもって振り返るのだろ? それが、ボクがこの書籍を購入した理由。いや、でも実はもうひとつ理由があって、PRのコピーにあった『僕のあとの近鉄第17代監督は彼にやってほしかった』(第7章)に、妙にボクはそそられてしまったからなのだ(^^)/ むしろ、これが購入の最大理由だったかもしれない!?うーん、梨田さんが後を託したくなる男って、いったい誰なんだろ?で、さっそく第7章だけを読んでみた。「え?」という驚きももあり、逆に「なるほど!」という納得感もあり・・・。わかる人には簡単すぎるでしょうが、いったい、それは誰なんでしょ??? ずれも
2015.01.27
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■ボクが予約録画をしてまで見たい番組は、スポーツ番組以外にこの2つしかない。ひとつは『鶴瓶の家族に乾杯』(NHK)。そしてもうひとつは、同じNHKの『ドキュメント72hours』。『ドキュメントー』は、3日間(72時間)ある場所に据えた固定カメラを回し続けるだけの番組、言葉を換えれば「定点観測番組」とでもいおうか。でもそれでいて、その場所を訪れる人々が語る話はまさに「小説より奇なり」。さまざまな人生模様があって面白いこと、この上ない。この番組を初めて見たのは、「どこかの街の立ち飲み屋」の回だったかな? 平日昼間から営業するこの店にはサラリーマン、失業者、主婦などが訪れる。一杯ひっかけてさっさと立ち去る人もあれば、知らぬ者同士がたまたま隣り合わせた縁で意気投合することもある。印象的だったのは、育児中の主婦がベビーカーを脇に置いてビールを飲んでいたシーン。たまにこの店に立ち寄るという彼女は、一杯ひっかけて「今が自分に戻れる瞬間」とかなんとか言っていたっけ。子供を脇にやって、昼間から立ち飲み屋で酒を飲む主婦っていったい何なんだ? なんて、そんな言葉を吐くのを忘れてしまうぐらいに衝撃的だったし、彼女の抱えている問題に(詳細はわからないけれど)共感さえできる気分になったー。 ■さて今から一週間前の昨年12月29日、この番組の年末スペシャル版が放送された。視聴者のリクエストに基づき上位9番組(回)がぶっとおしで放送される構成になっていた。今日は初めの箇所しか見ていないから、まだ順位は知らない。「大病院の小さなコンビニ」に登場した大工さんは切なかったなぁ。そして「木更津の弁当屋」に出ていた、引きこもりの息子(40歳代?)に家を占拠されて仕方なく弁当屋で時間を潰す初老のお父さんも切なかった~(-_-メ)はたしてどれが1位だったんだろ? ま、お楽しみは後日ということで。
2015.01.05
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テレビ「独占!長嶋茂雄の真実」を見た。脳梗塞を患って以来、10年に及ぶリハビリ過酷。まるで現役時代の「トレーニング」のようだった。なぜそこまで? の疑問に、長嶋茂雄さんはあっけらかんと答えた。「俺の病気はやっぱり、どっちかっていうと難しい病気だからね。何十年も走るのやってたのができないんだからね、今。最後に走ることが目標だから。こういう状態だけど、最後には勝つと思ってるからね。それじゃなきゃできないわな」 そして「やるという気持ちしかない」「落ち込まない」「前に出ていくことしか考えない」「辛いという気持ちに負けたらダメになる」とも 。ひとこと一言が心に響いた。そんな言葉を聞きつつ思い出したのは、この色紙「最後までがん頑張れ」(写真)。これは8年ほど前、手首を骨折した松井秀喜あてに長嶋さんが(自由の利く)左手で書いたもの。番組を見ていると、松井だけでなく、俺も頑張るから、みんなも最後まで頑張れ! と、ボクまで励ましてもらっているように思えるから不思議。新年にふさわしい、力が湧いてくる番組だった。 (写真)「長嶋茂雄・松井秀喜の絆」展(東京ソラマチ、2013年8月)より (写真)広尾晃さん、武田主税さんらが執筆された雑誌『記憶より「記録」に残る男、長嶋茂雄』(オークラ出版、1200円+税)。佐倉一高時代のスコアが掲載されていて秀逸!
2015.01.03
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