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2024.01.14
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カテゴリ: 観照

                  2016.3.20              2016.5.14
京都市内の最後に、伏見区に 飛びます。
深草にある 「藤森神社」 です。この石鳥居は旧伏見街道に西面しています。

旧伏見街道は、現在、北の東山区では本町通、伏見区に入って、直違橋通と称されています。現在の地図の町名に関連しているのでしょう。本町は1丁目~22丁目、直違橋は1丁目から11丁目と連なり、それぞれが通りを挟んだ両側町です。

 2016.514


かなりの歳月を経た、長老級の龍ですね。

 2016.3.20
藤森神社からでは、深草の北北東方向になりますが、 「瑞光寺」 (日蓮宗、深草坊町)があります。 「元政庵」 という名称で知られているお寺です。

この境内に祀られた 境内社の傍に、この手水鉢 が置かれています。 


石造龍像 なのが印象的です。

さらに北の稲荷山に 飛びますと、 
 2016.10.15
伏見稲荷大社 には、背後の 稲荷山を巡り山頂までの参道 が周回しています。


ここの龍頭も石造
稲荷山には他にもあるかもしれませんが・・・・。

京都市から京都府下に 飛びましょう。まず、 我が地元の宇治市に 飛びますと、
 2015.2.19 
平等院の西側に 「県(アガタ)神社」 があります。 

そこの手水鉢の正面には、 「縣井」 と太字が刻されていて、龍がいます。




宇治市の西方向に八幡市 があります。 男山に 飛ぶと、昨年末に直近の探訪としてご紹介した 「石清水八幡宮」 の所在地。​ こちらから拙探訪記をご覧ください ​。8回のシリーズでご紹介しています。

 2023.12.24
男山の中腹、中参道沿いに 「石清水社」 があります。
この石鳥居を通り抜けると、正面に 「石清水井」 があり、 井戸には覆屋 が設けてあります。
ここは、神様に香水を供えるための井戸なのか、手水の役割も担っているのか、私には不詳です。ひとまずここでご紹介しておきます。


覆屋の虹梁の正面に 極彩色で龍が描かれています 。覆屋全体に彩色描画が施してあります。

男山から南東方向に向かえば、京田辺市 があります。
 2020.2.27
田辺棚倉に所在する 「棚倉孫(タナクラヒコ)神社」 です。




京田辺市の南は精華町 です。
 2014.6.12
「武内神社」 があります。



この二社にも龍がいます。

それでは、南方向の奈良県に 飛んでみましょう。
 2020.1.2
奈良市内に「福智院」 (真言律宗、福智院町)があります。

この石造地蔵菩薩立像の前に手水鉢 があり、
そこにこの龍が!!

JR桜井線は「奈良」駅を起点にし、「京終(キョウバテ)」、「帯解(オビトケ)」と停車駅が続きます。ともに面白い駅名です。この帯解駅の近くに、
 2016.5.28
「帯解寺」 があります。帯解子安地蔵尊で知られたお寺で、「子安山」が山号です。


           ここの手水舎に龍がいます。

それでは南西方向に 飛びましょう。JRで言えば大和路線の法隆寺駅へ。
 2020.1.25
        めざすは「法隆寺」 です。


仁王門に向かう手前の手水舎に龍 がいます。

         もう一カ所、 池の傍にある手水舎 にも。
ここはちょっと異色 です。
大きな水瓶の注ぎ口が手水鉢に浄水を注ぐ龍頭に なっています。
この形式は今までに私が初めてみたものです。

法隆寺から南にある河合町に 向かいましょう。
 2018.4.12
ここには 「広瀬大社」 があります。 


参道途中の手水鉢に龍
二ノ鳥居
さらに進むと 、本殿の境内地に


  正面に 「広瀬社」と太い文字が刻された手水舎 があります。 


河合町から、東方向の天理市に 飛びます。
 2016.5.28
「和爾坐赤坂比古(ワニニイマスアカサカヒコ)神社」 が坂道を上がった小高い場所にあります。
JR櫟本駅から直線で約1.4㎞の距離に位置し、この辺りの集落の最も高いところにある神社です。


ここにも龍が います。

ここでもう一区切りとします。天理から次は滋賀県に飛びます。

つづく


補遺
藤森神社 ​ ホームページ
本町通(京都市) ​ :ウィキペディア
京都深草 瑞光寺 ​ ホームページ
京都宇治 県神社 ​ ホームページ
石清水八幡宮 ​   ホームページ
棚倉孫神社 ​   :「京都府神社庁」
福智院 ​     :「奈良県立図書情報館」
京終 ​   :「コトバンク」
奈良 安産 帯解寺 ​    ホームページ
法隆寺 ​   ホームページ
廣瀬大社 ​  ホームページ
和爾坐赤坂比古神社 ​  :「いにしえの里、天理へ」(天理市観光協会)

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Last updated  2024.01.14 17:22:37 コメント(2) | コメントを書く


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