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山梨県に出かけた愛知の娘と孫娘の二人が
お友達の車に乗せて頂いて立ち寄ったところです。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、
私は初めて知ったので紹介したいと思います。
富士山が見える見晴らし台に行った後、
天下茶屋を訪れ、太宰治文学記念室に行ったそうです。
御坂峠にたたずむ天下茶屋は
作家井伏鱒二と太宰治が親しんだ場所だそうです。
そして山梨県南都留郡富士河口湖町に
1934年(昭和9年)に創業した老舗です。
上皇様も若いころ訪れたことがあるようですね。
以下は太宰治文学記念室の内部です。
原稿
太宰治と石原美知子の結婚式(昭和14年井伏宅にて)
太宰治が愛用した「徳利と杯」
上の写真は戦後の天下茶屋
下は太宰治の色紙です。
太宰治が滞在したころの天下茶屋
太宰が滞在中使った部屋の床柱です。
こちらは滞在時、太宰治が使用した机と火鉢です。
御坂峠、天下茶屋と書かれた柱です。
窓からは富士山が望めます。
青森県出身の太宰治が山梨県とゆかりを持つようになったのは
師匠である井伏鱒二の影響が大きいそうです。
実は義父が生前、井伏鱒二氏と知り合いで
時々井伏氏の別荘を訪れて話をしていました。
その会話の中によく太宰治の事が出てきたそうです。
義父から生前中、そういう話をよく聞きました。
そして葉書や封書で井伏氏と手紙の交換もしていましたので、
奥様の事もよく存じています。
久しぶりに井伏ご夫妻の事を懐かしく思い出したのでした。
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