おとぼけ香港生活から脱皮

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「闇市に潜入！」

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2005年08月16日

今日でお盆が終わりますね。

迎えに行き、そして、16日にお見送りのため
またお墓へ行きます。

一昨年、日本に帰った折、母がこんなことを
言って来た。

「お母さんね、この間お盆に金縛りにあったんだよ！！」

かなり興奮気味のbebe母。
そして、母は語りだしました。

父は仏壇のある奥の部屋。母は玄関近くの
洋間です。
そして、お盆と年末、それにお祭りの日には
息子達家族（私の兄弟ですね）が集まるのです。
いつものようにお墓参りをしてそれから
一杯をやりながら夕食を共にするのですが
夜も遅くなり皆が帰って行った、１３日の迎え盆の夜、
父と母は各自の寝床で寝ていました。

夜中、父がトイレへと立ちました。
夏だと言うこともあり、表の窓を開け
風通しがいいようにと廊下側のドアも

父が廊下を歩く足音で寝ていた母は
気がついたというのです。

そして、父がトイレから出てきたなと
言うことも扉の閉める音でわかるのですが、
父が寝床へと向かって行ったと思った

自分の寝ている部屋へと
その何十人もがドタドタと入ってきたというのです。

それから寝苦しい夏だというのに
一瞬にして寒気が走り
母は金縛りにあいました。

腕、肩、足、体の至るところを
一気に押さえつけられたというのです。

母はとっさに「助けて」と父に叫ぶのですが
やはり声にはならないのです。
そして助けを求めながらしばらくして
その霊達に開放されたそうです。

「あの時は怖かった～」と
ヘラヘラしながら母はいうので
あまり迫力がないのですが、
でも自分でこんなことがあったら
私も家の至るところを電気つけて
雄たけびを上げていたかもしれません。

きっとお父さんと一緒に寝てないから
じーちゃん、ばーちゃんが怒って
お母さんを懲らしめたんだよ～と
言っておきました。

それから、去年のお盆、実家にいた私は
母と一緒に寝ていたこともあって
何十年も掃除していないであろう仏壇を
きれいにしてあげました。
そして、乾拭きをせずにぬれ雑巾で
拭いてしまったため、金箔が禿げるまでの
無残な形となってしまった。

だけど、これがご先祖様によかったのか
去年のお盆は霊が出ることはありませんでした。

あー、くわばらくわばら。

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