サンフランシスコの明るくて、人がよくて、都会っぽくない(実際は都会とはいえ、“人工的な大都会っぽさ”がない、という意味)雰囲気が、なんだかそのままいくつもの曲に反映されているような気がする。1.「チェンジ・オブ・ハート」のどこか垢抜けない部分、3.「5時半からのデート(原題:Giving It Up All For Your Love)」のローカル丸出しな雰囲気、8.「トゥルー・ラヴ」の曲全体に行きわたる明るさなんかは、いい意味でサン・フランシスコ・ローカルな味わいを出していたのだと思う。なお、4.「サンフランシスコ・ラヴ・ソング(原題:Hope Love Me Like You Say You Do)」にいたっては、邦題でずばり“サンフランシスコ”とされてしまっているように、いかにも地元的な哀愁漂うラヴ・ソングである。
1. Change Of Heart 2. Tell Me A Little Lie 3. Giving It Up All For Your Love 4. Hope Love Me Like You Say You Do 5. Workin' For Livin' 6. Do You Believe In Love 7. Is It Me