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定例会。ssk、まるみ屋、carroll、私の4人。●スリーピング・ゴッズ 詳しくはこちら↓ぼどろぐ:スリーピングゴッズ:楽しすぎたオープンワールド型ボードゲームのレビュー 前回のプレイ記録はこちら。結局こっちのグループの英語版はお蔵入りになりそうだw ひょんなことから船ごと異世界転移したマンティコア号のクルーたち。生まれ変わってないから異世界転生ではない(めんどくさいオタク)。異世界召喚ではあるかもしれないが召喚主に会うのはたぶん至難の業だw 現地で得た情報によると、トーテムというものを相当数集めれば元の世界に戻れる可能性があるらしい。帰還を賭けた壮大なジャーニーが今始まる! 繰り返すが、多人数ゲームブックである。なので内容について語れることはほとんどない。オープンワールドだが、あまりにオープンすぎて何の準備もなしに強敵に遭遇して全滅する可能性がある。私は前回のプレイからそのようなところを1つだけ覚えていたのだが、なぜか今回もそこに突っ込みそうになったのでそうならないよう必死に誘導したw それでも遭遇する敵がどれもかなり強く、1戦するたびに満身創痍になって港に戻る羽目になったので、かなり時間はロスした感じになった。特に1ヶ所、戦ったら絶対負けそうな相手に遭遇したが、口八丁で切り抜けられたときはリアルに安堵のため息が出たw しかし、おそらくはよくないフラグが立ってしまったので、この先後悔することになるかも。今回はデックが1巡したところでセーブ。オープンワールドということで、明確なエンディングはなく延々プレイするのかと思ってたが、どうやらデックが3巡したらいったん終わるらしい。そのあと、「タイムストーリーズ」のようにプレイヤーの記憶だけを頼りにやり直すのか、強くてニューゲームできるのかは知らない。後者の方がモチベを保てていいが、デック1巡のたびになぜか能力がリセットされるシステムなので、前者かなあ……それだとちょっときついな。 トーテムが単なるトロフィーではなく、かなり有用なアイテムなのだが、今回はそれを2つゲットできたので、しばらくは(関係する判定が必要になる場合には)楽に進めそうだ。あとは戦闘を楽にするために武器が欲しいかなー。お金を貯めて市場に行かないとね。こうやってこの先どうプレイするかを妄想できるのはいいゲームだ。少なくとも1回エンディングを迎えるまではプレイしたいと思う。そこから先はそのとき考えよう。 最後に、拡張が2種類あるが、おそらくは探検できるエリアが増えるだけなので(多少は追加ルールもあるかもしれない)、最初から採用でいいと思う。ゲームブックのパラグラフは多ければ多いほどがいいからねw
2023.07.22
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「srgyで和訳なしゲーをたくさん仕入れたからやろうぜー」とお誘いいただいたので参加。いたるさん、旅団長さん、一味さん、私の4人。●Chariots of Rome まずは大物のこれから。パブリッシャーのVictory Point Gamesは1人専用のウォーゲームを数多く出してることで知られていたが、2018年にTabletop Tycoonに吸収され、今はブランド名としてのみ残っている。しかしTTが欲しかったのはVPGが出してた数少ない“ウォーゲーム以外”のゲーム(日本語版も出た「ネモの戦い」なんかもそうだ)だけだったので、かつてこのパブリッシャーを特徴付けていたゲームの大半は入手困難になってる。 そのウォーゲーム以外のゲームのうち1つがこれだ。テーマもやることも見たまんま。なぜかメリケン人が大好き古代ローマの戦車競走ものだ。よく知られている「アベ・カエサル」と同じジャンル。その「アベ・カエサル」があまりによくできてるし、あえて同ジャンルの別ゲーをやる必要もないだろうと思ってたが、まったく別の方向性の良作だった。 カードによって決まった手番順に、選んだスピードに対応するスペース数だけ駒を進める。直線では単純に速ければ速いほどよいが、何せ馬なので速度の変更は1段階ずつしかできない。そしてカーブでは内側を通った方がスペース数が少ないので有利だが、レーンに応じて適切な速度が決まっており、内側のコースに高速で突っ込むと何枚かのダメージカードを引く羽目になる。 それでも、最初の数ラウンド(ほんの序盤)はお行儀よくレースをするだけだ。なぜなら戦車競走は紳士のスポーツなので、ルールでそう決まっているのだ。しかしそこから先はもう無法地帯。頭に血が上った騎手たちは、他プレイヤーの馬に鞭を入れてダメージを与えようとするなんてのはもう当たり前。ノーリスクなので、相手がトップ目だろうが周回遅れだろうが(周回遅れになることはまずないが)やらない理由はないのだ。 状況によってはこちらのダメージも顧みずにチャージすることも辞さない。攻撃した相手の進路がよれて、さらに他プレイヤーの戦車に突っ込むことになれば大連鎖。コースを取り囲む壁にぶち当たってくれれば、最もひどい被害を受ける可能性が高いデンジャー判定を行うことになって高笑いだ。紳士? 知らない言葉ですね……w 規定の周回数だけぐるぐる回って、ゴールラインを最初に通過したプレイヤーの勝ち。この日はぎりぎりまで勝敗に絡むことができたが、最後にコース取りを誤って失速。そこで車体のダメージが限界を超え、あえなく競技場に転がるがれきとなったw レースゲームの形をしてはいるが、ダメージ判定(という名の坊主めくり)に一喜一憂する博打ゲー。各騎手には固有の特殊能力があるし、攻撃もしない理由はないが無制限にできるわけでもない(“戦略”というリソースを消費し、速度を落として落ち着かないと回復しない)。あと、ラウンドごとに古代ローマの神様が気まぐれにイベントを起こし、いいことや悪いことが起こったりする。見た目からは想像もつかないバカゲーだよw ローマのガワをかぶった「マリオカート」というのが最もふさわしい。なので「マリオカート」好きならきっと楽しめると思うよ。●Sabordage 「Chariots of Rome」で思いのほか時間がかかり、旅団長さんが早退されたあと、3人でこれ。「Sabordage」はフランス語起源で“自沈”という意味らしい。 プレイヤーは海賊となる。海賊として何をするかというと、最初は船首と船尾と少しの船体部しかない船の船体部に相当するタイルをドラフトし、船首と船尾のあいだの任意の場所に挟んで全長を延ばしていく。なんでじゃw そのあと、追加したタイルに大砲がついてれば隣の(他プレイヤーの)船を攻撃する。大砲にはいろんな種類があり、ひたすら貫通するやつや、直接照準ではなく放物線を描いて飛んでく臼砲や、撃たれた大砲の弾を止める装甲や、跳ね返すバネ仕掛けや、飛んできた砲弾を素通ししてさらに隣の船に当てる鉄パイプとかがある。なんでじゃw そのあと、適切なタイルがあれば財宝を探しにいったり、他の船に乗りこんで財宝を奪ったりする。ようやく海賊らしくなってきたなw 規定ラウンドやって、船に含まれてるタイルの枚数が一番多いプレイヤーの勝ち。 やる前から分かってたが、誰がどの位置にどんなタイルを置くかなんてまったく分からないので、もう完全に運ゲー。ドラフトするタイルの内容を覚えていようが何しようが関係ないw まあ短時間で終わるので、こういうのをゲラゲラ笑いながらやれるメンツならいいんじゃないかね。●Lift Off(プレイ中の風景ではなく、カードの一部を並べただけ) 続いてこれ。幸せなハンスから2018年に出て日本語版も作られた同名のゲームではなく、こちらは2000年に出たやつ。パブリッシャーは何とこのアートワークでクイーンだ。そしてデザイナー兼イラストレーターは“声に出して読みたいデザイナー名”10年連続1位(私調べ)のマルセル・アンドレ・カサソラ・メルクルだ。 両隣のプレイヤー同士のあいだに何枚かの惑星カードを並べて、よーいドンでその惑星から見て自分側にカードをどんどんプレイしていく。最近出た「スバム!」とまったく同じシステム。もちろん各カードの効果や、リアルタイム部分が終わったあとの処理は全然違うが。 全員が自分のデックを持ってプレイしていくが、プレイしたくないカードはデックの底に戻すことができる。ただし、誰かが全カードをプレイしきったらそこでラウンド終了なので、あんまり戻してるとプレイするカードの枚数が少なくなってしまうというわけだ。 ラウンドが終わったら、各惑星ごとにプレイされたカードをプレイされた順に処理していき、どっちがその惑星に入植したか、その惑星から資源を抽出したかなどを決めていく。入植するにも資源抽出するにも対応するカードが何枚か必要で、それらのカードを稼働させるには何枚かのエネルギーカードが必要なので、狙った通りにやろうとすると結構考えることが多い。その上で相手プレイヤーとの数比べをしたり、相手プレイヤーのカードを排除するカードがあったり、そういうカードから守ったりするカードがあるので、もう私の脳みそのキャパは完全にオーバーしてたw リアルタイムがそもそも好きじゃないので、私の評価は低い。「スバム!」がいけるならこれもいけるんじゃないかな。●Rüssel raus! 最後にこれ。箱絵にはアリクイも描かれてるが、特に出てこないw 子供の遊びで、同時に親指を立てたり立てなかったりして、立てた指の数を当てるのがある。あれを片手でやって(数は当てないが)、0~3の数を決定する。ダイスでよかったのでは……w そのあと、場に並んでるアリさんカードを手番順に1枚ずつ取って、さっき決まった数のアリ塚カードがあるところに置く。1つのアリ塚に同種のアリさんカードが3枚揃ったら1点で、2点先取したプレイヤーの勝ち。 1つのアリ塚に殺虫剤カードが2枚揃ってしまうと、そのアリ塚にいるアリさんが全滅してしまうので注意が必要だが、各アリ塚に殺虫剤カードを1枚ずつ置いてもなぜか1点になる。 まあそれだけのゲームだ。誰が指を立てるか立てないかを読むことは不可能なので、要するに運ゲーだ。場にいい感じにカードが並んでるときに当たりのカードを取れればよし。駄目なら受けを広くできるカードを取るだけ。 とはいえ、対象年齢6歳以上のキッズゲーなのでこんなものだろう。子供とやるにはいいかもしれない。殺虫剤揃ったら泣いちゃうかもしれないがw
2023.07.11
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定例会。ssk、まるみ屋、carroll、ハマチ、私の5人。●ユグドラシル年代記 詳しくはこちら↓けーどのボードゲーム日誌:ボードゲーム『ユグドラシル年代記』の遊び方 でかい積みゲー崩して処分していきましょうキャンペーン中につきこれから。3年も積むようなゲームは買わなくていいんじゃよ(豆知識)。 まずこのばかでかい木を組み立てるのに30分くらいかかった。もうこれだけでやる気激減w プレイヤーは北欧神話のいい方の神々となり、悪い方の神とか怪物とかを撃退して、この木(ユグドラシル)が破壊されるのを防ごうとする完全協力ゲーム。 ラウンドごとに自分の山札からカードを1枚裏向きでプレイする。そのあと手番順を好きなように決めて、手番プレイヤーはプレイした自分のカードを表向きにする。すると敵の絵が描いてある。その敵のカードが1枚目なら何にも起こらず、自分の手番をプレイして、ユグドラシル上を移動したりアイテムカードもらったり敵倒したり傷ついたユグドラシルを癒やしたりする。アクションを自分一人で実行すると効率が悪く、怪我もしやすいのだが、敵がいなくて仲間がいると効率がぐっとよくなる。なのでできるだけ誰かと一緒にいたいが、そうするといろいろ手分けするのが難しくなり……というジレンマがある。 同じ敵の2枚目となるカードを表向きにした場合、その敵のターンが割り込みで発生する。各敵ごとにやることは決まっており、手番プレイヤーにダメージを与えたり、自分や他の敵キャラを強化したり、ユグドラシル上の1エリアを封鎖してアクションできなくしたりする。 なんでか知らないけど敵カードのうち1種類には単にトラックを進むだけのものがあり、それがトラックの終端に到達するまで持ちこたえたら勝利。それまでに誰か死んだりしたら負け。 見た目だけのゲームかと侮ってたが、協力ゲームとしてかなりよくできてて面白い。カードをカウンティングして「私のデックにあるあの敵のカードは底に沈んでるはずだから、次は私の手番にする」といったことができるし、そのカウンティングを間違って思いもしないカードを公開する羽目になるのもまた愉快だw この立体的なユグドラシルは、そりゃあもちろん視認性がすこぶる悪いが、一応ゲーム上の意味がちゃんとある(上下には1移動力で移動でき、中央のボード部分は何かあると回転することになってるので、それで計画が狂ったり、逆にそれを利用したりできる)。これだけでも100%見栄えのためでしかない「エバーデール」より万倍ましだw 難易度もイージーモードなら(おそらくは)文字通り簡単で、今回プレイしたハードモードはなかなかの歯ごたえ。というか負けたしw 徐々に強くなる系の敵が何人かいるが、それを「まだ大丈夫だろ」と放っておいてアイテムカードの獲得ばかりやってたら、あっという間に手がつけられなくなった。格言通り、「まだ大丈夫はもう駄目」ってことだ。 意味があるとはいえ、やはりこの立体コンポーネントは邪魔なので、普通にボードにした版が欲しいねえ。中央部分の回転を表すのが少々難しいと思うが、持ちやすい分割式ボードとかを作れれば何とかなるんじゃないかな。積んでる人は是非一度プレイして欲しい。●フレイムクラフト 詳しくはこちら↓新!ボードゲーム家族:フレイムクラフト(Flamecraft) 続いて、かわいい系が好きなハマチが参加するまで残しておいた私持ち込みのこれ。 プレイヤーはドラゴンに仕事を斡旋するブローカーとなり、町にあるいろんなお店に働きドラゴンを割り当てて紹介料をもらったり、お店からみかじめ料をもらったりする。お店に魔法を掛けてさらにまきあげたり、伝説ドラゴンの要求を満たして点稼いだりもする。「新宿スワン」のスカウトみたいな仕事だと思うと分かりやすいが夢も希望もなくなるのでお勧めできないw 場の働きドラゴンか魔法が尽きたらゲーム終了。いっぱい稼いだ人の勝ち。 ちょっと前に、そのあまりの見映えの良さから話題になったゲーム。SNSなどでは重ゲーマーたちの歯にものが挟まったような感想が散見されるので、まあ見た目重視のカジュアルゲーなんだろうなと思ってたが、全然そんなことはなかった。充分考えどころはあるし、リプレイに耐える。 最終盤面。お店がいっぱい並んで賑やかに。最終得点は3人がそれぞれ1点差で並ぶ接戦となり、ぎりぎり私が勝った。感想戦で他プレイヤーから「最終手番でこうすればもっと点入ったのになんでやらなかったんだ」と総ツッコミを受けたけどな。あえて! あえて接戦を演出してみせたってわけですよ!(見逃してた) 今回が初プレイなので実際のところは分からないが、もしかすると、いくつか(最低2つ)の強力な新店舗が出た場合、それらを行ったり来たりするだけのゲームになるかもしれない。とはいえ、そうそううまい組み合わせにもならないだろうし、他プレイヤーがいるところに入るとコストがかかるというルールもあるわけだから、ゲームが崩壊するようなことにはならないんじゃないかな。プロモレベルでいいから、今後も定期的に追加要素を出してくれるとなおありがたいね。●アンロック! ミシックアドベンチャー:ハデスの手中に陥って 写真なし。 前回「エピックアドベンチャー」を終わらせたので、続けて「ミシックアドベンチャー」を。ゲーム内評価もまあまあ、ゲームに対するプレイヤーの評価もまあまあといったところ。この箱終わっちゃうともう次やるものがないわけだが……続き出ませんか! いつでもお任せください!●ザ・クルー 深海に眠る遺跡 写真なし。 まだちょっと時間あったので、そういうときはこれ。シナリオ24を5回くらいやって全敗w 我々のトリテ力(ちから)だと難易度高いお題を引くと基本的にどうしようもないので、簡単なのをいっぱい引くまでプレイするしかないなw
2023.07.08
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