細かいことが気になる僕は、「マタイ受難曲」(英 St Matthew Passion)のどこでこの讃美歌が使われているのかを確認したくなった。「マタイ受難曲」は通常2時間30分を超える長大な作品、2部構成、全部で68の曲またはセクションから成っている。幸いユーチューブで見つけた、イヴァン・フィッシャー(Iván Fischer)指揮、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(蘭Concertgebouworkest)演奏(2012年、リンクはここ)の説明欄には、68セクションすべての時間位置、演奏形式(chorus, chorale, aria, arioso, recitative)そして始まりの詩句が書かれてあった。勉強不足でよくわからないが、chorusは一般的な合唱でchoraleは讃美歌の為の独特の4声合唱形式ではないかと思う。よって、68曲のうちchorale形式のものだけを確認すればいいわけだ。(あとでわかったことだが、英語版ウィキペディアの「St Matthew Passion」の項には、全choraleの作曲者、題名、冒頭のドイツ語詩句、セクション番号などが表になっていた。これを使ってPaul Gerhardtの「O Haupt voll Blut und Wunden」だけを確認すればよかったのに。)
#15 00:33:47 Erkenne mich, mein Hüter #17 00:35:55 Ich will hier bei dich stehen #54 02:04:05 O Haupt voll Blut und Wunden #62 02:24:32 Wenn ich einmal