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ジャーーン、ワディラムに雪が降りました! といっても1月10日のことです。ワディラムに雪が降るのは2015年以来だということです。私のブログ上でもアップしておりました。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201501100001/ いやぁ、最近のヨルダン、かなり冷え込んでいるようです。雨も何日か降っているみたいですね。やはり1月、冬! です。アンマンでは、火曜日は雨が雪になるかも…と言われているようです。本日アップしている写真は、ワディラムの Khaled Camp から送られてきたものです。ベドウィンたちのはしゃぐ声が聞こえてきそうです。砂漠が360度雪で覆われる景色…きっと幻想的なんでしょうね~。私は残念ながら雪のワディラムは見たことがありません。ワディラムでこの景色を見ることができた方は、本当にラッキーだと思います。しかし寒そうやなぁ…。私はイスタンブールの雪を2年経験した後、もう寒い冬はこりごりや! と値を上げそうになっていました。イズミルに移動することが決まった時、冬がそれほど寒くないと聞いてかなり嬉しかったんです。確かにイズミルの冬は過ごしやすいです。とはいえ、本日あたりからグングンと冷え込んできております。春はまだか~?さてさて、我が家に居候している子猫のことをアップしなければ…。名前は Göztepe(ギョズテペ)といいます。これぞトルコ! という感じの名前です。実は Göztepe(ギョズテペ)とはイズミルにあるとあるメトロの駅の名前です(イスタンブールのアジア側にも同じ名前のメトロの駅があります)。このニャンコは、この駅の近くで見つかったので、その駅の名前を付けたという…。やんちゃな男の子です。引っ掻くんですよね…これが厄介。もう私の手は傷だらけ。子猫なのでコントロールが効かない・嬉しすぎて爪が出る…などなど理由はあるのですが、引っ掻く猫は嫌われます! なので引っ掻いたら、水スプレーをかける、遊ぶのをやめるなど、いろいろな策を取ってなるべくこの癖が治るようにしなければ…。やっぱり生き物を飼うって大変ですわ~。道路でたまに猫を戯れるくらいが一番良いのかもしれません。というわけで、早くも根を上げそうに(?)なっております。しかもこの Göztepe(ギョズテペ)、キャットフードは一度も与えられていません。彼のエサは全て手作り。今日私もせっせこと彼のエサを手作りいたしましたよ…。というのもですね、友達が持参した手作りのエサには玉ねぎが入っていたんです。猫に絶対食べさせてはいけないものとして、必ず玉ねぎが挙げられます。それなのに、それなのに、この友達は玉ねぎを入れている…。いや、彼女の好きなようにしたらいいのですが、私が預かっている間に中毒症状が出るなんてことになったら困りますので…、彼女が持参した手作りのエサは申し訳ないけど食べさせるわけにはいかないのです。いやぁ…責任重し! 頑張ります。ではでは皆さま、この寒さを元気に乗り切りましょう!ヨルダン・トルコなど中東の絶景ツアーに関心のある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comアフェリエイト始めました。次世代の旅のお供になりそうな新しい形のお財布 Rivollet。ご関心のある方は覗いてみてください。https://revollet.io?token=NOUcgl8sお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイトも当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201908240000/資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201910120000/ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2-3名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人男性がおりますが、違法操業者となります。さらに詳しくお知りになりたい方はお問い合わせくださいませ。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2020.01.20
年末年始にヨルダンツアーをご計画の方も多いかと思います。そこで今日は、ワディラムでのジープツアーのご注意点をいくつか。以前にもアップしているのですが、ワディラムと一言でいっても、実は2つのエリアに分けられます。1つは「ワディラム保護区内」ともう1つは保護区外の「ディースィー・エリア」。大半のラグジュアリー・キャンプ場はこのディースィーにあります。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201910080000/こうしたラグジュアリー・キャンプ場に泊まられる場合、そこでお申し込みになるジープツアーはおのずとディースィーを回るだけのものとなります。つまり、ワディラム保護区内に入らずにお帰りになるということになります。ディースィーについて詳しくは「ワディラム観光に隠されたトリック―タネ明かし」https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201106040000/もご参照くださいませ。で、問題となるのはこのジープツアー、ヨルダンに一生に一度だけ来られるツーリストの方にはディースィーを回っているのか保護区内に入っているのか、さっぱり見当がつかないということです。まぁ見当がつかないわけですから、別にそれはそれで良いと言われればそうです。でもでもでも! せっかくワディラムに来たのに、ワディラム出身のベドウィンとは触れ合わずに、そして保護区内にも入らずに、ラム出身者ではない商魂たくましい外部からのアラブのエサとなって帰ってしまうというのも惜しい話…。日本の代理店を通す場合、ほとんどがディースィーのジープツアーとなります。見分け方…? そうですね、例えば自分が参加したジープツアーには下の写真のようなローレンスの彫り物があったよ、と言われる方! ドンピシャです。ディースィーのツアーとなります。ヨルダンの旅行代理店で働いていたころ、日本の代理店から送られるお客様のツアーには必ず含まれていたこの憎き(笑)ローレンスの彫り物。嘘ものです。もともとは観光客をだますために作られたもの。ワディラムに行ってきました~という人のブログにもよく出てきます。ディースィーだけ行かはったんやな…とすぐ分かる。この偽物が現在ではヨルダン観光局公認の「見所」に含まれているのでさすがです。嘘モノも観光地にしてしまうのはさすが(…って何を驚いているのかという感じですが)。でも、以前のブログで書いた通り、2、3年前にディースィーエリアで営業する外部のアラブとワディラム保護区内の長老たちとの話し合いがあり、ディースィーエリアのアラブたちも保護区内の幾つかの見所にツーリストを連れていくことができるようにはなりました。ラム出身ではないベドウィンたちが入ることができるようになった保護区内の見所には、ウンム・フラース(石の橋)などがあります。ディースィーには石の橋が存在しません。ですからこの話し合いの背景としてはですね、ディースィーの存在がツーリストにも知られるようになって、以前のようにコロリと騙す事ができなくなったこと、そしてツーリスト側のデマンド(要求)が高くなったことなどが理由として挙げられると思います。そのため長老たちとの話し合いがもたれ、ラム保護区内側は金銭的な見返りと共に妥協をしたのではないかと思っております。ま、本当にいろいろややこしいのです。ヨルダンの部族社会というのは、一筋縄ではいかない複雑さがあります。ですから外部者にはよぅ理解できない部分もたくさん。しかしですね、せっかくワディラムに来られたのであれば、やっぱり保護区内の見所をきっちり回るジープツアーにご参加いただきたいと思います。当方ではジープツアーだけのお手配も承っております。ぜひぜひ保護区内に入って、ワディラムの本当の美しさをご堪能下さいませ。近々、保護区内のジープツアーについてまとめたいと思っております。ヨルダンに関心のある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comアフェリエイト始めました。次世代の旅のお供になりそうな新しい形のお財布 Rivollet。ご関心のある方は覗いてみてください。https://revollet.io?token=NOUcgl8sお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイトも当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2-3名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人は違法操業者となります。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2019.11.18
さて、ワディラム保護区内で現在起きている「架空キャンプ場」について2回続けてアップしました。ワディラムの「架空」のキャンプ場にご注意https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201909270000/ワディラムの「架空」のキャンプ場-メリットとデメリットhttps://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201909300000/今回は最近流行りの「ラグジュアリーキャンプ場」について。ラグジュアリーキャンプというのは、ベドウィン風の羊毛で作られた伝統的なテントではなく、ガラス製・またはプラスチック製のドーム型の宿泊施設を備えたキャンプ場のこと。下の写真のようなキャンプ場となります。赤土の砂漠に建つ宇宙基地のような何とも不思議な宿泊施設。まさに異次元空間で、こんな写真を見るとワクワクされる方もおられるかもしれません。値段は張るけど、冷暖房も整備されているし、砂漠の中の5星ホテル…奮発して泊まるぞ! と意気込む方もおられるでしょう。でもちょっと待った~! ずっと以前にも「ワディラム観光に隠されたトリック ー タネ明かし」https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201106040000/という記事を書きました。ワディラムは、保護区内と保護区の外に分けられます。保護区の外は Diseh Area(ディースィー)と呼ばれており、本当の保護区ではありません。ワディラムのベドウィンではないアラブが商売をしています。今流行りのラグジュアリーキャンプのほとんどは、保護区内には位置しません。Booking.com の地図上ではあたかも保護区内に位置しているかのようにピンを付けているキャンプ場もありますが、全く適当です。ですからこうしたキャンプ場に泊まられる場合、ワディラムには来ているものの、下手をすれば保護区内に全く入らずに帰っておられるお客様も多いのです。ディースィーにあるラグジュアリーキャンプの一例です。Beit Ali、Hasan Zawaideh Camp、Wadi Rum Bubble Luxotel、Wadi Rum UFO Luxotel、Jamal Rum Camp、Sun City Camp、Mazayen Rum Camp などなど。非難を覚悟ではっきり言いましょう。こんなキャンプ場に泊まっていても意味ありませんで。(注意)とはいえ私の個人的な意見ですので…(笑)。もう泊まられた方、これから泊まろうとしておられる方にケンカを売っているわけではありません。でもね、せっかくラムに来て世界遺産の保護区内に一切入らずに帰るって…、個人的には意味があるとは思えません。こうしたキャンプ場は、日本の代理店などとよく提携をしています。ですから日本の代理店を通されるとこうしたラグジュアリーキャンプに送り込まれるケースが多いです。ワディラムという名前ではありますが、保護区内ではありません。また、こうしたキャンプ場で申し込まれる一般的なジープツアーは保護区内にすら入らないもの。とはいえ2、3年前にディースィーエリアで営業するアラブとワディラム保護区内の長老たちとの話し合いがあり、ディースィーエリアのアラブたちも保護区内の幾つかの見所にツーリストを連れていくことができるようにはなりました。とはいえ、長時間のジープツアーの場合のみ。3時間ほどの一般的なジープツアーの場合は、ディースィーを回るだけのものです。ジープツアーについては、また別途でアップさせていただきます。そんなわけで、ラグジュアリーという名前だけに踊らされないでください。ほんまに保護区内に入ってはりますか? それこそが重要です。保護区内にあるラグジュアリーキャンプは2つだけ! Memories of Aicha Camp と Wadi Rum Night Luxury Camp です。これらのキャンプ場については、別途でアップさせていただきます。ディースィーエリアのラグジュアリーキャンプは今後も増えることでしょう。商魂たくましいアラブたちがどんどん進出してきています。反対にワディラム保護区内のベドウィンたちは売り込みがどうも苦手…。保護区内にきちんとキャンプ場を持っているベドウィンたちも、もっと売り込めばいいのに…ディースィーのアラブたちへの対抗策は持ち合わせていません。保護区内の将来を担うはずの若手も、架空のキャンプ場のページを作って細々と個人レベルで稼いでみたり…。しっかりしなあかんで! トリック使ってる場合じゃないねん。いやいや…なんだかね。なので私としては、ワディラムの現状をお伝えしていかなければと思っています。皆さま、繰り返しになりますが、正真正銘のワディラムは保護区内にあり。ですから真正(しんしょう)のものを見定める目を持っていただきたいと思います。がんばれ、保護区内のベドウィンたち!ヨルダンに関心のある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイトも当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人は違法操業者となります。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2019.10.08
先回の記事で ″ワディラムの「架空」のキャンプ場にご注意″ という記事を書きました。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201909270000/ 実際には存在しない架空のキャンプ場が増えています。主に Booking.com 上でのみ…。というわけで、Booking.com でワディラムのキャンプ場の予約を入れるときは要注意です。さて今日はその「架空」のキャンプ場に泊まるときのツーリスト側のメリット・デメリットについて。実際には存在しないキャンプ場に予約を入れた場合でも、どこかのキャンプ場には連れて行ってくれます。ただ名前が違うだけ…(笑)。なので路頭に迷うということはありません。しかもラグジュアリーキャンプは別として、ベドウィン風のキャンプ場は一見するとどこも似たような作りのテント。ですからツーリストとしては、どこのキャンプ場に連れていかれたとしても違いを見抜くことはまずできません。あ、ちなみに! Booking.com 上の架空キャンプ場ですが、写真もロケーションも全て適当ですので…。同じ写真があちこちの架空キャンプ場で使用されています。どこも同じような写真ですから、ツーリストの側としては選ぶ基準は写真なのではなく、口コミなのではないでしょうか。で、こうした架空キャンプ場はなぜか口コミで10.0とか9.8とかいう高評価を得ています。Booking.com 上で高評価を得ると、キャンプ場を持たなくても集客につながるので、若いベドウィンたちは頑張ってツーリストを付きっきりでもてなすようですね。ですからこうした架空キャンプ場の存在は、ある意味でツーリストにとっては良いのかも(笑)。サービスの向上という面では、架空キャンプ場の存在はメリットになります。ではデメリットは? 例えば旅行前のサーチの段階で「ここは泊まりたくないな」と思ったキャンプ場があるとします。そこで高評価の架空のキャンプ場に予約を入れます。でも最終的には「ここは泊まりたくないな」と思っていたキャンプ場に連れていかれているというケースもあるわけです。ですからツーリスト側としては旅行前に、あーでもない、こーでもないと一生懸命キャンプ場の品定め(?)をするわけですが、その努力むなしく、結局キャンプ場は選べないということになるわけです。ある場合、セクハラなどが起きていたキャンプ場に泊まっているということも生じるわけです。とはいえ架空キャンプ場の持ち主は、とにかくツーリストから高評価を得ることに必死ですから、キャンプ場でもVIP対応が得られるように取り計らってくれるはず。…なので、架空キャンプ場の存在は一概に「悪」とは言えないかもしれません。ただし情報の正確さという点では疑問が残ります。ですからこうした状況を知ったうえで、お客様の責任でお決めになることができると思います。架空キャンプ場が増える背景には、アラブのメンタリティが深く関わっています。アラブにとっての「成功者」は ″雇用される側″ ではなく ″雇用する側″。猫も杓子も社長になりたがります。架空キャンプ場はそんな若いベドウィンたちの欲望を簡単に満たしてくれるわけです。しかし、よぅ考え付くなぁ、こんなこと…。私には考えもつかないやり方ですわ。アラブが作り出す抜け道にはある意味脱帽です。ま、いろいろあってもワディラムが素敵な空間であることには変わりありません。皆様のワディラムでのご滞在が素敵なものとなりますように…。ワディラムについてはまだまだ引き続きアップしていきます。ヨルダンに関心のある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイトも当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人は違法操業者となります。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2019.09.30
さて、そもそも今回のワディラム徹底視察を決めたのは、ここ2年ほどワディラムにキャンプ場が爆発的に増えていること。ラグジュアリー・キャンプも新手の商法ですが、まぁそれは別の記事でアップするとして‥。細々(こまごま)としたキャンプ場が雨後のタケノコのように増えてるっぽい。あの狭い空間に一体何が生じてるの?と視察を決めました。その雨後のタケノコちゃんの様子を booking.com 上にて少しご紹介(↓)。こんな具合に林立してるんです。そして地図をズームアップすると、さらにもっともっとキャンプ場が続々と出てきます。ほんまかいな?実際に行って確かめることに。で、結論から言いますと…ワディラム保護区内にはそんな数のキャンプ場はありません! ではなぜ雨後のタケノコのごとくキャンプ場の情報が Booking.com 上に載せられているのか? 答えはこうです。ワディラム保護区内では1つのキャンプ場に複数の名前が付けられているのです。もちろんすべてではありません。さて、一番多いキャンプ場で、7つの名前を持つものがあります。私が今回「素人ツーリスト」に化けて潜入したキャンプ場には少なくとも3つの名前がありました。つまり…ワディラムのベドウィンたちの間で今はやっているのが、猫も杓子も Booking.com 上で自分の「キャンプ場」のページを持つこと。とても簡単らしいです。誰でもページを開ける。キャンプ場のロケーションは適当。だって誰も調べませんから。なので Booking.com の地図上ではキャンプ場が林立しているように見えます。でも実際にはその場所にない、あるいはそもそもキャンプ場そのものが存在しない。つまり「架空」のキャンプ場が爆発的に増えているのです。考えてみてください。アラブの中でもベドウィンたちは子だくさん。7名の子供がいるとして、7人ともキャンプ場を持ってオーナーになりたいのです。でも現実的には無理ですから、とりあえず Booking.com に架空のキャンプ場のページを作る。そしてツーリストをどこに連れていくかというと、自分の友達のキャンプ場や親族が経営するキャンプ場。今回私が潜入したキャンプ場では、宿泊客9名がそれぞれ別々に3つの名前のキャンプ場に予約を入れていましたが、最終的に同じキャンプ場に集結するというけったいなことが起きていました。そしてこれが現在のワディラム保護区内の真実。もちろんすべてのキャンプ場がそうではありません。気を付けていただきたいのは、新しいキャンプ場。そして安いキャンプ場。安いのには訳があります。宿泊代は10ドル前後のものも。これ、安くて当たり前です。だって自分のキャンプ場じゃないんですから。こうした実際のキャンプ場を持たない「架空キャンプ場」は、友達や親族のキャンプ場にツーリストを連れていき、借り賃を払います。それが10ドル。じゃあどうやってお金を儲けているかというと、ラム村からキャンプ場までの送り迎えに25JD(US$ 36)などを取ります。さらに食事を含まないケースもあり、その場合は夕食代として10JD(US$ 14)などを取ります。こうして自分の儲けになります。実際にはキャンプ場を持っていないけど、儲けがあるという訳。なので、若い未経験者のベドウィンたちがこぞってキャンプ場の「オーナー」という肩書で仕事をしています。でも彼ら所有のキャンプ場はない。では貸すキャンプ場側のメリットは? キャンプ場としては、宿泊客が1人だけだと割に合わないですよね。そんな時にツーリストを親族や友人のキャンプ場にまとめることで、その割に合わない状況を回避できる。そして自分のキャンプ場がはやっていなくても、ツーリストを連れてきてもらえると助かりますよね。つまるところ、fifty-fifty (五分五分) の関係なのでしょう。私は別にベドウィンたちの仕事を邪魔しようなんて思っていませんし、むしろワディラムを含めたヨルダンにもっともっと沢山の観光客が来てくれるように日々願っています。ですからこの記事も商売の邪魔をしようと思って書いているわけではありません。でもツーリスト側としては現状を知っておく必要がありますよね。今後、Booking.com のほうで何らかの対策が取られるのかどうかは分かりません。私としてはお客様に真実をお伝えする義務があると思っています。真実を知ったうえで決めるのはお客様。でも知らないままではいけないことだと思います。というわけで、このワディラムのキャンプ場に隠されたシークレットを暴く記事をいくつか書きたいと思います。今ご旅行のご準備をなさっている方やこれからお考えの方は是非ご参考にしてくださいね!ヨルダンに関心のある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイトも当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人は違法操業者となります。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2019.09.27
8月もあっという間に終盤に近付きました! こちらイズミルでは日中の暑さはまだ続きますが、朝晩は過ごしやすい日のほうが多いです。明け方になると肌寒くて、寝ぼけまなこで布団を引っ張り上げる日々であります。日本の暑さはいかがでしょう。さて、そんな日々ですが、夏休みにヨルダンにいらっしゃったお客様からフィードバックをいただきました。このお客様は専用車のご利用もお考えでしたが、最終的にはレンタカーをご利用になりました。私のほうでお手配をさせていただいたのはワディラムのキャンプ場でした。お泊りいただいたのは、Khaled's Camp です。昨今は、ラグジュアリー・キャンプなどという以前にはなかった形態の高額なキャンプ場も出てきているので、どのキャンプ場にしようか悩まれる方も多いかと思います。このお客様もやはりお悩みになったようでしたが、最終的にKhaled's Campに決定されました。キャンプ場を悩んでいるお客様のご参考になれば…と思います。----------------------------------------------------こんにちは。ヨルダンを満喫し、日本に無事帰国いたしました。いくつかの観光地を巡りましたが、家族みんなワディラムで過ごした1泊が心に残ったようです。「月の光で影ができるなんて、感動~!」と高校生。8月15日はほぼ満月。夜でも街の明かりに照らされている日本の高校生には、「月が明るい」ということが新鮮だったようです。青年ドライバーが砂漠で一緒に遊んでくれ、砂に絵を描いたり、砂を風に飛ばしたりしてました。さらにヨルダンのスナック菓子もプレゼントしていただき、小学生も大喜びでした。 実は、主人が財布をレンタカーに忘れてしまい、夕食時の飲み物代をキャンプ場で払えないトラブルがあったのですが・・・、オーナーさんが「ダイジョウブ(大丈夫)」と日本語で返してくださり、ホッとしました。翌日、送っていただいた駐車場で飲み物代をお支払いしました。本当に忘れられない素敵な一泊でした。ありがとうございました。また、ご縁がありましたら、よろしくお願いします。----------------------------------------------------後ほどお送りいただいたメールでは、以下のようにも書いておられます。----------------------------------------------------木村さんが書かれていたとおり、khaled's campとラグジュリーキャンプのどちらにするか私も迷いました。子供たちが不便なキャンプを嫌がるのではないかと最初考えたからです。実際一泊しましたが、子供たちは、ちょっと足りない生活を面白がり、非日常のベドウィンを堪能できました。日が沈むまでは(冷房がないので)室内は暑く、外の日陰にベンチを移動させて涼んでいたり。シャワーの水圧が低いので、今日は、顔と足裏だけを洗って、あとは、ボディ用シートで拭いて完了!とか。足りないことを知ることを、あえて体験させてあげたことに意味があったのかなと思っています。アンマンのヨルダン博物館で「ヨルダン人の水の使用量がとても少ない」ことを子供たちが知ったとき、キャンプでの実体験とつながり、やっぱり砂漠の水は貴重だよねと実感できたそうです。砂漠でホテル仕様キャンプに泊まり、テクノロジーを享受するのもありかと思いますが、ベドウィン・プチ体験も面白く、十分に価値のある一泊だと思いました。----------------------------------------------------貴重なフィードバックをありがとうございました! 実は昨今はLINEなどのアプリで手軽に連絡ができますので、フィードバックもラインで送ってくださる方がおられます。それはそれで嬉しいのですが、やはりメールでじっくりいただくと喜び倍増ですさて、お子様が「ちょっと足りない」という「非日常」を楽しく体験してくださったということで、とても嬉しく思います。旅行というのは普段の生活とは全く違う非日常を楽しむものなので、砂漠でもラグジュアリーな宿泊施設で…、とお感じになるお客様がいるのも分かります。でも、「足りない」というのも確かに別の意味で「非日常」!砂漠のキャンプといえば、砂漠で何世代も生きてきたベドウィンの生きた知恵を学ぶ場所。ドーム型のラグジュアリー感満載の宿泊場所も時代の流れに合っているといえば合っていますが、ホントは砂漠って文明品が何もないところなんですよ…それでも砂漠の美しさを見ると、砂漠って「何もない」ってわけではないんだと砂漠の奥深さを感じることができるんです。どのキャンプ場にお泊りになるかはもちろんお客様にお任せしておりますし、まぁラグジュアリーもいいですけれどね…。悩まれましたら、ぜひ選択のご参考になさってくださいね。そうそう、こうした"ラグジュアリー・キャンプ"と銘打ったキャンプ場が増えていることで選択の幅は広がりましたが、実は本当に大切なこと…つまりワディラム保護区内に本当に入っているのかということが脇に押しやられている気がします。以前に「ワディラム観光に隠されたトリック―タネ明かし」https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201106040000/という記事を書かせていただきましたが、いま改めて皆様にお伝えする必要を感じています。これに関しては、次回の記事で詳しくお伝えいたします!トルコに関心のある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイトも当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人は違法操業者となります。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2019.08.23
このゴールデンウィークにヨルダンに来てくださった方々からのフィードバックが届き始めています。いや、しかし確かにこの GW はお客様が例年よりぐっと少なかったです。それでも来てくださる方がおられるというのは、ヨルダンにとっては有難いことです。今回ワディラムのお手配をさせていただいたお客様からは、「本当に美しい場所で、もっともっと滞在していたかった」と書いていただきました。確かにワディラムの音のない世界は、まさに"非日常的"な世界ですね。以前にも書きましたが、アラビアのロレンスが自著「七つの知恵の柱」の中でこの砂漠を、「vast, echoing and Godlike」と表現しています。日本語では「広大に響き渡るは神の如く」と訳されるこの表現、ちょっと意味が分かりにくいのですが、ここに来られた方なら何となくイメージがつかめると思われるかもしれません。私の独自の解釈を以前のブログの記事でご紹介しました。「多分ロレンスは、聞こえるものといえば風の音と反響する自分の声しかないこの静まりかえった広大な砂漠を、"神々しいまでに気高い" と表現したかったのではないか」というのが私の解釈。本当にこんな雄大で静かな風景に身を置いていると、自分の悩みなんてちーーーっぽけなものに思えたりもします。このお客様は実はリピーターのお客さまで、去年もヨルダン旅行のお手配をさせていただきました。ただしワディラムのご訪問は今回が初めて。「前回も思いましたが、やはりとてもとても安全な国だとまたまた実感しました! 少なくとも私の周りの人には伝えたいと思います」とお書きいただきました。ありがとうございます。メディアによって形作られるヨルダンのイメージがあまりにも悪いのでなっかなか信じてもらえないかもしれませんが、このお客様が書いてくださったのが真実のヨルダンの姿です。しかもホヤホヤの真実!! なんせこのゴールデンウィークにヨルダンにお越しになったのですから、数日前です(笑)。さてさて、何だか私もワディラムのこの景色が懐かしくなってきました~。皆さまも一度ここに来られると、「また帰りたい」と思われるはず。そうやって何度もワディラムに帰ってこられる方も多いんです。これからヨルダンにお越しになる皆さま、今お考え中の皆さま、旅のご計画には是非このワディラムを。この非日常的な風景にぜひ身を置いて、「音のない」神々しい世界を体験していただければと思います。↓応援のポチッ、毎日1回ヨロシクお願いしま~す。↓ 下の「ブログ村」のアイコンをポチッと押してくださいネ。皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/2220000/
2015.05.08
ヨルダンの春といえば…砂塵 + 乾燥!! 砂塵で街が覆われてもやっとした暖かさです。数日前から風がかなり強くなっていて、この風が砂を運んでくる原因。本当はマスクが必要なんでしょうけれど…。ここではマスクをするというのは一般的ではありませんが、今後砂塵アレルギーの人が増えるにつれて、マスクの需要は高まると思います。それにしても、目を除いて全身をすっぽりと覆うアラブ女性の服装は、実は中東の気候に非常に適しているのではないかと思います。これで砂塵もよけられますし、髪の毛に砂が入り込んでキシキシすることもない。 こんな感じ。上の写真は、サウジなど湾岸の女性たちに多いファッションです。アンマンでは、このような服装をしたアラブ女性を見かけることはそれほどありません。全体の30%くらいでしょうか…。アンマン市では思い思いの服装をした女性たちも多く、服の色もかなりカラフルで、リベラルな雰囲気が漂っています。さてそんな砂塵が舞う乾燥した春の季節ではありますが、すでにサマータイムに入ったヨルダン。日が長くなり、活動しやすくなりました。ところで先日、ふとしたことから見つけたブログでワディラムについて書かれていました。年末年始にヨルダンに来られた方で、なんと私がワディラムの宿泊先をお手配したお客さまだったようです。とても楽しくブログを拝見いたしました。http://ameblo.jp/siena-azzurri/entry-11997293571.html 年末年始はお客様がとても多い季節なので、どのお客さまだったかな~とすぐには思い浮かばなかったのですが、通常私のお客様はフルツアー(全行程を通じてのツアー)をお申し込みになる方が多いので、ワディラムだけのツアーをお申込みいただいたお客様となると・・・何となく見当がつきました(笑)!こうして皆さまのヨルダン滞在記を読ませていただくと、とても興味深いです。私も一緒にハラハラ・ドキドキ楽しませていただけます。しかし、確かにワディラムのビジターセンターでの注意点をこのお客様にお書きしましたが、「ドラゴンクエストの中ボス退治にいくような気分」にさせていたとは(笑)。いや、確かにラムのビジターセンターではちょいと注意が必要ですが、皆さま、それほどご心配なさる必要はありませんヨ。 さてさて、まだヨルダンにいらしたことがない方や、これからヨルダン旅行をお考えの方は、非日常的なワディラムの風景をご旅行のご計画の中に入れていただければと思います。音のない世界に身を置いて、砂漠の美しさを心行くまでご堪能いただければと思います。人生が変わる経験になるかもしれませんよ。↓応援のポチッ、一日1回お願いします。↓ 下の「ブログ村」のアイコンをポチッと押してください。皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/2220000/イスラエルの政府公認日本語ガイドなら:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201503260000/
2015.03.29
じゃじゃーーーん。ワディラム砂漠にも雪が降りました~。ワディラムから届いたほやほやの写真たちです。↓ 砂漠の Olaf (オラフ)。Olaf に似てるか…な? いや、似ていませんね。 かなり冷え込んだようで、さすがのベドウィンたちも「寒い!」。でも雪の砂漠、きれいでしょうねぇぇぇ。写真では一面しか見えませんが、これが360度真っ白なのですから…神々しい風景なのではないかと思います。降った雪は地面に吸い込まれ、春には砂漠にもお花が咲くことでしょう。さて、この寒波に振り回された都会 (←一応ね) での生活。ワディラムではベドゥイン達が雪の中でもジープを自在に操っていることでしょう。都会では坂を登りきらない車続出、玉突き事故続出…。明日の朝は凍結が予想されますが、明後日からはようやく普通の生活に戻ることができる…(??) ことを期待しております。↓良ければ応援のポチッしてください。↓ 皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。本ホームページまたブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/
2015.01.10
写真家の鈴木 革さんがヨルダンでの撮影を終えられました! ワディラムでの一枚をお送りいただきましたので、ここで皆様にご紹介したいと思います。なお掲載に関しては鈴木様のご了承を得ています。またこの写真は無断転載禁止となっておりますので、よろしくお願いいたします。月明りのワディラムの写真だということです。紺色の空と空に散りばめられた星たちがとても幻想的ですね。「月の谷」とも称されるワディラム。この幻想的な風景を皆様にもぜひ見ていただきたいと思います。ヨルダン旅行の際は、ワディラムもぜひツアーの行程に入れてくださいね!ところで昨今はカメラの性能も上がり、誰でもプロ並みの写真を取ることができるようになったといわれますが、それでもやはりプロのカメラマンの方が撮られる写真は全く違いますね~。私も一眼レフを持ってはいるのですが…宝の持ち腐れとはこのことだ、と痛感しております。今回、マニュアル本を買いましたので、少しでも腕を磨くべく修行すべし…皆様もこの一枚! というお写真がありましたら、ぜひお送りくださいね。お待ちしています ☺↓良ければ応援のポチッしてください。↓ 皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。本ホームページまたブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。
2014.11.09
先日ブログでご紹介させていただいたテレビ番組「ホムカミ」、ご覧になった方も多いかと思います。ブログのアクセス数がなぜかとても多かったので、テレビの番組の後にブログを覗いてくださった方もいらしたのでしょうか…。さて、私はアテンドのようなもので前日にたまたまワディラム入りしておりましたので、取引先の Khaled Camp が番組に出ることを Khaled から知らされていました。どんな風に放映されるのか知りたい! といっていましたので、動画が見れるサイトを教えておきましたが…内容そのものは全部日本語だったので訳が分からなかったかもしれませんね。私のワディラム入りは、1年ぶり! 燃えるような夕日と…↓神々しいまでに美しい朝焼け…↓やっぱりワディラムは最高! 私にとってはヨルダンに恋をした想い出深い場所でもありますので、この場所はいつになってもスペシャルです。↑ キャンプ場のオーナーである Khaled (左) とスタッフの Ali (右)と。このキャンプ場とのお付き合いも長くなりました。6年近くになるでしょうか…。このキャンプ場との出会いについては以前のブログでご紹介しております。http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201310230000/http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201007090000/そして今回のサプライズは、亡くなったアタイグの息子バッシャールとの再会! アタイグが亡くなったのは5年前、バッシャールが5歳のころでした。今10歳になっていて、夏休みの間はおじさんの Khaled に「お金を稼ぐことの大変さ」の実地教育をされるべくキャンプ場に時々泊まっているのでした。バッシャールは、亡くなったお父さんの生き写しみたいな感じ。とてもよく似ています。5歳のころは照れ屋で、お父さんの大きな背中の後ろに隠れて出てくることができませんでした。今でも照れ屋さんですが、やがてお父さんとおじさんのキャンプを受け継ぐことになっている彼、今から少しずついろんなことを学び始めています。こんなあどけない少年も数年後にはグッと大人になっているのでしょうか。ベドウィンの男の子たちはあっという間に大人になってしまいます。タバコを吸うことは覚えないでほしいですが…。さて、これからヨルダンにいらっしゃる皆様も、ワディラムの雄大で荘厳な風景にぜひ浸っていただければと思っております。↓いつもありがたう。応援のポチッ↓ 皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/ワディラムのキャンプ場なら Khaled Camp へ。http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201310230000/当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2014.06.19
以前のブログで、当方のワディラムの取引先”Khaled Camp”をご紹介いたしました。http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201310230000/ Khaled Camp は現在ではかなり名の知られたキャンプ場となり、Khaled 一族の家族史を見守って来た私にはひとしおの思いがあります。この Khaled’s Camp ですが、当方ではキャンプ場だけのお手配も承っております。個人旅行で自由に動きたいので、旅行会社の専用車は必要ないけれど、このキャンプ場には泊まってみたい! と思われるような場合、ご遠慮なくお問い合わせくださいませ。Khaled's Camp へのご宿泊をどの旅行会社よりもリーズナブルなお値段でお手配できます。ただし、ご注意点があります。特にタクシーでワディラムまで移動される皆様、是非お読みくださいませ。まず、Khaled との待ち合わせは、ビジターセンターではなくラム村となります。ラム村とは、ビジターセンターからにさらに奥深くに入って行った場所にあります。つまり、ビジターセンターから徒歩でラム村には移動していただけません。タクシーをご利用の場合、ビジターセンターではいったんタクシーを降りて、入場料を払っていただく必要があります。その後、またタクシーに乗ってラム村までご移動いただく必要があります。この時に最初から「ラム村まで」とドライバーに伝えておられないと、ビジターセンターでお客様を降ろして、さっさと帰ってしまうタクシードライバーもいます。また事前に料金を支払ってしまっていると、やはりビジターセンターでお客様を降ろしてさっさと帰ってしまうタクシードライバーもおります。それで、タクシードライバーにはラム村に着いてから料金を支払うようにしてください。前払いは禁物!! 絶対に後払いしてくださいね。さてワディラムのビジタ―センターでは、タクシーの運転手の挙動にも気を配る必要がありますが、ご注意いただきたいのはそれだけではありません。ビジターセンターにはベドウィンたちがお客を待ち構えてたむろしています。タクシーを降りたお客様は格好のカモになります。「ジープツアーを申し込め」「俺が連れて行ってやる」だの、色々わいのわいのといってきます。お客の取り合いですね、要は。が、Khaled Campにすでにご予約を入れておられる皆様は、そんな声に耳を貸さないようにしてください。以前にワディラムは2つのエリアに分けられるという話をいたしました。ビジターセンターはこの2つのエリアをまたぐ形で立っています。http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201106040000/ビジターセンターでジープツアーを申し込む場合、このディースィーと呼ばれるエリアのベドウィンがツアーを担当する場合が多くあります。そうなりますと、ツアーはディースィー・エリアに限られ、実際のワディラム保護区内に入ることがないままツアー終了となります。Khaled Camp はディースィーではなく、正真正銘の保護区内にあるキャンプ場です。ですから、このビジターセンターでたむろっているベドウィンたちにつかまってしまうと、厄介なことになります。わいのわいのとビジターセンターで人が集まってきたら、はっきりと「Khaled Sabbah(ハーリド・サッバーハ)に予約を入れている」とお伝えくださいませ。そうでないと、離してくれません。ヨルダンは部族社会。ディースィーに住む部族とラム村に住む部族とは異なりまして、部族間の交流もありません。それで、お客様の取り合いのようなことが起きてしまいます。この部族社会が何とも複雑なんですよね…ヨルダンでは。ご旅行にいらっしゃる皆様には誰がどの部族で…なんてことはお感じにならないと思いますが(みんな「アラブ」やろ、って感じですよね~私たちからしたら。。。)、ぺトラでも部族同士の衝突が起きたりしています。ここワディラムでも最近少し目立つようになりました。そんな訳で、ワディラムで部族間のなんちゃらに巻き込まれないために、上記のようにご予約を入れておられるキャンプ場をハッキリと伝えるようになさってください。ちなみになぜ「Khaled Sabbah(ハーリド・サッバーハ)」とフルネームが必要かといいますと、アラブ社会では同じ名前の人物が非常に多い。Khaled という名前のアラブも五万とおります。そのために、いわゆる苗字に当たる部分を伝えることが必要になります。Khaled に予約を入れている、と単に伝えると、どっかから全然関係のない「Khaled」が現れて、「オレがKhaledだ」と名乗られ、ディースィーなどに連れて行かれかねません。というわけで、ちょいと複雑なワディラム事情。是非この記事をよくお読みになり、対応していただければと思います。旅行会社の専用車の場合、旅行会社のドライバーが対応してくれますので、特に問題はありません。ワディラムにせっかく来られるなら、ぜひ「本物」のラムをご体験下さいませ! ↓押していただいてありがとうございます。応援のポチッ↓ 皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/ワディラムのキャンプ場なら Khaled Camp へ。http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201310230000/当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2013.11.14
本日は、ワディラムの当方の取引先”Khaled's Camp”をご紹介いたします。このブログを以前から応援してくださっている皆様は、私がツアーコンサルタントとして仕事を始めた時以来、Khaled's Camp が私の取引先となっていることに気付かれると思います。右も左も分からないままヨルダンに飛び込んで、学生として忙しい生活を送っていた私が初めてワディラムを訪れたのは6年半ほど前のことでしょうか。同じクラスメートのポーランド人の友達に勧められたのがこのキャンプ。ワディラムに行くんだったら、このキャンプ場に泊まったらいいよ、と手渡されたのは2つのキャンプ場の番号。なぜか私は 2 つの番号のうち Khaled's Camp に行くことを決め、それが私とこのキャンプ場との出会いでした。もう出会うことはないけれど、今でもこのポーランド人の友達には感謝しています。当時キャンプ場を経営していたのは、スレイマンとお兄さんのアタイグ。一番初めに出会ったのはスレイマンで、まだアラブのなんたるやも分からなかった私は彼の辛口のジョークにちょっと押され気味だったことを思い出します。その後私がツアーの仕事を始めてからは、アタイグが私の取引窓口となりました。あの頃はみんな20代だったね~。懐かしい。アタイグはとてもお茶目な優しい人で、辛口スレイマンとは一味違う (笑。いや、スレイマンもとってもイイ人です!!)。アラブにありがちな野心とは無縁の見るからに実直な人で、多分商売上手ではなかったと思います。まだヨルダン初心者だった私には、とても安心できるビジネス・パートナーでした。そんな信頼しきっていたアタイグが突然亡くなったという訃報を受け取ったのは今から3年半前。http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201007090000/その後アタイグの後を継いだのが弟である Khaled です。その時は独身だった Khaled にも今では子供がいて、痩せっぽっちだった青年はすっかり貫禄のある「おじさん」? になりました。この Khaled が現在も私の取引相手です。このキャンプ場、初めて6年半前に訪れた時とはすっかり変わり、砂漠の中の快適なキャンプ場に大変身しました。とはいえ、もちろん砂漠ですから、ホテルのような快適さは期待されませんように。このキャンプ場は「エコ・キャンプ場」。レジャー事業者に与えられる国際的なエコラベルである「グリーンキー(The Green Key®)」を取得しています。事業者が「グリーンキー」を取得するには、一連のクライテリアに基づいて設定された環境要求事項をクリアする必要があります。見事にクリアして取得したエコラベル。多分ワディラムではこのキャンプ場だけではないでしょうか。このように、私は自分のヨルダン生活とほぼ時を同じくして Khaled 一族の家族史も遠くからではありながら垣間見てきまして、亡くなったアタイグを含め、彼らには愛着を感じています。今後もこのキャンプ場がみんなに愛されるキャンプ場であり続けるよう願ってやみません。皆さまもワディラムの砂漠では、この Khaled's Camp にぜひご宿泊くださいね!Khaled's Camp の利点は何と言っても立地条件の良さ。サンセットサイトのすぐ際にありますので、砂漠に落ちて行く美しい夕焼けを堪能できます。当方を通していただきますと、全て日本語でのお手配が可能ですのでお気軽にお申込みいただけますヨ! ご関心のある方は、Khaled's Camp の Facebook ページを是非ご覧になって「いいね!」してくだされば嬉しいです :) https://www.facebook.com/WADIRUMCAMPING?fref=ts 10月30日から11月4日までの秋旅行の同行者、募集中です! http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201310030000/ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/↑ブログを読んでいただきましたら、ぜひ応援のポチッを1日1回お願いいたします。↑皆さまの応援がランクに反映されるしくみになっています。
2013.10.23
今日は、お客様にお送りいただいたナイス・ショットを掲載いたします! 「ワディラムではジャンプしたい気持ちになっちゃうらしいです」というお客様からのコメントつきです。お客様のご了承を得て掲載しております。うーーん、臨場感のある写真ですね! 私はとても気に入りました :) 送っていただき、ありがとうございます。さて本日のヨルダン、一時の肌寒さは影を潜め、夏の様相が続いております。カラッとして気持ちが良い。雲ひとつない青空がまだまだ健在です。9月に発売されたヨルダン編の地球の歩き方ですが、評判いいですね! これまでにいらして下さったお客様からは、「もっと早くに出版されてたら良かったのに…」というお声が圧倒的に多いです。今からご旅行にいらっしゃるお客様は、ホクホクでしょうね、きっと。私も、ヨルダンの知られざる顔を今後も探しつつ、新しい情報をアップしていけたらと思っております。皆さまもヨルダン旅行でお気に入りの写真があれば、ぜひお送りくださいませ! とびきりの1枚(いえ、1枚といわず何枚でも) をシェアしていただければ嬉しいです。ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/↑ブログを読んでいただきましたら、ぜひ応援のポチッをお願いいたします。↑皆さまの応援がランクに反映されるしくみになっています。
2013.09.29
GW 真っ最中の日本! 皆さま、休暇を楽しんでおられますか~? ヨルダンにもたくさんのお客様が続々と到着されています。ヨルダン、冬並みの寒さから一転して暑い !! しかも昨日と今日は砂塵がかなり舞っていまして、アンマン市が乳濁色になっています。砂塵で覆われているため蒸し暑く、いつものカラッとした暑さではありません。砂塵よ、はよどっか行っとくれ~。さて、今日は在ヨルダン日本大使館から届いたお知らせを皆さまにもお伝えいたします。4月27日にワディラムで起きたセクハラ被害についてです。まとめますと、被害者は日本人女性。ワディラムのベドウィン・キャンプ (Wadi Rum Full Moon Camp & Tours) において、キャンプの男性オーナーから薦められ、マッサージを受けていたところ着衣の中に手を入れられたとのことです。まぁ、この女性の方にもスキが十分あったものと思われます。まずなんでワディラムのキャンプ場で男性にマッサージをさせますか? トルコ風呂でもあるまいし… 。アラブ諸国では男性に絶対肌を触らせないでください!!! しかし、いずれにしてもこの汚いアラブ人オーナーには是非ご注意くださいませ。Wadi Rum Full Moon Camp & Tours のホームページは以下の通りです。http://www.wadirumfullmoon.com/index.html こんなキャンプ場には決してお泊りになりませんように。この女性の方が日本大使館にレポートしてくださってよかったです。セクハラの被害は大抵報告されずに泣き寝入りになることがほとんどです。泣き寝入りになるので、また別の人が同じ被害に遭います。実はヨルダンでは、セクハラに対する刑罰は非常に厳しいのです。ヨルダン人はそのことを知っています。ですから外国人女性なら泣き寝入りだろうと思って、セクハラの対象になることがあります。甘くみられているのです。中東でのセクハラに遭わないためには、第1にスキを見せない。相手は人を見て行動します。こちらの対応次第で、相手を大胆にさせるか、スゴスゴと引き下がらせることができるかが決まるといっても過言ではありません。ヨルダンでのセクハラ対策については、追って詳しくアップさせていただきます。でも日本女性の皆さま、砂漠のド真ん中でお肌を見せるような怪しげなススメには決して乗せられませんように!!! ワディラムのキャンプ場もよく選択なさるようにしてください。ちなみに、このいやらしいキャンプ場のオーナーとスタッフが自分たちの写真をホームページに載せています。http://www.wadirumfullmoon.com/team/team.html すっごく個人的な意見ですが、この写真を見て「うっわー、むっちゃ信頼できなさそう!!!」というのが私の第1印象。アラブって単純で感情的なので、顔つきにその人の人生と人格が丸出しになるんです。もちろんいつも第6感に頼っている訳ではありませんし、先入観で人を見たくありませんが、その人のフトした表情で、その人の内面がかなり明らかになることは否定できない。目や表情でかなりのことが読み取れるものだと思います。さて、セクハラ対策についてはいつかアップしなきゃなーと思っていましたので、この機会にセクハラ撃退法について、次回のブログで詳しくご説明させていただきますね。当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/当ブログおよび picturesque-jordan (http://picturesque-jordan.com/) のホームページに掲載している全ての情報や写真の著作権は、本ブログおよび当該のホームページの管理者にあります。著作権者の許諾を得ずに、著作物を利用すると著作権侵害となります。違法転載を目にされた方はご報告くださいませ。
2013.05.01
ワディラムでのアクティビティと言えば、ジープツアー。基本的なジープツアーは2時間半から3時間コースで、ワディラム保護区内に点在する幾つかの見所を回ります。基本コースについては、以前のブログをご参考にしてくださいね。http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201005290000/ワディラムのジープツアーに関しては、「酔うのが心配なんですが…」と心配なさるお客さまもたまにおられます。が、ワディラムでのジープツアーで酔う心配はありませんので、ご安心くださいませ。ジープツアーといっても、ドバイなどでやっている爆走するタイプものではありません。ワディラムは保護区です。ここのベドウィン達にとって砂漠は彼らの生まれた場所であり、彼らの生活の場所でもあります。砂漠をこよなく愛する彼らは、砂漠を単なるレジャーのためにだけに突っ走るような無謀なことは致しません。ワディラムの砂漠は、古(いにしえ)の時代からこの地を通り抜けた人々の息遣いを感じることができる歴史的な遺産。幾つかの見所で止まりながら、大自然の中をゆっくりと走ります。さて、この他にワディラムで楽しんでいただけるアクティビティの筆頭に挙げられるのは「ラクダ乗り」でしょう。ラクダ乗りはぺトラでもできますが、やはりワディラムの自然の中をポッコリポッコリ進むのが情緒豊か。ワディラムの砂漠は本当に静かで、風の音しか聞こえない。アラビアのロレンスが自著「七つの知恵の柱」の中でこの砂漠を、「vast, echoing and Godlike」と表現しています。日本語では「広大に響き渡るは神の如く」と訳されますが、ちょっと意味が伝わりにくいですね。多分ロレンスは、聞こえるものといえば風の音と反響する自分の声しかないこの静まりかえった広大な砂漠を、「神々しいまでに気高い」と表現したかったのでは、と思います。しかしこのラクダ乗り、慣れないうちは情緒に浸っている暇はありません。ラクダの背中は幅が非常に広いため、またいで乗ると足がつりそうですし、多分降りた後に普通に歩けなくなりそう…。というわけで、ラクダの背中でしばしバランス取りに奮闘する必要があります。アラビアのロレンスなどの映画を見るに、ラクダはまたぐのではなく片足を前方でもう一方の足にクロスさせるような乗り方がよさそうです。さて、慣れたころにふと見下ろすラクダのまつ毛の何と長いこと!!! 長――くてクリンクリンとカールしたまつ毛が黒目がちな目を飾ります。え、この目の感じって…、日本人女性がこよなく愛する理想の目では(笑)? この優しげな顔とは裏腹に、ラクダは結構復讐心が強い(?)のだそう。自分にひどいことをした人間のことは絶対に忘れず、機会が訪れたら復讐するのだそうです。例えば、自分を打ちたたいた人間の寝込みを襲い、踏みつけるのだそうです。それで、ラクダにひどいことをしてしまったら、その持ち主はこのラクダを手放すのだそう。ほほ~う。何とも興味深い生き物ですな、ラクダとは。「月の谷」とも称されるワディラム。この独特の空間をラクダでポッコリポッコリお散歩されるのはいかがでしょうか。ヨルダンツアーのことなら:http://picturesque-jordan.com/ にほんブログ村←読み終えたら応援のクリックしてくださいね。
2012.11.05
ワディラム観光に隠されたトリックとは? 今明かされる真実!! ジャジャーーン 実はワディラムは2つのエリアに分けられます。一つは Diseh (ディースィ―) と呼ばれるエリア、もう一つは正真正銘のワディラム保護区。 下の地図を見ていただくと分かりやすかと思います。ビジターセンターから黄色い線で区切りましたが、線の上が Diseh Area、線から下がワディラム保護区。地図で見ると Diseh Area は一応ワディラムの中に入っています。が、ここは本当の保護区とはみなされておらず、ワディラムのベドウィンではない人々が商売をしています。これはよく知られた事実で、海外のガイドブックなどではきちんと説明されていたりします。ご参考までに以下の説明もどうぞ。″Diseh, a place just outside the Wadi Rum protected area where many non-Bedouins set up money-making ‘camps' to entice the tourists. Many of these tourists go to Wadi Rum without even entering the actual area.″訳:Diseh はワディラム保護区のすぐ外に位置し、ベドウィンではない人々がお金儲けのための”キャンプ場”を設営して観光客を呼び込みます。観光客の多くはワディラムに足を運ぶものの、実際の(あるいは本物の)ワディラム保護区に入ることさえありません。さて、前述のようにこの Diseh エリアでは、ラム出身ではない人々が商売をしています。ラム出身の正真正銘のベドウィンは、この Diseh エリアでは働いていません(といいますか、働けません)。また、この Diseh エリアをワディラムとはみなしていません。反対にラム出身ではない人々は、ワディラム保護区では商売ができません。ジープツアーもキャンプ場の経営もできません。いわゆる縄張りというやつですね。ですから、本物ベドウィンと偽物ベドウィンの間では、お客様の獲得をめぐっていざこざも生じます。特に偽物ベドウィンはお金儲けに関心があるので、よく観光客にうそを言います。ぺトラの安宿などでワディラムへの1日ツアーなどが安価で提供されています。宿泊客を募ってワディラムに行き、テント泊もできるし、ジープツアーもできる。でもこうしたぺトラからのツアーは Diseh エリアだけに限られます。ぺトラのベドウィンはワディラム保護区内には入れないからです。が、こうしたことは観光客には分かりません。安けりゃ魅力的ですし、バックパッカーの方の中にはついつい乗ってしまう方も多いでしょう。が、実際には Diseh エリアだけを回っただけで、本当の保護区には入っておられないのです。ビジターセンターで申し込むツアーも気をつけないと Diseh エリアだけのツアーになります。残念ながら、かなり適当なツアーのケースも多いのです。日本の旅行会社の場合も同じ。日本の旅行会社は現地(ヨルダン)の代理店にツアーを丸投げしています。現地の代理店の中で、ワディラムのベドウィンたちと直接に取引をしているケースはまれです。かくして、日本の旅行会社から送り込まれた観光客の方たちもほとんどが Diseh エリアのツアーだけで終わります。また、Diseh エリアにはまことしやかにロレンスの顔などが岩に彫りこまれています。もちろんこれは、偽物。観光客をその気にさせるためのものです。ここで写真などを撮っても意味がありません。が、ブログなどを拝見しますと、こうした Diseh エリアだけを回ったツアーも多いのです。本当の保護区内に入り、本物のベドウィンに案内してほしいと思われる方は絶対に事前の予約が必要です。この場合は、ビジターセンターではなく Rum Village (ラム村) で担当のベドウィンと会うことになります。本物のベドウィンは誇りを持って仕事をしていますし、砂漠を知り尽くしている。ラムは彼らの人生のすべてだからです。ここで生まれ、ここで生きていくからです。もちろん、Diseh エリアもワディラムのうちです。ですから、手っとり早く一応の砂漠を体験したい方には十分でしょう。でもワディラムに来られたら、やはり保護区の奥深くに入っていただきたいもの。そして本物のベドウィンの貫禄とホスピタリティを味わっていただきたいと思います。ヨルダンツアーのことなら:http://picturesque-jordan.com/ にほんブログ村←応援して下さる方はクリックしてくださいね。
2011.06.04
今年の夏、海外旅行はどこに行こう? と計画中の方も多いことでしょう。地震による「自粛モード」はもちろんまだ存在するかと思いますが…。また中東のゴタゴタも加わって、この時期に中東旅行を計画する人は「変わり者」扱いされるかもしれません。では中東に住んでいる私たちは一体何者扱いされるのでしょう(笑)。泥沼化しているイエメンやリビアを除くと、中東のほとんどの国々では全く普段通り生活できているのですがねぇ。さて今日は、ワディラム観光に隠されたトリックをご紹介します。大抵どのツアーにも組み込まれているのが、このワディラム。映画「アラビアのロレンス」の舞台ともなった美しい″月の谷″(別名)です。「ワディラムに行ってきた」と意気揚々と帰国される方も多いかと思います。が、チョイ待った~!! みなさん、″本物″のワディラム保護区にホンマに行かはりましたか?? もうヨルダン旅行を終えられた方は仕方がありませんが、これから考えておられる方のために、少しトリックをお伝えしたいと思います。中東旅行は決して安いものではありません。また未知の世界に足を踏み入れるような一世一代の決心で来られる方も多いことでしょう。そんな風にせっかく来られるのに、トリックに欺かれるようではもったいない! こうしたトリックについては、日本の旅行会社の担当者はまず知らないでしょう。あるいは知っていてもお客様に説明する必要を感じないかもしれません。自信を持って「ワディラムも含まれていますからね」と押しているかもしれません。が、チョイ待った~!! お客様をどこに送っていますか? 日本の旅行会社にケンカを売るようで申し訳ありませんが、本当のことなのでご了承くださいませ。次回以降でタネ明かしをさせていただきます。 中東散歩・中東情緒。http://picturesque-jordan.com/
2011.06.02
ムジブでわいわいと楽しい時を過ごして、さあ帰りましょう、という時に携帯が鳴りました。見慣れない番号なので無視しようとも思ったのですが…仕事用の携帯にかかってきましたので、これは仕事関係だと思い直しました。電話を取ると、ワディラムのスレイマンからの電話でした。私が取引をしているキャンプ場です。いつもは彼のお兄さんの Atieg (アタイグ) がかけてくるので、あれ? なんでアタイグじゃないのかな? と一瞬思ったその変な予感が的中してしまいました。スレイマンの声は非常に遠くて聞き取りにくいものの、いつもとは違うとてもシリアスな様子。「昨日ナオコからアタイグに送ったメールを見た」と切り出します。そうです、お客様の予約のメールを入れていました。「アタイグについて本当のことを言わないといけない。アタイグとナオコはとても良い友達だったから、隠しておけないと思った」などと言い始めるので、へ? へ? よく分からないけど、絶対に何か重要なことみたい…と思ったのもつかの間、「アタイグが○○してしまった」。アラビア語で話すうえに、この「○○」の部分が今まで聞いたことがないアラビア語の単語なので、何度聞きなおしても分かりません。でもすごく嫌な予感がしました。「何言っているのか分からない」と何度聞きなおしたことでしょう。どうもアタイグに大変なことが起こったようです。私がこの単語を知らないことが分かったのか、スレイマンは英語でひとこと、「アタイグが死んだ」と言いました。本当にびっくりしました。というか信じられませんでした。アタイグは32歳で、死というイメージからは程遠い働き盛り。しかも私はつい先日、お客様のアテンドの時にアタイグに会ったばかり。冗談を言ったり笑ったりしていたではありませんか。スレイマンによると、アタイグは突然に亡くなったとのこと。家で家族と過ごしていた時に、本当に突然に呆気なく息を引き取り、お医者さんに連れていく時間すらなかったのだそうです。たぶん心臓発作だったのでしょう。190センチ近くある長身の彼は、いつもベドウィンの衣装に身を包み、こんがりと日焼けして、その背に似つかわしくない童顔をしていました。彼は6人兄弟ですが、その中でも特に人の良さがにじみ出ていました。3人の小さな子どもたちのお父さんでもありました。私が特に信頼するビジネス・パートナーだったのです。アタイグが後に残した子供の一人。この写真は1年前に撮ったもの。とてもシャイな子で、お父さんの大きな背中にすっぽりと隠れていました。カメラを向けると、お父さんに押し出されて、こんな顔。今頃どんな気持ちでいることでしょう。その知らせから3日ほどはかなりショックでした。つい先ほどまで息をしていた人が突然いなくなるというのは、本当に不自然で不合理なことです。後に残された家族たちの気持ちを思うと、胸が痛みます。つい最近まで「ヤー、ムディーラ!!」(ねえねえ、社長さん!!)と電話をかけてきていた声がもう聞けないというのも何とも寂しいものです。 アタイグの亡き後は、弟のハーリドが代わりとなって、兄のスレイマンと引き続きキャンプ場を経営していくとのこと。「自分たちにはこれしかないから」と言います。アタイグのメールアドレスも、銀行口座も、携帯電話番号もそのまま使ってほしいということで、もうアタイグはいないのですが、その相手にメールを送るのはとても変な感じ。そして、ハーリドはアタイグの名前で返事を書いてくるのです。スレイマンは「ぜんぶ神様が決めているからね。すべてあらかじめ書かれているんだ」と、そればかり言っていました。悲しみを乗り越えるためなのでしょうが、それだと悲しみが募るばかりだと思います。「あらかじめ書かれているんじゃないよ、でもアタイグは神様の記憶の中に残っているから、もう一度会えるよ」と一生懸命伝えようとしたのですが…心臓発作で亡くなる人はヨルダンでとても多いのです。食べ物の影響がとても大きいと思います。野菜を食べずにお肉ばかり。タバコは四六時中ぷかぷか、そして砂糖がどっさり入った甘い甘いシャイ(紅茶)をひっきりなしに飲みます。これではね…。それでも80歳まで長生きしている人も多いので、アタイグのようなケースはやはりあってはならないことです。アタイグの子供たちがおじ様たちの行き届いた世話を受けて、良い若者に育ってくれるよう願ってやみません。 秋休みはヨルダン・シリアへ。http://picturesque-jordan.jp/tourinformation.aspx 応援してくださる方はクリックしてくださいね。
2010.07.09
先回に引き続き、ワディラム編でお送りいたします。ワディラムのジープツアーには、色々な種類があります。ごく基本的なものは2時間から2時間半のツアー。ヨルダンの現地旅行会社に勤務していた時に、日本の某旅行会社からのお客様のアテンドでワディラムのツアーに参加したことがあります。自分がこれまでに参加したツアーと全然違ったので、がっかりしました。同時に、「お客様はこんなツアーに高いお金を払っているのか」とびっくり。その時に、ワディラムのジープツアーといっても、いろんな種類があるのだと分かりました。お客さまにとっては1回きりのツアーで他と比べようもないかもしれませんから、それで良いと言えば良いのでしょうが、あまりにも適当なツアーには悲しくなりました。その時のジープツアーでは、いわゆる見所と呼ばれる個所(かしょ)は1つか2つ。その後は、ネックレスなどを売っているしょぼいテントに連れて行かれました。ガイドのコミッションのためでしょう。そこで今日は、「良心的なジープツアーとは??」編です。ワディラムには見所がたくさんありますが、まず絶対にツアーに含まれているべきもの。1. サンド・デューン(赤い砂山) サラサラの砂が本当にきれい。低い丘のようになっていて、てっぺんまで登れます。ただ、砂に足がとられるので、かなりの運動量。靴を脱いだ方が歩きやすいです。でもお昼間は砂が太陽であつく熱されていて、素足になると熱くて歩けないほど!! → 2.ローレンスの家。「アラビアのロレンス」の撮影に使われた場所です。↓ こんな砂漠トカゲを見つけられるかも??3. ロレンスの泉↓ この写真は実際のローレンスの泉ではなく、ローレンスの泉から流れている水を水路に溜めたもの。ローレンスの泉 (水源) はこの水路の近くにある岩山にあります。今でも水が湧き出ています。岩山に上っていただくこともできますが、けっこうヘトヘトになりますので、登っていただかなくて良いかと…💦4.ナバテアン・インスクリプション↓ 古代ナバテア人が岩に残した碑文(?)。キャラバンなどが描かれていて、当時ここが隊商達の通り道だったことが分かります。5.ストーン・ブリッジ↓ ↑ウンム・フルース↑ワダックこうした石の橋は、ワディラムに3つあります。良心的なジープツアーには石の橋のうち1つは含まれているべき!! ちなみにこうしたストーン・ブリッジには登ることができます。ウンム・フルースに関しては、登るときは裸足の方が滑らなくてよいかと思いますよ。おっかなびっくり、でも登った時の快感は何とも言えません。6. 砂漠でのティータイム →砂漠で飲むシャイ(ティー)は美味しいですよ~。その辺にある木切れを集めて手際よく火をおこします。ただし、最近は砂漠内にティーハウス(テントですが)が幾つか作られていて、こうしたテント内でティーをいただくほうが多いかと思います。↓ 7. ナチュラル・ピラミッド遠くにある岩山がピラミッドの形をしています。こちらは遠くから見るだけ。 3時間のツアーで上記のような場所を網羅しているなら、かなり質の良いツアーといえると思います。さて、皆様はどこを回られたでしょうか? 上記の他にも、ジャバル・ブルダアと呼ばれるワディラムで一番大きな石の橋などは大変人気です。ジャバル・ブルダアは通常の2時間から3時間のツアーには含まれません。4時間以上のツアーとなり、登山(?)には全体で1-2時間ほどかけていただく必要があります。こうしたツアーは割高になりますが、挑戦したい方は是非どうぞ!↓こちらの岩に連れて行ってくれることもあります。ではでは、皆様もワディラムのジープツアーを是非お楽しみくださいね。ヨルダンツアーのことなら:http://picturesque-jordan.com/ にほんブログ村←応援して下さる方はクリックしてくださいね。
2010.05.29
お客様のアテンドで4日間アンマンを空けていたことは、以前に少し触れました。私はガイドではありませんので、普段はお客様のアテンドをすることはありません。ただ、こうして時どき本当に必要に迫られたときだけ通訳のような形でお客様に付くことがあります。 さて、やって来ました、ワディラム。自分自身がキャンプ場に泊まるのは、かれこれ1年ぶりです。普段は電話やメールでやり取りしているキャンプ場の視察を兼ねることができるので、とてもいい機会でした。 ジープツアーは、取引先のキャンプ場のオーナーである Atieg (アタイグ) がじきじきにガイディングしてくれます。視察と分かっているのか、緊張気味? というのは冗談で、実はこの Atieg とは歳が近いので、友達のような感覚です。彼は私のことを終始「社長、社長」と呼ぶのですが...。もちろんふざけているだけです。 ジープツアーの途中、砂漠のど真ん中で立ち往生している車を発見!! 普通車で砂漠に入るか?? 押したり… 揺さぶったり… でもタイヤが砂に取られて、空回転するだけで砂から抜け出すことができません。経験を積んだベドウィンたちほど、砂にタイヤがとれらないようにジープを慎重に運転します。そんな中、普通車で砂漠に入ってくる神経が信じられません!! このベドウィンガイドの経験が浅いのか、単に無謀なのか分かりませんが、私たちのガイドの Atieg も呆れ気味。ここで注意を一言。通常、観光客の皆さまには見分けがつかないかもしれませんが、「ワディラムのジープツアー」と名打った数々のツアーの中には、実は偽物(にせもの)もたくさん存在するのです。例えば、ペトラからワディラムへの日帰りツアーを取り扱っているケースもありますが、こうしたツアーは通常お勧めできません。というのは、こうしたツアーを執り行うのはワディラムの「本物」のベドウィンではないケースが多く、したがって彼らがお客様を連れて行ける場所は非常に限定されています。とはいえ、観光客の方には見分けがつかないケースが多いので、まぁそれはそれでいいのかもしれませんが…。何回かワディラムに通っていると、ツアーの質やサービスの違いがだんだん分かるようになります。さて、この立ち往生した車をいかにして救うか。Atieg はロープを持っていませんでしたので、助けようにも助けられません。そうこうしているうちに、別のジープがたまたま通りかかりました。手を振って助けを求めます。このジープにはロープが積んでありました。このロープで、立ち往生している車を砂から引っ張り出すのに成功!!やれやれ、砂地獄(?)から救出されたこの普通車は、何事もなかったかのように砂漠の中をかっ飛ばして行きました。アホな奴…。またどっかで立ち往生してなかったらいいけど。ワディラムは何度来ても飽きないスペシャルな場所です。私に限らず、ヨルダン在住の外国人が一番好きな場所はこのワディラム、というケースも多いのです。皆さまも是非この「月の谷」に足を運んでみてくださいね。その際は、「本物」のベドウィンガイドで「本物」のツアーを体験されますように。 夏休みはヨルダンで。http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx 応援してくださる方はクリックしてくださいね。
2010.05.25
ワディラムの宿泊先についてのお問い合わせをよくいただきます。これからいい季節に入ってくるので、中東への旅行を考えておられる方も多いと思います。 ワディラム? 何それ? と思われる方もおられると思いますので、前にもご紹介したのですがおさらいをしますと・・・・ここは映画「アラビアのロレンス」の撮影場所ともなった有名な砂漠です(http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/200809270000/)。砂漠といっても、ごつごつした岩がたくさんそそり立っていて、月面を思わせる場所ともいわれています。このワディラムでは、ジープツアーやキャンプなどが体験できます。キャンプ場はいろいろありますが、なんせ砂漠ですので、高級ホテルのような宿泊場所はもちろんありません。なので、神経質な方にはちょっと難しいかもしれませんが・・・・それでも十分快適に過ごせる作りにはなっています。トイレもあり、シャワー(お湯はなし)も浴びれます。現地に到着されてからツアーやキャンプを申し込むこともできます。アメリカやヨーロッパ圏の観光客も多いのですので、たまたま居合わせた人たちと一緒に申し込むと料金も安くなります。でもやっぱり事前に決めておいた方が安心、と思われる方も多いと思います。そうした方たちには事前の予約をお勧めします。そこで今日は、ワディラム保護区の真ん中にある Atieg (アタイグ)のキャンプ場をご紹介。こちらはスレイマンAtieg は弟のスレイマンと一緒にキャンプ場を経営しています。このキャンプ場で良いのは、良心的にジープツアーを組んでくれること。私は旅行会社に勤めているときに、別のベドウィンのツアーに何度か参加しましたが、中には観光客を知り合いのベドウィンテントに連れて行き、お土産を買わせてコミッションを取るような形のツアーもありました。まぁそれなりにお客様は楽しんでおられましたが、私は「え~っ、こんなツアーあかんやん」と内心ブーイング。Atieg (アタイグ)のキャンプ場では、2-3時間のジープツアー+宿泊費+朝食/夕食が込みになったパックを申し込めます。私を通していただくとお安くご宿泊いただけますが、もちろん個人でお申し込みになることもできます。アタイグの電話番号は 962-79-560-9691、スレイマンの電話番号は962-79-697-3721です。個人で申し込まれるときのポイントは・・・1. 値段をできるだけ抑えたいことと、その理由を伝える。学生の方はその旨を伝えられるといいと思います。2. アンマン在住の日本人NAOKOと知り合いだと伝えていただく。とはいえ、本当の知り合いかどうかはすぐに見破られますが。彼らは私に電話をしてきて「Naoko の知り合いがくるよ」と報告してくれるからです。その時に「へ? 知らんで」となってしまう可能性もあり。悪しからず。以下は、アタイグのキャンプ場以外のところに申し込まれる際のポイント。3. ツアーは3-4時間で、とお願いしてください。ベドウィンの中には、観光客が何も知らないと侮って1時間-2時間でさっさと終わらせ、料金だけは多めに取るヤカラもおりますから。4. 向こうが提示してくる値段をそのまま受け入れないでください。5JDほど安くできないか交渉を試みてください。ただ、あまりしつこくすると向こうも生活がかかっていますので・・・、ほどほどに。こんな感じであります。交渉がうまく行きますように願っております。私もそろそろ、こよなく愛するワディラムをまた訪問してみたいです。 ≪修正≫現在アタイグは亡くなっており、兄のスレイマンと弟のハーリドが共同でこのキャンプ場を経営しています。評判はとてもよく、特に食事のおいしさには定評があります。以前にこられたお客様のブログをご紹介します。http://cherrylog.exblog.jp/12812598/ 夏休みはヨルダンへ。http://picturesque-jordan.aspx 応援してくださる方はクリックしてくださいね。
2009.03.29
ベドウィンと聞くと、どんなイメージが浮かぶでしょうか。らくだに乗ったご老人? かさかさに日焼けした皮膚? ワディラムのベドウィンたちは、とてもこざっぱりとした清潔な紳士たち。人懐っこくて、温かいです。私の旅をガイドしてくれたのはスレイマンさん。当時学生だった私に、特別の料金で対応してくれました。 ↑ スレイマン。彼は当時27歳、2児の父です。 ↑ 料理担当 ウマル ワディラムのベドウィン男性は、顔立ちの整ったきれいな人たちが多いです。ベドウィンの女性は、家にこもって家事・育児に専念しているため、なかなか会う機会がありません。ワディラムで出会ったベドウィンは、すべて男性でした。 この青年は、砂漠のジープツアー中に突然現れました。→実は、ワディラムのベドウィンこそ「本物」のベドウィンだと言われています。ぺトラにも「ベドウィン」がいて遺跡内で商売をして生計を立てていますが、これらはもともとのベドウィンではなく、はるか過去をたどると浮浪者だったのがぺトラにたどりついて遺跡に住むようになったのが始まりといわれています。ぺトラにも本物のベドウィンがいますが、こうした純血のベドウィンは遺跡の中で観光客からお金を巻き上げたりせず、遺跡の外できっちり働いているんだ、とはワディ・ムーサ村のとあるホテル経営者(自称「本物・純血ベドウィン」)の説。まあ、そう言われればそうかもしれません。なぜってワディラムのベドウィンが醸し出す雰囲気は明らかにぺトラ遺跡内の「ベドウィン」と違いますからね。純血たら本物たら、私たち外国人からしたら分からない世界です。が、ベドウィン同士ではいろいろ複雑な確執があるようです。映画「アラビアのロレンス」を観られてもお分かりになると思いますが、もともと遊牧民とは、縄張り意識・民族意識・家族意識が非常に強い人々なのです。 夏休みはヨルダンへ。http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx 応援してくださる方はクリックしてくださいね。
2008.10.09
ヨルダンの中で私の一番お気に入りの観光地は、ワディ・ラムという砂漠です。ここは、映画「アラビアのロレンス」の舞台ともなった場所で、なんとなく聞いたことがある、という方もおられるかもしれません。ワディ・ラムでは、ベドウィンたちが観光客を砂漠のジープツアーへと案内してくれます。2時間のジープツアーだけでも砂漠を楽しむことができますが、やはりおススメは砂漠でのキャンプです。砂漠でくつろぐベドウィンたち日本からのお客様で、砂漠で夜を過ごされる方はまだまだ少ないです。ペトラや死海などに比べると、ワディ・ラムはそれほど知られていないためかもしれません。私は6月にワディラムにステイしてきました。砂漠のど真ん中で、満点の星空を見上げながら寝ました。夜空に張り巡らされた天の川は、まるで黒のビロードにほどこされた繊細な銀細工のようで、あまりにもきれいで眠るのが惜しく、一目でも見逃すまいと文字通り一晩中起きていました。星が舞台を去った後は、しらじらと夜が明け始めて美しい朝焼けがやってきました。そのあとに朝日が昇りはじめ、まさに何から何まで美しく、感動的でした。せっかくヨルダンに来て、この砂漠でのキャンプを体験せずに帰国されるのはホントにもったいない! と思います。降り注ぐ星の下でぜひ寝てみてください。人生観、変わるかも・・・?夏休みはヨルダンへ。http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx 応援してくださる方はクリックしてくださいね。
2008.09.27
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