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おはようございます、ひなこです。。昨日の昼すぎ、実家に電話をかけたら「忙しいの!」と言われ、すぐ切りました。さすが年の瀬ですね。というこちらは、昨日はボクシング・デイでした。といっても、ムハンマド・アリの試合を懐かしがって観る日ではありません。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%BCスポーツのボクシングは、動詞のBOX:げんこつで殴るの方で、ボクシング・デイの方は、名詞のBOX:箱に由来しているものです。この日は、とにかく大セールの日!ニュースでは、「日の出と共に有名人の誰それが鐘を鳴らして開店の合図としました」なんて、やっています。まだ暗い中、店の前で行列を作って並んでいる人々がたくさんいます。ひなこは一度も行ったことないですけど、日本の新春初売りみたいな感じです。福袋を買いに皆並ぶじゃないですか。まあ、これもひなこは一度も行ったことないですが。そんな中、うちは冷蔵庫を買いに夫が電気量販店へ行き、100ドルキャッシュバックのチラシと共に帰ってきたので、私がせっせとネットで申し込みました。領収書の写真をアップロードとかめんどくさかったです。でも、店は開いていたけど、商品を出す物流センターの倉庫は27日の昼にならないと開かないと言われ、夫は手ぶらで帰ってきました。向こうが配達してくれるのを待っていたらいつになるかわからないので、本日昼に夫がそこへ行って、冷蔵庫を自分で運ぶそうですよ。私も手伝わされるのだろうか。願わくば、友達に電話して手伝ってもらったりして欲しいものです。こんな時は、もうちょっとか弱い華奢な体形だと良かったなあと思ったりします。どすこい!冷凍庫の中がどういう状態なのかは、恐ろしいので見ていません。冷蔵庫の方は、さっき牛乳を取り出したらまだ冷えてましたが。昨夜のスマスマで、スマップ見納めだったそうですね。私もこれから見たいと思います。1日で見終われないかもしれないけど、まあ、じっくり見ます。タモリさんがゲストで出られた先週、中居君がタモリさんに「これで死ぬってわけじゃないんですから、これからもよろしくお願いします」などと言ってましたが、SMAPの5人には、これから新しい可能性が広がるわけですから(もしかしたらそれは芸能界ではないという人もいるかもしれない)、楽しみに見守っていきたいです。「解散しないでえ!」って考えるとストレスですから、前向きにいきましょう!だって、もう歌って踊るのはきついでしょ。それを思うと、郷ひろみって努力の人だなー。まあ、CDは出ないかもしれないけど、逆に中居君が本気出してCD出したら注目集めるかも?!音痴キャラだったから。木村君を悪者にしたりする報道もあるけど、私は木村君にもがんばって欲しいし、裏で何があったかなんていうのは見せずに夢を売る職業だと思うんで、まあ、真田丸風に、「各々、ぬかりなく!」という言葉を送ります。では、ご機嫌よう!ありがとう、SMAP!お疲れさん!
2016年12月27日
おはようございます、ひなこです。本日、朝、いきなりブレーカーが落ちまして。特にいつも以上の電力を使っているわけでもなかったので、「国をあげて電力使いすぎとかで、不安定なのかもね」などと思いつつブレーカーを上げに外へ行きましたが、すぐ落ちます。で、色々な試行錯誤の結果、キッチンにあるメインの冷蔵庫が原因と判明しまして、現在夫が冷蔵庫を買いに行っています。(ガレージにも小さい冷蔵庫がある)電気がないと何もできないんですが、一番困るのは、冷凍庫の中の肉とか魚が腐る!ということで、冷蔵庫購入ということになりました。というわけで、あたふたなので今日はこれにて終了です。今は、メイン冷蔵庫の電源を切って、ブレーカーを上げています。冷蔵庫の後ろの掃除をしなければならないことになり、まあ良かったわ。と、電気が通じたのでテレビをつけたら、ワム!のジョージ・マイケルが死亡したというブレイキング、ニュースが!53歳ですよ!びっくり。ファンじゃないけど、やっぱり私世代一緒ですからね。村上さんに嫌われていたワム!ですが、一つの世代の象徴ですよね。もう一人の片割れ(名前も知らない)の人は、バナナラマの一番かわいい娘と結婚したらしいですね。そういう二人の有名さ加減の違いから思い出すのが、チャゲアス。ASKAのFUKUOKAって新曲がユー・チューブにアップされました。https://www.youtube.com/watch?v=HAUTw5oPOwcやっぱ、いいなあ。頑張ってほしい!こちらも、私、世代ですから。エールを送ります!では、御機嫌よう!
2016年12月26日
おはようございます、ひなこです。今日の短編なんですが、ひなこは意味がよくわかりませーん。母子家庭で育った主人公が、ある日、実の父の風貌として聞かされていた特徴に一致し、年の頃合いも一致する男性を偶然見かけ、後をつけます。が、その人は忽然と消えてしまいます。私にとっては、「村上春樹さんが苦手な人って、読んだ後、こういう気持ちなのかもね」と想像できる作品です。以上。今日はクリスマス。(1月7日にクリスマスを祝うキリスト教徒の人々もいますが)昨夜は、夜遅くに近所でも、花火の音らしき騒音が沢山聞こえていました。銃声でなかったことを願います。戦後の日本育ちのひなこには、花火と銃声とタイヤがパンクする音の違いはわかりません。わかる人はちゃんとわかるようですが、私には全くわかりません。なんでも銃声は「バン!」と鳴った後に乾いた音がするらしいです。聞いたことないからわかんないですけども。一か月くらい前に、夫に「来月のお休みの時期、どこか行きたい所ある?」と聞かれましたが、「ない」と答えたので、お出かけの予定もなく、うちは、寝正月ならぬ、寝クリスマスです。でも、日本って、25日から、スーパーなんかは、すごい切り替えの早さで、年末年始仕様に様変わりしますよね。BGMだって、前日までとはいきなり変わって♪もういくつ寝ると~お正月~なんて感じになるんですよね。何年か前、ちょうど日本にいて、「すごい!」と感嘆しました。こっちは、クリスマスツリーが撤去されるのが、1月末か2月の頭あたりですよ。ははは。まあ、この時期、撤去作業の人員も集まらないと思いますがね。ひなこ、この時期は、アルバイトの思い出が蘇ります。ひなこが生まれて初めてアルバイトをしたのは、高1前の春休みでした。高校受験の合格発表も終わり、友達と「ヒマだよねえ。バイトでもしようか」という話になって、二人でとある書店にとびこみで行って「バイトしたいんですけど」と言ったら、次の日から来るように言われました。履歴書もなにも出しませんでした。私たち、高校生だと思われたんですね。で、春休み中は、その本屋さんでバイトしてました。なぜ、本屋にしたのか。きっと本屋なら親も納得するんじゃないかと思ったのでしょうね。高校生になってからも、友達はそのバイトを続けていましたが、私は新しい高校生活に慣れるのに忙しく、バイトどころではありませんでした。で、高1の秋のこと。クラスの男子が、「俺、しめ縄売りのバイト決まったぜえ」と宣言していたり、女の子が「あたしはKFC!」などと言っているのを聞いて、私も冬休みバイトしようかなと思い始めました。KFCなどのバイトは、うちの親は難色を示しそうだったので、地元で一番大きいデパート内の書籍売り場で、目についた一人のおじさんに「すみません。冬休みアルバイトしたいんですけど」と声をかけました。(実はその方はそれなりに偉い方だった。恐れ知らずの16歳)私の制服から、「ほお、君は、K高の子だね」と言われたので、「はい。どこそこ書店でバイトしたこともあるので、ちょっと聞いてみました」と自己アピールすると、「それだったら履歴書を書いて、この私の名刺を持って、総務部に行きなさい」とお名刺を頂きました。後で聞いたら、皆それなりのコネを使ってバイトをしているようでしたが、私はこの方の名刺の威力で採用になりました!どこが気に入られたのかは、よくわかりませんけどもね。(多分、学校ヴァリュー?)当時、クリスマスと言ったら親が子供にプレゼントを買ってあげる日だったので、私は急きょ設置された児童書コーナーのレジで、児童書を売る係となりました。北海道の冬休みは長いのですが、一生懸命働いて貯めた7万円でコンタクトレンズを買いました!翌年も、同時期に履歴書を出したら採用になり、この年は、おもちゃ売り場に配属になりました。おもちゃを買いに来た子供に「おばさん」と言われる度に、「おねえさんでしょ!」と突っ込みを入れていました。だって私、17歳ですからね。高3の時は受験だしバイトしませんでしたが、短大1年生の時も、冬休みは地元のこのデパートでせっせとバイトしてました。大学生になったら、新館と呼ばれるおされなビルの方に移動になって、婦人洋品売り場で、プレゼント用の皮手袋などの箱をせっせと包装したりしてました。この時期カレンダーを見ると、今でも、若い私がデパートで「いらっしゃいませ」と言っているような気がします。高1の時、確か30日と大晦日、「この来年の干支がついた箸を売って下さい」と急きょ作られた特設コーナーへ行かされました。もう一人の売り子は、同じ高校のいっこ上の先輩でした。売り場が違ったので、お互いにバイトしていることはその時まで知らなくて、びっくりしました。その先輩とは同じ部活動をしていましたが、話したのはほぼ初めてでした。「来年の干支がついたお箸、いかがですか~?」などと叫んでも、誰も買ってくれなくて、困っていたのですが、いきなり先輩が「福を呼ぶ箸ですよ~」と言うと、人が集まってきました。一人のおばさんが、「本当なの~?」と聞くと、先輩は真顔で「信じる者は救われます!」と答えました。隣にいた私は、「ひえ~」と思いましたが、なんとその出まかせトークのおかげで、それから箸はどんどん売れました・・・。あのデパート、社員食堂が充実してました。ランチタイムが毎日楽しみだったものです。では、ご機嫌よう!
2016年12月25日
おはようございます、ひなこです。「30年前は、土曜の午後から日曜日と、シドニーの店は閉まっていたものだった」と先日昔語りをしました。そのようにすっかり様変わりしたけど、スーパーは25,26,27日と三連休だろうと思っていました。でも、うちの近所のスーパーの営業状態をちゃんとネットで調べようと思って、チェックしたら、このような結果となりました。↓普段の通常営業時間は、朝6時から夜中の0時まで。(おお、そうだったのか!そんな朝早く、そして夜遅く、買い物に行かないから知らなかったぞ!いつの間に、オーストラリア人、そんな勤勉になったんだ!)昨日までは、通常営業。そして、本日24日(土) 朝6時から22時まで。閉店時間が早くなっています。 12月25日(日) 完全休業 26日(月) 朝8時から20時まで。 27日(火) 朝8時から22時まで。 28日(水) 朝7時から23時まで。 29日(木) 朝7時から23時まで。 30日(金) 朝7時から23時まで。ネットでは、1週間先までしか記載されていませんでした。30日の時点で、まだ、通常営業時間にはなってないですね。でも、なんでこう、じわじわと変えるんでしょう?働いている人も、頭がこんがらがって、出勤時間を間違えそうですよね。もっとわかりやすく、ズバッとした時間希望。なんか気持ち悪い。最近は、テレビのニュースキャスターなども、いつもと違う臨時の人がちょくちょく顔を出します。その番組の顔であるいつものキャスターは、夏休み中なわけです。日本だと、タモリさんが夏休みでいいともを一か月休むとか、ないですよね。(もう番組終わってるけど。アップデートされてない私)無責任とか言われそうです。労働基準法って芸能人にはあてはまらないのかな。最近、こちらのテレビでよく見るのが、テニスのオーストラリア・オープンのCMです。もう、そんな季節かあ。「オーストラリア・オープン=暑い!」の連想ゲームな私です。昔ありましたね、NHKで「連想ゲーム」。さて、本日の短編は、「アイロンのある風景」です。舞台となっているのは、茨木県の鹿島灘にある小さな町。神戸出身の三宅さんという男性が絵描きで、最近彼の描いた絵のタイトルが「アイロンのある風景」ということで、それがタイトルになっています。三宅さんいわく、それはアイロンであってアイロンではないそうですが。三宅さんは関西弁で話しています。たき火が趣味の三宅さんは、たき火のためにこんなところに流れ流れて住んでいます。流木がたくさん集まる場所なんだそうです。この話の中に、ジャック・ロンドンが出てきます。うちの旦那さん、ジャック・ロンドン好きですねえ。特に『リヴァー』という話。(だったと思う。また人の話をちゃんと聞いていない)私は、読んだことないです、ジャック・ロンドン。私があらすじを書くと、なんだか楽しい話に聞こえるかもしれないですが、楽しい話ではありません。北海道は大雪のようですが、こちらは今日も暑くなりそうだなー。では、ご機嫌よう!
2016年12月24日
おはようございます、ひなこです。気づけば、冬至も過ぎ、本当に年末ですね。まあ、こちらは夏至だったわけですが・・・。今日からは、『神の子どもたちはみな踊る』からの6作になります。ひなこ、これは単行本で持っていました。単行本が2000年2月刊で、新潮文庫化されたのが2002年の3月だそうです。前年の夏にまとめて書いて、雑誌「新潮」の8月号から12月号にかけて連載されたものだそうで、最後の「蜂蜜パイ」は、書籍化された時の書き下ろしだそうです。これらの6編の短編小説は、どれも1995年の2月に起こった出来事が描かれています。1月には神戸の大地震があり、3月には地下鉄サリン事件があったその二つの大事件の間という不安定な、そして不吉な月です。どの話にも、神戸の地震に関連性があるのですが、舞台は神戸ではありません。村上さんは、地下鉄サリン事件については、『アンダーグラウンド』と『約束された場所で』という2冊の本で、地下鉄サリン事件とオウム真理教団を扱っています。そのあとで、どうしても阪神大震災についての本を書いてみたくなったそうです。どちらかひとつだけでは片手落ちだという気がしたのだそうです。しかし、神戸の地震についてのノンフィクションを書きたいという気持ちにはどうしてもなれなかったそうです。なぜかというと、そこは自身が少年時代を過ごした思い出深い場所であるし、たくさんの知り合いもいる場所であるので、そこに行って本を書くために事実を集めて回るというのは気の重いことだし、あまりにも生々しいことだったのだそうです。また、オウム事件とは全く別の切り口でこの出来事を取り上げ、語ってみたいという気持ちもあったそうです。そこで、フィクション、短編小説の連作という形にしたそうです。また、物語の場所は神戸から遠く離れた場所に設定し、その地震がもたらしたものを、できるだけ象徴的なかたちで描くことにしたそうです。つまり、その出来事の本質を、様々な「べつのもの」に託して語ると決心したそうです。へえ、そういうことだったのかあ。と、今更ながら知る私であった。そして、もうひとつ特徴的なのが、これらの短編がすべて三人称で書かれているということだそうです。「三人称という語り口は、僕の短編小説のスタイルを多かれ少なかれ変えていったという気がする」と仰っています。(「解題」より)「UFOが釧路に降りる」に関しては、「解題」で触れられていないのですが、たしか『少年カフカ』で、釧路の高校生の女の子(今はJKって言うんですか?!)がこの作品について質問していて、村上さんは、”僕、釧路に行ったことあるんですけど、その時の風景とか描いてみたかったんです。”と仰っていたような気がします。東京で働いている主人公の奥さんが、地震の五日後、家を出て行ってしまいます。実家に電話をすると義理のお母さんが「娘はあなたと離婚したいと言っている」と言います。本人は電話口には出てきません。郵送されてきた離婚届に印鑑を押し送り返してから、2月に休暇を取ることにします。何をするという予定もなかったのですが、会社の同僚に釧路まで届けてもらいたいものがあると頼まれ承諾します。釧路の風景は、うまく描かれていると思います。寒々した感じが出てる。しかし、国内線だからそんなにセキュリティー検査は厳しくないかもしれないけれど、これが国際線だったら、他人から預かった得体のしれないものを運ぶというのは、絶対禁止だと思いますよ!シドニーで、日本人女性が知らない間に麻薬の運び人になっていて、長い間牢屋に入れられていたということも実際ありました。裁判の時に来たオーストラリア人の通訳が日本語が全然わかっていないとんでもないやつだったのが物事をより悪い方へと持って行ったのですけれど。この作品の中で、好きな文章があって、「どれだけ遠くまで行っても、自分自身からは逃げられない」と一人が言うと、主人公が、「そうだね。君の言うとおりだ。どれだけ行っても自分自身からは逃げられない。影と同じだ。ずっとついてくる」と言うところです。”ぎゃあ、もう何もかも嫌だあ!”と思って全てを捨てて逃げてみても、自分からは逃げられない、自分とはなんとか折り合いをつけてやっていくしかない、と。なるほどなあと思いました。『世界の終わり』で自分の影が重要な役割を果たしますが、普段自分の影について考えたことなんてないですよね。それって、結局自分自身について考えたことがないということにつながるのかなー。アンデルセンの影の話は、再販されることになったのかなー。では、ご機嫌よう!
2016年12月23日
おはようございます、ひなこです。すごく話題の「逃げ恥」、最終回だけちゃんと見てみました。が、私はあまり楽しめませんでした。中学生じゃないんだからさー、みたいな。あんな風にお互い敬語で他人行儀に話して楽しいのかな、とか。ガッキーはかわいいし、当たり役だと思います。星野源も当たり役だと思います。あれがかっこいい人だったら現実味がないですものね。彼の作った歌もキャッチーだと思います。でも、なぜ日本でここまで大人気なのか、今一つわかりません。多分私は、日本を出て、ずっと喜怒哀楽が激しい人々に囲まれて生きてきたので、この日本人の静かな喜怒哀楽が理解できないようになってしまったのかもしれませんね。一方、私が個人的に非常に盛り上がったのは、月曜日のスマスマで、1988年のMステに出た中居君が見れたことです!写真ではその頃のお姿を見たことがあったけど、動いて喋ってた高1の中居君!まだ芸能人じゃない、普通の男の子で、笑う余裕もなく緊張してた。あれは、お宝映像でしたわ。私、中居君より8歳年上なんですけど、なんか自分も高1の気分で、「この人が同じクラスにいたら好きになるよな、やっぱり」とか思いました。ははは。さて、本日の短編は、「めくらやなぎと、眠る女」です。これは既出の「めくらやなぎと眠る女」を短く書き直したものです。1996年5月に神戸と芦屋で朗読会を行ったそうです。(その収益は神戸市と芦屋市の図書館に寄付されたそうです)金銭的には微々たるものだし、とくに何かの役に立ったというわけではないけれど、その地域で育ったので、阪神大震災の被害を受けた街のために、わずかでもいいから自分のできることをしたいという気持ちがあったのだそうです。その時に朗読する短編小説として、舞台がちょうど神戸の山の手あたりに設定されている「めくらやなぎと眠る女」を選んだのだそうですが、一度に朗読するにはいささか長すぎるし、今ならこう書かないな、と思える部分もいくつかあったので、短く書き直したのだそうです。そのショート・ヴァージョンがこちら「めくらやなぎと、眠る女」です。ご本人の一番好きな自作短編小説のひとつとなっているそうです。この朗読会に行かれた方が言っていたんだと思いますが、確か一晩で書き変えたと聞きました。すごいなー。でも!私はオリジナルの方が好きです。読み比べると、短いこちらの方が、年を取った主人公が若い頃を振り返って後悔する気持ちみたいのが前面に出てくるのですが、そういうのが感じられないオリジナルの方が私はいいです。まあ、オリジナルの方を読み慣れてるというだけかもしれないですが。特に、短いこちら版で、入院している友達のガール・フレンドが、彼氏に向かって「それはあなたじゃないのよ」って言うところが気に入らない!高校生の時って絶対こんなこと言わないような気がするんだけど。オリジナルのように、なんとなく笑ってやり過ごすみたいな方が、高校生!って感じ。『レキシントンの幽霊』には、この他「沈黙」と「トニー滝谷」も収録されていましたが、全作品では既に別の巻に収録されているのでこの巻にはありません。というわけで、これで『レキシントンの幽霊』は終了です。『夜のくもざる』の後では、あっという間でしたね。次は、『神のこどもたちはみな踊る』になります。では、御機嫌よう!
2016年12月22日
おはようございます、ひなこです。昨日、ディッシュウォッシャーの洗剤がなくなったのでスーパーまでテクテク歩いて買い物に行ったのですが、通りにいつもより人も車も少なく閑散としていて、明らかにホリデイズな季節の雰囲気でした。ユーミンの歌にありましたよね。♪昔の彼に会うのなら~って。人も車も出払ったバカンス時なシドニーです。で、スーパーも、自分でピッとバーコードをスキャンする自動レジしか開いてなくて、人間のレジ係のいるキャッシャーはありませんでした。みんなお休み~。で、ガソリンからスイカまで、値段の高騰がすごいです~。それでも、まだ店が開いてるだけマシ。25,26,27日は、店も全部閉まっちゃうと思います。でも、30年前は、店が土曜日の昼から、日曜日、そして祝祭日は完全に閉まっていたので、それを思うとこの国も変わったなあと思います。30年前は、土日はチャイナタウンしか行くところがなかったですもの。今は、土日でも、ショッピングセンターとか全部開いてますものね。今日の短編は、「七番目の男」です。これは、「鏡」同様、人が集まって怖い話を語り合うという物語です。で、七番目に語る男の話がこれだと。これは、アメリカから帰国したあとに書いたものだそうで、『文藝春秋』1996年2月号に掲載されたそうです。とにかく怖い話を書きたかったそうです。「風の強い夜に、人々が集まっている。彼らは奇妙な話、不思議な話、怖い話を持ち寄っているらしい。七番目の男が立ち上がって、ゆっくりと自分の話を始める。不気味な予感の漂う話だ。僕らは黙ってその物語に耳を傾ける。-そういう話をそもそもは書きたかったのだ。」(改めてことわる必要もないと思いますが、カッコ書きの中は、村上さんご自身の言葉を「解題」から抜き出したものです。ひなこの文体とあまりに違う!)しかし、書き進むうちに、最初に予定していた怪談的な「怖さ」は、どんどん違う方向にそれていって、べつのものにかたちを変えていったそうです。「結局のところ僕がこの短編の中で描いたのは、人間の意識の中に存在する暗闇の深さなのだという気がする。それはどんな幽霊よりも、どんな悪鬼よりも恐ろしいものだ。」ホテルのいわくつきの部屋で人影を見ても、全然怖くなかったひなこですが、この「七番目の男」はずっと怖かったです。だからほとんど、読み返したことがないです。どこが怖いって、Kが笑いかけていたっていうところです。その顔がなんか浮かんじゃうというか、ダメでした。私の夫は、日本のじめっとした怖い映画が苦手です。たしか、オーストラリアのテレビでやった貞子シリーズの映画を一緒に見たのかな。「俺は欧米人の作った怖い映画は全く怖くないんだけど、この日本の怖い映画ダメだ!」と言ってました。女の怨念みたいのが、じとーっとしてる感じだからかなー。今日も暑くなりそうですが、そういえば、日本って怪談とか怖い話って夏にするものでしたね。小学生の頃、夏休みにテレビで「あなたの知らない世界」とかやってたよなあ。ユリ・ゲラーが流行ったのも小学生の時でした。「壊れた時計があったら持ってきて。直れと念じなさい!」と言われて、一生懸命テレビの前で念じていたら、母の壊れた腕時計が動き出したことがありました。ちびまる子ちゃんと同世代って感じだわ。オーストラリアに来てから、テレビでそのユリ・ゲラーさんがオーストラリアで地下資源を探す手伝いをしているのを見たことがあります。ヘリコプターに乗って「あっち行け、こっち行け」と指図してました・・・。まあ、そんな話はどうでもいいけど。では、御機嫌よう!
2016年12月21日
おはようございます、ひなこです。本日の読み返してみようは、ひなこのだーい好きな「氷男」です。寒そうな写真、って白くてなんだかようわからん。『レキシントンの幽霊』は、1996年11月に単行本が発売されていますが、単行本で読んだ記憶はないので、1999年10月に出た文春文庫で読んだんだと思います。でも、自分で買った記憶がないので、誰かに借りたのかもしれないですが、全然覚えていません。(もし借りて読んだのであれば、貸してくれた人覚えてなくてごめんね)ただ、読んだのが日本ではなくて国外で、この作品の主人公と自分が重なったというのを鮮明に覚えています。国際結婚をして海外在住のひなこには、身につまされるものがありました。村上さんもヨーロッパ滞在中に「あー、日本に帰りたいよー」と思ったことが度々あったんだろうな。どこまでも冷ややかな話であるというのも、好きな要素の一つです。これがトロピカルな話だと、ちょっと違いますよね。そういえば、先日、とっても暑くて寝られなかった夜、「氷男」を読んだら、涼しくなるかもと思って読んだけど、涼しくなりませんでした・・・。多分、来年中には見られそうな「水曜どうでしょう」の新作ですが、どうやら南半球に行くということだけが藤やんから発表があったようです。ひなこ、南半球在住ですが、まあ、オーストラリアは、既に車で縦断の旅という無謀なことをやっていますので、来ないと思います。ニュージーランド辺りが無難ですけど、どうでしょうですから、南アメリカ辺りもありかもしれないですね。それから、昨日は真田丸の最終回の余韻に浸ってましたが、実は「IQ246 ~華麗なる事件簿」も、日曜の夜、最終回でした。こちらは、なんというか、「一体、何だったんだろう」という感想しか持てず。非常に中途半端。これは、100%全くのコメディーとして鑑賞するものなのか?!織田裕二さん主演ということで、見続けましたが、織田さんも消化不良なんではないでしょうか。特にファンというわけではないけど、もし、織田裕二さん主演の大河ドラマが始まったらきっと見そう。私は見てなかったけど、日本で大人気の「逃げ恥」は、今夜最終回だそうです。原作の漫画の方がその後で、23日だったか24日発売の”月間KISS”で最終回だそうです。オーストラリアに住んでいると、なぜ契約結婚しなければならないのかというのが、いまひとつわからず。こっちだと、普通に「シェアメイト」で通るから。ムズキュンなどという言葉がはやっているようですが、そんなのお互い「腹を割って話そう!」と本音を話せばすむことなのでは?と私なんぞは思いますが・・・。年を取ると、そんなちんたらちんたら時間を無駄にできないんですよ。おほほ。魚釣りだって、若い時なら楽しいと思えたんだろうけど、年を取ると、そんなもの魚屋に行って魚買う方が絶対時間を有効利用できるだろう、などと思いますものね。最終回は、見ようかな~。では、ご機嫌よう!
2016年12月20日
おはようございます、ひなこです。本日の読み返してみようは、「緑色の獣」です。これは、次の「氷男」とワンセットで書いたそうです。雑誌「文學界」の増刊号(1991年臨時増刊)として”村上春樹ブック”を出すので、そのために書き下ろしの短編小説を書いてくれないかと頼まれて、1990年秋頃にふたつ一緒に書いたそうです。ヨーロッパから日本に戻ってきて、アメリカに移る前の時期ですね。なので、どちらの作品も、ヨーロッパでの生活の中から産まれてきた題材であるそうです。どうして、このような奇妙な話をふたつまとめて書くことになったのか、そこには具体的な理由のようなものがなくはないのだけど、今の段階ではそれについて詳しくは説明したくないので、しない。と「解題」に書いてあります。地の底から緑色の獣が出てくるという話です。主人公は、女性です。「緑色の獣」も「氷男」も、主人公は女性で、幻想的な象徴的な、救いのない話です。「緑色の獣」は、暴力的な話です。お前は女というものことをよく知らないんだ。という文章がありまして、なんでしょうねえ、女の怖さが描かれています。男の人にも、性根の腐ったやつはいるでしょうが、男の人って割と単純というか、女の人の方が屈折して邪悪だったりする人の割合は多い気がします。ひなこは、ものの考え方が男っぽいとよく言われる(ただ単純なのか?!)のですが、確かに、学生時代、女ばかりでねとーっとするよりは、男子の方がサバサバしていて楽だったかも。だから女友達も、サバサバ系の人が多かったですね。そういえば、聖子ちゃんが言ってたんですけど、「自分の性格は男っぽくて、竹を割ったような性格なので、歌手になって”ぶりっこ”と言われるようになった時は、すごく違和感があった」んだそうですよ。なるほどねえ。そして、一年間、見続けた「真田丸」が、昨日で最終回でした。面白かったなあ、「真田丸」最終回。徳川が勝つっていうのがわかっているのに、ドキドキしながら見れました。岡本健一は(役名じゃなくてすみません)あれからどうなったんでしょうか。この後ググってみよう。そういえば、大阪・堺に家康の墓っていうのが、あるんですか?中には、家康は実は大阪で死んでいたんじゃないかという説もあるようですね。大河ドラマの中では、佐助が暗殺した家康が替え玉だったということになっていましたが。もし、本当は本物が大阪で死んでたけど、それを隠して生きていたことにしていたのなら、徳川方の策があっぱれだったということですね!近藤正臣(これも役者名)が立てた策だったのだろうか。それから、千姫は、出戻ってあれからどうなったんだろう。これもググってみよう。では、また。ご機嫌よう!
2016年12月19日
おはようございます、ひなこです。再開、村上春樹さんの短編を読み返してみようシリーズ。今日から、『村上春樹全作品1990-2000 第3巻 短編集Ⅱ』になります。これが全作品の短編集、最後になります。収録されている作品は、『レキシントンの幽霊』と『神の子どもたちはみな踊る』からの作品です。表紙の装幀は、和田誠さんによる手描きのアメリカ東部ボストン、ケンブリッジ、レキシントン周辺の地図です。ひなこ、イギリスのケンブリッジなら行ったことありますが、アメリカのことはよく知りません。本日は、表題作である、「レキシントンの幽霊」です。これは、以前にも登場したことがありますが、村上さんご自身の経験談という形で語られるというストーリー展開です。というわけで、冒頭の最初の一文は、「これは数年前に実際に起こったことである。」というものです。でも、まあ、小説家の書く作品ですからね、それを鵜呑みにすることもないでしょう。巻末に収録されている「解題」によると、”アメリカ東部、ニューイングランドには幽霊が出ると言い伝えられている屋敷が少なからずあり、住民はある場合にはそれを誇りにさえしている。古い歴史のある屋敷にとって、幽霊というのは大事な資産のひとつになっているわけだ。いくつかの家を訪れてそのような話を聞かされて、幽霊についての物語を僕は書いてみたくなった。でもそれとはべつに実際に、奇妙な音楽(のようなもの)を真夜中に耳にした経験は僕にもある。”そうです。『スプートニクの恋人』、そして「人食い猫」にもそういう場面が出てきますね。私、これ好きです。外国を舞台にしている数少ない作品ですが、やはり舞台設定というのは大事だよね、と思わされます。レキシントンの古い大きなお屋敷というのが、想像力をかきたてます。「犬神家の一族」だって、「悪魔の手毬唄」だって、田舎の大きなお屋敷だからこそ怖いけど、あれが大都会の団地だったら興ざめですよね。元々は、雑誌「群像」1996年10月号に掲載されたそうですが、それは全作品掲載のものより短いショート・ヴァージョンだそうです。『ねじまき鳥クロニクル』の後で書かれたものになります。これを読んで思い出すのが、ある人がアメリカに出張で行って、”ホテルに置いてある家具は、全てイギリスから輸入したアンティークの家具”というのがうりのホテルに泊まったそうなんですが、家具と一緒に幽霊も輸入されてホテルに棲みついているという話です。その人も見たそうです。そういうのが好きな人は喜ぶでしょうが、その方は、そういう事情を全く知らずに泊まったので、「二度と泊まらない!」と言ってました。ひなこも、札幌の某ホテルでそれらしきものを見たことがあります。全然怖くなかったけど。格安料金でラッキー!と思ったら、いわくつきの部屋だったという・・・。まあ、日本の場合、大体自殺者があった部屋のようですが・・・。そういえば、残り半分のソファーの下掃除は木曜日に終了しました。でも!ソファーをよいしょと動かしたら、きれいなんですよ。”割と最近、掃除しました感”が漂っています。だから、ささっとすぐ終わりました。でも、私にはないんです、ここを最近掃除したという記憶が。うーん。掃除が簡単に終わったから、ま、いっか。では、御機嫌よう!
2016年12月18日
おはようございます、ひなこです。北海道、去年は雪が少なかったのですが、今年は既に根雪。(ねゆきとは、雪が溶けずに白く残ってしまっている状態。それが溶けるのは春3月あたり)実家の母が買い物行くのは大変だろうなと思い、ネットスーパーについて調べてみました。といっても、実家にインターネットが接続されてないんで、私が電話で御用聞きをして注文を取って、私がネットで注文して、親が家で商品を受け取って、代引きで支払うという形になりますが・・・。インターネットどころか、実家の電話は、今でも、昔ながらのジーコジーコとダイヤルを回す黒電話です。余計なお世話で、新しい電話をわたくしが購入してあげようかとも思ったのですが、本人達が要らないと言うし、黒電話だと子機とかないから、電話口に歩いて行って電話に出てこれる状態であるということで、寝たきりとかじゃないっていうのがわかるしな、なんて思ったりもして、今も結局そのままです。ネットスーパー。大体ひなこ自身がオーストラリアで一度も使ったことがないので、イメージとしては、「店で買うより割高なんだろうなあ。手数料とか取られるでしょ?」という感じでした。先日、近所の家の前にスーパーのトラックが停まっていて、「あ、ネットスーパーのお届けだ。赤ちゃんがいる家だから、こういうの便利なんだろうなあ」とは思いました。でも、自分で買い物に行く方を、昔の人のひなこは選んでしまうなあ、みたいな。私の実家があるあたりでは、ヨーカドーさんとイオンさん、あとは生協も使えるみたいです。でも、生協は、毎週1回頼むことになっているようで、高齢者二人だと毎週毎週、そんなに頼むものもない感じがしたのと、月400円手数料がかかるようなので、却下。イオンとヨーカドーは、どちらも3000円以上の注文で手数料は無料。3000円以下の場合は、324円の手数料を支払います。で、代引きで支払いをすると、ヨーカドーは無料だけど、イオンは108円の手数料がかかるそうです。(うちの親はカードとか持ってないので)買い物の値段もお店で売っているのと同じ料金だということです。「魚のハラワタ抜いてくれ」とかお願いすると、それもちゃんとかなえてくれるようです。(日本すごい)で、その旨を母に電話で言うと、「米とか重いもの、薬局から毎月ひと箱買っているいつも飲んでいるお茶などは、すでに4月分まで買ってストックしてある。それに、天気の良い暖かい日にたまに買い物にも行かないと足が衰えて歩けなくなるじゃないか。買い物に行くというのが運動になっているのだ」と言われてしまいました。まあ、あれですね。これが、「じゃあ、今日は大根とみかんと牛乳と卵を頼んでくれ」などと言うようになったら、一段階老化が進んだということなんでしょうね。それよりもっと進むと、食材じゃなくて、宅配の食事を頼むようになるんでしょうけど。まあ、そんなになったら、私が帰らないとダメか。先日、佐藤愛子さんが「ゴローデラックス」に出演されていて、「人間、何歳になろうとも、仕事をしてないと、生き甲斐がなくて、寝てても起きてても一緒」と仰ってましたが、私の母は自分のことを”飯炊き婆”などと貶めて言ってますけど、この飯を炊くということがあるから、「あ、今日は納豆と豆腐を買いに行かないと」とか、「じゃがいもを食べちゃわないとな。ホワイトソースを作ってシチューとコロッケ作ろう」とか、色々頭を使い、買い物に行くのが運動になっていて、本人のために良いのではないかと思います。お父さんの方は・・・・、「今日は何が食べられるかな」っていうのが楽しみで生きてるのかしら?!昔の日本人のお父さんですからね・・・。何もしません。村上さんの短編に、「家族は健康のために煙草を止めるようにと言いますが、喫煙することで、タバコを買いに出かけたり、人と話したりと、健康のためになっている」と言うおじいさんが出てきますが、私の母も炊事がその役目を果たしているようです。しかし、母の喋り方が、年とともにただの広島のおばあさん風になってきていて、今となってはイントネーションとか、もう北海道とは無縁です。じゃあ、ひなこは、これからどんどん北海道弁を極めていくんだろうか?!「なーんも、いいっしょやー。北海道生まれなんだから、北海道弁しゃべって何悪いのさ?」って感じでしょうか。まあ、いいけど。今日は夫婦二人でお呼ばれで、午後からお出かけです。では、御機嫌よう!
2016年12月17日
おはようございます、ひなこです。今日も涼しいです。雨がポツポツ降っています。オーストラリアって雨少ないよなあ。(降る時はどしゃぶりでまとまって降るけど)日本って雨の日多いですよね。水に恵まれている国なんだな、と改めて思います。さて、オーストラリアにいると、左利きの人が結構多いです。左手で字を書いている人もよく見かけます。かくゆうひなこは、やることによって、右利きと左利きが混在しています。こういう人は、ある一定の割合でいるようで、大体は、元々は左利きだったんだけど、親が右利きに直したという人らしいです。確かに、私の親世代は左利きを忌み嫌う世代ですからねえ。で、本当はどっちなんだというのを調べるには、缶ジュースのプルリングをどっちの手で引っ張るかでわかるとネットで読んだことがあります。はい、わたくしひなこ、絶対それは左手を使います。右手じゃうまく開けられない。左手を使うのは、ボールをドリブルさせる時、左ですねえ。右手ではうまくボールはつけません。でも、ボールを投げるのは右手なので、バスケットボールをすると、なんだかおかしなことになるんですけれども。それから、お札を数えるの、左手ですねえ。これは、子供の時、トランプをするのが左手だったというのに起因している気がするのですが。トランプを切るのも配るのも、出すのも、ババ抜きで人のカードを抜くのも、全部左手でした。(”てんをきる”って言ってたけど、「てん」って何のことだったんだろう。天?)↑と思ったら、てんをきるは北海道弁だと判明!http://www.weblio.jp/content/%E3%81%A6%E3%82%93%E3%82%92%E3%81%8D%E3%82%8Bどういう漢字を使うのかよくわからない言葉は、北海道弁なんだな。てんをきる、ぼっこ手袋、まて、とかね。ゲームボーイもプレーステーションもない時代ですからねえ。ヒマさえあれば、人生ゲームとトランプやってましたねえ、子供時代。でも、幼少時にトランプをやったおかげで紙関係をテキパキこなせるようになったと思うんですよ。「お札を数えるの上手だよね。元銀行員なの?」と日本の人に言われたこともありますが、ひなこ、銀行員だったことはありません。(オーストラリアのお札の数え方は日本の数え方と違って、お札を机上に横に置いて、人差し指を使って数える。遅いし、よく間違える)全ては、トランプで培ったと思っています。あとは、ほら、いきなり上司に、「ふゆのー!!これ大至急!コピー取ってホチキスでまとめろ!会議の資料30部!」なんて言われた時とか、トランプの技量が大いに役立ったと思うんですけどねえ。今はもう全然だめですが、若い頃は、そういう無茶ぶりにもテキパキ対応のできる”仕事のできる女の子”として重宝されたんですよー。オーストラリアの求人には性別とか年齢とか差別になるので制限をかけませんが、日本の求人って30歳以下とか書いてありますよね。(今は違うんでしょうか?アップデートされてなかったらごめんなさい)でも、自分が年を取って、「そうだよね、やっぱり若い方が使えるよね」と思ったものです。まあ、最近の若いやつは、なってないのが多い気もしますがね。これなら年寄り使った方が絶対良いという感じ。イチゴのヘタを取る、なんていうのも最初は左手を使うのですが、疲れたら右手に交代なんて知らないうちに使い分けたりしてます。そういえば、高校生の時、私が左手でお箸が使えるようになる練習をしていたら、母が激怒したことがありました。「右手を怪我した時に、左手が使えると便利じゃないかと思って」と私が言ったら、「馬鹿者。お前は自分が怪我することを望んでいるのか!!!」って。今、空きペットボトルに入れて冷やした玄米茶をごくりと飲んだのですが、キャップを開けたのはやはり左手でした。では、ご機嫌よう!
2016年12月16日
おはようございます、ひなこです。昨夜、8時頃から急に涼しくなり、雨も降って、現在も涼しいです。うれし~。嬉しからの連想というわけでもないですが(カメラ担当嬉野さんだから)どうやら、北海道が誇る「水曜どうでしょう」の新企画が始動しているようです!!!オフィスキュー会長の鈴井さんが、2日ほど前に「企画会議終了。待ってろ、大泉洋!」とツイートしたらしいです。番組開始当時、大学生だった洋ちゃんも、現在43歳ですからねえ。お手柔らかにってところでしょうね。ファンの間からは、安田顕さんも出て欲しいと要望があるようです。ヤスケン、俳優業が忙しくてそれどころじゃないかもなあ。あ、決して、洋ちゃんがヒマだと言っているわけではないですよ。私、数年前に、ネットで最初から最後まで、結局全部見ちゃったんですよね、どうでしょう。見出すとハマります、あれ。そもそも、私、大泉洋さんって全然知らなくて(ほら、北海道を離れて長いから)、数年前、こちらで、ある人に、「日本の映画でね、”しあわせのパン”という映画があってね、北海道が舞台で、非常に美しい北海道の景色が堪能できるらしいよ。ひなこ、北海道出身でしょう?絶対見た方がいいよ!」と言われ、「ネット情報をそのまま伝えているだけとはいえ、こんな人に日本人である私が日本の映画を勧められるなんてね」と、不思議な気分でした。でも、別に気にしないでいたのですが、「もう見たか、もう見たか」と何度も聞かれたので、ネットで探してみたら新しい映画なので、まだネットにはなくて、「まだネットじゃ見れないですね」と返事をしておきました。それから、時が過ぎ、「ところで、”しあわせのパン”は見たのかね」と再度聞かれたので、再度探したところネット上に出ていたので、見ました。洋ちゃんの役どころは、口数の少ないパン職人。きれいな手の人だなーと思ったけど、面白い人だなんて知りませんからね。一か所だけ、最後の方で、奥さんが妊娠したと知り、「をおおおおおおおおお!」と絶叫するシーンがあって、突然はじけたので、びっくりしました。で、この人誰なんだろうとググって、「水曜どうでしょう」を知り、見てみたわけです。それから、ファンです。世代は違うのですが、洋ちゃんは、「中学の同級生ですっごくおだってた男子のなれの果て」みたいな親近感があります。おだつとは、北海道弁で、ふざけてるとか調子に乗っているとか、そんな意味なんだけど、訳すと正確なニュアンスが消えてしまいますねえ。ご本人も、「子供の頃から、”そんなに、おだつんでない!”と親に怒られてばかりいるようなおだつ子供だった」とおっしゃってらっしゃいますが、よくわかります。前回はアフリカでしたが、今回はどこで何をするのかなあ。それから、年末年始のスペシャルで、鈴井さんのドラマ「不便な便利屋」新作スペシャル放送されるみたいです。これ、好きなので、楽しみです。ムフフ。鈴井会長は、私より2歳年上で、高校の先輩みたいな気分です。勝手にすいません。多分、北海道民は私同様、妙な親近感を持っていると思うんですよ。水曜どうでしょうの勝負服はジャージだった洋ちゃんなんか、近所の兄ちゃんみたいなイメージだし。なもんだから、ネット上で見かける、千歳空港で偶然洋ちゃんを見かけた人などの感想は、「すっごく痩せてて背が高くて、しっかり芸能人だった」とか、「目が合ったらドキドキして、なんで大泉洋にときめいているだ、自分、と自分につっこみいれた」とか、「お肌がきれいで、手もきれいで、びっくりした」とか、驚きの声ばかり。^^お母さまが、「あの子はテレビ映りが悪い。本当はもっとかわいいんです」とか言ってたの聞いたことありますけどね。ははは。洋ちゃんはお母さま似ですが、お父さんがすらっと背が高くて(スタイルはお父様似なんでしょうね)、かっこいい人ですよね。まあ、お二人とも、非常に北海道的な、すっごく面白いご両親なんですけど!昨日、某会社から来た手紙。「クリスマス・ホリデイズのお知らせ。うちは、12月22から1月11日まで閉まっとるけんね。よろしくね」日本だと、こういう長期休暇はないと思いますが、この時期、オーストラリアは皆休暇中ですからね、自分だけ働いても何も進展しませんからねえ。税金の支払いだって、この時期は、本来なら1月末支払いの10月から12月の分を、2月末締め切りにしてあります。♪ああ、夏休み~なわけです。ひなこは、とにかく涼しければ、言うことないですが、そううまくはいかないだろうなあ・・・。では、ご機嫌よう!
2016年12月15日
おはようございます、ひなこです。昨日、そして昨夜は暑かったです。1868年観測開始以来、夜の気温としては最高気温だったとか。寝不足です。しかし!今日は更に暑いらしいです。朝の6時くらいに、既に寝室の温度30度ありましたから。(窓全開)近所で工事をやっている騒音、いつもは「うるせーなー」としか思わないのですが、昨日は、「音がするってことは、誰かがこの暑さの中働いているっていうこと。大変だな。熱中症に気をつけてね」みたいな、”鬼の目にも涙”の気分でした。「アイスクリームでも差し入れに持って行ってあげようか」みたいな。持って行かなかったけど。という今も、既に工事をやっています。大変だねえ。で、明日の予想気温は、がくんと20度も下がって、19度とかなんですが。オーストラリアの天候、ワイルドです。昨日は、宣言通り、冷房を効かせてソファー下の掃除をしました。テレビの置いてある部屋は終了したので、半分終了です。大掃除に励むひなこの図。残りは、うーん、明日涼しいみたいだから、明日にしようかなー。月曜日のスマスマのゲストは、レイディー・ガガさんでした。「派手な人」としか思っていませんでしたが、小柄で、お着物姿でおしとやかで、イメージと違いました。スマスマって、今まで結構外国人の有名歌手、俳優出てたんですね。なんとマドンナ、マイケル・ジャクソンまで!そして、番組の最終回は26日のようですが、来週19日、ビストロスマップは最終回で、ゲストはタモリさんだそうです。個人的には、森君希望だったんですが、まあ森君、もう芸能人じゃないしねえ。先日、ファンは好きな人に似るという話を読みました。中居ファンは、頭が切れるんだそうですよ!うーむ、ひなこ、昔は切れてましたが、今はあきませんねえ。高1の時、私と友達がしゃべっているのを、3年生の先輩が見かけて(友達は面識があるけど私は知らない先輩)、私の友達に「お前がこの前話してた子(=ひなこ)、あの子頭良いよな。勉強ができるという意味ではなくて、回転が速いだろ。それじゃなきゃ、あれだけ喋れない。話しながら同時に考えてるんだよな」と言ってきたそうで。ん?私が喋り過ぎってことか?でも、今となっては、「うーんと、えーっと」って感じです。では、ご機嫌よう!
2016年12月14日
おはようございます、ひなこです。日曜日の「真田丸」。ラストが、まさかのまさかの、幸村ときりのちっす!きりは、その最中に「遅すぎるのよ。せめて10年前だったら。あの頃わたし、一番きれいだったんだから」とぶつくさ言ってましたが、最後のアップでは、目頭に涙が浮かんでました。「きりちゃん、うざい」と思っていたけど、モーリー・フーパー好きの私としては、最後にむくわれて良かったねと思いました。そして、日本史の知識ゼロのわたくし、わが殿、伊達政宗が大坂夏の陣に出陣してたんだあ、なんて初めて知りました。ということは、私のご先祖様、親戚筋、大阪行ったことあったんだあ、私はないけどー。結構、昔の人、旅してるよなあ。で、最後に、幸村が、もう自分は死ぬ気なんで、妻と子供を伊達政宗に託すのですが、敵とはいえ、女子供に手を出すような人ではないと信頼されていたんだな、と思ってちょっと嬉しかったです。しかし、いつでもずんだもち食べてますよね。私は食べたことないし、父の一族が食べているのも見たことないけど、北海道に移ってきて「あー、ずんだ食べたい」とか思ったのかなあ。私のひいおじいさん。仙台藩出身を自慢している父ですが、80前になって、「でも、うちの一族は元は九州」とか言い出しました。そんなの初耳だし、ちょっとボケちゃった?みたいな、信じきれないところもあるんですが、さあ、どこまで本当なんでしょうか。DNAテストでわかったりするんでしょうか?「ああ、あなた九州の血も入ってますねえ」なんて。わからんだろうな・・・。いよいよ来週最終回です。本日、そして明日のシドニーの最高気温の予想は、36度、37度ということで、やたら暑いのですが、これを逆手に取って、クーラーをぎんぎんにきかせて、ソファーを動かして、ソファー下の掃除をする予定です!待ってろ、ソファー達!かかれー!では、ご機嫌よう!
2016年12月13日
おはようございます、ひなこです。土曜日は、私だけがお呼ばれしていたので、夫にご飯を作っておかなければなりませんでしたが、こっちもどたばたしているので、手っ取り早い手抜き料理になります。こんな時に活躍するのが、ドラムスティックのバルサミコ煮です。作り方鍋に5~8本ほどのドラムスティックを入れ、そこにスライスしたニンニク1片、バルサミコ半カップ、しょうゆ3分の1カップ、水1カップ、ジャム大さじ2を入れ、煮るだけ。見た目は黒くておいしそうじゃないですが、いけます。元々のレシピには、砂糖大さじ2とあったのですが、勝手にジャムに変えました。というのも、これの変形ヴァージョンで、オレンジマーマレイド半カップ、しょうゆ1カップで煮るというのもあったので、じゃあ、砂糖の代わりにジャム系でいいんじゃないの?と思ったわけです。で、ひなこの楽しみは、チキン自体よりも、このスープで、翌日ラーメンを食べることです。冷やし中華風にするもよし、つけめんにするもよし、先日は煮込んでみました。はくばくのオーガニックの、縮れていないまっすぐのラーメンの乾麺を使っています。北海道では札幌ラーメンが有名ですが、ひなこの出身地のラーメンの麺は細いので、札幌ラーメンのあの麺の太さには今でも慣れません。美味しいと思わないです。では、今日はここまで。御機嫌よう!
2016年12月12日
おはようございます、ひなこです。先日、日本のテレビCMの中で、「クリスマス・クリーニング」と言ってるのを見ました。何やそれ?大掃除のことやろ?とりあえず、カタカナにしとけばかっこええんか?!よくわからん。と思っていたら、追い打ちをかけるように、違うCMで「12月12日はクイーン・デー!」とか言ってって。はっ?トランプの12は確かにクイーンだけど。フレディー・マーキュリーをしのぶ日とかじゃなくて、頑張る女性を称える日だそうですよ。いいだしっぺは、グリコだそうだ・・・。かくしてひなこは、浦島太郎になるのであった。ハロウィーンは東京方面では定着したようだし(北海道じゃあ寒くてあんまり外に出たくない季節)、菅野美穂さんがベイビー・シャワーの話をしているのを最近聞いたし、なんかもう日本、どこの国なんだかわけわかりませんねえ。という私は、昨日、とある集いに行きまして。あんまりこういう”かなりの人数集まる会”は得意じゃないんだけど、行かないと不義理になるので顔出しました。手土産に持っていった、お手製オーストラリア名物レミントン。地味なので、爪楊枝に折り紙ハートとビーズをくっつけたピックを作ってみたのですが、家から刺して持って行くと持ち運びに不便なので、着いてからわさわさ刺そうと思って、ジップロックの袋に入れました。お皿も、これに変えました。うーむ、なんか疲れた。では、御機嫌よう!
2016年12月11日
おはようございます、ひなこです。CHAYさん(永谷園の娘さんだとか?もしそうなら、ナイスな名前です。永谷園といったら、そりゃお茶漬けですものねって前に同じこと書いたっけ)の歌うユーミンの「12月の雨」がオープニング曲として使われていた『地味にスゴイ!校閲ガール、河野悦子』ですが、先日最終回を迎えました。で、「12月の雨」から思いつくままに。よく考えたら、北海道では12月に雨は降らないですねえ。最近は地球温暖化でそういうこともあるかもしれないけど、基本、12月に降るのは雪でしょうねえ。というわけで、私なんぞは、”12月の雨”と聞くと、異常気象の歌の気分なんですが、まあ、これは東京に住んでいる人の話として聞くべきですよね。♪雨音に気づいて 遅く起きた朝は雪は音もなく降るので、降る音で目が覚めるということはありません。大量に降って、屋根からドサっと雪が落ちる音で目が覚めるということはあるかもしれないですが。でも、寝ている間に雪が降ったら、まだ寝床の中にいる間から、「あ、雪降ったんだな」ってわかるんですよ。まず、外が明るい。そして、静か。雪が音を吸収するんですよ。明らかに、はっきりと違いがわかります。レミオロメンの「粉雪」っていう歌も、アスファルトが黒くシミになっていくとかなんとかって歌詞の意味が、道産子ひなこは意味を理解するのに一呼吸余計にかかりました。だって、北海道では雪が降ったら積もって白くなるんですもの。雨が降って黒くシミになるのはわかりますが、雪が降ったら黒くならずに白くなるだろうと思ってしまいます。暖かいところの人が作った歌詞って感じがします。堺雅人さんが若かりし頃(まだ歯の矯正をする前)、「壁男(かべおとこ)」っていう札幌で撮った映画に出演されているのですが、南国宮崎県出身の彼曰く、「一夜にして、前日まで見ていた見慣れた景色と違う雪景色に変わるっていうのが、すごくカルチャー・ショックだった」そうです。で、北海道の人は、それを何事もなかったかのように受け入れている、というのが、またまたカルチャーショックだったそうで、「そうか。北国の人っていうのは、目の前の景色が冬になるとガラッと変わるっていう二面性を知りつつ、それを受け入れつつ生きていたのか」と思ったそうです。自分は、今まで、目の前にある景色は、変わらずいつもそのままでそこにあるとしか思っていなかったって。道産子ひなこからしたら、北海道で、冬になっても同じ景色だったら「異常事態」ですけどもねえ。でも北国育ちのひなこがカルチャーショックだった逆ヴァージョンがありまして!小学生の頃、夏休みラジオ子供相談室なんていうのをNHKラジオでやってたのを聞いたことがあって、その日は、答える先生が大学教授とか科学者の先生とかで、理科系の質問を扱っていたんだと思います。で、ある子供が「どうして人間には眉毛があるんですか」と質問しました。その答えは、「眉毛は、汗が目に入らないためにある」でした。汗なんてかかない涼しいところで夏休みを過ごしていたひなこは、「偉い先生かもしれんが、なんじゃこの答え!」と憤慨していました。そして時は過ぎ、南に流れ流れて、南極手前まで来たひなこ、額からダラダラ汗をかくと、確かに眉毛で汗が止まると知りました。そうか、あの先生の言ってたこと、本当だったんだ。ひなこには、かなりカルチャーショックでした。では、御機嫌よう!
2016年12月10日
おはようございます、ひなこです。パンパカパーン!祝100回!の今日の読み返してみようは、「青が消える(Losing Blue)」です。これは、日本では未発表の作品で、全作品で初めてのお目見えとなりました。なので、当然ひなこも、全作品で初めて読みました。 元々は、1992年にスペインのセビリアで開催された万国博”EXPO ’92”を特集する雑誌のために書かれたものだそうです。この雑誌はかなり分厚いもので、イギリスのインディペンデント、フランスのル・モンド、イタリアのラ・レプープリカ、スペインのエル・パイスの各新聞が新聞別冊というかたちで共同でつくり、それぞれの言語で発行したそうです。その雑誌のために、ミレニアムの大晦日を舞台にした短編小説を書いてほしいという依頼を受けたのが1991年のことで、8年後の世界の話なので、多少近未来っぽい感じのものになったそうです。というわけで、日本の本や雑誌には掲載収録されたことが一度もなかったのだけれど、机の引き出しの整理をしていたらひょっこり出てきて、ちょうどいい機会だしと思って全作品に収録することにしたのだとか。これは、タイトル通り、世界から青という色が消える話です。これで、全作品1990-2000第1巻短編集を終わります。『夜のくもざる』が、超短編で作品数が多かったので、結構長くなりました。区切れよく第100回となった今日は、12月9日。この「青が消える」の中に、ジョン・レノンという固有名詞が出てきますが、昨日は彼の命日でした。どうして忘れないかというと、わたくし、その前日に夢を見たからです。当時、16歳でしたが、憧れの先輩が夢の中で私の前を歩いているのですが、誰かのLPレコード(時代を感じますねえ)を小脇に抱えていて、「一体誰のレコードなのかしら」と目を凝らしてじっと見ると、それはジョン・レノンのレコードでした。で、学校に行って、友達2人に「昨日こんな夢見た」と話して、家に帰ったら、ジョン・レノンが死んだというニュースが流れて、翌日友人に気持ち悪がられました。あれから、36年・・・。光陰矢の如しでございます・・・。では、ご機嫌よう!
2016年12月09日
おはようございます、ひなこです。本日の短編は、「ふわふわ」です。これは、村上さんが小さい頃飼われていた「年老いて大きな雌猫」について書かれています。この話は、子供向けに書かれたものだそうです。1998年に服飾関係の会社の発行する本(NUNO NUNO BOOKS FUWA FUWA 1998年5月刊)のために書いたそうです。服地の感触を表現するいくつかの言葉の中から、自分にあったものを選んで、それについて文章を書いてくれという依頼だったそうです。村上さんは「ふわふわ」という言葉を選び、小さな子供のころに実際に飼っていた猫の話を書いたそうです。その猫についていつか何かを書いてみたいと前々から思っていたのだそうです。そのあとで、安西水丸さんの絵を得て、いくらか長く書き足して絵本として刊行されたそうです。私は講談社文庫で持っていました。文庫化されたのは、2001年12月。私が読んだ後は、確か猫好きの友達のところへ行ったはず。村上さんといえは、比喩がとてもお上手ですけれども、この中で、とても印象に残っている、今でもしっかり覚えている大好きな比喩があります。冒頭に出てくる、「長い間使われていなかった広い風呂場を思わせるような、とてもひっそりとした広がりのある午後」っていうところです。隣の学校、夏休みになったんだけれど、始業、終業を告げるベルの音をリセットしていなくて、今も、生徒のいない学校にベルの音だけ響き渡っています。早く止めてほしい。では、ご機嫌よう!
2016年12月08日
おはようございます、ひなこです。『夜のくもざる』を離れて、今日の短編は「使い道のない風景」です。ひなこは、この全作品で初めて読みました。これは、小説ではありません。写真家の稲越功一さんの写真と組んだ本のために書かれたスケッチ的な文章だそうです。アントニオ・カルロス・ジョピンの”Useless Landscape”という題の曲(原題はポルトガル語だそうです)にインスパイアされて書いたそうです。この曲自体も好きだが、タイトルの不思議なざらっとした感触に強く心惹かれるところがあったそうです。この文章は、アメリカのニュージャージー州ブリストンに住んでいた時に書いたそうで、『ねじまき鳥クロニクル』を書いている途中だったそうです。あまりに長大な話なので、時々一息いれて休止期間を置いていて、気分転換に別の仕事をするようにしていたそうなのですが、この作品はそのような休止期間中の副産物だそうです。全作品収録にあたって、少し手を入れたそうです。これを読んで思い出したことを書きます。ひなこが、英国一周貧乏一人旅をした時、道中で出会った日本人の同じく一人旅をしていた人から聞いた話です。奇遇にも、村上春樹さんと同郷の方だったんですけども、イギリスに来ても、自分が外国にいるという実感が全然持てなかったそうなのですが、とある時、とある駅にあるカフェでちょっとお茶を飲みながら一休みしていたら、お店のBGMで10ccの曲が、♪I'm not in love~と流れてきたんですって。そうしたら、隣に座っていた、でぶったダサい中年のおばちゃんがそれに合わせて、流暢な英語で一緒に歌いだしたんだそうです。それを聞いて、初めて「あ、自分は今、異国にいるんだな」と感じだそうなのです。だって、日本だったら、デブのダサい中年のおばさんが流暢な英語で10ccは歌わないですからね。メルボルンでは、ストーム・アスマと呼ばれる、嵐の時の喘息で人が亡くなったりしています。(それも若い人が多い)強風で舞い上げられた花粉やダストが原因らしいですが、そんなの初耳で怖いです。シドニーは、ここ数日、パラパラ雨が降ったりしています。湿度が高いです。では、ご機嫌よう!
2016年12月07日
おはようございます、ひなこです。本日のひょひょいのひょいは、「夜中の汽笛について、あるいは物語の効用について」です。これで、『夜のくもざる』からのひょひょいのひょいはおしまいです。ということで、最後は、くっだらないナンセンスではなくて、村上春樹氏の本領発揮というか、”本気出したった!風”の英語からの翻訳小説っぽいものです。若い頃、すっごく好きでした、これ。『夜のくもざる』は、文庫を持っていたのですが、1998年3月新潮文庫刊とのことですから、わたくしひなこ、34歳くらいだったのかしら?34歳っておばさんでしょう?と思う方もおられるでしょうが、今より20歳近く若かったわけですからねえ、まだちょっと、心の中には「少女の気持ち」が残っていたんでしょう。はい、このひょひょいのひょいに出てくるのは、「少女」と「少年」です。登場人物に名前がない、っていうのも、初期村上作品の大きな特徴でしたよね。今も美しい文章だとは思いますが、すっかり少女の気持ちをなくしてしまったのでねえ。ははは。おばさんになったので、「こんなの机上の空論というか、紙の上の夢物語だよ」などと、現在は冷めて思ってしまいますが。いやね、若い頃は、誰かが結婚するー、とか、誰かに赤ちゃん生まれたーとか聞いたら、純粋に「よかったねえ、おめでとう!」としか思わなかったですけどもね、こう年を取ると、結婚して幸せだったはずの二人が離婚するのも目にしたし、生まれた赤子がその後成長して、親にとんでもない苦労をさせているのも見たわけですよ。だもんで、最近はそういうめでたいニュースを聞いても、若い頃のように単純に「おめでとー!」とは思わないですね。「まあ、これから色々あるだろうけども、うん、がんばってね」ぐらいの気持ちというか。それ同様の気持ちをこのお話に対しても持ってしまうわけです。すみません。年を取ると懐疑的になるんでしょうかね。というか現実的になるというか。でも、文章は美しくて今でも好きですよ。書いた方の村上さんは、これを書かれた時、46歳くらいだったのかしら。46歳でも、少女と少年の気持ちを持ち続けられる、というのが、やっぱりすごいですね。では、ご機嫌よう!
2016年12月06日
こんにちは、ひなこです。ちょこっと掃除をしてたら昼過ぎましたー。・・・。今日も、暑いです・・・。ヘロヘロ。こちらは、これから夏休みの季節です。うちの隣の学校(私立)も、今日から夏休みに突入したようです。公立学校は、来週いっぱい登校するようですが。といっても、先生も生徒も気分はもう夏休みで、休んでる子も多いだろうし、学校に行ってもたらたらしてそうですけど。新学年が始まるのは、来年の1月30日からです。本日のひょひょいのひょいは、「真っ赤な芥子」です。これって、♪母さんお肩を叩きましょからインスピレーションを得て書いたものと思われます。庭に咲いている真っ赤な芥子が、はははと笑い出し・・・という話です。今日は月曜日。昨夜の「真田丸」と「IQ246」を見ないと。では、御機嫌よう!
2016年12月05日
おはようございます、ひなこです。昨日作ったシュークリーム。クリームがはみだしてますけど・・・。ドンマイ、ドンマイ!ちなみにこれは英語のDon't mindですね。でも、オーストラリアの日常会話では、(It) Doesn't matterを使うかなあ。本日のひょひょいのひょいは、「嘘つきニコル」です。サザンの歌に出てきそうな雰囲気ですが、嘘つきニコルは、神宮前2丁目に住んでいる、上から下までれっきとした日本人だそうです。まあ、嘘をつく人は信用できませんね。岡崎体育の歌詞に、アバウトにしか覚えていませんが、朝からテレビで国の偉い人が謝ってる(国家ズールズル)とかなんとかいうのがあったなあ。明日はまた暑そうなんですけども。先日の暑さで、コウモリが木から落ちて転がっているのを見かけるかもしれないけど、ばい菌いっぱいだから触れないように、っていうニュースがあったそうです。今年は、コウモリが大繁殖してるのかしら。うちにまで来るくらいだから。では、また。ご機嫌よう!
2016年12月04日
おはようございます、ひなこです。・・・。昨日は、暑かったです。トヨタの温度計で、外の気温40、5度になってました。昼過ぎに2階の洗面所の水の蛇口を開けたら、熱湯で手が洗えませんでした。火傷しそうなくらい熱かったです。夜になっても、台所の水道の水がぬるま湯みたいだったし。今は涼しいですが、今日はシドニーの人々はぐったりしてるんじゃないかなあ。今日のひょひょいのひょいは、「激しい雨が降ろうとしている」です。これは、ボブ・ディラン氏の歌のタイトルのようですね。これを書いている時にボブ・ディランのグレイテスト・ヒッツを聴いてらしたそうで。内容は、全く雨に関係ない話です。これは、自分の若い頃の実話について書かれたもので、ナンセンス続きの後では、ほっとする村上春樹節です。先日、スーパーでなんとなく買ったスィック・カスタード・クリーム1リットル。(日本の牛乳パックのようにテトラパックに入っている)早く食べないと賞味期限になっちゃうなあ。今度こそシュークリームにしようか。イタリアンビスケットがあれば、ビスケットを敷いて上からカスタードをかけてフルーツを散らせたりできるけど、買い物に行く元気がない。↑イタリアン・ビスケットが、カスタードの水分を吸って、スポンジケーキのようになって美味しいんですけどね。余談ですが、こちらの人はコーンフレークに牛乳を使うので、プラスチック容器に入った牛乳を、2リットル、3リットルで買うのが普通です。だから太るんだよなあ。うちは夫が最近オーガニックの牛乳を買うようになりました。昨日は、オーストラリア製のオーガニック麺、はくばくの冷たい茶そばをつるつる食べて、涼んでいましたが、今日は料理しないとなあ。(夫は、おととい作ったシー・パーチのアクア・パッツァもどきを食べました。シー・パーチは日本語ではスズキだそうです。白身の魚です。北海道では食べないです)では、また!御機嫌よう!
2016年12月03日
おはようございます、ひなこです。今日は、暑いです。昨日の「明日の天気予報」で、暑くなるのは知っていたんですけど、もう朝から既に暑いです。鳥さんたちも、朝から水浴びしてますよー。(うちの裏庭を通り道にしている猫さんのために水を置いておいたら、鳥が水浴びするようになった)ヘロヘロ。本日のひょひょいのひょいは、「もしょもしょ」です。ぼちょぼちょに良いことをしたら、もしょもしょが「どうも先生、先日はぼちょぼちょがなんかえらいお世話になったちゅうことで」とやって来て、お礼にとくりゃくりゃを置いていきます。主人公の僕は標準語ですが、ぼちょぼちょともしょもしょは、関西弁です。早く新作読みたいな。御機嫌よう!
2016年12月02日
おはようございます、ひなこです。昨日、新潮社からメール来ました!来年2月に村上さんの新作長編出るそうですよ!原稿用紙2000枚の全2冊!うっひょー!翻訳されたりエッセイ書かれたり、お忙しそうだったのに、ちゃんと本業の小説も書かれてたんですねえ。内容については、これからおりおりメールでお知らせしますと書いてありました。さあ、1Q84とは関係あるのか、ないのか!もうあれですね、年を取ってきたから、一から新しい話より、1Q84がらみの方がとっつきやすいかもしれないです。村上さんは私より15歳年上であられますから、書く側もそういう風に感じたりしないのかな。って、お前と一緒にすんなや、と言われそうですが。新しい年の楽しみができました。先日、中国人のお店で豆腐と納豆を買った時のこと。レジで並んでいる時に、ふと視線を上にあげると、レジの後ろの棚の上の方に、炊飯器が陳列してあるのを発見!前からあったのかなー。どれも日本の会社のものなので、200ドル以上しました。下ばかり見て歩いていると気分が落ち込むから、上見て歩け!って言いますけど、ひなこが発見したものは、炊飯器でしたぁ。今日のひょひょいのひょいは、「天井裏」です。天井裏に小人が住んでいると妻が言い出し・・・、という話です。なんだか、NHKドラマ「漱石の妻」の夫婦の会話みたいで、私の頭の中では、尾野真千子と長谷川博己になっています。昨日苺の花が咲いたと言いましたが、裏庭にあるザクロの木も、ちょっと前まで花盛りだったのですが、昨日見てみたら、実がつきだしていました。むひゅひゅ。と食べるものばっかりですが、天井裏→裏庭という裏縛りということで。では、今日はここまで。ご機嫌よう!
2016年12月01日
おはようございます、ひなこです。昨日お伝えした盗難されたお猿の父さんは、無事発見され、父、母、俺、妹の4匹は無事リユニオンを果たしたそうです。よかった、よかった。本日のひょひょいのひょいは、「インド屋さん」です。富山の薬売りを彷彿させるインド屋さんです。と言っても、今の若い人知らないか。ひなこが子供の頃は、薬と言えば富山の頓服飲み薬でしたけれどもねえ。紙風船とかもらったりして嬉しかったものであった、富山の薬屋さん。本当におじさんが富山から来てたのかは知らんけど。いちごの花が咲きました。ピンクの可愛い花がいくつも咲いたので、苺もたくさんなりそうです。花束から採った種は、案の定芽を出しませんでした。あれー。生姜を酢と塩に漬けたのは、美味しく食べてます。では、御機嫌よう!
2016年11月30日
おはようございます、ひなこです。今日のひょひょいのひょいは、「動物園」。これもナンセンスと言えばナンセンスなんですが、この中で、好きな文章があります。”日曜日の動物園というのは、生命と意識というものについて僕らにとても多くのことを示唆するんです。僕らの意識を支えているいちばん大事な要素は記憶なんです。僕らの意識というものはそれらの記憶の収納様式とアクセス能力によって規定され、区分されることになる。”動物園といえば、シドニー郊外の動物園から世界一小さな猿ピグミーマーモセットが盗まれたそうです。赤ちゃん猿2匹は見つかったけれど、お父さんはまだ行方知れずと昨日のニュースでは言ってました。この猿は夫婦で子育てをするので、母子家庭だとお母さんが育児疲れするのではないかと言ってました。ペットとして高値で売れるらしいです。23歳と26歳の兄弟である犯人は通報情報を元に逮捕されました。日本で、こちらの鳥、コカトゥーが70万円ほどでペットとして売られているらしいと聞いたことがあります。それ以来、コカトゥーが群れなして飛んでいるのを見ると、かなりのお値段だわねえとか思います。まあ、捕まえられませんけどね。最近、うちのドライブウェイにあるヤシの木にコウモリがやって来るようになりました。今までそんなことはなかったのですが・・・。夕方以降、夫は「俺はコウモリは大嫌いだ!」と追い払いに行きますが、またすぐ戻ってきます。たまにキッキと甲高い鳴き声も聞こえます。吸血コウモリではなくて、フルーツバットだと思いますが、あんまり気持ちよくないです。ネットを調べたら超音波を発するコウモリ除けの器具などもあるようです。それからコウモリはミントの臭いが嫌いだそうです。(と夫に教えたら、あんな木の高いところにどうやって届かすねん!とつっこまれましたが)磁石も嫌いらしいです。日本のサイトにも、コウモリ駆除について書かれているサイトがありました。私、北海道出身だから日本にコウモリがいるなんて、考えてなかったなあ。あ、群馬でコウモリ見たことあったな。ホテルの網戸に何かいて、蛾?と思ったらコウモリだったという。怖い、怖い。お猿のお父さん、早く見つかるといいなあ。では、また。ご機嫌よう!
2016年11月29日
泣かす 踊らす 音楽聴かす 窓にもたれさす 倒れさすおはようございます、ひなこです。今日のひょひょいのひょいは、「能率のいい竹馬」です。これはただの馬やがな。竹馬ちゃうで。この中に、小林ヒデオという固有名詞が出てきますが、それで思い出しました。村上さんの『雑文集』という本の中で、「短いフィクションー『夜のくもざる』アウトテイク」という章があり、「愛なき世界」、「柄谷行人」、「茂みの中の野ネズミ」という3つが載っています。「愛なき世界」は、あまりにも意味がない(ように思えた)ので、ご自分で載せないことにした作品だそうです。でも、もうなんだっていいやと開き直って雑文集に収録されたのだとか。「柄谷行人」(からたにこうじん)の方は、ご自身は載せてもよかったんだけど、柄谷氏のファンである担当女性編集者に、「こんなの冗談にもなりません。まったくもう!」と、あっけなく却下されてしまったそうです。多分、岡みどりさんでしょうか。「茂みの中の野ネズミ」は、中国語か韓国語で、『夜のくもざる』が翻訳出版された時に、こんな本、訳して売れるのか、と不安だったので、いつもは序文なんて書かないのだけど、サービスして書いた序文だそうです。小林秀雄さんの「考えるヒント3」という本の中で、”効率のよい竹馬”という言葉が出てくるそうです。http://yourei.jp/%E8%83%BD%E7%8E%87%E3%81%AE%E3%81%84%E3%81%84ここを開いたら、岡田君の能率手帳のCMの動画があって、何をするためにこのサイトに来たのかをすっかり忘れてそれをまず見てしまったひなこでした。村上さん、多分この本をお読みになって、この言葉が気に入ったのでしょうね。この作中にも、「小林ヒデオの文章の中に能率のいい竹馬という言葉がでてくるのを、ひょっとしてあなたはご存知ないのですか」という文章が出てきます。小林秀雄さん、国語の教科書で読んだ気がしなくもないですが、柄谷行人さんのことはよく存じ上げておりません。岡崎体育の動画を見まくっていたら、歌詞の中に、♪風は何も教えちゃくれない~というのがありました。村上春樹ファンの私としては、『風の歌を聴け』と言われても、風は何も教えちゃくれないよということか、とまずパッと頭に浮かびましたが、これはボブ・ディランの歌の”風の中に答えはある”の返事かもしれないですね。なんか、ハマっちゃったなあ、岡崎体育。BASIN TECHNOのTシャツ買ってもいいよ。と思ったらほぼ売り切れとったが・・・。では、ご機嫌よう!
2016年11月28日
こんにちは、ひなこです。昨日、フィッシュマーケットで買った天ぷら粉を使ってエビの天ぷらを作りました。天ぷらを食べたのは、すっごく久しぶりで、何年ぶりだ?という感じでした。年なので、天ぷらはもたれるし、日本に帰った時も、親が老齢なのでもう天ぷらとか食べないですしね。でも、昨日のエビの天ぷらは美味でした。で、昨夜の残りのエビの天ぷらで、朝昼兼用に天ぷらそばを作って食べていたら昼過ぎましたー。”日曜のブランチ”などと呼ぶには、地味すぎる天ぷらそばでありました。ひょひょいのひょいですが、末広がりの88回目は、「グッド・ニュース」です。そういえば、こちらで、住所に8がついている家は、中国系の人々が高値で買ってくれます。縁起が良いと言って。これは、ちょっと筒井康隆テイストが入っている気がします。毒があるっていうか。最近暑い日があったので、ヨーグルトとマンゴーをミキサーで混ぜて食べていました。ひなこの最近のニュースは、「岡崎体育、ちょっといいかも」。くるねこ大和さんのサイトの漫画内で、くるさんが鼻歌歌ってたんですよ。で、コメント欄から岡崎体育さんの「MUSIC VIDEO」という歌だと知りまして。先週くらいに橋幸夫の「潮来笠」(いたこがさ)の替え歌歌ってたのは、すぐ原曲が分かった世代の私ですから、岡崎体育って誰やねん?個人名なのかバンド名なのかもわからんがな状態でしたが、名前が気に入ったので、ちょっとググったら、結構好きかもしれないです。MステのVOICE OF HEARTも笑った。お前は芸人か!みたいな。しかし、くるさん、私に比べたら若いのに、どうしてこんな昔の歌知ってるんでしょうねえ。親や祖母から聞いたのかな。(大泉洋ちゃんも若いのにどうしてこんな歌知ってるんだろうと思うことあるけど、父親が良く歌ってたとか言ってたの聞いたことある気がする)昨日なんて、潮来花嫁さんの替え歌でしたからねえ、くるさん。では、また。ご機嫌よう!
2016年11月27日
おはようございます、ひなこです。東京の11月の積雪は、観測史上初だったそうですねえ。私、何年か前に北海道に4月中旬に帰った時、千歳空港で雪になりましてねえ。「あなどれないぞ、北海道!」と思いましたよ。だって成田は気温が20度以上で、桜が満開だったんですものー。その時の写真。こん時、すっごく寒かったですよ。ポケットに手をつっこみ震えました。年末年始に帰省する時なんかは、それなりの覚悟と共に、暖かい服装で帰るじゃないですか。でも、「4月も中旬だしー、成田じゃ桜満開だしー」と油断してたら、これですもの。涙目でした。今日のひょひょいのひょいは、「牛乳」です。牛乳売りのおばさんの独白みたいなかんじです。てやんでえ言葉だったら、落語になりそうな感じです。数年前のオーストラリアの牛乳のテレビCMを思い出しました。一人の男性が牛乳を買いに行くと、店番の不愛想なおばちゃんが老眼鏡の奥からじろっとにらんで、「あんた、どんな牛乳が欲しいんだ?カルシウム増量、ローファット、スキムミルク(とかなんとかすごい速さで色々まくしたてる。昨今の色々な名前のついた牛乳を揶揄している)」「あの、昔ながらの普通に美味しい牛乳でいいんですけど・・・」「じゃあ、これだね」とCMの牛乳を差し出す、というものです。ヘナで髪を染めたのはいいんですが、未だにシャワーの後、バスローブに薄茶色のシミはつくは、ヘアーブラシは茶色くなるは、枕の上に敷いているタオルに色はつくは、大変です。ぶつぶつ。文句ばっかり言うと、英語で言うところの、grumpy old womanという感じですが。では、ご機嫌よう!
2016年11月26日
おはようございます、ひなこです。昨日は、これを短く切り上げ、プリンを作りました。覚書に簡単レシピを書いておくと、型にバターを塗る。私はカップケーキが12個できる型で作りました。カラメルは、砂糖半カップと水大さじ2を鍋に入れて色づくまで煮詰める。で、それを型に入れる。固まって均等にならなくても問題なし。卵6個とコンデンスミルク1缶(日本と容量が違うのかな。たしか、250mlだったと思うけどうろ覚え)、そのコンデンスミルクの缶2杯分の牛乳をボウルで混ぜる。それをこしてから、型に入れ、140度のオーブンで50分ほど蒸し焼き。(天板に水を張る)この量だとカップケーキ型に全部入れても、たまご液があまり、他の容器に2つほどカラメルなしで入れ、それは鍋にお湯をわかしてそこで蒸し煮にしましたが、ちょっと目を離しているすきに、固くなってしまった・・・。こちらが、オーブンで作った方です。と、こんなことをやっていたら牛乳がなくなったので、買いに行きました。昨日紅白出場歌手の皆さんが発表になりましたね。SMAPの名はありませんでした。その代わりと言っちゃあ身もふたもないですが、KINKIが出るようです。本当に、ジャニーズ事務所の好き勝手という感じがいなめませんねえ。さて、本日のひょひょいのひょいは、「ストッキング」です。よろしいですか、想像してみてください。で始まり、十五秒で答えてください。ちくたくちくたく。で終わる話です。そう言われると、「ええええ、何だろう」と焦ってしまうひなこです。数日前から、二コタでPコインのもらえるゲームが増えました。まあ、そんなゲームは普通やらないんだけど、その中に「スクールオブクイズ」というのがあって、それはクイズなので、結構好きです。それも10秒以内に答えないとだめなので、焦ります。レベル1は簡単なので、10問全問正解のボーナスポイントももらえるけど、レベル2になると全問正解は未だです。先ほど初めてレベル3に到達しましたが、レベル3は間違ったらそれで終わりというサドンデスでしたから、2問目でゲーム・オーバーになりました。東京は、積雪が観測されたとか。きっと大騒ぎなんだろうなあ。北国の人間としては、そんなほんの少しの雪が降ったくらいで、と思いますが、転ばないように気を付けて歩いてくださいね。では、御機嫌よう!
2016年11月25日
おはようございます、ひなこです。東京では雪が降ったようですが、こちらは暑くてへろへろしてましたが、昨日、午後4時くらいになって急に涼しくなって、雨も降って、昨夜は熟睡しました。今朝も涼しいです~。今日のひょひょいのひょいは、「留守番電話」です。鳥山恭子さん。オガミドリさんとして、「ビール」に出てきた人とは同姓同名の別人のようです。ここでは、母親とは同じ家に住んでいないようですから。なかなか面白いお話です。私も留守番電話って好きじゃないんだよなあ。なんかむなしくなるというか。今日は短く、ご機嫌よう!
2016年11月24日
おはようございます、ひなこです。本日のひょひょいのひょいは、「大根おろし」です。ラクダ男が出てきます。ラクダ男?うーむ、ひなこは羊男さんの方が好きです。ラクダ男と大根おろしがどういうつながりがあるのか?それは、読んでのお楽しみ。くだらないっちゃあ、くだらないですが。今日も暑いです。へろへろ。オーストラリアの小学校では、オーストラリアの四季として、「9月から11月は春、12月から2月は夏、3月から5月は秋、6月から8月は冬」と教えています。それにならえば、まだ夏じゃないのに!まあ、国土の広い国だし、地域差もあるし、そんな簡単に区分けできるとは思えないのですが。明確な四季の区分というのがそもそもあるのかという気もしますし。そして、今朝のニュースの見出しに、ロシアが北方領土にミサイル配置などという文字が。うーむ。うーむ。よく、日本は島国で、陸続きで国境を有する国とは違うみたいなこと言うじゃないですか。でも、ひなこ、根室の納沙布岬で、肉眼で、ロシアの軍艦、そしてその後ろの島の姿を見た時、「なんだよ、国境、こんな身近にちゃんとあるんじゃねえか!」と驚きました。安部さんは、世界で一番のりでトランプ君に会った!とはしゃいでいましたが、なんというか、節操がないというか、信念がないというか。と思ったのですが、いや、これは、たとえ何があろうと、誰がトップだろうと、日本はアメリカと一心同体ですという信念の表明だったのだなと気づきました。戦争に負けたからとあきらめるしかないんでしょうかねえ。北海道、ロシア領になるのかなあ。アメリカは守ってくれないと思うなあ。うーむ。では、ご機嫌よう!
2016年11月23日
おはようございます、ひなこです。昨日も暑かったんですが、今日は更に暑くなるようです・・・。家の中より外が暑いので、現在もびしっと窓を閉め切っています。午後は、きっと夫が冷房フル稼働させるんじゃないでしょうか。今朝、福島で地震があったようですね。こちらのテレビでも「津波、津波」と臨時ニュースをやっていました。昨日、初めて、頭全体にヘナ染めをしてみました。しっかりもの主婦は、家で一人で自分で染める。夫には、「そんな数本の白髪のためにそこまでする必要があるとは思えない。全く女というものは」と言われましたが、温度が高い方が染まるようなので、暑い日に染めたらいいかなと思って。頭は冷えて涼しくなるし、日曜の残りものがあるからごはんも作らなくていいし、頭をシャワーキャップとタオルで覆って、自転車をこぎ、「真田丸」と「IQ246]を見ました。白髪染めとは関係ないけど、地肌がすっきりになりました。この爽快感は、頂き物の死海の泥で頭の地肌を洗った時の爽快感を思い出させます。やはり自然のものって良い感じ。本日のひょひょいのひょいは、「構造主義」です。これは、手紙形式になっていて、”拝啓”で始まり、”敬具”で終わります。手紙の内容は、主に六本木について書かれていて、構造主義については、特に触れられていませんが、最後の最後にこの単語が出てきます。では、また。ご機嫌よう!
2016年11月22日
おはようございます、ひなこです。これは、私が焼いたシュークリームの皮でございます!昨日の集いのデザート用に焼きました。最初は、カスタードクリームも作ろうかと思ったんですが、アイスクリームをはさめて、お茶を濁しました!私の父が見たら(元職人)、その1 焼きがあまい! (もっとちゃんと焼き色がつくまでオーブンで焼け!)その2 形が不ぞろいでこれでは売り物にならん!(どうして同じ大きさにしない!)ゆえに、当然やり直し!とダメ出ししそうですが、私としては、「この私がシュークリームのシューを作ったなんて、自分で自分をほめてあげたいです」という感じです。自己満足。今日のひょひょいのひょいは、「ことわざ」です。これは、関西弁で書かれています。さすが関西人、ネイティブですから、とてもお上手です。こて~って言葉は、使わないですよね、標準語とか、北海道では。北海道には、オクラホマという北海道大学中退の関西人二人のコンビがおります。やっぱり札幌であの言葉で話されると当然目立つし、おもろない人でもなんやちょっとおもろい人に道民の耳には聞こえると思います。私も札幌のバイト先で、「あ、あなた関西の人ですね」と言ったら、「今ぼく~、標準語でしゃべてるから、わからんはずなんやけど」と言われ、「いや、それバリバリ関西アクセントですから」と言った記憶があります。多分北大の人だったんだろうなあ。北海道から見ると、京都、奈良、神戸とか憧れますけど、向こうから見ると北海道憧れちゃうのかなあ。この作品には思い出があって、会社の同僚で、関西ラブ!な関西人の人がいて、「村上春樹、すかしててよう好かんわ」と言っていたので、「でも、村上春樹さんも、関西人ですよ」と言ったら、「嘘やん」と信じてくれないので、「関西弁で書いてる話だってある」と私が言ったら、「ほんまに?なんていう話?」と聞かれて、「『夜のくもざる』って本の中の「ことわざ」です」と答えたら、「そら、読まなあかん!」と言ってました。と、私が怪しい関西弁を使うと、本場の大阪人の方などに、「いや、ひなこさんの適当関西風言葉、めっちゃかわいいで」とかバカにされて笑われますが。では、ご機嫌よう!昨日は疲れた。
2016年11月21日
おはようございます、ひなこです。遠藤が白鵬に勝ちましたねえ。豪栄道も頑張ってます。横綱になってもらいたいものですねえ。本日のひょひょいのひょいは、「ビール」です。編集者のオガミドリこと鳥山恭子さんが主人公です。これは、明らかに文藝春秋で村上さんの担当だった岡みどりさんから発想を得たんだと思います。岡さんは、2010年夏、50代半ばにしてガンで亡くなられ、彼女への感謝と追悼の意味も込めて、『色彩を持たない田崎つくると彼の巡礼の年』は、文藝春秋社から出版したと聞きました。この全作品の編集も彼女がフリー時代に担当されています。村上さんとの最後の仕事は、『夢を見るために僕は毎朝めざめるのです』というインタビュー集で、私は読んでいませんが、この本のあとがきかなにかで、村上さんが彼女に対する気持ちを書かれているらしいです。岡みどりさんは、平凡社時代、安西水丸さんの部下で、「太陽」の編集者だったそうです。そんな縁で、岡さんと水丸さんと村上さんの3人で、工場見学に行ったりしたそうです。そんな昔からのつきあいだから、こんな作品も気軽に書ける間柄だったのでしょうね。岡さん、水丸さんと相次いで亡くなられ、村上さんは相当堪えたでしょう。彼女が担当した村上さんの本というのは、翻訳も含め多数あるそうです。カルタの本、回文の本、工場見学の本、するめクラブの本、「走る時に」の本も、全部、岡さんが編集者だったそうで、「変な本が作りたかったら、岡さんのところに行け」というのが村上さんの鉄則だったそうです。とても小回りの利く有能な編集者で、村上さんにとってはずいぶん貴重な存在だったそうです。翻訳の「心臓をつかれて」、グレース・ペリー、ティム・オブライエン、カポーティーの作品なども彼女が編集者だったそうです。若い頃は、「オリーブ」と呼ばれていたんだけれども(私と一緒やな)、年とともにふっくらしてきて(私と一緒やな)、いつも「ダイエット!ダイエット!」と言っていたそうです。他に村上さん担当の編集者といえば、講談社の斎藤(木下)陽子さん。私は旧姓の木下陽子さんの方が馴染みがあります。村上さんのエッセイ『遠い太鼓』の中にその名前で登場するので。この方です。↓http://my.plaza.rakuten.co.jp/diary/write/村上さんと誕生日と血液型が一緒ってすごい偶然ですよね。新潮社は、寺島哲也さんという方が担当編集者のようですね。今、ドラマで校閲ガール・河野悦子さんを見てるので、タイムリーな編集者の話題でした。昨日、ネットニュースで、本当に校閲のお仕事をされている方の記事を読みました。このドラマのせいで最近取材殺到してるとかで。今日は、夫がお客様を招いたのでちょっと忙しくなりそうです。下は数か月の赤子から、上は80過ぎの老人まで。一体どこに焦点を当てればいいのでしょうか。人数も最初に聞いたのより増えてるような・・・。では、御機嫌よう!
2016年11月20日
おはようございます、ひなこです。今日のひょひょいのひょいは、「バンコック・サプライズ」です。故意にかけられた間違い電話。かけてきた女性がバンコックでものすごおおおおおいことが起こって、予定を早めて帰国したので、その話をしようと友人に朝から電話をかけてるんだけど、出ない。だから、番号が1つ違いのあなたにかけてみた、とのこと。でも、男性だし年もいってるし、とどんなすごおおおおおいことが起こったのかは語らずに切られてしまうという話。これもねえ、今の人はよくわからないかもなあ、と思いました。電話をかけても出ないなら、メールする、テキスト送る、LINEするとか他に手段あるでしょうとか思われそうというか。私は昔の人だから、何も思わないけど。でも、一体何が起こったんだろう。村上さん、書いてくれないかしら。知らんがな、想像しなさい、とか言われたりして。ひなこは、白髪が少ない方なので、白髪染めは未だしてないのですが(多分、その分、男だったら禿だったんだと思う)、前髪の分け目の所に1本白髪が生えてきて、まだ短いのでピヨン!と妖気を感じた鬼太郎のようにその1本が突っ立っていて、鏡を見る度目につくので、そこだけヘナで染めてみました。そうしたら、その1本の白髪が、赤毛同盟に入れそうなくらいオレンジに染まりました。パッと見、白髪は目立たないですが、さすがに52歳、分け目を変えてペロっと髪をめくると、ちらほら白髪が発見できるようになってきたので、今度、頭全体にヘナをぬってみようかと思っています。ぬはははは。では、今日はここまで。ご機嫌よう!
2016年11月19日
おはようございます、ひなこです。ネットのニュースで「IQの高い人なら答えられるクイズ」というのがありました。全問正解できる人は2割以下だそうで。ひなこもやってみましたが、2問しか答えられず。若い頃なら引っかからなかったと思われる最初の質問に、まんまとひっかかりました。2問目と3問目は、すぐわかったんですが。その流れで、IQテストというのをやってみたんですが、ひなこはIQ120、東大生の平均の知能指数と出ました!それだけ聞くとすごいですが、ひなこ、東大出てませんからねえ。4分でやりなさいと書いてあったのを、14分かけてやった結果です!!!まあ、52歳のハンデということで。数字関連のはすぐわかるんですが、図形がわけわからず。中学生の頃、知能テストやらされてました、学校で。で、結果は生徒に教えていなかったのですが、私の担任は大学を卒業したばかりの年が10歳くらいしか離れていない若い人だったので、ほぼ友達感覚で(?)、中3の時、「ふゆの、お前、去年の知能指数これこれだったのに、今年1つ下がったぞ!お前の人生のピークは中2だったんだな!」って結果見せられましてね。「本当は見せちゃだめだから、このこと内緒ね」って。じゃあ、見せるなよ!その下がった数値の方でさえ、10分時間制限をオーバーした結果より高かったので、やはり中2がピークだったのかも~。今日のひょひょいのひょいは、「馬が切符を売っている世界」です。これは、女の子(子供)の日記ですが、意味不明で私は好きです。村上さんも楽しんで書いた感が溢れています。でも、嫌いな人は大嫌いだろうなあ。ナンセンス!って。子供って、色んなこと不思議に思って質問しますよね。私が5歳ぐらいのころ、祖母(ひなこおばあちゃん)に、「おばあちゃんはどうしてお水飲まないの?」と聞いたことあります。自分は、頻繁に水を飲んでいたのに、祖母が水を飲むのを見たことがなかったからです。すると祖母は、「二人の肌を比べてみなさい。全然違うでしょう。あなたの肌はみずみずしく、私の肌はカサカサでしょう。子供は水分が沢山だけど、私のように年を取ると、体の中が乾燥して、だから水も飲まなくなるんだよ」という内容のことを呉弁で答えてくれました。母の実家の共通語は呉弁だったので。割と最近まで知らなかったのですが、母の一番上のお兄さんのお嫁さんも、同じ広島からの移民だからという縁で結婚してたんだそうで、そうだよな、そうじゃなきゃ、おばあちゃん何言ってるんだか意味不明で、意思疎通できなかったよな、と思いました。♪わしらは みんな 広島じゃけんって歌ありましたよね、ラップで。小林克也さんが歌ってたと思う。スネークマン・ショーかと思ったら、ザ・ナンバー・ワン・バンドだった。「噂のカムトゥハワイ」。広島県民はハワイ移民率高いけんのお。私の親戚にもいたらしいですよ。母の母方のおばさんだかなんだかで。ハワイに嫁に行って、旦那さん亡くなってから帰国し、洋服着てベッドで寝てたというハイカラな人が。よく、「お前はあのおばさんに似てるんだろう」とか言われます・・・。懐かしいなあ。スネークマン・ショーだって。YMOとかあの時代です。昔々、シドニーのトリプルJってラジオ局のDJを知り合いの知り合いがやってて、日本の音楽特集みたいので、スネークマン・ショーをかけたのを覚えてます。What kind of record do you have?どなレコド を持っているの?ん?あいはぶ あば。では、また。御機嫌よう!
2016年11月18日
おはようございます、ひなこです。今日のひょひょいのひょいは、「ずっと昔に国分寺にあったジャズ喫茶のための広告」です。これは、村上さんご自身が昔経営されていた、ピーターキャットのことですね。店主として作中に登場するのがご本人ですよね。就職しないで、大学在学中に結婚して商売を始めた村上さん。やはり、かなり頑固な一面のある方のようです。でも、まあ、頑固さって必要ですよね。自分が間違っているのに、「俺は正しい、絶対!」と聞く耳持たずな頑固は良くないけど、「俺はこれをやり抜くぞ!」と思ってそれを成し遂げるには、頑固さ必要ですものね。昨日のオーストラリアのテレビのニュースで、福岡にできた巨大穴が埋まったニュースをやってました。「こんなオリンピックプール半分の大きさの穴が道路にできたら、埋め立てが済むのに何か月かかると思いますか。道は渋滞し、ああ、考えただけでも頭痛いですよね。しかし!ここは日本です。なんと1週間で埋めてしまいました。この早さにもかかわらず、市長は作業の遅れを謝罪しました。悪天候のため舗装工事を中断せざるを得なかったので謝罪すると。天気が良ければもっと早くに工事は終わったと!というわけで、このでかい穴が、あっという間に元に戻りました!まるで何事もなかったかのように」さすが、日本ですねえ。というか、逆から見ると、日本の労働者の環境がいかに悪いかということですが。仕事のためなら、ほぼ奴隷。でも、奴隷の方も嫌々働いてないんですよね、きっと。こういう所に使う頑固さが、日本の高度経済成長の鍵だったんでしょうか。それから、日本の謝罪は、文化的に、言語的に、とりあえず謝っておかないとって感じで、あまり深い意味はないですよね。ちょっと外国語の謝罪とは意味合いが違うような。ここで市長が、「こんなに早く、非常に困難な作業を終えた作業員全員を、私は誇りに思います!」なんて言ったら、「そんなに優秀なら最初から穴あけんかったやろ」って言われますよね。でも、この非寛容さが、日本の技術の進歩につながったのかもしれません。己に厳しく、人にも厳しく、みたいな。私も夫に、「日本人すごい」とか言われたんですが、「昔の日本人なら、穴なんてあけなかったよなあ。もう全然すごくないよな」と思いました。では、御機嫌よう!
2016年11月17日
おはようございます、ひなこです。猿といえば、バナナが好物かなーと思って、バナナ。今日のひょひょいのひょいは、「夜のくもざる」です。これは、単行本になった時のタイトルになったものですね。今までは、『メンズクラブ』掲載のJプレスの広告でしたが、ここからは、別企画になるそうです。本にするにはJプレス分だけでは分量があまりに少ないので、1冊にまとめることができず、それなら同じような企画をもう1回やろうじゃないかということになって、今度は雑誌『太陽』で、万年筆メーカー、パーカーの広告として再開されたそうです。その時は糸井さんは企画に参画されなかったそうですが、ご本人にお断りをして、オリジナルのアイディアを借用させていただいたそうです。1993年4月から1995年3月まで続いたそうです。そうして、これらをすべてまとめて『夜のくもざる』という1冊の本にまとめられたとのことです。『夜のくもざる』は、単行本として発売されたのが、1995年6月(平凡社)で、新潮文庫は、1998年3月刊だそうです。くもざるってどんな猿?と思ってググったら、中南米の猿のようです。物まねしそうかも。日本語で猿真似って言葉もあるし。夜に、窓をこじあけるようにくもざるが入ってきて、物まねをされるという話です。終わりの方は、ちょっと筒井康隆風になります。くもざるだったのか定かではありませんが、一度、実家に帰省中、子供を連れて動物園へ行った時、手長猿がいて、「ほー、ほー」ってでっかい声で鳴いてたんですよ。で、うちの次男が(何歳だったのかな。6歳とか?)真似して「ほーほー」ってやったら、仲間がいると思ったのか、あるいは敵がいると思ったのか、突如狂ったように暴れて、鳴き叫びだして、お、やばい!と思って、親子3人で走って猿の檻の前から逃げたことがありました。飼育係の人に怒られるんじゃないかと思って。「何をした?!」って。懐かしいなあ。では、御機嫌よう!
2016年11月16日
おはようございます、ひなこです。皆さんのお住いの所では、昨夜のスーパームーンとやらを、見ることはできましたでしょうか。シドニーは、曇ってました。この次にこの規模のでかい月が見れるのは、ひなこ存命なら70歳の時らしいです。(18年後)ニュージーランドの地震もこの月の影響だと言う人もいるようですが。どうなんでしょうね。強風のせいで、家の前が、誰かのいやがらせかというくらい大量のごみと葉っぱで埋め尽くされていて、今、せっせと掃き掃除を終了しました。最近風が強くて、ブッシュファイヤーもありましたが、主に夫に掃除をさせていたので、今日はわたくしがやりました。これも月の引力のせいか。今日のひょひょいのひょいは、「ドーナツ、再び」です。村上さん、ドーナツ好きですよねえ。走るのを趣味にされてるから良いものの、ただ座って小説だけ書いてたら、とっても太りそう。やっぱり運動するの大切ですねえ。そして、上智の仏文科の女の子が出てきますが、これも村上さん、オブセッションがありますよね。エレクトーン奏者の女性とか、仏文科の女の子とか、結構でてくる気がする。あとは、耳の綺麗な女性、ブルー系のワンピースの似合う女性とか。昨日初めて知りましたが、村上さん、アンデルセン文学賞などという賞を受賞されていたのですね。http://my.plaza.rakuten.co.jp/diary/update/draft/?d_date=20161114&d_seq=14061532(やっと、リンクする方法を学んだ52歳)アンデルセンの「影」。私も知りません。再販されそうな予感。影をなくすといったら、「世界の終わり」の世界ですねえ。私は、小学2年生の時、父に買ってもらった「アンデルセン童話」(絵本じゃなくて、がっつり読む本)で、『人魚姫』が異常に好きでした。私の恋愛観の原型って、人魚姫かもしれんなあ。で、賞を授与したのは、タスマニア出身の現代のシンデレラ、メアリー皇太子妃。2000年のシドニーオリンピックを見に来ていた王子様と、シドニーのパブで出会って結婚しました。デンマーク語もがっつり勉強させられてましたけど、そりゃ勉強しますよね。シンデレラストーリーですものねえ。では、牛乳と野菜を買いに行ってきまーす。御機嫌よう!
2016年11月15日
おはようございます、ひなこです。今年の紅白の司会、相葉ちゃんと有森架純さんに決まったそうですね。とと姉ちゃんの高畑充希さんじゃないんですね。相葉ちゃん、一人で大丈夫なのかな。泣きそうじゃないですか。相葉ちゃんにも嵐にも、何の恨みもないけれど、ジャニーズ事務所の専売特許みたいになってしまった紅白の白組の司会。ちょっと興冷めです。(元をただせば中居君が元祖なんだけど)メリーさんの羊さんのことなどが頭をよぎったりして、SMAPファンとしては、ちょっと複雑です。今日のひょひょいのひょいは、「スパナ」です。真由美さんは、スパナで鎖骨を砕かれて当然という男の鎖骨をスパナで砕いている女性です。なぜか日産の車に乗っている男ばかりだそうですが。今の日本はどうだか知りませんが、30年前の日本の会社では、デスクで男性陣はスパスパ煙草を吸い、吸わないけど女だからという理由で、私が毎日灰皿洗いをしてました。(毎朝、机拭いたり、ゴミ捨てたりもしてたよなー。女だからというだけで。オーストラリアの会社では、それは清掃員の仕事です)灰皿洗いにうんざりして、「タバコ吸ってる間って仕事してないですよね?事務所内禁煙にしましょう!」とかわめいてみましたが、スルーされました。学校では、男女平等と習いましたが、就職して、現実の日本社会は、全然そうじゃないんだと知り愕然としました。オーストラリアで働くようになると、性別にかかわらず喫煙者は、各自自分の灰皿は自分で洗っていたので、こうあるべきだよなと思ったものです。今となっては、建物内で喫煙していたという事実が信じられませんが。あと、日本だと「女は煙草を吸うな」って喫煙者である男性でさえ主張してたんですよ、その頃。でも、オーストラリアに来たら、性別は関係なく「喫煙は健康に悪いから吸うな」って一般論として話されるので、そうだよねと同意。当時の日本は、給料も男性の方が高く設定されていて、「何故だ?」と疑問に思ったら、「男は家族を養わねばならないからだ」と言われました。「だったら独身の男子社員はどうなんだ?家族養ってないじゃないか」と詰め寄ったら、答えは返ってきませんでしたが。そういえば、当時の私の日本の職場の女性陣は、お昼休みの終わりにみーんな歯磨きしてました。私の上司の主任によると、その習慣を始めたのは、社内一の美人と言われていた、たしか私と同い年の子で、「あの娘、綺麗だし、清潔だし、いいなあ♡」とにやけていたので、本人に「あなたが歯磨き運動を始めた人なんだって。私の上司まで褒めてたよ」と声をかけたら、「あー、私、昼休みに煙草吸うからさあ、煙草臭いと思って歯磨きしてたんだよ。全然虫歯予防とかじゃないよ」と言われました。美人だけど、性格は気取ったところのないサバサバした感じの子でした。当時の日本は、女性が事務所で喫煙するなどというのは、もう論外でしたからねえ。(オーストラリアでは、女の人も平気で吸ってた)彼女の答えを聞いて、「男って本当バカだよな」と思った私です。よっぽど上司に「これこれって言ってましたよ」と言おうかと思ったけど、これはどの男がとんでもなくバカで、どの男がほどほどバカかを見定めるのに使えるなと思って、秘密にしておきました!おっと、これじゃあ主任のことをすごいバカと思っていたように聞こえちゃうじゃないですか。ははは。日常生活でバカというのじゃなくて、女を見る目に対してバカっていう意味ですけど。そういえば、その数か月後、その主任(既婚者)に「嫁に行かないか」と縁談話をもちかけられたことがありましてねえ。「はい?なんで私なんですか?」という感じでした。いわく、相手の方は料理は自分でできるし、家事のできる人とかは求めてなくて、唯一求めているのは自分の母親とうまくやっていける人。で、ふゆのは、最初のうちは、一体こいつは何なんだ?!と全く理解不能でわけがわからなかったけど、根はそんなに悪い奴じゃないというのが分かったから、おまえいいんじゃないかと思って。ふゆのなら、お義母さんをいじめたりしないだろうと言うのです。「普通、嫁いじめをするのは姑の方でしょう?」と言ったら「お前はいじめられないだろう。”お義母さん、そんなねちねちしないで、言いたいことがあったらお互いにはっきり言って、仲良く明るく暮らしましょう”とかズバっと言うだろう」と言われました。やっぱり、河野悦子みたいに思われてたのかなあ。ピアスもマニキュアも会社にしていったらダメという規則があって、でも私は「全く、中学生じゃあるまいし」と反抗して、ピアスして会社に行ってたんですよ。で、主任に怒られたけど、それでも続けていたら、本当にがっつり怒られましてねえ。会社辞めてやると思うくらい怒られました。なんだって二十歳過ぎた成人がここまで怒られるんだよみたいな気持ちでしたね。で、白旗を挙げて(降参)ピアスをしないで会社へ行くようになりました。今振り返ると、やっぱり、国外逃亡したのには、理由があったんですねえ。あと、東京の満員通勤電車が耐えられませんでした。ひなこ、一見おとなしそうなので、ほぼ毎日痴漢に狙われるし。犯人特定できる時は、「止めてください!!!」とか車内で絶叫してましたけどね。で、会社の人に私が文句言うと「お前はわがままだ。皆我慢してるんだから、お前も我慢しろ」とか言われて、あかん、こんなところ(東京)には住めんと思ったのでした。ひなこには、北海道でのんびり暮らしてるのが合ってるわあって。仕事自体はやりがいがあったのですがね。でもって、仕事が忙しいから月に90時間くらい残業して、残業代はどんどん入ってくるけど、使う暇がなくて、お金もすぐ貯まって、オーストラリアへ出ちゃったんですよねえ。今の日本はどうなんだろうなあ。離れていると良い面しか見えないけど、問題多々あるんでしょうね。では、御機嫌よう!
2016年11月14日
おはようございます、ひなこです。昨日も暑かったけど、今日も暑いです。昨夜は夜の10時になっても外の気温は30度。熱帯夜でした。なので寝不足です・・・本日のひょひょいのひょいは、「虫窪老人の襲撃」です。ちょっと違うスパゲティー。ひなこ、ずっと、荻窪老人だと思っていました・・・。「僕」が、台所で茄子とニンニクのスパゲティーと、いんげんのサラダを作っていると、勝手口のドアから虫窪老人が入ってきて、若い娘の処女性について話し始めるという話です。そういえば、『ねじまき鳥クロニクル』の日本の書評で、「日本の男で、昼飯に自分でスパゲティーを茹でる男なんていない!」と書いた批評家がいたとか。村上さんは、「え、でも俺作ってるぞ」とびっくりしたそうですが、なんという批評でしょう。私が日本を出てきた理由を取り巻く環境が、ちょっと見え隠れしてるなあ。昨日ちょっと触れた、「地味にスゴイ!校閲ガール」の主人公の河野悦子(こうのえつこ)さんは(私的には、高野悦子さん『二十歳の原点』を思い出します。高校生の頃、単行本を持っていた)、なんでも言いたいことを口に出して言っちゃう人です。彼女を見ていると、私の若い頃って、ここまでひどくはなかったけど、例えば、私に「お前のような女は九州では存在できない」と言い放った同期の男の人の目から見たら、こんなだったんだろうなと思える人です。本当はファッション誌の編集者になりたかったという彼女の服装も、私は好きですが、周りから浮いていて、そういえば、私も上司の主任に「そういう格好で会社に来るなあああ!」って怒られてたよなって思い出しました。インド綿のひきずるように長いスカートとかはいてたので。「ちょっと周りを見渡してみろ。お前みたいな格好してるやついるか?!」と言われたのですが、どうして皆と同じ格好をしないとダメなのかというのがわかっていない私でしたので、根本からズレてたというか。「私は私なんだから、皆と同じ服着なくたっていいじゃないですか」とか言って、ますます上司の神経を逆なでしてました。そういえば、あの上司も九州出身だったなあ。やっぱり、日本を出たのは必然だったのでしょうか。では、御機嫌よう!
2016年11月13日
おはようございます、ひなこです。本日のひょひょいのひょいは、「タコ」です。渡辺昇さんからタコの絵が描いてあるはがきが届きます。「そのうちにタコでも食いに行きましょう」。安西水丸さんの描かれたタコの絵(想像)が脳内に浮かびますよね、当然。全作品には、水丸さんのイラストはありませんが、『夜のくもざる』には、本当に本名、渡辺昇の水丸さんの描かれたタコがあるのかな。それとも、あえて違うイラストとか。文庫の『夜のくもざる』、手放して長いので、どうだったか忘れました。今朝目が覚める前に見ていた夢は、カフカの『城』か、カズオ・イシグロの『充たされざる者』風の不条理な夢だったので、目覚めが疲れた感。修学旅行に行っているようなんですが(私、高校生)、宿を出る時間なので、せっせと荷物を詰めているのですが、詰めても詰めてもまだ何か部屋に残っていて、手持ちのカバンに入りきらず、予備として持って来ていた折り畳みできるバッグを広げてそれにも入れるんだけど、それでも足りず。結局私はバスに置いていかれました。なんでしょう、断捨離もっとしましょうっていう夢?!石原さとみさん主演の「地味にスゴイ!校閲ガール」、出版社ものなので、なんとなーく見てます。オープニング曲が、CHAYさんの歌うユーミンの「12月の雨」だっていうのも要因の一つです。(ドラマ「時をかける少女」だって、ユーミンの”時をかける少女”を使えば、私達世代の人にもウケただろうに。しつこく根に持っているひなこ)♪時はいつの日にも親切な友達 過ぎてゆく昨日を物語に変える~しかし!校閲係の河野悦子(こうのえつこ、略してこうえつ)さんが、「どストライクのイケメン」と評する是永是之のどこがカッコいいのか私にはわかりません。(ちなみに、今日の二コタの4択クイズは、サッカー選手4人の中で誰がイケメンかという質問で、答えは本田選手でした。うーむ。これもわかりません。正統派イケメンは長谷部選手だとひなこは思います。優等生っぽくて好きにはならないと思うけど。長谷部選手が北海道出身の女性と結婚したからバイアスをかけているわけではありませんよ。長谷部選手は村上さんの「我らの時代のフォークロア -高度資本主義前史」の主人公のイメージです)で、編集者役の貝塚タコ八郎(こうえつがタコと呼んでいるだけで、本当は貝塚八郎)さんが、素敵に見えます。でもこれは、顔がどうしたとかじゃなくて、私の頭の中で勝手に、編集者→文系で本好き、みたいなイメージ先行で気に入ってるんだと思います。海外暮らしをするようになってから、多分日本にいたら一生会うこともなかったであろう、日本のトップ企業の海外駐在員の方々とお目にかかる機会を得ました。で、職種によって、なんとなーく違うんだなーっていうのがわかりました。例えば、大使館の方と、商社の方と、銀行の方と、航空会社の方と、テレビ局の方と、新聞社の方と、日本人学校の方。それぞれカラーが違います。それに合わせて、奥様達のカラーも違います。で、私が、自分に一番波長が合うと思える人々は、新聞社の方達でした。私がお会いした新聞社の記者の奥様たちは、どなたも割とさばさばして、私に似てる感じでした。日本の新聞って、なぜか国内記事は署名原稿じゃないけど、海外記事だけ署名原稿なので、たまに、知っている名前を見つけては、「あ、○○さん、今、アメリカ勤務なんだー」とか相変わらずのご活躍を目にすることもあります。では、御機嫌よう!
2016年11月12日
おはようございます、ひなこです。今日のひょひょいのひょいは、「高山典子さんと僕の性欲」です。高山典子さんは、25歳の歩くのがとても速い女性です。・・・以上・・・。えー、なにやら日本では、「いっきに学び直す日本史」などという本が売れているようです。これは、元々は、大学入試のための日本史の参考書であったようですね。大学入試は倫社(今は倫理っていう教科なんですね)で受けたひなこですから、日本史の時間は寝てばっかりいたので、学び直した方がいいかも?!と思いましたが、きっとこれも読んでるうちに寝そうだなあ。しかし、あれですね。今、少子化で日本に子供いないじゃないですか。だから、参考書とか教科書とか販売数を伸ばせない。じゃあ、どうするか、と考えた結果なのかもしれませんが、「もう一度読む山川」などという社会科のシリーズ本とか売ってるんですね。つまり、ひなこのような大人がもう一度高校の頃の教科書を読んで勉強すると。私達世代、沢山いますからね。そうしたら、なんと数研でも同様のシリーズがありました。嫌いなものを敢えて学び直す、というのも、自分に負荷をかけるという意味でいいのかしら。数Iから勉強しなおす・・・・。いや、考えただけで、じんましんでそうです。私の思い出の参考書と言えば、高校の担任の英語の先生に「これをやれ!」と命令された緑色の英語解釈の参考書です。題名とか全然覚えてないけど、古い感じの古典っぽい参考書でした。ちょっとボケ防止に、高校の勉強をしなおすというのもいいかもしれないですよね。なんだったらセンター試験でも受けてみますか?なんてね。私のころは、共通一次だったんですけどね。なんですか、それ?とか言われそうですが、ひなこは共通一次世代なんですよおおおお。(受けてないけど)では、また。御機嫌よう!
2016年11月11日
おはようございます、ひなこです。トランプ、勝ちましたねえ。昨日は、だらだらとテレビの選挙速報を見て過ぎてしまいました。メディアが事前に流していた支持率なんて、全部嘘っぱちだったんですね。かなりの差がついた勝利でしたよね。オーストラリアのNHK的存在のABCは、最初、ずっとクリントン優勢を伝えていました。(CMがないのでABCを見ていた私)やっぱりクリントン勝利かあと見ていましたが、ちょっと他のチャンネルを見てみようかなとチャンネルを変えたら、あら不思議。チャンネル7(セヴン)もチャンネル9(ナイン)もチャンネル10(テン)も、みーんなトランプ有利とやってました。ABCは、オーストラリア政府からのしがらみがあるからなのか、理由はよくわかりませんが、一体なんだったんでしょうねえ。次期大統領に決定した後の彼の演説を見ましたが、非常に普通にそつなくこなしていました。頭おかしい人ではなかったですよ。一方、クリントン夫人は、支持者の前に姿を現さず、代理のキャンペーン代表者のような男性が、「本日、ヒラリーは現れませんので、皆さま、おうちに帰って寝ましょう」と言って、ブーイングを浴びていました。「なんで、この私があんな男に負けたのよおおおおお!」と人前に出るような気分にはなれなかったのでしょうか。トランプは、「ヒラリーから電話がきておめでとうって言われました」などと言ってましたけど。今朝のニュースによると、ヒラリーさんも朝になってから支援者の前に現れた模様。さあ、これから、何が起こるんでしょうかねえ。為替や株価市場は既に荒れているようですが。カナダに移民申請するサイトがアクセス集中してパンクしたというニュースもありました。オーストラリア、ニュージーランドにも、アメリカ人来そうです。まあ、既に数年前から、アメリカに見切りをつけてオーストラリアに移り住んだ人々をちらほら見かけますけどね。英語が全く違うので、この人アメリカ人なんだなーというのは、非常に目立ちます。ネット上に、ヒラリーの影武者という人の写真が載っています。インターネットのおかげで、うさんくさいことをすると、すぐ暴かれますねえ。フォトショップで加工したのかもしれないけど。今日のひょひょいのひょいは、「うなぎ」です。笠原メイちゃんが登場します。『ねじまき鳥クロニクル』に出てくる登場人物と同姓同名です。この名前も、渡辺昇同様、気に入ったのでしょうね。では、トランプ大統領誕生にびっくりしつつ、ご機嫌よう!
2016年11月10日
おはようございます、ひなこです。山火事大発生のニュー・サウス・ウェールズ州ですが、昨夜、急に天候が変わって、私が住んでいるところでは、雨が降りました。日中は暑かったのに、夕方涼しくなりました。今日のひょひょいのひょいは、「アンチテーゼ」です。これ、「吾輩は猫である」の中のエピソードを思い出させます。(青空文庫でさわりだけを読んだ)トチメンボーってやつです。「アンチテーゼ」の中のアンチテーゼは、どうやら食べ物のようなので。・・・以上。現在、アメリカでは、火曜日に行われた大統領選挙の開票作業が行われているようです。テレビのニュースキャスターが、「今回の選挙は、好ましい人に投票する選挙じゃなくて、私はこっちの立候補者にはより反するので、その人ではない方に入れるという選挙になっている」と言っていました。クリントンが勝たないと、株価とか市場が大荒れになるだろうと言われています。クリントンが勝つんだろうとは思いますが。発展途上国に民主化を!などと言っているアメリカですが、アメリカだって、ブッシュ家とクリントン家で国の主導者を回しているだけのような気がしまして、これを民主化と呼ぶのでしょうかねえ。ちなみに、クリントンさんというのは、ビル・クリントンさんのお母さんの再婚相手の苗字で、ヒラリーさんはもとより、そもそもビル・クリントンさんにも何も関係のない人の苗字なんですよー。では、御機嫌よう!
2016年11月09日
おはようございます、ひなこです。先日、5ドル札の話が出たので、今日は日本のお札の話です。何年か前に、日本に帰る時、夫が、「空港で円に両替するなんていうのはレートが悪くて、あかん!」と調査し、これがベストレートと思った所で、日本円を買ってくれたのですが、「はい」と手渡された封筒の中を見ると、なんと、大量の二千円札が!!!まず、頭に浮かんだのが、「これ、今でも日本で流通してるのか?使えるのか?もしかして、処分に困ったオーストラリアサイドが、何も知らない夫に無理やりこれを押し付けたのか?」ということでした。でも、夫いわく、「俺が二千円札希望のところにチェックを入れた」とのこと。いや、たしかに、こちらで、一番よく使う、使い勝手のいいお札は、20ドル札です。外国では、20ドル札っていう感覚は普通だと思います。でも!日本人には、そもそも二千円札という概念が無い!2000年だから、二千円札なんてわけのわからない一時の気まぐれで作っちゃったものです。沖縄では、使われているらしいですが、沖縄って、1972年までアメリカドル使ってたわけですから、20ドル札に馴染みがある環境があったのでしょうね。で、出発前にインターネットで調べたら、コンビニのバイトの若者が2000円札なんて見たことないから、偽札だと思って警察呼んだとか、書いてありましてね。え?マジか。とにかく、日本についたら、二千円札を先に使い切ろう!あんまり、硬貨は欲しくないけど、とにかくなんでも二千円札で払って、処分しよう!と決めました。どこでも、ここでも、「あら~、すっごい久しぶりに見た、二千円札!」とか言われまくりですよ。一番最初の空港ホテルの支払いは、明らかに海外から日本に久しぶりに帰ってきた人というのがバレバレでしたから、「夫が、20ドル感覚で両替の時、”二千円札希望”と言いましてねえ」なんて世間話もできましたが、それ以降は、財布に二千円札たんまり持ってる変な人でした。全てなくなった時は、ほっとしましたよ。それ以来、当然ですが、二千円札は見たことないです。でもそうなると、人間って勝手ですよね。「1枚くらい残しておけばよかったかしら、記念に」なんて思ったりしてね。では、ご機嫌よう!
2016年11月08日
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