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おはようございます、ひなこです。トルコ航空、トルコの国内線では乗ったことがありましたが、初めて、国際線、羽田→イスタンブールを利用しました。羽田空港行きも、イスタンブール行きも、8割方席は埋まっていて、私が地元にこもって介護生活を送っている間に、世の中は変わっていたんだな、と知りました。私は、コロナだから空いてるんだろうと勝手に思っていたので、「しまった、混んでいる」とションボリ。父が亡くなった後の処理が全部済んで、また日本を出る時は、自分のご褒美にビジネスクラスに乗るぞ!なんて、思いながら、エコノミーの席で、おとなしくしていました。「こんなに日本からトルコに行く人がいるの?!」と驚きでしたが、ほとんどの乗客は、イスタンブールから乗り継ぎでヨーロッパとかアフリカとか、旅を続ける人々でした。飛行機に乗るのは、久々なので、トイレに行きやすい通路側の席を予約することすら忘れ、窓側に座っていたので、離陸後、可愛い東京タワーも見れました。東京の夜景は綺麗だったけど、東京、電気使いすぎ!友達から、「ターキッシュエアラインズは、食事が美味しいので有名」と聞いていたのでワクワクだったのですが、確かに美味しかったです!夕食も朝食も、日本食を選びました。お夜食に、お腹が空いた時は、鮭と梅干しのおにぎりが頼めるとメニューに書いてあったので、頼んでみたかったのですが、夜食を頼んでいる人なんて誰もいなかったので頼めず。驚いたのは、クルーのトルコ人男女共に、日本語ペラペラだったことです!日本の国内線で、「お水下さい」と言ったのに、全日空のお姉さんにコーヒーを渡されたんですけど(小心者なので、コーヒー飲まないのに、頑張って飲みました)、トルコ人クルーは、ちゃんとお水を渡してくれました!ハハハ。夜のフライトだったので、ずっと夜景が見れて、シルクロードなのかしら、これ?とちょっと思ったりして。そして、新しいイスタンブール国際空港に行ったのが初めてでした。めっちゃ広いんですけど!歩けども、歩けども、まだ続く空港、みたいな。入国カードも、検疫検査も、コロナ云々も何もなくて、とっても入国簡単なトルコでした。日本はいつになったら、入国審査、簡素化するのかなぁー。 (5月8日から前のようになるらしい)ご機嫌よう!
2023年04月03日
おはようございます、ひなこです。すっかりご無沙汰しておりますが、皆様お変わりなくなくお過ごしでしょうか。と言っている私が一番お変わりしていて、現在はこのような場所におります。ハイジか!?羊をめぐる冒険か!?的な。昨年の11月末に老健に入所した父ですが、老健は一応3ヶ月期限の施設なので、8ヶ所程、特養に申し込んでありました。お仕事の出来るケアマネさんが、我が家に合う施設を厳選してくれたんです。在宅老人のケアマネさんだから、老健に入ったところでお役御免なんですが、親切心でその後もケアしてくれました!有難やぁ!1つの施設からは諸事情により断られました。1つの施設には、600人待ちと言われました。田舎の方にある施設は、私が車持っていないので不便だから申し込まなかったのですが、「こうなったら、不便だけど入所しやすい田舎の特養も申し込もうか」などとケアマネさんと話していたのですが、なんと、突然、1つの施設から受け入れられました!というわけで、父は今、老健を出て、特養にいます。老健の3ヶ月はちょっとオーバーしてしまいましたが、3月半ば位から、地元のシティセンターの眺めの良い所です。父は、地元のJR駅からすぐの街中育ちなので、人生の最期も街中になって、本望じゃないかしら。まぁ、もう何も理解してないんですけどねぇ。老健に入ってから、リクライニング車椅子だし。まぁ、それは置いといて。去年、裁判所に成年後見人の申し立てをしていたので、後見人の弁護士さんも決まり、オーストラリアに帰って来た---のではなくて、夫が今トルコにいるので、いきなりトルコに来ました。あきさみよ~!(ちむどんどんで覚えた沖縄言葉)しかし、父に何かあったらすぐ戻らないとならないので、毎日ドキドキのメールチェックの日々なのでした。というわけで、久々の、ご機嫌よう!ふゆのひなこでした。ちなみに、日本から来ると、誰もマスクしてないじゃん!と、最初はかなり驚きました。別の惑星に来たみたいでした。
2023年04月01日
おはようございます、ひなこです。実家を空にしている時に出てきた、写真館で撮ってもらったわたくしの振り袖姿!馬子にも衣装とは、この事なり~。ご機嫌よう!
2023年01月28日
おはようございます、ひなこです。スーパーで、北海道産フェアだかなんだかをやっていて、買いました。今、真冬なので朝からずっとストーブつけっぱなしなので、ストーブの上に鍋を乗せておくと、スロークッキングで煮えます。甘くて美味しい!ご機嫌よう!
2023年01月26日
おはようございます、ひなこです。れんげ荘シリーズ第7弾の最新刊です。特にこれといったことが起こるでもなく、という感じです。惰性で読んでしまったなぁ。もう1つのシリーズ、パンとスープとねこ日和は、どうしたんだろう。未だ続くのかな。個人的には、あれよりはこちらのれんげ荘の方が好きです。ご機嫌よう!
2023年01月24日
おはようございます、ひなこです。群ようこさんの新作エッセイです。このシリーズは、漢方薬局に通いだした「ゆるい生活」が面白かったです。今回は、猫のしーちゃんが亡くなって、群さんが引っ越しをすることになり、新しい住居は2/3の広さということで、せっせと断捨離をするお話です。でも、新居に130箱の段ボール持っていくんですけど!ひとり暮らしなのに!前期高齢者、前期高齢者を連呼している群さんは、私より10才年上です。たまに読み返して、物を増やさないようにしなくては、と自戒するのに良いかもしれません。ご機嫌よう!
2023年01月20日
おはようございます、ひなこです。先日のネプリーグで、「オーストラリア多いのはどっち?人間、カンガルー」という問題がありました。私は、それは当然カンガルーだろ、と思いましたが、日本の人々は、「人間の方が多いだろ、普通」と人間と答えて、間違っていました。うろ覚えですが、人間は二千五百万人とかで、カンガルーは四千八百万頭とかでした。まぁ、今日の話題はコアラなんですが。前から売っているのは知っていましたが、買ったことはありませんでした。が、先日ふとしたことから、日本全土で、コアラのマーチ焼を売っているのは3ヶ所だけと知り、なんでそのうちの1つが私の地元なのかよくわかりませんが、有り難みが増して、初めて買って食べてみました。真ん中にカスタード、ガーナミルクチョコレートが入っているのと、メイプルシロップとマーガリンをかけて食べるという3つの味。生地は、パンケーキ生地なんだ。おやき(今川焼き)とは違いました。美味しかったです!私はカスタードが好きなので、私が一番気に入ったのは、カスタードです!ご機嫌よう!
2023年01月19日
おはようございます、ひなこです。「二度死んだ男」が面白かったので、続きが読みたくて、英語のこの本をキンドルで購入しました。途中で、キンドルに単語の訳を調べられる機能があることに気付きました。(つまり、途中までは、知らなかった!)でも、止まると読書の楽しさが減るので、まぁ大体こんな意味かな、という感じで読み進めてしまうのですが。これは、絶対続きがあるよね、という終わり方でした。クラブメンバーも増えた感じだし。面白さは、前作の方が大きかったかなぁ。単に、英語で頑張って読んだから、日本語で読んだ前作の方が面白く感じたのだろうか!(2024年2月に、再読したら、凄く面白かったです。やはり、英語で頑張って読んだ初回は、続きを早く知りたい!とひたすらページをめくり、読書を楽しんでなかったんですね。続きが早く読みた~い。英語ではもう出てますが、The Last Devil To Die)日本語版は、今年の末あたりに出るのかな。脱字なしでお願い致します!ご機嫌よう!
2023年01月12日
おはようございます、ひなこです。今年は今までのところ、雪は少ないです。一度、除雪車が入るほど降りましたが、その後気温が高く溶けたのです。(と言っても、全く雪がない訳じゃないですよ)しかし、正月寒波で、ここ数日は真冬日で寒かったです。この本を図書館に予約したのは、夏8月でした。なんと年を越え、真冬に順番がまわってきたという。そこまでして読む価値があったかというと、群さんがブツクサ文句を言いながらスマホに悪戦苦闘という内容でした。「トラちゃん」とか「アメリカ居座り一人旅」とか、面白かったんだけどなぁ、若い頃の群さん。気難しいお婆さんになった感じだなぁ。お前もな!と突っ込まれそうですが!あっという間に読めます。ご機嫌よう!
2023年01月06日
ツンツクツクツクツン♪(お琴「春の海」)タモリ曰く、「新しい戦前」、令和五年、2023年、明けました。父は施設に入所しましたが、しぶとく生き延びたので、喪中にはなりませんでした。まぁ、誰もがいつどうなるかは分からないんですけど、父はもういつどうなってもおかしくない率が高いので、年賀状などは用意しなかったのですが、市外の母のお友達や従姉達から元旦に年賀状が届いたので、年下の分際としては、お返事出さなくちゃ、とコンビニで購入したのが、ピーターラビット年賀状。ただ単に、可愛いと思っただけなんですが、出してしまってから、英語しか書いてないことに気付き、きっと、"すかした奴だな"と、全員に思われたことと思います。とほほ。大晦日は紅白を見て、昨日は、 TVerで、大晦日の孤独のグルメスペシャルを見ました。北海道が舞台でしたが、年末の北海道に全く雪がない、ということはないので、道産子の私には、すごい違和感でした。途中で、ご飯を食べているところの壁に11月のカレンダー映っていましたし。でも、なんかテレビ東京だと許せる気がするのは何故でしょう。去年の大晦日スペシャルで、人に届けていたミニ(車)が、ゴローさんの車になっていたので、なんで?と思ったら、シリーズ10で人から譲り受けたんだそうですね。なるぼど。主演の松重豊さんが、ちょっと痩せて頬がこけて見えましたが、そのうち主演は変わるかもしれませんね。大晦日に作った茶碗蒸しが、美味しくできました!あとは、地元でこんなに雪の少ないお正月というのは、私には初めてですね。なんか、春のような雪の少なさでした。では、今年も宜しく哀愁!ご機嫌よう!
2023年01月02日
おはようございます、ひなこです。シリーズ第2弾!老人探偵グループ<木曜殺人クラブ>メンバーのエリザベスが、死んだはずの因縁ある英国の諜報員から手紙を受け取った。彼は2千万ポンド相当のダイヤを盗んだ疑いを掛けられて米国のマフィアから狙われており、協力を求めてきたのだ。そしてクラブのメンバーたちは消えたダイヤとスパイ、凶悪な犯罪者たちにまつわる国際的な大事件に巻き込まれる。果たして彼らは解決することができるのか?豊かなユーモアに、ときにほろ苦い哀愁を織り混ぜた、傑作謎解きミステリ。待望の第2弾登場。面白かったです!ただ、脱字を2ヶ所も発見。ちょっと興醒めでした。ご機嫌よう!
2022年12月30日
おはようございます、ひなこです。ショッピングセンター内に入っている地元の書店が、同じショッピングセンター内で店舗の場所を移動して、リオープンした時に、引っ越し祝い?がてら、この本を買いました。青山美智子さんの本は、図書館から借りて全部読みましたが、これが一番良かったです。月が立つってどういう意味なのかな、というのは、読めば分かります。いつものように、全く違ったそれぞれの話の登場人物が(元看護師、芸人、二輪自動車整備士、女子高生、アクセサリー作家)、他の話に繋がっていて、という感じです。全部で5つのお話が入っています。ポッドキャストが出てくるんですが、私は今まで聞いたことないんですけど、この本を読んでちょっと興味を持ちました。ご機嫌よう!
2022年12月26日
おはようございます、ひなこです。「ロンドン謎解き結婚相談所」シリーズ第3弾。戦後ロンドンで結婚相談所を営むアイリスとグウェン。ある日、アフリカ出身の入会希望者が現れる。流暢な英語を話す好青年だったが、一方でグウェンの直感は彼の言葉が嘘だらけだと告げていた。さらにグウェンは自宅付近で彼に出くわし、つけられていると感じた。彼には結婚相手をさがす以外の目的があるのでは?元スパイと上流階級出身、対照的な女性コンビに危機が迫る!そして、「机の秘密」という短編も入っています!お得感!英語では、4作目The Unkept womanが出てますが、この文庫の帯(裏表紙側)に、第4弾は、2023年冬翻訳刊行、と印刷してありました。第5弾The Lady from Burmaも、英語では、来年の7月に刊行予定となっています。そして、あとがきによると、著者は覆面作家だったけれども、アラン•ゴードンの別名義と判明しているとのこと。テキサス生まれでニュージャージー育ちの作家だそうです。私には、これが、今までで一番面白かったです!ご機嫌よう!
2022年12月24日
おはようございます、ひなこです。番外編本、だそうです。この後に、「大家さんと僕 これから」が出たんですね。勝手に、これが最後なのかと思っていました。ほっこり。ご機嫌よう!
2022年12月19日
おはようございます、ひなこです。天気予報通り、昨夜、雪が降りました。今、雪かきしてきました。パウダースノウなので、楽でしたけど、寒い。特にすこいことが書いてあるわけでもないんですが、和田誠さんのイラストの力で借りてしまいました。レシピも載ってます。レミさん、息子たちのお嫁さんであるあーちゃんと樹里ちゃんとの鼎談(ていだん)もあります。ご機嫌よう!
2022年12月18日
おはようございます、ひなこです。生まれて老いてやがて死ぬ。誰もが辿るその道を圧倒的な才能で描き切る、衝撃のデビュー作!作者は、ケアマネージャーさんとして働きながら、本作を執筆し、第四十五回すばる文学賞を受賞したそうです。彼女が、先日ラジオに出ていらして、興味を持って、図書館で借りました。主人公は、ケアマネさんではなく、認知症のお婆さんです。予想していたのより、かなり面白かったです。奇しくも、このお婆さんも玄関で転倒していて、うちの父もこの前たたきで転倒し怪我をしたばかりなので、さすがケアマネさん、なんて妙に納得。しかし、超高齢化社会の日本、どうなるんでしょうね。ご機嫌よう!
2022年12月17日
おはようございます、ひなこです。笑える本なのか、と借りましたが、そういうんでもなかったです。ニャタレー夫人が案内する猫世界文学12篇。ということで、表題作の他に、ペスト(カミュ)、動物農場(ジョージ•オーウェル)、千夜一夜物語、華麗なるギャツビー(フィッツジェラルド)、山月記(中島敦)、ああ無情(ユゴー)、トム•ソーヤーの冒険(マーク•トウェイン)、ハックルベリー•フィンの冒険(同上)、片恋(ツルゲーネフ)、月世界旅行(ジュール•ヴェルヌ)、変身(カフカ)、裁判(伊藤聖)、を、猫文学にしたものが書かれています。うーん、思っていたのとちょっと違ったかな。これを元に、原作に興味を持って読んでもらいたいということなんでしょうか。ご機嫌よう!
2022年12月16日
おはようございます、ひなこです。久々の筒井先生。短編集です。やっぱり、面白いなぁー!ご機嫌よう!
2022年12月15日
おはようございます、ひなこです。近々、近所のローソンで無印の商品を扱い始めるらしい。既に、店内配置を変えて、無印コーナーを確保してありました。未だ空の棚でしたが。で、バウムクーヘンだけあったので、紅茶味のを買ってしまいました。美味!何日からって張り紙してあったんですが、覚えていませ~ん。小さな楽しみでーす。昔むかし、相葉ちゃんの実家のそばに住んでいた頃、津田沼パルコの無印によく通っていたものであった。津田沼パルコも閉店らしいですが。ご機嫌よう!
2022年12月14日
おはようございます、ひなこです。気になったので、材料も家にあるし作ってみました。(ミツバはなし)うーむ、微妙。以上。ご機嫌よう!
2022年12月13日
ご無沙汰しています、ひなこです。11月の末辺りに、急遽父が老健施設に入所しまして、そこから何やかやとドタバタしていました。根雪になる前に、あれもしておこう、これもしておこうと色々あって、本を読むのはお預けでしたが、"現代版アガサ•クリスティー"という触れ込みに惹かれてぶ厚い本ですが、図書館から借りました。イギリスの田舎町で劇団を主宰するマーティン•ヘイワードは地元の名士。次回公演を控えたある日、彼は劇団員に一斉メールを送り、2歳の孫娘ポピーが難病を患っていると告白。高額な治療費を支援するため人々は募金活動を開始したが、この活動が思わぬ悲劇を引き起こすことに-。関係者が残したメール、供述調書、新聞記事など、資料の山から浮かび上がる驚愕の真相とは!?破格のデビュー作。うーん、やっぱり本家クリスティーとは違いますねぇ。期待が大きかったせいか、ちょっと肩透かし。彼女の2作目は英語では既に出版されているようですが、読まないかなぁ。ご機嫌よう!
2022年12月12日
おはようございます、ひなこです。ユーミンのデビュー50周年を記念して刊行されたのが、本書だそうです。「あの日にかえりたい」小池真理子「DESTINY」桐野夏生「夕涼み」江國香織「青春のリグレット」綿矢りさ「冬の終り」柚木麻子「春よ、来い」川上弘美の6編が収められています。んー、想像していたのと違ったなぁ。ユーミンの歌の方が、良いなぁー。ユーミンといえば、先日ニュースで、天皇陛下ご夫妻にお会いしている時に、素敵なお着物をお召しになってらしているのを見て、そういえばユーミンって呉服屋の娘だったんだ、と思い出しました。ご機嫌よう!
2022年11月27日
おはようございます、ひなこです。面白かったので、続編も借りました。良かったです。ご機嫌よう! (大家さんも、ごきげんようって挨拶されますが、私のは、「花子とアン」の影響で始めたのでした)
2022年11月24日
おはようございます、ひなこです。あの名作は、こんな「家」から生まれた!少女漫画家の黄金期である一九七◯年代までにデビューした豪華十二人の漫画家が語る「家」の履歴。家族や仲間たちと過ごした最も私的な空間を語るからこそ見えてきた原体験、あの傑作の舞台裏とは。近頃の文春といえば、誰かが浮気したとか不倫したとか告発する媒体(昔のフライデー、フォーカス的な)のイメージですが、こんな本も出していたんだ!懐かしい!と借りました。ちなみに、裏表紙はこちらです。↓ご機嫌よう!
2022年11月22日
おはようございます、ひなこです。レビー小体型認知症の父が、深夜というか早朝というか「外から誰か家に入ってきた!」という妄想、幻覚、幻視やらで、施錠確認のために玄関に行ったんだと思うのですが、玄関のたたきで転倒し頭を切り、救急車を呼び、一晩入院。ケアマネさんに、「何とかして下さい!」と懇願するも、「現在、老人入居施設でコロナのクラスターが起こっていないところはないという状況なので、どこも新規入居者はストップしています。それでなくても、元々明日から施設にすぐ入れるという状況ではありませんでしたから」と言われました。というわけで、なにかほんわかしたものが読みたくてこの本を借りました。(父が入院して家にいなかった日に図書館に行った)いい味出ています!ミステリばかり読んでいたら、自分の家が、殺人現場みたいな血まみれになってしまったもので。そして、この本を読んでまったりした後に、ショートステイから電話があって、特養の方でコロナ発生。父の利用フロアは大丈夫だけど、大事をとってお休みになるとのこと。弱り目に祟り目。頑張れ、デイサービス!と、本の感想より、愚痴の方が多い本日でした。ご機嫌よう!
2022年11月21日
おはようございます、ひなこです。高校生ピップは、友人から失踪した兄ジェイミーの行方を探してくれと依頼され、ポッドキャストで調査の進捗を配信し、リスナーから手がかりを集めることに。関係者へのインタビューやSNSも調べ、少しずつ明らかになっていく、失踪までのジェイミーの行動。やがてピップの類い稀な推理が、恐るべき真相を暴きだす。「自由研究には向かない殺人」に続く傑作謎解きミステリ!「自由研究には向かない殺人」第2弾!高校生のピップが、再登場!第1作より、こっちの方が面白かったです。これも、ソーシャルメディアなど、色々出てきて、今時感が満載です。証拠の写真なんてのも出てきます。携帯で写真を撮って、インスタグラムにアップ世代だからでしょうね。英語では、同シリーズの3作目、As Good As Deadが既に出ています。あとがきに、日本語版の刊行予定に言及してありましたが、どうしようかな、英語で読もうかなぁ。ご機嫌よう!
2022年11月19日
おはようございます、ひなこです。「メインテーマは殺人」の刊行まであと3ヶ月。プロモーションとして文芸フェスに参加するため、探偵ダニエル•ホーソンとわたし、アンソニー•ホロヴィッツは、チャンネル諸島のオルダニー島を訪れた。フェス関係者の間に不穏な雰囲気が漂うなか、そのうちのひとりが死体で発見される。現場の不可解な状況は何を意味するのか?<ホーソン&ホロヴィッツ>シリーズ最新刊!面白かったです!ホーソンものより、もうひとつのシリーズ、スーザン•ライランドの方が今までは好きかなと思っていたのですが、これは面白く読みました。地図も付いてたし!少しは、ホーソンのキャラクターに馴染んできたのかな。英語では、次のThe Twist of a Knife が出てるんですけども、どうしようかな、英語で読んだ方がいいかなー。ご機嫌よう!
2022年11月18日
おはようございます、ひなこです。図書館にないので購入した戯曲4冊と「99の秘密」は、図書館の寄付箱に置いてきましたが、これは作品事典がついてるからキープします!他の項目は、作中人物事典、アイテム事典、戯曲初演リスト、映画化作品、テレビ化作品、アガサ•クリスティー年譜、そしてコラム-ティー•タイムと名付けられた10のコラムからとなっております。これで一応クリスティーを全部読むという野望は終了です。半年かかりました。メアリー•ウェストマコット名義の6作品が、どれも大変面白かったのが、予想外の大収穫でした!ポアロものでは「カーテン」、ミス•マープルものでは「ポケットにライ麦を」、ノン• シリーズものでは「終わりなき夜に生れつく」が、私のお気に入りです。日本を出る前に、キンドルにいくつか購入して、日本を出てから、じっくり読みたいと思っています。その時はもしかすると、本も読んだし映画も観たし、と今回パスした「ナイルに死す」「オリエント急行の殺人」「そして誰もいなくなった」を、一周回ってというか、又、読んでみようかと思うかもしれません。ご機嫌よう!
2022年11月17日
おはようございます、ひなこです。高価なエメラルドの首飾り盗難をめぐり浜辺でくりひろげられるユーモラスな騒動。何者かに襲われ意識不明となった患者の証言を聞きだす実験。アパートの一室に誘い出された男女を待つ恐るべき罠。クリスティーのミステリ趣味が思う存分に活かされ、その魅力が凝縮された、いずれおとらぬ一幕劇の傑作三作品を収録「海浜の午後」「患者(The Patient)」「ねずみたち(The Rats)」の3作を収録。本作の英語のタイトルは、「三の規則」みたいな感じでしょうか。でも、日本語だと、「海浜の午後」の方が、絶対良かばい。さて、「海浜の午後」。私、このストーリー知ってるなぁ。なんでかな。「患者」ちょっと物足りない感。小説で読んだら面白いかも。「ねずみたち」「海浜の午後」もそうですが、冤罪について考えてしまいますねぇ。悪いことをしてるのに何の罪にも問われない人と、やってないのに有罪になる人。どっちも経験する人も登場。ご機嫌よう!
2022年11月16日
おはようございます、ひなこです。ある朝書斎で死体を見つけたら-平穏に暮らしてきたクラリサの空想は現実になった。彼女は夫の前妻と結婚した男の死体を客間で見つけたのだ。そこに通報もしていないのに警察が現われ、慌てて隠した死体が消失し---複雑怪奇な事件の顛末は?「ねずみとり」に次ぐ長期公演を記録した傑作クライム•コメディ。なかなか面白かったです。クリスティーのお気に入り女優マーガレット•ロックウッドのために書かれたとのことで、確かにクラリサがほぼ全てをもっていく感じの劇です。しかし、海外で、アジア人に対する人種差別などを経験済みの私からすると、これって白人のある程度の身分のある人だから成立する話であって、例えばアジア人がこんなことしたら、有無を言わせず即逮捕で有罪だろ、と思ってしまうのでした。まぁ、クリスティーは白人だから、そんなことも考えなかったでしょうが。「白昼の悪魔」を連想させるところも、最後の方にありました。ご機嫌よう!
2022年11月15日
おはようございます、ひなこです。街中で知り合い、親しくなってゆく金持ちのオールドミスと青年レナード。ある夜そのオールドミスが撲殺された。状況証拠は容疑者の青年に不利なものばかり。金が目当てだとすれば動機も充分。しかも、彼を救えるはずの妻が、あろうことか夫の犯行を裏付ける証言を---展開の見事さと驚愕の結末。法廷劇の代表作!短編集「死の猟犬」内で短編小説で読んでいて結末がわかっているので、小説で読んだ時に感じた面白さは半減でした。それに、これも、今の時代だとジェンダーの問題で古さを感じてしまうかもなぁ。まぁ、面白いんですけど、レナードみたいな男は危険だなー。ご機嫌よう!
2022年11月14日
おはようございます、ひなこです。高名な科学者エイモリー卿の邸宅の金庫から極秘書類が盗まれた。卿は名探偵エルキュール•ポアロを呼び寄せる一方で、邸内にいた容疑者全員を集め、書類の返却を迫る。だが---劇作家としても高い評価を得ているクリスティーが、初めて手掛けたオリジナル戯曲「ブラック•コーヒー」と、幻の傑作「評決」を収録!クリスティーではない人が書いた小説版のブラック•コーヒーを読みましたが、こちらは元ネタの戯曲です。収録されているもうひとつの戯曲「評決」の方が面白かったです。が、終わり方が、クリスティーの時代はこれで良かったんだろうけど、今読むと、興ざめです。ラストだけ変えたら、私のお気に入りになりそうです。ご機嫌よう!
2022年11月13日
おはようございます、ひなこです。99の質問が見出しとなっていて、それぞれの質問に2ページで答えが書いてあります。 それほど目新しい答えもなかったですが、一番私が興味を持ったのは、2番目の夫は、母がフランス人だっただけではなく、父はオーストリアからの移民だったと書いてあったことです。写真がイギリス人じゃないと思ったのは正しかったわけだ。クリスティーのお墓に書いてある碑文。労苦の果ての眠り荒海の果ての港戦さの果ての憩い生の果ての死は大いなる喜びエドマンド•スペンサーの長詩の一部だそう。小説内でも見た気がする。ご機嫌よう!
2022年11月12日
おはようございます、ひなこです。先日、息子(次男)と話していたら、子供の頃の記憶について語りだし、ある時、私がどこからかチョコボールを入手し、嬉々として帰宅、子供に手渡すと、🎶くえっくえっくえチョコボール~🎵と、CMソングを教えたんだとか。私はそんなことは何にも覚えていません。が、彼が言うには、だから今でも歌えるよ、と歌い出しました---。親として、もう少しまともなことを教えておけば良かったなぁと、しんみり反省と後悔。子守り歌で覚えているのは、ぞうさんのこもりうた、お話で覚えているのは、オオカミ少年の話とのこと。しかし、オオカミという日本語が何の動物なのかよく分からなかったので、自分の頭の中では、チーターみたいな動物だと想像していたんだそうです。英語では、The Boy Cried Wolfというみたいです。イソップ童話なんですね。過去は変えられないので、一応、YouTubeのチョコボールのCMと、ぞうさんのこもりうたと、The Boy Cried Wolfの動画をシェアして送っておきました。ご機嫌よう!
2022年11月11日
おはようございます、ひなこです。岩城けいさんの新作です。今までの中で一番良かったかな。サウンド•ポストというのは、ヴァイオリンの部品の名前だそうです。この小説を読むまで知りませんでした。父と娘のシングル•ファーザー家族の話です。良い話なんですが、父親と良い関係を全く築くことなく育った私としては、つくづく、自分はこんな境遇にならなくて良かった、お母さんがいて良かったと思ってしまい、そう思い始めると、小説を読むのも苦しくなりました。これは、著者にはなんの責任もありません。オーストラリアが舞台なので、人よりはちょっと状況が飲み込み易いという利点がある岩城けいさんの小説。オーストラリアあるある、結構頷いたりするのでした。ご機嫌よう!
2022年11月10日
おはようございます、ひなこです。私、今の今まで、カズレーサーなんだと思っていました。レーザーだったのか。なんとなく、借りました。頭の体操、雑学吸収に良いかな、と。赤い透明下敷きみたいのが付録としてついていて、それで答えのページを覆うと答えが見えないようになっています。ちょっと、受験勉強してるみたいな気分を味わいました。蟹が泡を吹いている時は、酸欠!ご機嫌よう!
2022年11月09日
おはようございます、ひなこです。図書館から借りられるアガサ•クリスティーのハヤカワミステリ文庫は全部借りて読みました!(「ナイルに死す」「オリエント急行の殺人」「そして誰もいなくなった」「ベツレヘムの星」を除く)この本は、図書館4階のお料理本コーナーではなくて、6階の海外文学コーナーにあったので、なんとなく借りてしまいました。食べる物は、英国よりは地中海方面の国々の食べ物の方が好きなひなこですが、スコーン、フィッシュアンドチップスなどイギリスっぽいものが色々が登場します。スモークサーモンとスクランブルエッグが同じ皿に乗っていて、朝食のメインとして定番と書いてありました。どんな感じなのかなー。そういえば、燻製ニシン(北海道ではみがきニシンと言う)で思い出しましたが、たしかあれはイスタンブールのエアポートホテルだったと記憶していますが(今の巨大な新しい国際空港ではなくて、アタトゥルク国際空港)、朝食ビュッフェにイギリス人のために燻製ニシンがあって、ムシャムシャ食べたことがありました。美味しかったなぁ。ご機嫌よう!
2022年11月08日
おはようございます、ひなこです。「赤と青とエスキース」の著者と装画家による、ショート•ショート×アート。48篇のショート•ショートと、癒しの青い水彩画。赤いのも次に出るのかな。中高生の頃流行っていた、葉祥明さんを思い出しました。ご機嫌よう!
2022年11月08日
おはようございます、ひなこです。「アクロイド殺し」の斬新なトリックは、ミステリ界に大論争を巻き起こした。だがその直後、アガサは突然失踪する。売名行為と非難されたこのスキャンダルの真相は?世界的ベストセラー作家があえて別名義で普通小説を書いた真意は?クリスティーが読者と家族のために仕組んだ最後の企みとは?いくつもの栄誉を受けながら、あくまでひとりの女性として愛に生きた波乱の生涯を初めて明かした傑作自伝。待望の文庫化下巻の方が大変面白かったです。怒涛の波乱万丈人生、世界各地への旅行など興味深く読みました。時代を考えると、さすが7つの海を支配した大英帝国というか、同じ時代に日本人がこんな風に海外に出かけるって絶対ないよなって感じです。それも女の一人旅とかありえないと思うんですが。しかし、2番目の夫マックスのウィキペディアを見たら、"1976年にアガサ・クリスティが亡くなると、マローワンは翌年、長年の愛人だったバーバラ・ヘイスティングス・パーカーと結婚した。彼女は考古学者であり、British School of Archaeology in Iraq で彼の秘書を務め、ニムルードでも助手を務めていた。"とあって、ビックリ。長年の愛人ですか?いやはや、なんだかな。娘のロザリンドは、めっちゃ美人さんです。アーチーのお母さんがアイルランド人とのことですが、父親似で、アイルランド美女って感じの写真が載ってます。(ネット上でお婆さんになってからの写真を見ましたが、それはとってもクリスティーに似ていた!)アーチーもとっても2枚目。マックスは、母親がフランス人だそうで、本書に掲載されている写真は、ちょっとポアロっぽい。ポアロはベルギー人だけど。ご機嫌よう!
2022年11月07日
おはようございます、ひなこです。図書館の書庫にあった本です。1995年発行の文庫なので、字が小さい!「そして誰もいなくなった」「オリエント急行の殺人」をはじめ、多くの傑作を残した"ミステリの女王"アガサ•クリスティー。彼女は1890年、英国の海辺の避暑地トーキイで生まれた。空想好きで内気な娘だったアガサはどのように愛に目覚め、電撃的な結婚をしたのか、夫と共にでかけた世界一周貧乏旅行のてんまつ、不滅の名探偵ポアロはいかにして生まれたか-数々のエピソードを盛り込み、作家自ら語る知られざる実像「未完の肖像」に書かれていることが、かなり出てきます。やはり、あの小説は、自伝的要素が濃厚なんでしょうね。310ページ十八から二十一までの若い女はめったに若い男以外のことは考えないものである、そしてそれはまた当然でもあり、本来至当なことでもある!ハハハ。言いきっちゃってますね。322ページには、恋する女はとんでもなく綺麗になるが、恋する男は、病気の羊みたいになる説が。これも、「未完の肖像」に書いてあったと思います。最初の夫、アーチーも、彼女に恋して病気の羊みたいになっていたそうです。子供の頃の思い出から、アーチーと世界一周旅行に行く決心をしたところまでが、上巻です。ご機嫌よう!
2022年11月06日
おはようございます、ひなこです。「ナイルに死す」の探偵役はポアロではなくミス•マープルだった?「そして誰もいなくなった」で孤島に集う人々は十人ではなかった?「ABC殺人事件」はアルファベットと関係なく構想された?「スリーピング•マーダー」は第二次大戦中に書かれてはいなかった?ノートに記された手書きのメモから、驚きの事実が次々に浮かび上がる。ミステリの女王の創作過程を解明する画期的研究書。これにも、未発表の「犬のボール」(大英帝国四等勲士 アーサー•ヘイスティングズ大尉の手記より)が付録として収録されています。これは、「物言えぬ証人」ですね。やっぱり、面白いなぁ。クリスティーって、出だしも良いんですよね。出だし、大事です。369ページ。三年前のインフルエンザ以来、匂いを感じなくなったというドクター•ローレンス。コロナの後遺症で、味覚と嗅覚に異常が出ると言われていましたけど、この頃のインフルエンザはスペイン風邪のウィルスが変化したものだったのかな。ご機嫌よう!
2022年11月05日
おはようございます、ひなこです。クリスティーの屋敷で、小部屋の奧にしまいこまれていた70冊以上のノート。そのページには、ミステリの女王の創作の秘密が---興奮に震えながらノートを調べると、さらなる驚きが待っていた。そこには、未発表の短篇、それも名探偵ポアロが活躍するオリジナルの短篇ミステリ2冊が眠っていたのだ!さまざまな事情から陽の目を見なかった幻の作品をついに完全収録。世界を驚かせた話題作!未発表の「ケルベロスの捕獲」(「ヘラクレスの冒険」第十二の事件)収録。これは、ヒットラーを連想する人物が登場するのでボツだったのかな。これは、マニアックなクリスティーファン向けですね。(下)に続く。ご機嫌よう!
2022年11月04日
おはようございます、ひなこです。ヘイスティングズは親友ポアロの招待で懐かしきスタイルズ荘を訪れた。老いて病床にある名探偵は、過去に起きた何のつながりもなさそうな五件の殺人事件を示す。その陰に真犯人Xが存在する。しかもそのXはここ、スタイルズ荘にいるというのだ---全盛期に執筆され長らく封印されてきた衝撃の問題作。新訳決定版ポアロシリーズの最後の作品です。発行は、1975年ですが、執筆されたのは1940年代初頭だそうです。あとがきによると、彼女の伝記に、金銭的な必要に迫られて執筆しなければならない苦しさを2度と味わいたくないため、小説のストックを用意しておくことを思いついたと書かれているそう。それが、「カーテン」と「スリーピング•マーダー」の2冊なんだとか。私は、てっきり、自分の死後、子孫の収入になるからなのかと思っていました。全然違ったわ。(追記:自伝を読んだら、略年譜が付いていて、1943年53才の時、「カーテン」「スリーピング•マーダー」を執筆、前者の印税は娘のロザリンドに、後者は夫のマックスへ贈られ、死後出版の契約で銀行の金庫室に収められた、と書いてあった)さて、本作、面白かったです。ポアロもので一番面白かったかもしれません。懐かしのヘイスティングズが執筆というスタイルです。この人は、相変わらず鈍くて、イライラするなぁ。前から気になっていたサイフォンという言葉、この訳では、ソーダ•サイフォンと訳してありました。(210ページ)肝心の殺人事件が起きるのは、物語の2/3辺りです。そこまでをちゃんと読ませるのが、さすがです。図書館にないので、未だ戯曲数冊が未読ですが、図書館に置いてあるクリスティー文庫で読んでいないのは、伝記上下と、秘密ノート上下の4冊となりました。「アガサ•クリスティー99の謎」、「アガサ•クリスティー百科事典」というのも図書館にはないです。なので、戯曲とこれらは自腹で入手する予定です。ご機嫌よう!
2022年11月03日
おはようございます、ひなこです。ミステリの女王、アガサ•クリスティー。作品数が多いゆえに、どれから読んでいいかわからない。有名作品以外も読んでみたい---そんな要望にミステリ評論家の著者が応え、1冊でクリスティー100作を網羅した傑作評論集。第68回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)、第15回本格ミステリ大賞(評論•研究部門)受賞作実際に、クリスティーを読むのは楽しいけど、こういう批評本を読むのは、私にはあんまり楽しくはないのですが、一応クリスティー文庫のシリーズに入っているので借りてみました。当然ですが、私には面白かった本が酷評されているパターンも多々ありました。一番の収穫は、ミス•マープルもので、文庫のあとがきにも書いてあった(ので私もブログに引用した)「カリブ海の秘密」「復讐の女神」のあとに「Women's Realm」というのが書かれて三部作になるはずだったという話が流通しているのは日本だけということが書いてあったことです。「復讐の女神」の抄録という形での連載がされた雑誌の名前がWomen's Realmだと霜月さんは書かれています。真相はいかに?誰が日本で言い出したんだろうね。今更、私ですと名乗り出るのも、勇気がいるかも。ご機嫌よう!
2022年11月02日
おはようございます、ひなこです。原題は、否定形ではなく、肯定してますね。「象は覚えていられる」でも、日本語だと否定形の方が強い印象。推理作家ミセス•オリヴァが名付け親になったシリアの結婚のことで、彼女は先方の母親から奇妙な謎を押しつけられた。十数年前のシリアの両親の心中事件では、男が先に女を襲ったのか、あるいはその逆だったのか?オリヴァから相談を受けたポアロは"象のように"記憶力のよい人々を訪れて、過去の真相を探る。ポアロシリーズ、あと2冊!だけど、「カーテン」が書かれたのは、ずっと前らしいので、実際にはこれが最後に書かれたんだなぁ、と思うと感慨深いです。年を取ったクリスティーが、義歯の大変さを書いていたりして、笑いました。(15ページ)塩をまぶしたアーモンド、中に固いものが入っているチョコレート、歯にくっつくキャラメル、おいしいが、にちゃにちゃして歯にくっつくメレンゲなどが、難物として挙げられています。意外だったのは、レタスです!筒井康隆先生も、年を取られてから、腰の痛みがー、なんて書かれているのが、年季の賜物と思いましたが、クリスティーもしかり。そして、オリヴァ夫人の言葉として書かれている17ページ以降は、完全に著者本人の心の声として読みました。んー、これもなんとなーくこんな感じかなってわかったかなぁー。面白かったですけどね。ご機嫌よう!
2022年11月01日
おはようございます、ひなこです。名探偵エルキュール•ポアロは友人であるミステリ作家のオリヴァ夫人から、田舎の屋敷グリーンショアに呼び出された。祭りの余興である犯人探しゲームで、何か不穏な事態が起こりつつあるようだ。なんとか事件が起きるのを防いでほしい---原稿が完成しながらもある事情から発表されず、近年になって発見された幻の中編がついに登場!これは、「死者のあやまち」の元となった中編です。「アガサクリスティーの秘密ノート」の著者によるあとがきに、どうしてこれが幻の中編となったかの経緯が書かれています。グリーンショアって、アガサクリスティーが実際に持っていたお屋敷グリーンウェイのことだったんですね。孫が、まえがきに書いています。現在は、ナショナルトラストの所有だそうです。一度「死者のあやまち」を読んでいますから、パラパラと読み終わりました。ご機嫌よう!
2022年10月31日
おはようございます、ひなこです。「木曜日にはココアを」のスピンオフです。絵本みたいな感じです。クリスティーを読んでいる日々からすると、あっという間に読み終わります。ストーブを焚いている暖かい部屋で、あったかーい飲み物を飲みながら、ゆったりと読むのに良いかもです。ご機嫌よう!
2022年10月30日
おはようございます、ひなこです。最低気温は零下となり、ドラッグストアの前には、プラスチック製の雪かきショベルが並べられ、もうすぐ冬です。あきさみよー!というわけで、冬靴購入。去年も北海道での冬に備えて、防滑、防水の冬靴を買ったんですけど、一度転んだので、今年は、Made in Hokkaidoの、道民にも、「これは滑らない!」と評判の高い靴を買いました。なんでも小樽の坂道で検品してるとか。靴底はこんな感じ。今年は転ばないといいなぁ。でも、まぁ転ぶ時はどうしたって転ぶんだろうけど。「絶対転ばない靴というのは、ありません」と書いている人がいて、そりゃそうだと思いました。ご機嫌よう!
2022年10月29日
おはようございます、ひなこです。この本の解説が、森薫さんの漫画です!森薫さんといったら、「エマ」。わたくし、オーストラリアの図書館で、英語版を借りて読んでました!日本の漫画の英語版は、グラフィックノベルというジャンルで図書館に揃えてあったので、かなり借りて読みました!パスポートとマントを貸してほしい ---空港で出会った謎の女の申し出は、変わり者の外交官スタフォード•ナイを国際的陰謀の渦中へと巻き込んだ。彼を尾け狙う不気味な影。世界各地で頻発する暴動、そしてドイツ山中の巨大な城に棲む謎の老女---はたしてナイの運命は?壮大なスケールで魅せるスパイ•スリラー付箋を張ったよシリーズ。287ページ「十歳から二十歳のあいだに知り合った人のことは決して忘れないものですよ。そういうお友達はいつまでも心に残るものです。」なるほど。322ページ「アドルフ•ヒトラーは疑いもなく南米に到達しました。」これ、私もネットで読んだことあります。真偽のほどは分かりませんが。一番、楽しく読んだのは、あとがきの漫画でした!森先生、ありがとうございます!ご機嫌よう!
2022年10月28日
おはようございます、ひなこです。なんだか知らないけど、茄子を食べると咳が出るようになりました。ググったら、茄子アレルギーだそうです。今までなんでもなかったのに、58歳にしてナンタルチア!だな。推理作家のオリヴァ夫人を迎えたハロウィーン•パーティーで、少女が突然、殺人の現場を目撃したことがあると言いだした。パーティーの後、その少女はリンゴ食い競争用のバケツに首を突っこんで死んでいるのが発見された!童話的な世界で起こったおぞましい殺人の謎を追い、現実から過去へと遡るポアロの推理とは?1969年に出版された本書ですが、84ページに、コンピューターやらプログラミングだのという単語が。そうか、そんな昔からコンピューターってあったんだー!オリヴァ夫人と、引退したスペンス元警視登場。何から何まで全部じゃないですが、この人犯人かな、となんとなく想像できました。当然、クリスティーの物語には、私の想像以上のものがドドンと詰め込まれておりましたが。寒くなってきました。まさか2度も北海道で越冬するはめになろうとは、夢にも思っていませんでした。はぁー。ご機嫌よう!
2022年10月27日
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