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この木なんの木 気になる木
1)
この木なんの木 気になる木
名前も知らない 木ですから
名前も知らない 木になるでしょう
これは納得できます。
ただ、当たり前といえば当たり前。
でも、「木が」「木になる」では分かりづらい。
「木が」「巨木になる」がよいでしょう。
もし、「木になる」と「気になる」の語呂合わせが重要なら、
「苗木が」「木になる」ではどうでしょう。
いずれにせよ1番は必ずしも必要ではなく、
2番へのステップとして後から無理やりくっつけた感がいなめません。
2)
この木なんの木 気になる木
見たこともない 木ですから
見たこともない 花が咲くでしょう
納得の2番です。
論理上からいえば、
1番と同じ合理的推測ですが、
「見たこともない木」という否定的な事物を「見たこともない花」という期待をこめた肯定的な事柄と比較したところが素晴らしい。
2番は明らかにこの歌のキモになります。
3)
この木なんの木 気になる木
みんなが集まる 木ですから
みんなが集まる 実がなるでしょう
納得できるはずもありません。
どうして木に集まったからといって、実に集まるという論法が成り立つのでしょう。
食性にせよ環境にせよ、木に群がる理由と、実に群がる理由はほとんどにおいて違うはずです。
「みんなが集まる木」だからといって「みんなが集まる実がなるとは限らない」とした方が教訓的であり、3段落ちとしても面白いのではないのでしょうか。
軽快なメロディーにのせ、論理的でないことを不特定多数の脳裏に植えつけることは、もはや詐欺的という以上に巧妙で危険だという他はありません。
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