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『旧東海道を歩く』ブログ 目次
そして延べ13日目の旧東海道を歩く(藤枝~金谷)もエピローグへ。
宇布賣神社を後にして、東海道線に沿って歩き、金谷駅に向かう旧東海道線に
突き当たり左折して進む。上り坂になって右側にあったのが
『佐塚屋本陣(本町・佐塚佐治右衛門)』
その当初より、佐塚家は佐次右衛門の名を継いで金谷宿 本陣を務めました。
建坪二六三坪、門構え、玄関付で、門の屋根には対の鯱が付いていたので「鯱の御門」と
呼ばれていました。
表の間口は十三間、奥行は三五間半で、現在の佐塚家と東隣の住宅の敷地に当たります。
慶応四年(九月八日明治改元、一八六八年)十月五日、明治天皇 御東幸のおり、ここで天皇が
お昼休みをとられました。しかし、御食事の支度には本陣の家族は一切手を出さず、
婦女子も遠ざけられ、天皇の茶の湯も、中町の塚本市右衛門家の井戸水が使われました。
なお当時の「御小休」、「行在所」の関札(宿札)と、神器(八咫鏡)が安置された「内侍所」
(山田屋本陣)の関札が、佐塚家に大切に保管されています。
明治三年(一八七〇)、本陣は廃止され、普通の旅人や役人の宿泊所(旅籠)となりました。」
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