「きらりの旅日記」

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2009.08.02
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カテゴリ: ロシア
ナポレオンとの戦争をロシアでは「祖国戦争」と呼び、その大勝を記念して1826年に作られたのが【世界遺産】エルミタージュ美術館2階「1812年戦争の間」エルミタージュいち美しい天井画に心が釘付け!
てんじょう.jpg
『ロシア旅日記』・・・1812戦争の間
The 1812 War Gallery


           皇帝アレクサンドル1世と ナポレオン・ボナパルトとの戦争を


           ロシアでは「祖国戦争」と呼び


           苦しい戦いの末 ロシア軍が勝ちました


ここは・・・飛ばして
どうしてナポレオンは、負けたの?

中世において「要塞」を築き国を守って来たが、ナポレオンは、徴兵制により沢山の兵士を率いて一気に攻める作戦でヨーロッパ各地を傘下に治めた。自分の兄弟や親戚を各国に配備して同盟国にさせ統治し、自身は、妻ジョセフィーヌと離婚してまでもオーストリアの若~いお姫様マリールイズと結婚し「皇帝」の名前を手に入れた!英国に、経済封鎖をとり孤立させようとしたのに、ロシアが英国との通商を再開した事に、ムカついたナポレオンは、1812年に61万人の兵士を連れロシアに攻めて行った!勿論、短期決戦のつもりで軽装で望んだ・・・所が、我慢強いロシア人は、冬になるのをジッと待った。ヤケクソになったナポレオンは、モスクワを焼き討ちにして占拠したが、結局は落ちなかった!ロシアの冬は、軽装のナポレオン軍を撤退に追い込んだ!雪の中を逃げ帰るナポレオンに追い討ちをかけたので、ナポレオン軍の戦死者は40万人、10万人が捕虜となつた。パリに命からがら戻ったナポレオンに残ったのは、たったの3名の側近だけだったと言う・・・ご存知ナポレオンが負けたお話でした。チャンチャン♪

=おまけ= ナポレオンの最後の言葉  「ジョセフィーヌ!」

ナポレオンは、ロシアから帰って、また戦争をするが負けて1814年地中海のエルバ島に島流し!1815年には、こっそり逃げ出してフランス皇帝に返り咲くが3ヶ月で「百日天下」下ろされる!ワーテルローの戦いに負けたのでアフリカのガーナのズッと沖にあるセントヘレナ島に島流しになり、6年後に胃がんになり52歳で亡くなる!彼の最後の言葉は「フランス」「軍隊」そして「ジョセフィーヌ~!」であったと言う有名なお話でした。チャンチャン♪

=戦利品か?=

ナポレオンの元妻ジョゼフィーヌ・ド・ボアルネさん(Josephine de Beauharnais, 1763-1814)死去に伴い彼女のコレクションを1815年に入手!
アンドレア・デル・サルト (ルネサンス期)
ピーテル・パウル・ルーベンス、クロード・ロラン (バロック、古典主義)
ヘラルト・テルボルフ、ハブリエル・メツー (バロック期オランダの中流階級の人々を描いた風俗画)など38枚の絵画やアントニオ・カノーヴァ(彫刻家)の作品がエルミタージュのお宝に加わったと言う興味深いお話でしたチャンチャン♪



もとい話は、歴史から・・・ロシアに戻る



                その



                活躍した 元帥たちの肖像画を並べました。


                「戦争の間」は、細 長~い部屋


                天井画を見てみましょう
てんじょう.jpg
                エルミタージュ いち 豪華で美しい天井画は



「 だ ま し 絵 」


                灯りとりになった天井は・・・とっても幻想的



                部屋を囲むのは、



「 人 造 大 理 石 」


                どこまで 私たちを だましてくれるのかと思うが



                大理石で 狭い部屋を囲むと



                むっちゃ~寒いブルブル



                しかし



                「 人 造 大 理 石 」だと・・寒さを和らげる



                そんな理由があったんですね!





           1812戦争の間 (The 1812 War Gallery) 正面にある大きな肖像画は、



                パリのパノラマを背にし 馬に乗った
IMG_5868.jpg
                アレクサンドル1世 の肖像画


           他にも同盟を結んだプロシア皇帝「フリードリッヒ・ウィルヘルム3世」


           オーストリア皇帝「フランツ1世」の肖像画もあります。




           両側の壁にかかるのは、1812年戦争で戦った元帥たち
軍人の肖像画.jpg
           332名の肖像画が ずら~っと並びます



           時々 緑のシルクが張ってあり 顔が無く枠に名前だけの額が



           中央上から2段目



           その方は、戦死した為に 肖像画が描けなかったそうです。



332名の中で・・・・知っている人がっ!


               貴族 ストロガノフ (28歳)
ストロガノフ.jpg
               332名の中で一番若くて「イケ面」です



               ストロガノフ宮殿は、ネフスキー大通りにあり






               「ビーフ・ストロガノフ」は、



               ストロガノフ家の牛肉料理 と言う意味だそうで・・・



               日本でもビーフ・ストロガノフと言えば・・・



               ロシア料理の代表



               しかし、



               こんなイケ面な貴族のお屋敷の自慢料理だったなんて・驚きました



               じゃ~ピロシキは、ピロシキ宮殿かどうかは?未確認



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最終更新日  2009.08.02 12:38:05
コメント(16) | コメントを書く


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Re:ロシア人の素晴らしい♪だまし方「1812戦争の間」(08/02)  
ayamlin  さん
相変わらずおもしろかった!
長いブログは苦手な私がきらりちゃんのところだと、全部読んじゃう!
ナポレオンがロシア戦争にまけたり、皇帝になったり、ベートーベンがそれ嘆いたり、島流しになったり、ってのは知っていたけれど、ジョセフィーヌと離婚してまでもオーストリアの若いお姫様マリールイズと結婚したって知らなかった。子供はいるのかなあ?島流しになったときはついていったのかなあ?
愛はあったのかなあ?
ロシアでそんなにたくさんの捕虜がでたなんて。。。
みんな生きながらえたのかな?
寒いロシア、さぞつらかったろうねえ。。。。
ビーフストロガノフってロシアからきたのか。
知らなかった!
そういえば最近作ってない! (2009.08.02 12:19:12)

Re:ロシア人の素晴らしい♪だまし方「1812戦争の間」(08/02)  
theysun  さん
 こんにちわ~~。

 7月末に30℃を記録し夏だ~^と思ったら、後2日続きで雨で、20℃以下~~人造大理石が必要かも??

☆☆「人造大理石」だと・・寒さを和らげる

 手間をかけていることには、正当な事由があるんですね♪~♪~♪。

☆「ビーフ・ストロガノフ」

 ロシア由来の料理結構多いですね~ナポレオンが持ち帰ったわけではないでしょうが、冬料理にも多々、但し、味は数段改良されているようです ♪♪♪
(2009.08.02 16:38:51)

Re:ロシア人の素晴らしい♪だまし方「1812戦争の間」(08/02)  
北京猫  さん
芸術と歴史とグルメとイケメンの話がチャンポンで盛りだくさんですね。
ロシアの冬を知っていたら、ロシアとの交戦を避けた方が賢明でした。栄光を掴むと人間は判断を誤るようです。 (2009.08.02 17:25:14)

随分勉強されて…  
 旅日記+歴史の勉強+イケ面コレクション…楽しませて頂いております♪ (2009.08.02 21:46:11)

Re:ロシア人の素晴らしい♪だまし方「1812戦争の間」(08/02)  
こりす。  さん
だまし絵なのですね、面白いです。
歴史おたくとしては、肖像画のコレクションにそそられます。
フランツ一世があるのなら、
当時の活躍された方々がずらーっと並んでいるのでしょうね。
私も見に行きたいです!
ストロガノフさん勉強になりました! (2009.08.02 22:19:07)

Re:ロシア人の素晴らしい♪だまし方「1812戦争の間」(08/02)  
teapotto  さん
エエーーーーーーーーー!

豪華で美しい天井画は 「 だ ま し 絵 」 とな

( ̄。 ̄)ホーーォ。


(2009.08.02 22:58:25)

ナポレオンと  
ジョセフィーヌの美しい婚礼の絵に魅了されて、その昔ブエノスアイレスの骨董店でナポレオン陶器っていうティーカップを月賦で一生懸命払って買ったの。
なんてこった!不注意メードがカップを割っちゃったよ!!
辛くて涙も出なかった・・・
今は寂しいソーサーだけになっちゃいました・・・
でも、素晴らしく豪華な結婚式が伺われるわ。
ビーフストロガノフがロシア料理で、しかもこんな謂れがあったなんて全然知らなかった。。。
今日は色々勉強しました。
面白い講義を有難う! (2009.08.03 14:22:42)

ayamlinちゃんへ  
ayamlinちゃんへ

飛ばすところまで・・・読んでくれてありがとう(^0^)♪

ベートーベンとナポレオンは、年が1個違いだったかな?ナポレオンの為に曲を書いたけど、気持ち的に付いてゆけなくなって、題名を「皇帝」に変えたらしいよね?

ナポレオンとマリールイズの間には、(愛は、無かったんだけど)1人子どもが出来て「ナポレオン2世」になるんだけど、若いうちに死んでしまうので直接の子孫は、居ないのかと思っていたけど・・・そこんとこは、女好きのナポレオンちゃん!

ポーランドに内縁の妻が居たのよね!その人は、人の奥さんだったんだけど・・・

ご主人がお年寄りだったために、皆に説得され泣く泣く奥さんをナポレオンに渡すの、最初は嫌だったけど、段々ナポレオンが好きになり、子どもも出来てその子孫が今でも居るらしい?ポーランドの妻と呼ばれて、ナポレオンがエルバ島に流される時もついて行きたいと頼んだそうだけど・・・叶わなかったそうです。本当に愛していたのは、ポーランドの妻だったかもね?

現在ナポレオンは、16世?17世?を名のる人がいるそうだけど・・・

ジョセフィーヌの再婚相手の子ども(ナポレオン3世)の子孫かも知れないし?ポーランドの妻の子孫かも知れない?そこの所で直系かどうか違ってくるから?・・・今度また調べてみますね(^-^)

(2009.08.06 22:08:21)

theysunさんへ  
theysunさん
> こんにちわ~~。

> 7月末に30℃を記録し夏だ~^と思ったら、後2日続きで雨で、20℃以下~~人造大理石が必要かも??

>☆☆「人造大理石」だと・・寒さを和らげる

> 手間をかけていることには、正当な事由があるんですね♪~♪~♪。

>☆「ビーフ・ストロガノフ」

> ロシア由来の料理結構多いですね~ナポレオンが持ち帰ったわけではないでしょうが、冬料理にも多々、但し、味は数段改良されているようです ♪♪♪
-----

theysunさんへ

こんばんわ(^0^)

いやいや世界的な異常気象ですよね~

ナポレオンが、ビーフストロガノフを世に広めたかもですね?

いや~ビーフストロガノフ食べたら負けなかったはず・・・・? (2009.08.06 22:14:02)

北京猫さんへ  
北京猫さん
>芸術と歴史とグルメとイケメンの話がチャンポンで盛りだくさんですね。
>ロシアの冬を知っていたら、ロシアとの交戦を避けた方が賢明でした。栄光を掴むと人間は判断を誤るようです。
-----

北京猫さんへ

欲張りブログになってしまいました・・・・--;

ナポレオンも欲張りだったですもんね!
(2009.08.06 22:16:23)

ひでわくさんさんへ  
ひでわくさんさん
> 旅日記+歴史の勉強+イケ面コレクション…楽しませて頂いております♪
-----

ひでわくさんさんへ

やっぱしだから・・・旅は、楽しいです(^0^)♪ (2009.08.06 22:17:46)

こりす。ちゃんへ  
こりす。さん
>だまし絵なのですね、面白いです。
>歴史おたくとしては、肖像画のコレクションにそそられます。
>フランツ一世があるのなら、
>当時の活躍された方々がずらーっと並んでいるのでしょうね。
>私も見に行きたいです!
>ストロガノフさん勉強になりました!
-----

こりす。ちゃんへ

西洋史も、つながって来ると面白いですよね~もう一度見に行きたくなるエルミタージュです(^-^)

イケ面で、ピンクの宮殿の王子さま28歳ですから・・・絶対にタイムマシーンで見に行きたいです!!!

(2009.08.06 22:23:52)

teapottoさんへ  
teapottoさん
>エエーーーーーーーーー!

>豪華で美しい天井画は 「 だ ま し 絵 」 とな

>( ̄。 ̄)ホーーォ。
-----

teapottoさんへ

だまされましたか?( ̄。 ̄)ホーーォ。。。。。。 (2009.08.06 22:25:54)

ピンク・ラ・フランスさんへ  
ピンク・ラ・フランスさん
>ジョセフィーヌの美しい婚礼の絵に魅了されて、その昔ブエノスアイレスの骨董店でナポレオン陶器っていうティーカップを月賦で一生懸命払って買ったの。
>なんてこった!不注意メードがカップを割っちゃったよ!!
>辛くて涙も出なかった・・・
>今は寂しいソーサーだけになっちゃいました・・・
>でも、素晴らしく豪華な結婚式が伺われるわ。
>ビーフストロガノフがロシア料理で、しかもこんな謂れがあったなんて全然知らなかった。。。
>今日は色々勉強しました。
>面白い講義を有難う!
-----

ピンク・ラ・フランスさんへ

えええええ~ジョセフィーヌのカップを割った!!世が世なら「打ち首じゃ!」大変なお宝ですそれは、私も欲しかった!いつの日かブエノスアイレスに行ったら、探してみたいです。 (2009.08.06 22:31:09)

おもしろいね!  
ayamlin  さん
ナポレオンの話、詳しくありがと。
そっか。子孫がいるのか。
それこそ今は誰が子孫かわからないかもしれないけど、シーザーの子孫だってたくさんいるんだよね。
カエサルは女好きだったから、いろんなところで女作りまくりだったんだよね。
マリー・アントワネットの娘はいきながられたけど、旦那さんが不能だったとかで、子供いなかったんだよね。 (2009.08.08 02:18:20)

ayamlinちゃんへ  
ayamlinさん
>ナポレオンの話、詳しくありがと。
>そっか。子孫がいるのか。
>それこそ今は誰が子孫かわからないかもしれないけど、シーザーの子孫だってたくさんいるんだよね。
>カエサルは女好きだったから、いろんなところで女作りまくりだったんだよね。
>マリー・アントワネットの娘はいきながられたけど、旦那さんが不能だったとかで、子供いなかったんだよね。
-----

ayamlinちゃんへ

カエサルちゃんにも興味あります・・・調べてみると面白そうです(^0^)

ナポレオンやマリーアントワネットも・・・面白いよね!

今よりずっと自由に恋愛を・・・いやいや~不倫を楽しんでいたんだよね~それが通ってたのに驚くけど。

無理やりが多いから・・・どうなんでしょうね~女にとっては、長く苦しい時代だったと思うな! (2009.08.10 21:38:16)

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