「きらりの旅日記」

ニューヨーク「フィリック・コレクション」を訪問したのは、２０１６年４月１日の事。

何より楽しみにしていたのは、希少な「フェルメール」の作品がっ！３点も

展示されているのだとか（＾０＾）Ｖ

館内は、撮影禁止なので・・・イメージを膨らませていただきましょう～！？

楽しみにしていた「ファルメール」作品は・・・

小さな作品であり・・・意外な場所にありました

通路と言うか・・・廊下に地味に展示してありました！

ですから見逃さないように注意です

『士官と笑う娘』

制作年代：1658年 - 1660年頃

技法：カンヴァス、油彩

サイズ：50.5×46cm

所蔵：フリック・コレクション（アメリカ合衆国、ニューヨーク）


邦題は『兵士と笑う娘』とも

ワインを飲む女性と男性というテーマの作品は他に2点ある

（『紳士とワインを飲む女』、『ワイングラスを持つ娘』）

女性の服は『窓辺で手紙を読む女』の女性の服と似ている。

女性に比べ、手前の男性が不釣合いに大きく描かれているのは、

作画にカメラ・オブスクラを利用したためと言われている。

背景の地図はウィレム・ヤンスゾーン・ブラウが1620年に出版した

ホラント州と西フリースラントの地図で、『青衣の女』にも描かれている。



『中断された音楽の稽古』

中断された音楽の稽古

制作年代：1660年 - 1661年頃

技法：カンヴァス、油彩

サイズ：39.3×44.4cm

所蔵：フリック・コレクション



音楽は恋愛と関連の深いモチーフである。

左上の壁に掛けられた鳥篭は、

家庭の主婦に期待される貞節を暗示する。

背景の画中画は黒ずんでよく見えないが、

片手にカードを持つキューピッドの像で、

「真実の愛はただ一人の人のためにある」という寓意を表すとされる。

全体に画面の損傷が大きい。

『婦人と召使』

婦人と召使

制作年代：1667年頃

技法：カンヴァス、油彩

サイズ：90.2×78.7cm

所蔵：フリック・コレクション



女主人と女中、そして手紙というモチーフは他の作品

（『恋文』『手紙を書く婦人と召使』）にも共通するものだが、

本作品では背景を黒で塗りつぶしている点が他と異なっている。

女性が着ている、毛皮の縁のついた黄色の上着は

他のいくつかの作品にも登場するものである。

ニューヨークの旅にぽち