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2008.06.19
XML
カテゴリ: 愛to銀魂

最初にお断りしておきます。...テンションおかしいです。

第百七十二訓 ほぼ100%の確率でビニール傘を
置き忘れてくる自分が嫌い
(第二十巻収録)


本日、待ちに待ったアニメの放送でした。
久々の二本立て。
一本目は、オリジナル。 西郷さんとこのアゴ美さんの話 でした。

これも、本当に面白かった。...っていうか、 深かった。

今日の二本は、本当に
「アニメ」で銀魂をやることの意義を探ったもの だったと思います。

一本目は、 思想的なもの ...というか、何というか。

銀魂って、わりと ジェンダーに関して、保守的な面 があると思います。

キャラクターが地に足付いてる分、ビシビシと感じるのですが、
いわゆる 「男らしい、女らしい」の概念 です。
これを、すごく大事にしてると思うんです。

なんだかんだ、男性陣は皆女の子を大事にしますし、女の子も、根本的には女の子らしい。

わざわざ...というか、あえて、中性的なキャラクターは出さない。

「一般の感覚」 として、これは受け取り易いし、読み易い。
実際、私もこの感覚だからこそ、安心して読めている面があります。

ただ、 現実の世の中的には、こればかりじゃない。
奇しくも、昨日の朝刊には、
アメリカのカリフォルニア州で、 同性婚カップルへ証明書の発行が始められた
という記事が載っていました。


様々な物語で、ジェンダーの問題を織り込みたいが為、
「中性的」という要素を持ったキャラクターが登場します。

ただ、これは私の感覚なんですが、
それを見てジェンダーについて現実的に考えられるかといわれると...ちょっと難しい気がします。
どうも、絵空事、キレイごと...の観念が抜けないと思うんです。

じゃあ、 「銀魂」でそれをやるって、どういうことなんだろう...。

銀さん始め、登場するキャラクターは、はっきり言えば
私たちと同じ保守的な価値観の持ち主 です。
価値観にそぐわないものには、引きます。蔑みます。

ただ、その人のことを突き放しているのではなく、
「一般から外れた価値観で生きることは不便だから、                                            もっと普通に生きた方が幸せだよ」
という「優しい気持ち」からの観方をします。

普通、そういう落ちだと思うんです。それが一番気持ちイイから。

ただ、今回のは何がすごいかって、
普通に考えればハッピーエンドになんかなるはずのないものが、
ハッピーエンドを迎えたこと
です。

アゴ美さんの言動、行動には、銀さんたち同様、 視聴者ドン引き です。「普通の感覚」からいって、これにハッピーエンドはありえない。
だからこそ、ドキドキハラハラ心臓に悪かったわけですが...。

しかし、 物語は驚く程に あっさり ハッピーエンドを迎えます。
銀さんたちも、私たちと同じように唖然としてました。

ああ...これでもイイのか...。...イイのか?なんかようわからん...。っていうのが、最初に抱く感想です。なんか気持ち悪い。

この話、もう完全に この不思議な感覚を狙って 作られてます。
価値観への揺さぶりをかけているんですね。

で、言いたいことは、こういうこと(だと思います)。 「...これでイイんです。だって、 あの二人は幸せそう だったじゃないですか!」


この話は、価値観が「一般の美徳」であり、また、キャラクターが地に付いている
銀魂という作品の 巨大な挑戦 だったと思います。

共感を売りにしている作品で、今の価値観に一石投じる にはどうするのか。
もはや 「世界観・作品の応用」 です。

賛否が分かれるかもしれませんが、個人的には、
アニメスタッフの限りない挑戦、向上心 に、ただただ頭が下がるばかりです。
本当にスゴイ。

...で、え~、本題に移ろうと思います。二本目。神楽ちゃんラブ、万事屋ラブ、の傘の話。

...なんっじゃこりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!

...殺す気?!私を殺す気なの?!
こんな素敵な話 を、どこまで力いれて、 こんな素敵に 仕上げてくれちゃったの?!


原作を読んだ時、 「これは空知先生の新たな挑戦だ!」 と感動しました。

今までは、 非常に分かりやすい、ハデる形で表出していたもの を、
ふとした小物 日常 で表現しようとしてるから です。

今までの人情者は、命にかかわったりだとか、非常事態が起こったりだとか、
使う小物にしても、花火だとか、
そういった分かり易い派手なものが多かったんです。

しかし、この話は違いました。

最初の部屋でジメジメイライラ~ってシーン、
買い物に出かけて、ジメジメで不機嫌だけど、 「なんとなく」 優しくなったり。
なんか、 非常に分かりにくく、だけどすごく丁寧に 描かれて...

そう、 丁寧に 「起承転結」 の「起」 、銀さんが傘を買ってくれるまでを描いているんです。ここまでに9ページ。19ページのほぼ半分。
普段驚くほど簡潔に、「うまい!」という出だしで状況説明する銀魂とは思えません。

ここをものすご~く丁寧に、ゆっくりとやることによって、
神楽ちゃんの気持ちっていうか、 内から湧き出る喜び に連れて行っちゃうんです。

なので、 この後は台詞が要りません。
恐ろしいことに、この後、
「傘が嬉しくて跳ね回る」という 「承」 を、 三回繰り返し
「傘が壊れる・失くす」という 「転」 を、 二回繰り返します。

ページ的には、「承」は三回で4ページ、「転」は一回2ページずつで、計4ページです。

ここまでで完璧に傘を失った神楽ちゃんが、捨ててあった傘を拾い、
そこに銀さんと新八が登場する「結」の場面で2ページ。
(...意味合い的には、傘を拾うまでが二回目の「転」かもしれないです...。)


「繰り返す演出」 細田守監督 でしょう!
その影響も、あるんじゃないかな~、と思います。勝手な推測ですが...。
初め読んだ時、ものすごく「時をかける少女」を思い出しました。


神楽ちゃんの行動は全て、
買ってもらった傘に対する、嬉しくて嬉しくてしゃーない気持ち からのものです。
繰り返し繰り返すことで、それがどれほどのものかが分かります。

普段にはない重大な事件だから「重く受け止める」という場合もありますが、
時間の長さや、回数の多さによって表現できる「その人にとっての認識の大きさ」
というものもあります。

何度も何度も繰り返し、折れては直し...、失くしては他の傘を拾う...。
その過程を見せることで、日常のほんのちょっとの小物(100円の傘!)から、
とんでもない大きさの愛 を表現できちゃうんですね...。


まいったよ...本当に...。 先生無敵すぎ!!


そしてェ... 今日のアニメ!
先生の挑戦心に、アニメスタッフの挑戦心刺激されたのでしょう。

では、アニメという媒体でできる表現とは!への挑戦
という熱い熱い心意気を感じました。


大きくは、 「色」 「音楽」 への挑戦です。

くすんだ梅雨の が、気持ちのベクトルによって パッと鮮やかになる ...!!
漫画では出来ない表現です。

そして... 音楽! ...まさか 「承」の部分が... ミュージカル になるとは!!
音楽は...間違いなく今回の為のものだと思います。
神楽ちゃんや情景は音楽に合わせてウキウキと動き...

わざわざ、「回っている」ような音の表現が曲に組み込まれていたので、
曲の注文時から、演技まで丁寧に練り上げられた完成図があったんじゃないか                                          と思います。
(もちろん、そこでは傘がくるくる回ってました!)


他にも、今回の話は本当に本当に力を入れて作られていました。

演出、背景の細かさ、人物の動き、表情...                                                           ・・・ 本当に皆唸らされてばかりの一級品でした。
声優さんの演技も、どことなく...イヤ、絶対、力が入っていたような...。
神楽ちゃんのさりげない「えへっ」って声とか...もう...最高でした。


本当に、 毎回毎回、こんなにおもしろくてイイのか?!銀魂は?!!
こんなに幸せを生み出しちゃって、イイのか?!銀魂は?!!

銀魂は本当に、 「幸せ無限生産機」 だよ。

...もう...もう本当に、 大っっっっっ好きだぁぁぁぁぁぁぁあ!!!

...さっきから 5回見直しちゃったよ 。(←マジ。)
顔が引きつるくらいニヤニヤニヤニヤしてるよ...。


...あれだ。 回数で示せる愛の深さもあるから ...。
うまく語れないけど、 私は銀魂を心底愛してます! ってことで...。

最期に...。
この話、 神楽ちゃんがカワイイ。 もう、めっちゃカワイイ。

...それと同じくらい... 新八君の優しさにメロメロ なんです!!

優しい。本当に優しい。もうそれが嬉しくて嬉しくて...。
神楽ちゃんになると、新八君の心配してくれる優しさっていうのが、
痛いほど分かりますね...。


...こんな二人が傍にいる!銀さんの幸せモノォォォォォォ!!!

万事屋愛してるぅぅぅぅぅ!!!

by姉






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最終更新日  2008.06.19 23:57:41
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