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以前、一度訪れたことがあった城郭です。当時の記事⇒こちらお城の近くで用事があったため、9年ぶりに再度訪問しました。簡単写真ログです。愛知県・小牧山城に行ってきました!-その2大手口側の大きな土塁。小牧・長久手の闘いにおける家康時代の改修工事によるものです。9年前は、この辺りも木々が生えていてよく分からなかったと思います。足場が堀のアップダウンを体感できるように設置されていました。以前、発掘中だった石垣が整備され、大手道を登りながら、天守を見上げる絵面を体感できるようになっていました!後の岐阜城、そして安土城に繋がる「信長の魅せる城」とは、まさしくここのことですね!特に真っすぐ伸びた大手道~魅せる天守と言う流れは、非常に安土城作りの似ていることを改めて感じました。天守は、以前も歴史館ではあったのですが、展示内容は完全リニューアルしていました。リニューアルは1~2年前くらいなのかな?小牧・長久手の闘いに至るまでの流れや、合戦の様子を映像等でしっかり学べる内容でした。(あらゆるものが秀吉の悪だくみ的に描かれてて、偏り具合が面白かったです)天守からは、濃尾平野一望!麓に、立派な史跡情報館・れきしるこまきがありました。2019年開業みたいです。こちらは、城郭…特に石垣に関する説明が多かったかな?プロジェクションマッピングを多用した、とてもワクワクする展示でした。城郭ブームがあって、ここ10年ほどで多くの城郭がキレイに整備され、訪れやすくなっています。とても嬉しいです。愛知・岐阜~滋賀に抜けるあたりの城郭は、戦国ビックネームたちの、一番有名どころエピソードのメインフィールドですので。城郭にまつわる逸話だけで、知名度・派手さが抜群ですね。再訪問できて、とても楽しかったです!by姉
2024.05.06
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あけましておめでとうございます2024!中々浮上できてないですが…今年のヨナ活は暁のヨナ大原画展から始めるつもりです~。by妹
2024.01.01
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のだめカンタービレ展に行ってきました。もともと、1年ほど前に東京・大阪で開催されていた企画展のようです。名古屋会場として、2023/11/25~12/24の1カ月間、愛知県の文化フォーラム春日井へ巡回して来ています。妹と二人で行ってきました。ほぼ写真の訪問ログです。*以下、現在開催中の企画展の写真(たくさん)です。これから訪れる予定の方はご注意ください。*企画展会場前には、ストリートピアノの設置が…(気が利いてる)。帰りがけに、小学生の女の子がトトロのサントラを弾いていましたが、めっちゃくちゃ歌ごころ・抑揚のある素晴らしい演奏で、妹と二人で顔を見合わせました。のだめちゃんの汚部屋再現コーナー。まだまだ全然可愛らしい汚部屋ですね。うん。そこかしこにあるプリごろ太ネタにこだわりを感じました。本企画展示は、基本的にはストーリーに沿った白黒の本編原画と、その元となるネーム兼下描きの展示がメインでした。QRコードでサイトに飛び、音声マークのある展示物の前で、そのシーンで演奏されているクラシック音楽や、アニメ声優さんの撮りおろしボイスを聞くことが出来ました。驚いたのが、出だし1話の段階で、(おそらく)仕上げにPCを導入されていた点。ペン入れまでアナログ→PCでぺったり基礎トーン部分の処理→出力して、髪のベタ部分や、PCでは扱えないトーン処理と言う感じだったのかな?と受け取りました。※当時、原稿の納品自体は紙だったのだろうと思います。この辺↑のほわほわトーンは、まだPC上で処理できなかったようで、印刷後の原稿にアナログトーンで処理されていました。のだめの連載開始が2001年ですので、当然漫画用のソフトウェア等もなく、この段階から漫画原稿の作画にPCを導入されていた作家はかなりレアなんじゃないかな、凄いな、と思いました。Sオケ用にのだめちゃんが自作したマングースの着ぐるみの展示。のだめちゃん…デザインセンスから裁縫スキルからプロ過ぎる。千秋先輩等身大立像。指揮棒がちゃんとカズオ仕様。原画展示は、とにかく作中で印象的なシーン・観たいシーンが、(個人的に)完全網羅されているのが印象的でした。この↑シーン、(たぶん読者はみんな)好き!(みんなが観たい)ラブストーリーの要所は、必ず抑えてありました。ネーム兼下描きが、もうほとんど完成形過ぎました。このモノローグ大好き!ストーリーをなぞっていくだけで、面白い!ワクワクする。一般人には終ぞ想像することが出来ない、トップ音楽家たちの人生の一部を、ラブストーリー仕立てで追いかけられる、素敵な作品だな~~、と改めて思いました。間もなく、23年年末~24年年始にかけて暁のヨナ大原画展も開催されますが、企画展の考え方・作り方の違いを楽しめたら良いな、と思います。by姉
2023.12.17
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その①②記事の記事の続きです。京都に行ってきました。-その③ 竹内栖鳳 展&細見美術館、平安神宮京都の美術・絵画展覧会めぐりです。◆京都市京セラ美術館(旧京都市美術館)『竹内栖鳳 破壊と創生のエネルギー』展会期:2023年10月7日〜12月3日実はもう少し早く旅行に行くはずだったのですが、私妹が「コレが見たいんじゃ!」とゴネて、会期に合わせスケジュールをずらしてもらいました。 学生時代から、ずっとずっと「近代日本画家で一番絵が巧いのは、竹内栖鳳画伯だから!!」と言い続けて○○年… 前期展示のみですが、大規模展覧会を観ることが出来ました!感無量でした!! 竹内 栖鳳(たけうち せいほう 1864 - 1942年)戦前の京都画壇を代表する近代日本画の先駆者。その画風は四条派を基礎としているが、狩野派の他に西洋の写実画法などを意欲的に取り入れており、革新的な画風を示すことで日本画の革新運動の一翼を担った。また弟子の育成にも力を入れ、画塾「竹杖会」を主宰。第1回文化勲章受賞。特に「動物を描けば、その匂いまで描く」といわれた達人であった。何というか「誰がどう観ても巧い、上手すぎから!!」というか「とにかく展覧会観に行って下さい!無理なら画集観て下さい!検索してください!!」としか言いようがありません。従来の水墨画技法・日本画技法を学び、洗練させまくった上で西洋的な立体感・写実性にも振れ、その描写力が一際冴え渡っていきます。その上で… 今回展覧会で圧巻&愛嬌に溢れた動物画や残されたスケッチ集の数々を観て、栖鳳の一番の魅力は、何よりもその「愛情深い視点」だな、と感じました。大好きな「絵になる最初」が後期展示だったのは残念でしたが…旅の悦びを感じさせる風景画、ライオンや鶏や鹿の躍動感、愛嬌たっぷりの熊や梟や雀たち、そして晩年の傑作「雄風」の虎の洗練された描線の美しさ…!いやぁもう、感無量でした…!◆細見美術館 開館25周年記念展「愛し、恋し、江戸絵画-若冲・北斎・江戸琳派-」京セラ美術館から歩いて10分、細見美術館にも行きました。毛織物で財を成した実業家・細見亮市(1901-1978)より3代に渡り収集した東洋古美術品を展示するために開設された美術館です。 今回の企画は多彩なコレクションの中から、伊藤若冲 のユニークな作品、葛飾北斎の肉筆美人画、酒井抱一に始まる洗練された江戸琳派の作品群展示でした。いやぁもう…よくもまぁこんな、美味しい作品ばかり!というか、本当に細見一家は芸術を観る目があるんだろうな、と。 江戸琳派の作品は、その前に鑑賞していた竹内栖鳳の作風と比較するのが楽しかったですし個人的には春日大社の鹿を描いた春日曼荼羅…それを立体化した希少な「春日神鹿御正体」を観れたことが嬉しかったです! ◆平安神宮 & 平安神宮神苑美術館が10時~だったので、朝方に近くの平安神宮にもお参りしました。堂本剛さんのライブで2度ほど来たことがあったのですが、日中は初めてです。そして実はどんな場所なのかも、よく分かっていませんでした。平安神宮とは…1895年(明治28年)平安遷都1100年を記念して京都で開催された内国勧業博覧会の目玉として、平安遷都を行った天皇である第50代桓武天皇を祀る神社として創祀された神宮。社殿は平安京の大内裏の正庁である朝堂院を模し、実物の8分の5の規模で復元されている。また、社殿一体の風致保存のため、周囲には池泉回遊式の近代日本庭園(神苑)が配されている。ーなるほど、明治時代にイベント用に創設された神宮だったんですね!堂本剛さんはじめ、AKBさんやその他アーティスト様方のイベントを柔軟に行えう事が出来るのも納得でした。 神苑の方に今回初めて入ってみました。というか、こんな植物園みたいになってたんだ…!!入って早々、日本古来の和歌や文学に登場する植物たちが集められたブースが。古文に明るくないから全然分かんないんですよねぇえエエ!!エンタメを正しく・楽しく享受するには、受け手にも知識が必須ですね… うう。控えめなゾーンを幾つも通り抜け、出口付近の東神苑に来ると…一番の見せ場:泰平閣の派手さが際立ちます。よく考えられた造りになっていました。満足です!3記事にも渡った京都旅行記事、これにて終了です。いやぁ…本当に、久々の旅行でしたが、最高でした。満足度半端なかったです!思い返すと、超有名寺院・名所を完無視してひたすら目当ての要所満喫のみに時間を全振りするスケジュールでしたが…ーイヤ本当に最高でした!!これからも気をつけながら、ちょくちょく計画を建てて行きたいですね~♪それでは。by妹
2023.11.05
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その①記事の続きです。京都に行ってきました。-その②豊国廟&新日吉神宮、智積院東山地区の、秀吉所縁の地めぐりです。◆豊国廟(ほうこくびょう)東山・三十三間堂の近く、もう少し東の山を登ったところにある豊臣秀吉のお墓です。おね様のお墓のある高台寺や、もう少し街中にある、秀吉を祀る豊国神社は訪れたことがありましたが、秀吉自身のお墓が何処にあるのか、よく分かっていませんでした。偶然、妹が旅番組でこの廟の映像を観て「これは行かねば!」となり、訪れることが出来るタイミングを狙っていました。豊国廟は「とよくにびょう」と読むのかと思っていましたが、「ほうこくびょう」だそうです。本廟は豊国神社が管轄しているようで、拝観料が100円かかるのですが、基本的にはあまり大々的に観光客向けに宣伝はしていません。本当に神域なんで、下手に人を入れたくない…ちゃんと秀吉のお墓詣りに来た人だけに開けてるんだな、と感じました。麓にある京都女子大学の敷地?と一瞬思うよう参道を進むと、鳥居が見えます。ここまで、看板や案内はほとんどありませんでした。階段を登ったところで、ようやく「豊国廟」の文字が。大きな社殿があったのだろうと思われる、かなり広い広場が眼前に拡がります。拝殿の先は、本当に「神域なんだな」と感じます。進んだ先、峰を登る長ーーい石段があります。案内の方に教えていただきましたが、階段はここから500段くらいあるそうです。秀吉の生涯(享年62歳)になぞらえて、62段ずつで一区切りするような作りになっているとのことでした。ちなみに、上の写真で見えるのは、全体の2/3のみ。下から見えていた頂上まで登り切ると、ここにも社殿があったのかな?と思われる平らな空間&中門があります。中門をくぐると一直線の石段(残り1/3)がそびえています。圧巻です。ここは!96年のNHK大河ドラマ秀吉のオープニングで、日吉少年が、階段でまったり寝転んだりもしながらも、最後、光を目指して一気に駆け上る印象的な絵面があるのですが、まさしく、この場所です!!今回、豊国廟を訪れた最大の目的は、この絵面を実物で拝みたかったから!です。一直線に伸びたこの石段が、日本史上最も出世した男(百姓→天下人へ)の人生・物語の印象と非常に合っていまして、そっか…これは本当に秀吉のお墓に繋がる一本道だったのか…!と。石段を登り切った先に、五輪塔の廟が現れます。かなり大きな石碑でした。視線を左手に向けると、伐採された木の隙間から京都一望…更に、清水寺の全景を見て取ることが出来ます。清水寺の先には、おね様の眠る高台寺があるはずで、高台寺の霊屋は、この豊国廟の方を眺める形で建設されているとのことです。訪れた後に、豊国廟の経緯について調べましたが、1598年秀吉亡き後、遺言に従って現在の豊国廟のある「阿弥陀ヶ峰」に葬り、おそらく麓の広場だと思いますが、荘厳な「豊国社」が建設されていたそうです。ただ、1615年に豊臣家が滅亡すると、徳川家康の意向で神社は廃社に。その際、社殿は北政所の強い意向で残されることになりましたが、その後一切の修復を行わず朽ち果てた…とのこと。現在の豊国神社や、今回訪れた豊国廟に繋がる石段&廟自体は、明治時代に入り再建されたものだそうです。経緯を見て凄く納得しましたが、どう見てもこの場所、神社仏閣のひしめき合う東山地区の中においても一等地だと思うんですよ。山科地区・琵琶湖に抜ける超重要街道の真横ですので、当然のことながら「阿弥陀ヶ峰」自体が軍事戦略上の超要所だったようですし、秀吉自身がここに眠ることを望んだのも、東国(家康)を牽制してのものだったんだろうな、とひしひしと感じました。こういった権威の象徴のようなお城や神社仏閣は、滅亡後に上からマウントを取る形で別のお城・神社仏閣が建設されることが多々あるのですが、豊国社及び豊国廟の一番重要だと思われる社殿・廟跡地にその形跡がなく、江戸時代を通じて手つかずで放置されたのは、家康が北政所の意向を重視しており、家康亡き後の徳川家も、家康の意向と違えるようなアクションを起こすことが出来なかったからかな?と想像しました。※北政所(~1624年)は家康(~1616年)より後まで生きてます。大河ドラマ秀吉を小学生の頃に鑑賞して、戦国ロマンに思いっきり夢見た時から25年以上経って、オープニングの印象的な絵面の実際の場所を訪れることが出来ました。概念が、めちゃくちゃ見事にロマンそのままの形で映像化されていたことを実感出来て、感無量でした!◆新日吉神宮(いまひえじんぐう)豊国廟の参道を下り、少しだけ参道からそれた場所に、謎の神社がありました。名前的に明らかに秀吉関係だと思い、覗いてみると…「いまひえじんぐう」!?いや、立地的にどう考えても秀吉関連の「しんひよしじんぐう」だよね?ナニコレ?案内板を見ると、後白河上皇により建立~云々と書いてあり、ますます…???本殿まで行くと…いや、狛犬の居るべきところに、なんか阿吽の狛猿が居るんだけど…。「大黒様」と「真猿(まさる・勝る・魔去る)様」とかが並んでて、不自然なほどに猿推しなんだけど…。ナニコレ?本殿の裏手に、2つ社が並んでおり、左手は「樹下社(このもとのやしろ)」とのこと。大きなご神木の下に配されているから、「『このもと』だよ~」って体ですが、明らかに秀吉の若き日の名・「木下(きのした)藤吉郎」のことですよね?この新日吉神宮ですが、長いこと廃絶状態だったものを、豊国社廃絶後の1640年に豊国社参道上に再建したものだそうです。近くの妙法院で、豊国社の御神体を長く隠し祀っており、江戸時代中頃からは、御神体を上述の樹下社等で祀っていたそうで。「新日吉神宮」は、江戸時代における豊国社の仮住まい的な社というか。はっきりと「豊国」「秀吉」って言わない状態で、洒落のようなモチーフ・語呂遊びをしながら明らかに秀吉を祀ってた神社なんだな、と理解しました。豊国社・秀吉信仰の歴史的背景と、江戸時代における人々の秀吉への愛着を非常に感じられる場所でした。いやぁ…興味深くて、とても面白かったです!◆智積院(ちしゃくいん)豊国廟麓の智積院も訪れました。紀州の根来寺に端を発するとのことで、秀吉の紀州征伐で社寺を焼き払われた後、僧侶たちは高野山に潜伏しており、関ヶ原の合戦後、豊国社の一部土地を家康より賜り再興した寺とのこと。こちらも、戦国のマウント合戦の経緯が良く見て取れるお寺ですね。非常に荘厳な、大きなお寺でした。名勝庭園があるとのことで、拝観しました。千利休好みの、中国の廬山を模した庭園とのことで…うん…いや、もちろんキレイな庭だな、とは思いますし、多分、一つ一つの木や石について、語れる意味が込められてるんだと思うのですが、正直なところ、よく分からない…。いやでも、すごくキレイな寺院でした。東山地区でも、マニアックな名所巡りになりましたが、最高でした!秀吉ファンとしては、本当に訪れることが出来て良かったと思います。by姉
2023.10.30
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先日 陶器の街・愛知県瀬戸市『ギャラリーもゆ』様にて姉と2人、絵付け体験をしてきました♪体験後1ヶ月ほど、焼き上がったものが届きました~!初めてでしたが丁寧に教えて下さり、とっても可愛く出来たのではないかな!!?? と!ギャラリーの1階部分では、作家様が絵付けされた作品を購入することも出来ます。もともとこちらのギャラリーの代表者・野村晃子さんの(粘土やいっちん技法を用いた)華やかなお花デザインの大ファンで、一度体験に参加してみたかったのです!ちなみに… 手練れの職人さんに手にかかると、こんな↓洗練された仕上がりになります…!(※元々幾つかこの技法の作品を所持していました)細やかでデザイン性が高くて、お花の立体感・華やかさが凄いんです!制作風景↓ 色々参考作品があるので「こんな感じにしたい!」とマネしながら描くことが出来ます。今回は比較的描きやすそうなお皿→マグカップの順で絵付けしました。時を忘れ…4時間くらい居座ってましたね…!妹作の2点。焼き上がるとこんな仕上がり↓になりました。ちょっと「この色が全く出なかったな…」的な部分もありますが…頑張って書き込みましたよね‼(自画自賛)こちら↓は姉作の2点。姉のものは…なんか色がすごく上手くいってて…若干妹が嫉妬してます。なんというか。もちろん手練れの方たちのようには上手に出来ないんですが、それでもこの技法で花っぽいものを描くと「ド素人でも、花がざっくりしてても、何となくそれっぽく仕上がってめちゃくちゃ満足度が高い!」んです!お子さん向けではないですが、モノ作りが好きな方や可愛い陶器がお好きな方(その中で愛知県に来れる方)には、是非一度トライしていただきたいなぁ!と思いました。体験後には、お茶菓子もご馳走になりました。正直、このお値段でこんなに楽しませていただいて良いんだろうか…という絵付けコースでした。是非是非また行きたいです^^ちなみに…瀬戸市といえば「陶器の町」ですが、最近では「将棋の町」にもなりつつありますv藤井聡太さん(瀬戸市出身)、8冠王達成できるのでしょうか…?こちらも楽しみですね!by妹
2023.09.03
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ちょっと前に届いてました。御披露目だけ…ひかわきょうこ先生原画展グッズ第二弾です!今回もダグラス&ミリアムシリーズを中心に色々購入しましたが…一番のメインはコチラ↓サイン入り複製原画(イラストA4サイズ)です!!一目見た感想は… 「ただただ美しい!!」の一言でした。そうか手前のミリアムちゃん…鉛筆で輪郭を描いてあるから、ふわっとした印象だったのか…!しっかりした印刷で見れば見るほど、その計算された繊細さと完璧な美しさを感じるんです。こんな複製原画初めて見ました!買って良かったぁ!!!現物は30年以上前の作品なので、原画にシミなどがあったみたいなのですが…それは可能な限り、綺麗に修正されていました。…というかですね、なんで数十年前の少女漫画のカラーイラストなのに、こんなに色が残ってるのか不思議だったんですよ。私の知る90年代では、少女漫画イラストで主流だった画材はカラーインクやコピックマーカーといった染料系の画材です。これは扱い易い反面、退色しやすいものなのですが…今回、複製原画をまじまじと見て分かりました。ああこれ、インクじゃなくて顔料系画材(特に不水彩絵具)&色鉛筆メインで仕上げてあるのか…!?不透明水彩絵具は小学生が図工の時間に使う、一番簡単に手に入る部類の絵の具です。それを使って…何でこんなに美しく仕上げることができるんだ…!?見れば見るほど「ただただ美しい!!」の一言でした。買って良かった…!!複製原画としては、「彼方から」のモノクロ原画レプリカも凄く見応えがありました。筆致から青色鉛筆や修正痕…トーンの質感まで分かる原寸大モノ!これ良いですよ… アナログ原画ならではのグッズですね。是非暁のヨナでも発売して欲しいと思いました!!ひかわきょうこ原画展、現地に足を運ぶことは叶いませんでしたが、こんなに沢山のダグラス&ミリアムグッズをリアルタイムで手に取ることが出来て、感無量でした…ありがとうございました~!by妹
2023.06.24
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ちょっと前の事ですが…当ブログのカウント数が5000000hitを記録していました…!姉が偶然スクショしてくれていました…自分たちで言うのもなんですが す…凄いな…! と。なんかもう…始めた頃は、こんなに続けるつもりはなかったんですよ;;ーいや、こんな辺境のブログを開いて下さり、本当にありがとうございます。最近私妹は…完全に虫の息でヨナ記事アップが出来ていないのですが…T T今後もゆるゆると、出来る形でマンガ&エンタメ愛を叫んで行けたら、と思っております~!それでは。by妹
2023.04.24
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最近… 小ロット製造が可能になって来たためか、ネットの受注生産販売がメインになって来たためか…あらゆる方面でグッズ展開が凄いですよね!例に漏れず、私達も引っかかりまくってますとも!①ひかわきょうこ先生原画展グッズ…いや、もうこれはしょーがないですよね。おてんばウェスタンシリーズを出されたらそりゃ買うよ。買っちゃいますよ。ちなみにサイン入り複製原画も頼んじゃってます…ウッキウキで届くのを待ってます!②暁のヨナ 原作絵グッズうん、まぁこれもマストですよね!しょーがないです!…そろそろまた何か来るかも!と身構えてますよ…。付録アレンジでも遊んでます。ヨナ付録カモン!③ちはやふる アクリルグッズ昨年秋頃(連載終了後)からドハマリした本作…「これだけは欲しいな!」とか言ってたら気付けばこんな事になって…(姉談)これ↑凄いんですよ。20cm超の大型アクスタ!大迫力です!いやうん これはしょーがないですよ ウン。ちなみにこれ↓は、姉が引いたガチャのアクリルチャームに、妹が手持ちのパーツやらビーズやらを取付けて遊んだモノです。最終的には、追加で欲しい絵柄取り寄せました。だって楽しかったんだ…!白プラ板で自作した、超低クオリティのかるた札に執念を感じて頂ければ…。。④らんま1/2 フェリシモコラボポーチいやだってこれはしょーがないでしょう!クオリティが高すぎる&愛がありすぎる&可愛すぎる!!買って良かった!…本当に危険です グッズ沼…本当に何とかしなければ!!(手遅れ気味)by妹
2023.04.09
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最近、城の写真を上げていなかったのですが、こそこそと一人で出向いたりしてます。夏に行った甲府城の写真。甲府城は、現在JR中央線が広大な城内を分断するような形で突っ切っています。城郭というのは、本当に交通の要所に建てられているため、このように線路が突っ切っている城郭というのも、中には見受けられます。長篠城とかもそうでした。ここまでの写真は、城内でも「山手御門」という部分だそうで、「甲府市歴史公園」という名称で整備されていました。橋を渡り、線路を越えていくと、本丸等を残す「舞鶴城公園」が見えて来ます。真ん中の目立つ塔は、本丸内に建立されている「謝恩碑」です。明治40年に、度重なる水害に対して明治天皇より皇室財産であった土地の県への下賜があり、その感謝を形にしたものだそうで。これも歴史ですね。戦国以降、この地の政治権力の象徴であり続けた場所なんだな・・・というのがよく分かります。2004年に復元された「稲荷櫓」。高い石垣の上で堂々としてて、カッコよかったです・・・!甲府城は、とにかく石垣が圧巻でした・・・!高くて、立派で、迫力がある!!天守台からは、甲府市内(甲府盆地・・・?)が一望!左手に見えるはずの富士山は・・・曇ってて残念!2013年に復元されたばかりの「鉄門(くろがね門)」。本丸直通の門ということで、本当に立派でした・・・!甲府城は、江戸初期は徳川家が直接納めているような要所です。(6代将軍・家宣は甲府徳川家出身)何百年もずっと大事にされて来た場所だという、威圧感というか・・・特別な空気感をすごく感じました。「ザ・城!」という、立派な石垣に興味のある方は、是非!by姉
2019.11.17
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9/11-12/15日までの間、開催されています!愛知県・博物館『明治村』×るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-に行ってきました!!名鉄系の、文化教育的な観光施設が、愛知県の犬山市にはたくさんあります。こちらの「明治村」は、広大な敷地に明治時代の希少な建物が数多く移築されている、どこを切り取ってもフォトジェニックな、中を歩き回れるアミューズメント博物館です。朝ドラや映画等のドラマロケ地としてもさんざん登場しています。『明治村』は、昔から何回かは行ったことがある施設なのですが…我が家が、昔から同系列で、同じ犬山市内にある野外民族博物館『リトルワールド』の熱烈な信者過ぎまして、(今でも年に2回くらいは行く)なかなか明治村の方に寄り付かなかった経緯があります。ですが、明治村もリトルワールドと比べて何が劣るともない、本当に素晴らしい施設ですよ!むしろ、しっかりガッツリ建築物を観るなら、断然、明治村です!あとは、好みの問題で…。今回、こちらの明治村が、なんと大好きな「るろうに剣心」とコラボるとの情報が!るろうに剣心のあの空気感を、和洋折衷・文明開化の時代の実際の建物と一緒に楽しめるなんてっっ…!なんて気の利いた、素晴らしい企画なんだ!というわけで、開始2週目の昨日、家族で明治村に行ってきました!*以下、現在開催中のコラボイベントの内容ネタバレを含む感想です。未見の方はお気を付けください!*実際にるろうに剣心の頭で、明治村内をうろつきまわると、いかにあの漫画(&アニメ)作品の、美しく構成された画面の中に、時代考証に基づいた現実の立体感・空気感と、歴史ファンタジーとしてのエンタメ的改良とが、見事に収まっていたかが、よくよく分かります。今回、るろうに剣心コラボとして、様々な企画が用意されていました。一番のメインイベントとしては、「博物館明治村×るろうに剣心×リアル脱出ゲーム修羅潜む京都からの脱出」というイベントが、入村料とは別料金で用意されていました。既存のハードコンテンツを活かし、その中で能動的に歩き回る楽しみ方を提供するソフトコンテンツツールとして、SCRAP提供の「リアル脱出ゲーム」は、あらゆるところで登場していますね。興味はすごくあったのですが、ゲームに費やす時間が2~3時間とのことで、今回は建物をゆっくり観たかったのもあり、参加は見送りました。(もともと、ゲーム型のアトラクションがやり慣れてなさ過ぎて苦手なのも大いにありますが;)正門近くのメインストリートゾーンにある、千早赤坂小学校講堂にて、「るろうに剣心特別展 剣心が見た幕末と新時代の到来」が展示中でした。こちらも入村料とは別に800円がかかりますが、この企画展は、超面白かったです!るろうに剣心にまつわる、明治村所蔵のあれこれが展示してあるくらいだと思ってなめていました。・・・が!ペリー来航から、桜田門外の変、長州藩の暗躍と禁門の変~長州征伐、会津藩と新選組の活躍、※この辺に、緋村抜刀斎時代のエピソード、巴さんとのエピソード解説、戊辰戦争にまつわる軍略書物やアームストロング砲等の展示、西南戦争を経て、紀尾井坂の変へ…。※この二つの間に、るろうに剣心第一話・剣心と薫ちゃんの出会いがある。各出来事の歴史文献を、様々な資料館から取り寄せ、ガッツリ展示してある、幕末における国内の動きを、るろうに剣心のシーンとドッキングさせ、大雑把に追いかけることが出来る、エンタメを入り口とした、超本格派歴史資料展示でした。流石…協賛に愛知県教育委員会・岐阜県教育委員会が入ってるだけある…真面目な作りで、かなり度肝を抜かれました。伊達に「博物館」名乗ってない…。真選組の島田魁が持っていた真選組の旗を模した布ですとか、長州征伐時の各藩の配置図ですとか、アームストロング砲と、当時の兵法・大砲関連の軍術書ですとか…私が一番印象的に残ったのは、紀尾井坂の変(大久保利通郷暗殺)の暗殺犯たちがしたためてすぐさま自首したという斬奸状や主犯格の男性の獄中日記、遺言状等の展示ですね。るろうに剣心の作品中では、瀬田宗次郎に先んじて暗殺を行われてしまっていた方たちの、ここまで生々しい遺物の展示なんかがあると思いませんでした。流れで観て来ると、なんでこのるろうに剣心が、「明治11年」から始まったのかがよくよく分かりました。西南戦争の勃発と鎮圧が明治10年…今まで、そこまで考えずに読んでいましたが、そうか本当に幕末からのごたごたの流れがひと段落して、正義や旧体制、新体制の良し悪しは別として、いよいよ新時代なんだな、…というタイミングが、明治11年だったんだな、と。あとは、斎藤一、相楽総三…といった、特に作中にガッツリ登場する実在の人物については、かなり気を使って展示が作られていたな…と感じました。この辺の、「るろうに剣心」として一番歴史的に話したくなる部分について、ほとんど資料も記載もすっ飛ばしてたんですよ。やはり、あそこまでしっかり作中で描写されているキャラクターは、エンタメとしての大嘘の部分がかなり含まれていますので。特に・・・斎藤さん。エンタメを入り口に集客している以上、「るろうに剣心」を「これは創作」と言って否定的に解説することは出来ないし、だからと言って、歴史資料の展示として、嘘はつけないし。るろうに剣心ファンたちが気持ちよく鑑賞できるよう、気を使って作ってあったな、と思いました。歴史資料のゾーンが終わると、今回の展示の目玉である「逆刃刀・真打」が展示されていました。犬山市とほど近い、岐阜県関市は刃物の街として有名なのですが、その関市の無鑑査刀匠・尾川兼國さんが丹精込めて作成した本格的な逸品だそうです。実物は、キレイで重厚で…圧巻でした。背面には、るろうに剣心作中で、刀匠・新井赤空が御神刀に辞世の句のつもりで刻み込んだ「我を斬り 刃鍛えて 幾星霜子に恨まれんとも 孫の世の為」の文字が、きちんと刻み込まれていました。最後は、るろうに剣心の原画・下書きの展示スペースです。旧作の美しい原稿にほれぼれ。流石、尾田栄一郎先生や武井宏之先生というスーパースターたちを輩出していた現場なだけある…。北海道編に入ってからは、仕上げはデジタルで行っているそうで、連載第1話の数ページの下書きが展示されていました。弥彦くんのシーンが多くて嬉しかったな。妹は、旧作の完成原稿より、こちらの下書きに夢中!特に描きこみは人物の演技動作に特化し、その部分だけはばっちり、原稿と遜色ない完成度で描かれており、「なるほど…この段階でここまではバッチリ詰めて、他は後からPC上で…なるほど」とかぶつぶつ言っていました。最終的には、「下書き王に、俺はなる!」とか言ってました。非常に参考になったようです。この企画展示は、本当に見応えがありましたので、行かれる方は、是非!!他には、こちらもやらなかったのですが、錦絵風に各所のスタンプを重ねて絵を完成させるスタンプラリー企画とか。抜刀の速さを競う、天翔龍閃チャレンジとか、操ちゃんの貫殺飛苦無のゲームとか。明治村内で、るろうに剣心フォトを撮ろう!というSNS向企画とか。誰得?な武田観柳の屋敷完全再現スポット!明治村正門付近にある旧三重県庁舎なのですが本当に作中の建物にそっくりでびっくりしました。隣接の入鹿池に浮かぶ…煉獄?ちょっと無理があるか…?※私は最初、煉獄の模型が池に浮いてるんだと勘違いしていて、まさかのフォトフレームボードのみの展示で、家族で大爆笑しました。剣心+ステンドグラス in聖ザビエル天主堂。アニメ版のED・1/3の純情な感情のモチーフですね。このスポットは非常人気があって、人が並んでしまっていたのでゆっくり写真撮影ができませんでした…!もっと上手に撮りたかった…!コラボメニューもたくさん食べましたよ!駄洒落ばっかのようなメニューですが、基本は専門性に特化したレストランが、元からのメニューを基軸に提供しているフードばかりですので、味はどれも美味しいです。(おまけでコースター付属。)スリはもうやめだ…明神弥彦のスリおろし牛カツ丼(めん処なごや庵)おろしが爽やかで、スリを辞めたくなる味でした(本当か?)。牛を喰ってるような奴がスリやる必要があるとは思えませんし。志々雄様に一生仕えます!佐渡島方治のほうじ茶ラテ(デンキブラン汐留バー)佐渡島方治とか一切関係なく、普通に超美味しかった!これはイチオシです!むしろ佐渡島方治に関連付けられた、ほうじ茶ラテに謝れ!って感じでした。※佐渡島方治自体は、とても好きなキャラクターです!瀬田宗次郎のはすかぷサイダー(食道楽のコロッケ―の店)宗次郎くんが、北海道編で名物はしかぷ餅のファンであるという描写から…なのかな?神谷薫のティータイム(帝国ホテル喫茶室)帝国ホテルの建物内でお茶が出来るという付加価値も相まって、とてもゴージャスに感じました。コーヒーとかすていらはよく合う!グッズはいろいろありましたが、HPで観た時から一目惚れしていた、手ぬぐい2種類を購入!キャラクターのカットもカワイイし、逆刃刀モチーフは、今回の企画展ならではのグッズですね!嬉しい!各建造物内では、15分程度のガイダンスなども定期的に開かれています。今回は、商家と大阪の舞台のガイダンスに参加しました。解説もとても面白く、興味深いのですが、そこまで参加までしていると…1日ではとても回り切れないコンテンツ量です…;リアル脱出ゲームをやらなくても、丸一日歩き回り、へとへとになりました;また行きたいです!明治村は、愛知県と言っても、名古屋駅からもかなり山奥…というか、名鉄に乗り、犬山駅から更にバスで踏み入れないとたどり着けない場所です。車のある、東海住まいの方…くらいしかなかなかアクセスが厳しい施設ですが、やはりここにしかない…明治時代の建物(現物)の重厚な空気感の中で体感できるイベントというのもそうもありません。来て損はないイベントですので、るろうに剣心ファンの方は、是非!!by姉
2019.09.23
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こんばんは妹です。先日岐阜県関市の名もなき池・・・通称モネの池 に行ってきました!いやぁ・・・SNSの力とは恐ろしいものです。こんな辺境・田舎の小さな池を目当てに、沢山の観光客が・・・!残念ながら前日に雨が降っていたため、少々水が濁っていましたが・・・でもやっぱり水質なんでしょうね。池の底まで見える透明さで、池の鯉がしっかり見えました。やっぱりこの景色はなかなか拝めないなぁ! と思いました。私のカメラだとちょっと青みが拾えなかったので、加工してみました。↓よし、これでモネの池っぽい写真になった!・・・私妹は、上記のようにひたすら「池の中の鯉を撮影しよう!」と必死でした。一方姉はというと・・・全然違う観点から写真を撮っていました。以下↓姉撮影の写真です。姉「モネの池って言うからには、水面に映り込んだ空とか葉の陰とか山並みとかを映さなくちゃと思って」めっちゃ芸術的な写真を量産していました・・・!!私妹は・・・美術好きとして・・・クロード・モネ好きとして完全に負けた・・・と思いました・・・。私の写真、本当に鯉ばっかりで・・・;;;悔しいので、もう一回行きたいなぁ・・・ 遠いけど。帰りがけに、ご当地グルメ。解禁されたばかりの天然鮎・・・の塩焼きや雑炊を食べてきました。めちゃくちゃ美味しかったです!!by妹
2019.07.12
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先日、親戚の用事で関東に行く機会がありましたので・・・姉と一緒に、国立新美術館で開催中の「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」を鑑賞してきました!最初は上野の東京都美術館で開催されている「クリムト展」の方を気にしていたのですが調べていく内にこちらの「ウィーン・モダン展」の方に心が傾きました。何故なら・・・こちらには、巨匠クリムトの作品群の中でも私がずっとずっと「接吻(クリムトの代表作)」と同じくらい観たい・・・と思っていたこの作品↓が展示されてたんです!グスタフ・クリムト『パラス・アテナ』1898年/ウイーン歴史博物館私はギリシア神話が大好きで、中でもこの女神アテナは中心都市・アテナイの守護女神ですし守りの闘い・知性・工芸・・・等々「女性的な強さ」を司っているので、概念的にも大好きだったんです。そして数ある絵画の中でも、この作品は群を抜いて「アテナらしい」絵だと感じていました。クリムトと言えば一般的に「煌びやか・装飾的・官能的な女性像」という印象がとても強いです。もちろんその傾向が強いのですが、一方でこんな圧倒的な怖さ・高潔さをもった女性像も描いていたんだ・・・と。とにかく気になっていた絵画だったんです。実物を観ると・・・やはり圧巻!!! でした。75cmの正方形でそれほど大きな作品ではないのですが、とにかく高潔で威圧感がスゴイ。どうやらこの作品、ウィーン画壇ですでに画家としての地位を確立していたクリムトが従来の美術市場に反発して立ち上げた「ウィーン分離派」の第一回目の展覧会の為に描き下ろした絵だったようです。成程・・・「芸術の守護女神が我々を守ってくれている!!」という画家の力強い願いがこめられていたからこその、この迫力だったんですね。ますますこの絵が好きになりました。観ることが出来て本当に良かったです!!パラス・アテナの話ばかりになってしまいました;全体的な展示もすごく見応えがありましたよ!今回の展示は、18世紀のマリア・テレジアの時代からの「都市・ウィーン」の発展~市民革命とその後の都市の拡大・・・そしてクリムト等のモダン・世紀末美術の成り立ちを絵画・音楽・建築・工芸から読み解くという、非常に充実した展覧会でした。超有名なマリア・テレジアやシューベルトの肖像画! 驚きのお宝だらけでしたし、城塞都市からの政治的な流れが、近代芸術の開花に大きく関わっていることが分かる展示でした。私は今まで、グスタフ・クリムトという画家には「かなり先鋭的で精神的」というか・・・伝統的・保守的な画壇に反抗した、初期モダニズムのトップランナー的なイメージがあったんです。でも今回の展示で、クリムトの土壌には「アカデミックな古典主義」が深く根付いていたんだなぁ・・・と感じました。そりゃそうですよね。そうじゃなきゃギリシアモチーフなんて描かないですよね。最後にクリムトの絵画で、撮影OKなブースがありました。驚きです!もちろんフラッシュはNGですが・・・時代の変化を感じますね。グッズもお洒落なモノばかりで目移りしました。図録が本気すぎる!!いやぁ・・・本当に行って良かった展覧会でした。国立新美術館では8月5日まで、秋には大阪でも開催されるようなので興味のある方は是非~!by妹
2019.06.19
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岐阜県可児市・花フェスタ記念公園春のバラまつり20194年ぶりに行ってきました!今週末が、一番の見ごろだったようです。やっぱり色彩感覚がおかしくなるくらい薔薇薔薇してました!家で各々撮影した写真を見比べると、それぞれの好みの薔薇が分かってきて面白かったです。姉は真っ赤な薔薇・妹は淡い色の薔薇が好きみたいですw以下写真列挙です~。薔薇ソフトクリームとキャラメルソフトクリーム&自然薯ロングポテトを食べました。フード系もとても美味しいんです!一生分の薔薇を見た気分になれますよ~。お近くの方は是非!by妹
2019.05.25
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こんにちは妹です。*最初に断っておきます。めちゃくちゃ喧嘩腰の吐き捨て駄文です*なんか最近メディアが「新しい時代がやってくる」ってうるさいんですけど私には何がどう新しくなるのかさっぱり分からないんですよね。相変わらずこの国の賃金は最低ライン以下ですし税金や社会保障費や物価はガンガン値上がりしていて庶民はどんどん首しめられていますよ。金と土地は米国はじめ他国にどんどん献上され、沖縄の民意は無視され福島原発の汚染水は垂れ流しっぱなしのまま震災避難者への支援は打ち切られ不祥事だらけのヤクザ内閣が未だに永田町でふんぞり返っていますよ。そもそもなんで総理大臣が新元号に個人的な想いを込めてるんでしょうね。現政権の皇室軽視、悪質すぎませんかね。政権批判をすると、「なんでそんなに安倍総理をいじめるんだ!」と「イジメ反対!」のノリでつっかかって来る人や「与党にも落ち度有るけど、野党も~」みたいにどっちもどっち論ふりかざしてくる人たちが現れます。逆にききたいんですよね。「じゃあ貴方達は、何をもって安倍内閣を支持してるんですか?」と。 これだけ議員の不祥事軽視や悪法強行採決して、独裁化している現政権を擁護するからにはそれなりの理由があるんですよね?利権関係者とかね。まさか「中立ぶりたくて」「なんとなく」擁護してる訳じゃないですよね。まさかね。あーもうこんな喧嘩腰な文章書いてないでただただ(漫画楽しい♪)とか言ってたいです。でもこのままいくと、漫画すら楽しめない国になりそうで黙ってられないんですよね。ホントに。by妹
2019.04.05
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こんばんは妹です。頼んでいた自作フォトブックが届きまして、ウハウハですvじゃん!!ココアルさんという、ネット注文のフォトブックサイトで作りました。セール期間だったので^^最近はこんな製本サービスがあるんですね!凄いわぁ…!全体的にマットな落ち着いた仕上がり。(ピンボケ具合までバッチリわかっちゃう程)印刷画質が良いです。はぁ…自分で撮った写真だけど…可愛いわぁv(自画自賛)和歌山県・南紀白浜アドベンチャーワールドに居る6頭のパンダ達。各々の写真を2~6P でそれぞれまとめました!赤ちゃんパンダの写真もあるよ!まるで孫の写真でも眺めているかのような勢いで「かわいいわぁ・・・可愛いわぁ・・・」を連呼しながら編集しました。仕上がりに大満足です♪・・・はい。突然なんやねん! という感じですが;実は時をさかのぼること約2年前・・・うっかり白浜の双子パンダ・桜浜&桃浜ドキュメントを観てしまいまして。今まで見向きもしなかった動物動画を漁る習慣がついてしまいました・・・。その半年後に上野でシャンシャンが誕生し世は正にパンダフィーバー時代!(言い過ぎ)高まるパンダ熱に増殖していくパンダ本の数々・・・いつか・・・いつか白浜旅行がしたい!パンダの楽園に行ってみたい!!と想いを募らせておりました。去年8月に、アドベンチャーワールドではまたまたパンダの赤ちゃん♀が産まれました。そして名前の一般公募がありました。*公募と言っても、ここで産まれたパンダには皆「浜」の文字がつくので実質は「○浜」の一文字当てクイズのようなものです。はい。ノリノリで参加しました。白浜パンダの名前の傾向や世の流行をふまえ、大真面目に考えました・・・ーよしコレで決まりだ!彩浜(さいひん)ちゃんでいこう!!当たりました・・・・・・!!!名付け親特典でご招待券をいただいたので、重い腰をあげ2月上旬にパンダ&クマ好きの母親と一緒に行ってきたのです。楽園でした・・・!そうそう行ける場所ではないので(旅費数万&泊まり必須)「次の機会はない!」と気合いをいれて写真を撮りまくりました^^パンダ親子が一緒に居る場面が見れました♪生後半年弱の彩浜ちゃんは完全にぬいぐるみでした・・・!ここで生まれ育ったパンダは大きくなると中国に行ってしまうので、桜浜・桃浜が白浜に居る内に行けて本当に良かったです><うう・・・また行きたいナ・・・(ボソっ)さて話は変わるのですが。今回ネットでフォトブックを作って気付いた事がひとつ。これ・・・今まで描いてきたイラストで画集(ポートフォリオ)も作れちゃうのでは・・・?絵を描くことが好きなため、散々描き散らかしてきた落書きがあります。印刷・製本に興味がなかった訳ではないのですががっつり同人活動を行っていたわけでもなく・・・印刷業者に頼むにしても、10冊からしか頼めないんでしょ・・・と諦めていました。自分用の1冊が欲しいだけなんですが・・・こういったフォトブックは、普通に1冊から作れるんですよね。・・・あ、普通に作れるな、と。(しかし気付くのが遅いですね;)まぁかなり解像度の低いデータしか残ってないので、小さいものになっちゃいそうですが;色々フォトブック&印刷について調べはじめました^^なんか・・・楽しいです♪ by妹
2019.03.20
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こんにちは妹です。事の発端は昨年2017年の冬にさかのぼります。去年の12月、私用で関東に出向いた際…いそいそと一人で恩賜上野動物園に行っていました。主な目的はそう…分かりやすくパンダ!シャンシャンは公開直前の時期で見れず。残念だったのですが、お父さんパンダ・リーリーがアイドル性抜群で目の前で笹を食べてくれたんです!独り動物園、すごくすごく楽しかったのですがここでひとつ大きな問題が。可愛くじゃれていた猿山の猿達や猿の赤ちゃんが目の前に居たのに…手持ちのデジカメでは全然撮れませんでした。ズーム倍率が全く足りなかったんです…あまりに動物が撮れないので、最後にはあきらめて園内のモニュメントとか撮ってました。よく考えればこのデジカメ、実に10年以上酷使っているものでした。全然壊れなかったし、画質にこだわりもなかったので気にしてませんでしたが…そろそろ新しいデジカメ買っても良いのでは!ということで、今年の秋頃に光学30倍ズームのデジカメを購入していました!canon のSX710です!!いやまぁ高価なものではなく、型落ち中古品なんですが…^^;最近ではスマホの台頭により、デジカメ(コンパクトデジカメ)市場は・スマホでは撮れない高画質 もしくは・スマホでは撮れない高倍率ズーム のどちらかに振り切れた商品が多いみたいですね。SX710は後者です。画質は普通だけど、めちゃくちゃズームできる機種。しかし今のカメラの性能、10年前とは比べものにならないですね!(当たり前だ)とりあえずここまでが前置きです。姉が感想記事を上げていましたが先日、草彅剛さん主演の音楽劇「道」を観劇するため上京していました。せっかく東京に来たなら…行くしかないでしょう!およそ1年ぶり・高倍率カメラ片手にいざ恩賜上野動物園へ!!開演と同時に、早速パンダの列に並びました。待ち時間はおよそ30分。週末でしたが、幸運にもあまり混んでない日だったようです。(常連のおじいさん曰く、一番混雑した日は2時間30分待ちだったそう;)念願叶って、動物園のアイドル・香香(シャンシャン)を観ることが出来ました!!シャンシャン、めっちゃ寝てました!!しかし…一瞬目を開けてくれました!!!ああ…上野動物園来て良かった…私はこの時点ですでに十二分に大満足していました。しかし今回の来園時、パンダ以外の動物たちもやたらサービスが良くてシャッターチャンスがすごく多かったんです!!ああ…ポカポカ…ウハウハvゾウさんたちは仲良しでずっとくっついてるし…遠くに居る動物でも、目元までアップにできます。高倍率カメラ買ってて良かった…!フクロウはめっちゃガン飛ばしてきてました…(怖かったw)1年前は全く遭遇できなかったゴリラさんが…目の前に!暗いし動くのでブレブレの写真を量産してしまいましたが、中にはしっかり撮れた写真も。写真素人は難しいこと考えないで、数打ちゃ当たる作戦で撮りまくるのが正解な気がします。ゴリラの子供も居ました。お母さんにべったりです。念願の猿山撮影。高倍率カメラ万歳!お猿さんの瞳は、何故あんなにキラキラしているんだろうか…。ホッキョクグマは2頭そろってウロウロしてました。求愛中だったのかな?貴重な場面を観た気分。リスが木の実をかじる姿、可愛いよりも激しさ・獰猛さを感じますWホックホクの大満足で動物園を後にしました!そしてご飯を食べた後少々時間があったので、西洋美術館の常設展示も観てきました。なんと常設展示無料の日だったようで、0円で鑑賞できました。西洋美術館の常設、北方ルネサンスとクロード・モネの作品が充実してて大好きなんです!フェルメール展やルーベンス展やムンク展も観たかったなぁ…いやいや、でも大満足の旅でした。やっぱり上野は楽しいなぁ!BY妹
2018.12.26
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こんばんは。ブログ放置気味の妹です。最近政治やら元SMAPさん方の活動やら、私的に気になる世の中の動きが多くてなかなかヨナ感想が書けません。申し訳ありません・・・しかし一番手こずっていたのがこちら↓テディベアを作ってました!うん、初制作にしては頑張った方かな、と!(←自画自賛)いや、最近何を間違えたか唐突に手芸をはじめまして・・・元々布は好きだったんですけど、ミシンに苦手意識があったので今まで避けてたんですが。うん、でもやってやれない事はないですね!バッグとかポーチとか、誰かにプレゼント出来るレベルのスキルを習得したいです・・・(自信がないため小声)・・・よし!今からヨナ感想書きます;by妹
2017.09.25
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久々に城めぐり日記です。長野県伊那市・高遠城へ行ってきました!古くからの諏訪氏関連の城だそうですが、戦国時代には、武田信玄によって支配を受けるようになり、後に織田の本格的な攻撃を受け、落城。江戸時代には、要所として幕府にとって大事な譜代大名が歴代城主を勤めていました。現在では桜の名所だそうで。この高遠城に関しては、「センゴク 天正記」(宮下英樹先生)の15巻、武田氏滅亡のくだりで、武田勝頼の実弟・仁科吾郎盛信の壮絶な戦闘・死・落城が非常に印象的に描かれていました。現在の遺構は、武田時代(山本勘助の縄張り)の面影はほぼなく、江戸時代に行った改修後の様相を見て取れるものだそうです。堀が立派でした・・・! 今回、高遠城隣接の資料館で、非常に興味をそそられたのが、これ。江戸時代中期の大奥大事件・絵島事件!政権派閥争いの渦中、些細(?)な失敗を咎められ、島流しとなった、当時の大奥最高権力者・絵島。彼女が流され、生涯幽閉されたのが、この高遠とのことで、その時過ごした屋敷が復元されていました。今まであまり興味がなかったのですが、「大奥」面白いですね!この事件も、他に数多の処罰者を出し、政治権力構図に大きな影響を及ぼしていますが、大奥って、その時の表舞台(政治)の力関係が如実に反映されて、いわば権力の縮図のようなものなわけなんですね。女同士の嫉妬どろどろ云々ではなく、それぞれ背景を抱えた政治主体の体現というか。ここを追いかけていくと、江戸時代の幕府内価値観もすごく落ちてきますし、いやいや、面白いです。資料館にて、こちらの2冊を購入。絵島事件から、今まであまり詳しく知ろうとして来なかった江戸時代について興味を持っていけたらいいな、と思います。by姉
2017.08.06
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こんばんは。絶賛ヨナ感想書く書くサギ真っ最中の妹です。・・・色々本読んだり漫画読んだりしてるんですが、感想まで行き着けず;;とりあえず最近こんな品購入して楽しんでます!のご報告をば。★社会風刺のノンフィクション&新書もろもろ。いやぁ・・・私自身、基本的には社会情勢なんて上の空・・・日本は平和だー!と漫画読んで絵ばっか描いていたい人間なんですが。流石に最近の日本の狂いっぷりはヤバい・・・と感じることが多いので。なんか昔戦争漫画で読んだ、戦前&戦時中の日本の狂気が顔のぞかせてんぞ笑えない、と。社会問題にも目を向けないとな、と話題の新書なんぞを読み始めています。いやぁ・・・このご時世、賢くありたいものですね。まぁこんな本読みあさった所で、自分は手遅れレベルの馬鹿ということに変わりはないんですが;;★こうの史代先生の作品もろもろ。映画「この世界の片隅に」が大ヒットしてますねー・・・ってことで、前々からちょっと気になっていたこの作者様の作品を一挙に読んでみました。いやぁ・・・もう私なんぞがどうこう言う以前にとっくに文化メディアなんちゃら賞受賞している、生粋の文化人の方々が太鼓判押した作品です。画・話・構成すべてに目新しさと上質さのある、傑作ばかりでした。個人的には「夕凪の街、桜の国」「長い道」この2作がとにかく良かったです。★清竜人25 ラストアルバム「WIFE」前代未聞の一夫多妻制アイドル「清竜人25」!2ndにしてラストアルバム!こんなに音楽性に優れたアイドルは二度と現れない!!買うっきゃない!!!・・・ということで、web予約限定のエプロン付き豪華BOX買っちゃいました。悔いはない!!ジャズにクラシックに・・・もうもう11200円全く悔いはないほどの名盤です!とにかく1stアルバム「PROPOSE」、そしてこの「WIFE」を生み出してくれて本当にありがとう清竜人25・・・!!!★花とゆめ10号(最新号)と暁のヨナ23巻イラスト集付特装版×5・・・×5はやり過ぎたとは思いますが悔いはありません!!だってだって夢にまで見た暁のヨナイラスト集・・・!!あ、ちなみに姉&妹両者の総計です^^;はい、感想頑張ります・・・!!BY妹
2017.04.20
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長浜の海洋堂ミュージアムで、魅了された「アルプスの少女ハイジ」の食玩ヴィネットシリーズ。わずか5-6cmの中で、情景があってキャラクターが生き生きと動いて・・・!!いろいろ調べまして、この名作ヴィネットシリーズの中でも欲しいものをちょくちょく集めました♫↑こちらは長浜ミュージアムで手に入れたもの。OPです・・・遠近感の表現がスゴイ!↑最近手に入れたものです。ハイジのパーツとおじいさんのパーツを組み合わせて一対になってます。ハイジのチーズに憧れを抱かない子供は居ない!それにしてもオンジ優しそうだなオイ!!↑こちらも2つで一対形式。ハイジだけ持ってて、ペーターも入手しました!アルムの山が見える・・・!!ちなみにハイジだけではなく、このシリーズは世界名作劇場の傑作ヴィネットが多数あります。赤毛のアンとかもう高くて・・・;;とりあえずこれだけは!!とピーターパン&ウェンディだけ入手!↓You can Fly!!! <追記>このピーターパンも組み合わせる事ができました・・・スゲェ!↓このシリーズを手がけた原型師の香川雅彦さんは、やはり有名な方らしく本が出ていましたのでこちらも入手^^↓美少女フィギュアなど幅広く活躍されているようです。ですが、やっぱり中でも世界名作劇場シリーズの輝きは群を抜いている気がしました・・・(超個人的感想)!!フィギュアはですね、本当に最近のものは芸術性が高くてビックリです・・・!しかもお値段も全く手が出せない訳ではない感じなので、いつも物欲と闘っていますwらんま1/2とかカードキャプターさくらちゃんとか、ほんと出すのヤメテ・・・;;;BY妹
2017.02.18
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おはようございます。私が、城に求めるロマンは、「コレ」だ!という見事なまでに好みをついた本を見つけました。「山城歩き」徹底ガイド今まで私が行ってみて、「これは面白い!」とときめきまくった城郭は、たぶん全部大きく取り上げられてます。各お城の紹介の仕方も、画一的ではなく、それぞれの見所に応じた形で掲載されています。近年、山城ブームなのか・・・なんか「ブーム」って言われると、行くのいやになっちゃうんですけど;でもな、「だから、整備もどんどん整ってきててこれからもっともっと面白くなります!」って・・・上手い釣りですね。確かに、実家近場のお城も昨年くらいから、どんどん整備が進んでます。明らかに観光客も増えてますし。山城を観光地化するのには、樹木の伐採など、定期的なメンテナンスやそれ相応の予算が必要でしょうから、一過性のブームで終わってほしくないなぁ・・・。今回、この本で大きく紹介されていたお城のうち、3割くらいは行ったことのあるお城です。ほかにも面白そうなお城がたくさん紹介されているので、機会があれば、行ってみたいです!by姉
2016.08.08
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まだまだ余震が続いていて、全く予断が許されない状況ですが・・・熊本地震の影響により被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。 震度7の文字を見たときぶったまげまして・・・ いやちょっと待って!まさにその辺りで大好きな漫画家さんが執筆活動されてるはずなんですけど・・・熊本城の石垣崩れてるんじゃ・・・ 阿蘇山やばいんじゃないか・・・ーっていうかどうなってるの?? などなど色んな不安が脳内を駆け巡りました。 私のような立場の人間ですらこうですから、現地に居る方々・現地に親族が居る方々の不安は想像を絶するものだと思います。 何ができるわけでもないのですが、とにかくソワソワしてしまって・・・; ひとり日本国の地震の歴史を調べては「天には抗えないんや…」と達観してみたり、いやホント何にも出来てないですね;; こんな記事を書いてる間にもまた余震が・・・;; 余震の沈静化と熊本の復興を心より願っております。 そういえば 東日本大震災のときもこんな気持ちだった気がします。その時描いた絵です・・・わかりやすいな自分; by妹
2016.04.18
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年末の旅行で、和歌山県那智・勝浦へ行ってきました! 和歌山県へ行くのは初めてでした。 写真だけですが。 熊野速玉大社。イザナギノミコトを祀っています。 那智の大滝。写真では上手く伝わりませんが・・・こんなに高い滝を見たのは初めてでした。かっこよかったです。 那智の大滝を起源とする那智大社。こちらはイザナミノミコト。 那智大社のとなりは、西国三十三箇所巡りの1番目青岸渡寺です。 青岸渡寺からは三重の塔と、那智の大滝が見えました。 宿泊したのは、勝浦温泉です。 船でしか行けないホテル浦島の、お風呂に入って来ました。 洞窟風呂が売りの島まるごとのホテルです。よくこんなもの作ったな・・・とびっくりしました。 お魚美味しかったです。 料理もだしの効いた優しい味でした。 また行きたいです。 by姉
2016.01.03
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おはようございます。先週、三連休の中日に長野県・松本城に行ってきました!天守です。とにかく天守ですよ。超キレイですね~!カッコいいです。他の門などは再建ですが、天守だけは1593年くらいに完成したものが、大規模な補修等を繰り返しながら現在に至っているものだそうです。現存天守ってやつですね。普段は「堀!堀!」言ってる私も、流石にここではこのテンションです。黒色なのは、もともとこのお城が豊臣方のものとして建造されたからだそうです。(豊臣時代の、旧大阪城は黒色だったらしい)なんですが、残念なことに・・・人がいっぱい!これが現存天守の威力なのか!「入城60分待ち」に心が折れて、天守内部には入らずに終わりました。松本城といえば、有名なのは「月見櫓」!櫓と言うか、完全にただ宴会する場所ですよね;こちらは、1630年代に、3代将軍家光の来訪の為に増築したものだそうで。・・・結局、家光は来なかったみたいなんですけど。大阪夏の陣から、まだ十数年のうちに、ずいぶんと平和ボケ・・・あ、いや、権力のシンボルの様相に、これほどの変革があるほど、本当に、一気に感性が変わったんだな~・・・というのがよく見て取れるなぁ、と思います。 太鼓門の『玄蕃石』。でかい・・・! お城の売店で、こちら・・・『わたしたちの松本城』(松本市教育委員会)を購入してきました。他のお城なんかでも、教育委員会作の資料をいくつか購入していますが、これは・・・ちょっと抜けてる力作本でした。素晴らしかった!今年発行の最新本なのかな?市内の小学校に配る用のものだと思いますが、ビジュアルでの、天守の超詳しい説明から、歴代藩主たちの治世・背景・その当時の松本城の様子など、「城」に集約する形で、松本という土地の情報が読みやすく丁寧にまとまっていました。今回、天守内部に入ることができなかったのですが、この本にだいたい書いてありました。これだけ、堂々とした「シンボル」がある町は本当に、羨ましい限りだなぁ・・・!と思いました。 お城内の博物館にあった、人が乗れちゃうくらい大きな「宝船」。七福神の人形(どれも、作りがすごくキレイ!)が乗ってます。市なんかの客寄せのためのものらしいです。スーパーときめきました。いいわぁ・・・この、欲望に忠実さが、えげつなさが・・・いいわぁ。「金の成る木」の次くらいに好きなモチーフです。それにしても、松本市街はやばかったです。一個一個の店に引っかかって、全然前に進めない・・・。だって、いちいち面白くて、突っ込みどころ満載のものが売ってるんだもん・・・!縄手通りは、カエルがイメージキャラクターらしく、もう・・・「この世で一番尊いものは?」「えっ・・・カエル?」って洗脳されるくらいカエルだらけでした。あまりに質の高いカエルグッズが揃ってまして、思わず、キュートカエルの置物を購入。あれ・・・写真で見るとちょっとグロいかな。実物は本当にカワイイんですよ~!お前、その色気は何??って感じです。松本・・・超楽しかったです。天守もやっぱり入ってみたいし、お店ももっとしっかり見たいので、また行きたいです^^。by姉
2015.11.29
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こんばんは妹です。 前々からちょっと興味があったカリグラフィー。カリグラフィー専用のペン先がお値打ちに購入できたので、見よう見まねで始めてみましたv。 まずは「初心者はこれから!」というイタリック体をちょこちょこ勉強中です。(↑にわかのネット知識)小文字は英語で習っていたローマ字の書き順に似ているのでとっつきやすいですが大文字がなかなか掴みづらいですね・・・;。 メッセージカードの文字を綺麗に描けるようになりたいなぁ。 とりあえず名前や好きな単語でモチベーションを上げつつ…頑張るぞ!( ↑好きな単語w) by妹
2015.11.25
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おのれ・・・!おのれ卑劣な罠を・・・!2本買わないと、2人が向き合わないじゃないか!午後ティーにラプンツェルは、色のイメージとかもすごく合うな///by姉
2015.10.29
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旅行ログラストです。夏の旅行ログーその4・長浜海洋堂ミュージアムフィギュアの大手・海洋堂の作品がたくさん展示されていました。 フィギュアは・・・興味はあるのですが、なかなかどこから手を出そうか・・・というところで足踏みしている感じです。 城を壊すゴジラ!なんてことを・・・ ! 相変わらずかわいい・・・ !さくらちゃん。 今回、展示を見ていて・・・以前より気になっていた、『世界名作劇場シリーズ』を発見! ガチャで購入するような、とても小さな作品なのですが、やたらめったらいきいきしてて、情景があって・・・ それともうひとつ。これも気になってた、『アルプスの少女ハイジ』シリーズ。こちらは、復刻版がその場で買えましたのでやりました。 一番欲しかった、『OP・おしえて』のフィギュアを入手!これもう、実物を見れば見るほど、凄い。なんでこんな小さな作品の中に、立体世界が凝縮されてるんだ・・・。作品を観る「角度」・絵的な表はきちんと用意されていますが、他のどの角度から観ても、いちいち見ごたえがあります。少し調べると、この世界名作劇場シリーズとハイジシリーズ、どちらも香川雅彦さん・・・という原型師の作品のようで。興味を持ちまして、香川雅彦さんの作品写真集を購入してみました。こちらの感想はまた後日。 興味のあった分野を詰める事のできた、本当に楽しい旅行でした^^。予断ですが、宿泊したホテルの料理や、昼食を食べたレストランの料理も度肝を抜かれるくらい、どれも美味しかったです・・・! また行きたいな。 by姉
2015.09.23
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おはようございます。夏の旅行ログーその3・長浜城・竹生島今回宿泊したホテルから、歩いてすぐの場所に、秀吉自身が初めて築いたお城・長浜城がありました。小谷城攻めの功績により、秀吉には小谷城を与えられていましたが、信長の琵琶湖を囲む水運路の絡みで、水辺に城を移した・・・って説明でいいのかな?大河ドラマ秀吉内では、、周囲に大ぼら吹きと言われながら、「城もち大名になる!」とずっと語っていた秀吉が、その夢を叶えた場所・・・という扱いだったと思います。他の水辺のお城同様、お城自体に当時の面影などは残っていませんが、町づくりなどが、現在も見て取れるそうです。天守内部は、現在資料館になっていました。かなりしっかりした内容の、見応えのある展示でしたよ^^。ちなみに、長浜は石田三成の出身地です。駅前に、二人の出会いの像がありました。 もう一か所。琵琶湖内に浮かぶ島・竹生島へ行きました。湖内の島というのは、いつでも信仰の対象になります。この竹生島も、古来より信仰の対象となっており、大きなお寺と神社があります。西国三十三か所めぐり・三十番目のお寺・宝厳寺。本尊が弁財天という、さすが水辺!というお寺でした。都久夫須麻神社は、豊臣家と縁深い建造物がたくさんありました。神仏分離の時に、宝厳寺と分けた?そうですが、基本的には、神仏集合の典型のような場所のようで、ずっと同じものとして扱われていたようです。かわらけに願いを書いて投げ、鳥居をくぐれば、龍神が願いを叶えてくれるそうです。私も、欲望に満ちた願いを書いて投げました!・・・鳥居に激突して、欲望は粉砕しました!風もあり結構むずかしく、見ている限りでは成功者はいませんでしたw。とても雰囲気のある島でした。クルーズの時間があるので、あんまりゆっくりできませんでしたが、また行きたいです^^。by姉
2015.09.12
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おはようございます。実は以前、小牧山城を訪れ、その後GWに岐阜城にも行ったんです。記事を上げる前に、PCがクラッシュしまして、写真が消えちゃいました;というわけで、今年の城めぐりは、信長の軌跡を追う流れで来てます。その2・安土城跡1576年織田信長が築城開始、3年後に完成しますが、その更に3年後、本能寺の変が起こり、4日後に炎上消失しています。大手門からの大手道。城あるまじき、まっすぐ一直線です。圧巻。普段この道は閉鎖されており、帝を迎え入れる際に使用するつもりだったようです。大手門を入ってすぐ左手。伝羽柴秀吉邸跡です。右手には伝前田利家邸跡があります。この名称は後に付けられたようで、実際に秀吉邸だったかは特定できていないとか。ただ、重要な区画であることは間違いなく、秀吉邸は2段に分かれた、かなり大きなものでした。見応えありました。石段に使用された石仏。ほかにも何体もありました。これもう、わざととしか思えませんね。家臣たちに踏ませるつもりだったんでしょう。道は、途中で大きくうねり始めます。急坂!大手道より西の方に、百々橋口道があります。通常、こちらを人々は使用していたようです。こちらの道、途中に・・・憁見寺というお寺があります。三重の塔があります。これを超えた先に、6階建ての天主(普通は「天守」だが、安土城ではこう呼ぶ)があります。何がやりたかったかはすごくよくわかりますがやっぱり発想が、ぶっ飛んでますね;黒金門を過ぎると、ここからが本格的に主郭部です。使用される石も、突然大きな立派なものになります。本丸跡です。ここに、「御幸の御間」があり、帝を迎え入れようとしていたそうです。ちなみに、↑この石垣の上が天主です。帝に自分を見上げさせようって作りですね。いざ、天主へ!荘厳な6階建て天主の礎。(地下一階があったようなので、実際は7階建てかな?)信長が眺めたであろう、天主跡からの景色です。これが、1階部分のあたり?の高さなので、実際にはもっともっと高い位置から眺めていたはず。ちなみに、この後、天主の5・6階部分が復元されている「信長の館」も拝見してきました。5階は、仏教世界描いた黄金の間。6階に信長自身が座るとなると・・・憁見寺とつながる感性が見て取れますね・・・。帝を見下ろし、御仏を尻に敷き、天の主になろうとしたのか。戦国もののエンタメ作品では、安土城が出てくると・・・信長の死期を予感させる不吉感がすごく漂い始めます。なので、個人的に安土城はバベルの塔のような、そんなイメージを勝手に抱いていました。実際に訪れてみて、感じたことはただひとつ。ここまでイカレたバベルの塔だったとは思っていませんでした。私の認識が甘かった;まだまだ、謎の多い城郭のようです。岐阜城や小牧山城の発掘が進むと、安土城の解釈も、また変わってくるんじゃないかと思います。超面白かったです!by姉
2015.09.06
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ほとんど写真だけですが・・・今夏の家族旅行ログです。 行き先は、滋賀県・琵琶湖周辺!最近、私がお城にしか行きたがらないので、家族旅行のプランが大方、城中心になってます・・・。申し訳なし、ありがたし。 その1・比叡山延暦寺 788年・最澄によって開かれたお寺。天台宗の総本山です。 戦国好きとしましては、信長の焼き討ちのくだりの方が印象が強いんですが;ただ、昔から・・・1000年以上、本当にずっと大事にされていた場所なので、雰囲気がすごかったです。 そして・・・高い!こんなに高い山だったのか! そして・・・広い!今回時間がなくて、3つあるエリア(東塔・西塔・横川)のうち、東塔エリアしか見ることが出来ませんでした。まずは、この規模に度肝を抜かれました。 そしてそして・・・いちいち質が高い!桁違い!建物や、仏像もろもろ・・・見所満載すぎて、1つ1つの建築物を見るだけで、すごい時間がかかっちゃったんです。 「根本中堂(総本堂)」は、また飛びぬけて雰囲気がありました。 「戒壇院」 という建物です。オシャレでかっこよかった。 本当は、秀吉軍の待機していたという横川エリアも見てみたかったのですが・・・国宝殿を見終わったところでタイムアップ。(国宝殿もすごかったです。平安・鎌倉の仏像だらけ。)今一度、余裕を持ってじっくり拝見しに来たいです! by姉
2015.08.25
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実は、行ったのは2月だったのですが・・・そういえば、記事を書いてなかった・・・;愛知県・小牧山城に行ってきました! 1563年、織田信長が美濃攻略の為に初めて自ら築いたお城です。信長の人生を眺めると、この「美濃攻略」というものが年数的にかなりの比重を占めているように思います。とにかく、織田家先代たちからの悲願であり、この「美濃攻略」が超難題であり、それを思いのほか早くなしえたからこそ、「天下」という異常なスケールに目が向かった・・・ということなんだと思います。さてさて。この小牧山城。・・・現在、めっちゃ発掘中でした。いや・・・信長築城、そして1584年には、小牧・長久手の戦いで徳川家康の本陣となったということで、スーパービックネーム縁のお城ですから。史跡としても、発掘はされつくされているだろうと勝手に思い込んでましたが、結構最近まで、普通に未開の地だったみたいです。信長は、1567年美濃攻略を果たし、たった4年間でこの小牧山城は一度廃城となります。なので少し前まで、この小牧山城は信長にとって「足かけ」の場に過ぎなかったというのが一般通説だったようです。ですが、近年の発掘調査で、信長時代の多数の郭・石垣の存在が確認され、信長が理想やイメージ戦略を注ぎ込み、かなり力を入れて築城した城だった、ということが証明され始めたみたいです。とくに、最近ニュースになっていたのが、天守付近の石垣が三段・6メートルにも及ぶ壮大なものだったという調査結果。石垣自体が、おそらくまだまだ波及する以前のお城ですので、かなり画期的なものだっただろう、とのこと。 また、現在の市街地にも大きくその名残がある城下町の区画整備も行っていたとのこと。信長の理想とした国の形が詰め込まれているのかもしれません。信長って、本当にどんな歴史作品でも、「ああ」なるじゃないですか。イメージがこれほどぶれない人物っていうのも凄いと思うんですよね。どこ発掘しても、どんな資料が出て来ても、イメージがまったくぶれないのは、やっぱり本当に「ああ」いう方だったんだろうな、と思います。 天守は、昭和期に地元の実業家が寄贈したもの。信長時代には、こういった天守ではなかったようです。(瓦は出土していないそう)現在は資料館になってます。 大手口からの、一本道。天守前はぐねぐねしてますが。これ、「お城」としては攻めやすくなる作りなのですが、以前観たお城番組では、この一本道や天守付近の石垣を取り上げて「イメージ戦略の城」として紹介していました。ちなみに現在では、この大手口をくだると、市役所が建っています。 資料館で購入しました。教育員会製作の漫画冊子。いいですね~!こういうの、地元愛が溢れてて好きなんですよ^^。さてさて。やっぱり信長はカッコいい!そして発掘、がんばってください!実はGWに、もう一つお城に行きました。小牧山城に行ったら・・・次はここを訪れるしかありません!また記事を書きます。by姉
2015.06.07
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岐阜県可児市・花フェスタ記念公園バラまつりに行ってきました! 今週末が、一番の見ごろだったようです。色彩感覚がおかしくなるくらい薔薇薔薇してました。つれづれに写真を投下。 紫のバラ!テンション上がりました! オスカルさまも居ました。やっぱり日本人より、薔薇が似合う! モネの愛した、ポピーの花も綺麗でした。 広大な敷地を歩きとおしましたが、見切れないほどでした。 楽しかったですw。by姉
2015.05.24
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ちょっと前の事になりますが…名古屋ボストン美術館「華麗なるジャポニスム展」に行って来ました! 19世紀-20世紀の西洋美術・工芸品における、日本文化の影響(ジャポニスム)を浮世絵等の資料と比較して、分かりやすく展示してありました^^。面白かった! 中でも今回の展覧会の目玉は↑展覧会のメインビジュアルに採用されているクロード・モネの《ラ・ジャポネーズ(着物をまとうカミーユ・モネ)1876年》です。印象派を代表するフランスの巨匠・モネは大の日本芸術好きとして知られています。自宅の壁には数多の浮世絵が飾られ、庭には睡蓮の池と日本風の橋を仕立てる程。この庭をモチーフに晩年描き続けた「睡蓮」シリーズが、彼の「光の画家」としての集大成とも言えると思います。 《ラ・ジャポネーズ》はモネがまだ30代の頃一作。妻のカミーユに着物を着せ、日本の題材をバックの団扇に散りばめた、彼の日本趣味全開の作品です。(実はこの奥さん、この絵の3年後に若くして亡くなってます…そういった意味で泣ける絵でもあるんです。) この絵は小学生の頃から大好きだったんですよ!!社会のビジュアル資料集に掲載されていて、一目惚れしました。なんって綺麗で可愛くて楽しくて上手な絵なんだ!そして異文化への興味と憧れがドストレートに伝わってくる!スゲェ!!…みたいな事を感じたんだと思います。当時の自分は。(ちなみに高校生になり、睡蓮シリーズを展覧会で観て衝撃を受け…まさか同じ画家さんだったとは!!! とすっかりモネ信者と化しました。) モネの絵画は、是非実物を鑑賞すべきです!!絵画の前に立つと…優しい光に包まれて、ただただ幸福な気持ちになります…ホワ*´◡`*ホワ。今回の《ラ・ジャポネーズ》は実物は2mを越す大作です。もう…圧巻でした! 女性の存在感、…よりさらに立体的な着物裾の刺繍!延々と絵画の前に立ちつくしニヤけてました…。人少ない日で良かった…そして展覧会鑑賞に3時間もかけてしまって、付き合わせた母親に悪い事したと反省しています。 本作以外にも北斎・ゴッホ・ガレといったビックネームの方々の作品もあり、見ごたえ抜群でした~。楽しかった~! あ、あとラ・ジャポネーズの着物が再現されてました!刺繍凄い! ↓ by妹
2015.04.15
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岐阜県『中山道広重美術館』へ行ってきました!歌川広重の名前はもちろん知っていましたが、浮世絵というと、やっぱり葛飾北斎の印象が強すぎて、いまいち・・・どんな絵か出て来ない!・・・くらいな知識で行きました。 やっぱり・・・版画は楽しいです!今まで訪れた中でも、取り立てて「楽しかった!」といえる美術館でした。なんていうか・・・私にはやっぱり、「アート」の感性はありません。「エンタメ」です。大衆文化こそ至宝です。より手に取りやすく、より大勢に伝わりやすく、より面白く、より深く。油絵観てるより、数段「上品」に感じます。 特に、昔から「漫画漫画」騒いでる人間なので、版画というのは・・・なんかもう、しっくり感が違う。現在、美術館では広重の「不二三十六景」の展示が行われていました。「版画」は、色あせなどの関係?で、同じ絵を常時展示するのは無理・・・とのことで。期間を区切っての「企画展」が常設扱いの美術館です。中身がまるまる変わるなら、その都度訪れてもいいなぁ・・・。 広重さんは、「不二三十六景」と、後年に「富士三十六景」という2作の連作を描かれているそうです。どちらの連作もばっちり収録されている図録を購入してきました。同じ場所を描いたものなど、観やすいように比較図も載っていて、すごく面白かったです! 今回の展示は、先に描かれた三十六景でした。画面が横長にとられています。北斎の富嶽百景より、20年以上?経ってからの作品だそうです。ご本人もおっしゃっていたようですが、1枚1枚、その場所の空気感が伝わる絵ばかりで、すごく感動しました!簡素な線と、それほど多くはない色だけでこうも立体感・遠近感・空気感がある・・・面白さ。妹曰く、「簡素な線で画面に収める、ロマンの為にいくらでも嘘つける。こういう感性に関しては、日本人は本当に天才だから」。油絵で塗り込んで塗り込んで立体感を表現するのが当然だった海外美術にとって、ジャポニズムが衝撃だったのは、こういう部分なんだろうな~、というのが改めて落ちて来ました。後年の「富士三十六景」という連作は、画面が縦にとられていました。サイズも大きいのかな?横にとっていた前作に比べると、その場その場の空気感という点に関しては、若干落ちるかな~・・・と個人的には思いましたが、その分、視点が「富士」に向かう仕掛けが多く感じました。★画面横取り→その場の空気感を画面に収めるのに適してる。★画面縦取り→妹曰く、「画面を縦に取ると、掛け軸のように神聖性が出る」とのこと。確かに、曼荼羅図のような印象もありました。富士山に続く道のりを描いた絵のようになるのかな。描かれた「その場」を立たせるなら、横。「富士山に行こう!」みたいな、勧誘を促すなら、縦。同じ方が描いているのに、ホントに印象が違うのでびっくりしました。今回は、この図録と一緒にこちらも購入しました。『武者絵でたどる木曾街道』広重と同時代に活躍された歌川国芳という方の描かれた連作。木曾街道の宿場町名を、言葉遊びのようなモチーフの絵で描いています。本当に分かりやすい・・・というか、くだらない言葉遊びです。「追分(おいわけ)」で、四谷怪談のお岩さん・・・とか。「大井(おおい)」で、「おおーい」って人を呼びとめてる男性・・・とか。1枚1枚の絵は、演劇などの題材として有名な場面ばかりのようで、それぞれについて、「これはこういう場面」という解説もしっかりついていました。1枚絵としては、やはり北斎や広重のような超メジャーネームに比べると一瞬観ただけで、「絵の天才!!」というインパクトはありませんが、解説をしっかり読むと、伝えたい・強調したい部分が「説明できる」次元できちんと描かれている考え抜かれた文脈の絵だということが、すごくよく分かりました。・・・おもしろい!実は私の一番の好みは、こういった「文脈の絵」だったりします。読み込みます。 美術館では、浮世絵の歴史のしっかりした解説や、 簡易版画体験が出来るコーナーがありました!これは・・・楽しい!妹と大騒ぎしながらやりました。最近は外国人のお客さんも増えているようで、すごく楽しんでくれる・・・というようなことを館員さんがおっしゃってました。浮世絵・・・イイナ。やっぱり人気のあるジャンルというのは・・・良さが分かりやすいw。by姉
2015.03.20
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まだ書けてなかった年末旅行感想。年末旅行ログ3愛知県・長篠城へ行ってきました。 長篠の戦い跡地&資料館は数年前に訪れたことがあったのですが、城は初めて行きました。この城をめぐり、合戦が起きたようです。 長篠城は、二方向が川に囲まれ、もう二方向に掘を設けてある城で、「平城」扱いされることが多いのかな?確かに、川の方向から見ると一見山城ですが、平地の方から行くと、ほとんど平坦な高さに城があります。 掘がカッコよかった!本丸部分です。超戦闘用・・・というわけではなく、住居として普通に機能しそうな感じでした。長篠の戦いの際、武田軍に捕えられながらも、城内の人々に「援軍が来ている」と叫んで殺された鳥居強右衛門(とりい すねえもん)が、この辺りでは英雄のモチーフで扱われていました。城には、「強右衛門がこの対岸で叫んだ」という場所が説明されていました。距離的にも、声が届きそうだな、と感じましたし、また強右衛門さんの子孫はその後も徳川家の方でかなりの優遇を受けたそうなので、この時代にしては珍しく、無理のない逸話だな、と思います。(ちなみに、私は「嘘だろ絶対!」みたいな歴史逸話も大好きです。) 現在、線路によって本丸と隣の野牛曲輪が分断されています。山中城も国道によって分断されていましたが、こういう光景を観ると、本当にこの場所が交通の要所なんだと思います。 長篠の戦いは・・・秀吉に活躍の場があんまりないので;ひたすら秀吉の書籍を漁って、戦国を追っかけていると知識が・・・つかなくてですね;正直、戦いの流れとか、私は今まで全然知りませんでした。父が、「家康主役の作品だと、すごい見せ場だし、強右衛門も重要な描き方されるよ」と言っていましたが。うーん・・・家康の物語か。そういえば、全然見たことないな;エピソード個々の派手さや爽快さで、どうしても前の二人(信長&秀吉)に気が行っちゃってましたが、大人目線なら、「コイツっっ・・・!!」と思いながらも楽しんで鑑賞出来そうかも。 資料館は年末休館中でした。また来ねば! 合戦場跡地に、今回も寄りました。前回は見逃してましたが、こちらの、柵の再現が面白かったです。ちゃんと後ろの人たちが隠れて火縄銃を用意するための土が盛ってある・・・!by姉
2015.02.07
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年末旅行ログ2愛知県・ラグナシア『ワンピース メモリアルログ~宴』『360°3Dマッピング』に行ってきました!*以下、内容のネタばれあり。お気を付けください。* ラグナシアは、数年前、最初に「ワンピース メモリアルログ」が開催された際、かなり初っ端の時期に行ったっきりでした。当時は、確か・・・劇場版・ストロングワールドが冬公開で、そのすぐ後の春休み?の時期だった・・・と思うのですが、世間がわーーーっとワンピース一色になるより前で、テーマパーク全体で取り立てるなんて、かなり先手を打った、上手いことやった企画だな~~!、と思った覚えがあります。今回の『メモリアルログ』は、その後全国各所で開催され、コンテンツが洗練された次元での、1年間という長期間の、「半常設」な展示&展開でした。特に、前回と一番変わったのがメイン会場。前回は、仕切りでいくつもの部屋に区切られ、それぞれのコーナーにもろもろの展示物がある・・・という作りでした。しかし、今回は全空間ぶち抜き。会場全体を帆船上に見たて、『必殺技の宴』と称して、海軍相手に麦わら海賊団の各々が必殺技を繰り出している、という作りになっていました。入って真っ先に、一番立体にして映える絵ヅラの船長狙撃手のミドリ星船大工のキャノン・・・が待ち構えています。ミドリ星を打つ狙撃手は、目を上にやったところ。コックさんは空間を自在に跳んでいます。高さを出すために・・・かな?等身大より小さいサイズだと思います。空間の立体感が凄い!ゾロさん・・・これまでに製作&発売された数多のワンピースフィギュアが、どんどんこの「ワンピキャラ立体化」のクオリティを押し上げてるんだなぁ、と感じましたw。立体化では難しい、ロビンちゃん、チョッパーの二人は、映像投影での表現でした。どでかいサニーの船首は、空間をグッと締めてくれてました。・・・よく考えてあって、いちいち感動ものでした。 メイン会場意外にも、パーク各所にいろんな「宴」が開催されています。こちらのサンジくんは・・・凄いインパクトでした。デザートも食べました!「船長の肉レープ」。3月まで開催中だそうです。以前のバージョンに行ったことがある方でも、是非。確実に洗練されてて、感動しますよ>< 日が落ちてからは、パーク全体がライトアップ。水辺のイルミネーションって・・・映えるんですね~~!クリスマス装飾も本当にきれいでした。そしてそして。広場にて、360°の3Dプロジェクションマッピング『ラルース』を鑑賞しました。マッピング自体は、他の場所でも観たことはあったのですが、こちらのショーは、「元の壁面」の凹凸をベースに、それが自在に動くような・・・「光の投影」の面白さが立つ、そういう作りになっていました。プロジェクションマッピングはホント、既存ハードに「夜」だけの魔法をかけられる、無限の可能性がありますね。おもしろかったです><!ラスト、鑑賞者全員の視点を一点集中させておいてからの・・・「Presented by TOYOTA」の壮大さがツボでした。一番重要なところですからね!本当はもう一つ、海辺でもマッピングショーがあったのですが、宿の時間の都合で今回は観れませんでした。しかししかし、この「2大マッピングショー」だけでホント、来る価値のあるコンテンツだなぁ、入場料だけで、現在2000円ちょっとという・・・わりと自信のある高価格設定なのですが、十分満足の出来るコンテンツだなぁ~~、すごいな、と思いました。by姉
2014.12.31
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おはようございます。年末旅行ログ1静岡県・浜名湖ガーデンパーク浜名湖は初めて行ったのですが、視界の広さが気持ちよかったです!湖を見はらすことのできる展望塔があるガーデンパークへ行ってきました。花博が行われた会場の跡地?なのだそうですが、なかなか凝った庭園などがあって、すごく見ごたえがありました。世界各地の庭園(植物メイン)が再現されているコーナーがありました。特に、中国庭園の幽玄世界!ここの作り込みが素敵でした。妹が大騒ぎしたのが、こちら。モネの邸宅&庭園の再現コーナー。冗談みたいにカワイイ家。中は、浮世絵でいっぱい・・・みたいな部屋もあったはず。浮世絵大好きなモネが作った、有名な「庭の日本風橋」ももちろんありました。まぁ~・・・しかし、日本人は本当にモネ大好きですね;・・・いや、私も大好きですけど。景色を主観が捉える、その一瞬の輝きを永遠のものに出来る、「絵の面白さ」というのが、本当に分かりやすい絵画だからなのか・・・どっか捻ったトリック的な部分がキュンと来るのかw。妹が、「またスイレンの時期に来なきゃ!!」と叫んでました。もぐら!by姉
2014.12.30
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おはようございます。とりとめなく、写真を投下。 『赤富士』ってやつです。 ・・・うそです。どうも今の時期のは『紅富士』っていうらしいです。 赤富士は、雪のない夏~秋、紅富士は雪の季節・・・なのかな?私個人の好みを申しますと、断然『紅富士』派です。そろそろ新しいカメラが欲しいなぁ・・・。5年前に買った、一番安いデジカメなので;ちょっとイイヤツ・・・買っちゃおうかな。う~ん・・・。by姉
2014.12.14
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おはようございます。あんまりにも当ブログが暁のヨナログ化していまして、アニメを観ているだに、このまま3月まではこの調子な気がしてきたので、トップをヨナ仕様にしました。私も凄く気に入ってて、現在マイパソのデスクトップにしている、妹の力作イラストです。 by姉
2014.11.29
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相変わらず大好きな愛知県・犬山市 野外民族博物館 リトルワールドへ行ってきました。ネパール仏教寺院併設のお土産屋さんで、こちらの楽器?を入手しました。シンギングボール叩くわけではなく、掌にボウルを載せて、木の棒で縁取りをぐるぐる回していると、振動が共鳴する・・・のかな?不思議なファ~ンという音が響きだします。なんなんだこれ~~!こうして我が家に増えてゆく、謎のお手軽民族楽器たち・・・。面白い音がするんですよ・・・。今回もいつものように、CDを3枚ほど購入してきました。マレーシアとヴェトナムとニュージーランド!パッと、どんな音楽なのか想像がつかないので鑑賞が楽しみです。by姉
2014.10.27
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・・・御嶽の噴火が心配です。やだなぁ、続かないといいんだけどなぁ・・・。早く収まって欲しいです・・・。 長野県諏訪・原田泰治美術館&画集購入しました。諏訪を訪れた際、一番の目的だったのが、湖畔にある原田泰治美術館でした。父が少し前に来て、すごく良かったので、家族で来たいと言ってたんです。まだご存命ですが、非常に人気も知名度もある画家様・・・なのかな?名前を知らなくても、絵をちらっと見ると「あ、この感じ知ってる」と誰もが思うと思います。日本のふるきよき山田舎を画面に治めた作品が主ですが、海や海外の絵もたくさんあります。美術館で鑑賞中は・・・他の家族全員がもう・・・構図だ、色だ、観点だ、・・・と、言語の限界を観るくらいの勢いで絶賛してまして、反発精神を煽られて、「私は別にそんなに好きじゃないし。すごくないし。」とか言ってたんですが、まぁ・・・内心では・・・「なんっじゃこりゃあ!風景ぱっと観た時の萌え観点が、そのバランスで画面に収まってる!特に、山の高さ・遠さのある絵の輝きといったら!こんなの嫌いなわけがない!私のための絵?ねぇこれ、私のための絵?!」とか思ってましたね。古き良き日本の風景がどうの~・・・というより、どちらかというと、技法の方に目が行ってました。画面いっぱいが、「観たい視点」で構成されてるんです。この辺は・・・上から観たい、この辺は・・・もっと大きく観たい。それが、その願望のまま1枚の絵に収まってる、そんな感じ。妹曰く、「ここで大嘘をつけるのが、絵のいちばんイイ所なんだ!」「ロマンだよ、ロマン。」「このっ・・・構図!神!」だそうです。絵の鑑賞眼には全く自信がないこの私にすらこれだけ強烈に入ってきたので・・・ホンモノだと思います。まぁ・・・もちろん、その技巧を使って、メインで描かれているのが山間、っていうのが。個人的な愛着というか、私的な原風景が刺激されている感は否めませんが。だって、最初画集でこの方の絵を観たときの最初の印象、「この人、絶対木曽の人」でしたし;あぁ、山がないと落ち着かない人だ、って。 そんなこんなで、妹にも言っていませんが、いそいそと画集とか購入してます。『原田泰治ARTBOX ふるさと日本百景』 石垣の絵や、花畑の絵、海の絵・・・と、それぞれの萌えも十二分に閉じ込められていますが・・・やっぱり・・・山間の絵だなぁ><いろんな色で表現される空と山の重なり、人の風景と、更に田んぼや湖に映る逆さ山・空・・・これだなぁ・・・。この方の絵が「あったかい」と言われるのは、一つの風景を観た時の、萌えポイントの掴み方、その多彩さ・・・だと思います。花がメインに据えられた絵にしても、そこで活きている人はもちろん、空の空気感・色、遠くの木々や山の色合い、いい加減に扱ってるものが本当にない。1つの田舎の風景をパッと観た時に、こんなに萌えポイントがあるんだぞ~~~~~!という、パワーですね。田舎の山育ちにしてみれば・・・そうだよ!その通りだよ!都会育ちの子とか、よく「田舎は何もない」って言うけど、全然違うよ!こんなに大好きなものがあるんだよ!ってなるというか。 著名人が、それぞれ原田さんの絵の中で好きなものを選び、メッセージを寄せる・・・という企画展も非常に面白かったので、また行きたいな。美術館。by姉
2014.09.28
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長野県・ヘブンスそのはら&富士見台高原へ行ってきました。山に住んでるくせに、休みの日に長~いロープウェイに乗って、更に山に踏み入ってしまう我が家;・・・どうしても山が好きなんです!!以下、写真だけですが。 雲の影映り、山がスクリーンになる瞬間が好きです。 視界に山がないと落ち着かない!頭がすっきりしました。by姉
2014.09.26
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長野県諏訪・高島城に行ってきました!江戸時代は、諏訪湖に接した位置に建っていた「諏訪の浮き城」だったそうですが、その後の干拓事業で、湖面から距離が出来たようです。天守からの写真です。ここまで水があったのかな。・・・干拓も大事だったのは分かりますが、当時のままの景観も是非観てみたかった;;上諏訪社・・・この高島城の前に行ってきましたが、諏訪社の成り立ちなんかは、持統天皇がどうの・・・という時代だそう。諏訪湖周辺を治めた諏訪氏は、この諏訪社の神官が平安後期に武士化していったのが始まりだそうで。昔から大事にされていた土地なんだなぁ・・・。やっぱり綺麗ですもんね。その後の、戦国期における武田氏との絡み・攻防の経緯は購入したこの冊子↓にしっかり書いてありました。教育委員会製作の教育冊子万歳!分かりやすい!高島城は、大河ドラマ『風林火山』にもガッツリ登場していましたね。原作・井上靖著の『風林火山』が、史実があやふやな部分をかなりこの諏訪氏との絡みで盛って描いていたようです。確かドラマでは、その時点で「諏訪の浮き城」だったような気がするのですが、年表を確認するだに、その当時はまだ近くの山に築かれた『高嶋城』(山城)か、もしくは、それ以前の『上原城』(山城)だったようですね。諏訪の血を継ぐ勝頼さんは、「信」の字ではなく、諏訪氏当主に受け継がれていた「頼」の字が入っていることから分かるように、当初は諏訪家の跡取りにするつもりだった・・・とか、その辺のうんちくもたくさん説明されていました。正直、武田は・・・詳しくないので;でも、私自身の行動範囲を考えるだに、絶対武田を抑えていた方が、史跡めぐりが楽しいんですよ。頑張らねば。角櫓&掘も立派でした~!by姉
2014.09.22
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福井県・一乗谷へ行ってきました!小谷城と続けて。浅井・朝倉巡りでした。一乗谷は、朝倉氏館を中心とした山間の・・・天然要塞というか、約100年間栄えた、小都のような場所です。真ん中には一乗谷川が流れており、この水を生活に取り入れる工夫が、遺構の各所に観られました。信長に潰されてより、洪水?などで上に土が溜まり、ほとんど手つかずで遺構が残っているそうで。朝倉氏というと、大抵織田方目線で描かれる戦国モノの作品ですと、・・・あまりイイ風には描かれない・・・、っていうか重要視されないというか。浅井の描写に一生懸命にならざるをえないので、その背後の一族~・・・くらいな扱いになっちゃうのがほとんどのような気がします。私自身、「朝倉氏」の印象というものが・・・今までほとんどなくって。小谷攻めの経緯をたどっても、とにかくいいところがないんですよ;ただ今回、一乗谷に行って観て、文化的な面に非常に長けた一族だったんだ、というのがすごく入って来ました。 朝倉氏館跡。建物全体に水路が整備されていました。こちらの庭園・湯殿跡庭園は、石の位置配置がすごく練られているそう。確かに、どの角度から観てもカッコよかった・・・かもしれない;館内に水を引き入れる為に、川の上流から、高さを利用して館の方に水を持って来ています。 この朝倉氏館より、山を登って行くと、要害の際の「一乗谷城」があるみたいです。信長に攻められた時は、一乗谷に至る前に軍勢のほとんどを散らされてしまい、この城に籠ってはいないようですが。縄張り図を観ると、これまた結構な規模の山城のようなので、ここも観に行ってみたいなぁ・・・。観光で行く人は少なそうですが; 館の対岸には武家屋敷が並んでいたそうで、その一部が復元されています。この一乗谷には、貴族・僧侶などの文化人が数多く住んでいたそうで、あらゆる面で、文化水準が非常に高かった・・・とのこと。ガイドさんも、「京都まで行かなくても、この一乗谷の中だけで学べるレベルに」という意識があった、・・・というようなことをおっしゃっていました。 やっぱり京都が近い遺構になってくると、弱肉強食の安土桃山の、超臨戦態勢・・・とは、また少し違った感性を感じますね。現代に育っちゃうと、どうしても・・・「京」の感覚がないんですよ;信長が当然のように、西に、西に行きたがったのも、東京中心に考えちゃうと、現代の感覚でとっつきにくくって。感覚を掴むのって、難しいなぁ。 一乗谷は、館跡がどうの、というよりは、谷全体の・・・整備された都市として、頭に収まり易かったです。朝倉氏の印象というのが、かなり変わりました!(というか、いままで全くなかったところが肉付いた感じ!)かなり特殊な遺構だと思うので、「お城」とはまた違う面白味がありましたよ。by姉
2014.08.25
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滋賀県・小谷城へ行ってきました!安土桃山モノの物語なら、必ずと言っていいほど登場する超有名エピソード・小谷城攻めと、浅井氏の滅亡。その舞台が、この小谷城です。とにかく、人間関係がドラマチック!信長肝入り・且つ、先陣で城を攻めたのが秀吉・・・しかも、それ以前の有名な金ヶ崎の撤退殿戦からの流れもありますし。そしてなんと言っても、大河ドラマでも堂々と主役を張った、浅井三姉妹の激動の人生もここから始まります。私自身も小学生の頃、初めて観た大河ドラマ・『秀吉』で、この辺りを鑑賞しながら大いに興奮し、戦国好きの道へ踏み入れてしまいました;以前から、一度来てみたいと思っていたお城です。夢絵空事のようなエピソードが、実際にあったことなんだと、説得力を持って落ちてくる・・・「歴史」のロマンを楽しむ醍醐味です。 琵琶湖が眼と鼻の先にあります。小谷城は、「清水谷」を囲んだ、言ってしまうと「U字型」の山の尾根に郭が連なっています。基本的に、生活は下の清水谷で行っていたようです。作りとしては、以前訪れた八王子城と似てるな、と思いました。ですが、たった半日?で落城した八王子城と違い、3~4年ほど・・・でしょうか?超緊迫の戦況繰り広げていたお城・・・だからなのか、山上部の「城郭」部分の規模が、八王子城と比べても大きかったです。ここに、人が大勢籠ってた、というのも納得できる規模でした。 小谷城の中核に向かって歩いている途中、見晴らしのいい場所からの景色です。清水谷の出口にでーんと構えるのが、「虎御前山」。織田軍は、ここを乗っ取って、陣を構えていたそうです。あんなとこに、憎い敵が勢ぞろいしていたのか;近いんですよ・・・。そして、腹立つんですよ。こちらも登ってみたかったのですが、時間がなかったので。次は是非登ってみたいです。 琵琶湖が一番綺麗に観える、「桜馬場跡」。 本丸方面に行く手前の道を少し下って行くと、「赤尾屋敷跡」があります。浅井長政自刃の場所だそうです。最後、お市の方と子供たちを織田側に引き渡した後、城の中枢である本丸・大広間から外に出た長政は、帰ることが出来なくなり、ここに至ったそうで。丁度、本丸のすぐ真下にあたる部分ですので、この赤尾氏という方が、浅井家においてどれだけ重臣だったのかが窺がえます。小谷落城・浅井長政自刃のシーンは・・・私の今まで観て来たドラマなんかですと燃え盛る天守閣での自刃がほとんどだったような気がします。しかし、インパクトでの象徴的な「落城」よりも、実際の場所感覚で鑑賞すると、また生々しいです・・・。この「土地のスケール」を拾った方が、人間ドラマは面白いと思うんだけどなぁ。それにしても・・・29歳!?若いよ・・・;;さてさて。黒御門跡を過ぎると、小谷城で一番大きな郭「大広間跡」が現れます。この郭には、ほぼ全域に建物が配置されていた・・・そうです。居住空間があったとも。これだけ険しい山を登ってきて、この広さの郭を観たのは正直初めてで、すごく感動しました。すげーーー!! 大広間から一段上がると、本丸。その先に、「大堀切」という掘があります。でっかい掘です。見ごたえあるなぁ><この堀切によって、小谷城の主要部は2つに分断されています。この先に「中丸」、「京極丸」、「小丸」、「山王丸」という廓が段々と連なっていますが、そちらの方が先に陥落しています。・・・が、そこから数日、本丸が耐えたのは、この堀切が容易に攻められなかったからだ、と説明にありました。 中丸、京極丸は、何段もに連なった階段状の郭です。これがまた・・・想像していたものより、ずっと広くて大きい!秀吉の部隊が急斜面を登り、横から京極丸に攻め入り、その段階で、父・浅井久政と長政が分断され、小丸の久政が自刃。超有名エピソードの場所が、ここまでしっかり残ってるのか。だって・・・秀吉ですよ!小学生のころに、新しい「歴史エンタメ」のロマンを教えてくれた秀吉ですもん。ぞくぞくが止まりませんでした。小丸の先、山王丸を支える「大石垣」です。石を削らず、それ本来の形のまま積み上げるすごく難しい?職人芸が必要な石垣で、時期的にも、城郭にはかなり先駆的に取り入れられたものだそうです。戦国当時のまま残っている貴重なものだそうで、小谷城の見どころの一つです。ガイドの方が、「秀吉がこの城を去る時に崩しそびれた」という言い方をしていました。カッコよかった・・・!城の主要部分、最上部に位置する「山王丸」。神様が祀ってあったそうですが、この辺りの・・・考えとか戦略とか威力とか、なかなか落ちて来ない部分なんですよね。宗教感覚というか。この辺を理解しないと、なかなか当時の「感覚」まで掴めないので歴史好きとして、いつももどかしい部分です・・・! 山王丸の先にも、尾根づたいに、「大獄城跡」、「福寿丸跡」、「山崎丸跡」などの郭がありますが、今回はここまで。また機会があれば、ず~っと歩いてみたいなぁ・・・と思います。 はぁ・・・最高でした!小谷城!繰り返しになりますが、戦国モノでは外すことのできない、超有名エピソードの遺構であり、関わっている人々も、誰もがその名を知っている超有名どころばかり。行って観て、そのエピソードが生々しく、しっくり落ちて来ました。ドラマチックな愛憎劇は否定することなく、むしろ、浅井家という新興大名が、どれだけ賢くて、信長のような大名にとっても敵に回したくない相手だったのか、それが落ちて来たような気がします。戦国のロマンが現存してた~~~!って山城でした。またいつか行こう。by姉
2014.08.23
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久々に上野動物園に行ってきました!私自身は、自他共に認める動物嫌い・・・なんですが;なんかね・・・面白いんですよ。美術館蹴っても、動物園に行きたくなる・・・これはなんなんでしょうか;いや~・・・「動物嫌い」って言って、子供の頃から動物をまじまじと観て来なかったので、なんかもう、いちいち感動しちゃうんですよ;なんだこいつら~~!って; 今居るパンダさんは、アイドル性抜群でした。朝早い時間だったので、活動的だったのかな?上野のパンダといえば、数年前に居た「シュアンシュアン」を観た時がすごくインパクトがあったのですが↑中国から来たばかりで、ホームシックだったんだと思いますが、高いところに登って、遥か虚空を見つめて微動だにしなかった姿が・・・;今のパンダさんたちは、楽しそうにアイドルやってました。 白クマの展示館は、新しく出来たとこだと思います。前来た時はなかった。ダイナミック~~!・・・モロ、旭山動物園の行動展示方式ですね。やっぱり、満足感がかなり違いました;にくきゅう!! う~ん・・・やっぱり、数年に1度は来たくなるなぁ・・・動物園。楽しいんですよね; by姉
2014.05.21
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年末にもう一つ、こちらの城郭に行きました。石川県・金沢城1580年築城。元々、浄土真宗の寺院(要塞のようなもの)があったそうですが、信長の臣下・佐久間盛政がそれを滅ぼし、建てたお城だそうです。このころの、「お寺」感覚がないので、戦国時代の物語を読む時に苦労するんですよね・・・;この佐久間さんが、信長の死後、柴田勝家側に付き、賤ヶ岳の闘いで敗れ処刑されたため、3年後には前田利家が入城したようです。「加賀100万石物語」ってところですね。この辺りは・・・本当に「ドロドロ」なので、歴史モノの作品でも、どこが主観かによって描かれ方が全然違うところだと思います。・・・っていうか、あんまり詳しく知らないのですが;人物やエピソードが肉付いてくると、やっぱり興味をそそられてくる部分です。三谷幸喜監督の『清州会議』も、レンタルが始まったら観たいな。 さてさて。金沢城なのですが、一番の特徴は・・・やっぱり「庭」。金沢城郭の隣に、小山まるまる使った「兼六園」というお庭があります。・宏大(こうだい)・幽邃(ゆうすい)・人力(じんりょく)・蒼古(そうこ)・水泉(すいせん)・眺望(ちょうぼう)という、「六勝(優れた庭の代名詞)」を備えた~・・・なんちゃら、と、公式HPに説明がなされていました。とにかく、広くって凝っているお庭です。城郭よりも凝った作りになってる・・・ような気がしました。なんというか、ここに命(とお金)をかけたのか~って感じ。お庭自体は、5代目藩主の頃より整備され、そののち増改築が繰り返されたようですが・・・まぁ・・・なんかもう趣味だったんでしょうね。庭いじり。・・・江戸時代中、本当に経済基盤が安定してて、「平和」だったんだな!!!これが、金沢城のとにかく一番の印象です。あとは、やっぱり・・・江戸や大坂?なんかの対都会に対する・・・「見栄」みたいなものも、このお庭から感じました。 メインの金沢城の方ですが、石垣が本当に高くてキレイでした。立派なお城です・・・!金沢城郭内には、1995年まで金沢大学があったそうで。「城郭」としての復元整備が始まったのは、本当にここ10年くらいみたいです。「活きている」ってこういうことなんだなぁ・・・と思いました。今のところ、二の丸に復元された「菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓」が、この金沢城のメイン建築物です。本丸・天守もあったようなのですが、実際、1759年の火災で城のほとんどが焼失してしまってからは、本丸の櫓等は復元されず、この二の丸に機能のほとんどが移っていたようです。・・・あんまり、闘うつもりはない風に変遷していった感じですね。しかし、五十間長屋はインパクトがありました!名前負けしない迫力・・・!現在、着々と他の建物も復元工事中みたいです。 本丸の方にも足を伸ばしましたが、植物園状態でした; 金沢は、数年前にも旅行に来たことがあったのですが、その時はまだ「城萌え!!」とか叫んでいなかったので、金沢城は遠巻きに見るだけで、行きませんでした。「城!城!」言い始めてから、ホントずっと行きたかったんですよ。しっくり重厚な「城郭」ってイメージは、遠巻きに見た印象と変わりませんでしたが、隣の山がまるまるお庭だったとは思いませんでした;やっぱり他の「城跡」と比べると、徳川の系統ではない、前田家の、藩主としての盤石さというか、そこの重厚さをすごく感じるお城だったと思います。ちょっと、独立国家っぽいイメージでしょうか。今回は、彦根城・金沢城・・・と、どちらも有名どころのお城でしたが、その違いがまた面白かったです!!お城大好きです!!by姉
2014.02.24
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年末の旅行で、前々から行ってみたかった二つの大規模城郭を周りました。お城・・・お城いいですよ。遅くなってしまいましたが、感想をば。 「滋賀県・彦根城」雪の中の彦根城でした。1622年完成。ですが、20年の歳月をかけて作ったということで、本当に関ヶ原の合戦の直後に築城を始めた城のようです。やはり激戦区というか関ヶ原のすぐとなり、京都の近い要所だからなんだと思います。江戸時代にガッツリ機能していた井伊家のお城ですが、作りの考え方がもう、戦闘に対する危機感を主に置いていて城好きが一番喜ぶ形式のお城だな~という感じでした。こちらは駐車場がある、二の丸の佐和口多聞櫓。内側には、面の幅で階段が付いています。多聞櫓は、「城好き」の行きつくところといいますか、「戦闘」をいちばん妄想できる、ロマンなんですよ・・・!こんな無駄な建築物、他では観ませんもん。また、城の中でも、こういう「大城郭」でしか拝めないものですね。内部では、人の身長の高さまで、壁がぶ厚くなってます。鉄砲のことを考えてるんだな~、って感じです。 立派な掘・石垣です・・・!!「掘」というのは、もちろんお城の規模によって全然印象が違いますが、それでも、どんなに小規模な土で作られたお城でも、意図的に埋め立てをしない限りは、その形がうっすら残っていて。あ、でも山城ですと、掘というより「高さ」になりますでしょうか。とにかく、高さ・深さの立体感・・・ですね。「城」を「城」たらしめる・・・というか、「縄張り争い」が、武力で現実に行われていたんだと、現代日本にはない「当たり前」を、建造物から、建造物を作った方の意識から観てとれる、そういう部分だと思います。 石段!!ちょうど、午前中の気温が上がる時間帯だったので、上からの雪攻撃に合いました。攻撃相手が登りにくいように、わざと段の幅・高さがまちまちという、有名で貴重な石段だそうです。本当に登りにくかった・・・; そして・・・階段の先に見えて来ました。この城の一番の見どころ・・・だと思われる、鐘の丸~天秤櫓、その掛け橋を見上げる「堀切」です。この先の道を進むと、写真の左手・鐘の丸に誘導され、右手・城の中心に進むため、この掛け橋を渡ることになります。戦闘時には、この掛け橋は落としてしまえるように出来ていて、この橋がないと、この堀切の位置から天秤櫓の構えるこの石段をよじ登らなければなりません。・・・おっもしれぇ~~>< 下からのアングルは、本当にずどーん!としてました。天守閣です。きれいな、いかにもな「天守」ですね。個人的に・・・天守は普段あまり興味がないのですが、この天守は、隠し部屋?があったり・・・面白い仕掛けがたくさんありました。 本当は、裏門にあたる?のかな?「黒門」の方や、隣接する庭園もしっかり鑑賞したかったのですが、雪が酷かったので;本当に「メイン」箇所をその順序で回るだけになってしまいました。博物館も休館中だったので、また機会があったら、じっくり回りたいです。しかし・・・やっぱり流石、人気のあるお城。繰り返しになりますが、 実際に戦闘に使用されることはなかったお城みたいですが、やっぱり築城時・築城場所がとんでもないので、戦闘に対する「危機感」が根本にあるお城だと思います。生ひこにゃんは拝めませんでしたがwなんかそんなの全然忘れるくらい・・・城好きキャッホー!なお城でした。すごく面白かったです!by姉
2014.02.16
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先週末、妹と一緒に岐阜県立美術館で開催されている企画展『オディロン・ルドン 夢の起源』へ行ってきました!大学時代は妹とよく美術館へ行っていたのですが・・・最近は本当にご無沙汰でした。以前、この美術館でルドンの絵を観た時からなんか・・・好きで。岐阜県立美術館、岐阜県出身の画家様の絵はもちろんですが、ルドンの絵をいっぱい持っているんですよ。その時は、他の企画展が目的だったのですが、ついでに拝観した常設展の絵の色がすごく印象的で、一瞬でファンになってしまって。なにかと、「好きな画家はルドンです!」って言ってきてました。オディロン・ルドンは、19世紀後半のフランスの画家様。印象派と同時期?ちょっと後くらいかな?絵画を網羅する説明書なんかには、必ず名前が登場するくらいの人気画家です。象徴主義?だとかなんだとか・・・よく書いてあります。この辺はよく分かりませんが。妹の専門分野なので。ただもう・・・エピソードに尽きない画家様で。若いうちから、延々と不気味な白黒版画を描き続けていたのに、50?60?を過ぎ、少年期を過ごした農園を売り払ったとたんに色彩の世界に目覚め、↑上述のように、観る人を虜にする、圧巻の神秘色合絵画で大フィーバーした・・・という;今回は、ボルドー美術館・・・ルドンの地元から、青年期の版画をたくさん借りて来て、年代順に、丁寧にルドンの作品を追っていく作りの企画展でした。全国いろんなところを回ってるのかな?・・・すごくおもしろかったです!!特に印象的だったのが、ルドンが若いうちに影響を受けた、生物学者さん?の紹介と、版画家の師・ロドルフ・ブレスダンさんの作品の紹介。特に、ブレスダンさんの版画が・・・ものすごくて;なんかもう・・・天才なんですよ。超緻密な濃淡で森が描かれるのですが、よく見るとその中に動物が隠れてたり・・・遠くの街並みや空の雲の遠近感はなんだこれもう!!って感じで;ず~っと観てても、飽きないんですよ;またまたファンになってしまいました。ブレスダンさんの画集・・・ないかな?欲しいんですが。とりあえず、過去のブレスダンさんの作品を含めた、19世紀末の版画企画展パンフレットが売っていたので、それだけ買ってきました。版画かぁ・・・今までしっかり観たことありませんでしたが、漫画好きとしては入り易く、良さを捉え易い絵画作品かもです。意識して観てみようかな。 さてさて。ルドンさんの生い立ちや、ボルドーの自宅付近の説明、青年期の修練作がガッツリ展示されていました。建築や、アカデミックな絵画の世界に挫折し、実家に舞い戻った20代半ばの頃から版画を描き始めていましたが・・・これがまたおもしろいんです。ブレスダンさんの超細密版画に憧れたんだろうな、というそれを目指した版画もあったのですが、すぐにぐしゃぐしゃ~って感じになっていって。あ、無理だと思ったんだ。・・・って。ここの諦めはすごく早かったみたいです;そこから、自身の版画集を出し始めたり・・・なんですが、これがどう好意的に観ようと思っても、・・・不気味さ大爆発で。なんかこう・・・目玉?みたいな感じの。多分ですが、なんかパワーを感じるところに目玉があったり・・・するのかな?目玉・・・人の視点なのかな?よく分かりませんが。でも、版画集も、重ねる毎に、なんか・・・あ、いいかも、と思わせる作品が出始めてきます。なんとなく。ちなみに、この青年期・2~30代の頃?に描かれた模写油絵も飾られていました。・・・気付こうよ;ここで;;どう考えても、色彩の人ですよ;アナタ;;・・・って作品でした。 黒版画が延々と続いた後・・・色彩の光世界がやってきます。・・・ルドン展の醍醐味~~///あああぁ~~・・・いい><青がキレイ!!オレンジがパワフリャー!!何がいいって・・・言葉で言えないんですけど、言えないのが・・・「絵」の良さじゃないかなぁ・・・と。生命力のあるところに、オレンジ色があるのかな?基本的には。青はまた・・・力強いんですけど、高潔な感じがするというか・・・なんか、人の意が通ずるところにないものが・・・まっ青っていうか。なんとなくな印象です。うん・・・ルドンさんは、絵についてはよく分からないですが、神話のモチーフとかもさっぱりですし;ですが、なんか素直に「大好き」な画家だなぁ~~・・・としみじみと感じました。久々の美術館・・・やっぱりいいですね。なんかよく分からないけど、分かった気になって帰りました。楽しかったです!by姉
2013.09.19
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