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araiguma321 @ Re[1]:蛍 2024.6.6(06/06) うしまる@さんへ 多い時には、シンクロ…
うしまる@ @ Re:蛍 2024.6.6(06/06) 自宅のそばで蛍がみれるなんてステキです…
araiguma321 @ Re[1]:シャインマスカット 花開き始め 2024.5(05/29) kiki ☆さんへ  ありがとうございます。…
kiki ☆ @ Re:シャインマスカット 花開き始め 2024.5(05/29) シャインマスカットを育ててらっしゃるん…
araiguma321 @ Re[1]:レモンの花 2024.5(05/07) うしまるさんへ 黒くてズングリでブンブ…
うしまる@ Re:レモンの花 2024.5(05/07) 実はおとなしいと聞く「くまばち」君です…
araiguma321 @ Re[1]:四季の香ローズガーデン 2024.5(05/12) kiki ☆さんへ どういたしまして。バラに…
kiki ☆ @ Re:四季の香ローズガーデン 2024.5(05/12) ご紹介ありがとうございます😊 行ってみた…

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崇高 :  、共に在り、 原千畝、 争解決人、 色の魂、 クター・ハック、 跡のリンゴ、 メリカ本土を爆撃した男、 本国最後の帰還兵、 容所から来た遺書、 れる星は生きている
電力の振興と宿命 : 高熱隧道、死の淵を見た男、電力と震災、 田調書を読み解く
伝承なき悲劇 : 津浪と人間、天災と国防、三陸海岸大津波、関東大震災、 京都市計画の遺産
石油の呪縛 : 海賊とよばれた男、綻びゆくアメリカーディーン・プライス、勁草の人
組織の真贋と航空 : Jal再建の真実、推定脅威、虹の翼、永遠の0、零式戦闘機、 劇の発動機「誉」、 海に消ゆ、 ンダジェット
専断の惨禍 : 白い航跡、 イス諜報網の日米最終工作 
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Dec 8, 2014
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「吉田調書」を読み解く 門田隆将 2014年
  朝日誤報事件と現場の真実

 報道の使命、倫理を正しく理解し実践できる者しか報道に携われないはずであるが、自らの思惑によって風聞記事を書いて社内の功名、発行部数増を稼ぐ輩が報道の特権を持ってしまったようだ。
 歪んだ精神に報道はできない。取材を重ねて真実を掴み、真実とその本質を誰にもおもねることなく報道する。この職業倫理が、国の方向を客観的、建設的に考える機会を社会に提供すると思う。それゆえ、それを実行できる組織や人に報道特権が認められなければならないはず。それをしない新聞社はむしろ人を惑わす社会の害毒になってしまう。
 ひどい事件だ。この本に登場する新聞社、政治家は、自己の立場の顕示欲と保身、功名欲に支配された疎外状況にあるのではないか。

 「現場の真実」を読むと、過酷な事故対応に果敢に挑んだ人々の尊とさに感動する。救われたことに感謝しきれない。著者の「死の淵を見た男」、町田徹の「電力と震災」を読むと現場の真摯な思考と努力と決死が窮地を救い、未来を確保してくれたことがよく分る。彼らは使命を大切にし、果たした。人それぞれ何を大切にしたかで、結果は大きく変わる。結果は、世代をまたいで問われ続ける。大切にすべきことを大切にしているのかどうか、新聞社は客観報道をしてほしい。

 日本が破滅しかねぬ事態に陥ったことについて、二度とこうならないように冷静に合理的に建設的な報道をなぜ新聞社はしないのだろう。著者や町田徹の現場取材を重ねた著作を読むと、同じ津波をうけても難を逃れた東北電力女川原発がなぜ15mの高さにしたのかわかってくる。また、福島県沖には、震源をなしとし津浪の危険を少なく予測する土木学会、反対に福島、茨城沖にも大規模地震震源を想定する政府地震調査研究推進本部の両論がだされ、結局、政府は土木学会の立場によってしまった国家の判断の危うさがわかってくる。こんな中でも吉田昌郎さんは、津浪の影響を検討し、土木学会に再審議要請をしていたことなどの事情があかされている。
 取材さえすれば実相がわかることがよく分る。取材さえしていれば、短絡な扇動報道はできないはずだ。なぜ、現場取材をせず、日々の表層的事象を追ったり、自己の思い込みの情宣記事を書いてしまうのか。不思議でならない。
 自らの組織に精神隷属した記者は、筆をとるべきではないのではないか。






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Last updated  Dec 19, 2014 10:54:06 AM
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