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Jul 12, 2015
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テーマ: 私の読書(24)
カテゴリ:
「ドイツ帝国」が世界を破滅させる エマニュエル・トッド 2014
 日本人への警告

 ドイツの支配力が大きくなっていて、その力の源泉が、自国の規律的経済運営とともに、周辺の親密国とのドイツ圏経済圏の形成にあったとは驚きです。ユーロ圏内の貿易黒字独り勝ちだそうで、背後には旧ソビエトの教育による質の高い低賃金の東欧労働力の活用効果があるそうです。

 さらに、通貨統合されたユーロ圏の各国とも平価の切り下げはできないわけで、国力に見合う賃金水準に、為替レートで調整することができず、ユーロ圏内の貿易不均衡を調整する機能がなくなってしまっているので、ドイツがメリットを独り占めする状況になっているようです。

 価値観のことなる民族が理念で命運をともにできるようになるはずでしたが、超富裕層1%との国内での格差とおなじように、ユーロ域内で国別の格差が生じ、異民族にまたがる経世済民の政治・行政の実現は、金融資本主義の脅威の前で難しくなってきているようです。

doku





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Last updated  Jul 15, 2015 03:13:50 PM
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