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2024.04.09
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カテゴリ: 識別について
昨日、谷津干潟でハシビロガモ生殖羽を観察しました。
生殖羽も嘴が橙色のもの、黒色のもの、三列風切の薄橙色の斑の大小の違いが
あります。これまで観察した個体の写真を使って紹介します。
一枚目の個体は雄と一緒に水面を移動していたときの一枚です。
この個体の嘴は黒色、虹彩は暗色、羽縁が薄い橙色で体全体が明るい印象がありました。
ただし、三列風切には薄橙色の斑が小さく見えていました。
二枚目の個体は、嘴は橙色で、虹彩は暗色、羽縁は薄い橙色でした。
三列風切の薄橙色の斑は横に長く見えていました。図鑑類で雌生殖羽と記載されるのは
この個体が多いと思います。
三枚目の個体は、虹彩は茜色、雌成鳥と比べると雨覆に褐色味があり、脇の羽に丸みはありませんでした。幼羽から第一回生殖羽に換羽中のものと思われました。
四枚目の個体は、虹彩は茜色、脇の羽は丸みが強く、非生殖羽と思われます。
五枚目は、雄エクリプスと思われる個体で虹彩が黄色です。
雌の虹彩は暗色から黒っぽい赤や茜色などの変化に富みます。
雄エクリプスでは嘴は橙色の個体が多い気がしますが、この個体は黒色です。
(写真)
一枚目、二枚目:2024年4月8日千葉県習志野市谷津干潟
三枚目:2018年1月3日千葉県市川市中国分
四枚目:2009年11月8日千葉県成田市















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最終更新日  2024.04.09 10:56:29 コメントを書く


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