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2024.07.24
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オフィスのある千葉県柏市ではヒメアマツバメの姿を春から秋に見かけます。
ところが平田和彦さんが「しいむじな」(房総の山のフィールド・ミュージアムニュースレター)に
「真冬にまで巣を使うヒメアマツバメ」について紹介しています。
平田(2019)は、「日本ではほとんど記録のない鳥でした。1967年に静岡県で繁殖が確認されるまでは、日本ではほとんど記録のない鳥でした。その後、急速に分布を広げました。
勢力を拡大できた理由は定かでありませんが、もともといたコシアカツバメやイワツバメの存在が影響した可能性も考えられます。
冬の特集にツバメ“だなんて違和があるかもしれません。ヒメメアマツバメだけは留鳥として、夏に繁殖のため使った巣を冬にはねぐらとして使い続ける」と述べています。
(東葛地区でのヒメアマツバメの観察記録)
我孫子野鳥を守る会の観察記録によると、2005年5月27日に我孫子市内で飛翔している姿が観察され、2020年6月27日に柏市内で営巣した巣に出入りしていたのが目撃され、2021年4月23日に柏市内で8羽が飛翔する姿が観察され、以降2024年7月まで継続して姿が観察されています。ただし、いずれも繁殖期の観察記録ですがヒナは観察されておらず、塒として巣を使っているものと思われます。
平田和彦.2019.房総の山のフィールド・ミュージアムニュースレター.第67号.p1-2
(参照)
我孫子野鳥を守る会.会報ほーほーどり.NO1-297.1975-2024年3-4月号
(写真)









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最終更新日  2024.07.24 17:18:17 コメントを書く
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