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立春も間近になり此処二、三日寒さも和らいで来ましたので、東京湾アクアラインを使って、南房総に花を愛でるドライブに行って見ました。多摩ニュータウンから川崎街道を使いますと道なりにアクアラインに通じていますので、簡単に行けると思ったのですが、武蔵小杉、武蔵溝口、川崎等の繁華街を通過するのに手間取り、アクアラインに入るまでに約2時間も掛かってしまいました。採算性の悪さで悪名高いアクアラインは、片道3000円の通行料に値下げされたのですが通行量は一向に延びず、相変わらずガラガラに空いていましたのであっと言う間に木更津に着きました。アクアラインは南房総の開発を意図した政治道路でしたが、通行料の高さから産業道路としては機能していませんので、赤字累積が肥大し、50年償還計画でも無理で破綻するのは眼に見えていることが実感出来ます。しかしながら、兎に角ドライブするには真に快適な高速道路でした。木更津から館山迄は高速道路が一部しか開通しておらず、通常道路を多く使って南下しますが、約60kmの走行距離がありますので房総半島の南端にある白浜に到着しましたのは自宅を出てから約4時間が経過していました。南房総は、やはり開発が遅れた地域の様で、一本のアクアラインで観光・産業開発促進出来ると考えたことに無理がある様です。白浜町一帯は、温暖な気候を利用した花農家が多い様で、花摘み・散策の看板が多く見かけられましたが、その中でも良くテレビで紹介されます白浜フラワーパークに行って見ることにしました。白浜フラワーパークは個人経営で公開されている、思ったより小さなパークでした。それでも園内は綺麗に整備され、ポピー、キンセンカなど屋外ものの花が咲き乱れ、畑周囲の菜の花も満開でした。其処を出て南房パラダイスにも行って見ましたが、こちらの方が規模も大きく園内も良く整備されている様でしたが、既に午後4時に近く見学している間に暗くなりそうなので、入園せず帰宅することにしました。長い時間ゆっくりと過ごすには白浜フラワーパークよりも南房パラダイスの方が良い様に思われました。
2004.01.31
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1824年に創設され、富める国の勢いに任せてコレクションを増やし、その収蔵量はルーブル美術館と劣らないと言われている英国国立美術館(National Gallery)はトラファルガー広場(4頭のライオン像が設置された戦勝塔を中心としたロンドン中心部の広場)に面して建っています。ルネッサンス以降、近代に至るまでの有名な画家の作品が集められていて、イタリア・ルネッサンス、フランス絵画の収蔵数は世界一と言われていますが、所謂お馴染みの名作というのが余り多くありません。それでも勿論英国出身のターナー、コンスタブルの作品群も此処ならでは思われるものが多く展示されていますし、全部で46室に亘ってイタリア、オランダ、フランス印象派、スペイン各地から収集されや作品には素晴らしいものが、多く見受けられます。それでも勿論英国出身のターナー、コンスタブルの作品群も此処ならでは思われるものが多く展示されていますし、全部で23室に亘ってイタリア、オランダ、フランス印象派、スペイン各地から収集されや作品には素晴らしいものが、多く見受けられます。その中でもオランダ・フランドル派「多様な製作数、豊富な構想力、熟達した筆使いの軽快さに於いて他の画家の追随を許さない」と言われるペーター・ルーベンスの多くの作品が展示されています。スザンナ・フールマンの肖像(1625年頃、油彩、77x53cm)ルーベンスの後妻となったエレーネ・フールマンの姉スザンナ・フールマンの肖像は「麦わら帽子(Chapeau de Paille)」とも呼ばれていますが、豊麗さ、その生気から傑作として有名な作品です。明るく潤んだ瞳、豊満で健康的な胸の輝き、組んだ手の美しさの表現にはやはり他の画家には真似の出来ない領域に達しているのかも知れません。この肖像を鉛筆でスケッチしたことがありますが、拙筆でその生気溢れる雰囲気は全く再現することが出来ませんでした。
2004.01.30
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スウェーデン国立美術館(Natinalmuseum)はストックホルム旧市街地区ガムラスタンの対岸にあり、毎年ノーベル賞受賞者が宿泊することで知られるグランドホテルと並んで目立つベニス・ルネッサンス式の白亜の建物で、そのあたりの景観に欠かせないものとなっています。18世紀末スウェーデン国王のグスタフ三世の厖大なコレクションが寄贈されて王立美術館が発足したのが発端となり、1866年に新しい建物が完成しました時に国立美術館と改名され、現在に至っています。国立美術館にはレンブラント、ルーベンス、ルノアール、ゴヤ、ドガ、ゴーギャン等の絵画、数多い彫刻が約1万5千点も収蔵されています。特にレンブラントの作品は、日本に知られているものは少ないようですが、ニューヨークのメトロポリタン美術館に匹敵する程の所蔵数を誇っています。バタビア人の陰謀(製作年代1661-62年)196 x 309 cm1659 年アムステルダム市当局は、新市庁舎完成を記念して、8面の壁を西暦69年ローマ帝国に抵抗したバタビア人を題材にした油絵で飾るべくレンブラントに製作を依頼します。これはオランダ初期の歴史で、独立と国の誇りを示すものとして知られていたのです。完成された最初の油絵を見た当局者はその醜悪さに受け取りを拒否、残り7枚の製作に就いては契約破棄としてしまいました。国の誇りをテーマに依頼された作品を、この様に陰謀に満ちた雰囲気の油絵にしたのかは定かに分かりませんが、光と影を使った明暗法を駆使したものとなっている様に思われます。レンブラント畢生の名作と言われます「夜警」はアムステルダムの国立美術館にあります。それについてはこちらのHPをご覧下さい!
2004.01.28
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ムンクの代表作が展示されていることで知られるノルウェー国立美術館(Nasjonalgalleriet)は首都オスロ市の目抜き通りであるカール・ヨハン大通りのノルウェー大学の角を曲がった小径(Universitetsgaten 13)に位置しています。1836年に設立された時は別の場所にあった様ですが、1881年に現在の場所に収蔵物が移されました。1880年頃から始まったノルウェーの美術運動は、影響を受けたドイツから脱して、フランス美術を取り入れて独自の発達を遂げた様で、その集大成が世紀末エドバール・ムンクに集結している様です。ムンク美術館は市郊外に又別に設置されていますが、ノルウェー国立美術館には代表作58点が集められ、ムンクの部屋に展示されています。有名な「叫び」、「生命の舞踏」「思春期」は全て此処に収蔵されています。苦渋に満ちた、死への恐怖と生命への熱望を描いたムンク作品は、ナチス・ドイツによって「頽廃芸術家」と宣告され、1937年82点が没収されてしまいます。彼は、1940年にノルウェーを占領したナチスへは協力を拒み、終戦前の1944年1月孤独の内に心臓麻痺に生涯を閉じてしまう熱情の人生だった様です。その他、グレコ等古い西欧の絵画群もあり、19世紀末から20世紀初頭のドラクロアからレジェに至るまでのフランス絵画が多く収蔵されていますが、日本で知られている作品は多く無い様です。この分野になるとパリのオルセー美術館に多くの作品がありますので、わざわざ、此処ノルウェー迄来て紹介される機会が少ないのが知られない理由だと思います。訪問しましたのは1998年6月のことでした。美術館入口で頂いたパンフレットでスライドショーを作って見ましたのでご覧下さい!
2004.01.27
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社会の木鐸と言われますマスコミのバッシングは時宜を得て正当なのでしょうか? 単にニュース性のみを追求し直ぐに見向きもしなくなるマスコミの自己欺瞞も露呈しているのかも知れません。大相撲初場所で、優勝を果たしたモンゴル出身の朝青龍、久しぶりに全勝優勝しそうな勢いですが、相撲協会に意に添わない私生活が非難の的となり、新聞各紙がバッシングを続けています。「和服以外の服装で公の場所に出た」、「先代親方の葬儀に出席しない」等がその理由で、その様な生活態度が続けば、引退勧告まであり得るとの報道が面白可笑しく新聞紙面を踊っています。それらに反抗する為、制限時間一杯の仕切を終えて、立会前には放送カメラに向かって、カメラ目線で自分の存在を誇示する態度は暴力団関係者の眼を着ける態度に通じて、見ていて気分の悪いもので、是非治して欲しいと思います。好漢が相撲協会に意に添わない反抗的な対応で、そのスポーツ生活を終焉させてしまうのは如何にも惜しいことですから・・通常国会では小泉首相が野党質問に、自分の方針に反対する同様な質問だとして答弁拒否をしました。憲法前文迄持ち出して「イラクへの自衛隊派遣を無理に正当化させる方針」に異議を唱えた関連質問には答弁済みとしたのです。多くのマスコミが世論調査を下に、説明責任が足りないとのバッシングしていることに苛立って業を煮やしたものと思われます。イラク侵攻の大義、即ち「大量破壊兵器の破棄」目的が疑われる様な報道が、ブッシュ政権の元中枢からも洩れ聞こえて来る様になりました。いち早く、米国のイラク侵攻を支持し、大義を問われて「フセインが見つからないと言ってフセインがいなかったことにならない如く、大量破壊兵器が見つからないと言って無かったことにならない」との珍答弁したのです。野党のみならず、自民党内でも加藤氏、古賀氏、亀井氏等が米国追従外交に異を唱え始めました。多分イラク国のアメリカ占領統治への協力が、テロ攻撃に晒されて武力行使となり「戦力放棄と言う憲法精神に迄波及する」のを懸念し、国連枠組みの中でのPKO自衛隊派遣が最善と考えているのだとしているのだと思います昨年9月の自民党総裁選で反旗を翻した、藤井氏、高村氏、亀井氏を一切の自民党役職から遠ざけ閉門蟄居状態とし、軍門に下った額賀氏、堀内氏を愛い奴として登用しての森派閥に乗っての政権を続けたのですが、今後どの様に展開するのでしょうか?道路公団民営化問題でも委員の多くが辞任し、小泉構造改革は終焉を迎えたと思っているのですが、異様に内閣支持率が低下しないのは、不気味に見えて疑問が残ります。組織に反抗する朝青龍と違って、小泉首相は国家最高権力を保持していますので、50%を越える内閣支持率を背景に、マスコミ批判に耐えて権力を笠に着て正面突破と行くのでしょうが、果たして思惑通りに行くでしょうか?
2004.01.25
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24節気の内、大寒となりました。2月4日立春迄の二週間が最も寒いと言われる季節と言われています。今冬は小寒に入っても、何か温暖な天候が続いていた様で、地球温暖化で厳しい冬の到来は来ないのかと思っていましたが、一転シベリア寒気団が日本列島に居座り、日本海沿岸地方、北海道地区では大雪、関東地方では乾燥した寒風が吹き荒ぶこととなりました。今まで暖かい気候に慣れてしまっていますので、寒さは応えます。しかし、やはり寒さが厳しくなければ、暖かい南国の気候に憧れることもありませんので、寒い季節はそれなりに寒くなければなりません。ユカタン半島北東端の避寒リゾートであるカンクーンを訪問しましたのは21年前の1983年1月のことでした。カンクーンは北回帰線より南に位置していますので、熱帯圏にあり1月でも暑くて海で泳げるのが普通ですが、時によっては北極寒気が低いアパラチア山脈を越えメキシコ湾を渡って、寒さが来てしまうこともある様です。同行した子供も家を出てしまって、古い昔の家族旅行となりましたが、何かの参考にご覧下さい!マヤの大遺跡、有名なチチェン・イツァには行けませんでしたが、海岸に残され、風景とマッチして世界一美しいマヤの遺跡と言われますトゥルム遺跡のスライドショーもご覧下さい。今では、ツアー旅行も多々ある様ですが、20年前は1ドル=230円もしていましたので、日本人旅行客は殆どおりませんでした。その頃はヒューストンに駐在していましたので、僅か2時間のフライトで気軽に行けたお陰です。
2004.01.24
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同じ職場に入社し、30年弱一緒に働いていました同期の桜とも言う友人が昨年末に急逝しました。職場で近しい間柄でもあり、同じ社宅、同じ様な家族構成だったのですが、お互いに住居を構えてからは、職場内ですから賀状の交換もありませんでしたし、52才を過ぎてから職場も違ってしまった状況で退職しましたので、他の人達からの連絡メールがある迄、病気に就いても知らなかったのです。急遽、昨日はお宅に伺い焼香して参りましたが、お互いの愚痴の交換も無く永久の別れとなってしまったのは残念至極でした。残された奥様によりますと、毎年健康診断は受けていたのですが、昨年2月顎付近に違和感を覚えて診断して貰った所、癌だと判明しました。しかも、末期5段階と分かったそうです。医者の紹介で、飯田橋にある東京歯科大学病院に入院し、抗ガン剤投与されての闘病生活が始まりました。一時は効果も見られ、快方に向かった様に見え、本人も元気になり抗ガン剤投与以外の治療も試して見たいと申し入れた所、病院からは「他の治療法を試したいのであれば、退院してやって下さい」と、無理矢理退院させられてしまいました。病院の医療法に異を唱える人には容赦しない対応で、本来の仁術からは遠い存在となっている様です。その後、自宅近くの病院に入院していたのですが、血液中にミネラルの不足が激しいとの診断があり、ミネラル剤を飲み出してからは、病状は悪化の一途となってしまったとのことでした。命日となった12月9日は、午前中に本人と面会して帰宅した所、病院から病状悪化による逝去との連絡あり、急な容体変化に呆然としてしまったそうです。私とは同期の桜、満63才、優雅な定年後の生活を楽しむこと無く亡くなられたのが、残念です。1982年には、北米・カナダでの天然ガスパイプライン調査を行う為、私が駐在していたテキサス州ヒューストンにも来て呉れ、ミネソタ州、ノース・ダコタ州、カナダのサスカッチワン州を飛び回ったのが、まるで昨日の様に思い出されます。調査途中では、ミシシッピー川の源流も一緒に探しに行ったりもしていました。未だ40才になったばかりで、お互いに全てに於いて活動的でした。光陰矢の如し、次は我が番かと沈みつつ感傷的にもなりますが、友人の冥福を祈って、合掌致します。
2004.01.22
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開発か自然保護かは何時も論議される問題ですが、環境保全を得つつ発電すると言われる風力発電もその埒外では無い様です。極端な開発も困りますが、極端な自然保護にも付いて行けないものがあります。Yes or Noの結論を簡単に着けるだけで無く、何とか双方で妥協の出来る次善の方法を探って行く必要がありそうです。朝日新聞1月21日朝刊の「天声人語」に次の様に書かれています。国立・国定公園でも風力発電施設を設けやすくする様な基準を作って欲しいと、推進自治団体や発電事業者の団体が政府に要望した。環境省の検討会では、安定して強い風が得られると要望のあった山の尾根への建設を、景観が損なうとして厳しく規制する方針と言う。光や水や風の活用は大事だし、更に広げて行きたい。寧ろ、前向きに考えて、よくよく悩んだ上で折り合いをつけて貰いたい。風は、消えることも減ることも無いのだから。従来は風の強い地域で、僻地や離島での発電確保を目的とした風力発電も東京湾地区にも設置される様になりました。化石燃料も核燃料も使いませんので、CO2削減に最適の様ですが、発電容量が極めて小さく設置コストが高価である為、CO2削減の切り札と考えるには無理があります。政策的な新エネルギー奨励助成が外されますと、従来の火力発電に較べて発電コストが極めて高く、それらと競合出来なくなり経営的には成り立ちません。種々の評価と論議が必要でしょうが、送電コストが高くなってしまう僻地や離島での発電が、風力発電の生かされる道だと考えています。経済産業省資源エネルギー庁HPには次の様に紹介されています。風力エネルギーは、風向・風速の変動により安定したエネルギー供給の難しさはあるものの、潜在的には資源が広範に賦存し、無尽蔵な純国産のエネルギーである。 経済産業省では、1976~2000年までサンシャイン計画において風力発電システムの技術開発、1981~1986年度まで三宅島で100kW級風力発電プラントの研究、1990~1998年度まで大型発電システムの技術開発、1999年度から離島用風力発電システム等の技術開発を実施している。 我が国の風力発電の導入実績は、2001年度で260基超、出力約14万kWとなっている。これまで、そのほとんどは電力会社、地方公共団体、国等が試験研究用あるいはデモンストレーションとして設置したものであったが1992年の電力会社による余剰電力購入制度及び1993年の系統連系技術要件ガイドラインの整備により、近年、発電電力を電力会社に売ることが可能となったため、売電事業を目的として設置されたものも増加している。 世界第1位のドイツにおける風力発電の導入実績は約610万kW、第2位のアメリカは約260万kWで、我が国に比して相当大きな導入量となっており、一層の導入拡大を目指した政策的支援が行われている。 我が国における最大の課題は、普及が進んでいる欧米諸国に比べ大気の乱れが大きく、設備利用率等に起因する高い発電コストである。1995年度から「風力発電フィールドテスト事業」を創設し、風力発電の有望地域において風況精査を実施するとともに風力発電設備を設置・運転を行い、データ収集等の調査研究事業を実施している。又、1997年度から地方公共団体に対する支援制度として「地域新エネルギー導入促進事業」及び民間事業者に対する支援制度として「新エネルギー事業者支援対策事業」により導入経費に対する補助を行っている。
2004.01.21
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日本エアシステム(JAS)の主力機種MD81およびMD87に原因不明のトラブルが発生しました。点検整備には数日を要する様で利用客には不便となりますが、空輸の安全性を確保するには仕方がありません。朝日新聞1月20日には次の様に記載されています。1月6日に福岡空港で、7日には鹿児島空港でMD81型機と同87型機で相次いでエンジンに異常振動が発生した。両機のエンジン2基を取り外し、メーカの米プラット・アンド・ホイットニー(P&W)社に空輸して点検を依頼。同社で分解点検したところ、何れも前から8番目のステータ(固定羽根)部分に破損が発見され、17日にJAS側に通知された。この為、JASでは18日夜から内視鏡を使って緊急点検した所、20日未明迄に7機の内6機のエンジン7基で、同じ個所の羽根に約1.5cmの亀裂が見つかった。欠損や亀裂が見つかったエンジンは、交換に1~3週間掛かると言う。飛行機にとって心臓部であるエンジンは、構造が複雑なこともあり、日々の点検整備でも最重要部位だ。加えて着陸8000回毎(4年前後に1回)に分解検査も行われている。JASによるとステータは分解した時のみ点検していると言う。搭載されているエンジンはユナイテド・テクノロジー傘下のプラット・アンド・ホイットニー(P&W)社製のJT8Dターボファンエンジンで、今までにバージョンアップを含めて14000基以上出荷されている信頼性の高いエンジン・シリーズで知られています。名機と知られるボーイング727型機のエンジンとして1964年搭載され、その後ダグラスDC9にも搭載されて、そのダグラスDC9はダグラス社がマクドネル社に吸収合併されたことによりMD80シリーズに展開されています。およそ40年近く経過している長命なエンジンですが、時代要求に合う様に、原型エンジンからは数多い設計変更が為されています。しかし今回破損した圧縮機部分は、設計寿命が少なくとも10万時間が確保されますので、分解点検でも殆ど欠陥が見つからないのが通常です。但し、薄いチタン製の羽根ですので、飛行中に氷とかの異物侵入によるロータ(回転羽根)破損は報告されていますが、今回の様なステータ(固定羽根)のみの破損は聞いたことがありません。固定部は回転部に較べ、遠心力が掛かりませんので応力的には余裕があるからで尚更です。設計変更でその8番目ステータ部分に、羽根の固有振動と空気流れ振動が一致してしまう共振状態が発生した結果としての疲労破損が疑われます。早急な原因究明と是正策が実施されることが望まれますが、設計変更はなかなか難しい結果を招くことがありますので要注意なのです。
2004.01.20
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トレッキングエッセー紀行と言う番組が、NHKBS2にて三回シリーズで放映中です。従来の世界各地トレッキング紀行番組では女優の方々が初めてのトレッキングを楽しく体験する趣向でしたが、今回は作家の方々がトレッキングの意義を考えながらトレッキングに挑戦し随筆を書く構成に変わりました。随筆朗読には声優の方々が起用され、イギリス湖水地方、イタリア・ドロミテ山塊、ギリシャの三地方をトレッキングするものです。毎週日曜日放映で第二回目の紀行は、イタリアのドロミテ山塊トレッキングで1月18日夜10時45分から午前0時迄、一寸遅い時間帯なのが玉に瑕です。案内ガイドはドロミテ山塊のアルピニストで山岳ガイドでもあるイタリア人のルイージ・マリオ、トレッキング体験者は作家角田光代女史でした。圧倒的的な山岳自然は、ちっぽけな人間の思惑や行動を越えてしまい、何某かを考えさせて呉れる良い機会の様で、この番組は特筆ものでした。言葉が意味を為さなくなる雄大な自然は、エッセー作家にも再度自分を見つめ直す機会を与えて呉れた様で、段々と素直になって行く自分を見つめ素直に書き込んだエッセーは今後の飛躍を予感させるものがありました。又、イタリア人ガイドも、ローマ生まれのアルピニストですが、体験した圧倒的な自然の存在感を自分の中で育てる目的で、カトリック信者ではありますが日本を訪問して禅寺修行をした人で、自然を押しつけるのでも無く、淡々と体験者にトレッキングを考えさせながら物静かな案内に徹する紳士で好感が持てました。平地から見るドロミテ山塊をスライドショーでご覧下さい!素晴らしい山岳風景の広がるドロミテ山群、機会を見つけて再訪し、夕日に映えるドロミテを見てみたいものです。昨年書きました日記を参照して下さい!
2004.01.19
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アメリカ国防省は1月18日、イラクの石油施設修復事業(事業費12億ドル)について、競争入札の結果、ハリバートングループ(Halliburton)のケロッグ・ブラウン&ルーツ(KBR)と契約したと発表した。KBRは既に昨年3月に70億ドルに達する修復事業を競争入札無しの随意契約で受注し、水増し請求した疑いがあるとして、国防省が調査中であった。既に1兆円に近い金額がハリバートン1社に発注されたことになります。中近東地区の競争入札で行われる民間ベースでの石油・天然ガス関連プロジェクトは圧倒的にベクテル(Bechtel)、フロア(Fluor)が強かったのですが、イラク復興事業では様子に明らかな変化が見られます。KBRは元々ケロッグ(Kellogg)、ブラウン&ルーツ(Brown&Root)と準大手クラスの別独立会社であったのですが、圧倒的な企業差を克服する為ハリバートン(Halliburton)傘下となって合併して、生き残りを計った企業でしたが、一挙に勢いを取り戻しました。ブッシュ大統領の出身地テキサス州にあり、石油産業の本拠地であるヒューストン市に所在しています。これは、ブッシュ政権における公益と私利の衝突の一例で、ディック・チェイニー副大統領のハリバートン社との関係から生じた様です。ハリバートン社はペンタゴンと定常的に仕事をしている石油サービス・建築企業で、1995年から2000年までチェイニーが最高経営責任者だったのです。ハリバートン社は、2003年3月に、「戦後」イラクの油田の火を消す随意契約を手にし、また、2003年5月に米軍が明らかにしたように、イラクの油田を運営し石油製品流通を担当する随意契約を得て、従来苦しい赤字決算が一転黒字決算となりました。ブッシュ政権はイラク復興事業の競争入札を行うに際しては、イラク侵攻反対国であった、フランス、ドイツ、ロシアの常任理事国企業群の参加資格を認めず、物議を醸しだしています。それに加えて、アメリカ国内でも定評のある企業群を排してハリバートン社の肩入れが続いており、エンジニアリング企業の雄ベクテル社は一部参加辞退の声明が出される事態となりつつあります。利権構造も此処まで徹底的に行われますと、呆れてしまい開いた口が塞がりません。昔、ベクテル社出身のシュルツ国務長官も政権の中枢にいましたが、これ程の腐ったかに見える利権構造はありませんでした。やはり、国際協調を理念とした国連による復興事業に換える必要がありそうです。
2004.01.18
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ニュージランド南島を訪問しましたのは、3年前の今頃でした。南半球は真夏の時期でしたので、天気の良い昼間は半袖で過ごせる程暑かったのでしたが、南緯の緯度が高い精でしょうか夜は防寒着が必要な程冷え込むのには吃驚しました。その頃は、世界を震撼させた同時多発テロも無く、世界各地の観光地を求めて多くの観光客が旅行を計画した旅行ブームのただ中にありました。私自身は自衛隊派遣は国連の旗の下で実施されるべきだと考えており、アメリカの要請での派遣となってしまった結果は残念で仕方がありませんが、先遣隊派遣と言う現実に直面しますと、自衛隊は任務を無事に遂行しての全員無事帰還を祈って止みません。生活が一向に好転しない米英の占領統治から、イラク現地の反米感情が異常に高いので、派遣期間が思惑通りの1年で収まるか否かが気に掛かります。此処までテロ対決の名の下に一国平和主義で戦争を仕掛けたブッシュ大統領、今年の米国大統領選で彼が再選されないことが平和到来の一番の早道かなとも思っています。兎に角、一刻も早くイラク復興支援が成功して、平和が到来しての旅行ブーム再来が経済復興にも大きな役割が果たせる様に願っています。ニュージランド南島訪問での2001年1月16日から1月18日迄の写真紀行です。途中、クック山国立公園内を平地トレッキングしました。思ったコースから外れてしまったのは残念でした。
2004.01.17
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全て経済優先・金儲け全盛の世情では、地道に研究する人達が落ち着いて研究に没頭することが難しくなって来ました。これがグローバル・スタンダードでは困りものです。朝日新聞1月13日夕刊に次の様な記事が載りました。フランス政府が全ての国立研究機関に係わる改革案を示した所、反発した科学者等が一斉に辞任を表明する騒ぎとなった。研究補助金の一部を凍結し、550人の研究職については終身制から3~5年任期のポストに変更する方針を明らかにし、民間企業による科学研究を奨励するのが狙いであった。これに対し、各機関の研究者達は「政府は研究の放棄を狙っている」との非難声明を発表し、現状維持を求め、受け入れられない場合の集団辞任を呼び掛けた。賛同者は5200人余り、物理学者のアレーグル元国民教育相は「この国では、もう研究に携われない」と米国に移る意向を示した。ラファラン首相は「研究予算を削る意図は無い。行政改革の一環で、前向きの取り組みもある」と弁明している。日本でも、行政改革の一環として航空宇宙科学の効率的運用を目指して、文科省の下に研究機関が統合されました。独立行政法人として自立経営を目指すべく、理事長はJR東日本副社長であった山之内氏が就任しました。しかしながら、予算規模が大きい宇宙開発事業団(NASDA)が組織の中核となった為、弊害が出ている様です。宇宙開発事業団(NASDA)は、研究から製造・運用迄、メーカへの丸投げ体質で管理集団的色彩が強く、統合された他研究所とは肌合いが違うのです。新しい機構のHPには次の様に沿革経緯が記載されていますが、真の総合力発揮には時間を要する様に思われますし、研究者達の不満がフランス研究機関の様に公のニュースとなって聞こえて来ないのですが、旧NASDA以外の統合された他研究所からの頭脳海外流出が懸念されます。21世紀において、宇宙を目指すことは単なる夢ではなく、日本の経済発展のため、生活の質の向上のため、安全の確保のため、そして人類の持続的発展のために、非常に重要な活動となっています。2003年10月、東大宇宙航空研究所(ISAS)、文科省航空宇宙技術研究所(NAL)、旧総務省宇宙開発事業団(NASDA)が統合し、独立行政法人「宇宙航空研究開発機構(JAXA)」が誕生しました。それまで独自のアプローチで未知なる宇宙や空へ挑んできた各機関が3本の矢として束ねられ、基礎研究から開発・利用に至るまで一組織として一貫して行える体制が整ったのです。3機関の統合にあたっては、行政改革の方針もチャレンジと受け止め、組織の効率化や職員の意識改革も目指します。産業立国・日本は、世界に先駆けて「知の創造」を目指さねばなりません。新組織JAXAは、国際的にも欧米に肩を並べる機関として、宇宙航空開発の歴史に新たなページを開いていきます。統合とか合併とかには、市町村合併も含めまして最大勢力であった旧組織形態の維持が最優先されますので、新しいJAXA機構での旧NASDAの丸投げ体質の蔓延が懸念されます。そうでは無く、自力研究を推進出来る研究開発機構であって欲しいと思います。研究者全てが管理者であったならば、費用対効果評価によって基盤研究は等閑となり、革新的な技術の進展は無いのです。
2004.01.14
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一等星の多い冬の星座を暖かい屋内で鑑賞出来るのは素晴らしいことです。東京郊外の多摩センター駅前から歩いて5分程で、地上21階にあるプラネタリウムに行くことが出来ます。教育関連事業を行っているベネッセ(旧福武書店)の事務所ビルなのですが、最上階の21階が展望フロアになっていて、其処にプラネタリウムが整備されています。アミューズメント・パーク「サンリオ・ピューロランド」の隣に位置していますし、地下には無料の駐車場(2時間まで)もある様です。地上100mの高さにある展望フロアからは、南方に横浜ランドマークタワー、西方には丹沢山塊・富士山、奥多摩山塊、等の素晴らしい景観が楽しめます。企業所有のプラネタリウムは通常週末の土日に一般公開されますので、家族連れで来る人達が多いようです。入場料は現在大人400円、小人200円となっていて手頃な価格になっています(昔はそれぞれ800円、400円だったと思いますが、何時の頃からか値下げしたのだと思います)。学校・幼稚園からの20名を越える団体は予約しますと、一般公開日以外の平日にプラネタリウムが無料で公開されることになっていて、教育事業の一環としてボランティア活動している様です。この3連休の初日である1月10日(土曜日)に散歩がてら行って見ましたが、遠くが靄っていて展望フロアから富士山を見ることは出来ませんでしたが、「冬の星座」、「オーロラ-光のシンフォニー」のプラネタリウムを楽しむことが出来ました。「星に一番近いプラネタリウム」と銘打ってのベネッセ・スタードームのHPがあります。多摩センター駅前のクリスマス・イルミネーションの一部が2月14日迄残される案内も載っていますので、ご覧下さい!星座は二次元で良いのですが、オーロラは三次元投影が出来るともの凄い迫力が出るのに等と想いながら、40分間のショーを楽しんで出て来ました。
2004.01.13
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美しいトルコ石色の湖面が幻想的に見えるテカポ湖はニュージランド南島観光のハイライトの一つです。湖畔に建っている良き羊飼い教会は夕刻のミサに合わせた時間に開き、観光客も入ることが出来ます。祭壇には小さな十字架があるだけで、その後ろは透明ガラスになっていますので、美しいトルコ石色の湖面と冠雪したサザンアルプスの山々がよく見え、ステンドグラス以上の美しさとなっています。この写真は、良き羊飼い教会の下から、テカポ湖を多分午後5時頃撮影したものです。早朝に撮影したテカポ湖をご覧下さい!訪問しましたのは2001年1月のことでした。テカポ湖は乾燥した平坦な高原にありますので、常に好天に恵まれていますし、アクセスも良いので湖畔には宿泊施設、レストランが林立していますので観光客が多いことでも知られています。夜には湖畔南にある丘陵地帯で天体観測ツアーなどもありますので、一日中観光客が途絶えることはありません。実際に自分で見た訳ではありませんので定かでは無いのですが、近頃、この幻想的なトルコ石色の湖面が前程美しく無くなってしまっているとの情報があります。トルコ石色の湖水は、氷河が地表を削り取った細粒・粉末が水に混在して、溶け出した氷河が形作るものだとのことですので、地球温暖化の影響でテカポ湖に氷河から注ぎ込む水量が減ってしまったのかも知れません。素晴らしい景観は絶妙のバランスで成り立っているのです。テカポ湖は本当に小さな湖ですので、一寸したバランスの変化を急激に受け易いのでしょう。この現象が季節的で一過性のものか、ずっと長く続く変遷の問題かは分かりませんが残念な情報です。
2004.01.12
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円高ドル安が止まらず、財務省が日銀を使っての外為市場への大規模介入を続けています。今週中盤には106円から108円に急落したものの効果は一時的的でドル安基調は変わらず、100円を突破するのは時間の問題とさえ思われます。国際的な為替ファンドは1ドル=95円を見込んで円買いを続けていると推断せざるを得ません。経済回復基調には円高が阻害要因と言われていますが、ドル安時流に棹さす日本政府の政策は評価損を拡大させ、責任不在の税金浪費が将来の国民負担を強いているのでは無いかと懸念されます。インターネットでのasahi.comニュースを編集して見ましたのでご覧下さい。 日本の財務省は、昨年1年間に20兆円もの円売りドル買い介入を行った。これを更に補強するために、今年度の介入資金調達枠を、従来の79兆円から100兆円に増枠し、更に4月以降の分を140兆円に拡大する方針という。円高阻止の為替介入は財政出動や金融緩和という経済対策手段を出し尽くした政府・日銀にとって数少ないカードだが、9月以降、1ドル=115円、110円の防衛ラインを次々と破られ、介入効果には疑問の声すら出ている。 当局の認識は、民間資本がドル資産を買わないから、日本政府が買わないと、ドルの暴落や、米国債相場の暴落(長期金利の急騰)を招きかねない。ドル暴落も米国金利急騰も、日本経済には望ましくないから、とことん介入する、というものだ。 しかし、これにはかなり無理がある。日本が大量にドル買い介入をし、その金で米国債を買うから、ドル資産の値引きが進まない。その為、海外の投資家は依然としてドルに手を出さない。だから、日本政府がドルを買ってもドル安が止まらないし、外国為替特別会計の為替評価損が大きくなる。現在のドル保有状況からすると、10円の円高で約5兆円の評価損が出る勘定だ。その負担はいずれ納税者たる国民に跳ね返る。売れない米国債を大量に保有して、巨大な為替評価損を出すことに対し、政府は国民に釈明する必要がある。 しかも、米国はドル安の現状を容認している。スノー米財務長官は「強いドルを支持している」と繰り返しながらも「通貨の価値は市場で決められるべきだと信じている」とし、連邦準備制度理事会(FRB)も「ドル危機の危険性は低い」と発言するなど、米当局者の間には、ドル安を懸念する気配はない。 11月に大統領選を控えるブッシュ政権にとって、最大の経済課題は6%近くに高止まりしたままの失業率だ。海外との競争で雇用喪失が止まらない製造業を考慮すれば、米政府にとってドル安は、介入してまで止める必要のない状態といえる。 1月8日の東京株式市場でも、日本の輸出産業の受ける打撃のマイナス材料より、米国企業の業績回復による米株価の上昇というプラス材料を重視する買いが膨らんだ。 欧州中央銀行(ECB)は、ユーロ高には傍観姿勢で、むしろ一時は下落が止まらなかったユーロの価値を高めることに腐心し、巨額の市場介入を続ける日本の通貨当局とは対照的に、ユーロ高阻止のための市場介入や利下げには消極的だった。 しかし、ユーロ圏の各国政府や輸出産業からの不満の声が強まるのは必至だ。ECBのトリシェ総裁も、8日の記者会見で、ユーロ高がユーロ圏の輸出業者に悪影響をもたらしていること自体は認めた。 市場では「1ユーロ=1.30ドルあたりでECBは介入を本格化する」との見方が強まるとともに、2月のG7にも関心が集まり始めた。ドル安の流れを止めるために、欧州側が、日本と足並みをそろえて、米国に政策協調を迫る可能性があるのではないか、という観測が広がり始めている。しかし、G7の場でも、米側は、ドル安是正を迫る日欧に対し、成長政策をとって内需を増やし、輸入拡大を通じて米の経常赤字減らしに協力するよう迫る可能性もある。来月のG7の場で、ドル安基調が確認されますとここ1年の日本政府の方針は否定されることになり、残念なことに国民の負担増は10兆円にも達することになってしまいます。個人財産保全の為には、ドル安を何処までと判断して何時ドル外貨預金するかは個人の責任となりますが、不安要因は一杯です。
2004.01.11
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昨年末の日記にアップしてあったのですが、年末の挨拶が目的でしたので削除してしまいました。写真・紹介文を脚色して、再アップしましたので聴いて見て下さい!モーリス・アンドレは比類無い演奏テクニックと豊かな音色で「天の声」を奏でると絶賛されているトランペット奏者です。モーリス・アンドレ演奏のトランペット・ボランタリーは此処をクリックして下さい!このトランペット・ボランタリーは西暦1700年頃の作品で、宮廷の礼拝式前後に高らかに奏されるものとして作曲されました。 ボランタリーと言う曲種は元々教会の礼拝に伴うオルガン演奏だった様です。この曲は長い間、イギリスの誇る大作曲家のヘンリー・パーセルの作品とされて来ましたが、近年の研究によって、そうでは無くロンドンの作曲家・オルガニストであったジェレマイア・クラークの作品であることが判明致しました。ジェレマイア・クラークは1674年生まれ、1707年に33才の若さで亡くなったのですが、1704年にセントポール大聖堂のオルガニストとなって活躍した作曲家でした。トランペット演奏は名手モーリス・アンドレです。1933年にフランス南部の鉱山の町アレーズに生まれた彼は、14才から19才まで炭鉱夫として働き、父親と共にアマチュアの楽団でトランペットを吹いて一日の疲れを癒していた様です。偶然に同郷のパリ音楽院のトランペット奏者に見いだされてから運命は一変しました。パリ音楽院に入学、僅か1年にて一等賞で卒業、1955年ジュネーブ国際音楽コンクールで優勝、1963年ミュンヘン国際コンクールで優勝して、全世界の檜舞台で活躍することとなりました。「天の声」を奏でると言われました彼も現在既に70才を越えていますが、この演奏は40才代半ばで油が乗り切っています。管楽器奏者、特にトランペット奏者は大きな肺活量が要求されるのですが、未だ演奏しているのでしょうか?
2004.01.10
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テレビ朝日の午後11時過ぎから僅か5分の「世界の車窓から」と言う番組があります。CMなどがありますので、実質3分程度の内容しかありません。本年初から、オーストリア編で「ツィラータールSL鉄道」として紹介されていましたので、玩具の様な蒸気機関車の遊覧鉄道の鉄道風景を珍しく毎日ずっと見ていました。多分撮影は、チロルの緑が輝く夏に行われた様な気がしますが、何とも長閑な美しい自然が映し出されておりました。寒い冬に放映されると余計に魅力もでて来てしまいます。終点はチロル最大の高原湖「アッヘン湖(Achensee)」、鉄道を降りた観光客はアッヘン湖に用意された遊覧船に乗って、美しい湖水に写る高原風景を満喫している姿がシリーズ最後の映像でした。インスブルックで泊まったホテルのご主人に勧められて、30分程掛けて「アッヘン湖(Achensee)」にレンタカーを使って行って見たのは2000年6月のことでした。到着したのは夕刻でしたので、SL鉄道便は終わってしまって利用出来ませんでしたが、湖畔を散策する観光客が沢山いたのが印象的でした。標高950mにある、氷河が谷を堰き止めて出来た湖ですので、周囲のアルプス山塊は深い傾斜で湖に落ち込んでいますので「チロルのフィヨルド」とも讃えられている様です。オーストリアのチロル地方は美しい渓谷に富んでいて、又行って見たい所の一つですので、過去に書きました日記にも紹介させて頂きます。
2004.01.09
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小泉政権によって、永久比例代表第1位の資格を剥奪され引退を余儀なくされた中曽根元首相の怨念は相当深いようです。この所、政権批判の強い朝日新聞ですから、意図的に記事にしている感はあり、割り引いて読む必要がありますが、1月8日版には次の様な記事が掲載されています。中曽根元首相は1月7日、東京都内の外国特派員協会で講演し、小泉首相の靖国神社参拝について「首相がどういう気持ちで通っているのかは分からない。あっちへ行ったり、こっちへ行ったり、アトランダムにやっている」と述べ、終戦記念日の8月15日参拝を公約しながら、首相就任後は8月13日、4月21日、1月14日、1月1日と年々参拝時期を前倒ししている首相の姿勢を皮肉った。中曽根氏は1985年8月15日に、首相として靖国神社を公式参拝したが、中韓両国の反発で、翌年からは見送っている。引退以来マスメディアに登場すると、小泉批判を展開する中曽根氏は「仁義無き資格剥奪」に相当怨念が深い様です。それにしても、各マスコミも権力亡者の森前首相、怨念の中曽根元首相等に何故コメントを求めに行くのでしょうか疑問に思います。記事に出来れば何でもするという嫌みが感じられてなりません。それにしても、A級戦犯を合祀している靖国神社を参拝するのは、侵略を受けた中韓両国民にとってだけで無く、悲惨な戦争体験を蒙った日本国民にとっても、やはり納得が行きません。元々A級戦犯は中国地方の神社にひっそりと祀られていたのを、強引に靖国神社に合祀させた経緯があるのですから、元の姿に戻すことが最善の解決だと思います。国民の代表として、公約実現の為に、姑息な手段を使って辻褄を合わせるのは大人のすることではありません。別に「この公約は大したことは無いのです」ですから中止して頂いて一向に差し支え無いのです。しかし公約実現に毅然と対応しないこの態度が、国民が望んだ本丸と目される構造・政治改革を終焉にしたのだと思います。
2004.01.08
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懸念されていたことが起きました。中国・広東省で昨年12月からSARSの疑いで隔離されていた32才のテレビ関係者が繰り返し検査の結果、1月5日真性のSARS患者として確認されました。昨夏終息したSARS再発生が心配されていたのですが、やはり昨年発生起源となった広東省でSARS患者確認となりました。WHOと中国衛生省の発表を受けて、広東省では食用として出回っているハクビシン1万匹の処分を業者に要求した様です。どうも朝日新聞を読みましても経緯が良く分かりませんので、此処からはニューヨークタイムズ1月5日記事からの要約です。中国衛生省の発表に拠りますと「採取されたウィルスの主肢蛋白は最終端アミノ酸に至るまで、ハクビシンから検出したコロナ・ウィルスの新型遺伝配列と同一」とのことです。一方、香港大学の細菌学者は「新型遺伝配列を持つウィルスが、昨夏蔓延したSARSウィルスであり、感染力・致命性も同じと決めつけるのは尚早では無いか?」と疑問を投げかけています。研究者達は「この患者がどの様にウィルスに接触したかは不明」と述べていますし、患者が12月16日に発熱する以前の1ヶ月程動物に触ったことが無いと主張しているのです。広東省病院関係者は「中国東南地区では冬は乾季で、ハクビシンの糞が乾燥して風に飛ばされて空気伝染する恐れが大きい。糞には10億倍に薄めても検出出来る程の高濃度のウィルスを運ぶ媒体となり得る。昨年も最初の患者発生から広東省に病気が蔓延する迄1ヶ月を要しているので、今期も要注意。」と警告しています。しかし、WHO研究陣の1人は「SARSウィルスがどの動物によって、どの様に伝染させるのか解明することが重要です。感染経路が理解出来れば、ウィルス撲滅についての方法が提示出来ますし、予防・治療に就いて処置も可能となります。」と述べています。ハクビシンは疑いのみで、伝染動物とは特定されていないのに、人間の都合だけで全て処分となりますと種の絶滅を招くのではと心配せざるを得ません。それとも中世ヨーロッパに猛威を振るった黒死病(ペスト)を伝染させた鼠の再来なのでしょうか?近年狂牛病、鯉ヘルペス、鳥インフルエンザ等知られなかった動物の病気が蔓延していますのは、ウィルスが地球環境の変化が原因で封じ込められていた地域から生息地域を拡大しているのでしょうか?朝日新聞によりますと、WHO中国駐在代表は、1月5日夜、北京で会見し、「1人の患者が確認されたからと言って、直ちに中国東南地区の人々の健康への脅威にはならない。広東省を含む中国全土への旅行は安全」とする見解を発表した様です。昨年と較べますとSARSに対する予備知識が多少はあり、マスクをする、手を良く洗う等の予防策もしますので、昨シーズンの様な病気の広がりは無いとは思いますが、出来れば暫く様子を見るのが賢明だと思われてなりません。
2004.01.07
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やはり明るいニュースは読むだけで楽しくなります。数万年振りの火星大接近を受けて、火星探査計画が日本、欧州、アメリカにて実施されましたが、日本、欧州は失敗、アメリカだけが成功となりました。今回の探査機計画はクッションボールの中に探査車を包み込み、着地の際はゴム鞠の様に何度も弾んで停止させるユニークな計画でした。何故従来通りの軟着陸を選択しなかったのかは定かではありませんが逆噴射ロケットを小規模にすることに焦点を注いだのかも知れません。計画中心となったNASAのジェット推進研究所(JPL)が喜びに沸いている様子がテレビ報道で放映されましたが、インド人、アジア人等の多様な人種が一同に映し出され将に世界の優秀な宇宙開発技術者が集結している感がありました。日本人スタッフだけで閉鎖的に見える日本宇宙開発事業と較べて彼我の差を感じます。ともあれ暗い国際ニュースが続く中、久々に明るい未来を感じられる素晴らしいニュースです。ジェット推進研究所(JPL)のHPにはこの快挙が発表されていましたので、次の様に要約して紹介致します。NASAの無人探査車「魂号(Spirit Rover)」は周囲の検査を開始し、グセフ・クレータでの着陸地点がこのロボットの予期せぬ行動性・科学キットに適した平坦な土地であることが分かって来ました。周囲には行動の邪魔になる岩も見当たらず、漂流者魂号を乗せているプラットフォームは僅か2度の傾きしか無く、前方デッキは地上37cmの位置にあることが判明しました。NASAのジェット推進研究所(カリフォルニア州パサディナ市)の今回の無人探査車魂号の火星探検の責任者であるトロスパー氏は、2月4日「漂流者魂号が健全な状態にある。調査する区域への通路は直ぐ前方に開けている。」と発表しました。無人探査車「魂号(Spirit Rover)」はプラットフォームに9日間程度留まって調査準備、火星表面への駆動開始に備えることになります。送信されて来た映像は調査する地域が期待通りの所だったと、研究者をも興奮させるものでした。今回の科学調査の主任である、コーネル大学(ニューヨーク州イサカ市)スクワイア博士は「我々が望んでいた場所に着陸させてくれた操縦チームには脱帽する。本当にスウィート・スポットであった。塵が厚く積もっている場所で、しかも丁度吹き飛ばされた、しかも邪魔になりそうな大きな岩も見当たらない絶好の調査地点だ。」と述べています。無人探査車「魂号(Spirit Rover)」は7ヶ月の宇宙飛行を経て、米国現地時間1月3日に火星へ到着しました。今回の調査は3ヶ月を掛けて岩石・土壌を調べて、過去の環境がどの様な状態であったのか、水なり生命体が暮らせるのに適していたのかを判定することにあります。「魂号(Spirit Rover)」の双子の弟である無人探査車「好機号(Spirit Opportunity)」は今月25日、グセフ・クレータとは反対側の火星表面に着陸し、同様な調査を予定しています。この火星探査に関する無人探査車プロジェクトはNASAのジェット推進研究所のHPで見ることが出来ます。又研究プロジェクトに就いてはコーネル大学のHPでも見ることが出来ます。NASAニュース広報: 2004-004
2004.01.06
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働く人の権利が益々狭められようとしている様で、労働基準法改正案に解雇ルールの新設が2004年通常国会での上程が予定されています。解雇ルールの条文(第18条の2)は「使用者は、この法律又は他の法律の規定によりその使用する労働者の解雇に関する権利が制限されている場合を除き、労働者を解雇することが出来る。但し、その解雇が、客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当であると認められない場合は、その権利を濫用したものとして、無効とする」となっています。解雇ルールと共に、有期雇用(期限付き雇用)の拡大も含んでいて、通常の仕事では3年(現行1年)、高度に専門的な仕事では5年(現行3年)までの契約を可能にするものの様です。一見するとリストラの名目での不当解雇が制限され、近頃多くなっている派遣社員が保護される様に思われるのですが、返って使用者に自由に解雇権を行使出来ると言うアナウンス効果を招くとして糾弾するのが下記の書籍でした。ルポ解雇(この国で今起きていること)-岩波新書(島本 慈子著)「解雇に正当な理由が無ければならないと言うルールを作ったとすれば、有期雇用を無制限に拡大することは出来ない。解雇に理由が要る解雇制限法を持つ国は、原則として有期雇用を認めていない。解雇を規制しても、それなら有期でやりましょう、と言うことで普通の労働者も全て有期でなったら、これは歯止めが無くなってしまう」と矛盾を指摘しています。日本では、とりわけ労働裁判が少ない。年間の労働裁判の件数はドイツ60万件、イギリス10万件、フランス20万件に対して3000件と極端に少ない。日本では労働裁判所は無く、一般民事裁判として係争されるのですが、EUの国は、労働問題を専門に扱う裁判所(イギリスは雇用審判所、ドイツは労働裁判所、フランスは労働審判所)があり、彼我の差はあまりにも大きい。日本の労働者は「ほぼ無権利状態」と言っても過言では無い。その無権利状態を解消すべく、「労働審判制度(地裁で職業裁判官の他、労使双方の専門家が審理に加わり、3回程度の審理で結審、審判の決定に不服であれば、裁判で争う)」が提案されていますが厚生労働省の労働検討会では賛否が対立して、未だ明確になっていません。2004年の法案提出を目指し、ぎりぎりの攻防が続いています。ルポ解雇ですから、不当解雇の実態、職場での虐め差別が克明に報告されていますので驚く程の迫力があります。労働者側の観点だけからの報告ですから、全てを鵜呑みには出来ませんが、使用者に較べて極めて弱い立場にある労働者が一片の解雇通知で人生を狂わされてしまう姿は、読んで行く内に憤慨せざるを得ませんでした。此処10年以上続くリストラの実態が、一部ではありますが明らかにされていると思います。会社からの相当な虐めが予測されるこの書籍、著者の島本女史は2001年6月に会社を退職し、フリーとなった様です。しかしながら、正月早々気分が暗くなってしまいました。
2004.01.05
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正月恒例の実業団駅伝、箱根駅伝のテレビ放送を堪能しました。何かスペシャル番組の多い時期に真剣勝負スポーツ番組は良いものでした。それにしても、何か不安な年明けとなりました。イランでの4万人を越える死者を出した地震災害、テロ攻撃の続くイラク情勢、解決の糸口が消え掛かっている北朝鮮拉致問題、官僚復権の公共投資動向、一向に収まらない国内リストラ情勢、全て前途多難の様です。スーパー、量販店を含めて正月元旦からもオープンした所も多く、ゆっくり休める人達にとっては良いショッピングが楽しめ良かったのですが、勤めている人達にとっては休日返上の大変な勤務状況となりました。今年は何とか平和の糸口が見えると共に、日本経済が活況となり、皆が精神的にも物質的にもゆとりのある生活が過ごせる様に祈念して止みません。こんな時には、しっとりとしたバッハの音楽、特にフーガを静かに聴いて見るのも良いかも知れません。先日アップしたバッハによるビバルディ作品のオルガン編曲をフーガ楽章に換えて見ましたのでお聴き下さい!大バッハも、最初は模倣から始まり、類例を見ない高みに達しました。日本も聖徳太子の中国模倣から始まり300年を掛けて独自の平安文化を発達させた様です。又、戦国時代に西欧文化に接しますと和魂洋才として取り入れを計り200年を掛けて江戸文化として発達させた歴史があります。現在の日本は太平洋戦争の敗戦からアメリカ的物質文明の実現を図り、爛熟状態となりました。米国中心のグローバル・スタンダードが流布する中、独自文化を形作るのは難しそうなのですが、何処に向かおうと暗中模索しているのでしょうか? 余りに大きな潮流に流され、自分のレーゾン・デートル(存在価値)を見失っているのかも知れません。年金問題など次世代への負担を減らす社会環境を整え、次世代への遺産である美しい国を保つ環境立国が主要なテーマであって欲しいと思っております。
2004.01.04
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