春に、枝先に芽吹いた葉のわきに、淡い紅色の五弁花が咲いて緑の実を結び、秋に長円形の大きな実が黄色く熟します。
11月1日の誕生花は、春の可憐な花と秋の甘く香る実が楽しめる果樹、カリン(花梨)。
花(木)の名は、木目がフタバガキ科(東南アジア原産)のカリン(花櫚)に似ていることから名づけられました。
カリンは遣唐使によって中国からもたらされたとも、弘法大師が中国から持ち帰ったともいわれています。
花言葉「唯一の恋」は、淡い紅色の花色からつけられているようですが、唯一は花がたくさん咲いて実が多くなるこの花のどこからきているのでしょう。
花言葉「豊麗」は、次々と咲く淡い紅色に染まった花の豊かな美しさにつけられています。
春の植物園では、カリンの可憐な花がたくさん咲き、晩秋にはたわわに実った黄色い実が次々と落ちてきますが、実は硬くて渋いので食べられません。
香りのよい実には咳を鎮める薬効があり、果実酒やのど飴、カリンシロップなどに利用されています。
木は成熟すると樹皮がまばらにはがれて、茶、緑、灰色などさまざまな色の雲状の美しい模様になり、成長が遅く木質が緻密なため、床柱や楽器などに利用されているそうです。
バラ科カリン属、耐寒性落葉中高木、原産地:中国別名:カラナシ(唐梨)、キボケ(木木瓜)、アンランジュ(安蘭樹)
カリン(花梨)の花言葉:唯一の恋、豊麗、優雅、可能性がある。
カリン(花梨)の誕生花:11月1日、11月21日
流通時期:苗木を秋~冬に見かけます。
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