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上海から戻ったら、もう21時過ぎ。自宅で荷物を入替えて、翌日はオフィスへ。報告、連絡、相談…の打合せを終えて、チャーターしたバスでメンバー一同と成田空港へ。ハワイへ、視察研修を兼ねた旅行へ行くため。上海から2名のメンバーが道隆の予定…だった。しかし、トラブル発生!なんとパスポートの期限が足りないことが判明。本来なら半年以上の期限が必要なところ、4ヶ月しかなかった。(VISAを発行した上海のアメリカ大使館の対応にも大いに「?」だが…)全社をあげて、東京と上海とハワイのメンバーが八方手を尽くしたけど、結果は、やはりアウト。一番楽しみにしていた、中国人のスタッフが行けなくなってしまった。けれど、彼女は手を尽くしてくれた人々に感謝して、全員を見送ってくれました(涙)。半年前からの準備や勉強を見ていただけに、代われるものなら代わりたい…と、皆、口々に登場口に向かう。ただ、悪いことばかりでもなく、彼女曰く「こういう事件の時に、空港の職員の対応が…やはり日本人は素晴らしかった」と。もちろん、他のメンバーの支援も感じたらしく、「こんなにしてもらったのは、生まれて初めて」とのこと。「得たものは大きいです」と言ってくれた。それはそれで嬉しかったけど、やはり、相変わらず「事後対応」は惜しみない努力をするけど、「事前準備、調査」は、まだまだチームとして弱いなと、大いに反省。「失敗の教訓」がまた増えてしまった(汗)。
2007/01/30
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北京から上海に到着。ホテルの近くでタクシーを降りて、キャスターをゴロゴロと引きながらコンビニへ。ところが、店内に入るのに5段くらいの階段がある。相当重い(約20kg)の荷物を持って階段を上がって、やっとこ店内へ。(冬の長期出張は、着替えやらで荷物が多くなる)帰る時にも「よっこらしょ!」と荷物を担いで歩道に下りる。その後、またゴロゴロと歩くわけだけど、歩道は案外ボコボコで、キャスターが付いていても、腰が結構きつくなる。(ボコボコだけでなく、突然、穴や段差が現れたりする)タクシーをホテルの前につけて、そのまま空港と往復しているとなかなか気づかない。その後、街中に出る度に注意して観察してみると、本当にボコボコだらけだ。最近、東京では足腰の弱った老人たちが、買い物カゴのついたキャスターをコロコロと杖代わりにしながら転がして、自宅周辺を出歩く光景を目にするが、上海では、あれと同じようにはいかない。知人に聞くと、案の定、キャスター系はすぐに壊れてしまうらしい。商品が弱いのか?歩道のせいなのか?両方なのか?わからないが、何しろ、電信柱や据付のゴミ箱などを含めて邪魔が多くて歩きづらい。これだけ立派なビルやら橋やリニアができているけど、肝心の歩道がこれでは、観光客はさぞかし辛い思いを我慢しているに違いない。もう、ビルはいいから、上海万博までには、ぜひ歩道を整備して、歩いても、自転車でも楽しい街にしてもらいたいものである。街は回遊率が高くなれば、さらに活性化するし…。(万博の整備事業で予算を確保しているのか?気になるな)だから、中国に出張に行く際には、キャスターの車輪のベアリングにCRC556を注入してます(笑)。
2007/01/27
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「中国人はすぐに辞めてしまう…」という話しはよく耳にするし、現実にもそういう職場は多いらしいので、やはり中国での採用面接は、脳ミソフル回転で、終了するとグッタリ…。目を見開いているせいか、コンタクトレンズがズレる、外れる…を繰り返す(汗)。そんな中で今回の面接では、リベンジのシーンに立ち会うことができた。先月の選考会で不採用になった女性が再度、面接を受けに来ていた。不採用後も「どうしても入社したい」と担当者に何度も電話をしてきたらしい。あまりに熱意に「面接だけでも再度、受けさせてあげてください」と決して性格が柔らかな方ではない採用担当者を口説いてきた様子。実際に本人が現れると、先月とはあまりにも違う外見に記憶がリンクしない。「誰だっけ?」となってしまうほど、身なりがシンプルになっていた。以前は、177cmの長身の美形を活かしてモデルのバイトもしてたらしく、身なりもマナーも「イケイケ系」だった(笑)。まぁ、それはそれでかっこよかったが、今回の仕事とはあまり関係ないので残念ながら不採用だった。しかし、今回の彼女は「茶髪→黒髪」で、女優の山田優に似ていることが発見できたほどだ。面接でのマナーも練習してきたらしく、見事面接官全員の評価を得て合格ラインだった。そんなに執念深く見えなかったので、数十名の面接の後でも、なんだか清々しい気持ちになった。彼女のお陰で、面接官も評価表にはなかったけど「ガムシャラさ」を求めていたことに気がついたようだ。目一杯、格好こつけていた時には受からなかったけど、多少の格好悪い思いを乗り越えて、シンプルに真っ直ぐトライしたら人々に認められたのだから、大変いい体験だったと思う。すぐに辞めてしまう人も多いのかもしれないが、このように執念深い人もまた結構いるのかもしれない。(現に今回だけで3人も…)人口が多いということは、そういうことなんだろう…と。日本では、「やりたいことが見つからない!」「何が向いているのか?わからない」…という人が多い気がするが、本当は「やりたいことがあっても、どうやってトライしたらいいかわからない」のかもしれない。「わからない…」の時は、まだまだ格好つけている…ということなのかな。
2007/01/25
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知る人ぞ知る中国の大手企業の全国のMGRの東京研修が終了!見慣れたはずの東京も、中国人で日本が初めてのバリバリのビジネスマンたちにどのように写るのか?何に驚くのか?不思議に思うのか?…と聞くうちに「目から鱗」の大発見で充実した2日間でした。結論から言えば、ことビジネスマンの視点からみれば、僕たちがブツブツ文句を言っていることも、彼らには長所に写る。ちなみに、彼ら彼女たちの驚き、発見の一部を紹介すると…●街やビルが小さい(中国に比べて)から、人の移動が簡単で、巨大なビルやショッピングセンターは少ない代わりに、街を回遊する楽しさがあり路面店に人があふれている。(確かに北京では施設がでか過ぎて…回遊が少ないな)●その上、地下鉄が網の目のように走っていて、都内の移動が簡単でしかも早い。ビジネスには大変有利だと思う。北京などでは、移動コスト(時間とお金)が大きく、一日の行動が制限されてしまう。経済性賛成が高いのも納得。(あの人口で、渋滞と地下鉄の少なさだから…納得)●でも「物価が高いでしょう?」と聞くと、「そうは言っても、物価格を正確に比較すれば、高いものと安いものがあるから、一概には言えない」とのこと。(よく見ればそんなものかもしれない…)●タバコの自販機でやたらと買い物をするので、「そんに吸うの?」と聞くと、「私は吸わないけど、何しろタバコの自販機がきれいなので、買ってみたくなる」など、ユニークな意見も。●コンビニがビジネスセンターのようで、これほどの機能がこんなに小さな店に備わっているなんて、本当に羨ましい…。たくさんあるし…。サービスも良い。●食べ物がおいしい。油が少なくてヘルシー。(同感)●レストランのサンプルが素晴らしい。外国人にやさしい。わかりやすいしきれい。あんなにきれいに作るのはもったいない気がするほど。(なるほど!)●レストランのお皿の絵柄が料理によって全部違う。(中国は…ほとんど白だしね)●店の店員は、一人で何役も働くのは凄い(ウェイターも清掃も…)。文句は言わないのか?疑問だ。●コカコーラの味が違う。日本の甘さはちょうど良い。(中国は甘いのかも?)などなど、30前後で中国全国の主要都市から集まったビジネスマンのコメントを聞いているとそれはそれで大変勉強になるわけです。さて、明日からは、こちらが北京へ行きます。今回もどんな発見と出会いがあるか?楽しみです。
2007/01/23
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~事情があって休んでましたが、もうとっくにPCは直っているので、再出発です(笑)~=====「中国人のスタッフの教育と日本人のスタッフの教育はどっちが難しいんですか?」という質問をよく受けます。一般的には「中国人のスタッフの教育は日本人よりも難しい…はず」という考えが強いようです。だから「中国人の方が難しいですよ」という答えを期待?されている気がしてます(笑)。しかし現実は…というと、「難しさの種類が違う」というのが本音です。私たち日本人から見ると、多くの人は中国人スタッフの「サービスの荒さ」の指摘が多いです。モノの受渡しとか、ドアの閉め方…など、投げたり、音を立てたり…なにしろ「丁寧さがない」ということだと思います。しかし、これらは教える側から見ると「知らない」「教わったことがない」「いいサービスを受けた経験が少ない」などの理由があるので、「知らないことを教える指導」が必要、ということになります。この際に難しいのは、日本的な未知のサービスをどうやって教えていくか?です。共通言語が少ないので、まずは共通言語作りから始めることになります。まず一度は、正しい基本的なことをみっちり体験してもらうわけです。これに時間と労力がかかることは事実です。対して日本人の場合…、こちらの現実は、サービス業の現場では、アルバイトパートの人手不足です。ですから、採用面接で「サービス業に向いている人を…」と「選ぶ」余裕があまりない。何しろ補充しないとシフトが回らない…という現実が待っていますから、多少の向き不向きよりも勤務してもらえることが最優先になってしまいます。すると、ついこの間まで「コギャル」と呼ばれていた人、コンビニの前でウ●コ座りして深夜までたむろしてした人たちも採用されてきます。それは「ちょい悪」から「極悪」まで、様々な経験?を積んだ人たちです。そういう人たちにどう教えるのか?問題は、日本のような最高のサービスが街中に溢れている中で、わざと「悪」をやっているのですから、いいサービスを教えれば何とかなる…ということではありません。中国人スタッフのように「知らない」のではなく、「知っててわざと悪い」のですから、指導の仕方も違うのは当然です。「ったりぃ~」「げぇー!まじぃ~?」というトークも「わざと」です。だから、「社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった」に登場する“町丸さん”に、直接会わせて欲しい…というご要望は、今もまだ絶えません。教える側に、ねじれたことを正す力量が問われます。こちらも難易度が高いと思います。もちろん、中国人にも「知っててわざと悪い」系の人はいます。ただ、人材の人数が圧倒的に多いので、そこまで無理して教育しないで、もっといい人を求めて常に採用活動をすることができます。…最近「どっちが難しいの?」と聞かれる機会が多いので日記にしてみました。
2007/01/21
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