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2013年09月10日
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カテゴリ: 講座

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 美濃加茂市本郷町にある東図書館で9月7日、世界遺産の魅力を知ることで国際理解を深めてもらおうと「世界遺産講座」が開かれ、市民ら約20人が参加しました。

 この日、講師には、旅する世界遺産研究家の久保美智代さんを迎え、「写真で旅する世界遺産」と題して講演が行われました。

 愛媛でアナウンサーをしていた久保さんは、現在981カ所ある世界遺産のうちこれまでに356カ所を訪問したと話し、大トカゲのコモドドラゴンがいるインドネシアのコモド島やサンゴ礁が広がるオーストラリアのグレートバリアリーフ、東南アジアの雄峰であるマレーシアのキナバル山では高山病に耐えながら登頂を果たすなど、お気に入りの50カ所ほどのスライドを見せて来場者を旅の気分にさせました。

 また、世界遺産が何のためにあるのか、その意味を自分なりに探しながら旅をしてきたことを振り返る久保さんは、ユネスコ憲章(前文)の一部である「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない」をあげ、「世界遺産を知ることは、世界の偉大さを知ること。そして、心の中の平和のとりでをもっと高く、もっと分厚くすることが究極の魅力」と話しました。さらに、「国、社会、宗教を超えて、世界で守る宝物が世界遺産。皆さんも心の中の平和のとりでを築いていってください」と呼び掛けました。

 来場者は、久保さんの話す世界遺産の新しい見方に、感心しながら耳を傾けていました。





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最終更新日  2013年09月10日 12時16分14秒

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