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東京大学の学生が美濃加茂市で職の体験をしながら、市の課題を見つけ解決策を提案する「みのかもわーきんぐホリデー」がはじまりました。今回は4名が参加し、8月3日(水)から22日(月)(途中中断)まで滞在します。この間に美濃加茂市の産業や文化、歴史、人、風土などを見て、触れて、感じたものを若者目線でとらえた課題や問題点を提起、そして解決の糸口を探っていきます。今回のテーマは「多文化共生」です。まちづくり課の職員が現在の状況や課題を説明しました。学生たちからの熱心な質問を受け、職員も真剣に回答しました。今後は美濃加茂での学生の活動をレポートしたいと思います。カモケンラボ、美濃加茂市職員と大学生のミーティング風景古井地区の現状を説明学生からの質問にこたえる様子
2022年07月14日
美濃加茂市では多文化共生を推進するために様々な事業を行っています。 その一環として、多くの美濃加茂市民の皆さんに多文化共生について理解を深めてもらうために多文化共生講演会を開催します。 今回は、全国で多文化共生活動に取り組んでおられる田村太郎氏(一般財団法人 ダイバーシティ研究所 代表理事)をお迎えして開催します。 講演では、在住外国人の今日の現状や今後の傾向について知るきっかけとなり、今後の共生への取組へのヒントにつながる内容になると思っています。 どなたでも参加していただける講演会です。皆様、ぜひご参加ください。■と き: 7月26日(水) 午後6時30分~8時00分 ※午後6時~受付■ところ: 美濃加茂文化の森 緑のホール■内 容: 多文化共生の今後について■テーマ: 「ー多文化共生の次のステージに向けてー」■講 師: 田村 太郎(たむら たろう)さん (一般財団法人 ダイバーシティ研究所代表理事)■参加料: 無料■リンク:美濃加茂市HP■問合せ:地域振興課多文化共生係 Tel:0574-25-2111 内線362
2017年07月24日
可児市にあるささゆりクリーンパークで3月27日、外国にルーツを持つ可茂地域在住の人を対象に家庭から出るごみについて学ぶ生活講座が開催され、約30人が参加しました。 これは、日本のごみ処理の方法を知ってもらうことで、自分たちが出すごみについて考えてもらおうとNPO法人美濃加茂国際交流協会が主催して行われたものです。 この日は、家庭ごみの現状についてまとめられた映像を見た後、ささゆりクリーンパークの職員から説明を受けながら可茂地域から集められたごみが処理される様子を見学しました。また、隣接しているわくわく体験館で廃ガラスを使ったトンボ玉(ガラス性のビーズ)作りを体験しました。参加者からは「以前は何も考えずに物を買っていたが、今後はどのように捨てられるかを考えてからもの買うようにしたい」や「正しいごみの出し方ができるよう、知人にも話していきたい」などといった感想が聞かれました。
2016年04月04日
美濃加茂市本郷町にある東図書館で2月20日、災害時の避難方法などについて考える防災ワークショップが開催され、日本人と外国籍の地域住民約50人が参加しました。 これは、外国籍住民が多く住む古井地区の住民らでつくる「美濃加茂市古井地区多文化共生推進座談会(渡辺勝則座長)が主催して行われたものです。 この日は、災害発生時の様子などをまとめた映像を参加者全員で見た後、5つのグループに分かれ「地震が起きた時、あなたはどうしますか」、「地震が止んだら、家の中で何をしてから外に出ますか」、「避難場所まで、どのように行きますか」の3つのテーマについて話し合いました。 グループごとの発表では、「地震が起きたら頭を守りながら非難する」や「落ち着いて行動し、他の住民に声を掛けあって避難所へ向かう」などといった意見が出され、災害発生時の行動について確認し合いました。 ワークショップに参加した外国籍住民からは「日本は地震が多いイメージがある。今回、地震の際の対応方法について学べてよかった」や「ワークショップで、日本人が親身になって接してくれてうれしかった」などといった感想が聞かれました。
2016年02月25日
美濃加茂市太田町にある生涯学習センターで1月24日、外国籍住民や外国にルーツを持つ人などを対象に税金をテーマとした講座が開かれ、参加した約40人が所得税や市県民税、固定資産税などの仕組みなどを学びました。 この講座は、2月に確定申告が行われることや、不動産を購入する際にどのような費用が掛かるか知りたい、といった要望に応えようとNPO法人国際交流協会が主催して行われたもので、ブラジルやフィリピン、ペルー、コロンビアにルーツがある人が参加しました。 この日は、市税務課の職員が講師となり、確定申告と年末調整の違いや土地や建物を取得する際に必要な税金の内容などを通訳を通して説明。参加者は、メモをとりながら確定申告の際に届け出る控除の内容や資料の作成方法、税金の計算方法などを質問したりして、熱心に聞き入っていました。 講座を終えた参加者からは「税金のルールは難しいけど勉強してしっかりと申告したい」や「土地や建物を購入するのにいろいろと経費がかかることが分かった」などといった感想が聞かれていました。
2016年01月25日
美濃加茂市と姉妹都市を結んでいるオーストラリア・ダボ市から中高生らの派遣団が来日し、9月28日、海老和允美濃加茂市副市長を訪問しました。 美濃加茂市とダボ市は平成元年に姉妹都市提携を結び、毎年、青少年交流事業で中高生らが相互に訪問しています。 今回の派遣団は、中高生7人が10月5日(月)までホームステイしながら、山之上町で梨狩りをしたり、正眼寺で座禅を体験したりするほか、市内の中学校や高校へ訪問して日本の風土や文化を学ぶ予定です。 派遣中高生は、事前に学んだ日本語で「こんにちは」「どうぞよろしく」などとあいさつしながら自己紹介をすると。海老副市長は「美濃加茂市は自然豊かで、歴史も古い街なので、市内でいろいろな体験をしていただき、美濃加茂市を楽しんでください」と歓迎しました。 この派遣団は、9月29日には、美濃加茂市蜂屋町にあるみのかも文化の森を訪れ墨絵を体験。文化振興課職員から筆の使い方や墨の濃淡について説明を受けた後、竹を見ながら写生をしました。 派遣生らは、納得できる線が描けるまで何度も練習した後、色紙短冊に思い思いの墨絵を描きました。描き上げた後には「思ったように線が描けず難しかった」や「筆でいろんな線が描けて楽しかった」などといった感想も聞かれ、筆の繊細なタッチに触れていました。
2015年09月29日
美濃加茂市と姉妹都市提携をしているオーストラリアのダボ市へ派遣した学生らによる帰国報告会「コアラミーティング」が8月30日、美濃加茂市太田町にある生涯学習センターで開かれました。 中高生ら12人で編成した派遣団は、8月1日から12日までダボ市を訪問し、現地の学校へ通ったりホームステイをしたりして友好を深めました。 この日の報告会では、参加した約50人の前で生徒一人一人がスライドを使って普段の生活や学校での様子など、体験したことや日本との違いなどを発表。「LとRの発音が難しく、自分の思いと全く違った意味に解釈されてしまった」や「自分から進んでアピールしないと何もできないことを学んだ」、「70年前の戦争で日本人とオーストラリア人が戦った話を聞いて平和の尊さを実感した」などと生徒が今回の派遣で強く感じたことについて報告し、参加者は熱心に聞き入っていました。
2015年09月04日
青少年の派遣事業として美濃加茂市の姉妹都市であるオーストラリアのダボ市を訪れた派遣団12人(中学生5人、高校生5人と引率者2人)が8月14日、8月1日から8月12日までの12日間の日程を無事に終え、元気に帰国したことを藤井浩人美濃加茂市長に報告しました。 この日、美濃加茂市役所を訪れた派遣団のメンバーは、一人一人がダボ市についての感想やホームステイなどを体験して得たことなどを報告。 派遣生からは「英語が通じるか不安だったが、現地の人とちゃんと会話ができたことで自信がついた」「日常生活の中で野生動物と人間との距離が近く、共存できていることに感動した」「現地で学んだ文化を日本の友だちにも伝えたい」などといった報告が聞かれました。 報告を受けた藤井市長は「この派遣期間に感じたことを忘れず、これからもさまざまなことに目標をもって挑戦してほしい」と話していました。
2015年08月20日
美濃加茂市島町にある美濃加茂市文化会館で7月31日、ハンガリー・リスト音楽院の教授らによるコンサート「ぎふ・リスト音楽院マスターコンサート‘15」が開催されました。 これは、毎年岐阜県ハンガリー友好協会が行っている音楽家の留学支援事業の一環として開催しているもので、来日している同学院の教授や留学修了生7人によるピアノやヴァイオリン、チェロによるクラシックコンサートです。美濃加茂市では平成23年以来2回目の開催です。 この日は、シューベルトやベートーヴェンなどの著名な音楽家の曲を中心に、演奏。来場した約450人の観客は、それぞれの楽器から奏でられる豊かな音の調和に魅了されていました。
2015年08月07日
ぎふ・リスト音楽院マスターコンサート‘15の出演者の皆さんが7月30日、美濃加茂市役所を訪れ藤井浩人市長へ公演に向けての抱負を話しました。 これは、岐阜県ハンガリー友好協会が毎年行っている音楽家の留学支援事業の一環で来日しているリスト音楽院の教授らの、ピアノやヴァイオリン、チェロによるコンサートです。 この日は、同音楽院教授で今回ピアノを演奏するファルヴァイ・シャーンドルさん、同教授でチェロを演奏するオンツァイ・チェバさん、同准教授でヴァイオリンを演奏するサバディ・ヴィルモシュさんのほか、同音楽院修了者でコンサートに共演する和田さやかさん、大迫綾香さん、橋本専史さんが美濃加茂市役所を訪れました。 出演者からは、県ハンガリー友好協会と美濃加茂市がハンガリーとの交流に大きく寄与されたことを触れながら「今回のコンサートでは、ハンガリーとハンガリー友好協会、美濃加茂市などとのつながりを紹介したいと思います」などと話すと、藤井市長は「コンサートをとても楽しみにしています。コンサートを通じてハンガリーとの交流が深まることを期待しています」と歓迎しました。 このコンサートは、7月31日(金)午後7時から美濃加茂市島町にある市文化会館で開催します。当日券は、一般2,500円、高校生以下1,500円となっていますので、本場の音楽をぜひご体感ください。
2015年07月30日
美濃加茂市島町にある市文化会館で7月25日、サンバの講習会が行われ、20人が参加して本場ブラジルの踊りを学びました。 これは、外国の文化を日本人にも知ってもらおうとNPO法人美濃加茂国際交流協会が主催したものです。 この日は、名古屋市在住でブラジル公認のサンバインストラクターの資格を持つAKIさんが講師となり、サンバのリズムの取り方や体の動きなどを学びました。 AKIさんは、ブラジルの人たちがカーニバルに参加するために1年間練習に励んでいることを挙げ、サンバに対して特別な思いを持っていることを紹介。現地で実際に踊った経験から「腰の動きを意識して、笑顔で踊りましょう」などと参加者にアドバイスを送り、見本を見せながら踊りのポイントを教えました。 最後は、実際のカーニバルをイメージしながら、音楽に合わせて全員で踊り、心地よい汗を流しました。 参加者は、「リズムが速く難しい」や「腰の動きが上手にできない」などと話しながらも楽しくサンバを踊りました。
2015年07月29日
坂祝町にある中央公民館で7月19日、外国人のための「日本料理教室」が行われました。 これは、外国人世帯に、日本料理を通じて調味料の使い方や日本の気候にあった食品の保存方法などを学んでもらおうと、NPO法人美濃加茂国際交流協会が主催で開催したものです。 この日は、美濃加茂市食生活改善連絡協議会のメンバーが講師となり、花をかたどった2種類の巻きずしのほか、アジの香り焼き、肉じゃが、茶わん蒸し、牛乳で作ったくずもちの6品を作りました。 中でも、巻きずし作りでは、卵焼きやキュウリ、かにかまぼこなどを酢飯と板のりと一緒に巻き上げた後、包丁で切ると、切り口から花の模様が現れ、参加者から歓声が上がりました。出来上がった料理は、きれいに盛り付けをして、参加者全員で会食しました。 参加者からは「巻きずしの模様がきれいにできて感動した」や「どの料理も味が上品でおいしかった」などといった感想が聞かれました。
2015年07月23日
美濃加茂市本郷町にある上古井交流センターで5月26日、古井地区多文化共生推進座談会が行われ近隣住民や県職員など20人が参加しました。 この座談会は、平成20年度から地域の外国人住民と日本人の「顔の見える関係づくり」を目指し、地域行事への外国人市民の参加促進などの活動をしています。 この日は、はじめに県と市の職員から外国人を取り巻く現状について説明がありました。平成20年のリーマンショック以降、特にブラジル国籍の外国人が減少し、フィリピン国籍やベトナム国籍の人などの外国人人口に占める割合が増えていることなどが報告されました。 座談会では、「日本人と外国人とをつなぐキーパーソンになる人がもっと必要」や「まちのイベントなどに積極的に参加して、お手伝いもできるようにしたい」といった意見が出されました。 座長の渡辺勝則さんは、「環境の変化に伴う活動の展開が必要で、これからもみんなが住みよいまちづくりを積極的に進めていきたい」と話していました。
2015年06月02日
美濃加茂市太田町にある市生涯学習センターで5月23日、外国人を対象に日本の冠婚葬祭のマナーを学ぶ勉強会が行われ、約40人が参加しました。 これは、日本の生活で、外国人が普段聞くことができない冠婚葬祭について学ぶ機会を作ろうとNPO法人美濃加茂国際交流協会(安藤志郎会長)が主催したものです。 この日は(株)のうひ葬祭の職員を講師に招き、祝儀袋や不祝儀袋の使い分けの方法や葬儀のときの服装、参列のマナーなどについて、モニターなどで説明を受けました。また、実際に仏式の焼香や神式の玉串奉奠を体験し、参加者は質問するなど熱心に学んでいました。 参加者からは「たくさんルールがあって、日本の葬式は大変」や「葬式のルールを知ることができて勉強になった」、「四十九日や一周忌など、葬式後の行事についても知りたい」などといった感想が聞かれました。
2015年05月27日
美濃加茂市太田町にある市生涯学習センターで5月16日、市内や坂祝町に住む外国人による日本語のスピーチ発表会が行われ、日本での生活で感じたことや新たに発見したこと、驚いたことなどを発表しました。 これは、普段日本語を学んでいる外国人に日本語で発表する機会を作り、発表により日本語に対する自信を付けてもらおうとNPO法人美濃加茂国際交流協会が主催したものです。 この日、発表したのは中国籍の江業鵬(こう ぎょう ほう)さん、王凱(おう がい)さん、ベトナム籍のズオン ズイ ニャットさん、レ バ クエンさん、ブラジル籍の北原ルシアーナさんの5人。 発表では、日本での生活で戸惑ったこととして「自動車がとても多くびっくりした」、「日本語の発音やアクセントはとても難しい」などと話す一方で、「日本人は残業も多く、もう少しゆったりとした生活を送った方がいい」、「子どものジュニアシート着用が少なくみえて、交通安全上良くない」などの指摘もありました。 5人は、「これからも日本で頑張っていきたい」などと今後への意欲を見せ、「これからもいろいろと教えてください」と話していました。 この日会場を訪れた50人の参加者は、丁寧に話す日本語のスピーチに聞き入り、盛んに拍手を送っていました。
2015年05月18日
美濃加茂市蜂屋町にあるみのかも文化の森で3月21日、市内に住む外国人同士の交流を深めようと「わくわくピクニック」が行われました。 これは、子育ての情報交換や日本の習慣、文化などを学ぶために集まった外国人の母親のサークル「日訳スイートマザーズ」が企画したもので、市内在住の外国人や外国で育った日本国籍の人など親子連れを含む32人が参加しました。 この日は、文化の森を見学した後、芝生広場でそれぞれが持参した弁当を食べたり、スタッフが用意した風船やシャボン玉で遊んだりしました。また、大人たちは現在の生活について意見交換を行いながら交流を深めました。 参加者からは「初めてあった人もいましたが、いろいろ話ができて良かった」「今後も行事に参加して、日本の文化や習慣を身に付けるきっかけを作りたい」などといった感想が聞かれていました。
2015年03月25日
美濃加茂市東図書館で2月14日、外国人住民と共生の在り方を考える「古井地区多文化共生推進座談会『世界の人たちと語りましょう』」が開催され、地域住民ら約50人が参加をしました。 古井地区多文化共生座談会(渡辺勝則座長)は、平成20年度に当初行政主導によりスタートしましたが、現在は自主的に地域の外国人住民と日本人の「顔の見える関係づくり」を目指し、地域行事への外国人市民の参加促進などの活動をしています。 最初に、藤井浩人美濃加茂市長が「会議だけでなく、実際に多文化共生団体の皆さんと地域活動を共にし、支援の方法を考えていきたい」とあいさつ。その後、市内で積極的に地域参画しているブラジルやフィリピン、中国など5人の在住者が、日本で生活していくために実施した研修の内容や日本の良いところ、改善した方がよいところおよび在住外国人が現在抱える問題点などについて発表しました。 また、座談会の最後には参加者同士が自由に交流する「ガヤガヤ会」が行われ、来場者らは在住外国人の暮らしや地域の実情について理解を深めていました。 主催した渡辺座長は、「多文化共生について、地域住民を今以上に巻き込んで、今後も継続的に活動していきたい」と話していました。
2015年02月17日
美濃加茂市本郷町にある東図書館で1月31日、災害発生時に冷静な対応ができるようにしようと外国人を対象とした防災ワークショップが行われました。 この講座は、子育ての情報交換のほか、日本の習慣や文化などを学ぶために集まった外国人の母親のサークル「日訳スイートマザーズ」が企画したもので、市内在住の外国人やに外国で育った日本国籍の人など21人が参加しました。 この日は、演劇を通じて多文化共生に関する活動をしている可児市の多文化劇団ユニット「MICHI」のメンバーが講師となり、地震が起きた時の避難の方法や避難するときに何を携行するかをグループになって話し合いました。 また、災害に遭ったときには「避難所」と表記された場所へ行くことを説明しました。「避難」の漢字が外国人にとって覚えにくいため、ジェスチャーを交えながら漢字を覚える方法を学びました。 参加者からは「日本は地震が多いので普段から災害に備えたい」「日本語の中でも特に漢字は難しいのでもっと勉強していきたい」などといった感想が聞かれていました。
2015年02月05日
▲歓迎レセプションで、姉妹都市提携25周年を記念したケーキに入刀する両市長 美濃加茂市と姉妹都市提携を結んでいるオーストラリア・ダボ市の訪問団が、姉妹都市提携25周年を迎えたことを受け、10月31日から4泊5日の日程で当市を訪れ、市民らと交流を深めました。▲BBQを通して交流する様子と、市民にブーメランを教えるダボ市長 ダボ市の訪問団は、マシュー・ディカーソン市長をはじめ、担当部長や姉妹都市友好委員など14人で構成。滞在期間中、山之上町の健康の森で、オーストラリア産の食材を使ったバーベキューを通して市民ら24人と交流をしたり、ブーメランなどの遊びを一緒に楽しんだりしました。また、野笹町のアピタ美濃加茂店で10日まで開催中のパネル展「姉妹都市25周年記念展」や、3日まで開催していた「オージーフェスタ」の会場を訪れ、来店者にオーストラリアの魅力やワインなどの関連商品を積極的にPRしていました。▲アピタ美濃加茂店のオージーフェスタでオーストラリアをPRする両市長 2日の夜には、太田町のシティホテル美濃加茂で行われた「姉妹都市25周年ダボ市訪問団歓迎レセプション」に参加。関係者約60人が参加し、美濃加茂・ダボの両市長による今後の更なる交流促進を図るための宣言書へのサインや、友好記念品の交換が行われたほか、市民らによる和太鼓演奏やアカペラ合唱などで訪問団をもてなしました。▲市民らによるディジュリ・ドゥ演奏(写真左)和太鼓演奏(中央)アカペラ合唱(右)など 藤井浩人市長とダボ市のマシュー・ディカーソン市長は、「25周年を機に、バーベキューハウスの計画や文化交流などで、両市の交流を今まで以上に強いものにしていきたい」と話していました。
2014年11月05日
美濃加茂市太田町にある生涯学習センターで10月4日、外国人を対象として料理教室が行われました。 この講座は、子育ての情報交換の他、日本の習慣や文化などを学ぶために集まった外国人の母親のサークル「日訳スイートマザーズ」が企画したもので、ブラジルやチリなど外国人の母親30人が参加しました。 この日は、美濃加茂市食生活改善連絡協議会のメンバーが講師となり、「魚のきのこあんかけ」や「きんぴらごぼう」、「具だくさんの味噌汁」、「ブドウジュースの寒天」を調理。講座の中で、かつおだしを使っただし汁の作り方やニンジンや大根のいちょう切り、小松菜の使い方など、外国人にはなじみの少ない調理方法が紹介され、参加者は講師にアドバイスを受けながら調理をしました。 そして、出来上がった料理を皿に盛り付けると、調理の様子を見ていた子どもたちも集まり、参加者全員で食べました。 参加者からは、「日本食を作ることはあるが、今回のような作り方をしていなかったので今後に生かしたい」や「今日の調理方法を復習してもっと上手になりたい」などと話しました。
2014年10月08日
美濃加茂中学校が姉妹校提携しているジェネシス・クリスチャン・カレッジ(豪州・ブリスベン市)の派遣団が9月29日、藤井浩人美濃加茂市長を訪問しました。 両校は、少人数個別指導や国際理解教育、情報教育などの教育方針が似ていることから平成14年に姉妹校提携を締結。海外研修や留学生の受け入れなど交流を深めていて、本交流事業は2年に1回実施されています。 この派遣団は、同校のブライをはじめとする先生と生徒26人が9月27日(土)から10月6日(月)までホームステイをしながら市内にある施設の見学や美濃加茂中学校の授業に参加する予定。 藤井市長は、「この美濃加茂市で素晴らしい経験、友だちを作って頂きたい」と歓迎のあいさつをしました。続いてバーカー校長は、「過去に交流事業で美濃加茂市に訪れた生徒から『美濃加茂市で大変お世話になり、たくさん良い経験をした』と聞いています。今回も、いろいろと日本のことを学びたいと思います」とあいさつしました。 また、生徒から藤井市長へ「美濃加茂市という名の由来は」や「美濃加茂市の有名なものは」などと質問をしたり、藤井市長から生徒へ「日本に来て驚いたことは」などと尋ねたりして懇談をしました。
2014年10月01日
美濃加茂市と姉妹都市を結んでいるオーストラリア・ダボ市から中高生らの派遣団が来日し9月26日、藤井浩人美濃加茂市長と日比野安平美濃加茂市教育長を訪問しました。 美濃加茂市とダボ市は平成元年に姉妹都市提携を結び、毎年、青少年交流事業で中高生らが相互に訪問しています。 今回の派遣団は、中高生9人が10月5日(日)までホームステイしながら、正眼寺で座禅を体験したり市内の施設などを見学したりするほか、市内の中学校や高校へ訪問して日本の風土や文化を学ぶ予定です。 中高生は、事前に学んだ日本語で「こんにちは」「どうぞよろしく」などとあいさつ。藤井市長は「美濃加茂市はダボ市に負けないくらいすてきなまちです。たくさん思い出を作ってください」と歓迎しました。
2014年09月29日
美濃加茂市本郷町にある美濃加茂市東図書館で9月6日、外国人を対象とした生活講座が行われ救急救命について学びました。 この講座は、日本の生活に慣れ親しんで積極的に地域に溶け込めるきっかけづくりを図ることを目的に今年の7月から行われているもの。外国人が日本で生活する上での不安や課題を持ち寄り、それらを解消するための話し合いや、役立つ情報の共有をしています。 今回は、8人が参加して救急救命をテーマに、人形を使って心臓マッサージやAEDの使用方法を体験したり、家庭での応急処置の方法を学んだりしました。 参加者は、「今度、子どもに異常があっても対処できそう」「心臓マッサージやAEDの使い方を実際に体験できて良かった」などと話していました。
2014年09月16日
美濃加茂市と姉妹都市提携をしているオーストラリアのダボ市へ派遣した学生らによる帰国報告会「コアラミーティング」が8月30日、美濃加茂市太田町にある生涯学習センターで開かれました。 中高生10人で編成した派遣団は、8月1日から12日までダボ市を訪問し、現地の学校へ通ったりホームステイをしたりして友好を深めました。また、太平洋戦争中にオーストラリアのカウラ市内に収容された日本人捕虜が収容所から集団脱走を図り231人が死亡した『カウラ事件』から今年で70年を迎えたことを受け、現地で行われた追悼式典にも参加しました。 報告会では、参加した約60人の前で生徒一人一人がスライドを使って普段の生活や学校での様子など、体験談を発表しました。この発表では、全ての生徒が「ホストファミリーの優しさが嬉しかった」や「誰もが気軽に話しかけてくれて、気持ちが楽になった」など、感謝の気持ちを述べるとともに「外国の人とコミュニケーションができるようもっと語学を身に付けたい」や「日本と外国の人との架け橋になれるよう勉強したい」など、目を輝かせながらこれからの夢も話しました。 また、報告会の途中には「ティータイム」の時間も設けられ、オーストラリアのお菓子を食べながら、派遣生や参加者がオーストラリアやダボ市での生活について意見交換をしていました。 最後に団長で美濃加茂国際交流協会ダボ友好委員の土屋康夫さんが「カウラ事件の追悼式典に参加できたことは、日本とオーストラリアとの歴史を体感する良い機会でした。今回の参加者がそれぞれの体験から大きく成長することを楽しみにしています」とあいさつしました。
2014年09月03日
今月1日から12日までの12日間、美濃加茂市と姉妹都市提携を結んでいるオーストラリアのダボ市へ訪問したダボ市青少年事業派遣団の帰国報告会「コアラミーティング」が8月30日(土)の午後7時から生涯学習センターで行われます。 海外での生活や習慣を体感した「生」の声を聞く機会です。ぜひお越しください。
2014年08月29日
美濃加茂市と姉妹都市を結んでいるオーストラリア・ダボ市への派遣団が7月30日、出発を前に美濃加茂市役所を訪れ、海老和允副市長に抱負を語りました。 美濃加茂市とダボ市は平成元年に姉妹都市提携を結んでいます。美濃加茂市からはこれまでに中高生ら約200人以上が国際交流や相互理解を目的に派遣され、ホームステイをしながら現地の学校に通うなど交流を深めるとともに異文化を学んできました。 今回の派遣は、8月1日(金)から12日(火)までの13日間の計画で、中学生6人、高校生4人と引率者2人の計12人が参加します。この中には、美濃加茂市と定住自立圏構想の協定を結んでいる坂祝町や川辺町などの生徒も参加します。 この日、派遣生たちは「日本の代表という気持ちを持って行動したい」「文化の違いを体験し、日本のことも伝えたい」「積極的に多くの人とのコミュニケーションを図りたい」などと抱負を話すと、海老副市長は「いろいろと体験して、ぜひ自分自身の財産にしてほしい」と激励しました。 ▲ダボ市へ出発した皆さん
2014年08月02日
美濃加茂市太田町にある生涯学習センターで、地域日本語支援者養成講座が行われ市民ら10人が参加しました。 これは、単に「日本語を教える」に留まらず日本語を学習しようとする外国人に対し、より良い支援の方法を学ぶ講座です。 この日は、可児市NPO法人可児市国際交流協会の各務眞弓さんが「地域日本語支援者とは」をテーマに講演をされました。 各務さんは、「外国人との文化的な違いを知ることが大切」「現実に相手が困っていることや分かっていないことを把握した上で、日本で生活するコツを教えることが大切」など、多文化共生を進めるためのアドバイスを話しました。 この講座は、10月18日までに9回講義を行い、外国人に寄り添った支援ができるよう学習します。
2014年07月14日
美濃加茂市本郷町にある古井小学校体育館で7月5日、盆踊りの講習会が行われました。 この講習会は、保護者も一緒になって盆踊りを学びながら交流を図ることを目的にPTA国際交流委員会が主催したもので、80人の親子が参加しました。 この日は、市内を中心に活動している盆踊りサークル「舞童」のメンバーが振り付けの指導を行い、「ライン音頭」や「炭坑節」、「ダンシングヒーロー」など6曲踊りました。 外国人の参加者は、慣れないリズムや振り付けに最初は戸惑いながらも、次第にリズムに合わせて楽しく踊っていました。 同委員会の山本ラウロトシヒロさんは、「各地で行われる盆踊り大会に積極的に参加して、日本の夏を楽しんでほしい」と話していました。
2014年07月08日
▲アピタ美濃加茂店での街頭啓発 美濃加茂市野笹町にあるアピタ美濃加茂店で7月1日、「社会を明るくする運動」の強調月間として、市内の保護司や更生保護女性会のメンバーら約30人が街頭啓発活動を行いました。 参加した皆さんは、啓発活動の前に美濃加茂市役所を訪れ、海老和允副市長に法務大臣と岐阜県知事からの「活動がより多くの地域住民に理解と参加を得て活発に行われるよう支援と協力をお願いします」などと書かれたメッセージを伝達しました。▲法務大臣と岐阜県知事からのメッセージを海老副市長に伝えるメンバー 啓発活動を実施したアピタ美濃加茂店の店頭では、犯罪防止や更生保護などへの理解を深めてもらおうと、保護司や更生保護女性会の会員らが「社会を明るくする運動」と書かれたタスキをして、買い物帰りの人たちにうちわやクリアファイル、ポケットティッシュなどを手渡しました。
2014年07月04日
美濃加茂市太田町にある生涯学習センターで6月22日、NPO法人美濃加茂国際交流協会が主催で外国人の親を対象にした「栄養満点お弁当作り講座」が行われ、ブラジルやフィリピンなど4カ国25人の外国人が参加しました。 この日は、美濃加茂市食生活改善連絡協議会の協力を得て、野菜を巻いて焼いた肉巻きやカニかまぼこ入りの卵焼きなど5品目の料理を作り、見た目がきれいになるように詰めました。 参加者は、「栄養のバランスが良く、おいしそうに見える」や「料理をきれいに箱に詰めることは初めてで楽しかった」などと話し、完成した弁当をみんなで食べました。
2014年06月26日
美濃加茂市本郷町にある上古井交流センターで5月22日、古井地区多文化共生推進座談会が行われ22人が参加しました。 この座談会は、平成20年度に行政主導によりスタートし、現在は地域住民が主体的に地域の外国人住民と日本人の「顔の見える関係づくり」を目指し、地域行事への外国人市民の参加促進などの活動をしています。 この日は、同会の昨年度の活動報告と今年度の重要活動計画について世話人会から報告された後、岐阜県環境生活政策課と美濃加茂市地域振興課から、岐阜県および美濃加茂市の外国人を取り巻く現状と施策について説明を受けました。 その説明の中で、リーマンショック以降、特にブラジル国籍の外国人が減少したことや、フィリピン国籍の外国人が外国人全体の人口比で割合が高くなったことなどが挙げられました。ブラジル国籍の参加者からは「美濃加茂市内に在住する外国人の多くは、日本でこれからも長く生活していく意思を持ち、もっと日本人との交流を持ちたいと思っている」といった発言も聞かれました。また、その後の意見交換では「行事などに参加を求めるときは、紙を配るだけでなく、外国人と直接会って話をすることが大切」といった意見も出されていました。 座長の渡辺勝則さんは、「とにかく参加者自身が楽しめるように今後も活動を続け、みんなが住みよい地域づくりを進めたい」と話していました。
2014年05月23日
美濃加茂市生涯学習センターで5月10日、ブラジル人家族の日本での生活をまとめたドキュメンタリー映画「ブラジル ノ ニッポン」の上映会が行われ約80人が鑑賞しました。 この上映会は、ブラジル人家族の生活を通じて今の日本で外国人に対して何ができるかを考える機会として、NPO法人美濃加茂国際交流協会が主催で行われたものです。 映画では、リーマンショックや東日本大震災などで勤め先から解雇されるなどさまざまな問題が家族を襲う中、家族間の絆を大切にしながら生きていく姿が描き出されていました。 この映画を制作した多治見市在住の若尾泰之さんは、「可茂地区が外国人の多いところだと知り、外国人家族の生活を紹介する目的で制作しました。この映画に出てくる外国人家族の家族愛は日本人にも学ぶことがあるのではないかと思います」と話していました。 上映後、参加者の日本人から「日本語を学ぶ機会をもっと作ることはできないだろうか?」と外国人への支援について意見が出されたのに対し、外国人からは「私たちもいろいろと大変だった」などと言った意見が出るなど、活発に意見交換を行いました。
2014年05月14日
▲左からエムディ・ヒラ・ダイアモンドさん、藤井市長、坂本政子さんとセラピードックのメイちゃん 美濃加茂市役所で4月15日、東日本大震災における被災者の支援活動などを行った個人および団体に対し、その功労に対する厚生労働大臣からの感謝状が藤井浩人美濃加茂市長から伝達されました。 感謝状が贈呈されたのは、お年寄りや体の不自由な方を中心に被災された人へ豆腐を配布する活動をしている加茂野町の「株式会社ギアリンクス(中田智洋 代表取締役社長)」、被災地の仮設住宅などを訪れ、子どもたちや高齢者などの多くの被災者へ犬やインコによる「アニマルセラピー」で元気を与えた三和町の坂本政子さん、震災直後からボランティアを募り避難所の高齢者や子どもたちを中心に多くの被災者にカレーライスを配布した古井町のエムディ・ヒラ・ダイアモンドさんの2人と1団体です。 この日、市役所を訪れたエムディ・ヒラ・ダイアモンドさんは、「20歳のときから24年間日本にお世話になっているので、震災があったときは被害に遭った人たちに何かできないかと思い活動をしました」と当時のことを話しました。 また、坂本政子さんは、「被災地を訪問した後に「また来てね」と手紙をいただくことがあります。メイちゃんが高齢になっているので、出来る範囲で続けられるといいと思っています」と報告しました。 藤井市長は、「震災が起きた当時は、余震や放射能へのイメージもあり、被災地へ駆けつけることにリスクを感じたと思います。その中で、被災地へ赴き支援活動をされたことに敬意を表します」と称えました。
2014年04月15日
美濃加茂市東図書館で2月22日、外国人住民と共生の在り方を考える「古井地区多文化共生座談会『これからの多文化共生活動を考える』」が開催され、住民ら約40人が参加しました。 古井地区多文化共生座談会(渡辺勝則座長)は、平成20年度にスタートし、地域の外国人住民と日本人の「顔の見える関係づくり」を目指し、地域行事への外国人市民の参加促進などの活動をしています。 最初に、藤井浩人美濃加茂市長が「美濃加茂市は多文化共生の先進地であると対外的には認められていると思いますが、まだまだ課題は多くあると思います。今後市としても推進、応援をしていきますので、ぜひ皆さんの力も貸していただきたいです」とあいさつ。その後、市内で活動する各団体による活動報告や、来場者全員が参加したパネルディスカッションが行われ、来場者らは多文化共生への考えを深めました。 渡辺座長は、「多文化共生を少しでも考えてもらえればと思い、活動しています。地域の人をもっと巻き込んで今後も継続的に活動していきたい」と話していました。
2014年02月27日
美濃加茂市蜂屋町にあるみのかも文化の森で2月15日と16日、美濃加茂市の姉妹都市であるオーストラリア・ダボ市との交流を深めようと「姉妹都市ダボ市とのコラボアート展」が開催されました。 これは美濃加茂国際交流協会が、美濃加茂市とダボ市が姉妹都市提携を結んで来年25周年を迎えることを記念し、両市の市民が協力して一つの作品を制作し、展示しようと企画したもの。 展示されている作品は、歌川広重の木曾街道シリーズから本市の「太田宿」をテーマにした『太田宿 広重スタイル』(横110cm×縦71cm)の一点。この作品はダボ市の作家17人と美濃加茂市民ら18人が参加し、35ピースに分けられた歌川広重の「太田宿」をそれぞれの感性で着色。来日中のダボ市在住のアーティスト、ジャック・ランドールさん(今回の制作総指揮者)が組み合わせ、一つの作品として表現したものを展示しました。 また、15日はジャック・ランドールさんが、文字を美しく見えるよう視覚的に表現するカリグラフィーアートの実演パフォーマンスを行い、多くの人でにぎわっていました。
2014年02月19日
▲日用品と非常時持出品が混在したカードから、素早く非常時持出品を選択するゲーム 大地震などの大災害が発生した際に、在日外国人が文化や習慣、言葉の違いから大きな被害を受けてしまうことを防ぐため、岐阜県国際交流センターと美濃加茂国際交流協会が2月2日、美濃加茂市太田町にある生涯学習センターで「災害時語学サポーター研修」を開きました。 災害時の外国人支援に興味のある日本人に加え、日本語が少し話せるこの地域に住んでいるブラジルやフィリピン、ベトナム国籍などの約50人が参加しました。 東日本大震災で外国人を支援した経験を持つ多文化共生マネージャー全国協議会理事の高木和彦さんと高橋伸行さんが、日本語が話せず、避難場所も知らない外国人にはどんなサポートが必要かを講義。また、多文化共生のための演劇ワークショップ・ユニット「MICHI(みち)」のメンバーによるゲーム感覚で避難所シミュレーションなどを体験したほか、大災害発生を想定して外国人に困っていることを尋ねる訓練も行いました。 美濃加茂市の1月1日現在の外国人人口は4009人で、同市の7.26%になります。県国際交流センターによると、研修は通訳者の養成だけではなく、サポーターを通じて日本人と外国人住民、行政が結びつく環境づくりにも役立っていると話していました。 来日して13年になるブラジル人の小林レチシアさん(39歳)は「災害が起きた時の携帯音やテレビやラジオで流れる緊急速報の意味など、具体的に知ることができた。知り合いにも伝えたい」と話していました。
2014年02月05日
南米日系人を中心に多数の外国人が暮らす全国27市町で構成している「外国人集住都市会議」が10月29日、滋賀県長浜市にある北ビワコホテルグラツィエで開催されました。 同会議は、美濃加茂市の市長や担当職員を含む約400人が出席して「多文化共生社会をめざして~すべての人が互いに尊重し、ともに支え合う地域社会をめざして~」をテーマに課題や展望を探りました。 会議は全体会と分科会の2部構成で開催。全体会の基調講演では「経済団体が考える『定住外国人』」の演題のもと、潮惠一郎氏(一般社団法人関西経済同友会 平成24年度移民政策委員会副委員長)から、将来にわたる人口の変動と労働力の関係や外国人の定住化のための課題などについて講演が行われました。 分科会は、防災、子どもの教育、地域コミュニティの3つのテーマに分かれて、各自治体の取り組みや研究を発表。長野・岐阜・愛知ブロックは「子どもの教育」をテーマに美濃加茂市のほか4市が取り組みを報告しました。各都市における外国人住民の現状のほか、就学前や就学後の取り組みや調査研究の報告などを行い、外国にルーツを持つ子どもたちが地域の将来を担う住民として活躍するために必要な施策などについて、各省庁の担当者と意見交換を行いました。また分科会の後半では、NPO法人として地域の子どもたちと直接かかわっている人から現場の声を聞くなど、フロアとの意見交流も行いました。 藤井浩人美濃加茂市長は、文部科学省の「虹の架け橋事業」により行われている同市の初期適応指導教室「のぞみ教室」が、市の子どもたちの学びの基盤づくりに重要な役割を果たしていることやその継続を望むこと、高校進学後も日本語指導が必要な生徒がいることや彼らの就職のための地域や企業の理解の必要性を訴えました。また、教育は「未来への投資」「未来への挑戦」と位置づけ、外国にルーツを持つ子どもたちが日本での将来も描けるようキャリア教育の必要性にも触れました。 最後に、昨年7月施行の制度改正後に明らかとなってきた課題解決に向けた「在留管理制度及び外国人住民に係る住民基本台帳制度の改正等に関する提言」を行うとともに、国や関係機関と連携により、さらなる多文化共生社会の構築に向けた「ながはまメッセージ」を宣言し閉会しました。
2013年10月31日
藤井浩人美濃加茂市長が、今年8月に岐阜県人ブラジル移住100周年記念式典への出席や経済視察などのためブラジルを訪問した際、同国の西森ルイス国会議員と面談したことをきっかけに10月16日、日伯経済有効使節団として来日していた同氏を含む4人が美濃加茂市長を表敬訪問しました。 ルイス氏は「美濃加茂の物産など経済的な交流などが図れたらと思っています」などと話し、藤井市長は「ブラジルの人たちにも日本の良さを知っていただき、交流ができないかと思っています」などと話しました。 ルイス氏らは、美濃加茂市役所を訪れたほか、前市長の故渡邉直由氏とも親交があったため前市長宅を訪問したり、市内企業や市内の施設を視察したりしました。
2013年10月18日
美濃加茂市の姉妹都市である豪州・ダボ市の高校生ら11人が美濃加茂市に滞在しています。滞在期間中には、美濃加茂市役所を訪問したり、市内にある3つの高校に分かれて授業に参加したりして、日本の文化や暮らしに触れています。 ダボ市と美濃加茂市は、平成元年に姉妹都市協定を締結し、お互いに市民や生徒を派遣するなど交流を深めています。今回、美濃加茂市を訪れているのは、ダボ市の高校生9人を含む11人で、9月27日に来日し10月6日までホームステイをしながら日本の生活を体験しています。 来日した27日、ダボ市の高校生らは同市蜂屋町にある瑞林寺を見学した後、美濃加茂市役所を訪問。海老和允美濃加茂市副市長は「日本人の生徒さんや親さんは、やさしい人ばかりです。ゆっくり日本を楽しんでください」と歓迎しました。ダボ市の高校生らは、海老副市長から美濃加茂市の感想を求められると、「道がせまいけど、きれいなところ」などと話していました。
2013年10月01日
豪州・ダボ市にある日本庭園「逍遥園」を手入れするために派遣されていた庭師の近藤恭啓さんが9月6日、美濃加茂市役所を訪れ藤井浩人市長に帰国報告しました。 美濃加茂市は平成元年に豪州・ダボ市と姉妹都市協定を結び、平成14年11月、ダボ市にあるエリザベス公園内に日本庭園「逍遙園」を開園。以降、平成19年から毎年2人が派遣され庭園の維持管理を行ってきました。 今回派遣されたのは、庭師の近藤恭啓(やすひろ)さんと平澤稔郁(としふみ)さんの二人。8月24日から9月3日までの日程で、今年2月に庭園入口に完成した数寄屋門の両脇約3メートルを日本の伝統的な門として拡張工事をしたいとダボ市から依頼を受け、その組み立て工事をしたほか、老化してきた竹垣などの補修や逍遙園の庭木の剪定指導を行いました。 この日市役所を訪れた近藤さんは、数寄屋門の拡張工事の作業内容を図面や写真などで藤井市長に説明。最後の仕上げ作業は、現地業者に説明し帰国後作業をしてもらっていることや、逍遥園の現状、今後の整備計画にも触れ、「逍遙園」がダボ市に愛着を持って管理されていることを報告しました。 また、近藤さんは、ダボ市から美濃加茂市にバーベキュー施設の設置案を提示されたことを報告し、「ぜひ実現してほしい今後も協力できることは続けていきたい」と話をしていました。
2013年09月10日
美濃加茂市と姉妹都市提携をしているオーストラリアダボ市への派遣団による帰国報告会「コアラミーティング」が8月24日、美濃加茂市太田町の生涯学習センターで開かれました。 中高生10人で編成した一行は、先月25日から今月6日までダボ市を訪問し、現地の学校へ通ったりホームステイをしたりして友好を深めてきました。 美濃加茂国際交流協会など関係者ら約60人が出席した報告会では、派遣団がスライドなどを使用し、現地の食生活文化の違いを紹介したり、思い出のアルバムを映像で披露したりしました。 また、報告会の途中には「ティータイム」の時間も設けられ、オーストラリアのお菓子を食べながら、派遣生や参加者がオーストラリアやダボ市での生活について意見交換をしていました。 派遣団として、ダボ市にホームステイをしてきた生徒からは「生活や文化の違いを学び、日本の良さを改めて知ることができた。互いの文化を認め合って取り入れていくことが大切だと感じた」、「第2次世界大戦時の日本人墓地へ行き、歴史を学んだ。互いの過去を忘れないよう、これからも友好交流を続けることが必要だと改めて感じた」、「もっと英語を勉強して、もう一度ダボ市へ行きたい」などの報告が聞かれました。
2013年08月28日
美濃加茂市の姉妹都市であるオーストラリア、ダボ市との交流活動を広く市民に紹介しようと「美濃加茂市・ダボ市 姉妹都市交流展」が同市野笹町にあるアピタ美濃加茂店で開かれています。9月8日まで。 美濃加茂市とダボ市は、姉妹都市提携を結んで来年25周年を迎えます。その25周年を前に、これまでの両都市の交流活動で行われてきた学生派遣の様子や、加茂農林高校の生徒がデザインしダボ市に造られた日本庭園の写真やパネルで紹介しています。また今年の6月に開催したダボ市長 マシュー・ディカーソン氏を迎えてのシンポジウムの様子なども合わせて紹介しています。 訪れた人は展示されている活動の様子に興味深そうに見入っていました。
2013年08月26日
美濃加茂市と姉妹都市を結んでいるオーストラリア・ダボ市への派遣団が7月24日、出発を前に美濃加茂市役所を訪れ、藤井浩人市長に抱負を語りました。 美濃加茂市とダボ市は平成元年に姉妹都市提携を結んでいます。美濃加茂市からはこれまでに中高生ら約200人が派遣され、ホームステイをしながら現地の学校に通うなど交流を深めるとともに異文化を学んできました。 今回の派遣は、7月25日に出発し8月6日に帰国する計画で、中学生4人、高校生6人と引率者2人の計12人と、市職員2人が参加。この中には、美濃加茂市と定住自立圏構想の協定を結んでいる坂祝町や川辺町などの生徒も参加します。 この日、派遣生たちは「英語を頑張って使い、日本の文化を伝えてきたい」「文化の違いを体じゅうで感じてきたい」「積極的に多くの人と関わってきたい」などと抱負を話すと、藤井市長は「おもいきっていろんな人とふれあい、全ての経験を体全体で楽しんできてほしい」と激励しました。
2013年07月26日
美濃加茂市生涯学習センターで7月20日、日本の高等学校への入学や就職など進路選択のあり方を理解してもらおうと、市内小中学校に在籍する外国人児童生徒と保護者を対象に進路説明会が行われ、約50人が参加しました。 この日,西中学校の岩田秀明 進路指導主事が,進路選択の考え方や決定までの流れ,手続きの手順,必要な経費などの説明をし,「自分の将来への希望や生き方をよく考え,進路を選択・決定しましょう」と参加者に呼び掛けました。 このあと,西中学校を卒業したマルベリア ニカさん(16歳・東濃高等学校) ,パルミトス クリスティアンさん(16歳・東濃高等学校),の2人が自分の体験談を話したり,会場からの質問に答えたりしました。 2人の高校生は「高校では勉強がとても難しいので今からしっかり勉強しておくことが大切です」「弁当を持参したり,電車で通学したりすることが中学校と大きく違います」などと話していました。 参加した人たちは「美濃加茂市内にある高校を教えてほしい」「定時制では何時間勉強するのか」など積極的に質問しながら,日本の高等学校についての理解を深めていました。
2013年07月24日
美濃加茂市蜂屋町にあるみのかも文化の森で6月29日、美濃加茂市の姉妹都市である豪州・ダボ市のマシュー ディカーソン市長を迎え「姉妹都市交流シンポジウム」が開かれ市民ら約110人が参加しました。 美濃加茂市は平成元年に豪州・ダボ市と姉妹都市協定を結び、平成14年11月にはダボ市のエリザベス公園内に日本庭園「逍遙園」を開園するほか、これまで、お互いの市民や生徒を派遣するなどの交流を深めています。 マシュー ディカーソン市長は、来年の姉妹都市25周年を前に27日、夫人と娘3人、息子1人の家族6人で美濃加茂市を訪れました。30日まで滞在し、この間、旧中山道太田宿の国重要文化財「旧太田脇本陣林家住宅」で歴史や建物の説明を受けたり、蜂屋町にある瑞林寺の蜂屋大仏を見学したりしたほか、伊深町にある正眼寺、三和のゲンジボタル観賞、市内の工場見学などを行いました。 また、「姉妹都市交流シンポジウム」では、藤井浩人美濃加茂市長が「今日のシンポジウムが、新しい交流のきっかけとなるように願っています」と、マシュー ディカーソン市長は「日本は初めて訪れた。私たち家族を快く受け入れていただきました。ダボ市では逍遙園がシンボルとなっていて、これと同じように将来の関係が続くことを願っています」とあいさつ。その後、スライドで交流を振り返り、また、ダボ市にある日本庭園に数寄屋門を建設した板頭芳樹さんが「ダボで愛される日本文化」と題した基調講演をしました。 そして、藤井市長やマシュー ディカーソン市長、過去の派遣生、庭園制作関係者の6人によってパネルディスカッションが行われ、「ダボ市では姉妹都市交流がまちづくりに生かされている。美濃加茂市にもシンボル的な何かをしていく必要がある」などの意見交換がされました。藤井市長は「美濃加茂市が世界に誇れるまちになるために、国際交流に力をいれていきたい」と話していました。 シンポジウムに参加した人たちは、互いの交流を身近に感じることができたり、互いの良さを再認識したりしました。市の担当者は「今回の取り組みで、今後の交流促進の一歩を踏み出してもらえれば」と話していました。
2013年07月02日
美濃加茂市本郷町にある美濃加茂市東図書館で6月16日、多文化共生について考える催し「誰もが仲良くできるまちを考える会」が行われ、約35人が参加しました。 これは、誰もが仲良くできるまちにするための「第2次多文化共生推進プラン」を策定するにあたり、多文化共生に関する現状と課題を共有し、意見を募る市民会議のキックオフイベントとして市が企画。 この日は、金城学院大学の朝倉美江教授を講師に迎え「多文化共生コミュニティの形成を目指して」と題した基調講演が行われ、朝倉教授は「私たちは、多様な属性をもつ人々と共に働き、共に暮らし、共に育ち、共に老いることのできる、誰もが安心して暮らせる多文化共生コミュニティをつくる必要があります。そのためにも、多文化共生コミュニティを組織化したり、支援団体とのパイプ役となるリーダーをつくることが重要です」などと呼び掛けていました。 参加者らはメモを取るなど真剣な表情で耳を傾けていました。
2013年06月20日
▲写真は、厚生労働省職業安定局の山本麻里 外国人雇用対策課長が挨拶しているところ 美濃加茂市太田町にある生涯学習センターで4月18日、居住者の多いこの地域の外国人に就労を目指して日本語を学んでもらおうと、JICE(財団法人日本国際協力センター)が「日系人就労準備研修」を開講しました。 同講座は、この地区で昨年度3期開講され、地元企業撤退などの問題を抱えていることを背景に引き続いての開講となりました。参加した43人の受講者は、6月25日までの平日に1日3時間の研修が毎日行われるコースと、5月27日までの平日に1日6時間の研修が毎日行われるコースに分かれ、日本語でのコミュニケーションや雇用、社会保険制度などについて講義や実習が行われます。 開校式では、受講者を代表して田中 ミツコ ルシアナさん(ブラジル人女性・36歳)が、「ソニーで5年間勤めてとても楽しくやってきた。閉鎖はとても悲しい。研修では、仕事をみつける可能性を高めたい。帰国する予定はなく、日本で生活するために一生懸命がんばります」とポルトガル語で話していました。 同講座は、今回とは別に、今後6コースを開講する予定。
2013年04月19日
美濃加茂市太田町にある生涯学習センターで3月17日、工場撤退などの影響で外国人人口が減少する中、外国人住民と共生の在り方を考える「古井地区多文化共生座談会ワークショップ『こんな時こそ、多文化共生 ~今、地域で何ができるか?~』」が開催され、住民ら約60人が参加をしました。 古井地区多文化共生座談会(渡辺勝則会長)は、平成20年度に行政主導によりスタートし、地域の外国人住民と日本人の「顔の見える関係づくり」を目指し、地域行事への外国人市民の参加促進などの活動をしています。 最初に、静岡文化芸術大学の池上重弘教授は「支え合いの視点としての多文化共生」と題し講演。「多文化共生は、言葉や文化の壁を越えて多様な人々をつないでいくユニバーサルデザイン。日本人と外国人だけでなく、高齢者や障がい者など多様な人々が一つの社会で暮らす21世紀の新しい地域づくりの在り方です」と話しました。 その後、地元住民や日本で育った若い世代のブラジル人らによるパネルディスカッションや、参加者同士が楽しみながら相互理解をするワールドカフェが開かれ、議論を深めました。
2013年03月22日
美濃加茂市と姉妹都市の豪州・ダボ市にある日本庭園「逍遥園」数寄屋門建設のために渡豪した庭師の近藤恭啓さん、平澤稔郁さん、丹羽広光さんと建設を請け負った(株)愛和の板頭芳樹社長、国際交流協会の関係者らが3月5日、市役所を訪れ海老和允副市長に数寄屋門の建設の様子を報告しました。▲完成した数寄屋門 美濃加茂市は平成元年に豪州・ダボ市と姉妹都市協定を結び、平成14年11月23日にダボ市にあるエリザベス公園内に日本庭園「逍遥園」を開園するほか、これまで、お互いの市民や生徒を派遣するなどの交流を深めています。 今回の数寄屋門建設事業は、ダボ市の要請を受け、3年掛かりで実現したもので、同園の茶室の建設にも携わった(株)愛和(板頭芳樹社長)が請負って建設をしました。まず、門の資材などを日本で準備し、コンテナに詰め輸出。2月11日から庭師の3人が基礎石の設置や鉄平石張りを先行工事、19日から23日に門の建設を行い、完成させたものです。門は、幅約8メートル、高さ約3メートル。 市役所を訪れた板頭さんらは、副市長に建設までの経緯や工程などを説明、「これだけの規模の門が公園にあるのは、日本でも珍しい。自慢できるものになったのではないか」と話していました。海老副市長は、短期間で完成したことに驚きながら話を聞き、労をねぎらいました。
2013年03月07日
美濃加茂市蜂屋町にあるみのかも文化の森で1月27日、オーストラリアのサザンクロス大学音楽学部のコーラスグループ「イザベラ・ア・カペラ」と、美濃加茂市民らで結成されているアカペラグループ「カンタス ヴィーヴォ」、「アンサンブル・フィレオ」のジョイントコンサートが行われました。 これは、日本とオーストラリアの交流を図ろうと美濃加茂国際交流協会が企画。これまでにも、10年にわたって市内の病院などの施設でコンサートを行ってきました。 この日、コンサートが行われたエントランスホールに集まった約100人の市民らは、森の中のミュージアムで聞く美しいハーモニーに聴き入っていました。
2013年01月31日
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