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同校の1年生260人は、日本語の指導が必要な生徒が約70人在学していることから、1年生が行う総合的な学習のテーマを「国際理解」とし、これまで世界の国調べや国際協力機構(JICA)による出前講座などを受講してきました。
この日は、「ポルトガル語・タガログ語講座」として、1会場あたり20人程度のグループ分かれ、同学年に在籍するブラジルやフィリピン国籍の生徒が「ミニティーチャー」となり、それぞれの母国語の言葉の意味や発音の仕方などを教えました。また、母国の子どもに人気のある遊びを紹介して一緒に遊ぶなど、生徒は外国の文化を楽しみました。
ミニティーチャーになった生徒からは「自分の国のことを知ってほしかったので、資料も一生懸命作りました」や「人に教えるのは難しかったけど楽しかった」といった感想が聞かれました。
また、同校の通訳のほか通訳の知人や生徒の保護者などが支援員としてミニティーチャーをサポートし、参加した人から「貴重な経験ができ、機会があったらまた参加したい」と話していました。
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