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2015年05月20日
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カテゴリ: 環境

DSC_0220(捕獲作業を行う向井准教授(一番左)).jpg

 美濃加茂市北部の河川で5月16日、生態系を守ろうと本来この地域には生息していないオヤニラミの駆除調査を目的とした捕獲活動が行われ、市民ら約20人が参加しました。

 オヤニラミは、絶滅危惧種の淡水魚である一方、分布の東限が京都府とされていることから国内外来種とされています。また、肉食性で他の魚や昆虫などへの影響を与える可能性もあります。市内では、平成24年に行われたカワゲラウォッチングでオヤニラミの稚魚がはじめて確認され、平成25年からオヤニラミの捕獲活動を行っています。

 この日は、約1キロメートルの区間を対象に草影や岩の下などに網を入れたり、背負い式電撃補魚器と呼ばれる機械を使って、電気を流して一時的に魚を気絶させたりしながら、約2時間の調査で13匹のオヤニラミを捕獲しました。

 これまでオヤニラミの捕獲調査に立ち会い、この日も捕獲活動を行った岐阜大学地域科学部の向井貴彦准教授(魚類生態学)は、「6月がオヤニラミの産卵期になるので、今月中にできるだけ作業を行いたい」と話していました。






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最終更新日  2015年05月20日 08時48分44秒

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