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美濃加茂市下米田町内で9月5日、名所や史跡などをめぐりながらまちの良さを再発見しようとウオーキングイベント「第1回よなだの思い出まちあるき」が行われました。
これは、地域のまちづくりを自主的に進めていこうと住民の有志で発足した「下米田地区まちづくり活動準備会が主催したもので、住民ら約30人が参加しました。
この日は、下米田交流センターを出発し、同地区の西部を巡る約4キロのコースを参加者が歩きながらそれぞれの場所にまつわる思い出話を語り合いました。
下米田小学校の北側にある天神社では、その南側にある丘を見ながら「春先にキツネを見かけた」や「この丘は、昔はもっと高さがあったけど、戦後になって学校を建てるときに丘の土を使って埋め立てをした記憶がある」なとといった話がありました。また、川辺町境にある川辺ダムでは「川辺町の市街地へ買い物に行くときにダムを渡った」や「夏はダムの下で水泳大会があった」といった話が出て若い人はびっくりした様子で聞き入っていました。
ウオーキングを終えた参加者は、下米田交流センターに会場を移し、気付いたことや思い出話を聞いて思ったことなどを書いた付箋をコースが記された地図に貼り付けるなどしてウオーキングを振り返りました。
まちづくり活動準備会の大山治夫会長は「気軽に下米田地区を知ってもらう機会として今後も続けていきたい」と話していました。
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