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美濃加茂市本郷町にある東中学校の1年生252人が11月20日と27日の2日間、外国人籍の生徒と地域の人や保護者から、ポルトガル語やタガログ語を学びました。
同校は、日本国籍の生徒を含め日本語の指導が必要な生徒が多く在学していることから、1年生が行う総合的な学習のテーマを「国際理解」とし、これまでも多文化共生について考える機会をつくってきました。
今回の授業は、外国籍の生徒の多くがブラジルとフィリピンの出身であることから、母国語であるポルトガル語とタガログ語を学ぼうと企画したものです。
そのうち、27日は、同学年のフィリピン国籍の生徒や地域の人が「ミニティーチャー」となってタガログ語教室が行われ、言葉の意味や発声の仕方などを教えました。
授業を受けた生徒からは「日本語では字数の短い言葉でも、外国の言葉だと文章みたいな言葉になったりするのがおもしろかった」や「発音の仕方をもっと勉強したい」などといた感想が聞かれました。
また、「ミニティーチャー」になった生徒からは「自分の国のことを知ってもらえるきっかけとなったうれしかった」や「人に教えるのは難しかったけど楽しかった」といった感想が聞かれました。
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