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2016年03月03日
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カテゴリ: 農業

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 美濃加茂市蜂屋町にあるみのかも文化の森で2月27日、岐阜大学と農業生産法人FRUSIC(渡辺祥二 代表取締役)、美濃加茂市の3者が共同で行っているヤギの放牧による緑地再生に向けた研究の実績報告会を開催し、関係者ら約60人が参加しました。

 今回の報告会は、ヤギの放牧によって植物の生態の変化やヤギの健康状況、産業へのつながりなどを平成25年から研究してきた成果を発表したものです。

 この日は、はじめに市がこれまでの取り組みを紹介した後、岐阜大学応用生物科学部准教授の八代田真人さんが、今回の研究がヤギの放牧を通じて地域資源を活用した里山保全システムの構築を目的としていることを解説しました。続いて、同大学の学生らが荒廃農地への放牧によるヤギの栄養状態に及ぼす影響やヤギの放牧による雑草や竹の成長の変化について、それぞれ研究成果を発表しました。

 また、FRUSICの渡辺さんは、ヤギの放牧を通じて生き物とのふれあいや学習、経済活動の循環などに取り組むとともに、参画してもらう人を増やす取り組みを続けていきたい、と共同研究への理解を求めていました。

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会場では、ほかにも加茂農林高校によるヤギのふんを肥料にして栽培したサツマイモで作ったスイートポテトの試食やヤギのふれあいコーナーが設けられた(試食とふれあいコーナーは27日のみ)ほか、研究内容を紹介するパネル展が3月6日(日)まで開かれています。






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最終更新日  2016年03月03日 11時06分47秒

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