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2016年10月05日
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カテゴリ: 教育



 「夢の教室」とは、元日本代表選手や現役スポーツ選手などが小中学校で、夢や目標を持つことや仲間と協力することの大切さなどを伝える「夢先生」として授業を行うというプロジェクトです。



 この日、子供たちは体育館で、体を使ってゲームをしました。与えられた課題を達成するために、クラス全員で話し合い、作戦を立てました。結果、見事課題をクリアしていました。
 小林さんは、「ゲームのなかで、作戦を修正してクリアしたのはとてもすばらしい。また、クラス全員で同じ目標に向かって協力し、目標をクリアできたことは、一人で何かを成し遂げたときとは違う喜びがあります。」と褒めていました。



 その後、子供たちは教室に戻り、小林さんのこれまでの人生の歩みを聴きました。
 小林さんは、「努力=考えて行動すること。私もサッカーを始めた小学1年生から何度も挫折をしてきました。そのたびに、努力をして挫折を乗り越えてきました。例えば、試合に出られなければ、周りの子たちよりも1分でも多く練習する。1周でも多くグラウンドを走る。そういった努力をしていれば、きっと努力をした自分を信じることができます。」

 最後に「自分を信じて 味方を信じて チームで戦え ひとりじゃない」という言葉を贈りました。この言葉は、小林さんが小学生のときから今日までずっと大切にしてきた言葉だそうです。


 授業の最後には、2人の児童が将来の夢を発表しました。プロ野球選手や弁護士といった夢を発表していました。
 この日午後からは同小学校5年2組でも小林さんの「夢の教室」が行われました。

◎小林弥生(こばやしやよい)さんのプロフィール
 東京都出身。中学校入学と同時に読売日本SC・メニーナ(現日テレ・メニーナ)に加入。1997年に読売西友ベレーザ(現日テレ・ベレーザ)に昇格しました。MFとしてプレーし、8度のリーグ優勝、7度の皇后杯全日本女子サッカー選手権大会優勝、3度のなでしこリーグカップ優勝など数多くのタイトル獲得に貢献。自身もベストイレブンに2度選出されました。2012年には、なでしこリーグ200試合出場を達成。また、1999年の国際親善試合でなでしこジャパン(日本女子代表)初出場を果たすと、同試合で決勝ゴールを記録しました。2度のFIFA女子ワールドカップ、2004年のアテネオリンピックに出場するなど、代表選手として活躍。2014シーズン終了後に現役を引退しました。






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最終更新日  2016年10月05日 16時47分59秒

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