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太田宿の宝物⑧
文学碑が豊富
中山道沿いには著名人の句碑が建立されています。皆さんも散策して探してみてはいかがでしょうか?
『春なれや 名もなき 山の 春かすみ』
芭蕉の句を脇本陣2代目林由興が建立されたもの。太田宿で詠んだ句ではありませんが、芭蕉は中山道を歩いています
(2)播隆上人の句
『世の人の恐れ 憚る槍の穂も やがて登らん われに始めて』
1828年7月28日、播隆上人(42歳)が初めて槍ヶ岳に登頂した時の句
(3)坪内逍遥の句
『やま椿 さけるを見れば いにしえを 幼きときを 神の世をおもう』
『この木の実 ふりにし事し しのばれて 山椿ばな いとなつかしも』の2種
明治の文豪坪内逍遥博士が大正8年に夫婦で来町され、後に句を送付されたもの
(4)北原白秋の句
『細葉樫 秋雨ふれり うち見やる 石灯籠の 青ごけのいろ』
北原白秋が「日本八景」の木曽川を書くために、今は廃業された望川楼に宿泊した朝、西隣の祐泉寺に立ち寄った際にその場で書かれた句
・中山道会館糸遊庵前
(5)岡本一平の句
『木曽川と 枕を並べ 昼寝かな』『秋晴れや 映画の景色 行くここち』(絶筆)
・太田宿から中之島公園(現リバーポートパーク)に移設されたもの
(6)大野伴睦(元副総理)
『萬緑や 木曽川下る 水飛沫』
昭和39年3月3日飛騨木曽川国定公園指定記念
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