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(・・その2から続く)「トイストーリーマニア」から出た後、お隣の「トイボックス・プレイハウス」でタイミングよく始まったミスター・ポテトヘッドのショーを楽しんで、私達がトイビル・トロリーパークから出たのは13:30頃でした。お昼前にホテルミラコスタをチェックアウトした時には、・・トイストーリーマニアに行ったらその次はドックサイドステージのショー「テーブル・イズ・ウェイティング」にでも行けばいいよね~ビッグバンドビートは抽選に外れちゃったし・・ ・・と思っていたのですが、この時のディズニーシー園内には 屋外に設置されている日除けパラソルが軒並み畳まれ片付けられるほどの強い北風が吹き荒れていました。この風向きではもうあと数時間はドックサイドステージのショーは無理だろうな と考えた私達は「ビッグバンドビート」の14:45の回の2階席への入場待ち列の方に並ぶことにしました。(抽選対象公演でも2階席は先着順で入場できますからね。)ブロードウェイミュージックシアター前に作られていた列の最後尾についたのは13:35くらい、順番としては30~40番目くらいでした。入場を待っている間に、本日の「TODAY」(エントランスなどに置いてあるショースケジュール&インフォメーション紹介の無料パンフレット)を見ていた夫が そこに記載されている小さな写真を指差し「これ 何??」と私にたずねてきました。夫の指さした先、それは「ダッフィーのふわふわジャーニー・ホームカミング」のイベント告知でした。昨年全国を旅して回っていた「ふわふわダッフィーバス」が舞浜に帰ってきたのを機にディズニーシーの駐車場に期間限定(3月20日まで)で展示される というものです。中に乗り込んだり正面で写真撮影したりするのは専用チケット購入者だけに限られますが、外観を見たり遠くから写真を撮ったりするだけなら展示時間内なら誰でもできるそうです。夫は普段からダッフィーには興味は無いですし、ダッフィーバスの存在もまったく知らなかったのですが、 せっかく見せてくれるっていうんだから見に行きたいー! と言います。展示時間は今日は17:00までだというので、ビッグバンドビート後は夕食まで特に何もすることのない私達は、あとで一度パークを出て見に行ってみることに決めました。さて「ビッグバンドビート」の方は、2階席でしたがじゅうぶん楽しめました。いつも1階でばかり観ているので気が付きませんでしたが、ミッキーも出演者の皆さんも 要所要所では2階席に向かってちゃーんと手を振ったりしてくれるんですね~。ステージ全体が視界に入るので 美しい照明効果の全貌も見ることができ、大変満足できましたよ。ショーが終わりシアターを出たのが15:20、そして私達は15:30にはパークエントランス・サウス側のゲートを出て ダッフィーバスが停まっているというディズニーシーの平面駐車場へと向かいました。ダッフィーバスの展示場所はすぐにわかりました。ダッフィーが大きくなってそのままバスに変身したような車体です。キャストさんが「どうぞ さわってみてください」とおっしゃるので触ってみたところ、車体の表面の毛足が長くて柔らかくてふわふわで 本当にダッフィーと同じような触感でした。上部には耳までついていましたよ。おしり(?)には丸い尻尾とミッキーマークも。排気口のマフラーまでダッフィーです。私達は20分くらいここにいて、16:00前にはディズニーシーに再入園しました。それから夕食までは、「ビッグシティ・ヴィークル」のニューヨーク周遊コースに乗り(16:00頃、待ちなし)、「ディズニーシー・トランジットスチーマーライン」の一周コースに乗り(16:25頃、5分待ち)、「ヴェネツィアン・ゴンドラ」に乗って過ごしました。ゴンドラは乗り場入り口に行った16:50頃は「45分待ち」で、今回のディズニーシー2日間で乗ったアトラクションの中では一番長く待ちました。が、私達の乗った船が運河に漕ぎ出た時は既に陽が沈んでメディテレーニアンハーバー一帯には灯りが点っていたので、澄み切った空気の中でその光が美しく輝いていて、文字通りとってもロマンティックなひとときが過ごせましたよ~(ちょっと寒かったけど・・・)ゴンドラを降りると時刻は18:00ちょっと前。PS予約していた「レストラン櫻」へ行くにはちょうど良い時間でしたので、私達はそのままお店に向かいました。店頭で名前を告げ、店内ウェイティングエリアでほんの少し待ってから私達は席まで案内していただき、夫がステーキ重を、私は季節のうどんセット(現在は鍋焼きうどんと茸ご飯)を注文して、夕食をとりました。(ステーキ重↑は「お重」なのになんとご飯のおかわりが自由です)今日の「レストラン櫻」は案内から注文までがとてもスムーズで、そして料理が出てくるのもとても早かったので、夫がご飯のおかわりまでお願いしたというのに私達は一時間足らずで食事を済ますことができてしまい、19:00には席を立ちました。会計を済ませお店を出て、 寒いし、もう帰っちゃおうか?とも考えたのですが、 ちょっと待って 風もかなり止んできたし、ドックサイドステージ行ってみる?と私達は思い立ち、19:15からの「テーブル・イズ・ウェイティング」目指してステージ前まで行ってみることにしました。と、客席はまだ半分も埋まっていませんでしたが、19:15の回はキャストさんによれば「開催の方向」とのこと。結局 私達はショー開始まで約10分ほど待っただけで かなり良い席で19:15からの「テーブル・イズ・ウェイティング」を観ることができてしまいました。(ショー内容はほんの一部だけ変更されていましたが。)ショーが終わり、ドックサイドステージを離れハーバーに出ると、あたりに流れる音楽はおなじみのBGMから「ファンタズミック!」直前のそれに変わっていました。水面の見える場所へ・・と皆さんが集まってくる中、私達は逆行するように坂を下り、ホテルミラコスタへと向かいました。ホテル館内のベルデスクに行って荷物の用意をお願いしたのは20:00少し前。私達はそれからホテルエントランスの周辺で記念撮影をして、駐車場へ行って車を出し、車寄せに戻って車のトランクへと荷物を積み込んでいただきました。いつもと同じようにキャストさんに見送られ、私達の車がゆっくりとホテルから坂を下って一般道におりようとする時ふとバックミラーを見ると、ホテルミラコスタの上空ではサーチライトが駆け回っていました。 なんだかちょっと名残惜しいね~私は軽い気持ちでそう言ったのですが、夫は それなら・・ と 首都高速道路入口手前にあるイクスピアリの屋外駐車場に車を入れました。20:30。東京ディズニーシーと東京ディズニーランドの上にあがる音の無い花火を、私達はイクスピアリ駐車場にとめた車の中から観ました。そしてそのまま駐車場を出て舞浜を離れました。雨も降ったけど 風も吹いたけど。難しいことを何も考えず ただひたすら楽しいことばかり考えて過ごした真冬の二日間は こうして終わったのでした。(おしまい)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
January 31, 2015
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(・・その1から続く)ディズニーシーが開園して5分以上が経ち。 そろそろこのあたりにも たくさんの人が押し寄せてくるんじゃないかな・・私はそんなふうに少し身構えつつ「ザンビーニブラザーズ・リストランテ」の前のチューリップ畑の様子をカメラに収めていましたが、この時間 息せき切って階段を上って火山の方へ向かっていく方はごくわずかでした。人数で言えば、きのう本降りの雨の中で写真を撮影していた時にそばを通りかかった人の数とそんなに変わらないくらい。やはり開園直後は人気アトラクションの集中するアメリカンウォーターフロント方面へ向かわれる方が殆どなんでしょうかね~。でもそのおかげで、私は素晴らしい青空の下、好きなだけ心行くまでチューリップの花たちを眺めることができました。真冬とはいえ太陽の光を毎日浴びて ずいぶん背高く成長した斜面に咲くチューリップは、今朝は強い風に吹かれてやや首をもたげていましたが、そんな様子がまたいじらしく 一段と可愛らしく感じられましたよ。10分近くも私はチューリップ畑にいたと思います。そのあと、当初の目的「朝食調達」のためにホテル前まで引き返しました。その途中で目にした 外壁メンテナンス工事中のハーバー沿いの建物に施されている写真を転写した目隠し用の幕があまりによくできているので、立ち止まってちょっと撮影。こちらはチャペルミラコスタの鐘楼周辺。ホテルミラコスタの「ホテル&パーク・ゲートウェイ」上。↑この部分は、現地で実際に見ると階段の踊り場の照明など再現度の高さがよくわかります。そして、ディズニーシーの正式開園時刻には(おそらくアーリー入場のゲストのために)既に店を開けているという 広場に面したパン屋さん「マンマビスコッティーズ・ベーカリー」へ行き、朝食のサンドイッチを二人分購入しました。私はこのお店のサンドイッチの味には全幅の信頼を置いています。具材もパンも季節によって変わるのですが(今現在は生ハムとチーズです)、あくまでも個人的見解ですが、「具材の大きさやカットの仕方や重ね方、具材とパンとドレッシングやソースの組み合わせが絶妙だな~」といつも感心しています。なので今回も「もしも朝食をパークで購入するならマンマビスコッティーズ・ベーカリーのサンドイッチを」と 内容も価格も調べずに決めていたんですよ。・・で、ささっ とレジで支払いを済ませ、いただいた袋にパンを紙トレイごと入れて さあ部屋へ戻ろう とお店を出ようとしたその時。お店の出口から強引に入ってこようとする人(?)がいました。この人↓↓。ドナルドです。ピアッツァトポリーノでの朝のご挨拶を終えて帰ろうとして道を間違えちゃったみたいで、そばについていたキャストさんに注意されていましたよ~。彼はその後、見送っているゲストの皆さんの目の前で自分のチャームポイントを大胆にご披露して(思いっきりお尻を振って)帰っていきました。いやー 朝一番、多くの方が入園ゲートから一目散に人気アトラクションなどの目的地に向かう中、ホテル前のピアッツァ・トポリーノではこんな平和で楽しい光景が繰り広げられているんですね~。なかなか面白かったです。さてさて、私がサンドイッチを抱えて部屋に戻り着いたのは9:00ちょっと前ごろ。夫はまだ部屋にはいませんでしたが、10分ほど経つと取得したトイストーリーマニアのFPを手に部屋に戻ってきました。(指定時刻は「12:40~13:40」、取得したのは8:50頃だったそうです。)ちなみに、ビリエッテリーアで「ビッグバンドビート」の抽選にも挑んできたそうですが、座席券は得られなかったとのことでした。今日も昨日と同じく抽選対象の公演は二回のみですから まあ仕方ないですよね~。それから一時間ほどかけて、私達は部屋の窓辺にテーブルを寄せ、プロメテウス火山とハーバーを眺めながらゆっくり朝食をとりました。 ああ ため息が出るくらいの上天気・・昨日部屋に入った時にも思ったことですが 本当にハーバーで工事なんてしてるの? と思うような美しい景色でした。朝食後は、室内を片付けながら 内装や調度品など部屋の様子をカメラに収めました。今年の9月で開業14年となるホテルミラコスタでは、この5月の連休明けから全面的に内装リニューアル工事が始まります。そして来年2016年の2月中旬には ほぼ全ての客室の改装が終わり新しいコンセプトの内装に生まれ変わるとのことです。なので、今の落ち着いた雰囲気の部屋に宿泊するチャンスは ひょっとしたら私達にはもうないかもしれません。そんなことを思うと、室内の壁にかけられている絵の一枚一枚まで撮影せずにはいられませんでした。最後に室内でいつものように記念撮影をして 窓のカーテンを閉め、荷物を預けるためにサービスホットラインに電話をしたのは11:30過ぎ頃でした。前回と同じく「お荷物は部屋に置いたまま施錠してご出発を」とのことだったので、私達は荷物を一か所にわかりやすくまとめて、12:00前に部屋を出ました。2階のロビーで初々しいキャストさんに記念撮影をしていただき、ディズニーシーのパークに入園したのは12:10くらいでした。今日この後の決まっている予定といえば、朝方取得したFPを利用して「トイストーリーマニア」に行くことと 帰る前に「レストラン櫻」で夕食をとることの二つくらい。この二日間でやりたかったことは昨日のうちに全部できてしまったしね~、あとはもう夕食までの数時間をのんびりと過ごしましょう。私達は 風が強いおかげで素晴らしくよく晴れた空の下、もう一度チューリップ畑を見に行ってから、カフェポルトフィーノ前のフォトロケーションでカメラキャストさんに写真を撮っていただき(順番待ちの列ができていて15分ほど待ちました)、その後リドアイルの入り口あたりでも火山をバックにキャストさんに写真を撮っていただいてから トイビル・トロリーパークに向かいました。「トイストーリーマニア」のFPエントランスはこの時間(12:55)目立った混雑もなく、立ち止まる間もなくすぐに乗り場まで行くことができましたよ。(その3 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
January 31, 2015
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(・・前日から続く)自然に目が覚めたのは夜明け前、時計を見ると時刻は5:30でした。ディズニーシーの中で過ごす夜は 窓の外の出来事が気になって以前はなかなか寝付かれず眠りも浅かったものですが、今回は夜中一度も目覚めることなく朝を迎えることができました。しかし朝といっても真冬の早朝はまだ深夜も同然の暗さで、部屋の窓から覗き見たパーク内では夜間照明が煌々と点ったままでした。 今日の朝は 8:30の開園時刻過ぎくらいにシーに入園できればいい って夫は言ってたな だったらもう一時間くらい眠っててもいいかな私はそんなふうに思って、5:30のディズニーシーの景色を記憶に残すために一枚だけ写真を撮って、窓を少しだけ開け厚手のカーテンを開けたままベッドに戻りました。一時間後、目覚まし時計に起こされて目を開けると、窓の外は明るくなっていました。 もうすぐ6:40かー 夫も起きないし もうちょっと・・・ もうちょっとベッドの中にいたいな心地よい微睡みに再び落ちていきそうになったその時、私はシーのパーク内から聞き覚えのある音が聞こえてくるのに気付きました。 あ、イルカだ! 伝説の生き物だ!ベッドから飛び起きて窓の外を見ると、ディズニーシー開園以来ずっとハーバーショーに出演し続けているジェットスキーがメディテレーニアンハーバー水上をくるくると走り回っていました。 ・・ひょっとしたら この後もっと面白いことが何か起こるかも!リドアイルの向こう側に何やら見覚えのある機材を載せた小舟が接岸しているのに気付いて、私は本格的にベッドから離れることに決めました。その数分後、6:50過ぎ頃にはディズニーシーは日の出のときを迎え、プロメテウス火山の山肌は赤く染まりはじめました。私のいた窓辺にも朝陽の反射は届いて部屋の中を明るく照らしてくれたので、私は朝の身支度をゆっくり始めることにしました。ふとハーバー水上に目を遣ると、さっきまで一人乗りだったジェットスキーがいつのまにか二人乗り走行になっていました。 これは・・ いよいよか?そう思った瞬間、メディテレーニアンハーバーの空には四連の凧が舞い上がりました。「ねえ見て! 凧だよ! 凧が出た!」時刻は7:00過ぎ。思わず私は眠っている夫のそばに駆け寄り、体をゆすって起こしました。だってね、ハーバー水上に凧が舞うのを見たのは久しぶり。「レジェンド・オブ・ミシカ」が終了して以来ですから、私達にとっては約五か月ぶりです。部屋の窓の一番近くで翻った時にそのデザインを確認した限りでは、この凧は・・ミシカのショー中で使用されていた凧そのもののようでしたよ。ハーバーでのジェットスキーによる「凧揚げ」は、その後 赤い凧、緑の凧と 7:30過ぎ頃まで続いていました。開園時刻まであと一時間となった7:30からは、ディズニーシー園内では営業時間中と同じボリュームで音楽が流れ始めました。それと同じようなタイミングで、勤務先の各施設に向かうのでしょうか キャストさんの姿もあちこちに見られるようになってきました。私に叩き起こされた後 ミッキーのモーニングコールにも起こされた夫は、このころにはさすがにベッドを出て のんびり一人でお風呂に入っていました。ほとんど身支度の終わった私は、部屋の窓からただただ朝のディズニーシーを眺めていました。ちょっと風が強いようですが 今日は昨日とはうって変わって良いお天気。視界の左手側に広がるパーク内アメリカンウォーターフロントの景色のその先には、本物の大海原がゆったりと続いています。海に浮かぶ大きな船の姿もはっきり見えました。そして窓の正面 プロメテウス火山の向こうには、東京ゲートブリッジと真っ白な富士山が見てとれました。ホテルミラコスタに宿泊して、部屋の窓から富士山をこんなにじっくり見たのは私はこれが初めてかもしれません。空気の澄んだ晴れ渡った冬の朝、そして部屋の位置と、条件がいろいろ揃わなければ見られないでしょうから、本当に今朝の私達は幸運だったのでしょうね~。さて。眼下のパーク内、リドアイル周辺には、8:00を過ぎたあたりからキャストさん達が多数姿を見せ始めました。8:15のディズニーホテル宿泊者のアーリー入場に合わせて配置に着いていらっしゃるのか、皆さん同じようにエントランスの方向を向いて背筋を伸ばし ゲストを待ち構えている様子はとても清々しかったです。私達が部屋を出たのは8:15過ぎになってから。屋外の「パークエントランス・ノース」ではきっとミラコスタ宿泊者のアーリー入場が始まったであろう頃でした。エレベーターで2階に下りると時刻は8:25。今日は特に急いでシーに入園したい気持ちのなかった私達は、ホテル館内とディズニーシーのパークを直接結ぶ「ホテル&パーク・ゲートウェイ」が8:30に開くのを待って入園しようと考え、ロビーのソファーに座ってそのオープンを待つことにしました。やがて8:28くらいになると、「ホテル&パーク・ゲートウェイ」へ続く階段の上では「宿泊者確認」の作業が始まりました。(シーのパークオープン時刻からしばらくの間は、こちらのゲートはホテルミラコスタ宿泊者の専用入園ゲートになるんだそうです。)私達も階段上に控えていらしたキャストさんにお部屋のキーを提示して許可を得て階段を下り、手荷物検査を経て、だいたい8:30頃にディズニーシーに入園しました。そして、ホテル前の広場ピアッツァ・トポリーノで出迎えてくれていたキャラクター達としばし戯れ 写真を撮ったりしてから、夫は一般ゲートから入場してきた皆さんに混じるようにしてアメリカンウォーターフロント方面へと消えていきました。私の方は本日の朝食調達の特命を受けていたので さっさと目的物を購入して部屋に戻るつもりだったのですが、広場で空を仰ぐとあまりにも素晴らしいお天気・・・ これはちょっと アレを見に行かねばならないでしょう!そう思った私は、夫とは反対方向に歩き出し・・・ 向かった先は、もちろんもちろん ザンビーニブラザーズ・リストランテ前のチューリップ畑です。時刻は8:35。朝の光が降り注ぐチューリップの段々畑は、それはそれはもう綺麗でした。(その2 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
January 31, 2015
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(・・その3から続く)小さなアトラクション巡りを無事に終え、今回のディズニーシー滞在での「三大やりたいこと」を一日目にして悪天候にもかかわらず何とか成し遂げた私は、意気揚々と「ホテル&パーク・ゲートウェイ」を通ってホテル館内に戻りました。あとはもう暖かい部屋の窓からパーク内を眺めつつ、ふたりでのんびりと過ごすことにしましょう。2階にあるショップ「ミッキランジェロ・ギフト」に立ち寄った後、エレベーターと長い長い(そして美しく静かな)廊下を経て 私達は19:20過ぎ、パークのメディテレーニアンハーバーとアメリカンウォーターフロントの境目に突き出ているような場所にある あの部屋に帰り着きました。窓辺に近づいてレースのカーテンの隙間からパーク内を覗き見ると、さきほど部屋を出る前に眺めた時にはキャストさん以外の人影がほとんどなかった眼下のリドアイルには、ショー鑑賞に備えてかゲストの皆さんが集まり始めているようでした。「ファンタズミック!」の開演まであと約30分ですものね~。ハーバー水上にはまだ 大きな魔法の帽子に変身するあの特徴的な形のフロートは現れていませんでしたが 大小の船が何隻も姿を見せてショーの準備は着々と進んでいるようでした。リドアイル周辺の様子を見る限りでは、朝から降り続いた雨の影響で路面が濡れているため 今夜の「ファンタズミック!」は鑑賞エリア内全てで立ち見指定(最前列から順に立ち上がって鑑賞)になったようです。 一日中お天気が悪かったけど 結構な数の方がまだパーク内に残っていらっしゃるんだなあ私はそんなことを思いながら、いったん窓のカーテンを閉じました。再び厚手のカーテンを開けてみたのは19:55。「ファンタズミック!」開始まであと5分となった頃でした。リドアイルは後方の段差部分まで立ち見のゲストでいっぱい。部屋の窓のすぐ下の坂道にも人があふれていました。ピアッツアトポリーノに工事用の柵が作られてしまっている現在は、このショーを観たいと思う方は皆 ポンテヴェッキオの上やリドアイルの周辺を目指してやってくるしかないのかもしれません。ハーバーの中央には魔法の帽子フロートも登場し、準備はもう万端のよう。ほんの少しだけ開くガラス窓を開けると、ショーの開始時間が近いことを知らせるアナウンスが聞こえてきました。やがてメディテレーニアンハーバー一帯では 気をつけて見ていなければわからないほど緩やかに徐々に灯りが消えていき、一瞬真っ暗になったと思うと 20:00、「ファンタズミック!」が始まりました。予めわかっていた通り ここからはショーの全てが見えるわけではありません。ショー開催中に巻き起こる風や熱や近くにいなければ感じられない音や匂いも もちろんこの窓辺まではじゅうぶん届いてはきません。それでも私にとって今夜の「ファンタズミック!」は、この部屋の窓からしか観ることのできない貴重な「ファンタズミック!」でした。ショーが終わって音楽が終了すると同時に、開けていた窓の外のパーク内からは「花火開催」を知らせる男声アナウンスが聞こえてきました。今夜は風があるので花火は中止になるとばかり思っていたのですが・・・ あらあら あと3~4分もすれば花火が打ち上がっちゃうよ この部屋からは絶対見えないよね?いいよ 花火は観れなくても・・・ と、この時は既に少しアルコールをいただいて気持ちよくなっていた夫(=ごく少量のお酒でゴキゲンになる人)は言いましたが、せっかくだから と私は夫を急かして部屋を出て。20:30、ホテルの中で花火を眺められる とある場所からふたりで花火を観ました。こちらも貴重な、今夜しか経験することのできないとっても素敵な花火でした。その後は部屋に戻り、パーク内に出かけることもないまま私達は22:00の閉園時刻を迎えました。通常は閉園のアナウンスがあってもしばらくの間は「え?ホントに閉園時刻過ぎてるの?」っていうくらいに人波の絶えないディズニーシーですが、窓からパーク内を見ていると今夜は金曜日だというのにやや人の退きが早いように思われました。私たちの部屋からよく見えるリドアイルやその周辺からも、22:20頃には一般のゲストの姿は殆ど見られなくなり、足早に通り過ぎていくのは勤務を終えたキャストさんばかりとなりました。23:00を過ぎた頃には、パーク内からは開園中には聞こえてこない様々な音が聞こえてくるようになりました。カーテンを少しだけ開けてみると、照明がやや落とされたディズニーシー園内各所では、今日一日の そしてこの数か月の間にできた綻びを繕おうとする地道な作業が淡々と行われていました。このホテルで夜を過ごす度に思うことではありますが、閉園後のパークで夜を徹して行われているのは 新たなディズニーシーの姿を作り出そうとする大がかりで派手な営みだけではないのですよね。いつの日も。それでは今夜はこのあたりで 窓辺から離れることにします。おやすみなさい。またあした。(翌日につづく)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
January 30, 2015
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(・・その2から続く)今回のディズニーシー。ホテルミラコスタで予約していたのは(総合予約センター風に正確に言うと)ポルトパラディーゾサイド スーペリアルーム ピアッツァビュー の、ダブルベッドが一台のお部屋 です。このタイプの客室が位置するのは 主に(現時点では)大きく分けるとホテル建物内の二か所ほどだといわれています。私たちが通していただいたのは そのうちのアメリカンウォーターフロント側ウィングの先端部分に位置するお部屋の方でした。なので部屋に入って窓のレースカーテンを開けると、雨に煙るメディテレーニアンハーバー水域の向こうに プロメテウス火山がドーンと姿を現しました。やや左手にはポンテヴェッキオが見え、目の前にはリドアイルが広がり、ハーバーは全体の半分ほどが眺められる といったところでしょうか。「おお! この部屋からはメディテレーニアンハーバーの工事が一切見えないね。素晴らしい!」部屋の窓からの景色を確認して開口一番 夫はそう言いましたが、確かに。ハーバーが半分ほどしか見えない・・ というのは普段だったらちょっと残念に感じる要素なのかもしれませんが、水域の一部 ピアッツアトポリーノ側を柵で囲って工事している現在の状況下では、見たくない物が全く視界に入ってこないこのお部屋は 私たちにとってはこれ以上ない良い環境といえるのかもしれません。(でも実は、ハーバーの工事は見えないけれど遠くケープコッドの工事現場は多少見えたんですよね~ 今はメンテナンス期間ですからね、これも御愛嬌といったところかな?)「今夜『ファンタズミック!』が開催されれば、こちらの窓からでも全てではありませんがご覧いただけると思いますよ」とキャストさんもおっしゃっていましたが、この部屋位置からなら無理な体勢にならなくてもハーバーのショーはきっとそこそこ見えるでしょう。そして毎度のことですが、ダブルベッドが一台だけのお部屋はソファーが無いかわりに室内が広々としていて 窓の前のスペースにも余裕があります。案内してくださったキャストさんが去って数分後には、明るく元気な男性キャストさんの手によって荷物が部屋まで届けられました。荷物を解くと私達はもう自宅にいるみたいに寛いでしまって、一時部屋を離れた夫がどこからか調達してきたお茶菓子を窓辺のテーブルに広げて 雨降るディズニーシーの景色を眺めながらしばしお茶休憩することにしました。それから約一時間後。パーク内では傘をささずに歩く人の姿がだんだん目立つようになってきました。 ひょっとしたら雨が止んできたのかも。 だったらちょっとパークに再入園して、行けそうだったらアトラクションとか行ってみる?そんな軽い気持ちで私達は部屋を出て、長い長い廊下を歩き・・・(ホテルミラコスタをよくご存じの方ならおわかりでしょうけれど、今回のこのお部屋はホテル建物の一番端っこにあるので、ロビー周辺まで普通のスピードで歩いていくと5分以上かかります)・・16:45頃、「ホテル&パーク・ゲートウェイ」からディズニーシーに再入園しました。雨は、完全にあがったとはいえないようでしたが、傘がなくてもなんとか過ごせそうな空模様になっていました。さてさて。夕闇がおりてくる一歩手前のディズニーシーへ出て、私たちが一番最初に向かった先は メディテレーニアンハーバーのスチーマーライン乗り場。これから「ファンタズミック!」が始まるまでの2~3時間で、混雑している土日にはなかなか楽しむことができない「小さなアトラクション巡り」をしようと思います。(私の今回の「三大やりたいこと」のひとつです!)16:55に乗り場入り口に着いた「ディズニー・トランジットスチーマーライン」は幸先いいことに待ち時間ゼロ。(寒かったので当然かもですが。)17:10頃にロストリバーデルタの船着場につくと、私達は橋を渡ってレイジングスピリッツ前を経てアラビアンコーストへと行きました。そして17:15頃、5分待ちだった「ジャスミンのフライングカーペット」へ。私これ大好きなんですけど、土日だと最低でも20~30分は待たないと乗れないんですよね~。あまりに順調に乗り場まで来てしまって写真を撮るタイミングを逸したので、こんなところでシャッター切ってる人・・↓↓その後は、灯りが点りはじめたディズニーシーの夕景を楽しみながらマーメイドラグーンへ向かい・・・フライングカーペット同様に なんてことないアトラクションなのに土日だと30分くらいは待つのでなかなか乗れない「スカットルのスクーター」へ。アトラクション入り口に行ったのは17:35でしたが「すぐご案内」でした。(楽しかったです~~ 私これ好きなんです~~ )ところで。あれ乗ろうこれ乗ろうとはしゃいでいる私の隣で、夫の方は あれ食べたいこれ食べたい とフードワゴンの前を通るたびに言うので、この時点で今日の夕食は部屋でテイクアウトのパークフードで済ませることが決定していました。で、その流れで18:00頃には「ケープコッド・クックオフ」にちょっと立ち寄って休憩がてらサラダなどをテイクアウト。このお店はいわばスイートダッフィー発祥の地、今年は店内向かって左側のダイニングエリアにこんな一画が出現していました。(写真に写っているのはどなたかのマイダッフィー&シェリーメイちゃんなのかな? それともこのお店のなのでしょうか。 いずれにしろ、お写真撮らせていただきありがとうございました。)天井もこんなふうに。ケープコッドを離れ、18:15頃にはミステリアスアイランド内を探検。「海底二万マイル」が5分待ちとのことだったので乗りました。その後、さきほど前を通りかかった際は「一時運営休止中」だったアクアトピアの様子を見にポートディスカバリーまで行ってみると、偶然にも運営再開の瞬間に遭遇。18:35頃、待ち時間ゼロで「アクアトピア」に乗ることができました。このアトラクションは土日だと常に30~40分以上は待ちますから これは幸運でした。もう思い残すことないよね? 部屋に戻っていいよね? と夫に確認されつつパークの奥から入り口方向に向かい始めたのは19:00。夜景を眺めながらポンテヴェッキオを渡り、坂を下り、私達はホテル前の広場まで辿り着きました。(その4 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
January 30, 2015
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(・・その1から続く)お天気がお天気なので できるだけ早く部屋に入りたい と考えた私達は、この時期ディズニーシーにやってきたら絶対見逃せないものを見に行って チェックイン開始までの45分間という中途半端な時間を過ごすことにしました。「この時期絶対に見逃せないもの」とは、ディズニーシーをよくご存じの方ならおわかりでしょう、メディテレーニアンハーバーの「ザンビーニブラザーズ・リストランテ」前の階段付近に広がるチューリップ畑のことなのですが、何せその場所はアメリカンウォーターフロントからはハーバーを挟んで対岸にあたります。雨の中、歩いていくには確かにちょっと遠い・・・ もうさー チューリップ見るのは明日にすればいいんじゃないの?そんなふうに夫は言いましたが、実は今回のホテルミラコスタ&ディズニーシーにおける私の「三大やりたいこと」のひとつが「ザンビーニ前のチューリップを好きなだけ愛でること」だったので(あとの二つは 「ビッグバンドビート観ること」 と 「普段あまり行く機会のないFPのない小っちゃなアトラクションに行くこと」 です)、ここは夫の反対意見には耳を貸さず 私は目的地に向かって歩き出しました。本降りの雨のせいでしょうか、さすがに人影の少ないマクダックスプラザからピアッツアトポリーノへ下る緩やかな坂にさしかかると、右手の下方には見慣れない光景が。ジェラート屋さん「ゴンドリエスナック」前のパラソルです。ここ数年、毎年この時期にパーク内の一部で展開されている企画「スウィートダッフィー」が 今年はメディテレーニアンハーバーにも進出してくるとは聞いていたのですが、実際に目にするとちょっと不思議な感じがしますね~。さらに歩を進めてピアッツアトポリーノまでやってくると、今度はカフェポルトフィーノ前の噴水にダッフィーとジェラトーニの飾りつけが施されてフォトロケーションのようになっているのを見つけました。う~ん そうか。新しく登場したダッフィーのお友達「ジェラトーニくん」はヴェネツィアの住人=メディテレーニアンハーバーの住人だものねー。この場所にこんなフォトロケーションがあっても、まあ、間違いではないんだわ。自分を納得させながらさらに進むと、やっと「ザンビーニブラザーズ・リストランテ」の建物が見えてきました。工事だらけのディズニーシーの中にあって、どうやらこのお店もまた外壁工事まっただ中のようです。景観に配慮してか、精巧な写真を転写した工事用の目隠しが施してありました。あいかわらず良い出来ですよね~ この写真を転写した幕。だけど あれ?工事用の囲いに何か飾ってある。なんとここにも「スウィートダッフィー」。額に入った絵の周りのハートは きっとジェラトーニくんが尻尾に絵具をつけて描いたのでしょうね~。工事用の柵になら まあ落書きも許される ってことでしょうか。ちょっと覗いたところ「ザンビーニブラザーズ・リストランテ」は店内にも少しダッフィーやジェラトーニの飾りつけがあったようです。お店の入り口あたりもこんなふうに↓↓なっていました。なんだかチューリップ見に行くんじゃなくて スウィートダッフィー求めて対岸まで歩く みたいになってしまいましたが、しっかり雨に濡れて辿り着いたチューリップ畑はおそらく今が一番美しいとき。今日はこんなお天気ですから写真を撮っている人も少なかったですが、そんなにお花が好きな方じゃなくてもこの時期のこの場所を立ち止まらずに通過するのは難しいでしょうね~。この後お天気が回復してからまたここへ来るチャンスがあったら、その時はいっぱい写真撮ろうって思いました。さてここで ふと時計を見ると時刻は14:45。悪天候の時はチェックイン開始時間を少ーしだけ前倒しすることもある「ホテルミラコスタ」。ひょっとしたら今日も既にチェックイン開始になっているかも・・・そう思って私達はこのあたりでホテルへ向かってみることにしました。外壁工事の影響で 出入口付近が迷路みたいになっている「ホテル&パーク・ゲートウェイ」からホテルミラコスタに入館し2階のロビーに着いたのは14:50過ぎ。やはりチェックインは始まっており レセプション前には順番を待つ数組のゲストの列ができていました。10分ほど待って順番がやってくるとチェックイン手続きは5分たらずでスムーズに終わり、「お荷物はのちほどお部屋までお届けということで大丈夫でしたら、すぐにお部屋までご案内できます」とのことでしたので、私達はキャストさんのおっしゃるとおりに部屋への案内をお願いしました。そして、ロビーのソファーに腰掛ける間もなく本当に「すぐに」目の前に現れた女性キャストさんに案内されて、私達はホテル2階の美しい廊下をサウスエレベーターの方向に向かって歩き出しました。「本日のお部屋は4階、○○○○号室になります。」にっこり笑ってキャストさんはおっしゃいましたが、4つならんだ数字を頭に思い浮かべても、私達にはそのお部屋がどこにあるのかは殆ど見当がつきません。(ホテルミラコスタには結構な回数お邪魔してると思うのですが、毎回お部屋番号を憶える気がないものですから お恥ずかしいことにいまだにこんな調子です。)もちろん予約するときに「サイド」や「ビュー」は選択しているので 「あのあたりか そうじゃなければあっちのあのあたり」 くらいはわかるのですが・・・なので、お部屋に案内していただくまでのこの数分間はいつも「どんなお部屋かな~」と純粋にドキドキします。サウスエレベーターを4階でおりて廊下に出ると 今日はキャストさんは左方向に歩き出し、ホテルのアメリカンウォーターフロント側のウィングへと向かいました。長い長い廊下を行く間も、早口でもなく大声でもなく かといって黙り込むこともなく、お一人でずっと話し続けるというわけでもなく。キャストさんと一緒の不思議に心地よい数分間が過ぎた後 私達は本日宿泊する部屋の扉の前にたどり着き、導かれるまま室内へと入りました。まもなく15:15になろうか という頃でした。(その3 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
January 30, 2015
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1月30日 金曜日、みぞれのような冷たい雨の降る朝8時前、私達は東京ディズニーシー・ホテルミラコスタの正面玄関に車で到着しました。約9か月ぶりの宿泊となります。例年この時期の舞浜のパークはいわゆる「閑散期」でメンテナンス期間にあたっており ディズニーシーではあちこちで工事をしているうえイベントも何も無いので、今回は ただただ遊び回ろうと思ってやってきたのですが。・・・お天気は雨です。それもかなりちゃんとした雨。いや、雪にならなかっただけ良かったのかもしれませんが。それでもこんな日でも ホテルミラコスタのベルサービスキャストさんたちは爽やかな立ち回りぶりで、車寄せに着いて荷物を預け終わるまでにはものの2分とかからず、あっという間に私はホテルミラコスタのロビーで夫を待つ人となりました。駐車場に車を置いた後、夫がロビーにやってきたのはそれからまもなく。今日のディズニーシーの開園時刻は10:00、ディズニーホテル宿泊者は一足早く9:45に園内に入れるわけですが・・・あと一時間半以上もあるよ さてどうする?昨夜から降雪の予報が出ていたためか早朝の道路は拍子抜けするほど空いており、雪渋滞を計算に入れて家を出たせいで予定よりもずいぶん早い到着となってしまった私たちは ホテルミラコスタのロビーで天井画を眺めながらちょっと悩みましたが、結局しばらくこの場にとどまって悪天候のパークでの過ごし方などを考えることにしました。(だってねえ、あまりに早く着きそうだったので、朝食もお茶も道中で済ませてしまったんですもの。)8:15過ぎに一度「パークエントランス・ノース」のホテルミラコスタ宿泊者専用ゲートの様子を見に行ったのですが、並んでいらしたのはまだ両手の指で足りるほど。(冬の平日でも雨天でなければ、このタイミングではもっと多くの方が並んでいらっしゃると思いますが。)ショップを見に行ったりホテル内をお散歩したりしていても どうにもこうにも間がもたないので、私たちは9:00少し前に意を決してホテルのロビーを離れ、本降りの雨の中 宿泊者専用ゲートに向かうことにしました。行ってみると この時点で並んでいらっしゃったのは30組弱。(9:00くらい。)えー! まだあと15分くらいロビーにいてもよかったんじゃないのー?・・・と思ったのですが、数分後には急に列が伸び始めて みるみるうちに列の最後尾はバス停近くまで到達してしまいました。きっと皆さん、9:00過ぎを目安に並ぼう って決めてらっっしゃったのかもしれませんね~。ミラコスタ宿泊者ゲートの入場列では、その後9:30頃から手荷物検査と宿泊者確認が始まり(この開始のタイミングはその日の混雑状況によって変わってくるようです)、9:40を過ぎるとディズニーシープラザには多くのキャストさんが現れて開園の準備が始まりました。中には 合羽姿で手に「走らないでね」のボードを持って雨の中に佇むキャストさんもいらして、こんな悪天候なのにご苦労なことだなあ・・と心からそう思いました。9:45にホテルミラコスタ宿泊者専用の入場ゲートが開くと、今日は1分も経たないうちに入園することができました。雨のせいもあってか、超急ぎ足や早歩きの方も少ないように見うけられましたよ。私たちは 雨に濡れながら手を振ってくださっていたキャストさんやミラコスタ通りでゲストを迎えてくれていたピノキオやジミニークリケットたちと朝の挨拶を交わしてから、アメリカンウォーターフロント、トイビルトロリーパーク方面へ向かいました。さて、本日の第一目的地は「トイストーリーマニア」。シーの中でこのアトラクションだけはディズニーホテル宿泊者のアーリー入場に合わせて開園15分前から動いているので、スタンバイで乗ってしまおうと思ってのことです。(トイストーリーマニアのFPの発券は、ほかのアトラクションと同じで正式開園時刻から開始になります。)私達がトイストーリーマニアのスタンバイ列最後尾に到着したのは9:52くらいで、乗り場に案内されるまでには3~4分、アトラクションをじゅうぶん楽しんで建物から出てきた時には時刻は10:10になっていました。あまりに時刻が早かったので「トイストーリーマニアのFPを取得しちゃおうかな~」とも思ったのですが、この時すでにFP発券列最後尾はメディテレーニアンハーバーまで達していた様子で発券まで何分かかるか不透明だったので、私達は次は予定通り「ビッグバンドビート」の初回へ行くことにしました。「ビッグバンドビート」は本日は座席抽選はありませんが、夕方からブロードウェイミュージックシアターで特別プログラムがある影響で公演が3回しか設定されていません。初回入場はいつもならブロードウェイミュージックシアターの前に並べばよいはずなのですが、シアター前はトイストーリーマニアのFP発券列で埋まっているし・・どこに並べばいいの?? と雨の中で傘をさしながらキョロキョロすること数分、初回「11:45」への入場待ち列がシアター前のウォーターフロントパーク側の舗道上に作られているのを見つけました。(待ち列最後尾についたのは10:20頃、順番的には前から30番目前後といったところでした。)ビッグバンドビートの待ち列にいる間、私はブロードウェイいっぱいにひろがって少しずつ進んでいく「トイストーリーマニアのFP発券列」の様子をずーっと眺めていたのですが、今日はこの列が開園から一時間近く経っても無くならず(結局きょうは12:30頃までFP発券していました)、それも影響したのか「ビッグバンドビートの初回入場待ち列」の整理までもが思うようにできなかったらしく、周辺のキャストさんたちは随分と苦慮していたようでした。本来はショー開始時刻の25分前には始まるはずのシアター内への誘導も5分以上遅れて始まり、先頭に近い位置に並んでいた私達でも入場できたのは11:25を過ぎてからでした。さらにショーそのものも「5分遅れてスタートする」旨のアナウンスがあり、ちょっとドキドキしましたが 幕が上がった後はすべてが順調で、いつも通りの素晴らしいショーを私達は堪能することができました。(久しぶりに観たせいかもしれませんが、楽しすぎて笑いすぎて涙が出ちゃいましたよー )ショーが終了してシアターを出たのは12:30頃。その後は、ビッグバンドビートに並ぶのと相前後して取得したFPを使って「タワーオブテラー」に行き、続いてお隣にある「タートルトーク」に行きました。(13:45頃、30分待ちアナウンスで実質待ち時間は10分。)「タートルトーク」が終了してホレイショスクウェアに出たのが14:15。イベント開催時はいつもどこかへ片づけられてしまう(?)大きなスクリューも 今日は自分の居場所を確保して、碑文とともに人の少ない波止場で降りやまぬ冷たい雨に濡れていました。(その2 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
January 30, 2015
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ホテルミラコスタ、シルクロードガーデンで昼食をとってきました。今日は夫と二人でお酒もいただくつもりだったので 電車でお出かけです。ミラコスタ到着は13:30くらいだったかと思います。シルクロードガーデン店頭に行くとすぐに席まで案内していただけました。注文したのは、ナプキンリングの付くイベントのランチコース。それと紹興酒のボトルもお願いしました。さて。今季のホテルミラコスタのお料理はそれぞれのお店で違ったディズニー映画をテーマにしているとのことで、先日お邪魔したオチェーアノでは「アナと雪の女王」にちなんだメニュー展開でしたが、こちらシルクロードガーデンでは「ムーラン」がモチーフだそうです。まずは季節の前菜の盛り合わせ。一人前ずつお皿にのって出てきました。ぱっと見ただけでもアルコールが進みそうですよね~。蟹の寄せものとイカをシークアーサーの甘酢に漬けたもの(グラス)、キュウリの塩もみ豆板醤ソース、牛肉を焼いたもの、椎茸やポルチーニ茸やタケノコの入った湯葉巻など。手前のピンクの龍は、映画「ムーラン」に登場するドラゴンのムーシューだそうで、大根で形作った物をビーツで色付けしたとのこと。次が蒸し物。鯛とお豆腐です。エビと野菜のXО醤炒め。これで二人前です。こちらも、ピンクのきくらげは「白きくらげに色を付けました」とのこと。(えー!こんなきれいな色のきくらげがあるの?!・・って一瞬びっくりしましたが。)豚スペアリブを紅麹入り醤油ソースで煮込んだもの。炒飯は一見いたってシンプルな海鮮炒飯のようですが、干し貝柱をほぐして揚げたものがトッピングされていて風味がとても良いです。こちらははじめから一人前ずつに分けられてテーブルにやってきました。デザートの盛り合わせ。「ムーラン」のロゴにもドラゴンが。私はディズニー映画ってちゃんと鑑賞していない作品もかなりあって、「ムーラン」も実はそのひとつでお話の内容をよく把握していないのですが、とりあえず今日のコースはたいへん美味しくいただくことができました。お皿の上に度々「ドラゴン」をイメージするものが登場してきましたが、そういえばシルクロードガーデンの店内で天井を見上げると目に入る くねくねしている金色の↓↓これ。この 空を這うように店内の上部をぐるっと囲んでいる 鱗のある大きな金色の物体もまた「龍」なんでしょうかね~。はたまた、龍と見紛えるような立派な金色の雲なのかもしれませんね。食事を終えてお店からロビーに出たのは15:40頃。先ほど食事中にシルクロードガーデンのキャストさんとお話しする中で、ただいまパーク内で絶賛進行中の「ホテルミラコスタ外壁大規模工事」の話題が出て、「今朝出勤してきたら シーに降りる階段の踊り場の窓に目隠しフィルムが貼られてて、パーク内の景色が見えなくてびっくりしました!!」っておっしゃってたので、私たちもちょっと階段の様子を見に・・・来る時はホテルの正面玄関から入ってまっすぐレストランに向かってしまったので全く気が付かなかったのですが、階段の近くまで行ってみたら本当でした。パーク内の様子、まったくわかりません。ホテルミラコスタの公式サイトによれば、この場所の上部に位置する客室の窓には3月14日まで目隠しフィルムが貼られるそうですから、この大きな窓から再びパーク内の景色が眺められるようになるのは3月中旬以降になりそうです。(詳しくは こちら )ホテルミラコスタを出たのは16:00頃。舞浜に行く前は 食事後は少し寄り道してから帰宅しようと思っていたのですが、あまりにも気持ちよく酔ったのでそのまま(気持ち良いまま)まっすぐ家に帰ることにしました。本当にほんの少-し舞浜にいただけですが、今日もとても楽しく、また ここに来なければできないことの多くあった 私にとっては貴重な数時間でした。** シルクロードガーデン の “ハート・オブ・ロマンス”ランチコース **・季節の前菜の盛り合わせ・鯛と豆腐のトウチー蒸し・車海老とグリーンアスパラガス、ヤングコ-ンのXO醤炒め・豚スペアリブの紅麹入り醤油ソース・海鮮炒飯 揚げ干し貝柱添え・タピオカとグレープフルーツ入りマンゴーピュレ スウィートポテト添え ・・・・・・・・・・2015年1月5日~2月13日◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
January 10, 2015
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ミラコスタ「オチェーアノ」:一人 電車利用12:40 舞浜駅到着 12:45 ディズニーリゾートライン リゾートゲートウェイステーション お正月のデコレーションがまだありました 13:10 ディズニーシーステーションで下車 13:20 ホテルミラコスタ「オチェーアノ」店頭へ 今日はウエイティングエリアの窓の目隠しが外れておりパーク内が望めました この窓の外の場所の工事はまだ続くはずなので 一時的な措置かもしれません 13:30 コースエリアへ こちらは外壁工事が終わったため、窓の目隠しも完全に外れていました プロメテウス火山さん、おひさしぶりです お料理は「アナと雪の女王」をイメージしたというイベントコースを注文 グリーンのソースが印象的な前菜 スープは人参ベース メインはお魚を選択 タラがセロファンで包まれて出てきました ブルーのリボンを自分で解いて包みを広げると・・・ キャストさんがソースを注いでくれました ちなみにお肉料理の方はこういった演出は無いとのことです デザートのお皿には私でもよく知っているスノーマンのオラフがいました 毎年のことですが、ロゴも美しいです15:20 席を立ちオチェーアノを出る 帰る際にブッフェコーナーを通るとデザート台にこんなオブジェが ブッフェのデザートも「アナと雪の女王」にちなんだ物を用意していて 「アナ」イメージのプチケーキや「エルサ」イメージのシュークリーム、 「オラフ」をイメージしたマカロン・・・などがあるそうです (デザートコーナーのキャストさん談)15:30 ホテルミラコスタを発つ** オチェーアノ の ”ハート・オブ・ロマンス” ランチコース **・真鯛とブリとアボカドのセビーチェ シラントロの香るソース・カレー風味の人参とリンゴのスープ ヨーグルトと人参のディープフライを浮かべて・鱈のパピヨットレモンヴァーヴェナの香り 野菜のクスクスを添えて または 仔羊のローストハーブクラスト エシャロットのカラメリゼとベイクドトマトを添えて 赤ワインのソースで・マスカルポーネのやわらかなクレムー ストロベリーシャーベット添え・コーヒーまたは紅茶 ・・・・・・・2015年1月5日~2月13日◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
January 6, 2015
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