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いよいよ明日が私立中学入試のスタートです。ということで、今日も朝から秘密の特訓でスタート。夕方は早めに終えます。家でお母さんといっしょにしっかりと夕食をとり、お風呂に入って、気持ちを落ち着かせるためにちょっと過去問をみて、早めに就寝して明日にそなえてもらいます。女の子ならお母さんと、男の子ならお父さんと、いっしょにお風呂に入っても良いんじゃないでしょうかあとはお母さんたちの笑顔しだい、なんてプレッシャーをかけると怒られてしまいそうですがこどもたちの挑戦を端で見ているお母さん、お父さんの気持ちはイタイほどよくわかります。私も何度も息子の、娘の緊張する姿、号泣する瞬間に接してきました。そんな時、親としては何もしてあげることは出来ません。ただ、そばにいてあげること。出来るのはそれだけです。でも、それで良いんじゃないでしょうか。こどもたちは黙っていても成長していきます。そのうち、すべて忘れてしまいます。いつまでも親の中には残っている記憶も、こどもたちにとっては過去のことになっていきます。子育てってそうしたものかもしれません。育ててあげている、ではなくて、育てさせてもらっている、で良いじゃないですか。こどもたちの挑戦に立ち会うことの出来る喜びをこどもたちの泣き笑いをいっしょにできるうれしさをごともたちと合格した歓喜の時間を共有できる幸せをその一瞬のために今少しだけ頑張りましょう
2012.01.31
今朝も英語のリスニングテストからスタートです。朝は娘と一緒の電車でした。新宿で就活のための予備校で昼まで勉強して、午後からは大学で稽古とのこと。夜も師範の方たちと食事をともにする、といった1日を過ごすようだ。先週は何人かのOG訪問をして、それなりに就活は進んでいるようにみえる。でも、高校入試や大学入試と違って、理不尽な制度の中での挑戦なので「がんばれ」の声もかけにくい。たとえば、○○日の午後3時から説明会の受付がネット上で開始されるとする。その時間にアクセスしても、ネットが混んでいて申し込みページにたどりつけない。数分後につながったときにはすでに申し込みは終了している、といったことになる。おっきな企業でも十数人の募集というのが普通だ。そこに数千人の申し込みが殺到する。だからこんなことが起こる。第一志望の企業なんて決めて、そこに受かるために一所懸命になったとしても、説明会の受付さえ通るかどうかは「運」しだいとなってしまう。いくら割り切ってのぞもう、なんてアドバイスしても、当事者たちはそんな気にはなれないだろう。一方では自己分析をやかましく言われて、徹底的に自分を掘り下げなければいけないのだ。何が問題かって、名の通った、というよりもテレビなどのCMで聞いたことのある企業に学生が集中することだ。たぶん、こうした就活制度にのっかっていない良い企業は世の中にいっぱいあるはずだ。そんな優良企業と学生たちを結ぶ手立てがない。ネット社会って、横広がりはすごいけれど、縦へのつながりはかえって薄めてしまう。親も「ネームバリュー」のある企業へ子供が就職するのをのぞみがちだ。そんな親の「えっ、名前も聞いたことない会社じゃない」といった一言が就活生たちを深く傷つける。何だか就活する側も採用する側も、とんでもなくムダなエネルギーを使っているようだ。どこまでも理不尽でばかばかしい就活制度だと思う。と同時に、miyajukuの生徒たちも、いずれはこんなばかばかしい仕組みの中で就活をするのかと思うと、今の努力は何のためだろうかとさえ思えてくる。日本の国の制度疲労は、あらゆる面で起こっている
2012.01.29
今朝も小6受験生のクラスからスタート。中3生は午後からの授業だが、数人は朝から来てPCに向かって理科と社会の学習をしている。全国の公立高校の入試問題を集めた問題集を、H23、H22、H21と解き進めていっている。知識は断片的な理解では役に立たない。結びついてこそ問題の解法につなげられる。つなげるためには真剣に過去問題と向き合うことだ。あと18日。小6生はいよいよあと3日になった。子供よりもお母さんの方が2月1日が近づくにつれ緊張感が高まっているはずだ。私立中学入試は、こどもたちの挑戦であるとともに、お母さん(お父さん)の挑戦でもある。一心同体での受験、といったイメージがツヨイのが私立中学受験だ。といっても、最終的には本人たちが試験問題に立ち向かっていく。親は端で見ている以外に出来ることはない。それがまた辛いのだとにかく残った時間を出来るだけ手助けしたい。まずは小6生たちだ。今も過去問に取り組ませている。高校入試と違い、当日の得点だけで合否が決まるキツイ試練が中学入試だ。だからこそ、ここまできたら徹底的な過去問演習だ。今までもそうしてきたが、残った3日間。受験校の問題傾向をそらんじられるぐらいになりたい。ファイトだ小6、中3にくらべて、今年の高3は・・・ あまり書きたくないのだが、Hからこんなメールがきた。『先日も言ったんですが、今日入試なのでおやすみしますm(_ _)m』私からは「何で今日が入試だから塾を休むのか全くわかりません。必ず来ること」と返しておいた。ここまできてこの意識なのが悲しくなってしまう。私の指導のいたらなかった点を深く反省するだけだが。それにしても、12歳の小6生以下の意識でしかない。ちょっと泣きたくなってしまう。人は変われないのだろうか。変えることは出来ないのだろうか
2012.01.28
昨日から秘密の特訓を開始しているので朝から塾に来ています。秘密の特訓は31日まで続きます。いよいよ2月1日の入試まであと4日。連日、朝早くから塾に来るのは大変なのですが、とにかく全員の合格を目指してあとひと踏ん張りします。先ほど2月の請求とお知らせの発送を終えました。今月と来月で、小6受験生、中3生、高3生が卒塾します。全部で22名。塾にとっては、この空いた人数を新年度の募集で埋めていかないと経営が成り立ちません。そういった意味で、入試に追われながら新年度の募集も考えなければいけない2月です。といっても、とにかく受験生のことを第一にやっているので新年度の募集まではなかなか手がまわりません大手の塾はもう何度も新年度の募集チラシを入れ、説明会も複数回にわたって開催しています。不思議なことに、おっきな塾がチラシを入れるとmiyajukuにも問い合わせが入ります。どうもおっきな塾のチラシが問い合わせのきっかけになっているようです。そんなこんなで、1月になってから5名ほど新しい塾生が入ってくれています。ありがたいことです。これで、現中2(新中3)クラス、現中1(新中2)クラスは定員まで1名。現小6(新中1)クラスは定員まで2名となっています。新小5(現小4)クラスにもポツポツと予約をいただいてもいます。新小6(現小5)クラスは大募集中ですとにかく目の前の受験生たちに没頭します。そのことがきっと新年度の募集につながると思っています。あっ、実は、4月の新年度より、小学生対象の全く新しい新クラスを設置する予定です。もう少ししたら告知しますね
2012.01.27
昨日は県高校入試の前期選抜試験だった。miyajukuからは2名だけが受験。その他の生徒は受験しなかった。何度も書いているが、前期選抜試験は、全体の募集定員の2割~5割の枠で募集する。つまり、その高校の全体の合格者のうち、学校成績が上位から2割~5割までが合格し、残りは不合格になる。確かに、ボーダー付近では昨日おこなわれた面接等が合否を分けるかもしれないが、あくまでもボーダー付近でのこと。たとえば、この周辺の地域トップ校である大和高校は、学校成績が128までは全員が合格し、125~127がボーダーで、そのあたりの成績の生徒は合否がわかれる。学校成績が120の生徒がいたとして、その生徒が大和高校を前期で受験しても不合格ははじめからわかっているのだ。不合格がわかっていてどうして受験する必要があるだろう。受験すれば受かりたくなるのは当然で、不合格通知をもらえばショックを受ける。だからmiyajukuの生徒たちは前期は受験しない。昨日、前期選抜を受験した△△子の話です。△△子は、面接官が2人で10分前後の面接時間だったそうだ。1人はパソコンを見ながら質問し、もう1人が面接中はいろいろと紙に書いていたそうだ。面接官は2人とも恐かったぁ、というのが△△子の感想だった。同じ高校を△△子の友達2人が受験していて、話を聞くと、面接官は1人で、面接時間も数分だったそうだ。とくに難しい質問もなく、和気あいあいと終わったという。学校成績は△△子がその2人よりも良いとのこと。そもそも△△子がその高校の前期選抜のボーダー前後の数字なので、それより下ならば「・・・」という成績だ。ということは、高校側も、前もってそうした成績の生徒の面接は簡便に終わらせ、ボーダー前後の成績の生徒は入念に面接をする、そんな体制をとっているのだろうか。もしそうだとすると、とっても悲しいことだ。たくさんの生徒の面接を限られた人数でおこなうのだから高校側にもそれなりのシステム作りが必要なのだろう。でも、新しい入試制度でも、1日目に筆記試験を課した後に2日目に全員に面接を課すことになっている。1日目の得点しだいで、面接官の人数から面接の時間の多少も変えてくるのだろうか。確かに、新しい入試制度では受験者全員を面接するので、今よりも高校側の負担は大きいわけだし・・・うーん
2012.01.26
今日は神奈川県私塾協同組合主催の教材・教具展が藤沢で開催されました。専務理事ですので、朝早くから準備等で忙しくしていました。今春は中学生の教科書改訂もあるので、たくさんのお客様が来場されて盛況でした。私も来年度の教材選び等もしなければならないのですが、とりあえず2月16日が終わるまでは封印します。まずは、今週末からの私立大学入試、2月1日からの私立中学入試、2月16日の県立高校入試にチカラを注ぎます。すべてはその後です。それにしても、教材をすべて入れ替えなければいけないと考えると気持ちが沈みます。どれだけの労力が必要になるのか・・・ 今は考えないことにします塾の仕事はつねに紙との格闘です。
2012.01.25
家の就活娘はあいかわらず大学の学年末試験に取り組みながら、企業の合同説明会に出かけたりしている。正月明けに大学でおこなわれた「面接対策セミナー」が刺激になったらしい。これは大学のOB、OGたちが、後輩のために大学で面接対策をしてくれるというもの。学生たちは自分が希望する企業に就職したセンパイたちが直接指導をしてくれるということで、とても有意義な時間を過ごせたようだ。また、大学のキャリアセンターに行くと、センパイたちのエントリーシートなどが保存してあって、それらをコピーして持ち帰ることも出来るようだ。これもかなり参考になるだろう。さらに、家の娘は、それらのセンパイの何人かに直接連絡をとってOB、OG訪問を予定しているらしい。キャリアセンターの職員の方も、個々にエントリーシートを持参するとアドバイスをしてくれているようだ。さすがに私立の大学だと思う。息子は国立大だったので、就活の際には大学のキャリアセンターはここまで学生のバックアップが出来てはいなかった。その代わりOB会がしっかりとしていて、学内のOB事務局が就活のバックアップをかなりしてくれていた。そこから希望する企業に勤めているセンパイに連絡をとってもらってOB訪問等もしていた。娘は、この日曜日に行った某省庁の合同説明会で、高校の時の友達2人にあったという。先日も別の子に会ったと言っていた。他大学の学生だが、さすがに湘○高校の卒業生なのだろう、しっかりと就活の予備校にも通って勉強も積んでいたとのこと。こちらも彼女には良い刺激になっているようだ。いずれにしても、高校から先は、高校が、大学が、そこに集う仲間たちがこどもたちを育てていく。中学までは「選んでいった環境」ではないが、高校から先は「自らが選択した環境」なのだ。自分のこどもたちを見ていて思うことだが、良い環境に入れば黙っていても育っていってくれる。いや、育てていってくれる。だからこそ、miyajukuの生徒たちにも頑張ってもらいたいのだ。まわりが自分を引っ張っていってくれるような環境。そんな環境に身をおくためには頑張らないとダメだ。
2012.01.24
昨日の予想模試演習の報告と、生徒の今の様子をお母様方に報告する文章を書いて先ほどメールし終えました。県立高校の入試問題にはある傾向があり、難易度もそれほど大きく変わるモノではありません。したがって、予想模試演習での得点と、当日の得点との間にも大きな違いはないのです。1月3日からやっている演習ですが、昨日で5回目を終えました。順調に得点できている生徒もいれば、思うように得点を伸ばせていない生徒もいます。今週の水曜日に前期選抜の面接があります。その発表が2月1日で、その後に後期選抜の願書の提出になります。いよいよどこを受験するか、はっきりと決めなければならない時となっています。今までのところは、頑張れ、ですんできましたが、ここからはそうはいきません。現実の得点と、合格に必要な得点をしっかりとみて、受かる可能性をしっかりと見きわめる必要があります。同時に、学校成績と当日の入試の比率も重要です。これは、学校ごとにちがっていて、4:6、5:5、6:4の3つのパターンの高校があります。内申4:入試6の高校では、入試の得点が1.25点で内申1点分なのに対して、内申6:入試4の高校では入試の得点が3点分で内申1点分なのです。つまり、内申で5の差をつめるのに、前者ならば入試6.25点で良いのに対して、後者ならば15点必要となるのです。miyajukuの生徒たちのように、学校成績があまりなく、当日の入試で勝負をしようという生徒は、内申4:入試6の高校を受験するのが有利になるのは当然です。ただ、後期選抜の定員のうちの20パーセントについては、2次選考枠といって、各高校が独自にさだめた基準で合否が出ます。そして、この枠を「入試の得点のみによって選考する」という高校が多いのです。この2次選考枠についても、基準が何なのかをしっかりと知っておかねばなりません。こうした情報は「県教委のホームページ」に掲載されています。PCのみリンク→http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f160600/p22502.htmlとにかくぎりぎりまで挑戦をさせたいと思っています。それがmiyajukuの方針です。同時に、しっかりと現実と折り合いをつけていくことも学ばせたいと考えています。受験を通して学べることは本当にたくさんあります。
2012.01.23
さて、今朝も中3の予想模試演習からスタートです。3日からはじめて今日で5回目です。折り返し点は過ぎています。そろそろ結果が欲しいところです。期待しているのですが中3の予想模試は入試と同じ順番ですすめます。まずはリスニングから。朝の最初に耳と頭を起こす訓練も兼ねています。最後は理科と社会。後ろにあるこの2教科が鬼門です。5科をやりきる気持ちも培ってます。小6受験生たちも算数の学習からスタートです。各自の状況にあわせて総合演習問題を解かせています。解答・解説はすべてパソコンで映像授業をつかって見ることが出来ます。それでわからないところは私が教えます。さすがにここまできているので、どの子もノートにかく線分図も途中式も見事なモノです。これは中3生にも言えることで、ほれぼれする図を描く生徒もいます。うれしいですねぇ。こどもたちのノートを見ると、私の指導の確かさを実感することが出来ます。ちょっと自慢しちゃいましたが昨日も中3の授業を終えて、高3生たちの面談をして、家に着いたのは23時30分。今朝も7時30分には塾に来て、掃除をして教室を暖めて、といった準備をして・・・ さすがにちょっと辛いですが、こどもたちの頑張りの空気がチカラをくれます。今週と来週がヤマですね。
2012.01.22
今日も朝から夜までびっしりと授業がはいっています。その合間に英検をやり、問い合わせの方の面談もあり、笑っちゃう1日です。外は冷たい雨で、最高気温は5度前後とのこと。受験学年の生徒は体調管理は万全にすることです。さて、前期選抜試験の志願者倍率が発表になりました。中3生には、昨晩中にメールorファックスしてあります。miyajuku周辺校だけを抜き出しておきます。高校名 今年度募集人数 1月20日志願者数 倍率川和高校 93人 344人 3.70倍大和高校 110人 231人 2.10倍海老名高校 142人 373人 2.62倍座間高校 138人 262人 1.90倍大和西高校 138人 266人 1.93倍市が尾高校 196人 426人 2.17倍荏田高校 178人 322人 1.81倍湘南台高校 138人 329人 2.38倍元石川高校 139人 296人 1.87倍理論的には前期の募集率が50%の学校は、2.00倍を切っていると後期は定員割れをおこすことになります。実際は、前期を受けていない生徒もいるのでそうはならないですが、2.00倍を切っている高校は難易度的に易化すると言って良いでしょう。荏田高校などは定員増の分だけ志願者が増えていません。元石川高校も同じようなことが言えます。といっても、市が尾高校に志願者が集まっているので、その生徒たちが後期で移ってくるでしょうが。いずれにしても、前期は高めに出してくる生徒が多いのです。まぁ、本当であれば上位から半分までが合格する前期選抜で高めに志願する意味が全くわかりませんが いずれにしても後期選抜への今年のひとつの傾向はみてとれます。これについては、中3生には直接伝えていきます。それにしても、川和高校は集めてるなぁ。ここを志望する生徒はホンキで立ち向かわないとはね返されるぞ
2012.01.21
今日の夜には「県立高校の前期選抜の志願倍率」がわかる。このblogにも周辺校のものは載せる予定だ。中3生に聞いてみると、前期を受けずに後期のみにかけていく生徒は各クラスとも10人弱はいるようだ。前期を受験する生徒の半分近くは不合格になるわけだし、明らかに学校成績から考えて不合格になるのがわかっていて受ける生徒も多数いる。高校受験の指導が中学校でおこなわれなくなって、あくまでも「自己責任」になったとはいえ、学習塾などに通っていなければ情報を得る手立てもなくこうしたことになってしまう。前期をうけない生徒のほとんどは男の子だ。女の子はわざわざ勉強して入試を受けなければいけない後期選抜は回避して、駅に近くて繁華街のそばに立地する県立高校を前期で受かるようにする傾向がある。親御さんも「女の子だし」といった感覚が強いのだろう。とにかく、駅に近い県立高校の女子占有率はかなりのものになっているという。学校成績をかせいだ女子たちがわんさかと押し寄せてくる。miyajuku近くの大和高校もそんな学校のひとつで、女の子の割合がこの数年でグンと増えているようだ。湘南台高校なども同じような傾向で女子学生の園となっている。「駅チカの県立高校=女子の薗」といった公式が成り立っている。この「女の子だし」といった感覚が私には全くわからない。世間はまだまだ男社会で、就活での女子差別は表向きはなくなっても、実際にはなくなっていない。「女の子」は社会で仕事をしていくには「男の子」より難しいのが現実だ。であればこそ、「女の子」こそ、「男の子」以上にしっかりと「進学」ということに向き合うべきなのではなかろうか。結婚し、出産し、子育てし、といった中で、社会としっかりと関わって仕事をしていくのは並大抵のことではない。だからこそ、自分なりの武器を身につけられるような、そんな進学を真剣に考えるべきだと思うのだがいずれにしても、あと26日です。
2012.01.20
今朝はジムにてたっぷりと2時間ちかくトレーニングをしてきた。若いつもりでいるが疲れがぬけにくくなっているのは確かだ。ただ、だからといってだらだらとしていてはもっと疲れがたまっていく。やはり、走って、ウェイトをして汗をかくと気持ちもシャキッとしてくる。忙しいからこそ、週に2回はジムにて身体を動かしたい。昨日、新しく「就活支援のための講座」をひらくにあたって、それを支援する業務をおこなっている会社の方とお話をした。「就活支援講座」を開きたいのは山々だが、何しろこの時期から4月までは受験生をかかえながら新学期の準備もしなければいけない多忙な時期。就活支援講座をひらこうと思うとその時期とかぶってしまうので、私自身が大丈夫かどうかが心配で二の足を踏んでいる。私が出来ることは何か、と問われれば、明確な自己分析、それをもとにした就活への明確な道筋を描くこと、エントリーシートの添削、面接の指導、などということになるだろうか。昨日お話しした企業さんが提供しているのは全18講座程度のカリキュラムだ。その気になれば今すぐにでもスタートできるのだが このblogを見ている卒塾生などがいて、是非ともお願いしたい、などという要望があったら踏ん切りがつく就活で何よりも大切なのは「自己分析」だろう。これがしっかりなされていないと、軸がぶれてしまって、エントリーシートも面接もうまくいかなくなってしまう。軸がないということは企業側にすぐに見破られてしまう。ただ、自己分析というのは終わりなき旅のようなモノだということは一昨日も書いた。あくまでも仕事を選択する、という意味での自己分析であり、自分探しのための自己分析ではない。こうして考えてくると、大学3年次に「明確な自分」をもつためには、少なくとも高校受験からしっかりと自分と向き合うことが必要だと思っている。高校受験から就活まではたった5年間しか時間がない。この5年間の積み重ねがどうかということが、就活時の自分の軸を決めていく。高校も前期選抜、大学もAO入試、という学生がすべてそうとは言えないが、少なくとも高校受験や大学受験で自分と向き合って葛藤した学生とはあきらに違いが出てくる。こどもたちにとっては、受験というのは「自己分析」の恰好の機会なのだと思う。以外とツヨイ自分がいたり、思いの外に弱気の自分がいたり、といった気づきは受験のもがきの中でしか見つけられない。また、家族の大切さや友達の良さ、そんなことがわかるのも受験を経験してのことではないだろうか。自分を追い込む機会のほとんどない今のこどもたち。せめて高校受験や大学受験では、自分を追い込む機会を持たせたい。それが親の務めのような気がするのだが。違うだろうか。今のこどもたちは守られすぎでいる。それが悪いとはいわない。ただ、だからこそ、親がその気になってこどもを谷底に落とす気構えを持つ必要があるのではないか、私はそう思っている。
2012.01.19
今朝の小田急線は、前期選抜試験の願書提出に向かう中学生でいっぱいだった。20日までが募集期間なので、20日の21時30分頃には、このブログなどで志願者倍率について報告ができるはずだ。miyajukuからは2名が前期選抜を志願する。他の生徒は前期はムシする。何度も何度も書いているように、前期選抜試験というのは学校成績だけで合否が決まる。いろんなことがいわれるが、数字がそれを示している。ボーダーの前後では、面接点などで合否がわかれるようだが、ある基準以下では合格者は出ない。定員の4割が前期の募集枠の場合、学校成績の持ち点の高い方から4割が合格する、というのが前期選抜試験だ。たとえば、大和高校では130ぐらいまではほぼ合格で、125~129の間は合否がわかれる。もちろん下に行くほど合格者が減っていく。124以下で受験しても受からないのはわかっているので受けるだけムダなのだ。だからmiyajukuの生徒たちは前期選抜は回避する。受けるとどうしても受かりたくなってしまう。不合格通知をもらって気分が良いはずがない。あくまでも後期選抜で入試の得点をしっかりととって合格するためには、前期を受けることは百害あって一利なしだ。前期を受ける二人はいずれる第一希望の高校の前期のボーダーあたりの成績を持っている。あくまでも「受かればラッキー」のつもりでやっている。後期選抜試験への準備をしっかりと整えつつの前期への挑戦だ。そのことはしっかりと伝えてある。前期の結果に一喜一憂するのがいちばんこわい。他の生徒たちはモクモクと後期を目指してやっていく。上位校は前期3割で後期が7割の枠になる。圧倒的に後期の募集人数が大きいのだ。とにかく2月16日だけをターゲットにしていく。ただし、あくまでも実力があっての後期選抜試験だということを忘れずに。あと2回の予想模試の結果次第では、志望校を変更する必要も出てくる。そうした意味でも、前期選抜試験の志願者動向は参考にしたい。miyajuku中3生のご家庭にはfaxをする機会が多くなるので、faxの用紙とインクリボンを確認しておいてください
2012.01.18
今日の午前中はほぼ一ヶ月ぶりにジムに寄ってきました。久しぶりなので軽く1.2kmほど泳いで、サウナでしっかりと汗をかいてきました。冬期講習前から比べると2.5kgほど体重増です。私の場合は、仕事の忙しさと体重が比例関係になってしまいますお昼前に塾にくると今日は電話がなりつづけます。セールスの電話やら、体験学習の申し込み、来週の教具展の会場から、入塾のための面接の申し込み、長野のKazu先生、組合の先生・・・ 笑っちゃうぐらいです。こんな日が時々あります事務作業も山積みですし、中3受験生の予想問題のプリント、高3受験生の数学の授業のプリントも作らねばならず。そんなことしているうちに生徒が来はじめて。すいません。今日はまともな事が書けませんm(_ _)m
2012.01.17
例年よりも2ヶ月遅れでスタートした今年の就活戦線。今はみんな何をしているのでしょうか。就職の採用試験は、エントリー→会社説明会→SPIやWebテストなどの筆記試験→数回の面接試験、といったパターンで進んでいくのが普通です。例年よりも2ヶ月遅れ、というのは、企業の説明会を開催して良いのが10月から12月にずれた、ということです。正式な内定を出して良いのは倫理協定として例年通り4月以降となっています。ただし、4月以降に採用試験がはじまる、ということではなく、多くの企業では最終面接のみを4月以降に残しておいて、3月までにそれ以前の採用試験は終わらせてしまう、といったことをしています。とはいえ、一連の採用試験のサイクルは、業界ごとにまとまっておこなわれています。たとえば、金融業界は△月半ば頃、メーカーの食品業界は○月頃、といったぐあいです。同じ業界の他社を受験できないようにしているのでしょうね。横の連絡をとっているのかどうかはわかりませんが、きれいに同じ時期に同じ業界の採用試験がそろっているのは事実です。また、ブラックといわれる企業や外資系企業などは比較的に早い時期に採用試験をやってどんどん内定を出していってしまいます。家の娘が志望している業界はこのサイクルがかなり後ろのようで、まだエントリーもひとつもしていません。大学で実施される「面接対策セミナー」などに参加して、自己分析やら業界研究やらをしているところです。私の時代に「自己分析」などといった言葉があったのかどうか定かではないのですが、今の就活では「自己分析」は欠かせないモノのようです。というよりも、今週願書が出される県立高校の前期選抜試験も「自己推薦書」を書くのですよね。これも自己分析のひとつでしょう。自己分析というのは自分自身を知ることに違いありません。自分の長所、短所、好き、嫌い、得意、不得意・・、そんな何もかもを分析することです。でも、こんなことをやっていたらゼッタイに壁にぶち当たることは間違いありません。娘もそんな様子です。それでも、私に毎晩のように「今日はこんなことを書いてみた」と見せてくれます。息子の時もそうでしたが、自己分析なんて作業を自己循環させしまうとそのうち心を病んでしまいます。弁証法的に対話を積み重ねながら前に進めていくのが良いのです。どんな風に話が進んでいくのか、それは次回にまわしますセンターリサーチをfaxし終えました。miyajuku高3生たちも、センター対応入試での合格可能性をリサーチにてはかりつつ、今月下旬からスタートする一般入試に突入していきます。
2012.01.16
今日も朝から中3生は日曜直前講習です。そろそろ得点がいろんな意味で「安定」してきてしまっています。ひとつ殻を破れるかどうか、考え方の問題です。頑張りではありません。頑張るのは当たり前です。問題は「どうがんばるか」ということです。この「どう」を考えない頑張りはムダになります。今日で4回目の予想模試です。自分の解答をしっかりと分析して、まずはあと数点の積み上げをするための手立てを考えること。とにかく分析です。そして「何をすべきか」を徹底的に考えてから「頑張る」のです。小6生も全員が朝から自習に来ています。すでに過去問演習にてやった問題を、今度は問1だけ問2だけと串刺し状にやっていったり、図形問題だけをピックアップしてやったりと、手立てをかえながら演習させています。ここまでくれば、受験校の問題にどっぷりとつかること。それが何よりの学習法です。あとはありきたりですが、計算力と語彙力をみがくこと。こちらも12歳の挑戦が続いています。「脱原発世界会議」というのが横浜ではじまったそうです。読売新聞・産経新聞/全く記事にしていない。朝日新聞・日経新聞/ベタ記事として簡単にあつかう。東京新聞/一面トップの記事としてあつかう。原発の問題については新聞各社によってこれだけあつかいが違うことを知っておくべきでしょう。新聞を教育にという運動がさかんです。新しい指導要領でも新聞を積極的に教育の現場に取り入れるようになっています。しかし、新聞が世論を誘導しようとする媒体であることも忘れてはいけないでしょう。現に「脱原発」については、これだけの情報の差がうまれ、その裏側には新聞各社の世論誘導の意図が見え隠れしているわけです。そのことをこどもたちにどう伝えていくか、ここのところ私も考え続けています。いずれにしても、自らの判断で情報の真偽、その裏側に隠されたものを見抜くチカラ。こどもたちにはそんな自立したオトナとしての知力を身につけて欲しいです。高3生は理科と数学の大学入試センター試験に挑戦中でしょう。受験を通じて、多様な思考力を身につけて欲しいです。難しい時代です。だからこそ「知」という「柔軟性」をつちかって欲しいです。
2012.01.15
今日は大学入試センター試験の一日目です。miyajukuからも挑戦します。塾の入り口の鉢植えのヒヤシンスも花をほころばせました。良い香りがしています。そんな花を彼ら、彼女らに贈りたいと思います。この学年の生徒たちは、最後まで「もがく」ことができませんでした。いや、まだ私大の入試までは時間があります。試験の間中も「もがく」ことはできます。とにかく今日という日をスタートにしてあと1か月の受験シーズンを「もがきにもがいて」欲しいです。淡々と大学受験を終えることだけはしてほしくないです。ただそれだけを願います。
2012.01.14
中3のA子がこんなことを聞いてきた。「塾長。自分を追い込むってどうすれば良いんですか?」「塾長が今日中に寝ちゃダメだって言うから、1時過ぎまで勉強したんだけど、もっと長く勉強しなければダメかなって・・・ だから、どうしたら自分を追い込めるんだろうって」自分が行きたい高校に手が届きそうで届かない。何とかしたい。努力もしている。でもまだちょっと足りない。もっともっと自分を追い込みたい。そんな気持ちなのだろう。「時間を長くやれば自分を追い込めるって事じゃないんだ。追い込むっていうのは、こうしたい自分から逃げないっていうか、どこまでもそんな自分を追い続けられるっていうか、そういうことをいうんだよ。長い時間勉強すれば自分を追い込めるってこととは全く違う。」「この高校に行きたい。そのためには入試でこれだけの得点をとらないとダメだ。そのためには何をしなければいけないか。それをしっかりとわかって、その上で実行していく。挫折しそうにもなるだろうけれど、ひたすらにやり続ける。いろんな葛藤があるだろうけど、そんな何もかもをひっくるめて頑張り続けることかな。」今の時代、自分を追い込む機会はそうおとずれるモノではない。ほどほどに、そこそこに、大過なく、そんな時代だ。自分を追い込むことがなければ、本当の意味で自分と向き合うこともないまま毎日を過ごしてしまう。高校受験という機会に、自分を追い込むってどういうことなんだろう、それを考えられただけでも大きな成長の糧を得たことになる。明日は大学入試センター試験だ。でも、本当の意味での追い込みはセンター試験が終わってからだ。ここからが、自分が積み上げてきたモノが正直に問われる。中学入試も、高校入試も、ここからが本当の意味で「自分を追い込む」時期に入っていく。苦しいのはここからだ。負けるな!
2012.01.13
来春入試から神奈川県の公立高校入試は制度改革がされる。そのことは何度か書いてきた。その改革の中で「独自入試」の廃止が及ぼす影響について書いてみたい。入試問題があまりに易しいので、進学トップ校では250点満点で240点以上がほとんどになってしまい、ちょっとしたミスが合否を分ける状況が続いていた。そんな状況を改善するために、進学重点校というのを指定し、それらの学校では「独自入試」をおこなうことが2005年度からはじめられた。しかし、入試問題を作成する負担があまりに大きいこともあって、今回の廃止につながったようだ。47都道府県中最も易しいといわれる神奈川県の高校入試問題。その問題も来春からかわることになる。12月に県教委が発表した「問題例」をみてもわかるように、記述が増えて大幅に難易度がアップする。得点も100点×5教科の500点満点になるので、以前のようにトップ校の入試がちょっとしたミスで合否がわかれる、といったことはないだろうと思われる。いずれにしても「独自入試」がなくなるわけだ。この改定によって進学トップ高の難易度に変化は生じるのだろうか。ずばり 横浜翠嵐高校 の凋落の可能性だ。横浜翠嵐高校は数学などの独自入試の難易度を高めることなどで、慶応などの私立校、学芸大付などの国立校を受験する上位層を積極的に呼び込んだ。3人前後だった東大合格者がこの5年で10人前後まで伸びている。「独自入試」の恩恵を最も受けた学校だろう。「独自入試」が横浜翠嵐高校の躍進の原動力だったわけだ。同じようなことは、小田原高校、多摩高校、柏陽高校などにもいえるのではないだろうか。逆に、「独自入試」の廃止で伸びていきそうなのが、厚木高校や川和高校、横浜緑が丘高校、横浜平沼高校などだろう。これらの学校は共通入試を続けてきていて、今回の「独自入試」廃止の混乱は関係ない。しかも、「独自入試」を嫌う層をしっかりと集め、この間もそこそこの実績を積み上げてきている。来春以降、今まで以上に伸びていきそうなのは、「独自入試」を実施していなかった地元の進学校ということだ。とくに、来春入試では、制度改革元年ということで受験生の間に不安もあり、地元志向、安全志向が強まるように思う。今春入試を控えている中3生たちもそんな神奈川県の受験状況を知っておこう。
2012.01.12
大阪の橋本さんが「共通の中間・期末試験を 橋下市長、市教育委員に提案」したらしい。PCのみリンク大阪の教育の様子がどうなっているのかわからないので何とも言えないが、この方の提言には「ずばり良いところをついてくるなぁ」といつも感心させられる。本来であれば公教育というのは平等であるべきで、学校ごとに、教室ごとに教えられている内容や中身がちがうことはおかしい。しかし、実際にmiyajuku周辺の小中学校でもそんなことは当たり前のようにおこっている。教科書を使わずに一年中平和教育の物語やら詩を読ませている先生もいるし、社会などは教科書の内容を教えないまま学年が終了することなどしょっちゅうだ。そうした学校間格差、先生間格差が現実に生じているのだから、それをそのまま放置しておくのはおかしい。でも、戦後60年以上にわたって、だれもそこにメスをいれようとはしないままきてしまっている。橋本さんはそこに正面から問題提起をしていく。手法について、またはその考え方についていろんな意見はあると思う。私も全面的に肯いているわけではない。でも、正面からぶつかっていくことで議論が起こる。みんなが考えるきっかけになる。それを今までどの政治家もやらずにきた怠慢があったのだ。正直、大阪がうらやましい。神奈川県でもそんな議論がわきおこらないだろうか。学校の先生は頑固だ。みんな一匹狼だ。誰かに指示をされたり、決められたことをマニュアル通りにすすめていくことが不得意な人たちだ。嫌うだろう。何しろ現状がいちばん「楽」なのだから。「楽」ということは、改善の余地がヤマほどあると言うことだ。共通の中間期末を導入すれば、「自分のペース」でしか教えていない先生たちがあわてることになる。でも、本来のペースと内容にもどるだけの話だ。公教育なのだから「同じ教育内容」であることが大前提なのだ。教育というのは何を目的にするか、なんて話からはじめたら何もはじまらない。すくなくとも「学力の学校間格差をなくすにはどうするのが最良か」といった点にのみしぼって話を進めていくべきだ。橋本さんみたいな政治家が神奈川県にも出てこないだろうか。
2012.01.11
今日から新学期の開始です。久しぶりに空いた午前中を利用して寒川神社にお参りしてきました。さすがに新年の混雑も終わり、参拝者もそれほど多くありませんでした。新しい八方よけのお札もいただいてきたので、これで気持ちよく仕事をすすめていくことが出来ます。今週は私立中入試の6年生保護者の方の最終面談をすすめていきます。高校受験と違って中学受験は一発勝負です。当日の得点だけで合否が決まってしまいます。しかも、2月1日~5日あたりまで午前、午後と入試が続くので、体力、気力勝負という面もあります。私立中入試を経験されていない方はおわかりにならないでしょうが、同一の中学を何回も受験できるような仕組みになっているからです。私立中入試についてはいろんな考え方があるかと思います。小6段階で何もそこまでしなくても、といった意見があるのも知っています。確かに、中学入試の問題は、公立高校の入試問題よりも難易度が高いのが実際です。つまり、小6受験生たちは、県立高校を受験する中3生たちよりも高度な学習を強いられているわけです。中堅レベルの私立中入試の国語、社会、理科の問題を中3生にやらせたら多くの生徒が合格点に届かないでしょう。そうして私立中学に進学した生徒たちは、公立校とは違う「大学受験をみすえた6か年カリキュラム」で学んでいくわけです。中3段階ですでに高1の学習にはいり、高2までには高校生の学習を終え、高3は大学受験のための学習に、といった学習をしていきます。東大をはじめとした難関大学への進学が中・高一貫の私立高校に独占されている感があるのは現実です。中3生たちにもよく話をするのですが、「君たちが公立高校入試問題にあくせくしている間に、中・高一貫の生徒たちはどんどん学習を前に進めている。大学受験はそうした生徒たちと戦わなければいけない。高校入試を突破することは第一目標だけれども、本当の意味でのスタートは高校に入学してからだ。そのことは忘れないようにな。」このことはお父さん、お母さんもよく知っておいた方が良いと思います。
2012.01.10
今日から中3生は日曜直前講習です。小6生たちも朝から自習に、高3生はセンター対策の英語の授業に朝から来ています。中3生は2月12日まで6回の日曜日を利用して、午前中に予想模試を解き、午後にその解答・解説といった形式の授業を進めていきます。一定の出題形式がある入試問題に対しては最も効果的な学習法です。大学入試センター試験などに対しても同じようなスタイルの学習で対応できます。ただ、こちらは受験する科目が各自違うので、なかなか一斉に演習をするということはできませんが。私の住まう小田急線の駅は、今朝は受験生でごったがえしていました。長崎日大中の神奈川県での試験会場になっているからです。日○研などの大手塾は、なぜだかこの受験を推奨しているようです。全寮制なのでわざわざ長崎まで行こうという生徒はほとんどいないと思われます。首都圏の私立中学入試が2月1日から開始なので、その予行演習にちょうど良い、といった考えからなのでしょう。受験に向かう生徒たちには、ほとんどお父さんとお母さんの2人が付き添っていました。いよいよ受験シーズンにはいりましたね昨晩、中3生たちにメールしたものです。冬期講習が終わって一山越えた。ちょっと休みたくなるときだ。でも、まだ何も終わってはいないんだ。というよりも、ここでもう一度エンジンをかけなければいけない。エンジンは自分でかけるしかないんだ。誰かがかけてくれることは決してない。いいかい。まだ、何も終わってないんだよ。明日も9時から頑張ろう(^^)/こんな内容のメールが、彼ら、彼女らの琴線にふれているかはわかりません。それでも短い人生で初めての葛藤期をむかえている生徒たちです。今はいろんなことを受け入れることができるはずです。お父さん、お母さんも、息子さんや娘さんに、人生を語っちゃって下さい。
2012.01.08
今日で冬期講習は終わりです。といっても来週には大学入試センター試験がひかえてますし、明日からは中3生の直前日曜講習がスタートします。私立中学受験までも3週間となっていて、終わった感は全く感じられません。とにかく緊張感を保ちながらこの1か月ちょっとの時間を過ごしていきます。学習塾にとってはもっとも大切な時期です。この時期、受験生本人へのフォローもですが、その後ろ側にいらっしゃるお母さん、お父さんへのフォローもできる限りしたいと考えてもいます。まずは情報を出来るだけ発信することを心がけています。直前講習などで実施した予想模試の得点や講評もできる限りメール等で送るようにしています。以下はそのひとつの例です。正月特訓の結果報告です。今日の入試予想模試の結果は、英語41点、数学50点、国語45点、社会40点、理科46点の合計216点でした。志望校である川和高校に合格するためには、△△君の内申点ですと225点前後が必要となります。あと一歩です。問題は社会だということがはっきりしていますね。中でも地理分野に穴があります。ここまでわかっているのですから、あとはやるしかありません。残り44日。しっかりと得点がとれるように猛勉強をしてください。また、今日の英語のように英単語や語句の選択問題でミスをするような細かい穴もしっかりと埋めていってください。受験はあくまでも生徒本人の挑戦なのだから、親は関係ないという考え方もあるかもしれません。でも、私は、受験というのは「チーム家族」での取り組みが必要だと考えています。こどもにとって親というのはゼッタイの存在です。親が何を考え、何を言うか、その一言がこどもの気持ちに与えるものはとても大きいものがあります。ですから、親はできる限りこどものチカラを客観的に把握しておくべきなのです。親がこどものチカラを把握していれば、こどもも親の言うことに真実みを感じます。15歳ともなると、親とのコミュニュケーションがとりにくい場合もあるかと思います。面談で「まったく話してくれない」といったお母さんの話を聞くことも多いです。でもコミュニュケーションは言葉だけではありません。親が自分のことを知ろうとしている。気にしてくれている。それをこどもは必ずわかっているはずですし、そこに愛情を感じているはずです。「うざい」と思われるぐらい関わってあげて良いのだと思います。それは過保護というのとは意味が全く違います。親と子がいっしょに受験を突破する。家族が一丸となって受験にむかっていく。そんなイメージの中で学習塾がどんなお手伝いが出来るか。そんなことをこの時期は考えたいと思っています。
2012.01.07
このところ、中2生や中1生の授業にのぞむとき、今までにない「危機感」を持っている。とくに中2生に対しては私の持っているこの危機感を何とか共有して欲しいと切に望んで授業をおこなっている。繰り返し、繰り返し、私の危機感を伝えている。どうしてそんな危機感を持つのか?今春からの教科書改訂と高校入試制度改革これらが私の危機感のすべてです。今回の変化は並大抵のものではありません。全国で最も「のほほん」とし「へたって」いた神奈川県が、ある意味で全国標準になるのと同時に、四半世紀に一度あるかないかという指導要領の改訂が重なるわけです。何が起こるか・・・圧倒的な二極化が起こることがはっきりしています。勉強が出来る生徒と出来ない生徒の圧倒的な乖離です。文科省はある意味で確信犯です。口には決して出しませんが、そうなることはしかたないと織り込み済みです。二極化した下の層にはいってしまったらそのままそこから這い出すことは不可能でしょう。中3生の入試対策のなかで全国の公立高校入試問題演習をします。愛知、徳島、長野、富山、埼玉、・・ みんな神奈川県に比べて圧倒的に問題の難易度が高いです。「おれ、○○県に住んでなくて良かった」といった感想を中3生はみんな持ちます。そんな入試問題が来春からは全国標準になりそうなのです。ほぼ四者択一だった入試問題に記述問題が大量に導入されるでしょう。付け刃ではどうにもしようがないのです。中2生など、今からの準備でも間に合わないかもしれないのです。しかも、学校成績よりも当日の入試得点が合否に関わる割合が大きくなるのです。さらに、学習量が大きく増える指導要領の改訂まで重なってくるのです。だからこそ私はものすごい危機感をいだいているのです。出来れば、お父さん、お母さんにもこうした危機意識を共有していただきたいです。
2012.01.06
中3生がそれなりに必死になってきている。昨日も予想模試の後に自己分析をメールさせたのだが、その中身がとてもしっかりとしてきた。たとえば、「数学 確率の答えを出した後もう一回確かめて確実に6点をとりにいく」「国語 論説文と物語文で時間を使い、古文をやる時間が少なかったのでしっかり時間を区切ってやる」「理科 苦手だとわかった地学を中心に勉強する」といったぐあいだ。やっと、自分の志望校に合格出来るために必要な得点、今の自分の実力、それを埋めるためにしなければいけないこと。そんなことが具体的にイメージできるようになってきた。遅いかもしれないが、今の高校入試の仕組みでは、入試のための勉強は学校の成績が出た後の12月がスタートになるのでしかたがない。この時期にここまでの意識に持ってこられたことを素直に喜びたい。たかが高校入試なので、出題の内容も形式もほとんど予想が出来る。今から1か月でもかなりのことができる。本人たちのやる気しだいだ。ただ、英文の読解やら数学の関数や空間図形の問題など、今までの積み重ねの上でしか解けないものも多い。中1生や中2生はそうした意識で勉強していきたい。といっても、ほとんどの生徒が気づくのが直前になってからなのだが最終的な志望校をどうするかは各家庭の方針による。多くとも1.4倍の倍率だが、上位校になると数点で合否がわかれる入試となる。だいじょうぶ、ということはない。私が話すことの出来るのは可能性だけだ。勝負するのか、より安全をめざすのか、その辺のさじ加減はご家庭の方針による。私が判断できることではない。いろんな意味で、受験というのは親も試されている、ということだ。リスクをどの程度背負って人生の選択をするのか、親としてというよりも、一人の大人としての判断をもとめられることになる。こどもはそうした親の判断を知って成長していく。
2012.01.05
勉強の内容などをわたし宛にメールさせていることは前にも書きました。昨晩、わたし宛に届いたM君からのメールです。英語・リスニングで、疑問詞が何なのかよく聞くようにする。・長文の時間を十分に取れるように、時間の配分を考えながらほかの問題を解く。国語・漢字のまちがいは、書いて覚えるようにする。・選択肢のなかで、聞かれていることや、本文にかかれていることとの違いを考えながら解く。 理科・一問に2分はかけられるので、パッパッといかずに、しっかりと考える。社会・歴史の並べ替えが苦手なので、前後関係をしっかりと覚える。・用語などは漢字で書けるようにする。数学・問1問2では、あとで見直しの時間をかけなくてすむように、1回で正しい答えを出せるようにする。・符号の間違いに気をつける。・確率では、表をかく。・規則性の問題の表のかきかたを工夫する。・ どうしても解けない問題は、ずっと考えずにとばしてあとの問題にかける時間を減らさないようにする。これらのことを考えながら明日のテストをやっていきます。目標:220点この生徒はもう問題はないですね。このまま得点を伸ばしていくはずですし、入試当日もきっとものすごい結果を出してくれるはずです。模試や予想問題演習というのは、やった後がすべてです。今の自分の立ち位置を確認し、その後の対応策を導き出すためにやっているんです。やりっ放しにするのであれば最初からやらない方が良いのです。このM君のようにしっかりと対策を立て、それを書き留めておく。それを指導者(私です)に見せてアドバイスを受ける。それが何よりも大切です。受験を通じて学ぶことは本当に多いのです。この1か月で、彼ら、彼女らは本当に大きく成長していくはずです。We shall overcome difficulties
2012.01.04
今日から授業の再開です。3日の今日は、小6受験生と中3受験生の一日特訓です。中3生は「予想模試演習」を午前中におこない、採点した結果をすぐに返却して、午後から解答・解説というパターンの授業形式です。日曜、祭日を利用して、ここから8回ほどこうした形式での演習をおこないます。最終的な志望校を決める資料としても重要ですし、自分の学習を検証する大事な演習となります。今日の結果はきっと思い通りのものにはならないでしょう。当たり前です。入試はそんなになま易しいものではありません。問題は、今日の結果を次回にどのようにつなげていけるか、ということです。小6生は午前中は国語の演習。国語の読解演習は一人ではなかなかできるものではないので、よく出題される作家の過去問題を解かせて、ひたすらにその解答・解説、といった授業形式で進めていきます。とにかく設問をしっかりと読むことを習慣づけさせたいです。国語が不得手な生徒は出題者の意図を考えることをしません。正解がある設問なのです。学校の国語の授業ではありません。学校の国語と受験の国語はまったく違う教科ですから。午後は個々に数学の演習です。仕事算、流水算、差集め算・・・などなどの基本をもう一度確認した方が良い生徒、そんなことよりも総合問題演習をしたほうが良い生徒、応用的な難しめの問題に挑戦した方が良い生徒、個々に準備した問題を解かせていきます。すでにmiyajukuは正月の雰囲気はなくなっています
2012.01.03
あけましておめでとうございます。いつものように31日から妻の実家に来ています。元日の今日は、例年のように近くの大国魂神社にて初詣をすませ、多磨霊園に墓参に行った後、湯島天神に塾生たちの合格祈願に行ってきました。地下鉄の出口を出たところから並んで1時間半。やっと本殿です。しっかりと合格祈願をしてきました。もちろん、中学受験5名、高校受験12名、大学受験3名(2名はすでに合格済み)のお守りもいただいてきました。みんな「いよいよ」といった気持ちを持ちはじめたでしょう。ほんとうに苦しいのはここからです。本気になりはじめて、でもなかなか結果が見えてこない。そんな日々がここから続きます。自分との闘いが本当の意味ではじまります。覚悟しておきましょう。写真は大国魂神社の参道で毎年のように干支の人形を売っているお店のものです。かわいいですよね。
2012.01.01
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