上野国群馬郡下賛郷高田里現代語訳にすると、
三家子(?)為七世父母現在父母
現在侍家刀自他田君目頬刀自又児加
那刀自孫物部君午足次蹄刀自次乙蹄
刀自合六口又知識所給人三家毛人
次知万呂鍛師礒部君身麻呂合三口
如是知識結而天地誓願仕奉
石文
神亀三年丙寅二月二九日
上野国群馬郡下賛郷高田里に住む三家子(?)が(発願して)、祖先および父母の為に、ただいま家刀自(主婦)の立場にある他田君目頬刀自、その子の加那刀自、孫の物部君午足、次の※刀自、その子の若※刀自の合わせて六人、また既に仏の教えで結ばれた人たちである三家毛人、次の知万呂、鍛師の礒部君身麻呂の合わせて三人が、このように仏の教えによって(我が家と一族の繁栄を願って)お祈り申し上げる石文である。ちなみに、刀自とは、家を統括する女性の位。主婦のことです。また、鍛師とは、製鉄や金属加工に携わる職のことです。
神亀三(七二六)年丙寅二月二十九日
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