2024年09月24日
カテゴリ： 旅の重さ
猿橋の南側広場にあった「忠治そば」という文字が目立つ大黒屋という食堂がありました。(「そば」という変体かなってどうやって入力すればいいのでしょうか?）
店の前にある顔ハメは、あの国定忠治の格好で、その横には、国定忠治がこの地に逗留し、捕まりそうになったところを猿橋から飛び降りて逃げおおせたという逸話があるようなことが書いてありました。
はて？
国定忠治(→→→ こちら )、確かに上州から信州一帯で活動していたようですが、ここ甲州、山梨県までやってきた史実はないようです。
実は昭和2０年代に相次いで発刊された講談本にそのルーツと思われる記述があったそうです(→→→ こちら )。
昭和28年 講談社発行の講談名作文庫「国定忠治」では、国定忠治が猿橋の泊まっているとき、宿の主に誘われて祭りの見物に出かけたところ、敵方のやくざ共に囲まれ、窮した忠治が猿橋の上から桂川に飛込み逃げたシーンが描かれているそうです。
ということで、それをヒントに大黒屋さんの主人が「忠治そば」というのを売り出したのでしょうね。
今風に考えると、アニメやドラマの舞台になった土地で、それにちなんだお土産を売るみたいなことではないでしょうか。
こちら ）ですね。
(大月市を歩いたコース)
【つづく】
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2023年11月の大月市(その11) 猿橋と国定忠治
店の前にある顔ハメは、あの国定忠治の格好で、その横には、国定忠治がこの地に逗留し、捕まりそうになったところを猿橋から飛び降りて逃げおおせたという逸話があるようなことが書いてありました。
はて？
国定忠治(→→→ こちら )、確かに上州から信州一帯で活動していたようですが、ここ甲州、山梨県までやってきた史実はないようです。
実は昭和2０年代に相次いで発刊された講談本にそのルーツと思われる記述があったそうです(→→→ こちら )。
昭和28年 講談社発行の講談名作文庫「国定忠治」では、国定忠治が猿橋の泊まっているとき、宿の主に誘われて祭りの見物に出かけたところ、敵方のやくざ共に囲まれ、窮した忠治が猿橋の上から桂川に飛込み逃げたシーンが描かれているそうです。
ということで、それをヒントに大黒屋さんの主人が「忠治そば」というのを売り出したのでしょうね。
今風に考えると、アニメやドラマの舞台になった土地で、それにちなんだお土産を売るみたいなことではないでしょうか。
こちら ）ですね。
(大月市を歩いたコース)
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