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3年ほど日記をさぼっておりましたが、ぼてぽては生きております!特に何かあったわけではなく、たださぼっていただけです。ので!またぼちぼち旅日記と裁判員日記を書いていこうと思いますのでお時間があるときに遊びに来てください!ではまた!
2024.05.02
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早いもので10年が経ちました。 あっという間? いや、長い長い10年でした。 コロナウイルスのせいで3年おきに訪問している東北にいくのをやめて、今年も静かにおうちで祈りを捧げようと思います。 元気になるオレンジと黄色のお花で、東京から東北を応援しています。 大好きな東北、まだまだ大変なことばかりだと思いますが、小さな幸せ、大きな幸せがたくせんおとずれますように。 今年もYahooさんでは3.11と検索すると10円の寄付をしてくださいます。 お時間があるときに是非3.11と検索して、そしてホームページにのる様々な思いを見てみてください。 ぼてぽては、10年前のあの日を思い出し、あの状態でできること、しなきゃいけないことを考えました。 みなさんもぜひそうことを考える日にしてみてください。
2021.03.11
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大変ご無沙汰しております、ぼてぽてです。何をしていたわけでもありませんが、このコロナ騒ぎの中、仕事も普通にあって(いつもより忙しいくらい)、幸いコロナにかかることもなく元気に過ごしておりました。今年はお出かけも満足にできないような一年ではありましたが、それでもきちんと感染対策をしてちょいちょいお出かけもしてきましたなかなか満足にパソコンに向かう時間が取れないので旅日記も満足に更新できませんが、来年はもう少し頑張ってたまりにたまった写真を皆さんに紹介していこうと思っています。2020年もちびつこともどもお世話になりました。また来年もどうぞよろしくお願いします!それではみなさま、よいお年を。
2020.12.31
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ぼてぽて、裁判員に選ばれるシリーズ過去日記はこちら↓その1 裁判員に選ばれるまでその2 裁判員裁判前日今回ぼてぽてが参加した裁判員裁判は、公判が3日、評議が2日、判決が1日、合計6日の日程で、殺人事件の裁判員裁判では平均的な日数なのだそうです。早い裁判では全行程が3日で終わるものもあるそうです。最長で200日という裁判員裁判もあったそうで、こういった裁判は一人の被告がいろいろな罪で起訴されている場合が多く、その罪を一つ一つ証拠調べをしていくため時間がかかるのだということでした。こういった長期裁判の場合にはすべての日程に参加できることが条件のため、選任手続きの時も通常よりも多くの候補者の中から選任するんだそうです。長期裁判の場合には勤めに出ている方はまずすべての行程に参加することが難しくなるので、退職をされている方や主婦の方が裁判員になることが多いそうです。『いよいよ公判初日』朝、集合時間に評議室に集合し、本日の法廷の流れを確認します。定刻で開始するまではお茶を飲んだり本を読んだり、もちろんスマホでゲームをすることも可能です。今回の裁判員さんたちはお一人は学生さんでしたが、その他はかなりまじめな社会人の方々だったので、皆さん会話もせずに渡されたファイルを読んだりジッとしたりしておられました。ぼてぽては・・・。もう気になって気になって、めちゃくちゃ評議室を見渡していました(笑)。さあ、時間になりました。あらかじめ配られている予定表を見ながら本日のスケジュールを細かく確認していきます。ここでも質問がないか、裁判長が逐一確認してくれます。裁判開始時間5分前には評議室を出て、秘密の通路にて法廷へ向かいます。前室にて待機し、法廷へ入る準備をします。緊張します皆さん無言です。なのに裁判官の皆さんは穏やかな笑顔で見守ってくれています。「最初はみなさん緊張されるんですよ。でもすぐに慣れますから」裁判長は優しく言ってくださいますが、本当ですか、裁判長・・・?唾を飲み込む音さえ聞こえてしまう程静かな前室で待つこと数分。インターホンが鳴り、裁判長が出られます。「それでは行きましょう」裁判長がそう声をかけ、皆さんがうなづき、裁判長を先頭に入廷しました。右側の裁判員から入っていき、全員が自分の席に到着したら会釈して着席します。ちなみに裁判長の左側(傍聴席から向かって右側)は左陪審といって一番下っ端、右側は右陪審といって裁判長の次に経験のある裁判官が座る席だそうです。裁判員席の前には事務官、速記官もいます。傍聴席、本日満席でございます。『ドラマみたいだ・・・』今回の事件は、生後2か月の実子を自らの手で殺害した母親の裁判でした。つまり、被害者の母親は加害者で、被害者遺族は加害者家族という、なんとも悲しい事件でした。殺人事件の裁判傍聴は人気だそうで、今回も初日から満席でした。裁判員席からは被告人席、傍聴席もすべてよく見えます。今回の事件の加害者、つまり被告人の女性は、とても殺人を犯すようにな見えない、本当に普通の女性でした。これから、なぜこんな普通の女性が殺人を犯してしまったのか、ということについて色々調べていきます。まずは冒頭手続きと呼ばれる起訴状の朗読が行われます。本件がどういった事件で、誰が誰を殺害し、被告人は罪を認めているか否か(罪状認否)、今回の裁判の争点を確認しました。母親が実の息子を何らかの方法で殺害し、本人は罪を認めている。ただし、この被告人は犯行時に精神疾患を患っており、精神耗弱状態だった。以上のことが本当なのかを公判で調べ、その上で刑を決めるということでした。罪状認否が行われたあと、一旦休憩に入ります。我々は前室に戻り、裁判長より難しい用語などの解説があり、わからないことはないかと確認がありました。確認後、再び法廷に入廷します。『本物だ・・・』これからは“証拠調べ”が始まります。証拠調べとは、あらかじめ提出された証拠について、裁判所にわかりやすく示すものだそうです。裁判が決まると、担当裁判官と検察官そして弁護人で、公判前整理手続きという手続きをします。この裁判はどういった内容でどういった証拠があって、どういった争点にするか、ということをあらかじめ決めておき、裁判員にもよくわかるように資料もかなりまとめておくのだそうです。ですので資料は素人の裁判員にもよくわかるようにとても丁寧に作られており、まずは検察官よりあらかじめ提出された証拠、写真、図などをもとに、こういった場所でこういった事件をおこしたという解説をしてくれます。こんなことまで資料になっちゃうの??みたいな資料もあったり、とにかく想像力があれば事件が起こった場面が簡単に想像できるくらい丁寧な資料が配られます。ご遺体の写真や殺害現場となった部屋の写真も法廷内のモニターに映しだされますが、すぐにモニターは消されます。法廷内のモニターと裁判員席の前にあるモニターには同じものが映し出されています。続きまして弁護人より、どうしてこの事件が起こってしまったのかという説明がありました。詳しくは書きませんが、弁護人は「被告人は実子を殺したくて殺してしまったわけではなく、うつ病による精神耗弱状態だったために衝動的に殺してしまった」ということを言っていました。真剣に話を聞いていると、あっという間に時間が経過していました。緊張しすぎて時計を見る余裕もなく、午前中が終わりました。『お昼だ~!!』とはいえ、食堂は使えません。この裁判所、まわりにコンビニもお店もないような場所に建っているため、食事は自分で用意するか、もしくはあらかじめ注文しておく日替わり弁当しかありません。日替わり弁当はあらかじめメニューがあるので、お好みの弁当を注文して、裁判官の方へお金を預けておくと、お昼までにお弁当が届くという便利なシステムです。お味噌汁もついていて、結構ボリュームもあり、とてもおいしかったです。ぼてぽては毎日日替わり弁当が楽しみでした。基本、食事は評議室でみんなで一緒に食べます。裁判官の方も一緒にいただきます。外に出たい方は出ても構わないそうですが、1時間の休憩時間で外食は忙しいのでお勧めしませんとのことでしたので皆さんこここで食事をとられていました。基本、休憩時間は自由ですから。お昼の時間は裁判官のみなさんが色々お話ししてくださる楽しい時間でした。裁判官は国家公務員のため、若いうちは2、3年に1度の割合で全国どこかの裁判所に異動になるのだそうです。裁判所がある場所だったらどこでも対象になるそうで、次はどこなのかな、と毎回とても楽しみなんだそうです。偉くなると5年に1度程度の異動になるそうですが、希望があればその希望も聞いてもらえるのだそう。転勤族ですね、というと、本当にそうですよ、とおっしゃっていました。そんな経験からか、他の裁判所に勤務されていたときには、裁判所の場所によっては繁華街にあったりするので、皆さんで一緒に外食に出かけたりもしたんだそうです。ここは食べるところもないので楽しみが一つ減った感じですね、とおっしゃってました。ちなみに裁判長が一番お気に入りだったのは大阪だったそうです。おいしいものがたくさんあった、とのことでした。食事が終わると、みなさん食後のお茶を飲みながら少し雑談する余裕が出てきました。「検察官、ドラマみたでしたね」「なんだか、切ない裁判になりそうですね」「“異議あり!”っていうんですかね」なんて、素人丸出しの会話をしていました。みんな全く赤の他人ですが、これから一つの裁判にかかわるメンバーです。自分を出す必要は全くありませんが、こうしたコミュニケーションは積極的にした方が後々精神的に楽になるかと思います。人見知りの方はなかなかツライかと思いますが、ぼてぽてのような全く人見知りをしないタイプはぐいぐい話しかけたりするので、結構早い段階で女性のみなさんとは打ち解けられました。食事をしながら各自簡単な自己紹介をしたり、裁判長のお話を聞いたり、あっという間に休憩時間は終わってしまいました。午後は“証人尋問”です。解剖医による証言です。証言台に立つ解剖医は、イラストをもとに解説してくれました。解剖の写真は素人にはショックが大きすぎるので、最近では写真ではなくイラストが主流だそうです。とても分かりやすく解説してくださいました。そのあとは弁護士、検察官からそれぞれ解剖医へ質問があり、それを聞きながら必要なものは各自メモを取ります。結構な集中力が必要です。証言が終了したら一旦休憩となり、法廷の前室にて裁判員から質問がないかの確認をします。前室には会議用テーブルとイスがあるので、そこに座って小声で話をします。大きな声でしゃべると法廷に聞こえてしまうらしい。もちろん、笑い声も。質問がある人は質問内容を確認後、裁判長の許可をいただき質問することができます。なんて質問したらいいのか言葉がまとまらない時でも、裁判長がわかりやすく内容をまとめてくださるので心配はありません。そして大事な「みなさん、大丈夫ですか?」と質問。とても気を使ってくださいます。証人への質問は裁判員は直接することができます。しかし補助裁判員の方は直接質問することができないので、代わりに裁判長、または裁判官の方が質問してくれます。質問が完了すると、20分の休憩が入りました、。評議室に戻り、お茶を飲みながら先程とったメモを確認したり、自分なりに理解できるよう復習をしていました。休憩後、法廷に戻って次の証人尋問です。続いての証人は被告人の実の姉です。こちらの方も至って普通のお姉さん。うつ病を患っていた被告人のサポートを家族とともに何年もずっとされていたという優しい方でした。弁護士、検察官からの質問に証人が答えていきます。涙ながらに証言をするお姉さんの言葉を聞いていると、とても胸が痛くなりました。そんな姉の姿に妹である被告人は、静かに涙を流していました。傍聴席からもすすり泣きが聞こえ、本当にこれは真剣に向き合わないとと思いました。休憩を挟んで裁判員、裁判官からの質問をし、予定より少し遅れて本日は閉廷しました。ぼてぽてのA4のメモ用紙は2枚にわたり一杯にメモが取られていました。実はこのメモ、家に持ち帰ることは一切できません。事件のことを整理したいと思っても、頭の中に記憶しておくか、評議室でこのメモを見て確認するしかないのです。メモは裁判の評議にかかわることなので、裁判が終了したらすべてシュレッダーされます。なので休み時間にメモを確認し、事件を頭に叩き込むのが一番手っ取り早かったです。評議室に戻ったら、今日の証拠調べについて質問がないかを確認し、難しい専門用語を細く説明してくれました。「今日が一番大変だったと思いますよ」裁判長はそうおっしゃっていました。他の二人の裁判官の方もとても気を使ってケアをしてくださり、何の不安もなく公判初日を終えました。初日を終えた感想は・・・。裁判って、なんでもさらされてしまうんだな、ということでした。例えば、スマホでのインターネットでの閲覧履歴、LINEでの会話、生い立ちから現在までの経歴など・・・。そこまでしなくてもいいんじゃないの?と思うくらいでしたが、この事件がなぜ起こったのかを説明するためには必要なことだったのだと思います。いつも通り仕事をしているより全然頭が疲れました。結構な疲労感とともに、この日は帰宅しました。本当は旅行ブログです
2020.04.29
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ぼてぽて、裁判員に選ばれるシリーズ過去日記はこちら↓その1 裁判員に選ばれるまで『ここが評議室!』正式に裁判員に選ばれた後、裁判長より説明があり、そのあとは専用の評議室へ移動します。評議室とは、裁判中はこの部屋が私たちの控室となり、評議、休憩、食事の時間はこの部屋で過ごすことになります。各自にロングコートと荷物を入れられる程の大きいロッカーが貸与され、ロッカーのカギは利用時は各自が責任を持って保管するよう指示されます。冷蔵庫、ソファー、水とお茶のペットボトル、インスタントコーヒー、ポット、雑誌があり、毎日たくさんのお菓子も用意してくださいます。しかしテレビ、電子レンジはありません。置かない理由は“予算の問題”なんだとか・・・。評議室内には大きな会議テーブルがあり、各自の席を指定されます。何にも考えてなくてもすべて案内してくださるので全く何の心配もいりません。席を案内されると自分専用のファイルと筆記用具が貸与されます。このファイルは裁判中ずっと貸与され、中には起訴状のコピーとメモ用紙が入っていました。そして早速裁判員としての仕事が始まります。どちらの裁判所でも何組かのグループで裁判員裁判を行っており、それぞれのグループに専任の裁判官が3名ついているそうです。なので刑事○課というグループの裁判員、ということになります。今回お世話になる3名の裁判官は男性の裁判長、若い男性の裁判官と若い女性の裁判官でした。裁判長はこの道のベテランだそうで、裁判官歴も長いそうです。まだとてもお若いのにとても優秀なんだと二人の裁判官の方が教えてくれました。裁判長以外のお二人は“判事補”だそうで、裁判官経験が10年未満の裁判官は“判事補”と呼ばれ、10年以上のキャリアがある裁判官を“判事”と呼ぶんだそうです。そういった説明も最初に詳しくしてくれます。一つ説明したら「質問はありませんか?」と確認してくれ、一つ一つ丁寧に進めてくれます。選ばれた裁判員の皆さんは緊張して言葉も発せない状態ですが、裁判官の皆さんは笑顔でした。法曹界の方は無表情みたいな勝手なイメージを持っていたので、この優しい笑顔は本当に意外でした。本題に入る前に緊張している裁判員のみなさんの緊張をほぐすためか、裁判官のみなさんがいろいろと話をしてくださいます。その話の間に色々な注意点も教えてくださいます。公判(証拠調べ)をしている間は基本指定のフロア以外は移動しないようにと指示されました。事件関係者に接触したりされたりする恐れがあるから食堂や売店の使用も控えるようにと指示されました。公判が終わって評議にはいったら売店の利用も食堂の利用も問題ないとのこと。喫煙所に関しても裁判員専用の喫煙所を利用するようにと案内を受けました。事件関係者との接触により裁判員が公平な判断ができなくなる可能性があるため、こういったルールがあるのだそうです。一番驚いたのが、毎日裁判官の方がお菓子を用意してくださるので、お好みで好きな時に好きなものを食べてくださいと言われたことです。え!?事件の話をしてるのにバリバリ食べていいの!?と最初はみんなが驚きましたが、評議中でもお菓子ジュースは全然OKなのだそう。裁判員には特に縛りがないのでリラックスして評議しましょうとのことでした。最初はもう訳が分からなかったのですが、後に本当にお菓子を食べながら評議をすることになるとは、この時は微塵も思えませんでした。そんなこんなで少しずつ緊張をほぐしてくれ、みなさんの顔から笑顔が出てきた頃、裁判長より事件についての内容を改めて詳しく説明していただき、今後私たちがするべく裁判員の仕事についての説明、今後の公判や評議のスケジュールも説明していただきました。裁判官の方をはじめ、裁判所の職員の方が本当に気を使ってくださるのがよくわかります。一番強く言われたのが「何かご自身に異変があった場合にはすぐに申し出てください」ということでした。裁判中にはご遺体の写真、殺害現場の写真等を見なければなりません。裁判員をされた方の中には精神的苦痛を訴える方もいらっしゃるようです。裁判を円滑に進めるためにも、裁判員の方の心を守るためにも、必ず申し出てくださいと言われました。そして、この後はいきなり法廷へ行きます、と言われました。皆さん「え!?」みたいな感じでしたが、次回集合時にはいきなり法廷に行きますので、今日は下見で、という感じで案内されました。評議室からは裏導線で法廷まで移動します。ですので、実は裁判が終わるまでは裁判員は傍聴人の方が通る通路は一切利用しませんでした。裏導線にはエレベーターがあり、必ず裁判官3名、裁判員6名、補助裁判員2名揃って移動します。法廷には必ず全員揃って移動する事が基本だそうです。エレベーターの定員は12名。全員乗ると確かに密着まではいかなくても、結構満員状態でした。エレベーターを降り、明るい廊下を歩くと、法廷への前室があります。そこにはテーブルとイスがあり、裁判中に打ち合わせをする場合にはこの部屋で行います。扉を開けるといよいよそこは法廷です。法廷への入場は裁判長を先頭に入場していきます。傍聴席に向かって右側の方から、外側の方から入場していくので、最初の段階で自分は誰の後に入場するのかを確認しておきます。そしていざ、法廷へ入場です。ドキドキします。『思ったより広い!!』傍聴席には誰でも入ることができますが、柵の向こう側には行くことができません。ものすごい貴重な体験をしている!!と思いながら、自分の席に着きます。椅子には自分の番号が貼られていて、座り心地の良いオフィスで使われている椅子と同じ椅子でした。机はメモを取りやすい高さになっていて、高級感があってスベスベでした。二人に一人の間隔でモニターも設置されていました。足元は何もなく、とても広かったです。(余談ですが、裁判があんまり長引いて座り疲れたりしたときには、この広い机の下で足を伸ばしたりしているそうですよ)思ったより法壇は位置が高く、傍聴席もしっかり見渡せました。次回からここで公判が始まるんだな、そう思っていると、裁判長より質問の有無の確認をされました。とても丁寧に案内されているので質問もなく、評議室へ戻って解散となりました。帰るときには職員の方が玄関まで送ってくださいます。これは防犯の意味もあるそうで、事件によっては事件関係者が裁判員に接触してくることもあったりするからだそうです。勿論、裁判員は事件関係者と接触を持ってはいけないので、そういった場合にはすぐに裁判所へ報告しなければなりません。ここでこの日はおしまいです。なんだかとっても緊張した一日でした。ちなみに、裁判員に選ばれたことは公表していいそうです。ただし、SNSにあげたりするのは裁判が終わってから、とのことでした。ぼてぽては身近な人には裁判員に選ばれたことを報告し、仕事などのフォローをお願いしました。事件についても話して言いそうで、それは裁判自体が公のことなので話をしても問題がないのだそうです。ただし、絶対に口外していけないことがあります。それは公判が終わって評議が行われますが、この評議の内容です。評議では裁判員と裁判官が意見を言い判決を決めていきます。ですので、誰が何を言った、ということは絶対に言わないようにとのことでした。裁判長曰く“墓場まで持って行ってください”とのことでした。これが裁判員に専任された初日になります。次はいよいよ裁判が始まります。本当は旅行ブログです
2020.04.28
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今さらの話なのですが、数年前にぼてぽては裁判員に選ばれ、裁判員として裁判に参加しました。裁判員制度という貴重な体験をさせてもらったので、このコロナ騒ぎの中、お時間のある方は暇つぶしにぼてぽての裁判員体験記にお付き合いください。とはいえ、裁判員ってなに?何するの?という方がほとんどだと思います。簡単に説明すると、日本では悪いことをすると警察につかまり裁判にかけられます。裁判にかけられると事件に関しての色々な証拠を弁護士と検察官で裁判所へ提出し、法廷で裁きを受けます。裁きを下すのは裁判官で、その裁判官とともに量刑を判断するのが一般市民である裁判員です。インターネットで「裁判員」を調べてもいまいちよくわからなかったので、実際に経験したぼてぽてが裁判員制度というものについてお伝えしたいと思います。ちなみにぼてぽてをお世話してくださった裁判官のみなさんは「是非裁判員制度に参加したことをたくさんの方にお話ししてください!」とおっしゃっていました。時間がだいぶたってしまいましたが、ようやくお伝えする機会がやってきました(^^)そして裁判員に選ばれてこれから裁判に参加する予定の方にも是非読んでほしいです。実際に体験した人の体験談を読むと、余計な緊張をせず裁判に参加できますから!では、ぼてぽての体験記の前にまずは裁判員に選ばれるまでの流れについてを説明します。裁判員は11,800人に一人の割合で選ばれるそうです。結構な確率で選ばれることはないと思われますが、引きの良い方は二回目の裁判員に選ばれる方もいらっしゃるそうです。裁判員裁判の対象事件は殺人、強盗致傷、危険運転致死、保護責任者遺棄致死、覚せい剤取締法違反などで、選ばれる数は通常時は裁判員が6名、補助裁判員が2名で、事件によっては補助裁判員の数が増えるそうです。ここで出てくる補助裁判員とは、裁判員が何らかの理由で裁判への参加が難しく辞退することになった場合、この補助裁判員が裁判員として繰り上がるそうです。では、どんな感じで裁判員に選ばれたのでしょうか。『来年、裁判員に選ばれるかもしれませんよ!』11月の終わりから12月の初め頃、最寄りの裁判所から封筒が届きました。家族からは「裁判でもするの!?」と驚かれましたが、いちばん驚いたのはぼてぽて本人です(笑)。封筒を開けると中には小さい冊子と調査票が入っていました。これを【名簿作成・名簿記載通知】というそうで、小さい冊子には裁判員についての解説が詳しくわかりやすく書いてあり、でもその時は読んでみても特に理解が深まるわけではなく他人事でした。同封されちた調査票には、自分には裁判員になれる資格があるのか、または正当な辞退の理由があるのか、などの記載がありました。これについてもなんだかよくわからないので、まさに他人事といった感じで気楽に質問に答えて返信用封筒にて郵送しました。そんなこんなで年が明け、確か夏の盛りを迎える少し前でした・・・。『まさか選ばれちゃったの!?』また裁判所から封筒が届きました。まさか!?と思って封筒を開けると、A4の冊子と選任手続期日のお知らせ、質問票が入っていました。この時点ではまだ裁判員に選ばれたわけではなく、候補になりましたよ、というお知らせの段階でした。A4の冊子は裁判員の選任方法や実際選ばれた場合の裁判の流れなどが詳しく記載されていて、前回いただいた冊子とは内容が違いました。それでもやっぱりまだ他人事。選任手続期日のお知らせには担当する裁判の裁判日程が記載されており、その日程すべてに参加できるか否か、参加できない理由などを書くように指示されていました。自分のスケジュールを確認すると、これがまた月初の裁判日程だったために仕事の繁忙期と見事にかぶっていましたが、参加できない理由には該当しないため“参加できる”と記載しました。記載した質問票は返信用封筒にて郵送しました。ちなみに、裁判員裁判に参加するにあたり、現在仕事をしている人は有給休暇や特別休暇、もしくは欠勤といった形でそれぞれが対応しなければなりません。ぼてぽての会社には裁判員休暇という特別休暇があるため、人事に確認し特別休暇を申請しました。ぼてぽてがうちの会社1号だそうで、人事でも色々と調べて対応してくれたようです。『人生初裁判所』人生で初めて裁判所へやってきました。あらかじめ郵送されてきていたオレンジ色の紙と自分のハンコを持って、指定の裁判所へ行きました。住んでいる所の管轄の裁判所となるため、ぼてぽてはまだ新しい裁判所へと向かいました。ちなみにこの選任手続きをバックレた場合には10万円以下の罰金を科される場合もあるとのこと。案内のオレンジの紙にその旨が書いてありました。裁判所へ入ると、裁判員候補者は指定の階へ行くように案内がありました。階段を上っていくと係りの方がわかりやすい場所に立っていて親切に誘導してくれます。まるでとても大切なお客様を迎えるかのような対応に、ちょっと驚きました。受付を済ませると番号札を渡されます。裁判所内では一切名前は呼ばれず、何かあったらすべて番号で呼ばれるそうです。この番号札は裁判所内での身分証になるので必ず携帯しておいてくださいと案内されました。『裁判官だ!!検察官だ!!本物だ!!』裁判員候補者専用の控室で待機するように指示されます。大学の教室のような広い長細い部屋で、大きなモニターが数台あり、喫茶スペースの様な場所には椅子と雑誌が用意してあり、そこで気軽に過ごしてくださいといったような雰囲気でした。机の上には当日の流れの説明と該当事件の起訴状のコピー、今後の日程表の入ったファイル、そしてペットボトルのお茶が用意されていました。この部屋には24名分の座席が用意してあったようですが、実際出頭したのは19名だったそうです。後に裁判長が教えてくれました。時間になると司会の方が案内をしてくれました。ファイルの中になる質問票に回答してくださいとのこと。質問票の内容は“起訴状に書いてある事件の関係者じゃないか、または近隣に住んでいないか”というものでした。もしこれに該当する場合には当裁判の裁判員にはなれないそうです。続いて、司会の方が本日の流れを説明してくれました。ファイルの中には裁判所までの交通費の請求書が入っていました。裁判所への出頭に関しては国から交通費が出るそうなので、この日の交通費は裁判員に選ばれなくてもきちんと支払いがされるそうです。交通費の手続きが終わると、次は目の前に担当する裁判官3名、検察官2名、弁護人2名が並び挨拶をしてくれました。イメージしていた裁判官とはだいぶ違う、とても柔らかな印象の若い裁判長が、起訴状に書いてある事件を担当するにあたり問題がないのか(精神的支障があるか、仕事に支障があるか)、事件関係者じゃないか、という質問していました。質問状に辞退の申し出、または何か理由を書くと、裁判長の判断で隣の部屋で裁判官らと5分程個別面談するのだそうです。その間、何も問題ない人は30分程自由に部屋内で待機。裁判員の職務に関してのDVDをモニターで流してくれるのでそれを見て時間つぶしをしていました。『これはたぶん選ばれる・・・』待っている間、コンピューターが裁判員をランダムで選ぶんだそうです。なので裁判員を受けるのに問題のない人はここで選択されます。時間になると係りの方がホワイトボードにコンピューターに選ばれた人の番号を順番にかけていきます。そこに番号をかけられた人はそのまま荷物を持って隣の部屋(質問手続き室)へ案内されます。そう、ぼてぽてはなんとなくこうなるだろうな、と予想していました。見事にコンピューターに選ばれ、荷物を持って隣の部屋へと移動しました。つまりぼてぽては裁判員に選ばれてしまったのです、コンピューターに。ここで裁判員に選ばれなかった人はここで終了です。希望する人には裁判員裁判用用の法廷の見学と、法服を着ての記念撮影ができるそうです。さて、裁判員に任命された人たちは隣の部屋に移動するわけですが、そこではいよいよ裁判に参加するという手続きが始まります。先程自己紹介をしてくれた裁判官、検察官、弁護人の立ち合いのもと、裁判員になるということの説明と宣誓、そして署名捺印を行います。ここでは自分の名前をフルネームで記入し、自分の印鑑を押します。これで正式に裁判員として選任されたことになります。以上の手続きが完了すると、部屋からは検察官と弁護人が退席します。その後は係りの人から連絡先を聞かれ、何かあったときのための裁判所への連絡先を渡されます。“裁判員○番”と書かれた名刺サイズのカードを渡され、これは裁判所内での身分証になるのでいつも携帯しておいてくださいと指示されます。ここから先は新しいこの番号で呼ばれ、一切氏名は公表されないとのことでした。※実際一緒に裁判員をやった皆さんとは最後まで番号で呼び合っていました。つづく・・・
2020.04.26
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「今年もキレイに咲いているでちゅよ!」本当だ!今年も見事なお花が咲いたね!「今年は本当に早かったでちゅね~!」うん、満開になるのが本当に早かったね!そういうわけでやってきたのが、ぼてぽての地元にある毎年見に来ている圓通寺さんの桜です。駐車場にせり出すように咲くこの桜。圓通寺さんは歴史ある古いお寺。この桜もとても古木で、今は根の下には行けないようになっていますが、毎年春にはこうして美しい花をつけて地元の人の目を楽しませてくれます。まるで“みてみて!キレイでしょ!”と言わんばかりに咲いています。とってもきれいだよ!こんなに大きな木なんですよ。車がすっぽりかぶさってしまうくらいのしだれ桜。通りぞいにあるので道行く人もついつい立ち寄ってしまうほど美しいんですよ。いつもは3月下旬に咲くこのしだれ桜も今年は中旬には満開になってしまいました。いつもより暖かい今年の春、この桜もいつもより早く春の訪れを告げてくれました。「大きな桜の木でちゅよね!」向こう側は花がすごい勢いで咲いているのに、こっちはなんか凛としてクールな感じだよね。「雰囲気が全然違うでちゅよね」うん。二度楽しめるよね!この日は3月21日。とても天気の良い日でした。昨今のコロナウイルス騒ぎでみなさん外出自粛をしているからか、いつもより桜見物の方も少なかったように思います。色の違う桜が隣にいて、どちらもキレイな花を咲かせていました。こちらのお寺さんの境内にはお彼岸なのに人もまばら。早くこのコロナ騒ぎが収まるといいなと本当に願うばかりです。また来年もキレイなしだれ桜を見せてね!今は来年のためにたくさんの葉を広げ、緑の立派な葉桜になっています。このしだれ桜を見ないと春が来た気がしないぼてぽてです。来年も元気にこの姿が見れるといいな。今年も咲いたよしだれ桜!応援おねがいします!
2020.04.05
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「今日のディナーは福岡で一番人気のとり皮屋さんだべ!」焼き鳥屋さんってこと?「福岡はとり皮が有名なんだべ。地元の人でもなかなか予約が取れないお店を1か月以上前から予約しておいたべ!」そりゃすごい(^^;「オイラどうしてもここにきたかったんだべ」そうですか。ではしらすがそこまで熱望するとり皮屋さん、どんなもんだか早速行ってみましょう(^^)「お店の中はカウンター席やテーブル席を入れて40席くらいだべか?」人気店っていうから結構広いと思ったら、案外こじんまりしてるね。「お店の中は狭いけど、狭い店内で店員さんがものすごい勢いで動いているべ!」本当だ!超体育会系な感じだね!「とりあえずビールと、あとは何を頼んだらいいんだべか?」焼き鳥がたくさんあるけど、何を頼んだらいいんだろう?「ここに来るお客さんはとり皮目的で来る人がほとんどだからとりあえずとり皮を一人20本頼むそうだべ」え!?そんなに!?「それ目的できてるなら当然だべ。お店の人に聞いてみるべか?」そうだね。聞いてみよう。「このお店に来るのは初めてだべ。何がオススメだか教えてほしいべ!」『みなさんまずはとり皮を頼まれますのでとりあえずとり皮を10本いかがですか?』「じゃあそうするべ!」一見ものすごくやんちゃそうなお兄さんが、とても親切に説明してくれました。このお兄さん、休みなくなり続ける電話を取りながらお客さんの注文も取るものすごい仕事のできるお兄さんです。「ビールとお通しだべ!」お通しはキャベツなの?「焼き鳥にはキャベツだべ。甘くてとってもおいしいべ!」本当だ。これだけで食べてもいいつまみになるね。「でもこれからもっとおいしいおつまみがやってくるべ!」「とり皮だべ!」こんなに食べられるかな?「うまいからあっという間に食っちゃうそうだべ」そうなんだ。じゃあ福岡の人が絶賛するとり皮をいただきましょう!「うまいべ!!カリカリジューシーで、脂っぽさをあまり感じないべ!」本当だ!脂の部分もこんなにカリカリにおいしく変身するんだね~!「これはあっという間に一人10本食べるっていうのも納得だべ!」そうだね(^^)想像以上においしいね!「続きましては豚バラとサガリだべ!」豚バラ大好き!「注文してからしっかり焼いてくれるから熱々でとってもおいしいべ!」次から次へと注文が入って、このカウンター席から厨房を見ているとものすごく忙しそうだね。「それなのにどの店員さんもてきぱきと動いて、ここな少数精鋭のスタッフのお店だべ!」確かに!「タンだべ」ん~~~!歯ごたえがあっておいしいね~!「味もさっぱりしてて、ビールが進むべ!」ビールばっかり飲んでるとお腹いっぱいになっちゃうよ!「こんなにたくさんあるとり皮も1時間もすると無くなってしまうほどの売れ行きだべ」そんなペースで注文が入るの!?「オイラも追加で5本注文したべ」え!?いつの間に!?「追加してもペロッと食べられル程うまいんだべ!」次々にお店にはお客さんがやってきますが、やはり予約をしていないと入ることができないようでみなさん残念そうに帰っていきます。お店の中は常に満席。回転もいいです。しかし東京からやってきたぼてぽてとしらすは、なんだかアウェー感を感じながらお食事をしていました。だって、お店の中、すごく威勢がいいからびっくりしちゃって(笑)。初めて来る人も多いということですが、見る限り、常連さんの方が多いんじゃないかな?という印象でした。「めずらしいからししゃもを頼んだべ!」おいしそうだね~!カラッと焼かれてる!「たまごも入っててパリパリでおいしいべ!」久しぶりに食べたね!おいしいね~!「お腹いっぱいになったからお会計をお願いしたら、あがりのスープをくれたべ」優しい味だね(^^)「久しぶりにお腹いっぱいになるまで焼き鳥を食べて大満足だべ!」そうだね。思っていた以上においしくて楽しいお店だったね!「福岡に来たらまた来たいべ!」そうだね、また予約して来ようね!ぼてぽてたちが泊っている西鉄グランドホテルから徒歩で20分程で、最寄り駅からも少し歩くこのかわ屋さんですが、たくさん歩いてでも行く価値のあるお店です。仕事のできるお兄さんたちの、見た目から想像できない程丁寧な接客にとてもおいしい焼き鳥の数々は是非予約をしてでも行ってみてみてください。料金もリーズナブル、ここはオススメのお店ですよ!かわ屋警固(けご)店 → https://retty.me/area/PRE40/ARE122/SUB64004/100000432883/応援おねがいします!応援おねがいします!
2020.03.15
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今日は3月11日。あの東市日本大震災があってから9年の月日がたちました。今年は被災した方々を想ってお花を飾ってみました。9年前の3月11日は金曜日で、とても寒い日だったのを覚えています。地震直後につけたテレビで、画面の向こうも揺れていました。数分後、あの大きな津波が町を襲い、一晩中テレビをつけてその様子を見ていました。家があって、お風呂に入れて、お布団で寝れることがすごく幸せだと思った夜でした。「年に1回、被災グッズの点検と避難食の賞味期限のチェックをするでちゅよ!」なるは備えてある防災グッズの点検で張り切っていました。9年前のあの日の出来事がなければ防災グッズをそろえようなんて思わなかったでしょう。あの震災があったからこうして大震災に備えることができるのです。沢山の犠牲者の命を無駄にしないためにも、生きている私たちはいつくるかわからない災害に備えましょう。今年もYahooさんが応援キャンペーンをしてくれています。「3.11」と入力して「検索」を押すだけで、Yahooさんが1クリックにつき10円を寄付してくれます。ネット記事を見るついでに、パソコンで調べ物をするついでに、Yahooさんで3.11と検索してください。やっと開通した電車、やっと走れるようになった高速道路、やっと住めるようになった被災地、まだまだ不自由な生活をしている方々がたくさんいます。少しでも何かのお手伝いになれるよう、ぼてぽては今年も東北へ行こうと思います!応援おねがいします!応援おねがいします!
2020.03.11
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「今晩のお宿はこちらのホテルになります」なんだかとっても大きなホテルだね!「西鉄グランドホテルといいます。地下鉄の天神駅の出口からすぐの、超繁華街のど真ん中です」すごいね~!「今回は駅から近いホテルを選んだの。しかも早割で結構安く予約できたの」そうなんだ。いつもいいお宿を探してくれてありがとね!「なんだかとてもゴージャスなホテルね」本当だねぇ。リーズナブルなお値段ってウエ様言ってたけど、本当に大丈夫でしょうか?「ここは結構高級ホテルだったと思うね」だよね?このロビーはそういう雰囲気だよね・・・。「予約しておいたお部屋はシングルのお部屋ね!」だからちょっと小さめのお部屋なんだね?「シングルのお部屋だけどベッドはダブルベッドね!」なるほど、だから価格が安いんだね?「地方なら目いっぱい夜中まで遊んでお部屋では寝るだけだから狭いお部屋でいいって言ってたけど、このお部屋はとても広いわけではないけどとても充実していると思うね!」そうなの?「最新の空気清浄機が完備されているだけでなくて・・・」「電気ポットがあるのはもちろんだけど、一人1本ずつ熊本の阿蘇の天然水のペットボトルをもらえただけじゃなくて、最新のコーヒーメーカーもあると思うね!」すごいね~!こんな立派なコーヒーメーカーがあるなんて思わなかったからインスタントのドリップコーヒー持ってきちゃったよ!「それは不要だったと思うね!横の木箱にはお茶も用意されてるし、お部屋でくつろいで過ごすのに十分な用意がされていたと思うね!」うれしいね~!最近ビジネスホテルばっかり泊まっていたから、こういうホテルのサービスがとってもうれしいよ(^^)「お風呂はユニットバスだけど、少し広めでとても清掃が行き届いていると思うね!」そうだね。それにしてもアメニティ、おしゃれなシャンプーが置いてあるね。「東京ドームホテルと同じシャンプーね!」ほう!いい香りのヤツだね?「でもひぃひぃが驚いたのはこのシャンプーではないと思うね!」ん?何に驚いたのかな?うわ!宝箱じゃない!「そうね!素敵な細工の木箱の中にはた~~くさんのアメニティが入っていたと思うね!」こんなに豪勢なアメニティなんて珍しいね!「そうね!最近はどこのホテルも簡素化されて最低限のアメニティしかお部屋に置いてないけど、ここのホテルはメイク落としから乳液までのコスメセットに入浴剤と、他のホテルにはないものがたくさんあると思うね!」バブだ~!あ、こっちには違う全身シャンプーも置いてある~~!「ぼてぽてが興奮しちゃってると思うね・・・」最近は年に何回もホテルに泊まることがあるので、お気に入りのホテルを見つけるべく色々調べていますが、こちらのホテルはお値段の割にホテルの中身がと~~ても充実しています!楽天トラベルのプランを利用しての宿泊だったので価格もかなり安かったのですが、それでもこちらのホテルは繁華街に近いし駅にも近いしとっても快適に過ごせるホテルでした。今回は朝食はいただかなかったのですが、次回の宿泊には是非朝食をいただこうと思います。朝食もとっても評判がいいようですよ(^^)西鉄グランドホテルHP → https://nnr-h.com/grandhotel/西鉄グランドホテル応援お願いします!応援おねがいします!
2020.03.01
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マリンワールド海の中道から、さらに半島を奥に進みます。すると前に見える島につながっています。その島が志賀島、しかのじまといいます。「本当に海の中を走っているんでちゅね!」そうなんだよね。しかも橋ではなく陸続きなの。すごいよね!「すごいでちゅ!向こうに見えるのはもしかしてヤフオクドームでちゅか!?」そうだね!明日はあそこでライブだね!「博多湾にはたくさんの島があるんでちゅね~!」そうだね。あっちの島は本当に島だけど、この志賀島は陸続きだから島、というより半島っぽいけど志賀島っていうんだよね。全国的にも珍しい陸繋島なんだってさ。「そうなんでちゅか」「島には神社や休暇村もあるそうでちゅけど、一番すごいのが日本最古のハンコである“きんのわのなのこくおう”のハンコが出土されたのがなんとこの志賀島だっていうじゃないでちゅか」そりゃすごいね!「こんな絶景の島でなんでそれが出土されたのか、まさにミステリーでちゅね」本当だね。それにしても本当に南国のような海岸の景色だね!「車を停めて海岸へ行けたらもっとよかったでちゅね」そうだね。でもこうして海の景色を眺めているだけでも十分だよ!「窓を開けてるととっても気持ちがいいでちゅもんね!」電柱がなかったらもっともっと絶景なんですけどね(笑)。でもこの電柱が志賀島が陸続きだという証明ではないでしょうか。本当に左右が海で、海の中を走っているこの海の中道。天気がいいから本当に絶景です!さあ、絶景ドライブを楽しんだので今宵のお宿に向かいます。にほんブログ村にほんブログ村
2020.01.18
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「ここは九州の外洋大水槽でちゅ」大きな水槽だね~!「黒潮が流れる九州南部の温暖な海を再現した水槽だそうでちゅ」九州は黒潮なんだね。「水深は7メートル、とっても大きな水槽でちゅね」うん、すごい迫力だね!「イワシは大きな魚から身を守るためにこうして集団で泳いでいるんでちゅって」でもこれ、食べられたりしないのかなぁ・・・。「もちろん食べられちゃうんでちゅって。だから定期的に増やしているんだそうでちゅよ」やっぱり(^^;「できるだけ自然界に近い形で飼育しているからそういうこともあるでちゅよ」「この大水槽では水槽の中でダイバーさんがお魚の解説をしてくれるレクチャータイムがあるんでちゅけど、とっても勉強になるし、質問にも答えてくれるからとっても楽しかったでちゅ」ちいさいお友達たちも真剣に話を聞いていたもんね。「とても興味深いレクチャーだったでちゅ」大きな水槽を泳ぐお魚を見ながらのレクチャー、癒されてちょっと眠くなっちゃったけどね。わ!すごいね!「これは“シロワニ”というサメの歯でちゅ」サメの歯なんだね!それにしてもすごい数!「サメの歯は抜けても次から次へと生えてくるんでちゅって。この標本はまさにそれがよ~~くわかる標本だそうでちゅ」そうだね~。なんか恐ろしいね(^^;「お外に出たらペンギンさんがいたでちゅ」楽しそうに自由にお散歩してるね~!「めちゃくちゃ近くで見れるでちゅよ!」そうなの?みたいみたい!!ほんとだ。目線が一緒!「あったかい日向で日向ぼっこしてる子もいれば日陰でお昼寝してる子もいるでちゅ」みんなリラックスしてるね~。浮いてる!!浮いてるよなる!!(笑)「上手に浮いてるでちゅよね!あんな風に浮いてられるんだね~。「この子はきっとこの筒からご飯が落ちてくるのを待ってるんでちゅね」あ、そういうこと?「この筒の中にアザラシさん専用のご飯を入れてあげることができるんでちゅよ。今日は誰もくれないんでちゅかね?」健気に待ってるってことね?なんだかかわいいね(^^)「ここではイルカのトレーニングを間近に見れるんでちゅって」すごい!こんな近くで!「この子はこの水族館の最年長のバンドウイルカのレグルスくんでちゅ」ということは、大ベテランのイルカさんですね?「そういうことでちゅね!お手並み拝見でちゅね!」「上手でちゅね~!上手に尾ひれを使って起立してるでちゅ!」本当に器用だよね!そしてちゃんとトレーナーさんの目を見て指示を聞いてるね!「おりこうさんでちゅね!」この狭いプールでジャンプしたり、あとはお歌も歌ってくれたね!「レグルスくん、イルカさんの中ではおじいちゃんだから、声が低くてちょっとしゃがれてたでちゅね」うん。でも一生懸命な姿がとってもかわいかったね!「マリンワールド海の中道は30周年だそうでちゅよ」こんなにキレイだということは、リニューアルされたのかな?「2017年4月に全面リニューアルオープンしたんだそうでちゅよ!」そうなんだ。だからこんなにキレイなんだね。「とても見やすくてキレイでおしゃれな水族館でちゅね!」規模は中くらいの規模だけど、見どころたくさんでなかなか良かったね!「でもまだとっておきのあの子がいるんでちゅよ」え?だれ?「あの子でちゅ」え?イルカ?「違うでちゅよ、スナメリでちゅ」スナメリ?「スナメリはネズミイルカ科スナメリ属に属する小型のイルカで、主に海水に生息しているそうでちゅけど淡水でも生息しているんだそうでちゅ」そうなんだ。この子、イルカなんだね。「そうでちゅね。体がつるんとしてるからシロイルカににてるんでちゅけど、シロイルカに比べるとだいぶ小さいんでちゅよ」確かに。「シロイルカは真っ白でちゅけど、この子は灰色でちゅ。大きさもシロイルカのオスは最大で5.5メートルもあるんでちゅけど、スナメリは大人でも2メートルくらいなんだそうでちゅ。だいぶ違うでちゅね」そうだね。だいぶ小さいね。「あ、しっぽでちゅ」イルカのしっぽというよりクジラのしっぽみたい」どっちも同じようなもんか。「そうでちゅね。素人にはあんまり違いが判らないでちゅね」かわいい顔してるんだね~!「すごくかわいい顔をしてるんでちゅけど、こんなのんびりしてるように見えて遊びの天才だそうでちゅ」そうなの?「ボールがあれば後ろに見えるプールの溝に隠しちゃったり、輪っかがあればそれでみんなで遊んだり、とにかく遊びが大好きなんだそうでちゅ」おちゃめだね(^^)もしかして今は暇を持て余しているのかな?「そうそう、この外洋大水槽から上の階へ上がるときにびっくりしたことがあるんだべ」え?なに?何かあったっけ?「エレベーターに乗ろうと思って待ってたら、ドアが開いてびっくりしたべ」え!?水槽!?「エレベーターの向こうは水槽だべ!」すご~~い!!水槽見ながら上に行けるってこと?「そういうことだべ!」これはすごいね!!本当に、このエレベーターが一番感激しました(笑)。エレベーターに乗らなければそれに気づけなかったので、これからは水槽の隣にあるエレベーターを見つけたら必ず乗ってみようと思います。「たくさん歩いたら小腹が空いたべ」え?これ、何「ラッコまんだべ」かわいいね~~!食べるのがもったいない!「でも食べないと勿体ないべ」そ、そうだね(^^;おいしい?「肉まんだべ。うまいべ」ぼてぽてはかわいそうで食べられないなぁ。「マリンワールド、やっぱりきてよかったでちゅね!」うん!すごくよかった!景色もいいし、展示もすごくよかった!「遠すぎて簡単に来ることはできないでちゅけど、海に囲まれた九州ならではの展示、すごく興味深かったでちゅ!」スナメリもすごくかわいかったしね!「久しぶりにラッコちゃんも見れたでちゅからね!」ここは海の中道という半島にある水族館のため、周りには国営海の中道海浜公園や海岸などの観光スポットがたくさんあります。その中でも地元の人から愛されているこの水族館、かわいい海獣がたくさんいてとっても楽しめました!福岡空港からは車、電車どちらからも行くことができますが、せっかくの景色を楽しむためにも是非レンタカーでのドライブをお勧めします!マリンワールド海の中道 HP → https://marine-world.jp/にほんブログ村にほんブログ村
2020.01.14
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2020年、今年もどうぞちびつこともどもぼてぽてをよろしくお願いいたします!というわけで、長いお正月休みにも関わらず、毎日どこかしらにでかけていたぼてぽてです。旅日記をすっかりさぼっているので、残りのお正月休みに11月に行った福岡旅行の様子を紹介していきたいと思います!まずは福岡行きの飛行機からですが、今回はちょっと出発前からトラブルが・・・。「7時出発の便が大幅に遅れてるべ!」え~~!?すっごく早く羽田に着いたっていうのにずいぶん待たされたけど、そういうこと!?「乗る飛行機が交換になって、座席も変わったんだそうだべ」え~!?そんなことがあるの?「なったべ。でも予約した時に窓側にしたから座席変更されてもちゃんと窓側になってたべ!」ならよかった。それにしても飛行機が遅れるなんて、なかなか珍しいね。7時発の予定の飛行機でしたが、6時を過ぎてもチェックインができず、それどころかチェックインができたのが7時5分前。そして7時20分出発だったのですが実際の出発は7時45分。3時半に起きて5時半に羽田空港に到着していたぼてぽて一行は余裕なくあわただしく飛行機に乗り込み、目的地である福岡空港をに向かって飛び立ちました。「今日は晴天!富士山がよく見えるべ!」本当だ!飛行機の上からこんなにキレイに富士山が見えるなんて珍しいね!飛行機は揺れる事もなく福岡空港へ到着しました。福岡にくるのは4年ぶり、2回目です。「今回の福岡旅行は半日だけでちゅけどレンタカーを借りるんでちゅよ」そうなの?「行きたいところがあって、そこはちょっと電車だと行きづらいんでちゅよね」そうなんだ。で、誰が運転するんです?「決まってるじゃないでちゅか」またかぁ・・・。福岡空港の周りにはたくさんのレンタカー屋さんがあります。空港の国内線ターミナルの目の前にあるオリックスレンタカーさんで軽ワゴンをレンタルして、いざ目的地を目指します。福岡空港から車で1時間弱で到着したのは、左右が海に囲まれた絶景の場所にある、とある水族館でした。「到着したでちゅ!なるず~~っとここに来たかったんでちゅよ!」ここはなんていう場所なの?「“マリンワールド海の中道”でちゅ!」へ~!つまり水族館ということかな?「そうでちゅ!ここは眺めのいい場所にあって、福岡の人気観光地なんでちゅよ!」そうなんだね。どんなところか楽しみだね!「ちなみに海の中道っていうのは、両側が海になってる絶景の道が続くこの半島のことをいうんでちゅよ」へ~!でも来るときにそんな場所はなかったよ?「この水族館の先にそういう場所があるんでちゅよ!」そうなんだ。そこも行ってみたいな。「そこはあとでいくでちゅ。まずはこのマリンワールドを見学するでちゅよ!」は~い!入場料2,350円を払って館内へ。でも早朝に朝ご飯を食べて以来おやつも食べずに移動していたので、お腹がペコペコでした。「そういうわけでまずはお昼ご飯を食べるでちゅよ!」いいね!さすが平日はレストランも空いてるね!「でもこのレストラン、たぶんもう少ししたら混んでくると思うでちゅよ」え?なんで?「それはでちゅね、このレストランの景色がすごいからでちゅよ!」「ほら!すごくないでちゅか!?」すごい~~!!え?ここ、水槽の隣にあるの!?「そうなんでちゅよ!せっかく水族館にきたなら堪能したいじゃないでちゅか~」そうだね(^^)でもここでなんの動物が見れるの?「イルカちゃんだべ」すご~~い!!たくさんいるね!「このプールでショーをしたりするから、この水槽からは水中でのイルカの動きがよく見れるんだべ」すごいね!ぼてぽてはこういう大きな水槽が大好きだよ!「そして今日のランチは国産牛の100%ビーフハンバーグだべ!」わ~~~い!!っていうか、なんで福岡名物じゃないの?(^^;「これがすごくうまそうだったからだべ!」確かにめちゃおいしそう!「じゃあいただくべ!」どうぞ!「うう~~~!!!肉汁があふれてきて、口の中でとろけちゃうべ!」そんなにおいしいの?「めちゃくちゃうまいべ!これにして正解だべ!」しらすの言う通り、肉汁あふれてとろとろで、今まで食べたハンバーグの中でもトップクラスのおいしさでした。大満足のランチをかわいいイルカちゃんを見ながらいただく。最高のランチタイムです!「大水槽の横にアザラシさんの水槽があったでちゅ!」なんだかなるに興味津々みたいだね?「そうでちゅかね?」「あ~~~!きたでちゅ!」本当だ!なるにまっしぐらだ(笑)アザラシさん、なるに突進してきました。「あ!!」ぶちゅ~~~!!っと、ガラス越しになるに熱烈キッス。周りにいたお客さんも“かわいい~~”と喜んでいましたが、いちばん喜んでいたのはなるでした(^^)「今日は近隣の小学校や保育園の遠足でたくさんのちびっこたちが来ているべ!」海の海獣ショーは満席だね!「オイラたちは一番後ろの席から眺めるべ!」うん!後ろの海も見えてすごく眺めのいい席だね!「そんなに広くないから一番後ろでも十分見れるべ!」アシカちゃんたちのかわいいダンスや、イルカちゃんたちのダイナミックなジャンプ、他の水族館とはまた違った、なかなか興味深いショーでした。色々な水族館でイルカショーを見ていますが、ここのイルカショーは他でやるような芸ではなく、他ではやらないような芸を見せてくれましたよ!歌を歌うイルカちゃん、特にかわいかったです。「イルカショーが終わったら水族館見学でちゅ!」ここは福岡の水族館だから、関東の水族館とは景色が違うね。「そうでちゅね!場所が違えば潮の流れや景色も違うでちゅからね」そういったこともわかりやすく解説されてて、とても見やすい水族館だね!「ここは九州の近海コーナーでちゅって。東シナ海、太平洋、日本海、瀬戸内海の4つの海に囲まれている九州の各地域の特徴的な海をそのまま水槽内に再現したんだそうでちゅ」へ~!そうなんだね。「海に沈んだ船やコンテナがこうしてお魚さんのおうちになるっていうのがこれを見るとよくわかるでちゅね!」なるほど。これはディスプレイじゃなくてお魚さんのおうちなんだね?「そうでちゅよ。お魚さんは広い海では自分の体を隠す所がないとこういうものの陰に身を潜めて体を休めるんだそうでちゅ」そうなんだね。これなら大きなお魚から身を守れるね!「ここは緑のオアシスでちゅね」すごく素敵ね。小川をイメージしているのかな?「“阿蘇水の森”というコーナーでちゅ。阿蘇の川で見られる身近な生き物を見れるでちゅよ」こういう場所を見るとすごく落ち着くね。ぼてぽてが子供のころにはこうした小川も近くにあったけど、今はめっきり見なくなっちゃったね。「都市開発されるとこういう場所は少なくなってしまうでちゅからね」「すごいべ!ここは深海のトンネルだべ!」お!しらすが青く光ってる!「そうだべか?」クマの耳が光ってる~!!「本当だべ!これはブラックライトだべか?」そうだね!壁に書かれた絵がブラックライトで浮かび上がって、今にも泳ぎだしそうだね!「こんな感じでだべか?」うわ!!びっくりした~~!すごいね!本当に隣にいるみたい!「オイラもビックリしたべ!」まだまだ見どころたくさん!一回では紹介できなかったので、まだまだ続きます。次はマリンワールドのマスコット的あの子も出てきますよ!にほんブログ村にほんブログ村
2020.01.13
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11月からぼてぽてが大好きな東方神起のライブツアーが始まり、それにともなって大変あわただしい年末を過ごしておりました(^^;遅くなりましたが今年最後のイベント、毎年恒例のクリスマス会の様子を。「今年はお友達のおうちでささやかなクリスマス会でちゅね!」全然ささやかじゃないけどね(^^;「そういえばクリスマスのお洋服はどうしたべか?」おうちに忘れてきました(^^;「でもケーキがとってもおいしそうだからいいと思うね!」そうそう!このケーキ、結構なお値段だったのよ!「お値段の甲斐あって、すごくおいしい」それはよかった(^^)また来年もみんなで楽しいクリスマスを過ごそうね!上皇陛下のお誕生日が祝日でなくなったために、今年は盛大にクリスマスパーティーをしませんでした。が!それでは寂しいとド平日のクリスマスに豪華にクリスマスをお祝いしました。クリスマスくらいはリッチなケーキを食べたいですもんね(^^)また来年ももっちゃんサイトをよろしくお願いいたします!!にほんブログ村にほんブログ村
2019.12.30
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「今日は紅葉を見に行くべ!」紅葉!いいね!どこへ?「愛知県までバスで行くべ!」大好きなバスツアーですね?「そうだべ!オプションのお弁当を食べて腹ごしらえだべ!」おいしそうなお弁当!「秋の味覚弁当だべ!おまんじゅもついてるべ!」そういうわけで向かう先は愛知県にある紅葉の名所でございます。中央自動車道をひた走り、いよいよ目的地に到着です。「まだ目的地についてないのにいきなりすごい紅葉だべ!」本当だ!すごくキレイ!「これはどんな紅葉が見れるか楽しみだべ!ガイドさんも今が一番キレイだって言ってたもんね!「さすが紅葉の名所だべ。人もたくさんいるべ!」本当だ、大にぎわいだね!「ここは愛知県豊田市だべ」愛知まできたんだね!「ちょうどイチョウもまっ黄色だべ!」まだ全然散ってないし、本当に一番キレイなときなのかもしれないね!「いい時期に来たべ!」本当だね(^^)なにこれ~~!すごいキレイ!!「ここが愛知が誇る紅葉スポット“香嵐渓”だべ!」こうらんけい!「香嵐渓は4000本のモミジが彩を見せてくれる日本屈指の紅葉スポットだべ」すごいね~!本当にキレイ!「香嵐渓は巴川沿いにあるから、冷たい川の風によって昼夜の気温差ができてこんなにキレイな色づきになるんだそうだべ」なるほど。「紅葉のトンネルはどうだべか?」木がとても大きくて、天井が高い紅葉のトンネルだね!絶景だよ!「香嵐渓は毎年11月1日から月末まで紅葉まつりを開催してるんだそうだべ」そうなんだね。「夜は毎日21時までライトアップもするそうだべ」それはキレイそうだね!「紅葉のライトアップも絶景だそうだべ。残念ながらオイラたちは日帰りバスツアーだから今日は明るいうちに帰るべ」残念・・・。「ちなみに香嵐渓の紅葉の見ごろはもう少し先の11月下旬だそうだべ」そうなんだね。「昼間も結構寒いけど、夜は本当に冷え込むから厚い上着が必要だべ」そうだよね!日陰ばっかりだし、夜になったら川風もあって冷え込むだろうね。「おみじ真っ赤だべ!」本当!お見事だね!「豊田市の人たちはこの香嵐渓のもみじがこの先もずっと見られるようにと環境整備も積極的にしてるそうだべ」そうなんだ。素晴らしいことだね。ちなみにこの香嵐渓は入場料ってないの?「無料だべ」すごい!そうなの!?「香嵐渓には遊歩道やお寺さん、入場料が必要な施設もあるけど、香嵐渓自体は無料なんだべ」こんなにキレイなのに無料なんてね。「無料なのに素晴らしく整備された観光地だべ!」「たくさんの露天に栗が売ってたから買ってもらったべ」誰に!?「買ってもらったべ」スポンサーを見つけるのが上手だね(^^;おいしい「ほくほくしてておいしいべ!」「帰りは横川のおぎのやの釜飯だべ!」おぎのやの釜飯大好き!!「オイラはこの栗が大好きだべ!」ぼてぽては具も大好きだけど味の染みた炊き込みご飯が好き!「帰りは上信越自動車道から帰るから釜飯が買えたべ!」これは横川サービスエリアでしか買えないもんね!香嵐渓の紅葉はどうでしたか?とにかく美しい!大きな声が出てしまうほど美しい!赤と黄色と緑の自然が作りだす錦は本当に目にやさしい絶景でした。これからがシーズンの香嵐渓の紅葉&ライトアップ。晴れていてもとっても冷え込みますのでダウンコートなどの暖かい恰好でお出かけください。第64回香嵐渓もみじ祭り → http://asuke.info/event/nov/entry-705.htmlにほんブログ村にほんブログ村
2019.11.04
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この旅日記でも紹介したことがある沖縄を代表する建物、首里城。2019年10月31日、火事により正殿、北殿、南殿が焼失してしまいました。ぼてぽても大好きな首里城。沖縄の人の大切な宝物です。首里城が見たくて出かけた沖縄旅行で立ち寄ったときには、青い空に真っ赤な正殿がとても美しかったのを覚えています。きっと復興までは時間がかかるでしょう。莫大なお金もかかります。今日はそんな首里城を追悼の意味も込めて、2007年に更新した日記を再更新しました。※昔の記事はフォルダトラブルで写真が消えてしまっているため、今後直していく予定ですが現在は写真は見れません。「ここは沖縄、その昔は琉球王国っていう王国だったんだべ(^^)」ほう、よく知ってるね(^^)「王国、ってことは王様がいたってことだべか?」そういうことですね。「ほう。じゃあ王様はどんな所に住んでいたんだべか?」それはね・・・。そんなわけでやってきたのが沖縄の琉球の歴史を象徴する真っ赤なお城、首里城であります。「しゅりじょう?これが城だべか?」違うちがう!これは首里城に向かう最初の門。その名も“守礼門”といいます(^^)「しゅれいのもん?」そう。しらすの大好きな真っ赤な朱塗りの門。こんな形の門、見たことないでしょ?「ないべ。真っ赤で、なんだかとっても珍しい形をしてるべ」そうでしょ(^^)この門の真ん中を通れるのは琉球の国王だけだったんだってさ。「へ~!じゃあオイラは真ん中を通って王様になるべ!」うん、なってごらんよ(^^)「おお!!なんだかたくさん石段があるべ!」そう、首里城へ行くにはたくさんの階段を上っていかないといけないの。なんせ高台にあるからね!「そうだべか。みんなハァハァいいながら歩いてるべ?」今日はとっても暑いしね!この門は歓会門っていうんだって。「かんかいもん?」そう。お城に来る人を歓迎しますよ、っていう意味の門なんだってさ(^^)「そうだべか!オイラ、歓迎されてるべか(^^)」そうだね!さあしらす、次の門が見えてきたよ!「さっき門をくぐったと思ったら今度は赤い門が出てきたべ」そうだね。首里城へ行くまでにはたくさんの門があるんだよ。「どうしてだべか?」もし敵が押し寄せてきたら簡単にお城に入れないようにね。「なるほど(^^)」それにここの門のひとつひとつには名前がついてるんだよ。「ほう!それは気がつかなかったべ!」さっき説明してあげたのに・・・(-_-)名前だけじゃなくて、門の意味もあるんだよ。「じゃあこの門はどんな意味があるだべか?」この門の名前は“瑞泉門”っていう名前なんだよ(^^)意味はね、この門の横にある泉を指してるんだよ。「泉?」龍の口から水が湧き出てるんだよ。見なかった?「オイラ坂道を登るのに必死で見逃してしまったべ(^^;)あらまぁ・・・。一生懸命登るのもいいけど、ちゃんと景色も見学してね!「またさっきとは違う門だべ」これは“漏刻門”といいます。「ろうこくもん?漢字は逆から読むだべか?」そう。この門はね、時間を計るための門だったんだって。「ほう。どうやって?」門の上のやぐらに水槽を置いて、水が漏れる量で時間を計ったんだって。それで時間を計って係りの人がここで太鼓をたたいて時間を知らせたそうだよ。「昔の人はすごい知恵を持ってるべ」本当だね!すごいよね!「でももう門は飽きたべ(-_-)あら、テンション下がってるし・・・。首里城までもうちょっともうちょっと!「もう門はいいから早く首里城が見たいべ!」そんなにあせらなくても首里城は逃げたりしないよ(^^)「そうだべか(^^)」ほらしらす、見てごらん!「ん?」「おおおお~~~!!海まで見えるべ!」すごい景色でしょ?「すごいべ!首里の街を一望できるべ!」琉球の王様もきっとこの景色をこうやって眺めていたんだろうね。「そうだべか(^^) しかしここはとっても静かなところだべ」道からはだいぶ離れているし、それに周りは緑に囲まれているからね。「王様はいい場所に城を建てたべ」そうだね(^^;「また門だべ(-_-)」そんな顔しないの!「もう門はいいって言ったべ」そうは言ってもね(^^;それに一つ一つの門を見比べるのも面白いよ?この門は“広福門”っていうんだってさ。「こうふくもん、だべか」うん。すごく大きくて立派な門でしょ?福を行き渡らせる、っていう意味なんだって。「ふ~~ん・・・」興味ないんだね(^^;ありがたい門なのに・・・。でもね、この門を超えればもう首里城はすぐそこなんだよ(^^)「そうなんだべか!?」あ!!しらす!!迷子になるから走らないで!!!「まだ門があったべ(-_-)」だ~か~ら~!!!これが最後の門なの!!「そうだべか(^^)」いよいよ首里城だよ!その前にこの門の名前はいいの?「せっかくだから聞いておくべ」なんだそりゃ。この門は“奉神門”っていいます。「ほうしんもん?」そう。神様を敬う、っていう意味があるんだって。それにこの門、真ん中を通れるのは身分の高いひとだけで、それ以外のお役人さんはみんな脇の門を通ったそうだよ。「じゃあオイラは真ん中!」好きだね~、しらす(^^;さあこれで門も終わりました。しらす、覚悟はいいかい?「いいべ!いざ、出陣だべ!」出陣しなくていいから・・・。「おお~~~~~!!!!まっかっかだべ!」どう?これが琉球王朝の象徴、世界遺産 首里城です(^^)「世界遺産だべか!?」うん。沖縄にはたくさんの城跡があるんだけどね、その城跡と城壁を世界遺産として認定されてるんだよ。「そうだべか!それはすごいべ!」この首里城も過去の戦火で何度か消失したんだけれども、こうして再建されて今の世に存在するんだよ(^^)「すごいべ~!しかしオイラが今まで見てきた城とはちょっと違うべ」何が違う?(^^)「お城って、上に何段も積み重なってててっぺんには天守閣があったべ」そうだね。「じゃあどうしてこの首里城は一階建てなんだべか?」残念!この首里城、こう見えて実は3階建てなんです!「えっ!?そうだべか!?」うん。本土にあるお城と姿形が違うから驚いたでしょ。「びっくりしたべ。オイラてっきり真っ赤なシンデレラ城が出てくると思っていたべ」それはないでしょ(^^;この首里城は中国からの影響を強く受けたつくりになってるんだよ。だから日本古来の本土にあるようなお城とは形が違うんだってさ。「なるほど~!中に入れるべか?」入れるよ!「こんなお城見たことね~べ~!」としらすが大感激。そんなわけでぼてぽてとしらすは早速中へと入ってみました。「ここは何だべか?新しい木の香りがするべ」ここは“書院”です。「しょいん?何をするところだべか?」国王がここでお仕事してたんだってさ。なんと今年の1月から見学できるように新しく建てられたものなんだってさ!「ほう!通りで新しい畳の香りがするわけだべ(^^) 柱もまだきれいだべ!」そうだね。ここは王様がお仕事をするだけでなく、お役人のおもてなしをしたりお茶をたてたりする場所でもあったそうだよ。「ほう。オイラにはお茶は出ないだべか?」あなたはそんないエラいお客様じゃないでしょ(^^;「おお~~~!!中も真っ赤だべ!」やっと首里城の中へやってきたね(^^)ここは王様が座った玉座なんだってさ!「ここに王様が座っただべか・・」そうだよ。すごいよね~!もうちょっと前に進んでごらん!「奥に階段があるべ。ここから二階に上がるんだべか?」ううん。ここは王様だけが昇れる階段だからしらすは昇ってはいけません。「そうだべか。しかし真っ赤な柱もすごいけど、この模様もすごいべ!」島ならではの螺鈿細工も施してあるんだよ。「らでんざいくって、なんだべ?」貝だよ(^^)「ほう!貝殻で模様をつけてあるべか!?」うん。だからどの方向から見てもきらきら光って見えるでしょ?「おう、見えるべ。とっても手とお金がかかってるお城だべ」お城って、そんなもんでしょ(^^;ほら、よく読んで!「あとで読むべ・・・」あ!ちょっとしらす!!ちゃんとお勉強しなさいって!!「この穴は何だべか?」これはここに柱が立ってたっていう遺跡だね。「ほう。かなり深いべ」うん。古い石や土が見えるでしょ?「見えるべ。かなり古いべ」「これはなんだべか?」王様がかぶっていた帽子。「ビーズがたくさんついてて、とっても重そうだべ」そうだね(^^;でもカラフルで、なんだか立派だと思わない?「うん、立派だべ。ちょっとオイラもかぶってみるべ!」お!本当にかぶってるみたいだね(^^)なかなか似合ってるよ!「オイラあの椅子に座りたいべ!」ダメダメ!!!あれも王様の椅子なんだから!「王様はいいべ。オイラにもああいう椅子を買ってくれだべ(-_-)」必要ないでしょ(^^;「この椅子に座って王様は何をやっていたんだべか?」この二階ではいろいろな行事が行われて、王様はこの椅子に座って行事に参加していたそうだよ。「ほう。ってことは、この椅子にホントに王様が座っていたってコトだべ」そうだね。だからとっても貴重な椅子なんだよ。「金ピカだべ・・・。琉球の王様は金ピカ好きだべ!」まるでひぃひぃみたいだね!「城の中から外を眺めてもなかなか面白いべ」そうだね。見たことない景色だよね。「まるで横断歩道のような庭だべ」確かに・・・。さあ、今度は資料館となっている南殿に行ってみよう!「ほう・・・。人がたくさんいるべ」こうやって王様の前に人が集まって行事を行っていたんだね」「なるほど・・・。でも本当にこうやってみんなきれいに並んでいただべか?」だって相手は王様だよ?エライんだよ?「運動会でもこんなにきれいには並べないべ」運動会とは違うよ、しらす・・・。「あの籠みたいな建物に入ってるのが王様だべか?」きっとそうだね。これもなにかの行事みたいだね!「王様は行事がたくさんあって忙しかったべなぁ」そうだね。お客様をもてなしたりお仕事したり、それはそれは忙しかったんじゃないかな?あれ?ウエ様、いつの間に?「先に首里城回ってたの。きれいな花を見つけたよ」本当、きれいだね!これはハイビスカスっていうんだよ。「これがハイビスカス?」そう。南国でないと咲かないお花。青い空によく似合うでしょ?「うん。とってもかわいいお花だね」うん。ウエ様にもよく似合ってるよ!どう?首里城は楽しかった?「おもしろかったべ!歴代の王様の肖像画もあって、わかりやすく解説してあったべ」なんだ、ちゃんと読んでたんだね(^^)「せっかく来たんだからちゃんと勉強するべ!」そうだね。エライエライ!そうそう、帰り道にもたくさんの門があるから見てごらん。「また?」来るときの門とはまた違うから見比べてごらんよ!「本当だべ。見比べてみると、実は結構おもしろいべ!」ね?一つ一つデザインも素材も違うし、名前も違うんだよ。「本当だべ。しかもここは高台だから涼しい風が吹いてきて気持ちがいいべ!」本当だね!東京とは違う、さわやかな風が吹いてるね!「ん?これは?」これが世界遺産だっていう証明、みたいなものかな(^^)「ほう!で、何が世界遺産?」右向け~~、みぎっ!!「みぎ!?」「ただの門だべ」ただの門というなかれ(-_-)これが世界遺産です!「これがだべか!?」そう。園比屋武御嶽石門、“そのひゃんうたきいしもん”っていうそうだよ。「なんだべ?変な名前だべ。何をする門だべか?」この門はね、王様が外出するときに安全祈願をした門なんだって。「門に向かって?」うん。ねえ、屋根の色、見てごらん。「半分から右と左で色が違うべ」そう。これはね、半分が戦争で壊されてしまって後から作り直したものなんだって。さて、右と左、どっちが新しいでしょうか(^^)「白いほうだべ。黒いほうが古いに決まってるべ」ブブ~~~!!正解は左側の黒い方でした!「なんだでだべか!?」琉球の石は長持ちなんです(^^)特に昔の石はね!ねぇしらす、首里城にいた龍、見た?「龍?みたべ(^^)」爪が何本あったか、覚えてる?「う~~ん・・・」この首里城の龍の爪は4本なんだよ(^^)「ほう。他の神社の龍も4本なんだべか?」それがね・・・。実は4本爪の龍がいるのはこの首里城だけなんですって。「え?なんでだべか?」全国、世界中の龍の爪は3本って決まっているんだって。「本当だべか!?じゃあ4本爪の龍はここでしか見られないってことだべか!?」そうだよ。ちなみに5本爪の龍もいるんだって(^^)どこにいると思う?「・・・・・・わかんねぇべ」中国の紫禁城。5本爪の龍は中国の国王、4本爪の龍は琉球の国王にだけ許されたものなんだって!「へ~~!知らなかったべ!それはすごいマメ知識だべ!」ぼてぽても今回の沖縄旅行で初めて知ったんだけどね(^^;※今回の火災でもこの龍の柱は残ったそうです。なが~~くなりましたが、これが世界遺産 首里城公園です。以前ぼてぽてが訪れたときには鮮やかな朱色のお城だった首里城も月日がたってややくすみ気味・・・。しかし真っ青な空に真っ赤な首里城はやっぱりお見事!でした。沖縄にきたら絶対立ち寄りたい琉球の城、首里城。本土のお城とはまた違った魅力を感じられること間違いなしです!世界遺産のお城を見に行こう!首里城公園HP→http://oki-park.jp/にほんブログ村
2019.11.03
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とっくに過ぎてしまったハロウィンですが、ちびつこたちもささやかなハロウィンパーティーをしたようです。せっかくなのでご紹介。「オイラはお菓子よりケーキがいいべ!」としらすが申すので、奮発して高級なケーキを買ってきました。「どうしてこれを選んだんでちゅか?」そんなのかわいいからに決まってるじゃないですか(笑)。ecute立川の中にあるケーキ屋さんにはハロウィンケーキがたくさんうっていました。またクリスマスにもお世話になろうと思います!お気に入りのケーキ屋さんはこちらキャトルキャール → https://www.ecute.jp/tachikawa/shop/147
2019.11.03
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「19:55の東京行きでちゅよ」JAL~!!それにしても便数が多いんだね、くまもと空港は。「そうでちゅね。地方空港の割には便数が多いでちゅね!」「あ!まさに今日行った所でちゅね!」熊本のイチオシ観光地なんだね。「なるは全然名前も知らなかったんでちゅけど、見学できて本当によかったでちゅよ」そうだね。ぼてぽても本当に行けてよかったよ(^^)「いいでちゅね~!お子様ホイホイでちゅね!」あはは!そうだね!「こういうシュミレーターのようなものがあるのはいいでちゅね!」そうだね。飛行機の待ち時間って子供にとっては長く感じるもんだもんね。「さて、まだ時間があるからお土産でも見に行くでちゅかね」そうだね!熊本のおいしいものを買っていこう!「熊本といえば馬刺しでちゅね!」前に熊本の馬刺しをいただいたことがあるけど、すっごくおいしかったよね!「空港にもたくさん売ってるでちゅね」そうだね。買ってく?「ぼてぽてのお小遣いでは買えないでちゅ」あ、またそれか・・・(^^;「そしてもれなくくまもんか書いてあるお菓子もたくさんあるでちゅね」くまもんグッズは熊本土産の専売だからね!「とってもかわいいからお子様のお土産に丁度いいでちゅよね!」そうだね!ぼてぽても甥っ子にこれを買っていこうかな。「そして熊本名物からしれんこん!」熊本の人のソウルフードだね!「なるはからしが苦手でちゅ」そういうひとでもおいしくいただけるって聞いたよ?「そういうぼてぽては食べたことあるでちゅか?」実はからしレンコンを食べたことがありません(^^;え!?イチゴが白い!!「珍しいでちゅよね!今は色々な場所で白いイチゴが品種改良されてるみたいでちゅね」そうなんだ~!「北海道でも白いイチゴがあったでちゅよ」ぼてぽて、それ知らない(^^;「あまりに高価で買えないでちゅけど、どんな味がするのかは興味があるでちゅね!」そうだね(^^)「あれがこれから乗る飛行機でちゅよ」これから離陸となると、羽田に到着するのはかなり遅い時間だね?「10時前でちゅ」あらまぁ・・・。「格安ツアーは仕方ないででちゅ。でも目いっぱい遊べたんだからいいじゃないでちゅか」そうだよね(^^)「さ、そろそろ出発でちゅ」こんなに遅い便なのに満席だってさ。「すごいでちゅね。さすが熊本の玄関口だね!」あ!熊本城!「熊本地震で甚大な被害を受けた熊本城も、つい最近外観だけでちゅけど見学できるくらい修復されたんでちゅよね」実はぼてぽて、熊本地震が起きる数日前、夏休みは熊本城を見に行こうって話をしてたら地震がきちゃったんだよね・・・。「ぼてぽてが行きたいっていうと地震がくるんでちゅよね・・・」偶然とはいえ、本当に申し訳ない気分になったよ(^^;でもぼてぽてはあきらめてないよ!完全復興した暁には絶対行くって決めてるから!「そうでちゅね!なるも一緒に行くでちゅよ!」世界遺産の地を巡る長崎、熊本の旅。行きたかったのは大浦天主堂と軍艦島で、ぶっちゃけその他の場所は名前さえ知らない場所ばかりでした。でも実際今回その場所へ行けて本当によかったと思います。潜伏キリシタンの歴史や現在までキレイに保存されている建物を自然を見れて、とてもいいツアーでした(^^)次はツアーではなく個人旅行で長崎へ行きたいです。ハウステンボスにも行きたいですから!にほんブログ村にほんブログ村
2019.10.20
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10月16日は例の一族の元祖であります、我が家のなるとの誕生日です。 どこにでもついてくるなるとももう17年も一緒に居ます。 何年たっても変わらず、かわゆいです。 今日は奮発してタカノのケーキ。 だってなるは17歳だからね!
2019.10.16
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みなさんのおすまいの地域は無事でしたか?ぼてぽてが住む東京の西の端っこは川が流れていますが、流域の一部地域に浸水があったりしたようですが、ぼてぽての家も家族も、そしてちびつこたちの無事です。色々な地域でたくさんの被害が出ています。これ以上被害がひどくならないことを願うばかりです。さて、それでは今日もちびつこたちのレポートを紹介していきたいと思います!絶景海岸からバスに乗り込み、いよいよ帰路につきます。向かうは阿蘇山のふもとにある熊本空港です。「最近の観光バスはUSBポートが付いてるんでちゅねぇ」すごいよね!おかげで観光地でたくさんスマホで写真を撮っても充電がなくなる心配がなくて助かっちゃったよね。「そうでちゅよね。こういうサービスはすごくありがたいでちゅよ!」三日間お世話になったバスとももうすぐお別れ。とても快適なバスの旅でした。「見えてきたでちゅよ!」初めてだね、熊本空港!「そうでちゅね。今回は佐賀空港も熊本空港も初めての空港だったでちゅからね」そうだね。ぼてぽてはてっきり長崎空港に行くもんだと思ってたんだけど、行きも帰りも予想外の空港でした(^^;「旅行に行くのに空港を知らないで出かけるって、ぼてぽてはすごいでちゅよね・・・」すごい素敵な空港だね!「実はこの阿蘇くまもと空港、通称熊本空港は熊本県の益城町にあるんでちゅよ」益城って、2016年の熊本地震ですごくたくさん被害を受けた所だよね?「そうでちゅ。熊本地震の時はターミナルや滑走路、計器類も大変な被害を受けてて、管制塔も使用不能になったんだそうでちゅ」そうなんだ。そんな被害を受けたんだね。「でも管制塔の代わりに気象事務室から小型無線機によって管制を行って、24時間運用して救援物資などを輸送したんだそうでちゅよ」ここは熊本地震の支援拠点になってたんだね。「今はこうしてキレイに修復されて、さらにパワーアップして日本全国からのお客様をお迎えしてるんでちゅよ」よかったね!すごく素敵な空港に生まれ変わったんだね!「阿蘇くまもと空港にはたくさんの航空会社が参入してるんでちゅよ」LCCもたくさん来てるんだね!「しかも熊本空港は国際空港でもあるんでちゅ。仁川、香港、釜山、大邱にも飛んでるんでちゅよ」へ~!すごいね!「最近は政治的な問題で仁川便が減っているそうなんでちゅけど、また両国間でたくさんのお客さんが行き来できるようになるといいでちゅね」そうだね。またたくさんの観光客がこの熊本に来れるようになるといいよね。「さあ、チェックインもしたし、ご飯でも食べるでちゅかね」そうだね!まだ食べてないものあるしね!「そうでちゅよ!でもその前にちょっと空港を散策するでちゅよ」うん、いいね!「熊本と言ったらくまもん!」そうそう!それは外せないよね!「ここにもいたべ!」そりゃいるでしょ、熊本の顔だもん(^^)「そして東京では見たことがない銀行のATMでちゅ」本当だ!「東京でいう旧東京都民銀行や横浜銀行みたいなものでちゅね」地方都市銀行ってやつだね?「熊本銀行より肥後銀行のほうがATMの数が多いっていうのが気になるでちゅね」ははは!本当だ!「飯くうべ!」そうそう、まだ熊本ラーメンを食べてない!「空港と言ったらラーメンだべ!」確かに(笑)「色々あって迷っちゃうべ」好きなの頼んでいいよ!「ビールも飲みたいべ」だめ!飛行機の中でおトイレ行きたくなっちゃうから(笑)。「じゃあ餃子食べたいべ!」いいよ。「さくらぎょうざがいいべ!」なに、それ。「馬肉は入ってるべ」いいね!食べてみよう!「これがさくら餃子だべ!」おいしそうだね!「お肉がさっぱりしてるべ」うん、ジューシーっていうより、さっぱり。でもうまみがあるね!「これはラーメンに合いそうだべ!」「これが熊本ラーメンだべ!」おいしそう!でも見た目は博多ラーメンみたい。「熊本ラーメンはもともと豚骨ラーメンの発祥の地である福岡県久留米市から伝わってきたものだそうだべ」そうなんだ。じゃあベースは博多ラーメンってこと?「博多ラーメンは豚骨スープだけど熊本ラーメンはそれに鶏がらスープが加わるのが特徴だべ」なるほど。「そして熊本ラーメンは博多ラーメンに比べると太めの麺を使うのも特徴の一つだべ」そうなんだね。じゃあどんな味だか早速食べてみよう!「さすが鶏がらスープだべ!博多ラーメンよりさっぱりしてて、すごく食べやすいべ!」うん!こってりしてない!あっさりしてる!「これはまさにぼてぽてが大好きなこってりあっさりのスープだべ!」そうだね(^^)すごくおいしいや!博多ラーメンはたくさんお店を見かけますが、東京では熊本ラーメンはあまり見かけないので食べたことがありませんでした。熊本ラーメン、想像していた味と違って、すごくすごくおいしかったです!にほんブログ村にほんブログ村>
2019.10.14
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明治時代の港を散策して、バスに戻って次の目的地を目指します。次は人が造ったものではなく、自然が作る絶景が見られるとのこと。バスは結構車がたくさん止まっているとある海岸の駐車場へとやってきました。「ここは御輿来海岸っていうんでちゅって」おこしき海岸っていうんだね。海岸を見に来たの?「違うみたいでちゅよ。この海岸では珍しい現象が見れるんでちゅって。ちょうど干潮の夕焼けにしか見れない景色なんだ層でちゅ」そうなんだ。どんな景色なんだろう・・・。「海岸っていうより干潟でちゅね」そうだね。特別美しい景色が見れそうな感じでもないんだけど・・・。「もう少し向こうに行くと、この時間にしか見れない景色が見えてくるんだそうでちゅよ」この時間しか見れないって、干潮の時だけってこと?「そうみたいでちゅ。あ!もしかしてあれでちゅかね!」「向こうに見えるでちゅ」え?なにが?「干潟にしましま模様が見えるの、わかるでちゅか!?」あ、本当だ!なんか縞模様ができてる!「わ~~!すごいでちゅね~!」本当だ。不思議だね~!どうしてあんな模様ができるの?「ここは有明海なんでちゅけど、有明海は干潮と満潮の差が大きくて、干潮時には2キロ以上沖合まで潮が引くんだそうでちゅ」そんなに?「潮が引くと、潮で形づくられた三日月の砂の模様が出現するんでちゅって」なるほど!「ちなみに干潮と日の入りが重なるのが1年のうちに10日程で、夕暮れ時にいつでも見られるってわけではないそうでちゅ」そうなんだ!じゃあすごくラッキーってことだよね!「この御輿来海岸、名前の由来がすごいんでちゅよ」ぱっと読むと“おみこし”が来るって意味だもんね。「まさにその通りなんでちゅ。昔、景行天皇が九州を遠征した時、この海岸線の美しさ天皇の目に留まって、しばらくの間御輿をとめてこの海岸を見入られていたという伝説に由来しているそうでちゅよ」へ~、そうなんだ!確かに本当にキレイな夕日だよね。だってほら・・・。「ほんと、絶景でちゅね」うん、絶景。「向こうに見えるのは雲仙の山々だそうでちゅ」自然がいっぱいだね。みんなこの景色を見に集まってきてるから結構混んでるんだね?「そうでちゅね。夕暮れは一瞬でちゅからね。しましま模様とこの夕焼けは、確かに見る価値があるでちゅよ!」人間が造った絶景も素晴らしいですが、自然が造る絶景は圧倒的なスケールで感動させてくれます。潮が作り出すしましま模様、本当に芸術的で美しかったです。そしてこの夕日!長崎から熊本への旅の締めくくりにふさわしい、本当に素敵な夕日でした。さあ、見学はこれでおしまいです。残念ですがバスはこれから熊本空港に向かいます。最後はまだ食べてない熊本名物で締めくくりたいと思います!にほんブログ村にほんブログ村
2019.10.06
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「ついたよ、三角西港」ん?みすみにしこう?ここはなに?「世界遺産の港なんだって」え?そうなの?ここが?「普通の港っぽいし、船もいない」うん。なんで世界遺産なのかわからないねぇ・・・。「でもここ、すごいんだって」ガイドさんからこの三角西港のパンフレットをいただき、いざ散策へ。とはいえ、ここが何なのかよくわからないため、とりあえず気になるところへ行ってみました。「“りゅうじょうかん”っていう建物で、ここは明治天皇の即位50年記念を祝すために計画されたそうだけど、明治天皇崩御のため計画を変更して、明治天皇を記念する館として大正7年に完成したそうだよ」へ~!「中には明治天皇を偲ぶのと併せて、教育参考品や物産の陳列がしてあるんだって」そうなんだ。「時間ないから次にいくよ」え~~!?見ないの!?「山の上にやってきました」ねえ、港がメインなんじゃないの?「違うよ。港を含むこのエリアも世界遺産エリアなの」そうなんだ。「明治日本の産業革命遺産って聞いたことあるでしょ?」前に行った萩もそうだったよね?「そう。それと同じでね、この三角西港は明治時代に造られた埠頭がそのまま現存していて、さらに港町として明治時代にとても発展していて、その当時の建物も現存してるんだってさ」そうなんだ。じゃあその建物を含めてこのエリアが世界遺産っていうことなんだね。「そうみたい。次に行くところもその中の一つなんだよ」「ここから港が見えるんだね」素敵な景色だね~!「このおうちに住んでる人たち、世界遺産の中に住んでるんだね」すごいよね~!「着いたよ。ここは元役所だって」郡のお役所なんだね。「そうみたい。いってみよう」「かわいい建物だね」明治時代って感じだね(^^)でもなんだ?会社名が書いてあるよ?「今でも現役で使われている建物なんだって」そうなの!?「明治35年に建てられたこの旧宇都郡役所は木造平屋建ての漆喰仕上げで、日本人大工の洋風建築技術の習得を示す顕著な建物だそうだよ」確かに、洋館だもんね。「今はこの会社が利用しているけど、看板がかかっている門柱や石垣も建物と合せて国の登録有形文化財に指定されてるんだって」そうなんだね。貴重な建物なんだねぇ。「続きましては“旧三角簡易裁判所”だって」裁判所なんだ!なんだかすごいね!現存してることがすごいね!「この建物は大正9年に現在の場所に建てられたんだけど、平成4年まで現役の裁判所として使用されてたんだって」そうなんだ!じゃあ結構最近までここで裁判が行われてたんだね!「そうみたい。今は“法の館”として司法の仕組みを理解する施設として活用されてるんだって」へ~!「敷地内には弁護士等控室や記録倉庫も現存していて、こちらも国の登録有形文化財なんだって」貴重な建物だけど、本当にまったく問題ない立派な建物だね!「今でも現役の建物だもんね。すごいね」うん。「すごい。すぐにでも裁判できる状態だね」本当だね。立派な机に法台だね!「とても厳粛な気持ちになるね」うん。でもこんなに素敵な法廷なんて、なんか裁判やるところと思えないよね」「ここ、傍聴席だって」普通のお教室みたいだね。「今の裁判所ってこんなに開放的じゃないし、もっと近代的な感じだもんね」そうだね。っていうか、なんでウエ様知ってるの?「こないだ裁判所に行ったから」え!?なんで!?「それはまた今度ね」え~~??「“法の館”面白かったね」うん。あんなふうに昔の裁判所を見学できるなんてね。「裁判所って撮影禁止だから貴重だね」そうだね。「そろそろ時間だから帰ろう」うん。それにしてもいい景色だね~!「あの水路は明治時代に造られた水路なんだって」そうなんだ!「この橋は大正4年に架けられたんだって」すごく古いんだね~。100年近くもたってるってこと?「そうだよね。このエリアももちろん世界遺産エリアなんだけど、この水路もすごく大事な役割をしてたんだって」ほう。「実はここは水路ではなくて排水路だったんだって」排水路?めっちゃむき出しだけど・・・。「そう。そうなの。この排水路には生活用水を流していたんだそうなんだけどね、その仕組みがすごいよ」どんな仕組みだったの?「この排水路は海につながっているから、海が満潮時には潮を引き込んで、潮が引くのと同時に排水も流れるようになっているんだって」へ~~!それはすごいね!「昔の人が考えた下水管って感じだね」まさに海を上手に活用した生活の知恵だね!「こんなに見た目が素敵だと用水路かと思っちゃうけど、向こうにちゃんと海が見えるね」本当だね。「それに石で作ってあるから潮の影響で劣化もしずらい」綺麗に積み石がされてるのは、やっぱり九州独特の高い積み石技術なのかなぁ。「そうかもしれないね。とっても素敵な景色だね」うん、本当に趣があって素敵だね!「ここは“”旧三角海運倉庫“で、現在はレストランとして営業してるんだって」とても古そうだけど、どのくらい古い建物なのかな?「明治20年にできた建物だそうだよ」そんなに古いんだね!「当時は荷揚げ倉庫として使われていたんだって。とっても眺めがよさそうだよね」うん。でもどんな景色が見えるの?「それはこんな景色だよ」わ~~!視界が広いね!「とっても眺めがいいよ。だってここは埠頭だもん」そうだった!ここは港なんだもんね。「こんなに静かな所だとここに船がたくさん着いてたって思えないよね」うん、本当に。なんか、すごい美しい曲線だね!「ここは“石積埠頭”といって国の重要文化財にもなってる埠頭だって」本当に素晴らしい石積みだこt。「全長が756メートルもあって、日本人の石工の技術で当時最先端の埠頭を作り上げたんだそうだよ。100年経っても当時の美しさと変わらない埠頭が残っているんだって」へ~!!それは素晴らしいね!「近代的な埠頭もいいけど、この石畳の埠頭はなんともレトロ感を感じでいいよね」うん、すごくいいね!「すごい。明治20年って書いてある」本当だ。本当に歴史ある埠頭なんだね。「今もこうして現存していることが世界遺産に認められた理由だけど、これからも大切に保存してほしいね」そうだね。そしてこんなに素晴らしい所があるってことを、もっとたくさんの人に知って所しいね!「本当に素敵な景色だね」うん、夕日が当たった姿がまたなんとも・・・。「これはアコウの木っていうんだって」とっても大きな木だね~!「紀伊半島や四国南部や九州、南西諸島など温暖な地方に自生する木なんだって」こんなに大きく育つということは、ここがとても温暖な気候で日当たりもいいからなのかな?「そうかもしれない。モサ~~って育ってるね」その表現・・・(^^;「ぼてぽて、三角西港はどうだった?」名前も知らない場所だったけど、ガイドマップ片手に簡単に散策できる素敵なレトロの街で、こんな素晴らしい所があることを知らなかったことを残念に思ったよ。「ね。もっと大々的に宣伝すればいいのにね」ぼてぽてはツアーで回っているから立ち寄れたけど、やっぱり個人旅行だと市街地からは遠いし、なかなか立ち寄らないかなぁ・・・。「宣伝方法が地味だからだと思う。もっと大々的に・・・」ウエ様!ぼてぽてもそう思うよ!ぼてぽてもちびつこたちも、埠頭からの景色や山の上からの景色にすっかり魅了されてしまった三角西港。とても静かで、何時間でもいたくなるような、そんな素敵な世界遺産の街でした。ぼてぽて、ふと思いました。世界遺産になるほど素晴らしい街なのだから、もっとたくさんの人に来てもらえる等、もっともっと宣伝してほしい!!宇城市のみなさん!三角西港はもっともっとたくさんの人に見てもらいたい素敵な場所ですから、是非とも頑張って宣伝してたくさんの人に知ってもらってください!と、心から思うほどの素敵な場所でした。熊本方面へお出かけの際には、ちょっと足を延ばして是非お立ち寄りくださいね!にほんブログ村にほんブログ村
2019.09.23
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島原の海はとても穏やかです。本当に良い環境で最高のロケーションだなぁと車窓を眺めていると・・・。こちらは島原のスーパーヒーロー、伝説の美少年“天草四郎”さんゆかりの“天草四郎ミュージアム”だそうです。熱心なキリシタンだった天草四郎さんらしい佇まい。素敵なデザインの建物です。「やってきたのは“天草うまかもん市場”ね!」ここは道の駅?「道の駅とは違うそうね!ずっとお土産を買う時間もなく見学していたから、お土産購入タイムね!」よかった~!このまま空港までお買い物できないかと思ってた(^^;「大丈夫ね!ここでご当地名物をたくさん見れると思うね!」続きましての立ち寄り所はこちらのお土産屋さん。なかなか規模の大きなお店で、どんなものが売っているのか楽しみです。「バスから降りてびっくりしたのが天草四郎さんがいたことね!」本当だ!すっごく大きいねぇ!「なかなかのイケメンね!」ウワサ通りのイケメンキリシタンだね(^^)「この四郎さん、ここの社長さんがポケットマネーで作ったと言っていたと思うね」そうなの!?これ、すごく高いんじゃない?「それだけ四郎さんへの思い入れがあるということね!」「熊本名物デコポンの商品がずらりね!」本当だ!デコポン、おいしいよね~!「南国ならではのおいしい柑橘系ね」まさにその通りだね!「さすが港町ね!おいしそうな海産物もたくさん売っていると思うね!」おいしそうだけど、今買っても持って帰るのが大変だからね。「そうね。1、2時間でおうちに帰れる距離ではないと思うね」そうなの。ここは熊本だから(笑)。「熊本の地酒もたくさん売っていると思うね」さすが九州焼酎ばかりだと思っていたら日本酒もあるんだね?「そのようね。南阿蘇の天然水で作った日本酒の焼酎も、きっとおいしいと思うね!」そうだね!飲んでみたいけど、すでに長崎でお酒は買ってしまったからね(^^;「さすが、お酒だけはしっかり買ってると思うね!」「そして熊本と言ったらこのお方を忘れてはいけないと思うね!」くまもんだ~~!「くまもんという言葉は熊本の方言で“熊本の人”っていう意味だそうね」ということはくまもんはまさに熊本を代表する熊本の人ってことだね?「その通りね!とってもかわいいしグッズも豊富だと思うね!」さすがゆるキャラ界のスーパースターだね!地元名物が所せましと並ぶこちらのお土産やさん。道の駅ではなく商業施設なんだそうですよ。試食もたくさんあって、ここでゆっくりお土産も買えたのですが、2月中旬の九州といえばもう花粉が飛んでいる時期。花粉症の人にはツライくらい目がかゆかったです(笑)。しっかりお土産を買って、次こそあまり有名ではないけれど素晴らしい世界遺産の港へ向かいます!藍の村あまくさ HP→ http://amakusamura.jp/にほんブログ村にほんブログ村
2019.08.18
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崎津諏訪神社の階段を降り、そのまままっすぐ海に向かって歩くと、左側にふとこんな景色が見えてきます。これが崎津集落の守り神、崎津教会です。 青い空によく映える、とてもかわいらしい教会です。この崎津集落の代表的な建物であり、世界遺産、崎津天主堂です。 「なる、ここに来るのをすっごく楽しみいにしてたんでちゅよ!」ぼてぽても!テレビで見て、すごく来たいなって思ってたの!「念願かなってよかったでちゅね!」うん!実際にこうして見上げると、思ったよりこじんまりとしてるんだけど、すごく温かい、そんな印象の教会だね。「そうでちゅね。そしてとてもきれいにお手入れされてるでちゅね」うん、すごくね。「実はこの崎津教会、中が珍しい造りなんでちゅって」そうなの?「日本人向け、っていうんでちゅかね」日本人向け? なるに促され、中に入るとまず目に入るのが・・・。 畳敷だね!「そうなんでちゅ。この崎津教会は中が畳敷きなんでちゅ」ステンドグラスもすごくかわいい!なんてかわいらしい教会なの!「でもこの崎津教会、見た目はこんなにかわいらしいのに、壮絶な歴史を持ってるんでちゅよ」そうなの?「中央の祭壇、実はあの場所は踏み絵が行われた場所だったんだそうでちゅよ」踏み絵って、あのキリスト様の銅板を信者に踏ませた?「そうでちゅ。この崎津集落は1934年にハルブ神父と信者さんの協力によって造られたんだそうでちゅ。施工はあの鉄川与助さんでちゅ」鉄川さん、本当に長崎や熊本の教会をたくさん作っているんだね!「そうでちゅね。教会建築の父でちゅからね。この崎津集落も厳しいキリスト教弾圧を受けた場所で、踏み絵も行われていたんでちゅ。当然隠れキリシタンがたくさんいて、そんな中でもキリスト教信仰はず~~っと続いていたんだそうでちゅ」どこの集落でも同じようにキリスト教は迫害されていたんだね。「1566年に最初の崎津教会が建てられたそうでちゅけど、その後禁教令があって潜伏キリシタンは厳しい迫害を受けたんでちゅ。その後1873年に信教の自由が黙認されて、ハルブ神父は踏み絵が行われていた庄屋屋敷を買い取って、その場所に祭壇を置いたんだそうでちゅ。そうして今の崎津教会はできあがったんでちゅね」そうだったんだね。不幸な場所を神聖な場所として、そこで祈りをささげるんだね。信仰って、すごいね。 「崎津教会のご自慢はこの尖塔でちゅよ」うん、すごく印象的だね。「一見地味でちゅけど、立派なゴシック様式の教会でちゅからね」ゴシック様式なんだね。「鉄筋コンクリート造りの丈夫な尖塔でちゅ」それって、この場所が海の近くだからっていうのもあるのかな?「そうかもしれないでちゅね。なんせこの教会は海の天主堂と呼ばれているくらい、海の安全も守ってくれてる教会でちゅからね!」 本当、すごいね~!「見上げるととても気持ちがすがすがしいでちゅ」今日はものすごくお天気もいいし、なんだか迎えてもらってるような気になるね。「この崎津集落には、岬に白いマリア像も立っているんだそうでちゅよ」え?マリア様が?「そうでちゅ。漁師さんたちを見守ってくれているんだそうでちゅよ。そして漁師さんたちはそのマリア様にお祈りを捧げて漁にでかけ、戻ってきたらお礼の祈りをささげるんだそうでちゅ」すごく素敵だね(^^) ところで、なんでこの教会はツートンカラーなんだろう・・・。そういうデザインなのかな?「よく気が付いたでちゅね。正面側は灰色、祭壇側は白なんでちゅよね」うん。何か理由があるの?「実はでちゅね、灰色の部分はコンクリートでできていて、白い部分は木造なんでちゅって」え!?造りが違うの?なんで?「これは当時建設資金が足りなかったからと言われているそうでちゅ」そうなんだ。「制約や負い目を考えて、行政の力にたよらずに足りない部分を木造で完成させているんだそうでちゅ」自分たちの力で作った教会って感じだよね信仰の厚さを感じるよ。 「このルルドの手作り感って言ったらないでちゅね」本当だね。だからこそ、すごく親しみやすいよね。「そうでちゅね。地元の人が気軽に来やすくて、そして親しみやすいっていうのをすごく感じるでちゅね」まさに集落のオアシスだね!「そうでちゅね」 「崎津集落はこんな感じでしず~~かな集落なんでちゅ」本当だね。でもお店もたくさんあるし、人々がここで生活しているというのはよくわかるよ。「この集落に住むのはほとんどが漁師さんだそうでちゅから、昼間はこうして静かなんでちゅね」みんな今はお休み中だもんね。「おうちの脇には人が一人通れるくらいの細い道があるんでちゅけど、その道はそのまままっすぐ行けば船着き場まで行ける港町ならではの通路なんだそうでちゅよ」へ~!「他にも、お役人さんに対して”うちは仏教徒ですよ!”と示すための玄関飾りや、隠れキリシタンの住んだ地域ならではの独特の文化も残っているんだそうでちゅ」そうなんだね。表向きは仏教徒と言っても、ほとんどの人が隠れキリシタンだったんだもんね。「そうでちゅ。そしてこの町は何百年もの隠れキリシタンの歴史を持つ、すごい場所なんでちゅよ」そうだよね。何百年も隠れて信仰を続けるって、本当にすごいことだよね」 「あ!作業してるでちゅね」本当だ。もしかしてあそこに漁船を付けて荷下ろしをするのかな?「そうでちゅね。まさに今、真っ最中でちゅね」なかなか見れる光景じゃないから、なんだかすごく物珍しいって思っちゃうよ。 「こんなに静かで穏やかな港町でちゅけど、こんな場所にまで禁教令が広がってキリシタンの迫害があったなんて思えないでちゅよね」本当だよね。せめてこんな町では見逃してほしかったよね。「そうもいかないのがお役所でちゅからね」まぁね。それにしてもここの入り江も穏やかだなぁ・・・。 「この崎津集落にもたくさんの外国人がやってきたんでちゅけど、外国からやってきた食べ物があるんでちゅ。この場所から広がった食べ物は何だと思うでちゅか?」なんだろう。食パン、とか?「違うでちゅ。クレソンでちゅ」そうなの!?「外国からやってきたクレソンの苗を植えて、崎津集落はクレソンの発祥の地としても有名なんだそうでちゅよ」そうなんだ~!まさかのクレソンだった(笑) あの山のふもとにクレソンの自生地があるんだそうです。外国からやってきたクレソンはここから日本全国へ広まっていったんですね。長崎もそうですが、この崎津もある意味時代の最先端の場所だったのかもしれませんね。 この教会ももれなく内部は撮影禁止です。お祈りの場なので仕方ないですが、あの優しい光が差しこむステンドグラスの景色、是非皆さんにもみせてあげたかったです。ぼてぽてが見たかった崎津教会を見れて大満足でバスに戻ると、次の目的地へ向かうとのこと。もう日が傾いてきているのにまだまだ観光は続くそうです(笑)。次は潜伏キリシタンとは関係ありませんが、とても歴史を感じる世界遺産だそうです。ぼてぽても初めて名前を聞いたその場所は、想像以上に素敵な場所でした。 にほんブログ村 にほんブログ村
2019.07.19
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「続きましてはこのエリア一体が世界遺産の崎津集落にやってきたでちゅ」へ~。こんな普通の街のような場所が世界遺産なの?「そうなんでちゅって。ここも潜伏キリシタンが住んでいた土地なんでちゅけど、今でもたくさんのキリシタンの人たちがお住まいだそうでちゅ」そうなんだね。ちなみにここは漁師町だから、この時間が漁師さんはまだお休み中だからなるべくお話しないで静かにしてくださいとのことでちゅ」そうなの!?「漁師さんは早朝に漁に出て昼間はおうちでお休みしてるでちゅ。見せてもらうなるたちは生活を邪魔してはいけないんでちゅ」なるほど。「さっきガイドさんが言ってたんでちゅけどね、あのおうちのところにある白い柱のようなものが6本あるじゃないでちゅか」うん。「あれ、船を着ける場所だった名残なんだそうでちゅ」へ~!「“かけ”というそうでちゅ。あそこに船をつけて、魚を売ったり船から下ろしたり作業をしたんだそうでちゅよ」そうなんだね。本当にここは漁師町なんだね。「ガイダンスセンターにバスを止めて、崎津集落までは徒歩で行くんだそうでちゅ」そうなんだ。「とても小さな集落でちゅけど、お店もたくさんあるし、今でも普通にたくさんの人が生活している場所でちゅ。見ての通りおうちもたくさんあるでちゅ」本当だね。「ここからは現地のガイドさんがいろいろ案内してくれるそうでちゅ」「本当にとっても静かな所でちゅね」うん。静かな港町っていう印象だね。「この崎津集落は“天草市崎津・今富の文化的景観”として国の重要文化的景観に指定されて、“天草の崎津集落”として世界遺産となっているんだそうでちゅ」そうなんだ。歴史的に貴重な景観ってことなのかな?「そうでちゅね。天草は激しいキリスト教の弾圧があったことでも有名でちゅけど、この崎津集落でも代々隠れてキリスト教への信仰を続けていたんだそうでちゅ」そんな厳しい時代も信仰を続けてきたんだね。「表向きは仏教徒として生活し、観音様に似せて作ったマリア像を拝んで、アーメンのかわりにオラショと祈りをささげたんでちゅね」そうなんだね。マリア様と十字架があるけど、ここも教会?「ここは“木造崎津教会跡”でちゅ。崎津集落には海の教会と言われる世界遺産の崎津教会があるんでちゅけど、その崎津教会ができるまではこの教会が崎津教会として機能してたんでちゅ」そうなんだ。「現在の崎津教会はゴシック式の教会でちゅけど、ここは木造の教会で、神父様が一名、シスターが一名の小さな教会だったそうでちゅ」へ~。「ここは山側に建つ教会で、潜伏しても信仰を守り続けた歴史を象徴するようなそんな場所だそうでちゅよ」そうだよね。だって一見教会って気が付かないもん。「ここは幼稚園のような機能も兼ねていたんだそうでちゅよ」教会って、ただのお祈りの場所ってわけではないんだね。「そして木造崎津教会の脇にあるのがこの鳥居でちゅ」この先に神社があるのかな?「そうでちゅ。崎津集落は神仏一体の港町としても有名なんでちゅよ。この鳥居は1685年に作られたもので、現在に現存する貴重なものだそうでちゅ。早速行ってみるでちゅ」「人けがなくて猛烈に静かでちゅ」ぼてぽてたち観光客しかいないもんね。「一般の観光客の人はこの崎津諏訪神社ではなく崎津教会へ行ってしまうんでちゅよ」そうなんだ。でも確かに世界遺産の教会があるならそっちに行きたくなる気持ちもわからなくないね。「でも崎津の歴史を知るならこの神社もきちんと参拝しないとでちゅよ」そうだよね。「大漁と海上安全祈願のために1647年に創建されたと言われているでちゅ」すごく歴史のある神社なんだね。「創建入り崎津の守り神として受け継がれていて、境内は当時のまま残っているんだそうでちゅよ」それはすごいね。「潜伏キリシタンの人たちが禁教の中、仏教徒を装いつつ密かに祈りを捧げた場所でもあるそうでちゅ」それを聞くととても切なくなるね・・・。「海が見えるでちゅね」本当だ。昇ってくるときには気が付かなかったけど、すごい景色だね。「この景色はまさに崎津の風景と呼ばれているんだそうでちゅよ」「この鳥居の中に見える尖塔がある建物が崎津教会でちゅ」さっき話してた教会だね?「そうでちゅ。この景色は潜伏キリシタンの歴史を象徴している風景なんだそうでちゅよ」キリシタンなのに仏教徒を装わなければいけない。でも神様に海の安全も守ってもらってる・・・。「崎津の人はどの神様にも祈りを捧げて大切に思っていたんだと思うでちゅよ」そうだよね。そうでなければこんなに古い鳥居がこんな風に残ったりしてないはずだよね。「今でも地元の人が大切にしているから、こうしてしっかり残っているんでちゅね」この景色をしっかり目に焼き付けておこう。潜伏キリシタンを語る上では外せないと言われるほど重要な場所である崎津集落。この集落にも外国から宣教師がやってきて、色々なものを広めたそうです。この後は海の教会と言われる“崎津教会”へ向かいます。にほんブログ村にほんブログ村
2019.07.15
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いよいよ長崎旅行もクライマックスです。とはいえ、まだまだこれから見学するところがたくさんあるということ。実は今日は追加で申し込んだオプションがあるので、その場所に到着するまでは2時間弱のドライブとなります。 長崎県の橘湾はそれはそれはキレイで静かな湾です。青い海がとても美しく、思わず見とれるほどです。 のどかな海の見える風景。ぼてぽてがすむ東京の西の端っこは山はたくさんありますが海はありません。山が見えるのにこんなに開けている景色、とてもうらやましく思いました。 ここは小浜温泉観光案内所だそうです。玄関の横にどなたか立っているのがわかりますか?アメリカのオバマ前大統領だそうです。小浜とオバマをかけて、この建物はアメリカのホワイトハウスをまねたんだそう。なかなか立派な建物です。 こちらは日本一長い足湯“小浜温泉足湯 ほっとふっと105”です。https://www.nagasaki-tabinet.com/guide/50084/平成22年2月2日にオープンしたこの足湯はなんと温泉100%の贅沢な足湯だそう。小浜温泉の源泉温度が105ドということにちなんで、全長105メートルの日本一長い足湯なんだそうです。ここから見える夕日も絶品だそうで、沈む夕日を見ながらの足湯は最高の贅沢だそうです。 写真ではわかりにくいかもしれませんが、海の色が本当にキレイなんです。天気が良かったこともあるのかもしれませんが、濃いブルーと濃いグリーンがとてもきれいで、いつまででも眺めていたくなるような、そんな海の景色でした。 あの岩、ちょっと変わった岩なのですが、名前は両子岩(ふたごいわ)というそう。過去の大地震や波の浸食によってこんなかたちになってしまったそうなのですが、地元の人からはとある人物の後姿に似ているということで“信介岩”とよばれているそうです。信介さん、とは、安部総理大臣のおじい様である岸信介さんのことだそうで、角度によっては後姿が似ているということでそう呼ばれているんだそうです。 ドライブ中もいろいろなものが登場してきて、ゆっくり寝ている暇もないくらい楽しませてくれた島原半島ドライブもまもなく終わりです。次はしらすがものすごく楽しみにしていたオプションツアーです。バスは南島原市の口之津港へ到着しました。 「イルカウォッチングだべ!」なんでイルカウォッチングなの?(笑)「ここから熊本の天草へ移動するんだけど、バスごとフェリーで移動するかオプションで野生のイルカに会えるイルカウォッチングを申し込むか選べるんだべ」でイルカウォッチング?「そうだべ。せっかくなら野生のイルカに会いたいべ!」 しらすがそういうのでオプションを申し込んだわけです。 「相手は野生のイルカだから絶対に会えるとは限らないそうだべ」そうなの?「でも遭遇率90%だから、きっと会えるはずだべ!」そうだよね(^^)「ぼてぽては船酔いは大丈夫だべか?」え?船酔い?全然しないけど。「このイルカウォッチングは漁師さんの漁船に乗せてもらうツアーだから普通に揺れるんだそうだべ」そうなの!?漁船!?「オイラは漁船に乗るのが初めてだべ!」めっちゃ嬉しそうだね(^^; 「そういうわけで出港だべ!」波が穏やかなようで、結構高いよね?「今日はすごく揺れるらしいべ」そうなの!?しかもぼてぽて後ろ向きなんだけど。「気持ち悪くなったら早めに言わなきゃダメだべ」うん、わかった。 揺れる~~!!楽しい~~~!!「ものすごいアトラクションだべ!」カナダでホエールウォッチングしたときより揺れるね!「カモメが船より早い速度で飛んでいくべ!」ほんとだ!こんなに近くで飛んでるのを見れるのってすごいね! なんて喜んでいたのですが・・・。 結局イルカちゃんはこの日、姿を見せてくれませんでした(:;)こんなに波が高い日はイルカちゃんも現れにくいんだそうです。ぼてぽてもひそかに楽しみにしていたのにとても残念です。でも漁船クルージングが思った以上にスリリングで楽しかったのでよしとします! 「イルカに会えなかった残念賞としてイルカちゃんのストラップをもらったべ!」よかったね(^^)っていうか、イルカちゃんが見れなかったの、本当に残念だったね。「イルカは群れで行動するから、もし群れに遭遇できてたら30頭くらいの野生のイルカが見れたそうだべ」見てみたかったね~!「またリベンジに来るべ!ところでぼてぽて、ここはもう熊本県だべ」そうなの!?「ここは熊本県の天草だべ」天草!聞いたことある! 迎えに来たバスに乗り込み、次の目的地を目指します。ここから次の目的地まではそんなに時間がかからないとのこと。 天草半島西北端に位置する苓北(れいほく)発電所です。この発電所では石炭による発電をしている火力発電所だそうです。平成7年に1号機、平成15年に2号機が運転開始となり、熊本県内の最大電力需要の約6割をまかなっているんだそうです。 島原湾の海もキレイです。日本の海はこんなにキレイだったのかと思うくらいキレイです。 バスは天草市を抜けて河浦町へとやってきました。写真中央の白い建物、大江教会と言います。こちら天草にもたくさんの潜伏キリシタンがいて、そしてあの教会でひっそりと信仰を続けていたそうです。街の中溶け込むような白い大江教会も教会建築の父である鉄川与助さんの設計だそうです。残念ながら今回は大江教会への立ち寄りはありませんでした。 いよいよ潜伏キリシタンの地を巡るこのツアーで最後の教会のある場所へ到着です。海の教会と言われるその教会はどんな教会でしょうか。にほんブログ村にほんブログ村
2019.06.16
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バスはホテルを出発し、これからは観光というよりも長崎が被爆地だということを改めて勉強するべく場所へと向かいます。 ここは路面電車の駅です。道路の真ん中にどーんと登場し、車道のすぐ横を路面電車が走ります。 こんな感じで隣を走ります。慣れてない人は本当にびっくりします。 あちらに見えるのは防空壕だそうです。長崎は隠れキリシタンの祈りの地だけではなく、戦争が遺したものがたくさんあります。坂の多い長崎ではこうした防空壕の跡がたくさんあるそうです。 写真の真ん中、階段の上に半分消えている石の鳥居が見えますか?あれは山王神社の“一本鳥居”と呼ばれている鳥居です。 原爆の爆心地から900メートル離れているこの場所にも爆風が届き、本殿は全滅してしまったのですが、この鳥居は半分は爆風で飛ばされ、半分はこうしてキレイに残ったんだそうです。石でできた鳥居をこんな風に真っ二つにしてしまう、原爆の恐ろしさを目の当たりにできました。 そしてバスは駐車場に停まり、地下駐車場から地上を出ると・・・。 「ここは長崎平和祈念公園でちゅよ」あ~!!平和の像が修復中!!「なるも楽しみにしてたんでちゅけどねぇ・・・。残念ながら大改修中でちゅ」すごく残念です・・・(:;) 「昭和20年8月9日、午前11時2分、長崎に原子爆弾が投下されたでちゅ」そうだね。「昭和30年8月8日に、被爆して亡くなった人たちの冥福と、そしてその惨禍が二度と繰り返されることがないよう、祈りを込めてこの平和の像ができたんだそうでちゅ」そうなんだね。「台座の高さが3.9メートル、像の高さは9.7メートル、重さは30トンの真っ白な像でちゅ」ぼてぽては井の頭公園にある平和の像を見たことがあるよ。「それはこの長崎の平和の像のレプリカでちゅね。写真だとわかりにくいんでちゅけど、この像にはさまざまな思いが込められているんでちゅよ」どんな思い?「天に向けてにのばされた右手は原爆がこの上で爆発したんだということを示して、真横に伸ばされた左手は平和を表して、横にした右足は原爆投下直後の長崎市の静けさを、立てた左足は救った命を表して、閉じた目は戦争犠牲者の冥福を祈っているんだそうでちゅ」この像のポーズにはそんな意味があったんだね。「お顔立ちはとても日本人と思えないくらい彫が深いんでちゅけど、それは日本人だけでなく世界中の人の顔の特徴を集めたんだそうでちゅ。日本人だけでなく、世界中の人が平和を祈っている、そういう思いが込められているんでちゅ」そうだったんだね・・・。ここではたくさんの人が原爆により命を奪われ、そしてその命たくさんの人が思いを寄せているんだね・・・。 「実は平和の像の正面はこの方向なんでちゅって」え?どういうこと?「平和の像は爆心地に向いて鎮座してるんでちゅよ」ってことは、斜めを向いているってことなの?「そうなんでちゅって。知らない人がたくさんいるそうでちゅけど、実は毎日ここへお祈りに来ている地元の人が教えてくれたんでちゅよ」 「平和祈念公園内には元刑務所だった場所もあって、そこも被爆してこうした遺構になっているんでちゅ」跡形もなくなってるね・・・。「いわれなければこの場所に建物が建っていたとは思えないでちゅよね」そうだね。なんだか津波被害にあった東北の街みたい・・・。「津波は水、ここは爆風でちゅ」そうだね。 「被爆者の冥福を祈る平和の鐘でちゅ」眺めのいい場所なんだね。「ここでお掃除をしていたおじさんがなるに声をかけてくれたんでちゅ」そうなの?「毎日ここにお参りしに来て、キレイにお掃除をしているんだそうでちゅ。おじいちゃんとお父さん、ご本人も被爆者なんだそうでちゅよ」よくぞご無事で・・・。「よかったら手を合わせてやってくださいっていわれたから、ぼてぽても合掌するでちゅ」うん。是非手を合わさせてもらいたい。 「公園の中にはいろいろな国から贈られたモニュメントがたくさんあるんでちゅ」そうなんだ。みんな平和を祈って贈ってくれたの?「そうなんでちゅけどね・・・」ん?どうしたの? 「わかるでちゅか。キレイな白い像に赤い塗料がついてるんでちゅ」え?なにあれ。「誰かが悪戯で色を付けたんでちゅって」え!?そんなことする人がいるの!?「実際にいるんでちゅって。しかもこれだけじゃないでちゅ」 「この像にも悪戯がされてるんでちゅ」ヒドイ・・・。「よくこんなことができるでちゅよね。ここは亡くなった人たちを慰める場所でちゅ!平和をお祈りする場所でちゅよ!」そうだよね。本当に許せないね!人の気持ちを踏みにじるようなこと、よくできるよね。 これを説明してくれたバスガイドさんも、本当にくやしいと言っていました。一緒に旅をしたぼてぽてのお友達も、心ないこのいたずらに、悔しくて涙を流していました。本当にやめてほしいです。 「原爆の爆風を浴びた人はほとんどが大やけどを負ったんだそうでちゅ。大やけどをすると喉が渇くんだそうでちゅ」爆風で熱いし、体も火傷を負ってるもんね。「被爆者たちは水を求めて歩いていたんだそうでちゅ。でも原爆で被ばくした人はお水を飲むと死んでしまったんだそうでちゅ」罪のない人たちが苦しみながら亡くなっていったんだね・・・。「そうでちゅよ。そんな人たちが欲しがっていたお水を、この平和の泉で捧げているんでちゅ」どんな泉なのかな? 「はい、こちらも改修中でちゅ」またぁ!?(笑)「実はでちゅね、今年ローマ法王が長崎と広島に来るっていわれてるんでちゅよ」そうなの!?「だから、法王様が来るまでにキレイにしとこうってことじゃないかっていってたでちゅよ」なるほど。 “のどが渇いてたまりませんでした。水にはあぶらのようなものが一面に浮いていました。どうしても水が欲しくてとうとう油の浮いたまま飲みました“ 「生きるために必死だったんでちゅね・・・」本当に、なんて慰めの言葉をかけたらいいのかわからないね・・・。「なるたちにできることは、二度とこの悲劇を繰り返さないことでちゅ」そうだね。戦争は絶対にいけない。平和を守らなければいけないよね。 平和祈念公園の“祈念”は“記念”ではありません。ここは平和を祈る場所。だから平和“祈念”公園なんだそうです。改めて平和であることのありがたさを感じた場所でした。 バスに戻ると次なる目的地を目指して出発です。ここからはまた長いドライブになるとのこと。 道中、坂の上に教会が見えました。ここは”浦上天主堂“。実はここも原爆により全壊の被害を受けた教会です。今でも当時の遺構が敷地内にあるそうです。原爆で被害を受けた姿が今に残っていれば、広島の原爆ドーム同様、世界遺産になったのではないかと言われています。でもとある大人の事情で原爆で壊された建物の瓦礫は撤去されてしまったんだそうです。あのまま残されていれば・・・。長崎の人たちはいまだにそのことを悔やんでいるんだそうです。 バスは長崎から海に向かって出発しました。次はしらすが楽しみにしていた漁船ツアーです。さて、どんな漁船ツアーなのでしょうか(^^)にほんブログ村
2019.06.09
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「とてもきれいで清潔なお部屋ね!」昨日泊まった佐世保ワシントンホテルはとても新しいホテルだったけど、長崎ワシントンホテルは古いって全然古さを感じないホテルだと思うね」そうだね。窓からの景色はさすが街中、みたいな感じだったけどね(^^;「お部屋の中も狭すぎずに快適に過ごせそうね!」そうだね(^^) 「お風呂はごく普通のお風呂ね!」そうだね。でもとてもきれいだよ。「清潔なのが一番ね!」そうそう(^^)たまにシャワーカーテンがかび臭いホテルもあるもんね(^^; 楽しい長崎旅行も明日で終わりです。程よく酔っぱらって、明日のために休みます。繁華街なのに長崎の夜って本当に静かです。 「ひぃひぃはとにかくびっくりしたと思うね!」ぼてぽてもびっくりしたよ!この規模のホテルでこの朝食ビュッフェの種類って、本当にすごいよ!「長崎の郷土料理はもちろんのこと、あまりに種類があって何を食べたらいいのか困ってしまったと思うね!」中でも一番おいしかったのが・・・。「カレーね!すごくおいしいと思うね!」朝からたくさん食べて、今日も一日元気に過ごせそうだね! 本当に、この朝食のメニューの多さには驚きました。種類も豊富だし、おかずも選べない程!パンもとってもおいしかったです(^^)御給仕してくれるホテルのスタッフの方のご挨拶がとてもさわやかで、とても気持ちの良い滞在をさせていただきました。長崎ワシントンホテル、個人旅行でもぜひ利用したいと思います!にほんブログ村長崎ワシントンホテル
2019.06.07
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中華街でご飯を食べたあとはホテルの部屋で乾杯です。 長崎最後の夜を楽しみたいと思います。 「昨日行ったスーパーでこんなものが売ってたべ!」 あ!九州限定じゃない! 「東京で食べるポテトチップスと何が違うのか食べ比べだべ!」 味が違うのかなぁ。 「開けてみるべ!」 どう?何が違う? 「あんまりよくわからないべ」 ははは! 違うといえば、ちょっとしょっぱさがまろやかかな? 「大きな違いはないようだけど、東京のポテトチップスと食べ比べたらたぶん違うと思うべ!」 でもこれを持って帰ると荷物になるしね(笑) 「これは熊本限定ビールだべ!」 ここ、長崎ですけど(^^; 「細かいこと言うなだべ」 そうだね。 これは地ビールってこと? 「そのようだべ。どうだべか?」 濃いね!コクがある! 「炭酸が気にならないくらい舌に程よい苦みが残ってうまいビールだべ!」 「これ、九州じゃないと手に入らないチューハイだべ!」 デコポン!まさに九州の名産品だよね! 「ぼてぽては屋久島に行った時にもデコポンジュースを飲んでいたべ?」 うん!甘くておいしいよね! 「じゃあ早速飲んでみるべ!」 甘くてジュースみたい! 「つまりおいしいってことだべか?」 メチャクチャおいしい!デコポンの甘さがいいね! 「うん、うまいべ!これはもっと買ってくればよかったべ!」 と思っちゃうくらいおいしいチューハイでした(笑) 「一日目のお弁当についてきたお茶と、さっき立ち寄ったお土産屋さんでお土産を買ったときにいただいたお菓子ね!」 お土産屋さんでもらったの? 「そうね!食べてください!ってくれたと思うね!」 長崎の人はいい人だなぁ。 「ひひひひひ!お茶はさわやかな苦みの少ない飲みやすいお茶ね!」 うん、静岡のお茶より狭山のお茶に味が似てるかな? 「すっきりしててとても飲みやすかったと思うね!」 そうだね。 「お菓子は、クッキーがカステラ味で、堅いカステラを食べているような感じね!」 このお菓子もすごくおいしいね! お土産で買っていこうかな(^^) 長崎はおいしい食べ物、おいしいお酒、おいしいお菓子がたくさんあります。 特にカステラの加工品に関してはた~~くさんあるので、あれもこれも食べてみたくなります。 長崎にお出かけの際には是非ご賞味ください!にほんブログ村
2019.06.04
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「今夜の夕飯も自由だから、ホテルの裏にある長崎の中華街に行くべ!」長崎にも中華街があるんだね!「そうみたいだべ。とはいえ、ガイドさんいわく横浜中華街とはくらべものにならないくらい小さくて地味で、閉店も早いんだそうだべ」そうなの?観光地なのに?「そうみたいだべ。そういうわけで早速行ってみるべ!」そうだね! 昼過ぎから降り始めた雨はどんどん強くなって、これでは稲佐山の夜景は見れなそうなので今夜は中華街で本場中華をいただくことにしました。雨だからか、人もまばらです。 「本当に質素だべ」本当だね(^^;横浜中華街を想像してきたら、なんだかとてもこじんまりとして・・・。「しかも、閉まっているお店も多いべ!」本当だね。これからディナータイムだというのにね。 「地図で見たときには結構距離があるかと思ったけど、ホテルから徒歩5分くらいで目的地に着いたよ」着いたの?このお店?「うん。長崎の中華街といったらここというくら有名な“江山楼”さんだよ」へ~!本当だ、中にも待ちがたくさんみたいだね! 「15分くらいで案内してもらえるって」でもそんなに待つんだね。人気店なんだね。「そうみたい。色々なメニューがあって迷っちゃうね」うん。でも長崎といったらアレじゃない?「本場のアレ?」そうそう(^^) 本当に15分程で席に案内されました。店内は満席。地元の人らしき方もたくさんいます。さすが人気店!同じツアーの方も何組か来られていました。 「シウマイ」結構大きくてびっくりだよね。「うん。全部味が違うから食べ比べてみて」中身が違うってこと?「微妙に」ははは(^^;うん、どれもジューシーでおいしいよ! 「九州といったら豚肉だもんね。これはトンポーローだよ」パンがおいしそう!「そこ?」お肉もおいしそうだよ!「じゃあちょっと作ってよ」え?ぼてぽて食べ方わからないんだけど・・・・。 「こうやって食べるの」あ、そうなんだ。パンにはさんで食べるんだね?「そうそう。味の濃い角煮と優しい甘さのパンが絶妙なんだよね」うん!本当だね!お肉が柔らかくてとろけちゃうね! 「中華と言えばチャーハンです。チャーハンでお店の腕がわかります」さすがグルメリポーター!「どう?お味は」お米が少し硬めだけど、焦がし醤油のような香ばしさでパラパラな触感がおいしいね!「つまりおいしいってこと?」そうだね。ラーメン屋さんで食べるチャーハンってお米が柔らかい所が多いけど、ここのはパラパラだね。「そうだね。とってもおいしい」 「そして長崎といえばちゃんぽん」そうそう、長崎ちゃんぽん!「具だくさんのスペシャルちゃんぽんだよ」まずはスープから・・・。「どう?」わ~~!おいしい!東京で食べるちゃんぽんと全然違う!「そうなの?」うん。しょっぱくないし、すごくまろやか!たとえるなら豆乳スープみたいなまろやかさ。「へ~。麺は?」太麺でスープによく絡んで、こちらもおいしい!具もいろいろな物が入ってて食べごたえがあるね!「やっぱり本場飯は違うんだね」 お腹いっぱいになってお店を出ると雨がやんでいました。腹ごなしを兼ねて、少し中華街を散歩しようと思ったら、8時過ぎるとほとんどのお店が閉店しているという現実・・・。長崎の夜は早いようです。 「表通りには路面電車が走ってるべ」ぼてぽてが大好きな路面電車!「でも今日は目的地がないから乗らないべ」え~~!「稲佐山にはいけないし、見て楽しむべ」しょうがないね。「路面電車が走る道路にはこうした路面電車用の信号があるべ」本当だ。 「お!来たべ!」え?どこ?「バスの隣の右車線にいるのが路面電車だべ」あれがそうだったんだ!バスかと思ったよ!「路面電車は長崎市民の便利な交通手段だべ。長崎にはバスもたくさんの路線が走っているけど、路面電車は全部で4路線あって、それぞれ5分から13分間隔で運行しているそうだべ」そうなんだ。すごく本数も多いんだね。「驚くのは運賃だべ。どこから乗ってどこまで乗っても一律130円だべ」そうなの!?それはすごいね! 「交差点を普通に曲がってるべ」本当にバスみたいだね。「街中を縦横無尽に走っているべ」そうだね。 「と思ったら反対車線からまた電車が来たべ」ほんとだ!しかも結構なスピードで(笑)「しかも車は路面電車に車線を譲っているべ」地元の人は路面電車とうまく道路を共有してるんだね。 「この信号、黄色い矢印が出てるべ?」よく見えないけど・・・。「この黄色の矢印は路面電車専用の信号で、車の信号ではないそうだべ」そうなんだ!「右に矢印が出てる場合には路面電車は右折していいってことだべ」ほう。 「直進の矢印が出てる場合には直進していいってことだべ。右、左、直なんて感じも表示されるべ」へ~。「下にあるカウントダウンのライトも、次の指示が出るまでのカウントダウンだそうだべ」慣れないとわからないルールだね(^^; 「だからよくレンタカーが事故を起こしているそうだべ」そうだよね。そもそもルールがわからないもん。 「出発した場所に戻ってきたべ!」ホテル前だね?っていうか、ここは長崎駅に近いの?「長崎駅までは路面電車で4駅先だべ」結構距離があるんだね。「この中華街から大浦天主堂も近いんだべ。路面電車で2駅だべ」そうなんだね。結構便利な繁華街なんだね! 「大陸に近い長崎には中国人もたくさん住んでいるんだそうだべ」そうなんだ。「西洋文化とアジアの文化とそして日本の文化が融合した長崎は、実はすごい国際都市だと思うべ」本当だよね。異国情緒がすごすぎるよね!ここが日本だって思えないよね(笑) 「あれが今夜お世話になる“長崎ワシントンホテル”だべ」本当に中華街の入口だね!「立地がいいのにとても静かで周りにコンビニもたくさんあってとてもいいべ!」そうだね!じゃあ今夜のおつまみも買ったし、お部屋で一杯やりますか(^^)「そうするべ!」 思っていた以上にこじんまりとした長崎新地中華街。昼間も結構静かで、観光客もまばらなんだそうです。でもせっかく長崎にきたなら本場のおいしいちゃんぽんを食べに中華街に出かけけてみるのがオススメですと地元の方もおっしゃっていましたよ(^^)江山楼 HP → http://www.kouzanrou.com/にほんブログ村長崎ワシントンホテル
2019.06.02
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さあいよいよ上陸です。この桟橋を渡るとそこはもう軍艦島です。 「オイラが軍艦島に上陸したべ!」パチパチパチ!!「思った以上に瓦礫ばっかりで、正直びっくりしているべ」うん、ぼてぽても。マジで瓦礫ばかっかり。 第一印象はそんな感じ。さあ、先に進みます。 「そういえばガイドさんが言っていたけど、向こうに見える不自然な大きな塊、去年の台風で破壊されたコンクリートだそうだべ」え!?あれ、結構大きいよ?「そうなんだべ。すごいでかいんだべ」 「こんなにでかいんだべ」すごい大きいんですけど!!「去年の秋の台風、全国的にもいろいろな所で被害がでたべ?」うん。「軍艦島は見ての通り、波も風もそのまま受けるような島だから、台風が直撃するとこんなに大きなコンクリートの防護壁も高波で破壊されるんだべ」そうなんだ!それはすごいね!こんな大きなコンクリートを破壊するって、やっぱり自然って怖いね・・・。 「外周から見ていた軍艦島は、実際に上陸するとずいぶんイメージが違うべ」本当だね。説明を受けないと何が何だかわからないくらい劣化がすごいね。「そうなんだべ。ちなみに向こうに見える建物は住居棟のマンションの一角だべ」結構遠いね。でもあっちにはいけないんだよね?「そうだべ」 「窓ガラスが割れてスケスケになっているべ」本当だ。でも仕方ないよね、もう人も住んでないんだもん。「そうだべ。それにここは島だから、台風や暴風雨で壊れやすいんだべ」 「あの上の建物がお偉いさんの住んでいた社宅だそうだべ」あそこまで登っていくのも大変だよね。「でも桟橋からは近いし、そこまで不便ではないべ」景色も良さそうだしね。 「あのアーチのトンネル跡みたいなものは何だと思うべか?」なんだろう?歩道の跡とか?「違うべ。実はこのエリアは炭鉱作業エリアで、この下で石炭を発掘していたんだそうだべ」ほう。「発掘した良質な石炭は船に乗せて出港したけれど、掘り出した石炭の中でも使えないものもあって、そういうものはすべて海に投げ捨てていたんだそうだべ」そうだったんだ。「そういう石炭は“ぼた”と呼ばれていたそうなんだけど、どんどん捨てていたらさすがの海も捨てる場所がなくなってしまうべ?」そうだね。「そこで行われたのが、トンネルを掘って、ベルトコンベアーで運んで、向こう岸の海に捨てたんだべ」え!?ベルトコンベアーで運んだの!? 「さらに驚きなのは、この山の向こうにはマンションが建っていたんだそうだべ」うん。でもこのトンネルって・・・。「そうだべ。実はそのマンションを突き抜ける様にトンネルが通っていたんだべ」え~~!?「マンションの2階がトンネルで、3階に住んでいるいる人は自分の部屋のすぐ下にベルトコンベアーが通っていたんだそうだべ」それもすごいよね(^^;うるさくなかったのかな。「そしてあの緑のフェンスのあたり、あれは歩道になっていて、あそこは生活道路だったそうだべ」へ~。でもあんな高い所、歩いていたらちょっと怖いかもね。 「ここから先遊歩道は約220メートルあって、その間3か所にガイダンス広場があるんだべ」そうなんだ。「そこでガイドさんがいろいろ説明してくれるんだべ」へ~。「でも今日は雨も降ってるし、それにみんな写真を撮りたがるからあんまり話を聞いてくれないから、二か所でパパっと説明するといってたべ」観光客のことをよくわかってらっしゃるね。 すごい瓦礫の山だね~。「ここは潮風が当たるから、ほとんどの建物が鉄筋コンクリートで造られているんだそうだべ」コンクリートやレンガなら丈夫だもんね。「劣化してこんなにボロボロになっているけれど、この下ではブラックダイヤモンドがたくさん掘られていたんだべ」そうだよね。 「これだけ見ていると、まさかここが軍艦島だとは思えないべ」うん、全然わかんないね(^^;「軍艦島っていうくらいだから、見た目が軍艦みたいっていうのが有名だけど、実際は元炭鉱の島で、今は無人島になったという産業遺産だべ」そうなんだよね。ここは産業遺産の島なんだよね。 「遊歩道はキレイに整備されて、見学者は遊歩道以外に出てはいけないべ」当然そうだよね。「でもこの遊歩道、この間の台風で破壊されて、キレイに補修されてまた通行できるようになったのはついこの間のことだそうだべ」そうなの!?「オイラももしかしたら上陸できないかもしれないと心配してたけど、無事に遊歩道が整備されてよかったべ」本当によかった。それにしても台風の脅威って本当に恐ろしいね。 「あのマンションの二階部分にトンネルが貫通してるべ」それ、本当に怖いよね(^^;「この島には余った場所なんてなかったから、海に捨てるしかなかったんだそうだべ」なんかそれも昔ながらの考え方だよね。なんでも海に捨てちゃうなんて。「今は絶対しちゃいけないことだべ」そうだね。 「今もこうして建物がかろうじで残っているけれど、今後はこの建物の保存も軍艦島の課題だそうだべ」そうだよね。ここまま風雨にさらされていたらどんどん劣化するもんね。「かといって屋根を付けるわけにもいかないから、やっぱりみんなで酸性雨などが降らないよう環境保護をしないといけないと思うね」そうだね。 「あの上にあるのは灯台だべかな」ここは島だし、目印がないとね。「そういえば神社は見えたべか?」全然わからなかったべ。「建物の屋上に小さなお社があるそうだべ。ここからだと見えないみたいだべ」 「さっきガイドさんがいいこと言っていたべ」なんて?「軍艦島ツアーにはほぼ毎回軍艦島出身の人がいるんだそうだべ」お客さんとして?「そうだべ。でも今回は軍艦島出身の人がいなさそうだと言っていたべ」なんでわかるの? 「昔ここで働いていた人、昔ここに住んでいた人は、軍艦島に来ても写真を撮らないんだそうだべ」そうなの?「その代わり、懐かしそうに、またさみしそうに、じっと建物を見つめているんだそうだべ」それって・・・。「自分たちがいた端島はもっと近代的で栄えてて、すごく活気があった。でも今は誰も住んでいない、廃墟の島」そうだよね・・・。「変わり果てた故郷の姿を見て、みんなさみしそうな顔をしているんだそうだべ」そういうことなんだね。そうだよね、自分の住んでいたところがこんな風に廃墟になって、さらにふるさとには立ち入るどころか近づくこともできないんだもんね。「ガイドさんは“ここは世界遺産の軍艦島ですが、ここにはたくさんの人たちの生活の場があったことを忘れないでください”と言っていたべ」そうだよね。そういう場所はみんなで保護していかないとね。 「ぼてぽて、そろそろ時間だべ」もう戻るの!?「自由時間は20分だべ」短い!!「でも船に乗って場所取りもしないといけないべ」そうだよね!急ごう! 「ただ見るだけだと瓦礫ばかりで面白くないけど、ガイドさんの話を聞きながら見学すると軍艦島の本当の姿が見えたような気がするべ」そうだね。ガイドさんの説明もすごく上手で、わかりやすくておもしろかった!「たくさんの人がガイドさんの話に耳を傾けてうなづいていたべ」そうだね。「ここにくるならただ見に来るだけじゃなくて、しっかり勉強するつもりで来た方がいろいろなことを考えるきっかけになると思うべ」そうだね。本当にそう思う。 「ぼてぽて、軍艦島見学ツアーはどうだったべか?」うん、思ったよりうわ~~!っていう感動はなかったけど、それでもこの島には生活があって職場があって、たくさんの人々の思い出がある島なんだなって思ったよ。「世界遺産に登録された理由はこの島が炭鉱として栄え、当時最先端の生活を送っていたという史実と、それが今でもこうして残っているという事実だべ」うん。これからもたくさんの人にこの軍艦島を知ってほしいな。でもぼてぽて、一番感激したのは軍艦島よりもクレーンやドックが見える景色かもしれない(笑)。「それも軍艦島ツアーの楽しみの一つだべ!」 楽しみもりだくさんの軍艦島ツアー、いかがでしたか?船に乗った瞬間から休む間もなく見たこともない景色がどんどん登場してきます。しかもどれも規模がでかい!拘束時間は14時から17時と結構長いですが、それでも3,600円でこの内容は最高ですよ!上陸を希望しない人は周遊コースもありますでお好みを選べます。こちらのツアーでは事前予約が必要となりますのでご注意ください。 ちなみに軍艦島に上陸するには必ず誓約書を一人一枚提出しなければなりません。禁止事項を守れない人は島に入ることはできません。必ず誓約書をよく読んで、サインをしてからツアーに参加してください。 軍艦島上陸クルーズ HP → http://www.gunkanjima-cruise.jp/にほんブログ村
2019.05.28
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さあいよいよ上陸です。この桟橋を渡るとそこはもう軍艦島です。 「オイラが軍艦島に上陸したべ!」パチパチパチ!!「思った以上に瓦礫ばっかりで、正直びっくりしているべ」うん、ぼてぽても。マジで瓦礫ばかっかり。 第一印象はそんな感じ。さあ、先に進みます。 「そういえばガイドさんが言っていたけど、向こうに見える不自然な大きな塊、去年の台風で破壊されたコンクリートだそうだべ」え!?あれ、結構大きいよ?「そうなんだべ。すごいでかいんだべ」 「こんなにでかいんだべ」すごい大きいんですけど!!「去年の秋の台風、全国的にもいろいろな所で被害がでたべ?」うん。「軍艦島は見ての通り、波も風もそのまま受けるような島だから、台風が直撃するとこんなに大きなコンクリートの防護壁も高波で破壊されるんだべ」そうなんだ!それはすごいね!こんな大きなコンクリートを破壊するって、やっぱり自然って怖いね・・・。 「外周から見ていた軍艦島は、実際に上陸するとずいぶんイメージが違うべ」本当だね。説明を受けないと何が何だかわからないくらい劣化がすごいね。「そうなんだべ。ちなみに向こうに見える建物は住居棟のマンションの一角だべ」結構遠いね。でもあっちにはいけないんだよね?「そうだべ」 「窓ガラスが割れてスケスケになっているべ」本当だ。でも仕方ないよね、もう人も住んでないんだもん。「そうだべ。それにここは島だから、台風や暴風雨で壊れやすいんだべ」 「あの上の建物がお偉いさんの住んでいた社宅だそうだべ」あそこまで登っていくのも大変だよね。「でも桟橋からは近いし、そこまで不便ではないべ」景色も良さそうだしね。 「あのアーチのトンネル跡みたいなものは何だと思うべか?」なんだろう?歩道の跡とか?「違うべ。実はこのエリアは炭鉱作業エリアで、この下で石炭を発掘していたんだそうだべ」ほう。「発掘した良質な石炭は船に乗せて出港したけれど、掘り出した石炭の中でも使えないものもあって、そういうものはすべて海に投げ捨てていたんだそうだべ」そうだったんだ。「そういう石炭は“ぼた”と呼ばれていたそうなんだけど、どんどん捨てていたらさすがの海も捨てる場所がなくなってしまうべ?」そうだね。「そこで行われたのが、トンネルを掘って、ベルトコンベアーで運んで、向こう岸の海に捨てたんだべ」え!?ベルトコンベアーで運んだの!? 「さらに驚きなのは、この山の向こうにはマンションが建っていたんだそうだべ」うん。でもこのトンネルって・・・。「そうだべ。実はそのマンションを突き抜ける様にトンネルが通っていたんだべ」え~~!?「マンションの2階がトンネルで、3階に住んでいるいる人は自分の部屋のすぐ下にベルトコンベアーが通っていたんだそうだべ」それもすごいよね(^^;うるさくなかったのかな。「そしてあの緑のフェンスのあたり、あれは歩道になっていて、あそこは生活道路だったそうだべ」へ~。でもあんな高い所、歩いていたらちょっと怖いかもね。 「ここから先遊歩道は約220メートルあって、その間3か所にガイダンス広場があるんだべ」そうなんだ。「そこでガイドさんがいろいろ説明してくれるんだべ」へ~。「でも今日は雨も降ってるし、それにみんな写真を撮りたがるからあんまり話を聞いてくれないから、二か所でパパっと説明するといってたべ」観光客のことをよくわかってらっしゃるね。 すごい瓦礫の山だね~。「ここは潮風が当たるから、ほとんどの建物が鉄筋コンクリートで造られているんだそうだべ」コンクリートやレンガなら丈夫だもんね。「劣化してこんなにボロボロになっているけれど、この下ではブラックダイヤモンドがたくさん掘られていたんだべ」そうだよね。 「これだけ見ていると、まさかここが軍艦島だとは思えないべ」うん、全然わかんないね(^^;「軍艦島っていうくらいだから、見た目が軍艦みたいっていうのが有名だけど、実際は元炭鉱の島で、今は無人島になったという産業遺産だべ」そうなんだよね。ここは産業遺産の島なんだよね。 「遊歩道はキレイに整備されて、見学者は遊歩道以外に出てはいけないべ」当然そうだよね。「でもこの遊歩道、この間の台風で破壊されて、キレイに補修されてまた通行できるようになったのはついこの間のことだそうだべ」そうなの!?「オイラももしかしたら上陸できないかもしれないと心配してたけど、無事に遊歩道が整備されてよかったべ」本当によかった。それにしても台風の脅威って本当に恐ろしいね。 「あのマンションの二階部分にトンネルが貫通してるべ」それ、本当に怖いよね(^^;「この島には余った場所なんてなかったから、海に捨てるしかなかったんだそうだべ」なんかそれも昔ながらの考え方だよね。なんでも海に捨てちゃうなんて。「今は絶対しちゃいけないことだべ」そうだね。 「今もこうして建物がかろうじで残っているけれど、今後はこの建物の保存も軍艦島の課題だそうだべ」そうだよね。ここまま風雨にさらされていたらどんどん劣化するもんね。「かといって屋根を付けるわけにもいかないから、やっぱりみんなで酸性雨などが降らないよう環境保護をしないといけないと思うね」そうだね。 「あの上にあるのは灯台だべかな」ここは島だし、目印がないとね。「そういえば神社は見えたべか?」全然わからなかったべ。「建物の屋上に小さなお社があるそうだべ。ここからだと見えないみたいだべ」 「さっきガイドさんがいいこと言っていたべ」なんて?「軍艦島ツアーにはほぼ毎回軍艦島出身の人がいるんだそうだべ」お客さんとして?「そうだべ。でも今回は軍艦島出身の人がいなさそうだと言っていたべ」なんでわかるの? 「昔ここで働いていた人、昔ここに住んでいた人は、軍艦島に来ても写真を撮らないんだそうだべ」そうなの?「その代わり、懐かしそうに、またさみしそうに、じっと建物を見つめているんだそうだべ」それって・・・。「自分たちがいた端島はもっと近代的で栄えてて、すごく活気があった。でも今は誰も住んでいない、廃墟の島」そうだよね・・・。「変わり果てた故郷の姿を見て、みんなさみしそうな顔をしているんだそうだべ」そういうことなんだね。そうだよね、自分の住んでいたところがこんな風に廃墟になって、さらにふるさとには立ち入るどころか近づくこともできないんだもんね。「ガイドさんは“ここは世界遺産の軍艦島ですが、ここにはたくさんの人たちの生活の場があったことを忘れないでください”と言っていたべ」そうだよね。そういう場所はみんなで保護していかないとね。 「ぼてぽて、そろそろ時間だべ」もう戻るの!?「自由時間は20分だべ」短い!!「でも船に乗って場所取りもしないといけないべ」そうだよね!急ごう! 「ただ見るだけだと瓦礫ばかりで面白くないけど、ガイドさんの話を聞きながら見学すると軍艦島の本当の姿が見えたような気がするべ」そうだね。ガイドさんの説明もすごく上手で、わかりやすくておもしろかった!「たくさんの人がガイドさんの話に耳を傾けてうなづいていたべ」そうだね。「ここにくるならただ見に来るだけじゃなくて、しっかり勉強するつもりで来た方がいろいろなことを考えるきっかけになると思うべ」そうだね。本当にそう思う。 「ぼてぽて、軍艦島見学ツアーはどうだったべか?」うん、思ったよりうわ~~!っていう感動はなかったけど、それでもこの島には生活があって職場があって、たくさんの人々の思い出がある島なんだなって思ったよ。「世界遺産に登録された理由はこの島が炭鉱として栄え、当時最先端の生活を送っていたという史実と、それが今でもこうして残っているという事実だべ」うん。これからもたくさんの人にこの軍艦島を知ってほしいな。でもぼてぽて、一番感激したのは軍艦島よりもクレーンやドックが見える景色かもしれない(笑)。「それも軍艦島ツアーの楽しみの一つだべ!」 楽しみもりだくさんの軍艦島ツアー、いかがでしたか?船に乗った瞬間から休む間もなく見たこともない景色がどんどん登場してきます。しかもどれも規模がでかい!拘束時間は14時から17時と結構長いですが、それでも3,600円でこの内容は最高ですよ!上陸を希望しない人は周遊コースもありますでお好みを選べます。こちらのツアーでは事前予約が必要となりますのでご注意ください。 ちなみに軍艦島に上陸するには必ず誓約書を一人一枚提出しなければなりません。禁止事項を守れない人は島に入ることはできません。必ず誓約書をよく読んで、サインをしてからツアーに参加してください。 軍艦島上陸クルーズ HP → http://www.gunkanjima-cruise.jp/
2019.05.28
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高島を出発して10分もしないうちに、船内アナウンスが知らせてくれました。「見えたべ!」本当だ!って、あれが本当に軍艦島なの?「いまいち感動がねぇべなぁ」だって全然軍艦っぽくない。 「船はこれから軍艦島の周りを一周してくれるんだそうだべ」わ~~い!!って、もしかして、上陸できないとか・・・?「この船の前のクルーズ船は無事に着岸できたそうだべ」そうなんだ!じゃあもしかしたら上陸できるのかな?「上陸できる時間は各会社で決められているから、その時間までは軍艦島の周りを周遊して、時間になったら桟橋に近づいて、波が高くなければ着岸体制に入るらしいべ」そうなんだ。上陸できることを願いつつ、軍艦島を海から楽しもう。 ※ここから同じような写真が続きますが全部違う角度から撮影しています。じっくり見比べてみてください。 「さすが廃墟の島だべ」本当。なんだかちょっと怖いけど、あれが昔は最先端の島だったんだね。「そうだべ。あの手前の建物は住居棟だそうだべ」あそこに住民がたくさん住んでいたんだね。 「1810年にこの島で石炭が発見されてから1974年の炭鉱の閉山まで、ここではたくさんの人が生活して仕事をしていたんだべ」その間、この島は生きた島だったんだね。「今は誰も住まない無人島だべ」 「お!軍艦っぽいべ!」本当だ!島の周りはコンクリートで覆われているっていってたけど、本当に高い防護壁があるんだね?「あんなに高い防護壁があっても、台風の時にはあれを飛び越えるほど高い高波が島を襲うんだそうだべ」そうなの!?それはすごいなぁ。 「島にはたくさんのマンションが建っていたけれど、三菱のお偉いさんは一番高い位置にあるマンションに住んでいたんだそうだべ」いつの時代もお金持ちは高い所に住むのね(笑)。「軍艦島はよくできていて、高波がよく押し寄せるからその被害を防ぐために建物も防潮堤の役割を果たしていたんだそうだべ」へ~!確かに高い頑丈な建物があれば島の内陸を高潮から守れるもんね! 「人が住まなくなった家は劣化するっていうけど、人が住まなくなった島もボロボロだべ」そうだね。本当に廃墟マニアが好きそうな廃墟の塊だもんね。「あの住居棟は、端島を無人島にするからと強制的に退去させられた人たちの生活用品がそのまま残されているんだそうだべ」そうなの?「島を閉鎖するにはそうするしかなかったんだべ」自分の故郷を奪われるってことか・・・。 「様々な建物が建っているけれど、それは居住棟だけじゃなくて病院だったり会社だったりお店だったり、建物の屋上には端島神社もあったんだそうだべ」神社もあったんだ!すごいね!「船からも神社が見えるそうだべ」見てみたいな!気を付けてみておこう! 「クルーズ船は右側に座っている人も左側に座っている人も平等に見れるように右回り左回りをしてくれるんだべ」親切、というか、そうしてもらえないと不公平だもんね。「近づいたり離れたりしてるから、軍艦島の色んな景色が見れるべ」 「元々は端島っていう名前なのに、軍艦が停泊してるように見えたことから通称が軍艦島になったそうだけど、どの位置からが一番軍艦っぽいか見比べてみるべ」そうだね。建物の建っている位置によってだいぶ見方が違うもんね。 「これはタダの島に見えるべ」なんとなくモンサンミッシェルみたい。「島だからだべ?」まあね(笑) 「お!船っぽいべ」軍艦っていうより、漁船みたい。 あ!これ軍艦っぽい!」「これはまさしく軍艦っぽいべ!」確かに、何にも知らないで航海してていきなりこれが現れたら巨大軍艦だって思うかもしれないね! 「あの高い位置にある建物がお偉いさんが住んでた所だべ」見晴らしも良さそうだし、あそこなら潮もかぶらなそうだね。「そうだべ。でもあそこまで昇るには結構大変かもしれないべ」 「お!前のクルーズ船がいるべ!」前の船は上陸できたんだね。ってことはもしかして・・・?「上陸できるかもしれないべ!」 「そういえばぼてぽて、あそこに見える住居棟の方は見学はできないそうだべ」そうなんだ。「実はオイラたちが見学できるのは島の反対側の200メートルほどだけなんだべ」そうなの!?あのマンションとか近くで見れないの?「軍艦島はご覧の通り劣化が激しい上に、ここは世界遺産だからこの島にやたらに手を加えることはできないんだべ」そうか。「だから安全確保のためにも、周りに高い建物がない遊歩道しか入れないようになっているんだべ」そういうことなんだね。 「ぼてぽてに朗報だべ。上陸できるそうだべ!」やった~~~!!「しかも今日はなんと、1年の内に20日あるかないかというくら波が穏やかで、安全に上陸ができるそうだべ」そうなの!?すごくラッキーだね!「こんなに波が穏やかなことは本当に珍しいそうだべ」よかったね!うれしいな! 「いよいよ桟橋に到着するべ」近づくと、防護壁がすごく高いのがよくわかるね!「この高い壁を乗り越えてくる波ってすごいべ」本当だね。ちょっと怖いよね。 「降りる準備は大丈夫だべか?」大丈夫。カッパも着てるし。「ここからはきちんと決まりを守って見学しなければいけないべ。なんせ世界遺産の島だから」そうだね。「絶対に傘をさしてはいけないべ。それから島の物を持ち出すのも禁止だべ」わかってます。「よし!じゃあいよいよ上陸だべ!」 船は桟橋に到着し、順番に船を降ります。係員さんが手際よく島へタラップを下ろし、順番に船を降ります。船内で何回も“傘はささないでください”と言われているにもかかわらず傘をさしている人がいました。当然呼び止められて、カッパを購入していました。事前に注意を受けているにも関わらず自分勝手な人がたくさんいることに驚きました。ここは世界遺産の島。風で飛んでしまった傘は誰が回収しますか?ごみとなった傘をそのまま放置することはできません。風も強く、傘をさしているととても危険なのです。島を守る気持ちのない人は興味本位で来ないでほしいです。 しらすとぼてぽて、その他ほとんどの人たちはきちんとカッパを着用して、いざ軍艦島へ上陸しました!
2019.05.26
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「ぼてぽて、次はクルージングだべ!」お!これに乗ってどこか行くの?「世界遺産の元炭鉱の島へ行くべ」え?なにそれ。「オイラの後ろにはもう大行列ができてるべ。ぼてぽて、カッパを着たら乗船準備だべ!」カッパ着るの!? しらすに促されるまま乗船場の先頭に並んだぼてぽてたち。実はこれから行く場所は傘をさすことができない場所であります。ポツポツと降ってきた雨もこれから本降りになるとのことなので、あらかじめカッパを着ておきます。 うそ!!軍艦島って、あの軍艦島!?「そうだべ!これから“ブラックダイヤモンド”に乗って軍艦島へ向かうべ!」すご~~い!!ぼてぽて行ってみたかったの!「オイラも行ってみたかったべ!これから約40分かけて軍艦島へ向かうべ!」結構時間がかかるね。それにしてもこの船、超満員なんだけど・・・。「こんなに混雑してると思わなかったけど、軍艦島クルーズは認可されてるクルーズ業者しか軍艦島に上陸できないんだそうだべ」そうなんだ。「だからそのクルーズ船も大変混雑してるんだべ。それだけ軍艦島見学が人気だってことだべ」なるほど。 「出港だべ!」それにしてもあいにくの天気だねぇ・・・。「大浦天主堂を見学してるときまではどうにかもってたけど、ついに降ってきてしまったべ」本当だね。「実は軍艦島は行けることは行けるけど、必ず上陸できるとは限らないらしいべ」え~!?そうなの!?「上陸できる確率はなんと50%だそうだべ」え~~~!!!!「あいにく今日は天気も悪いし、もしかしたら上陸できないかもしれないべ」その場合はどうなるの!?「軍艦島の周りをぐる~っと一周して帰ってくるそうだべ」そうなの!?「そういうこともあるから、もし上陸できなくてもがっかりしないようにしろだべ」わかった。覚悟を決めるよ(笑)。 「軍艦島に行く間には長崎名物をたくさん見れるべ」あ!あれはドックだね?「そうだべ。大きなドッグにはたくさんの船が修理やメンテナンスのために入ってきてるべ」 あ!いた!「長崎のドッグは大きなドッグだから巨大客船もたくさんくるんだそうだべ」大きな客船だとどのくらいの大きさなの?「100メートルほどの大きさがあるそうだべ」そんなに長いんだね~! 「向こうに見えるクレーンは日本最長のドッグだそうだべ」わ~~!大きいね!「ここは三菱重工長崎造船所で、100年以上前からここで船を作ったり修理をしていて、日本最後の戦艦“武蔵”もここで造られたんだそうだべ」へ~! 「稲佐山の下に見える赤白のアームじゃない方のクレーン、見えるべか?」うん、大きいグレーンだね。「あのクレーンは“ジャイアント・カンチレバークレーン”っていう、1909年に竣工した日本で最初に建設された電動グレーンだべ」え~!!100年以上前の造られたクレーンってこと?「そうだべ。高さは約62メートル、アームの長さは約75メートル、150トンの物を吊り上げることができるそうだべ。歴史的に貴重な存在で、現存しているこのクレーンは国際的にも非常に大きな価値があるんだそうだべ」そうなんだ。「海のそばで使われている上に戦火にも見舞われたのにも関わらず、きちんとメンテナンスが行き届いているのでモーターともども素晴らしい状態で稼働している現役のクレーンだべ」すごいね~!「実はこのクレーンも“明治日本の産業革命遺産 製鉄・製銅・造船・石炭産業”の世界遺産の一つなんだべ」そうだったんだ!それはすごいね! 「長崎のこうした巨大クレーンのおかげで、長崎は世界でも有名な造船の町として栄えたんだそうだべ」うん!こんなに大きなクレーンは見たことないし、それにこんなに大きなクレーンが必要な船がここに入れるっていうのもすごい!「クレーンがあまりにも大きすぎて建物がミニチュアみたいだべ」本当にそうだね。長崎、すごいなぁ。 そして船はなぜか軍艦島ではなく、その手前の“高島”へ寄港しました。実はこの高島、こちらも昔は石炭の採掘で栄えた島で、現在も人が生活している島だそうです。こちらで事前学習です。 「ここでガイドさんから軍艦島の概要と見学時の注意事項の説明を聞くべ」これが軍艦島の模型?「そうだべ。実際の軍艦島を模型で再現しているんだべ」へ~!こんなに狭い島にたくさんの人が生活してたんだね。 「こっちは住居棟だべ」マンションがたくさん建ってるね。「実は軍艦島のマンションは日本で最初の鉄筋コンクリートでできたマンションなんだそうだべ」へ~!「軍艦島は島だけど、当時は最先端の生活ができていたすごい島だったんだべ。正式名称は“端島”っていうそうだべ」“はしま”っていうんだね。「島の中には学校、病院、スーパー、映画館、生活に必要なものはすべてそろっていて、当時は時代の最先端の生活が送れていたんだそうだべ」島なのにすごいね。「ここは三菱工業が炭鉱として買い取った島で、ここではたくさんの人が石炭の採掘のため移住して働いていたんだべ。一番多い時には端島には5,000人もの人が住んでいたんだそうだべ」すごいね~!そんなにたくさんの人が住んでいたんだね! 「船はこの手前の桟橋つけて、オイラたちはここで下船するんだそうだべ」島に直接船をつけるわけではないんだね?「軍艦島の周りは波が高いから、島の周りは護岸壁で覆われていていて船をつけることができないんだそうだべ」なるほど。「隣に資料館があるから、そこをちょっと見たら、また船に乗って今度は軍艦島を目指すそうだべ!」いよいよ軍艦島かぁ!上陸できるといいな! 雨の強さは増すばかり。しらすとぼてぽては無事に軍艦島に上陸できるのでしょうか・・・。
2019.05.19
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「坂道を登ってくると、いきなり登場するんでちゅよね」本当だ!!あれは間違いなくぼてぽてが来たくて来たくて仕方がなかった・・・。「大浦天主堂でちゅ。よかったでちゅね、やっとここに来れたでちゅね」本当・・・。感激しちゃった・・・。 駐車場からお店が立ち並ぶ坂を歩き、左右を見ながら歩いていると、急に視界が開けます。顔を上げるとそこに現れるが、国宝にして世界文化遺産の“大浦天主堂”です。ちなみにこの道を右に曲がると、先ほど散策したグラバー園があります。 「入場料は大人が1,000円でちゅ。でも大きな立派な冊子のパンフレットがもらえるんでちゅよ」勉強してくださいってことかな?「そうでちゅね。さすがにここは観光客も多いでちゅね」うん、今までで一番の観光客の数かもしれないね。 「では早速入場でちゅ」はい!「階段を昇りながら、この大浦天主堂がどんな教会なのかをお勉強するでちゅよ」ぼてぽてはこの教会がどんな教会で、なんでこんなに有名なのか知らないんだ。「ほとんどの人がそうだと思うでちゅ。でもこの教会はキリスト教徒にとってはとても重要な意味を持つ教会なんでちゅよ」 「大浦天主堂の正式名称は“日本二十六聖殉教者聖堂”というそうで、1862年に26人の殉教者たちが聖人に列せられたのを受けて捧げられた教会なんだそうでちゅ」26聖人って、なに?「そうでちゅね。ほとんどの人はその二十六聖人のことを知らないでちゅよね」うん。「じゃあ、教会に入る前にその二十六聖人を勉強するでちゅね」 「正式には“日本二十六聖人”というそうでちゅけど、この人たちは豊臣秀吉の禁教令によって、長崎の西坂の丘という所で処刑されてしまったキリスト教徒のことだそうでちゅ」そうなんだ。「外国人宣教師や二名の子供を含む26人は、大阪から長崎まで1か月かけて裸足で歩かされたんだそうでちゅ」そんなヒドイことを!?「禁教令に逆らってまでキリスト教を信仰を決してあきらめず、そして自分たちの処刑の場所はキリスト様が処刑されたゴルゴダの丘に似ていると言われている長崎県の西坂の丘がいいと、自分たちで最期の場所を決めたんだそうでちゅ」そういうことなんだね。「最後、はりつけの刑に処されたときはたくさんのキリスト教徒が励ましにきたんだそうでちゅ」仲間の死は耐え難い苦痛だったろうに・・・。「処刑されることがわかっても信仰をやめなかったこの話を聞いた当時のローマ教皇は、この26人の信者をキリスト教の聖人としたんだそうでちゅ」それで日本二十六聖人っていうんだね?「そうでちゅね。そしてこの大浦天主堂はその26人の遺骨を安置し、二十六聖人に捧げられた教会なんでちゅ」へぇ~!「ちなみに大浦天主堂は26人が処刑された西坂に向けて建てられているんだそうでちゅよ」二十六聖人への想いを感じるね。 「いよいよでちゅね」そうだね。「上の方に”天主堂”って書いてあるでちゅけど、“天主”とはキリスト様の事で、教会のことは天主堂って呼ぶんだそうでちゅ」ふむふむ。「中は撮影禁止でちゅけど、ここからなんとなく中の様子がわかるでちゅね」うん。とても静かで、厳かだね。「入口にはすでにリブ・ヴォールト天井が見えるでちゅね」本当だ! 「大浦天主堂のマリア様はこれまたすごく美しいでちゅね・・・」本当・・・。真っ白で本当に美しいね。「中の様子はどうでちゅか?」ステンドグラスが本当に美しくて・・・。天井のリブ・ヴォールトも素晴らしいし、祭壇も本当に立派で・・・・。「あれ?ぼてぽて、もしかして泣いてるでちゅか?」感激して・・・(:;)「本当にここに来たかったんでちゅね・・・」うん。本当にここに来れてよかった・・・。 何十年もあこがれていた大浦天主堂は、一歩中に入ったら、それはそれは美しい教会でした。テレビで見たマリア様、初めて見る気がしないくらい懐かしい気持ちになり、この場所で起きたキリスト教の歴史の奇跡に思いを馳せました。その奇跡とは・・・。 「まさにこの窓の向こうで、キリスト教の歴史において奇跡がおこったんでちゅ」え?他にもそんな重要なことがあるの?「長崎にはたくさんの隠れキリシタンがいたことは前にお勉強したでちゅよね?」うん。「隠れキリシタンというくらいだから、キリスト教がいることはわかっていても、どこの誰がキリスト教徒で、本当にいるのかも目には見えない存在だったんでちゅ」そうだよね。みんな隠れて信仰してたんだもん。「その隠れキリシタンが1865年に、この大浦天主堂に現れたんでちゅ」そうなの!?「大浦天主堂が完成した1864年の翌年、大浦天主堂が日本二十六聖人殉教者聖堂と命名された1か月後、珍しい西洋風の建築物を見ようとたくさんの見物人がきたんだそうでちゅけど、その中に紛れて隠れキリシタンの人たちも来ていたんだそうでちゅ」そうなんだ。「そして祭壇でお祈りしていたプティジャン神父に近づいて、自分たちも同じキリスト教徒だと告白をしたんだそうでちゅ」そうなんだ・・・。「それを機にたくさんの隠れキリシタンが名乗りを上げ、この教会で信仰していったんだそうでちゅ。プティジャン神父はこの奇跡をローマ法王に報告し、ローマ法王はこの奇跡を大変喜んだんだそうでちゅよ」そうだよね。それは本当に奇跡の発見だよね。「この奇跡を“信徒発見”といい、秀吉や徳川幕府のキリスト教禁教令から始まり鎖国やキリスト教迫害があった250年もの間、何代にもわたって表面上は仏教徒を装いながらもキリスト教への熱い信仰を続けていた隠れキリシタンたちが表に現れた瞬間だったんでちゅ」すごいことだね。本当にすごいや。そんなに長い間隠れて信仰しているなんて、それもすごいけど、ようやく本物のマリア様に会えた信者さんたちは本当にうれしかっただろうね。 「表向きは仏教徒だった隠れキリシタンたちは、キリスト教では当たり前の“アーメン”という言葉を発することができないかわりに、ある言葉でお祈りをしたんだそうでちゅ」なんていったの?「オラショでちゅ」オラショ。「ラテン語で“祈り”の意味のオラシオだそうでちゅ。隠れキリシタンの人たちは“オラショ”とつぶやきキリスト様に祈りを捧げていたんでちゅね」そうなんだね。隠れて信仰してたって、きっと想像以上に大変だったんだろうね。 「この大浦天主堂は日本に現存するキリスト教建築物として最古の木造建造物なんでちゅって」そうなんだ!「木造建築しか造ったことがない大工さんが、外国人宣教師に見せられた設計図を元に見事に建築したんだそうでちゅ」それはすごいね!っていうか、木造建築に見えないよね?「外壁は漆喰でできていて、天井のアーチはなんと竹を組み合わせて作っているんだそうでちゅ」まさに職人の技術のフル活用だね?「そうでちゅね。台風や原爆の投下やの被害に見舞われ何度も修復されてきたんでちゅけど、今はこうしてキレイな姿で信者さんたちを迎えているでちゅ」うん、本当に素晴らしい教会だよね。 「ぼてぽて、大浦天主堂はどうだったでちゅか?」本当に素晴らしかった。この教会が持つ意味を知って見学すると、なお感慨深いね。「そうでちゅね。ここは日本のキリスト教の歴史を語る上では欠かせない場所でちゅね。来れてよかったでちゅね!」本当。全然キリスト教とか仏教とかわからないけど、ここに導いてくれた神様に感謝したいね(^^) 教会の隣にはキリシタン博物館があり、ここでは隠れキリシタンのことを勉強することができます。拷問道具や、実際にこんな感じで監禁されていたといったような様子の展示があり、改めて残虐な禁教令を知ることができます。こんなことがあったんだと知らなければいけない、目を背けてはいけない歴史を知ることができました。 大浦天主堂、本当に素敵でした。是非中の様子やステンドグラスも見てください。時間を忘れてずっと眺めたくなる、そんな素敵な教会でした。 大浦天主堂 HP → https://nagasaki-oura-church.jp/
2019.05.12
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「これは“旧三菱第2ドックハウス”だそうでちゅ」三菱といえば、造船が関係してるのかな?「そうでちゅね。この建物は移築されてきたものだそうでちゅけど、移築される前は、船が修理などのためにドックに停泊している間に船員さんたちが宿泊する施設だったんだそうでちゅ」へ~!ホテルだね?「そうでちゅね。昭和47年に三菱造船から寄贈を受けて移築復元されたんだそうでちゅ。明治初期の典型的な洋風建築だそうでちゅ」たしかに、明治ってかんじの建物だよね~! 「バルコニーからの眺めでちゅ」わ~!いい眺めだね!ここから向かい岸のドックがよく見えるね!「向こうに見えるお山、山頂に角がはえてるお山が夜景で有名な稲佐山でちゅ」あそこが稲佐山ね?今夜天気が良かったら行ってみよう!「いいでちゅね!」 「さっきガイドさんが教えてくれたんでちゅけど、右側の手前のお山があるじゃないでちゅか」うん。長崎の山は標高はそんなに高くないんだね。「実はあのお山の向こうに、原子爆弾が投下されたんでちゅって」あ・・・。そうだったね。長崎って被爆地だったね・・・。「なるも忘れていたんでちゅけど、長崎は広島に次ぐ被爆地なんでちゅ。あのお山の向こうの地上から500メートルの上空で原子爆弾が爆発したんだそうでちゅ」そうだったんだね・・・・。「長崎より広島の方が犠牲者が多いから広島の方が大きな原子爆弾が投下されたと思われがちでちゅけど、本当は長崎の原子爆段の方が大きかったそうでちゅよ」それなのにどうして犠牲者の数が広島より少なかったの?「それは長崎の地形でちゅ。山が原子爆弾の光や爆風を遮ったんでちゅよ」なるほど!広島は平地だけれども長崎は山に囲まれているもんね!「そういうことでちゅ。それでも長崎では7万4000人もの人が亡くなったんだそうでちゅ」とても悲しいことだね・・・。 「すごいでちゅね!これは船の碇でちゅね!」すごく大きいね!「長崎は造船の町でちゅけど、大きなお船に乗ってたくさんの外国人商人もこの町にやってきたんでちゅね」そういうことだよね。なんか、すごい街だね、長崎って。「知れば知るほど歴史が深い街でちゅね!」 「ぼてぽてに残念なお知らせがあるでちゅよ」また残念なお知らせですか?「楽しみにしていた旧グラバー邸、改修工事中でちゅ」え~~~!?!?メインディッシュ食べられないディナーみたいじゃない!!「しょうがないじゃないでちゅか。大切な世界遺産を保護するには改修工事は必要でちゅよ」まあ、そうなんだけど・・・。でも残念だなぁ。「それもまたここにおいでってことなんじゃないでちゅかね?」そういうこと?「でもこんな足場がかかったグラバー邸を見れるなんてとってもレアでちゅよ?」そういう考え方もアリだよね。 「せっかくでちゅから旧グラバー邸を紹介するでちゅね」お願いします。「このおうちは貿易商だったグラバーさんが住んでいた日本最古の木造建築で、1863年に建築されたんだそうでちゅよ」すごい古いんだね!「1961年に国の重要文化財に、そのあと“明治日本の産業革命遺産”として世界文化遺産に登録されたでちゅ」へ~!ここも明治日本の産業革命遺産の仲間なんだね?「前に行った萩と一緒でちゅね」そうだね。 「グラバー園の見学の最後は、長崎くんちが見れる“長崎伝統芸能館”でちゅ」これはなにをするものなんですか?「これを男衆が担ぐんでちゅよ」こんなに大きなものを!?「そうでちゅね。毎年10月7、8、9日に行われる長崎くんちというお祭りは日本全国からたくさんの観光客がくるほど有名で大きなお祭りなんでちゅよ」そうなんだ。「地元長崎の諏訪神社のお祭りなんでちゅけど、旧暦の9月9日に行っていたので“くんち”と呼ぶんだそうでちゅ」なるほど! 「すごいでちゅよね。とっても重そうでちゅ」うん。これを担ぐなんてすごい迫力だろうね。「他にも舞を踊ったりして、それはそれは豪華絢爛なお祭りなんだそうでちゅよ」お祭りの名前は聞いたことがあったけど、こんなすごいものを担ぐとは知らなかったな。「そうでちゅね。なる思ったんでちゅけど、さすが長崎だけあってちょっと中国チックでちゅね」確かに! 「こんなに大きな龍もいたでちゅ」すご~~い!「これを持って舞うのは大変でちゅね」本当だね。今度は長崎くんちの頃に来てみたいな。 グラバー園の入場料は入場料は610円。610円だと安いんじゃないのかな?と思うくらいの絶景と建物を楽しむことができます。こちらの公園は昼だけではなく夜のライトアップもしているようで、もしかしたら夜のグラバー園は稲佐山に負けないくらいの夜景が見れるかもしれませんね! グラバー園 HP → http://www.glover-garden.jp/
2019.05.08
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「ぼてぽて、お昼食べて」え?お昼、これ?「そう。食事時間も惜しいほどもりだくさんのツアーだから車中でお食事」そっか。このおにぎり、佐賀の有明産の海苔と福岡博多の辛子明太子だって。「九州に来たって気分になるでしょ?」そうだね(^^; もしかしたらこれって九州限定のおにぎりなんじゃないかと思って購入しましたが、同じ商品が普通に東京のコンビニに並んでいました(笑)。おいしいおにぎりを食べながら車窓を見ると・・・。 こちらはカステラで有名な文明堂の本店だそうです。 ガイドさん曰く、長崎の方はとにかく甘いものが大好きだそうで、中でもカステラは大好きな食べ物の一つなんだそうです。あまぁいカステラと牛乳を一緒にいただくのが最高のごちそうなんだとか。 川の右側の古い建物がある場所が、教科書でも習ったことがある“出島”です。昔は島になっていたんだそうですが、現在は石垣に囲まれた人口の島って感じで、思っていたより小さくてびっくりしました。 この他にも長崎市には鉄道発祥の地などもあり、さすが異国文化がどこよりも早く入ってきただけあって色々なものがここから日本全国へ広がっていったんだなぁと感心しました。 バスは大きな駐車場へ到着し、いよいよ長崎の有名な世界遺産のエリアへ。 「この先にあるのは長崎の代名詞と言われるようなすごい場所でちゅ」大浦天主堂でしょ?「もう一つ、有名な所があるじゃないでちゅか」どこ?それはでちゅね・・・。 「グラバー園でちゅ」聞いたことある!「まずはそこを見学するんでちゅって」え~。先に大浦天主堂見たかった。「それはあとでちゅ。あとの方が時間がたっぷりあるんでちゅって」なるほど。じゃあここはさっさと見学しよう! 「ここまで来るのも大変だったんでちゅけど、さらに上へ上るみたいでちゅね」長崎って坂ばかりって聞いてたけど、本当に想像以上だわ・・・。「ぼてぽてのような人のためにエスカレーターも設置されてるんでちゅよ」お年寄りの見学者もたくさんいるしね。「心遣いがうれしいでちゅね」 「今は見なくなった公衆電話があるでちゅね」本当だ。「昔は自動電話って呼んだんでちゅかね?」そうなのかもしれないね。 「お花もすごく手入れされてるでちゅね」うん、すごくキレイだね。「このあたり一帯は外国から来た貿易商人たちの居住区だったんでちゅって」つまり、外国人がたくさん住んでいたってこと?「そうでちゅね。外国の貿易商でちゅから、それはそれはお金持ちだったんでちゅよ」確かにそうでしょうね。「貿易商たちは眺めのいい高台に邸宅を建てて住んでたそうでちゅ。その邸宅群がまさにこのグラバー園なんでちゅよ」へ~!そういうことなんだね! 「さらにここからは高い所まで登っていくでちゅ」すごい長いエスカレーターだね!「動く歩道でちゅよ。ここからの眺めがすごいいいんでちゅよ!」そうなの? わ~!本当だ!「ここから見えるのはまさに長崎の市街地でちゅよ」そうなんだね。「手前に見える大きな屋根はぼてぽてが大好きな大浦天主堂でちゅ」え!?そんな近くにあるの!?「すぐ段下でちゅね」 「園内はこんなに広いんでちゅ」本当だ。全部回るには結構大変かもね。「お時間の関係で全部は見れないんでちゅけど、ガイドさんが是非景色は見てくれって言ってたでちゅよ」わかった! 「この建物はイギリス出身のウォーカーさんの次男の旧宅の“旧ウォーカー邸”でちゅ」へ~。なんだかおしゃれね。「明治16年に大浦天主堂のそばに建てられていたんだそうでちゅよ」そのあとここに移築したのかな?「ご家族が市に寄贈してくれてここに移築したんだそうでちゅ」そうなんだ。貴重な建物を寄贈してくれたんだね。 「なんだかすごいでちゅね」本当に外国に来たみたいだね。「このグラバー園にはもともと旧グラバー住宅を含む3棟はここに建っていたんだそうで、150年も前からここにあったんだそうでちゅ」貴重なんだね。「残りの6棟については明治中期に長崎市内に建てられた洋風建築をこのグラバー園へ移築したんだそうでちゅよ」へ~、そうなんだね。 あまりに見どころがたくさんのため、続きはまた明日。
2019.05.07
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「出津集落からバスですぐのところに来たでちゅ」なんだか高台に教会が見えるね?「さっきガイドをしてくれた松川さんが大好きだっていう“黒崎教会”でちゅよ」へ~!「こちらの教会はとってもステンドグラスがキレイなんでちゅって」そうなんだ。それは楽しみだね! そういうわけでやってきた黒崎教会。しかしぼてぽてとなるは教会前でがっかりします。 「え~とでちゅね・・・」なんです?「残念なお知らせでちゅ。実は本日黒崎教会は葬儀ミサのために見学ができないそうでちゅ」え~~~!!!「ここは地元の人がお祈りする教会でちゅ。当然葬儀もあるんでちゅ」そうだよね・・・。でもすごいタイミングじゃない?「そうでちゅよ。ある意味とても貴重でちゅよ。まさかこれから葬儀をするのにのぞき見するわけにはいかないでちゅからね」 せめて外見だけでも、と写真を撮っていると、先頭に大きな十字架の杖のようなものを持ったご遺族の列がやってきました。そのあとをから棺が運ばれてきて、ぼてぽてたちはその様子を見守っていました。 「残念ながら中を見学することはできなかったんでちゅけど、黒崎教会がどんな教会かを紹介するでちゅね」うん。中は見えなくても、煉瓦造りと青い窓枠がとっても印象的な素敵な教会だね?「そうでちゅね。こちらの教会は世界遺産ではないんでちゅけど、潜伏キリシタン関連遺産としては欠かせない教会でちゅよ」なるほど。「1897年にド・ロ神父の指導で敷地が造成されて、1920年に完成したんだそうでちゅ。外観は煉瓦造りで、内部はリブ・ウォールト天井造りになっていて、ステンドグラスが印象的だそうでちゅ」見たかった・・・(:;)「この窓は中から見たら素敵なステンドグラスなんでちゅね、きっと」 「黒崎教会の入口のマリア様、とっても素敵でちゅね」本当。信者さんを迎え入れてくれてる、そんな様子だね。「本当に長崎にはいろいろな教会があるでちゅけど、一つとして同じ教会はないでちゅね」その土地に似合う、素敵な教会ばかりだね。「ぼてぽて、次は長崎の世界遺産の教会群の本丸にいくでちゅよ!」え?本丸?「ぼてぽてが何十年もずっとあこがれてた、あの教会でちゅよ!」わお!いよいよかぁ(^^) この黒崎教会を含む黒崎の集落、こちらも小説“沈黙”の舞台になった集落なんだそうです。というか、こちらがメインの舞台だとか。静かで、祈りに包まれているような雰囲気の黒崎教会、今回中を見れなかったのはもしかしたら“またいらっしゃい”ってマリア様が言っているのかもしれませんね。
2019.05.06
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「出津集落は斜面を切り開いた集落だから、こうした石積みがあちらこちらで見ることができると思うね」上手に積まれているね。「世界遺産に登録されてからというもの、観光客がたくさんこの出津にもやってきているそうだけど、ここには生活している人もたくさんいるから静かに見学しないといけないと思うね」なるほど。「見せてもらっているという感謝の気持ちを持って見学しないといけないと思うね」そうだね。感謝の気持ちね! これ、崖?「隠れキリシタンの人たちが故郷を追われてやってきた場所は、水はけも悪くてお米もろくに作れないような土地ばかりだったそうね」どうして?「平らで畑や田んぼを作れるような土地にはすでに人が住んでいて、ひっそりと暮らす隠れキリシタンの人たちは人目に付かない岩場や森の中、こういった斜面に住むしか場所がなかったんだそうね」そういうことか・・・。「でも、毎日キリスト教を信仰して、貧しくとも信仰を大切にしていた隠れキリシタンを救ったすごい人が現れたんだそうね」え!?そうなの!? 「そのお方はこのド・ロ神父というフランス人宣教師ね!」ド・ロ神父。この人が隠れキリシタンを救ったの?「そうね。しかもド・ロ神父は、この出津のみなさんからはいまだに“ド・ロ様”と呼ばれて神様のようにあがめられているんだそうね」そうなんだ。そんなにすごい人だったんだね。でもすごいって、何がどうすごいの? 「フランス人宣教師であるド・ロ神父は、ものすごくキリスト教への信仰が厚い人たちが多い出津にやってきて驚いたことがあったそうね」それはなんでしょうか?「貧しさね」貧しさ?「一生懸命信仰しているのに、食べるものもろくになく、とにかく貧しい生活をしている出津の人々を見て、まずは生活を変えることが必要だと思ったそうね」確かに。食べられなきゃ人は生きていけないもんね。「そこでド・ロ神父が作ったのがこの“出津救助院”ね。ここからはこちらで働いているシスターが案内してくれると思うね!」 「実はド・ロ神父、フランスのヴォスロール出身の貴族のご子息だったんだそうね」あ!もしかして長崎市と姉妹都市の?「そうね。ヴォスロール村はまさに長崎の隠れキリシタンを救った英雄の生まれ故郷ね!」そうだったんだね!「ド・ロ神父のお父様は、貴族と言えどもいつ財産を失い貧しい生活を送らなければならなくなるかもしれないと、ド・ロ神父が幼いころから色々なことを学ばせて、将来何が起こっても困らないように教育したんだそうね」すごいお父様だ。「そして若くして宣教師として遠くフランスから日本にやってきたド・ロ神父が赴任したのがこの出津集落ね」へ~! 「ド・ロ神父は人々に信仰を説くよりも、まずはお金を稼ぎ生活をする喜びを教えたんだそうね」出津の人々は信仰ばかりして、お金を稼ぐことをしていなかったの?「そうね。そこでド・ロ神父は“信仰だけでは生きていけない”ということで、パンやそうめんやパスタの作り方、綿織物の製紙から染色などの方法を集落の女性たちに指導したんだそうね」それってもしかして、ド・ロ神父がお父様に授けてもらった知識ってこと?「その通りね!まさにこの場所でそれを作って収入を得て生活をしていたんだそうね!」そうだったんだね。「1階の部分では色々なものを生産して、2階の部分は独身の女性たちが生活し、信仰を深めていったんだそうね」 「ここは薬局ね。病院のない集落でも怪我や病気の人はいると思うね」絶対に必要な場所だよね。「ド・ロ神父は診療所や薬局の必要性を痛感して、地元のフランスやイギリスから医療器具や薬品を取り寄せてお医者様を雇ったんだそうね」 「この建物はマカロニ工場ね。日本のマカロニはまさにこの場所から広まっていったと思うね」そうなんだ!「ここで作られたマカロニは当時長崎にいた外国人に売ってお金を稼いでいたんだそうね」そうだったんだね。「この建物を含んだド・ロ神父造った出津救助院は、今では長崎県の指定史跡や文化財として大切に管理されているんだそうね」そうだよね。ここは隠れキリシタンの歴史を知る上でも大切な場所だよね! 「実は出津教会を設計したのもド・ロ神父だそうね」設計までできたの!?「縫物も土木も、ド・ロ神父はなんでもできたそうね」本当にすごいお人だ!「日本に来るときには莫大な財産を持ってきたそうなんだけど、そのお金は外海の人のために使ったんだそうね」どんなふうに?「必要なものはたくさん故郷フランスから取り寄せたりしたそうね。日本に来るときには大きなマリア像を運んできたそうだけど、こちらも大変高価なものだったそうね」へ~!自分の財産を惜しまず外海の人々に捧げたんだね。「ド・ロ神父のおかげで外海の集落の人々が救われたといったといっても過言ではないとおもうね」 お人柄も大変すばらしかったそうで子供からも大人気だったド・ロ神父。とてもいたずら好きなおちゃめな一面もあったそうです。この地で、キリスト教への信仰と生きていくということの大切さを教えてくれた長崎の偉人です。失礼ながらぼてぽてはこの土地に来るまでド・ロ神父のお名前すら知りませんでした。海外赴任してから35年もの間、1度も故郷に帰らず外海のためにすべてを捧げてくれたド・ロ神父は、この外海に眠っているそうです。 もしかしたらド・ロ神父も、この景色をこの場所から見ていたかもしれませんね。 旧出津救助院 HP → https://shitsu-kyujoin.com/
2019.05.05
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佐世保を出発したバスは、これから長崎市に向かって走ります。 こちらの大きな橋は西海(さいかい)橋。佐世保市と西海市の間にある伊ノ浦瀬戸にかかるアーチ橋で、完成当時は世界で3番目の長さを誇り、東洋一といわれたそうです。 水面に渦潮があるのがわかりますか?ここは瀬戸なので渦潮が見れることでも有名だそうです。ぼてぽてもちびつこたちも、渦潮は初めて見ました。 左手に大村湾を眺めながらドライブです。とっても静かな湾。景色が絶景です。 赤い橋を渡り。 白い橋を渡り。 青い橋を渡る。もうお気づきだと思いますが、今渡ってきた橋はトリコロールカラーにペイントされているんです。それはなぜかといいますと、長崎市がフランスのヴォスロール村と姉妹都市だからだそうです。ではなぜそのヴォスロール村と長崎市が姉妹都市なのでしょうか?それはこれから行く場所がとても関係してくるからです。 本日最初の目的地に到着です。島と湾ばかりの長崎、こうして地図で見るとそれがよくわかります。今、ぼてぽてたちがいるのは赤の矢印があるところ、外海の集落と呼ばれている所です。 こちらの地区を案内してくれるのは潜伏キリシタンのご先祖様を持つご主人がいる松川さん。ご高齢ですが、丁寧でわかりやすいガイドで案内してくれました。 「ここは隠れキリシタンが移り住んで、ひっそりと暮らしていた外海の集落の一つ、出津集落ね」しつ集落?「そうね。市街地に住んでいたキリスト教徒は禁教令によりこうしたひっそりとした山間の集落へ移り住んでまで信仰を続けていたんだそうね」市街地に住んでてキリスト教徒だとばれてしまったら大変だから?「大変なだけじゃなくて、拷問も受けたそうね」え・・・。「そんなキリスト教迫害から逃れるためにこの地にやってきた人たちは、それはそれは貧しかったんだそうね」そうでしょうね。 「この出津集落のシンボルと言えば、この出津教会堂ね」ここにも立派な教会があるんだね。「こちらもユネスコの世界文化遺産の一つね」“長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産”だね?「そうね!実はこの教会はフランス人の宣教師が私財をなげうって造ってくれたんだそうね」え!? 「明治15年、1882年にこの出津地区で司祭を務めていたド・ロ神父が自ら設計して建てられ、その後信者さんが増加したので増築を繰り返し、明治42年、1909年にこの姿が完成したんだそうね」へ~!白くてキレイな教会だね。「漆喰造りで、潮風に当たっても劣化しないように屋根は低く作られてるそうね」なるほど。「この出津教会の司祭は代々とても信仰が厚いそうで、日本から6人しか出ていないキリスト教の枢機卿のうち5人がこの外海の集落の出身だそうね」へ~!それはすごい!それだけ熱心な信仰をしているということだね。 「中はとっても地味な感じだけど、地元の人が静かにお祈りができそうな、そんな雰囲気だったと思うね」うん、派手なステンドグラスがあるわけでもなく、木の温もりを感じる、そんな教会だったね。「そうね。塔の上にはマリア様もいて、とても立派な教会ね」ぼてぽてはこの教会がなんだかとても懐かしい感じがしたよ(^^) 「ここで少し隠れキリシタンについてお勉強ね」うん、教えて!「本当はキリスト教徒だったけれど、キリスト教が迫害されて拷問されるのを恐れ仏教に改宗した人はたくさんいたそうね」そうだったんだ・・・。「豊臣秀吉は仏教を推進していたから、キリスト教には特に厳しく当たったそうね」うん。「仏教に改宗しても、周りにわからないようにひっそりとキリスト教を信仰していた人たちのことを隠れキリシタンと呼んでいて、隠れキリシタンは人気のない所へひっそりと移り住み、その場所が五島列島や島原諸島、そしてこの出津などの外海の集落だったそうね」へ~。みんな地元を追われてしまったということかな?「そういうことね」 「秀吉はキリスト教を迫害しただけじゃなくたくさんのキリスト教徒を処刑したんだそうね。そしてそのあとに行われたのがみんなも教科書で習った“踏み絵”ね」残酷なことだよね。大切な人の絵を踏みつけるなんて・・・。「そして踏み絵を行ってキリスト教徒だとわかってしまったら拷問されてしまったんだと思うね」何も悪いことしてないのにね。ただキリスト教を信仰していただけなのに。「その拷問から逃れるためにやってきたこの出津で、ひっそりとキリスト教を信仰したんだと思うね」そうだね。「ちなみにこうやって隠れてキリスト教を信仰していた人たちのことを、明治6年までを潜伏キリシタンと呼んで、それ以降は隠れキリシタンと呼んだそうね」そういう違いがあったんだね! 「この出津は外海の集落の一角だけど、ここは遠藤周作さんの“沈黙”という小説の舞台になっているんだそうね」知らない(^^;「キリスト教徒が迫害され拷問を受けても信仰をやめなかった、そういった小説ね」すごい内容だね・・・。「映画化もされているんだけど、すごく考えさせられる内容だそうね。そして遠藤周作さんはこの外海の出身だそうで、この景色をすごく愛していたんだそうね」 「山の上にある建物は遠藤周作文学館で、遠藤周作さんが愛した外海の景色を見下ろすように建っているんだそうね」本当に静かで、なんていうか・・・。「天気が良ければもっとキレイな景色だそうね。曇っているとなんだかとても物悲しい雰囲気ね」そうだね。晴れている外海も見てみたかったな。 実はぼてぽて、長崎から帰ってきてすぐこの“沈黙”を買いました。でもまだ読んでいません。正直、読むのにすごく勇気がいるというか・・・。でもお友達からも強く勧められたこの小説、是非読んでみたいと思います。 なんだか暗くなってしまいましたが、隠れキリシタンの方たちはけっしてかわいそうなだけの人たちじゃないんです。次は迫害されても健気に生きた隠れキリシタンの方々の人たちがどんな生活をしていたかを見に行きましょう。沈黙 新潮文庫 改版 / 遠藤周作 【文庫】映画 沈黙‐サイレンス‐ プレミアム・エディション【初回生産限定】 ブルーレイ1枚+DVD3枚 全4枚セット
2019.05.04
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「今日お泊りするのは佐世保ワシントンホテルね!」綺麗なホテルだね~!「まだできて2年くらいのホテルだそうね」そうなんだ。「佐世保の駅まで5分足らずの立地で、近くにコンビニもあったと思うね」便利な立地だね。「格安ツアーのホテルなのにとってもキレイなホテルでうれしいと思うね!」もっと狭いビジネスホテルだと思ったのに、こんなにキレイなホテルでうれしいね(^^) 「お風呂はユニットバスではないと思うね!」グレードのいいホテルはお風呂もキレイね!「とても清潔だし、シャワーカーテンのレールがカーブしているのでシャワーを浴びる時でもカーテンに体がぶつからないと思うね!」そうそう!最近のホテルはそういう気づかいがすごくうれしいんだよね! 「スーパーで買ってきた皿うどんだべ!」これで270円!?「スーパーにたくさん売ってたんだべ。さすが長崎名物だけあって地元の人も買っていってだべ」そうなんだ。で、お味は?「お店で食べるぱりぱりの麺と違うから麺はちょっとおいしくないけど、上の具は味がしみててうまかったべ!」やっぱりご当地名物はご当地で食べるのが一番なのかな(^^) 繁華街なのにとっても静かで快適夜を過ごしました。起きたのが早朝だったので早々にベッドに入り、翌朝は気持ちよく目を覚ましました。 「朝食がすごかった」うん、何を選んだらいいのかわからない程豊富なメニューだったね。「そう。しかも今日はお昼時間が取れない行程だから、お昼はバスの中なんだって」朝食でたくさん食べておかないと、だね? 「お世話になった佐世保ワシントンホテルさんにお別れして、長崎旅行二日目に出発ね!」はい!今日もきっとすごい景色をたくさん見れるんだろうね!「でもあいにく今日はお天気が悪いと思うね」え~~!?そうなの?「でもガイドさん曰く、長崎は場所によって天気がだいぶ違うんだそうね。沿岸ならではのお天気なんだそうね」そうなんだ。じゃあもしかしたら雨の予報でも場所によっては晴れたりするのかな?「晴れるのは難しいかもしれないけど、雨が降らないことを祈ろうと思うね!」 もっとゆっくり滞在したかった佐世保。色々ありすぎて何を食べたらいいのかわからない程たくさんのご当地グルメがあるので、また佐世保に行くことがあったら食い倒れしようと思います(^^) 夜の佐世保駅前はまるで南国リゾートのよう。東京とはだいぶ違う、ここは長崎、佐世保です(^^)
2019.04.29
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「ぼてぽて、夕ご飯食べよう」うん。あ~~!!もしかして!?「そう。調べたの。オススメの佐世保バーガーのお店」いいね~!「早速注文しよう」うん! 「色んなハンバーガがあって何がおいしいのかわからなかったから店員さんに聞いてみたべ」何がオススメだって言ってた?「何を食べてもおいしいけど、初めて食べるならスペシャルバーガーがオススメだってとても親切に教えてくれたべ」へ~!「だからそれを注文したべ」楽しみだね(^^)「楽しみだべ!お店の中には佐世保がロケ地になった映画のポスターもたくさん貼ってあったべ」へ~!すごいね!「それにしても長崎の人はみんなとっても親切だべ」うん!思った!みんなとても穏やかで親切!佐世保はいい所だね~! え?!大きくないですか!?「これは偽物です」あ、よかった(笑)「実はこのお店、テレビでも紹介されるほど有名なお店なんだって」そうなんだ。「地元の人の間でもこのお店がお気に入りだという人が多いんだってさ」へ~!じゃあおいしいんだね?「でも地元の人に聞くと、どのお店で食べても佐世保バーガーはおいしいんだって」そうなの?(^^; 「はい、来ました」わ~~!でも思ったより小さい。でもウエ様より大きい。つまりかなり大きい。「佐世保バーガーってすごく大きいイメージだけど、女性には大きすぎて全部食べられないんだって」なるほど。「手作りオレンジジュースとポテトのセットです」手作りオレンジジュース!!!「では早速いただきましょう」いただきま~~す!! 「・・・・・・」・・・・・・。「おいしすぎて言葉が出ないって」このことだね。「なにこのパン」ふわふわすぎる。「お肉がジューシーすぎるのに脂っぽくない」絶妙なこのチリソースのようなソースの具合といいパンの甘味、そして何このチーズ!!「甘みとコクがあるね」口の中ですごいハーモニー!「とにかく想像以上においしい」うん!!佐世保バーガーがこんなにおいしい物なんて思わなかった!!「オレンジジュースはみかんとオレンジをミックスしたような味だね」なんておいしいんでしょう!! 「ポンデだって」なんだろう、これ。「もちっとしてる。なにこれ」揚げ物なんだけどお餅のような、なんていうか・・・。「おいしい」そう、おいしい!!「しかもお値段が安いの」佐世保価格なのかな?すごい安いよね?「うん。このお値段でこれだけおいしいものが食べられるならもう一個・・・」それはいくら何でも食べすぎじゃないですか?ウエ様(笑)佐世保バーガー一個でかなりのボリュームだし、それにおいしかったら大満足だよ!「そうだね。本当にすごくおいしかった」 「マジでヤバイよヤバイよ」ははは!本当にヤバイくらいおいしかったもんね!「出川さんも来たんだね」そうみたいだね。たくさん色紙があるもんね。「いいお店に来れてよかったね」本当(^^)ウエ様ありがとうね! 「夜になるとこんな景色だべ」いいね~!港町って感じ!「港町横浜よりも静かでのんびりな雰囲気だべ」そうだね。波もないし、とってもロマンチックな雰囲気。「ぼてぽて、佐世保グルメを買ってホテルに戻るべ!」え~!?まだ食べるの!? 佐世保グルメに味を占めたちびつこたちが張り切ってお買い物するとのこと。そのくらい佐世保はグルメ豊富の街なんです。 佐世保バーガーはお店によって具材やソースなどが違うそうですが、食べ比べるとどのお店で食べてもおいしいそうですが、お好みのお店が絞られてくるそうですよ。ぼてぽてはこもヒカリさんの味が大変気に入りました。佐世保に来たら是非佐世保バーガーを食べて下さいね!感動の味に出会えますよ!ちなみにヒカリさん、超人気店ですので時間によってはかなり行列ができるようですよ! ハンバーガーショップ ヒカリ HP → http://www.hikari-burger.com/
2019.04.20
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「これが造船の町、佐世保の駅だべ!」大きな駅だね~!「ここにはたくさんの飲食店やお土産屋さんもあるんだそうだべ!」そうなんだ。 「駅の造りがなんとなく教会の天井に似ているべ」確かに!もしかしたらそれを意識してデザインされているのかもしれないね!「早速中に行ってみるべ!」うん! 「おお!日本最西端の駅なんだべか!?」そうなんだ!ここが日本最西端の駅なんだね!「オイラも随分西に来たもんだべ」ははは!そうだね!っていうか、このハンバーガーって、もしかして・・・。「佐世保名物佐世保バーガーだべ!」食べたい~~!!「後で食うべ!」 「佐世保駅から道を挟んだところに佐世保五番街っていうショッピングアーケードあるんだべ」佐世保駅にもショッピングアーケードがあったね?「このあたりにはたくさんのお店やレストランがあるんだべ」さすが佐世保の中心地だね!「それよりオイラが気になったのがこれだべ」なに?何が気になるの? 「これだべ!」え!?すごい!なんでここにいるの!?「わかんねぇべ」え~!?(笑) 「こんなに近くで見れるなんてラッキーだべ!」そうだね!この護衛艦って名前あるの?「4303、護衛艦あまくさだべ」へ~~!あまくさっていうくらいだから、熊本天草が由来になってるのかな?「そのようだべ」 「あまくさは海上自衛隊が所有する多用途支援艦だそうだべ」どういう時に出動するのかな?「あまくさは船の転覆事故の行方不明者の捜索だけじゃなく、東日本大震災や熊本地震、台風の影響により発生した流木の回収作業にも派遣されたんだそうだべ」へ~!本当に災害時には大活躍の支援艦なんだね! 「とってもでかくてかっこいいべ!」まさに海軍がある土地ならではの景色だね!「もうすこし時間が早かったらここも中を見学できたみたいだべ」そうなんだ!見たかったなぁ。「九州は日が落ちるのが遅いから気が付かなかったけど、もう6時を過ぎてるべ」確かに!まだ4時くらいかと思ってた!「オイラが住む東京では2月だと5時になると暗くなるけど、九州は南に位置しているだけあって6時でもまだ明るいいべ!」その分夜明けが遅いのかな?「約1時間ほど東京より夜明けが遅いそうだべ」へ~!同じ日本でもそんなに日の出、日の入りが違うんだね~! ものすご~~く近くでみる護衛艦は、それはそれはすごい迫力でした。この護衛艦、様々な災害時に大活躍してるんですね。とてもきれいに整備され、さすが自衛隊の護衛艦だけあるなと感心しました。こんな風に様々な船を見れるのも佐世保ならではですね!
2019.04.16
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※前の記事が何度も更新されていました。 大変失礼しました。 (勝手に自動更新されてたみたいです・・・) 佐世保駅の大きなロータリーから道を挟んだ高台に素敵な建物が見えました。気になったので行ってみることにしました。 「まるでお城のような教会だった」本当だね。こじんまりとしてるけど、とっても素敵なデザインだね。「中に入れるのかな?」せっかくだから見せてもらおう。 「残念、今日はもう閉館してるって」え~~!!本当に残念!!「ここもステンドグラスが素敵な教会だったんだろうね」ね~。見てみたかったね。っていうか、この教会ってなんていう教会なの?「カトリック三浦町教会っていうんだって」へ~!駅前にこんなに立派な教会なんて、さすがカトリックの街だけあるね!「それだけ教会が地元の人にとって身近な存在だってことだよね」そうだね」 「すてきなルルドだね」うん。マリア様がカラフルで美しいね。「なんだかありがたい気分になってくる」いいことだね(^^)「この教会は最初は1899年に佐世保教会という名前で谷郷町に設立されたんだけど、信者さんが急速に増えたからより大きな教会を作る必要にせまられて1931年に現在のこの教会が完成したんだって」へ~。「美しいゴシック建築なんだけど、作った人や設計者は不明なんだって」そうなんだ!「ガイドさんが言ってたんだけど、実はこの教会では前川清さんと藤圭子さんが結婚式を挙げたんだってさ」え!?そうなの?「前川清さんはクリスチャンで、長崎が地元だそうだよ」へ~!藤圭子さんって、宇多田ヒカルちゃんのお母さんだよね?「そう。藤圭子さんは前川清さんと離婚した後に再婚してます」なるほど。ウエ様はゴシップにも精通してるんですね(^^) 「太平洋戦争の時にはこの教会はコールタールで真っ黒に塗られ、そのおかげで戦火の被害にあうことがなくこうして現存できてるんだって」え!?そうなの!?でもそのおかげでこうして今もすばらしいたたずまいを残しているんだね。「そうみたい。長い間ずっとこの高台から佐世保の街を見守ってくれているんだね」きっとそうだね(^^) 高いビルが立ち並ぶ中、そこだけ景色が違う一角、そこがカトリック三浦町教会です。都会のど真ん中の教会なのにそこだけとても静かな、雰囲気の違う場所でした。もう少し早い時間に行けば中を見せてもらうことができたのですが、ちょっとのんびりしていたので見逃してしまいました。きっとここもステンドグラスが素敵な教会だったんでしょうね。 カトリック三浦町教会の中はこんな感じ → https://www.nagasaki-tabinet.com/junrei/60987/
2019.04.14
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前回の記事で紹介した展海峰からバスで20分程の場所にある九十九島パールリゾートはこの場所です。長崎は海に囲まれているのがよくわかります。 「ここは海きららという水族館だべ!」行きたい!「ダメだべ。時間がないべ」え~~!!!「今度まだ来てくれだべ」他人事だな・・・。「時間がないから仕方ないべ!そのかわりにちょっとだけ中はのぞかせてもらうべ!」 「長崎は造船の町だけど、昔からこういう帆船で漁をしていたんだべ」立派な船だね~!「なんとなく大陸のデザインのような気がするべ」さすが貿易が盛んな長崎ならではだね! 「そしてオイラが食べたいのはこれだべ!」なにこれ!おいしそう!!「長崎名物のカステラアイスだべ!」へ~!「カステラの間にアイスが挟まっているんだべ」そうなんだ!買ってみようよ! 「オイラはイチゴだべ!」ぼてぽてはバニラ!「ん!!!うまいべ!」本当だ!思ったよりカステラもふわふわだ! 「普通のカステラの間にイチゴアイスが挟まってるべ!」ちゃんとザラメもついてるし、これ家でも作れそうだね?「カステラの間にアイスを挟むだけだべか?」でもこんな感じに冷たくおいしくできないかもね! 「ここにはたくさんのお土産屋さんやレストランもあるべ!」あ!ハンバーガー!佐世保といったら佐世保バーガー!食べたい!!「まだ早いべ!!」え??(^^;「もっともったいぶってから食べるんだべ」なにそれ~。 「これが九十九島クルージングをする船だべ!」これが走ってたんだね?「でもオイラたちのお仲間さんが乗ってたのは真っ白な船だべ」そうなんだ。これもかっこいいね!「今度来た時には是非クルージングもしてみたいべ!」そうだね(^^)海からの景色も見てみたいよね! 「こんな素敵な船着き場もあるべ!」なんだか趣があるね~!「ここは水族館の裏側だけど、こんなに素敵な景色の場所があったべ」本当に長崎は海と密接な所なんだね~。 帰ってきたお仲間さんたちと合流し、バスは本日の宿泊先である佐世保市内へ向かいます。道中、またすごいものが! 「クレーンだべ!!」でかい!!すごい!! 「ぼてぽて!ドックが見えるべ!」本当だ!ここで船が造られ、海に出ていくんだね~。「オイラはこの景色を見たかったんだべ!」ぼてぽても!実は長崎での楽しみの一つはこのクレーンとドックだったんだよね! 「こんなにでっかいのは関東では見れないべ!」横浜にそれらしきものがあるけど、ここまでの規模ではないもんね。「さすが長崎だべ!」 「奥に見えるのはアメリカ軍の佐世保基地だべ」へ~!でも基地って、ぼてぽてんちの近くにも横田基地があるから、あんまり珍しいものではないね。「横田基地は空軍、ここは海軍だべ」どちらもアメリカ軍だからね。「佐世保はアメリカ人もたくさんいるんだそうだべ」じゃあ横田基地の周りの福生と同じだね?「そういうことだべ。ちょっと似ているべ」 バスは間もなく今宵のお宿に。これからちびつこたちの佐世保ナイトが始まります。
2019.04.11
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前回の記事で紹介した展海峰からバスで20分程の場所にある九十九島パールリゾートはこの場所です。長崎は海に囲まれているのがよくわかります。 「ここは海きららという水族館だべ!」行きたい!「ダメだべ。時間がないべ」え~~!!!「今度まだ来てくれだべ」他人事だな・・・。「時間がないから仕方ないべ!そのかわりにちょっとだけ中はのぞかせてもらうべ!」 「長崎は造船の町だけど、昔からこういう帆船で漁をしていたんだべ」立派な船だね~!「なんとなく大陸のデザインのような気がするべ」さすが貿易が盛んな長崎ならではだね! 「そしてオイラが食べたいのはこれだべ!」なにこれ!おいしそう!!「長崎名物のカステラアイスだべ!」へ~!「カステラの間にアイスが挟まっているんだべ」そうなんだ!買ってみようよ! 「オイラはイチゴだべ!」ぼてぽてはバニラ!「ん!!!うまいべ!」本当だ!思ったよりカステラもふわふわだ! 「普通のカステラの間にイチゴアイスが挟まってるべ!」ちゃんとザラメもついてるし、これ家でも作れそうだね?「カステラの間にアイスを挟むだけだべか?」でもこんな感じに冷たくおいしくできないかもね! 「ここにはたくさんのお土産屋さんやレストランもあるべ!」あ!ハンバーガー!佐世保といったら佐世保バーガー!食べたい!!「まだ早いべ!!」え??(^^;「もっともったいぶってから食べるんだべ」なにそれ~。 「これが九十九島クルージングをする船だべ!」これが走ってたんだね?「でもオイラたちのお仲間さんが乗ってたのは真っ白な船だべ」そうなんだ。これもかっこいいね!「今度来た時には是非クルージングもしてみたいべ!」そうだね(^^)海からの景色も見てみたいよね! 「こんな素敵な船着き場もあるべ!」なんだか趣があるね~!「ここは水族館の裏側だけど、こんなに素敵な景色の場所があったべ」本当に長崎は海と密接な所なんだね~。 帰ってきたお仲間さんたちと合流し、バスは本日の宿泊先である佐世保市内へ向かいます。道中、またすごいものが! 「クレーンだべ!!」でかい!!すごい!! 「ぼてぽて!ドックが見えるべ!」本当だ!ここで船が造られ、海に出ていくんだね~。「オイラはこの景色を見たかったんだべ!」ぼてぽても!実は長崎での楽しみの一つはこのクレーンとドックだったんだよね! 「こんなにでっかいのは関東では見れないべ!」横浜にそれらしきものがあるけど、ここまでの規模ではないもんね。「さすが長崎だべ!」 「奥に見えるのはアメリカ軍の佐世保基地だべ」へ~!でも基地って、ぼてぽてんちの近くにも横田基地があるから、あんまり珍しいものではないね。「横田基地は空軍、ここは海軍だべ」どちらもアメリカ軍だからね。「佐世保はアメリカ人もたくさんいるんだそうだべ」じゃあ横田基地の周りの福生と同じだね?「そういうことだべ。ちょっと似ているべ」 バスは間もなく今宵のお宿に。これからちびつこたちの佐世保ナイトが始まります。
2019.04.07
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佐世保は造船の町として昔から栄えてきました。ちょっと高台に上るとこんな景色が飛び込んできます。東京では絶対見れない景色です。 「今回の旅行のオプションとして九十九島クルージングっていうのがあったんだべ」九十九島?どんな島なの?「九十九っていうのは仏教用語でたくさんっていう意味だそうで、この佐世保にはたくさんの無人島があって、その島々の総称を九十九島って呼ぶんだそうだべ」へ~!実際いくつくらい島があるのかな?「実際は208島あるんだそうだべ」そんなにあるの!?すごいね!「で、オプションのクルージングはその島々の間を船で巡るんだそうだけど、今日は天気がいいから絶景なんだそうだべ」じゃあそれやりたい。「もう遅いべ」え!?なんで?「オプションを申し込まない人は、その九十九島を上から見れるっていうから上から見ることにしたべ」え~!?そうなの?「その上から九十九島が見えるっていう場所が、この展海峰だべ」てんかいほう? 「これが上から見た九十九島だべ!」すごい!!ほんとうに絶景!!「天気がいいから遠くまで見えるべ!」すごいね~!本当にこれはすごい! 「あの島の間のどっかに同じツアーの人たちが乗った船がいるべ!」見えるの!?「見えたべ。白い大きな船だったべ」へ~!すごいね!お仲間さんが船に乗ってるのを見れるなんてすごいね! 「ここは海抜180メートルだべ」もっと高い所にいるような感じだね。「眺めがいいからそう思うんだべ」そうかもしれないね。「本当にたくさんの島があるべ」これを全部数えたってすごいね。 海がキレイだね~!「下には海水浴場もあるそうだべ」綺麗な海で泳げるってこと?「そういうことだべ」うらやましいな~! 「長崎の五島列島の方には九十九とかいて“つくも”と読む九十九島があるんだけど、ここの島々は九十九と書いて“くじゅうく”と読むんだべ」読み方が違うんだね。「どちらもたくさん島があるっていう意味だべ」意味が同じで読み方が違うって、間違えちゃいそうだね。 「今日はクルージングをしても上から見ても最高の景色だってガイドさんが言ってたべ」お天気に恵まれてよかったね!「でも残念ながら明日は天気が悪いそうだべ」え~~!そうなの?「長崎は沿岸地帯な上に場所によって全然天気が違うからなかなか天気が読めないんだそうだべ」じゃあ晴れるといいね! 「遠くにも島が見えるべ」大きな島から小さな島まで、本当にたくさんの島があるんだね~! 「船も見えるべ!」え!?うそ!「島の間に入っていったべ!」え~~!見えないよ!「今見えなくなったべ」・・・(-_-) 展望台で思い存分絶景を楽しんだら、バスで20分程の九十九島パールシーリゾートへお仲間さんをお迎えへ。道中、またこんな景色が。 「すごいべ!!クレーンだべ!」でっかいなぁ!ビルを作るクレーンと比べ物にならない大きさだね!「船を造るクレーンはでかいべ!」 次は九十九島クルーズの出発地、九十九島パールリゾートを探検します!
2019.04.04
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今年も毎年恒例の大好きな桜を見に行きました。東京都八王子市にある圓通寺さんの桜です。 「とっても古い桜の木だから根元は保護されてるでちゅね」そうだね。本当に古いんだよね、この桜。 「でも毎年こうやってたくさんのお花をつけてくれるんでちゅよね」この辺りでは一番大きな枝垂桜だもんね。「ソメイヨシノが咲く前にこうやって咲いて、春の訪れを教えてくれるでちゅね」そうだね(^^) 「でも毎年少しずつ花の数が減ってるような気がするんでちゅよ」言われてみれば・・・。「お花はたくさんついてるんでちゅけどね。前はもっとボリュームがあったと思うでちゅ」確かにそうだね。桜の木も年を取るとお花が減っちゃうのかな。 「でもこれだけたくさんのお花をつけられるんだから、まだまだ元気でちゅよね!」そうだね。きっとまた来年もたくさんの桜の花を見せてくれると思うよ? ここの桜は通る人の目を引く、本当に素敵で大きな枝垂桜です。いつまでもキレイな桜を見せてほしいです。また来年も満開の桜が見れますように!! 一方、満開と言われていた東京の都会では・・・。 「花冷えしてるから満開じゃないでちゅ」思ったより桜が咲いてないね。「毎年新宿御苑は3月の終わりが満開なんでちゅけど、この調子だと今週末の方が満開かもしれないでちゅね」暖かくなると一気に咲いちゃうけど、ここのところは寒いから来週末が見ごろかもね! 「でもお弁当をもってお花見するのは楽しいと思うね!」うん!こうやって毎年みんなでお花見ができるのはうれしいね(^^) 「今年はおむすびもあるからなおうれしいでちゅ」みんなサイズのおむすびをつくってみました(^^)「いただきますだべ!」どうぞ召し上がれ! 「東京の桜は場所によってはまだ満開じゃないでちゅけど、あっという間に散ってしまうでちゅからね」本当だね。来週の入学式までもってくれるといいね。「そうでちゅね!」 新宿御苑のソメイヨシノはまだ7分咲きくらいでした。これから八重桜が咲きますが、まだつぼみも小さいままでした。今週末が見ごろでしょうか(^^)あっというまに終わってしまいますから、お花見はお早めに!
2019.04.02
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平戸からの帰り道、平戸大橋が見えました。うん、とっても美しい!実は2010年の4月までは有料の橋だったんだそうですよ。 バスは平戸島から田平に向かいます。実は田平には日本最西端の平戸口駅があります。まさに平戸の玄関口の駅です。 「駐車場からまず見えるのはこんな景色でちゅね」なかなか正面から見せてもらえないね(^^;「もったいぶってるんでちゅよ!」 そして正面に回ると、こんな景色が。 とっても荘厳だね・・・。「とても趣がある教会でちゅね」この教会はなんていう教会なの?「これは田平天主堂、通称“田平教会”でちゅ」この地域が田平地区だからだね?「そうでちゅね、特別難しい名前は付けずに、地域にちなんだ名前がついてるでちゅね」なるほどね。とてもシンプルね。 「田平教会は世界遺産エリア内ではないんでちゅけど、国の重要文化財なんでちゅよ」世界遺産じゃないんだね?「そうでちゅ。でもこの教会も長崎の教会群の中では外すことができない教会でちゅ」そうなんだ。「実はこの田平教会を作った人は教会建築で有名な鉄川与助さんという人で、その鉄川さんの設計・施工して建築したレンガ造りの教会の中でも最高傑作と言われているのがこの田平教会なんでちゅ」そうなんだ!確かに素晴らしいレンガ造りの教会だよね! 「1886年以降に、外国人宣教師であるラゲ神父やド・ロ神父が買い取った土地に、黒島や外海から移住してきた信徒さんによってはじめられた教会だそうでちゅ」外国人宣教師?「詳しくはまた今度お話するでちゅけど、長崎にはたくさんの宣教師がいたんでちゅよ」へ~。「そして1918年に信徒さんたちは中田藤吉神父さんの奔走によって集められた寄付によってこの教会が造られたそうでちゅ」日本人神父さんもいたんだね。「いたでちゅよ。大正4年から3年の歳月をかけて造られたんだそうでちゅ」これだけの煉瓦造りだったら、それはそれは大変な手作業だったろうね。 「ここも中は写真撮影が禁止だから、どんな感じか説明するとでちゅね・・・」うん。「中は本格的なリブ・ウォールト天井が印象的なロマネスク様式の教会でちゅ」リブ・ウォールト天井って、何?「コウモリの羽って意味で、天井の骨組みがまるでコウモリが羽を広げたような形のことをいうんでちゅって」へ~!確かに白い天井に茶色の骨組みはそう見えた!「とても荘厳で、そしてステンドグラスが美しい教会でちゅ」うん、天井が高くて明るいからか、とてもステンドグラスがキレイだった」 「田平教会は見ての通り、煉瓦造りで八角形のドームをいただく鐘塔がそびえて、平戸瀬戸を見下ろす高台に立地しているんでちゅ」うん、とても眺めがよかった!「門柱、石段、石垣の保存状態も良くて、周囲には墓地や畑が広がるなどの歴史的環境がよく保存されていて、2003年に国の重要文化財に指定されたんだそうでちゅよ」たしかに、とても大事にされてるんだなって印象があるよね。「昔の人が残してくれた建物を大切に保存していくのも信者さんたちの務めであり、なるたちの務めでもあるでちゅね」そうだね。昔の人が大切にしていたなら、今の時代はもっとそれを大切にしないといけないね! 内部の写真はこちら → http://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/149041/2 インフォメーションセンターHP → https://kyoukaigun.jp/visit/detail.php?id=1
2019.03.31
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バスは佐世保経由で田平を通過し、平戸大橋を抜けて平戸島にやってきました。車窓からだったので上手に撮れませんでしたが、この赤い橋は平戸大橋という吊り橋で、平戸島と田平長を結ぶ全長が665m、海面から30mのところに吊るされている真っ赤な橋です。昭和52年生まれのこの橋、ぼてぽてと同世代です(^^) 「ガイドさんが言ってたんでちゅけど、56億円と4年の歳月をかけて完成したんだそうでちゅよ」へ~!それにしても朱塗りがとってもキレイだね!「港から橋を見ると、青い空と赤い橋のコントラストがとてもきれいなんだそうでちゅよ」そうだろうね。確かに絶景だもんね! 「ここから平戸の街を散策するんでちゅって」この地図のエリアを散策するってこと?「50分で散策するから少し早歩きでちゅね」そりゃ大変だ。それにしてもこの平戸って、何があるの?「ここはオランダ、ポルトガル、中国や台湾との貿易が盛んな場所だったんだそうでちゅ。でも徳川家光の鎖国によって平戸はすっかりさびれてしまったんだそうでちゅよ」へ~。 「長崎は外国との貿易が盛んな町だったんでちゅけど、この平戸にはかの有名なザビエルさんも来たんだそうでちゅよ」そりゃすごい!「1550年にここに来たんだそうでちゅ」とても歴史ある港町なんだね。「そうでちゅね」 「なるの後ろに見えるのが平戸城でちゅよ」あ!天守閣があるね!あそこにも行けるのかな?「今回は残念ながらいけないでちゅ。天守閣からの眺めはとってもいいんだそうでちゅよ」良さそうだよね~!行ってみたかったな! 「これはザビエルさんでちゅ」おお~!道にいきなりザビエルさん!「この道は“歴史の道”と言って、平戸港交流広場から後ろの階段の上にある松浦資料館を結ぶ道なんでちゅよ」綺麗に整備されてるね!「道沿いには平戸ゆかりの偉人の像がこうしてたっているんでちゅ」確かに歴史を感じる道ですね。 「そしてここが平戸で一番有名な場所なんでちゅよ」ん?お墓が?「違うでちゅよ。よく見るでちゅよ」ん??何? 「この景色を“寺院と教会の見える景色”っていうんだそうでちゅ」あ!後ろに見えるの塔は教会なんだね?「そうでちゅ。手前が光明時と瑞雲寺、そして後ろに見えるのが平戸ザビエル教会で、お寺と教会が同じ地区にあって同時に見える景色はとても珍しいんだそうでちゅよ」うん、そうだよね!こんな景色見たことないや! 「長崎あるあるなんでちゅけど、平戸ももれなく坂道だらけの町でちゅ」うん、結構すごいね(^^;「でもこうやって坂道を登りきって後ろを振り返ると、そこには絶景が広がっているっていうのも長崎あるあるでちゅ」そうか!だから長崎ってどこにいても眺めがいいんだね! ん?これは何?「さっき見えた教会でちゅよ」へ~!いきなり裏からですか?「じゃあ正面に回ってみるでちゅよ」うん!楽しみだな!ぼてぽては長崎の教会を見るのがとっても楽しみだったんだ! 「なんか、まるでお城のような建物でちゅけど、これは立派な教会でちゅよ」本当にお城みたい・・・。「では、どんなところか見に行くでちゅよ」うん! すごい!!本当にお城だ!「すごいでちゅね~!」うん!「でも残念ながら長崎の教会は内部は撮影禁止でちゅ」え!?そうなの!?「教会はお祈りの場でちゅ。とっても神聖な場所でちゅからね」そうか。そうだよね。観光地じゃないんだもんね。 「立派でちゅね~!」うん、すごいね!この教会はなんていう教会だっけ?「禁教令が解けて信者さんが住むようになった1931年に建設されたカトリック教会で、1971年には1550年にザビエルが平戸に来訪した記念に教会の脇に”ザビエル記念像“が建立されて、それを機に教会の名称が”聖フランシスコ・ザビエル記念聖堂“と呼ばれるようになったそうでちゅ」今と呼び方が違う?「そうでちゅね。近年、この教会は正式名称を“平戸ザビエル記念教会”と改めたんだそうでちゅよ」その方がしっくりくるね(^^) 「中は華やかな感じの教会だったでちゅね」うん、とっても明るい印象だったね。「ここでも潜伏キリシタンの人がお祈りしてたんでちゅね」潜伏キリシタンって??「それはまた今度説明するでちゅよ」 あ!この景色はさっき下から見上げた景色の逆バージョン!「そうでちゅね。上から見る景色も絶景でちゅね~!」海が見えて木々が見えて、いい景色だこと(^^) 「去年の2018年7月に“長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産”が世界文化遺産として登録されたんでちゅけど、実はこの平戸ザビエル記念教会や平戸の街は世界遺産エリア外なんでちゅ」そうなんだ。でもこの教会も潜伏キリシタンを語る上では重要な教会ということで、たくさんの人がこうしてやってくるんでちゅよ」なるほど。「この碑もそれを表す重要な物でちゅね」殉教者の慰霊碑なんだね・・・。「つまり、この地でも悲しい歴史があったというわけでちゅね。今回ぼてぽてが巡るのは美しい教会だけじゃなく、潜伏キリシタンという悲しい長崎の歴史もめぐるんでちゅよ」うん、心して見学するね。 「ここはルルドでちゅよ」ルルドって?「昔、ベルナデッタという修道女がマリア様のお告げによって見つけた泉のことをルルドの泉っていうんだそうでちゅ。その泉は万病を治す泉と言われて、本当のルルドの泉には世界中からたくさんの巡礼者が訪れるんでちゅよ」へ~!「これはそのルルドの泉のマリア様とベルナデッタを現した様子でちゅね」なるほど。 「海が見えて眺めがいいでちゅ」静かだし、いい所だね。「ここから駐車場まではまた下りでちゅね」そういうことだね(^^;「じゃあ、そろそろ帰るでちゅよ」うん! 「この石段、とっても保存状態がいいんだそうでちゅよ」うん、美しいね。でもとっても急なんだけど。「坂道が多い長崎では急な階段は仕方がないでちゅ」そうだね。「こうした石垣や石積みは長崎ではよく見かけるんだそうでちゅよ」なんで?「これも異国仕込みの技なんだそうでちゅ(^^)」 「バナナでちゅって」え?これが?「そうみたいでちゅ。さすが九州でちゅね」うん、本州よりは全然あったかいんだろうね。「食べられるんでちゅかね・・・」これ、食べたいって思う?「・・・いいでちゅ」 「これは“ひらどの六角井戸”だそうでちゅ」六角形なんだね。珍しい形だね。「井戸の形が従来の日本の井戸と違う六角形で、六角形だと水を各方面から一度に汲むのに便利だったそうでちゅ」確かに。「だから六角形にしたんでちゅね。とっても珍しい物で大切に保存されてるんだそうでちゅよ」珍しいんだね。 「後ろに見えるのがオランダ橋でちゅよ」石でできた橋なんだね?「そうでちゅね。正式名称は幸橋。1699年にここに木橋をかけて幸橋と呼んでいたそうなんでちゅけど、1702年にその橋を石橋に架け替えてそれをオランダ橋って呼ぶようになったんだそうでちゅ」でもどうしてオランダ橋なの?「それは、この石橋を作ったのが近くのオランダ商館の石造り建築に従事していた石工さんたちが造ったからだといわれているそうでちゅよ」なるほどね~!異国の建築技術によって生まれた橋ってことだね? 異国の文化が流れ着き、その文化によって栄えた平戸の町。町の発展に大きな影響を与えたのは言うまでもありませんね。この平戸には他にもたくさんの見学スポットがありますが、今回は時間の関係で散策だけで終了でしたが、他にも平戸の歴史を学べる場所がたくさんあるんですよ!日本と異国の文化が融合した素敵な町、平戸。眺めも文化も素敵な町でした。 平戸ザビエル記念教会(中の様子が見れます) → https://www.city.hirado.nagasaki.jp/kanko/bnka/bnk16.html 平戸の観光情報 → https://www.city.hirado.nagasaki.jp/kanko/index.html
2019.03.26
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