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子供は辛いよ....日々の生活やりくりについて悩まなくて済んでも毎日、学校通ってベンキョーしなきゃいけない!もちろん日々の生活で悩む子供は学校のベンキョーで悩む暇すら無いし学校に行かず家でベンキョーしてる子供もいるだろうが...共通しているのは、自分で望んで決めたわけでもないことを莫大な時間をかけて学習しなきゃいけないって所だよっ!!英国の公立中学(5年間)の一年生となった長男の教科書を読みながら常々感じるのは「教科書って、つまらねぇぇぇぇっっ」ってことだ。私は小説類は殆ど読まないが読書自体は大好きだ。学習するのも好きだ。(だから中学の教科書とか読んでるんだよ)それでも、教科書を開けると思いっきり灰色になる。よぉぉく読むと、なかなか面白い内容にしてあるし、そもそも、英語・英国教授法なので(自分の中学時代は全く覚えてないが^^;)目新しく、それなりの興味は湧く。しかし、同じ分野で、一般成人向けに書かれた本と比べると、思いっきり、つまらない。莫大な内容を簡潔に薄めて解説しているため実は最も面白い一見どうでもよさそうな所が切り捨てられてしまっているせいでもあるだろう。だが、それにもまして、教科書を開けると、とたんに「ベンキョーぉぉぉ」と渦巻きながら読者を取り囲む怨念、それが、教科書を灰色にそめていると思えてならない。「この章で学習した内容概説」だの「質問」だのが出てくると「余計なお世話だぁぁっ」と本を投げつけたくなるほど憤る..とまではいかないとしても思いっきり、さめる..そがれる...「自主性」という情熱が炭と化してしまうからだ!しかし、子供は、その教科書を開きながら一日、何時間もベンキョーさせられるのだ。これで、さらに、授業がつまらなかったらダブル拷問状態.....学校に行けば友達と遊べる・だべれるという、短い貴重な時間とひきかえに学校に行く子も少なくないんじゃないか。学校自体に、ほんの少しの魅力もなくなれば学校に行きたくなくなったって、何の不思議も無い。英国じゃ子供が学校をさぼると親が刑務所行きになるんで「何の不思議も無い」なんて落ち着いて言ってはいられず公式にHome Schoolという道をとらないかぎりは何とか頼みこんで、お子様に学校に通ってもらうしかない。幸い、長男(12歳・Year7・中学1年生)も次男(7歳・Year3・小学3年生)も今のところ、学校には、特に疑問も感ぜず通ってくれている。次男は、幼稚園時代、担任の先生が苦手で登校拒否というよりもサボることが多かったが、小学3年生になって、それまで通っていた下の学校(Infant Schoo・l小学2年まで)を卒業し上の学校(Junior School・小学3~6年)に進んでからは全く休まなくなった。授業内容も面白くなったらしい。本が読めるようになったのも大きな要因だと思う。英国の小学校の授業は、かなり遊び的な要素が大きい。いわゆる日本的な教科書の概念が無い。教科書は学校の所有物であり、必要があれば授業の時に渡されて使うという形式だ。また、一教科につき一教科書でもなく、課題に応じて異なる数種の教科書を使う。そして授業自体が、教科書に沿って行われるのではなく基本的なカリキュラムに沿って、担任・学校によって路線が定められているため、かなり柔軟で、また教科書を離れ、日々の生活に即した現実的な内容となっている。幼少時における灰色な教科書との接触は最低限におさえられ後々、教科書アレルギーの発生の防止につながる良い案だと思う一方授業によっては「こんなことやってて大丈夫なのかよぉ??」と幼稚な印象を受ける内容も少なくなかった。しかし、さすがに、中学に進むと、私が昔なじんでいたような(殆ど聞かず教科書に漫画を書きまくっていた)実践ではなく紙面での学問...というか日本風のフツーの授業になっていった。教科書は、相変わらず、学校の所有物である。しかし、一年で貸与されるという形をとり(裏表紙に図書館蔵書のような貸し出し票が貼り付けてあり)家に持ち帰ることができる。(無くしたら弁償か?)授業は、朝の8時30分から午後3時10分まで昼休みと2回の休み時間を抜いても6時間みっちり。長男えらいよ.....6時間、みっちり働いて、一銭も稼げないんだよないや、金が全てじゃないぞでも、自分が好きな科目ならともかくどぉでもいい科目まで、選択の余地なくみっちり学習しなくちゃいけないんだからあぁ子供は辛いよ!!!さらに、家に帰ったら帰ったで「早く宿題しろ~勉強しろ~」と追い立てられたりもするわけです。思うに、子供が幼少時の頃はせっせと早期教育のプリントなど一緒にやっていたりしても中学受験準備あたりになると勉強は、塾まかせで、家では「勉強しろ」と言うだけになっていたりする親御さんは少なくないんじゃないでしょうか。親も子も、離れている時間には、互いに相手には見えない時間を忙しく生きているから夕方、同じ家で顔を付き合わせると、どうも、相手は暇そうにしているように見えてしまいがちだとも思いますが、この「暇そう」な時間は「一日の勤め」を終えた疲労からの回復そして充電への貴重な移行時間でもあるわけです。そこに「勉強しろっ」って闇雲に言われちゃぁ....辛いだろうなぁぁ、子供!!子と同じくらい特に自分が選択したわけでもなく特に好きでも無い事に頭を使い、時間を使うと子供のウンザリ感が理解ってくるもんです。で、つい、同情してネットゲームとかやらせちゃったりする(それが原因で夫と喧嘩になったりする)バカ母は私でしたとさ~~~~(ToT)☆☆☆ところで、話は、別方向に移りますが英国には、日本的な「塾」にあたる学習機関が存在しません。一番、塾に近いのは、日本発「公文の学習塾」ですがこれとて一時間もかからず、遅くとも5時には終わります。なぜなら、学校が、日本の塾が提供する内容を提供するのが、当然と考えられているので塾という存在が全く成り立たないわけです。(この点、日本の学校と塾の棲み分けは興味深い)近年、日本では、中学を受験する小学生が地域によっては過半数と激増しているそうです。これは、多くの一般日本市民にとって私立中学は金銭的に選択範囲に入るほど手軽だということでもあります。英国の場合、私立学校は、日本のインタースクール並み以上に思いっきり高いので、多くの一般庶民(うちもだよっ)にとっては私立に進むというのは選択範囲に入らないのです。しかし、公立中学でも、受験は、あります。というよりも、一部の例外をのぞき、私の住んでいる地域ではどの公立中学に進む場合でも共通試験を受ける事になっています。もっとも、どの中学に進めるか、は、その試験の成績に即しておらず複雑な過程を経て決定が下されます。(詳しくは、過去ブログ2005年11月30日2006年3月10日2006年3月30日を、どうぞ~~)ただし、入学試験が必要で、その結果で入学が決定される私立や数少ない地域に残る公立グラマー校を受験する場合でも「受験勉強」という概念自体に対して英国の親は、複雑な決まりの悪い感情を抱いているのを感じます。なにしろ、公式の受験ガイドに「受験勉強は必要ありません」「受験勉強をしなければ入学できない程度のレベルであったら入学後、苦労します」....と、堂々と書かれている国ですから.......(ここらへん、階級制度も影響していると思いますが今回は、そこには、触れません。もう、書きすぎ、十分長すぎますから~~~)さて、そのため「受験勉強をさせる親」は後ろめたいような秘密みた罪悪感を抱きながら塾の存在しない国で何をするかと家庭教師をやとうのだっ!小学校高学年になったあたりからこそこそと(^^;)「ねぇねぇ家庭教師、使ってる?」という会話が交わされるようになる。私も、幸い長男の中学進学が成功とみなされているためよく、長男よりも1~2歳下の兄姉をもつ次男の同級生のママから「どんな勉強させたの?家庭教師は必要?」と相談される。その度に、私がエラソ~~に力説するのは...↓家庭教師は、雇っても、せいぜい一週間に一回か二回が限度。親が、毎日一時間でも子供に勉強を教えるのとどっちが学習時間が多い?自分が教えられない稽古事を習いに行かせるのとは違って小学校の学習内容程度だったら、まだ親の手に負えると思う。それに、親が一緒に勉強すると、同時に学問のやり方そのものを教えることもできるから得だよ。対する反論は....「でも、私が教えようとしても聞かないのよねぇぇ」ごもっともでございます。うちもだよっ!!!!だから、家庭教師に払う分の金額を飴ちゃん(ご褒美)に使い子供を買収し、おだてながらベンキョーさせたんじゃぁぁぁっ!!!(自慢にならねぇぇぇぇっっ!!!!!ToT)===友人カモシカの長女はYear5、今年の11月に受験となる。先週、突然、彼女が珍しく彼女にしては思いつめた顔で「やっぱり、家庭教師を雇おうと思うんだ...」と言って来た。思わず「え~~っお金の無駄遣いじゃん」と言ってしまった(「もったいない」感覚を咄嗟に表現できず、↑になった)ところ即「無駄じゃないと思うよっ」と言い返されたのであ、ちょっと一線を越えてしまったと思い「確かに無駄じゃないね。でも、家庭教師を雇うことの一番大きな問題は家庭教師を雇ったことで安心してしまって自分自身が子供の勉強に割く時間が減ることだと思うよ。」と言い直すと「そうだね。それは、注意するつもり...」と答えた。数日後、新聞に「良い家庭教師の見つけ方」という記事が載っていたので、コピーして、彼女に渡すとグハハハと笑いながら「いや、実は、こないだは、一瞬の気の迷いっていうかちょっと焦っちゃってぇ、家庭教師~~って思ったんだけどあれからよく考えてみて、やっぱり私が教えることにしたのぉ~。」だと。「でも、この記事は、しっかり読むね。ありがと♪」だと。そして、次に家でだべった時のこと....実は、カモシカは、某王立音楽学校にピアノの奨学金を受け通っていた(もちろん卒業もしている)という経歴の持ち主で、当然、ピアノ教師の資格も持っており子供達が大きくなった今、また小学生相手にボチボチと教え始め小遣いの足しにしていたのだがそれを「全てやめる」という。曰く「放課後は、全て、子供達に集中しようと思うんだ♪」もともとカモシカは、長女の成績が地元の最進学校に及ばないものだったら「進学希望校としても選ばない」と言い切り、「え~希望だけでも出してみりゃいいじゃん」との私の反論にも「だって、落ちたら(長女の)自信とか自意識に傷がつくもん。」と疑いの余地を持っていなかったのだが去年末に、校長先生に相談した結果、長女は十分、進学校進学可能圏内だと保証されたらしくいきなり受験モードに突入していたのであった.....そうか...カモシカ、やる気か....がんばれ~~~~~ほんと、マジで、受かってくれ~~~~~落ちたら、どうやって励ませばいいか、わからん~~~(ま、何とかなるんだろうが~~~~~~)
January 31, 2007
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長男よっ、お前もかぁぁぁ???!!!!...と、叫んだのには理由がある。それは、日曜日、Celebrity Big Brother5というChannnel4の超目玉番組の最終日、誰が勝ったかを見ている時に起こった。【以下☆まで当番組の解説が延々と続くので適宜とばしてください^^;】===Celebrity Big Brotherというのは「Big Brother」という十数人だかの一般人参加者を平屋の決して広くない宿舎にとじこめ24時間観察し(誰でもネットで観察可)(そして一日数時間、TVでダイジェスト版を放送)視聴者参加投票で定期的に追い出す参加者を決定徐々に人数を減らして行き最後まで残った参加者が優勝し多額の賞金を獲得するという......思いっきり灰色というか、くだらねぇというか、暇というか長男にさえ「Saaaaad(かっなしぃやつ)」と酷評されている番組の参加者をマイナーな有名人に替えた姉妹番組である。今年で、もうシリーズ5作目なんだと。とほほほほほ。何故、この、今までチャンネル替え中に偶然うつると「これ、また、やってんのか、いまいましぃ。」と舌打ちした番組を見ていたかというと、たまたま最近、家族中ではまっているコメドラマ「Ugly Betty」の後で放映が始まったので、とりあえず今回に限って結果だけは、見ておこうという結論に私と長男の間で到達したからだ。何故、今回に限ってかというと、前々回のブログ及びコメレスでも少し書いたのだがこの番組は、この二週間ほど同番組BBの元優勝者で今回はセレブとして母と彼氏を引きつれ参加した【エセ庶民の代表(庶民は、もっとまともだっ!!)】と英国ではみなされている「無知・無教養・無才能・無品格」が売り物J某のボリウッド(インド・ボンベイ映画界)女優参加者に対する人種差別発言問題で英国を騒がせていたからだ。いや、英国どころかインドまで飛び火し番組の製作者C4のボスの人形が街頭で燃やされたまたまインド訪問中だった英国蔵相ブラウンそして国会質疑応答でブレア首相までも巻き込む大騒ぎになっていたのだ。騒ぎは、今も続いている。くだんのJ某は、即スポンサーになっていた「反いじめ」運動団体のサイトから写真を削除され(あそこまで正真正銘・骨の髄から「いじめっ子」にしか見えないやつをスポンサーに選ぶ団体も団体だ.....)彼女の売り出した香水はもともとベッカムの香水よりは売れていたらしいが(ってかさぁ、どっちにしても香水って柄かよっ???)売り場から取り除かれ自伝(書く事あんのかよっ??)のペーパーバック化は中止彼女のFitness DVDは、最悪売り上げ...とこのJ某にへばりついて金を儲けていた輩(エイジェント云々という職業名の寄生虫)は金づる再健に必死なのだそうだ。(J某以上に、寄生虫、C4製作者、全て恥を知れ~~~)ま、これが、きっかけで、この番組自体が「勘違いセレブ」とともに消えることを祈る....☆☆☆と...話が大幅にそれてしまったが長男の問題発言は、この番組で「次点・二番・銀」を獲得したJermaine Jacksonが司会者からの質問に答えている時に起こった......長男「この人、アメリカ人でしょ?誰?」私「マイケル・ジャクソンの兄ちゃんだよ。」長男「............???本当の兄弟なの?」私「そうだよ。昔Jackson5ってバンドで人気だったんだよ。」長男「.......でも.....この人....brownじゃん??」ここで、思い出しました.....。畏友まり餡子から聞いたご長男の発言を......うちの長男(そして餡子ご長男)の驚きは、これだ...↓ ↓ ↓「マイケル・ジャクソンって白人じゃないのぉぉぉ??!!」!!!!!!!!!!!ぐわぁぁぁぁっ長男よぉぉぉぉお前も知らなかったのかぁぁぁ~~~~~!!!心底驚いた長男からの質問は続く...「どうして、白くなったのっ??」「brownだってイジめられたから白くしたの?」(知らん....)ここでマイケル・ジャクソンの存在自体を知らないためだまっていざるを得なかった次男が一言。「BrownとかWhiteとか言っちゃいけないんだよ。」そして兄を「Racist(人種差別者)!」と攻撃しはじめた....。丁度そこで部屋に入ってきたウザヲ(夫)Jermaine Jacksonを指差し「この人、誰?」(あぁぁ、また、繰り返しかよぉぉぉ??)長男「Michael Jacksonの兄弟だよ。」ウザヲ「えぇぇぇっマイケルジャクソンと、色、全然違うじゃ~~~ん」.....(^^;)続けてウザヲ「お兄さんの方がハンサムじゃん。マイケルなんで整形したんだ??」..................知らねぇよぉぉぉっ!!!!!
January 30, 2007
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昨夜は長男の中学のParents Evening(実質は三者面談)だった。割り当てられているのは5分のみっ!!担任を含め教科ごとの先生全てに予約を入れなくてはいけない。幸い、予約を入れるのは親ではなく生徒だがあぁ、やはり、12歳って、子供....担任(101教室)4時35分~4時40分地理(203教室)4時40分~4時45分科学(105教室)4時50分~4時55分ドイツ語(202教室)5時~5時5分...と二階と一階の移動時間は無いんかぁぁっ一個遅れたら、全て雪崩式に遅れるじゃんかぁぁぁっという超人的面談スケジュールを作ってくれていた。音楽・学年主任など、別棟での面談が無くてよかった....長男の話によると「時間が足りないから」学年主任と英語の先生とは「呼び出された生徒(行動・学業に問題あり)」の親だけが面談を受けられるのだそうだ。「時間が足りない」って....学校、時間つくれよっ!!5分だけで何話せっちゅぅんだよっ?!長男曰く「質問は”How is 長男 progressing?”だけ。余計な事は言わないでねっ!」あいにく、お前の母親は余計な事しか言えないんだよっ!もちろん、どの教科も、しっかり質問した。もちろん、長男は後で「はずかしかった」と怒った。しかし「黙って座っていた父親よりはマシ」だったそうだ....どうすりゃいいっつぅんだよっ?!!先生にとっちゃ、どの親も同じようなもんだ。(極東人系の生徒は学年180人に4人しかいないんで、それなりに目立つかもしれないが、ま、ともかく)学校の先生なんて、変な親は山ほど見てるんだからそんなに自意識過剰になるんじゃないっ「面通し」することに意義があるんじゃ~~~~っイヤなら、もう次回は行かないもんね。今回だって本当は別に行かなくても良かったんじゃんっ?...等と、怒りながら言うと「次回も来て」だと.....。行きたくねっっ!!!!で、肝心の結果外面が良い長男、地理以外は、どの教科も、それなりにこなしているようで評価は良かったのだが......小学校では校長からも注意されていた「授業中の私語」どの先生からも「初めに比べると【驚くほど】落ち着きました。でも、時々....」的なことを言われた。(「この母にして、この子あり」と思われたであろう。)この「驚くほど」の進歩には理由がある。長男の学校は、宿題忘れ、授業妨害(ふざけ私語)等に対し即、Detention(居残りの刑・色別)黄は、昼休み居残り赤は、放課後居残り緑は、土曜日登校の刑(←稀。先生も登校したくないのだろう)が言い渡され、成績表にも、しっかり記録が残る。Detention慣れした子は、全く気にしていないらしいが長男は、居残りで行動を束縛されるなんて、まっぴらごめんなようで、私語が少なくなったようだ。総括すると、優等生とまではいかないが問題児ではないフツーの中学生をしているらしい。表向きは....いや、フツーは、フツーなんだけど...先生は知らない。うちの長男が、バレたら、たぶん居残り刑に値する行動を秘密裏にしていることを......長男は、学校で、商売をしているのだ....っつぅと大袈裟ですが~~~~~通学路にある店で飴をまとめ買いしバラして元値の倍の値段で同級生に売っているのだ。別にヤク売ってるわけじゃないから刑法には触れないが教室で商売して、いいのか???いや「教室で商い」より何より、そもそも「友人から金を稼ぐ」という、その「仁義」の無い、あさましさが母は哀しいぞ....だが、長男は、母の倫理に対しては「この飴が好きだけど買えない友人の役に立っている」と反論し、毎日、帰宅すると「今日は、○ポンドも、もうけた~☆」とうきうき金勘定なぞをしている。「学校の近くより、家の近所のPatel氏の店のほうが安いし品揃えがいいから、朝早く出て、そこで仕入れて行く」などと、はりきっている。(結局、朝ギリギリまで寝ているので、まだ実行できていない......)頼むから、その情熱を、もうちっとヤバくなってる教科にそそいでくれ......(泣)どうせ、学校に、ばれたら、おそらく初の居残り刑になるだろうからそれまでは、静観することにした。実は、長男は、小学校時代からEbayで遊戯王カードを売りたがっているのだが自分でカードの梱包から発送まで全て責任を持つという条件を与えたため、いまだ実行していない...ったく、母をタダ働きさせようなんて、あまいんだよっ金稼ぎたいんだったら、地道に築きあげろ~~~~っところで長男の、その稼いだ金の使い途だが...なぜか弟に小遣いをやるようになった.....!?!なんでも弟の金銭感覚を養うため、だという.....!?!一週間に50ペンス(100円、1ドル)与えるという....だから弟が飴だの玩具だのほしがったら小遣いの貯金から出させれば良い、と言う..................一体、どんな拍子で考え付いたのか、不思議だ.....子は親の鏡っていうけど.....(ToT)☆☆☆一方、その弟。七歳。Year3(小学二年生)サッカーが好きだ。週一回サッカークラブに通っている。秋になり次男に「寒いから長袖シャツを買ったげるね」と言うと「ママ、チェルシーの探して」との要求。=====昔「あなたぁぁにぃあげたぁぁい♪ちぇるしーぃ♪」って広告やってなかったでしょうか??=====そうか、Chelsea FCの公式レプリカ・ユニフォームかぁ高いんだよなぁぁどうせ1年しか着れないのに冗談じゃないよなぁぁと思いつつ「チェルシーのは見つからないかもしれないからイングランドので、いい?」と聞くと、承諾した。で、イングランドの公式長袖ユニフォーム購入。(安売りでも【10ポンド(約二千円・20米ドル】だったっ)しばらくは、クラブ以外でも喜んで着ていたのだがある週末、着せようとすると「いや」だという。「なんでっっ??」と問いただすと「これイングランドのゴールキーパーのユニフォームだから」と答える。長男も、当然の如く頷く。「Robinsonがダメなのは常識だよ。なんで買ったの?」ち、ちょっと待て~~~確かにRobinsonは、ぼけミスで笑い者になっていた。だが~~~っ彼は、それでも、イングランド代表のゴールキーパーなのだ。一応、ゴーリーとしては、国のトップなんだよっ。一般大衆よりは、断然、うまいんだよっ!!!それなのにぃ、それなのいぃちょっとのミスで(いや、かなりのミスであったが)小学生(と中学生)にまでバカにされていいんすかぁ??!!ま、サッカー選手、それだけ儲けてるんだからこれも一種の代償か....せいぜい、緊張感もって試合に臨めよっ!!!金使うことにしか頭をつかわない(らしい)超ボケ妻カノ集団WAGも同罪だっくそぉぉぉ、一週間の給料が我が家の値段より高いなんてこの世の中、間違ってるぞぉぉぉぉ!!!!お前らは稼いでトンズラすりゃいいだろうが笑いものになった選手やチームの高~~い(3~40ポンド=約6~8千円)レプリカ公式ユニフォームを買った親はどうすればいいんだぁぁぁっ「これイヤ、普通のシャツでいい」とか言われた日にゃぁ核爆弾がいくらあっても足りないんだよっ!!!!次男は、とりあえず説得して、クラブでは引き続き、「最悪のシャツ」を着せ続けていたのだがクリスマスの際、思い切って10ポンド安くなっていた(それでも27.99ポンドだよっ)Chelseaのゴールキーパーのユニフォームを買った...買ったが....ChelseaのキーパーはCechはじめ負傷続きだ....ゴーリー全員負傷で誰もいなくなりキャプテンのJohn Terryがゴールに立ったこともあった。なんか運が悪いような気がする...(泣)が今のところ、次男から不満は出ていない。もっとも、不満が出ても、絶対買い換えないがなっ!!ところで比較的地元に近いと言えなくもないArsenalは、もともと、このあたりでは一番人気だったのだが不調続きで、次男の小学校では、どどっとサポーターが減った。長男が次男の年だった頃、子供達のグッズはまずArsenal、そしてManchester Unitedつまり赤ばっかりだった。ところがMourinho(注:ポルトガル人監督)がChelseaに来てから通学路は、見渡すかぎり青一色になった。(注:Chelseaのユニフォームは青)リュックも青。スカーフも青。帽子も青。サッカークラブの子供達も7割はチェルシーのユニフォームを着ている。はっきりいって、デザイン的にはChelseaが一番、私の好みだ。色の組合せもいい。実は、長男はMan Uが好きなのだが彼には、結局、ユニフォーム類は買わなかった。(どうせクラブにも入っていなかったしな~~)最近、初めて買った財布なんと驚愕の1.99ポンド(約400円・元値は4.99ポンドなり)が、唯一のMan Uグッズだ。それに反し、次男はChelseaのリュック(安売りで7.99ポンド=約1600円)Chelseaのスカーフ(先週、学校で失くした。安売りで4.99ポンド)Chelseaのお財布(兄と同じく安売りで1.99ポンド)...そして、ユニフォーム(27.99ポンド!!!!)と買い続けたのは、Mourinhoが理由....では、なくひとえに、Chelseaグッズの色合いが目に耐えるものであったからだ。長男には可哀そうだったと思うが支持するクラブの選び方が間違っているのだよっ。Man U、確かに強い時は強いんだがうちとは全く関係ない「田舎」だっそれで、とどめが、あのエンブレムと色。(今期のは比較的まともだが↓)http://store.manutd.com/stores/manutd/products/kit_selector.aspx?selector=56&brf=muretlmaArsenalだったら絶対、買っていたんだがなぁ....Arsenalのデザインもイマイチだが一応、Arsenalは私が一番好きなクラブだ。一時期、あぁ、もう、だめかも、と思ったが先週は、プレミアリーグでMan Uを最後の最後、延長時間Thierry Henryのゴールで敗り3位のLiverpoolに、あと1ポイント差と肉迫した。(ゴール数はArsenalの方が優勢)基本的にArsenalにはLiverpoolを抜いてほしい。だが、Chelseaが3位になるのは困る。Man Uが3位に落ちるというのが私にとっては理想的なのだ。(長男は怒るだろうが)それなのに、不調続きのChelsea、オーナー「油もビッチ」氏との亀裂によってMourinhoが今シーズン終了後立ち去るという報道が絶えない....あぁぁぁぁChelsea、どうなるんだぁぁぁせっかく2年はもたそうと思って大きめのユニフォーム買ったのにぃぃぃぃリュックも、あと3年は持つはずなのにぃぃぃぃ大金稼いでるサッカー選手も監督もオーナーもこんな、一庶民親の苦悩は知るまい....
January 26, 2007
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朝起きたら初雪だった。粉砂糖をまぶしたケーキの情緒がある。つまり...休校になるほどの豪雪ではない...。中途半端~~っ!!外よりも、我が家の冷蔵庫の中の方が暖かいんだがそれほど寒さが気にならないのは「慣れ」なんだろうか?よぉぉく考えてみれば、上半身は、あれこれ着込んでいるんだが下半身はジーンズ一枚なんだよっ!!だが、「ももひき」はきたい...と思ったためしはないっ!却って、この透き通るような寒さが、心地よいのだ。もっとも、学校が休みになって一日中家にいることができたらもっと心地良いんだがな~~~~~~~さて、Alexander Litvinenko氏です。「ロシアの元スパイ・ロンドン放射線毒殺」事件は当初、ロンドン中心部(Oxford Circus近く)にある「寿司バー【Itsu】」で毒をもられた疑惑が強かったため日本でも、大きく報道されていたのではないでしょうか?一昨日、英国のTV「BBC2」でこのLitvinenko氏を取材し続けていたAndrei Nekrasov監督のドキュ番組「My Friend Sacha - a Very Russian Murder」http://www.bbc.co.uk/bbcfour/documentaries/storyville/sasha.shtmlが、ひっそりと、放送されました。ひっそりと、と書いたのは番組開始時間が11時20分だったからだ~~~~~っっ!!!終わったのは12時20分だよっ!!!!!わたしゃ、6時に起きなきゃいけないんだよっっなんで、こんな遅くに放送するんだよっ?????!!!!心に迫る力作だった。Litvinenko氏へのインタビューを見ながら、スパイというよりも諜報部将校と呼ぶのがふさわしいと思った。事件自体については、まだ意見がまとまらない。だからこそ、一人でも多くの人に見てもらいたい番組だった。それなのに....11時20分開始??しかも、目立つような宣伝も無かった。この番組に気づいたのは、同日8時30分から放送されていたドキュ報道番組「Panorama」(これも、やっと新年から再び平日の黄金時間帯に返り咲いた)でこの毒殺事件をとりあげており(「How to Poison a Spy」)http://news.bbc.co.uk/1/hi/uk/6276225.stm(こちらの番組は、このBBCサイト↑から視聴可能です)番組の最後に予告があったからだ。じゃなきゃ完璧に見逃してたはず。一方、この一週間あまり「人種差別容疑」で英国全体を騒がした番組「Celebrity Big Brothers 5」のような所謂Reality TVと呼ばれる番組(大雑把に解説すると..「Big Brothers」という10数人の一般人を寮(大部屋)に閉じ込めて24時間観察し視聴者投票で人員を淘汰し最後に残った一人が多額の賞金を獲得する番組から派生した「一般人」を「半端な有名人」に替えた番組)には一日何時間もの枠(黄金時間帯)が与えられているっ!!!人種差別だろうが、イジメだろうが(騒がれることに、それなりの価値はあるとは思うが)そもそも、こんな番組、私は、見たくないんだよっそして、こんな番組を見たい人が、英国の大多数を占めているとも思えないっむしろ、TV番組制作者が、英国の視聴者をバカにしきってるとしか思えないんだよっ!!!!!!この怒りと疑問を新聞を買いに行った際近所のニュースエージェント(雑誌兼雑貨販売店)店主(「昔は企業のトップになるのはクリエィター(創る人)だったが今じゃ金勘定しかしない輩が仕切るようになって金儲けのために問題の無いところに問題を作り出すようになった」など、鋭い意見の持ち主)パテル氏に、ぶちまけると「元ヒッピーだった輩がTV界に進出しているからだ」との意見が返って来た。元ヒッピーでも何でもいいし(^^;)個人の嗜好が大きく異なるのは十分に承知しているが少なくとも、ドキュ番組を得意としてきた英国の伝統(?)は絶やさないでほしいと真に願う。☆☆☆ところで、この事件自体についてあまりにも「冷戦時代の米国の反ソ連映画」のような筋書きだと思った人は少なくないんじゃないだろうか。ロシア政府大疑惑報道やらLitvinenko氏を英雄視する報道やら「FSB(KGBの後釜的機関)時代の情報で金持ちロシア人につきまとっていた」などという懐疑的かつ批判的な報道に加えロシア政府側から「【我々にとって何の意味も持たないロシア人】を毒殺する意義がどこにあるのか??」という一般市民軽視的態度まる見えボケ傲慢発言が出たりと、混沌状態はいまだ続いている。昨日は、当該ドキュ番組に出演していたLitvinenko夫人がロシア政府から嘘つき呼ばわりされている旨、報道されていた。ちなみに夫人は「ロシア政府またはPutinが夫を殺した」とは言っていない.....夫人の発言は↓「I cannot say exactly that Putin killed my husband butI can say that Putin is behind everything that happens in Russia.」だ。この発言に国を代表して「嘘つき」呼ばわりしちゃぁ「やっぱ、この国、危ないんじゃねぇか????」ってわたしゃぁ連想しちまうんだがなぁ....私は、ロシアに全く詳しくないが、強い親しみを持っている。ニコライ堂の鐘が聞こえる家で子供時代を過ごし夜はロシア語の放送をラジオで聞きロシア語の深い響きにそまっていたからだろう。今でもロシア語を聴くと意味不明に胸が高鳴る。極端な話、シベリアのような厳寒地は想像しただけで身震いするほど「好きとは対極の位置」にあるのだが(極力住みたくない地域の一つ....)ロシア語には、一種「暖かい家の中で外の吹雪の音を聴く」様な妙な(そして無責任な)安心感を感じる。だから(と続けるのも不適当だが^^;)ロシアの人達が「散々な目」にあっていると他人事とは思えない。(いや、別に他の国の人がどうでもいいってわけじゃないんですけどぉ....かなり親身に心痛を感じるということですぅ)同時に、実際に、他人事じゃねぇよな。英国も、危ないんじゃないか....?(そして、日本も??)今は、北アイルランドでの英国警察とプロテスタント武装派との癒着(カトリック系の殺人黙認etc)が新聞の一面ではなく奥~~の方で報道されている程度だがブラジル青年誤殺事件以来(いや、その前から?)政府も警察も情報機関も、うさんくさい.............やはり昨年暗殺(毒殺疑惑を生き延びたが後銃)されたチェチェン政策への批判報道で知られるジャーナリストAnna Polikovskayaへの(後の暗殺が信じられないほど平穏で明るいが同時に示唆的な)インタビューもこの番組の大きな見所の一つだ。あぁ、やっぱり、一人でも多くの人に見てもらいたかったなぁ....
January 24, 2007
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「男の敵は男」ってのは聞いたためしが無いのはそれが当然のことだからだよっ!戦時でも「女・子供」を殺すのが最悪の行動とみなされるのは「成人した男の敵は成人した男のみ」という大前提に基づく。そして「男の敵は男」は「女の敵は女」ほど、面白くない!!なぜなら「男の敵は男」の「敵対関係=闘争関係」は基本的に、結果は命がけ、つまり、どっちかが実質上死ぬ(身体的・社会的etc)ことで終わるしまきこむ周囲の規模が莫大なもんで(戦争とか)外野も、おちおち楽しんでいられない。それに比べ「女の敵は女」の「敵対関係」は外野から見ると「些細な事」で「ねちねち」と細く長く続いて行き「結果は出ない」!!!ここが最大の違いなのだ。「男の敵は男」の闘いは、結果を出す為に起るんだが「女の敵は女」の闘いは、結果が出ちゃだめなんだよ!唯一認められている結果は「自然消滅」だ。さらに「男の敵は男」の闘いに勝つためには客観性が欠かせないのにくらべ「女の敵は女」の闘いを続けるためには客観性は存在してはならない。「女の敵は女」はあくまでも「主観性」のもとにしか成り立たない。「女の敵は女」の闘士として成功するためには「自分だけが世界の中心」という価値観が不可欠なのだ。自分自身の価値観・それまでの行動(生きてきた歴史)に反する意見や疑問を投げかける意見は全て、自分自身への「個人的批判」だと全身で受け止め心底怒れなければ「女の敵は女」の闘士にはなれない。「そんなの人それぞれだから~どうでもいいじゃん」という、あくまでも、まっとうな意見は【「女の敵は女」社会】では、興ざめ・ルールを知らない(空気を読めない)として即、無視されなければならない。だって、そこで闘いが終わっちゃうもんね。そう、「女の敵は女」を闘う女は密かに闘いを楽しんでいるのだ。「結婚する女vs結婚しない女」「兼業主婦(母)vs専業主婦(母)」「子供を生まない【主義】の女vs子供を生んだ(生みたい)女」「早期教育に熱心な母vs早期教育に批判的な母」「国際結婚した日本人女vs日本人と結婚した日本人女」「海外での、駐在夫人vs永住夫人」「夫婦関係不穏家庭での、離婚派vs結婚継続派」......無関係な人には「それが、どうした?」としか思えないホンモンの闘争から比べたら「暇人」の闘争としか思えない闘争だが私がよく行く育児掲示板は、常に「女の敵は女」闘争でにぎわっている。というよりも、この闘争がなければ成り立たないのだ。そして、こんなに楽しめる闘争は無い(爆)!!!!外野としては、安心して楽しめる。どんどんやれ、もっとやれ、と思う。意見は、過激(つまり盲目的に自己中心的)であればあるほど面白い!!誰も怪我しないから安心して見ていられる.......と、ここまで書いて思ったが精神面では傷ついている闘士も、いるのかもしれないなぁ....なにしろ、「女の敵は女」の真の闘士は、真剣なのだ。大真面目なのだ。強い闘士は「自分が絶対正しい」という鎧兜で守られているから傷つくことはないだろうが、中途半端な闘士はそれなりに傷つくことも可能だろう。実社会では、闘争に参加する(どちらかの派に属する)気は皆無でもその闘争に参加しないということだけで「仲間はずれ・村八分」にされ傷つく人なんかもいるだろう。そんな「悲惨な目」に遭っている人にも希望の光はある。それは「自然消滅」だ!「女の敵は女」の闘いは、いつか、必ず「自然消滅」する。そして、新たな闘いが始まるのだ。フォフォフォフォフォフォフォ
January 19, 2007
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明けましておめでとうございますっ!!!!新年がめでたいのは無事に年を越せたからですが英国のニュースによると、喜ぶのは、まだ早いっ!!!なんでも、1月の第一週の月曜日(つまり、お祭り気分が抜けて、そろそろ仕事かの一日め)は法律事務所への離婚申し立て仕事依頼が一年で一番多い日なんだそうです。「クリスマス休暇で、夫婦が、びっちり顔つき合わせて過ごすためもともと問題がある場合、それが激化されるのではないか...」と、もっともらしい解釈が付けられていましたがそんなもん、当然だろっ!!!日本で熟年離婚が多いのと同じだよっ!!!!!!家に殆どいないから、まだ何とか我慢できるようなウザイ夫が家にいるだけじゃなくそいつのために、さらに主婦の仕事は増えるんざますよっ?!!!!子供も騒ぐし....さらに、英国家庭じゃ、クリスマス休暇は、親族とも過ごしますからねぇぇ強烈義理家族がいる家なんかを訪れた嫁の堪忍袋はズタズタになるんじゃないでしょうか。某友人の家なんか、友人ご両親が家を買い換えるため1ヶ月近く、ご両親が友人の家に滞在した際、友人の実母と友人の夫の間が険悪になり、喧嘩で決裂。その後、夫は、友人の実家には決して足を踏み入れないんだそうです。だから休暇も実家への里帰りは常に夫抜き。しかし、友人本人は、夫の母や弟妹家族にウザさを感じながらもしょうがないと付き合っております。すっきり切れればラクなんだろうねぇ面倒くさい親戚付き合いって.....非常識な親族家族やウザイ親族家族が一人いると結婚生活の質はガタ落ちするからなぁぁぁ....ま、うちの様に、親族家族は、マトモで気の良い人達であっても夫婦二人&子供達自身に問題があると(皆ワガママ)それは、それで、また、質が落ちるんですが(フォフォフォ)子供も、平穏な家で育ったわけではない夫婦二人も「夫婦は喧嘩して当然」というか「外ではマトモでも家では喧嘩する夫婦(父母)」しか知らないわけで、「ま、夫婦なんてこんなもんだろ」と納得し特に問題視しもしなければ悲しむ事も無いわけです。これは、豊かな社会でビンボーなのと皆が皆ビンボーな社会でビンボーなのとに天と地の差があるのと同じ仕組みでございます。ただ、英国人の友人の話を聞いていると、どうも夫婦はラブラブであるのが「理想」ではなく「原則」だと思っている人が少なくない模様でそんな中、若干ウザい夫を持つ友人Lは恋愛関係とは呼べない自身の夫婦関係を非常に悔やんでいる模様。いつだか「もし過去に戻ることができるとしたら今の夫と結婚すると思う?」と聞かれ「んなわけないじゃんっ。」と即答すると、彼女の顔は瞬時パっと輝いたのですがその直後、「実は、私も、そう思うんだ~~~。」と神妙な面持ちになったんで「それが普通に決まってるじゃん!」と慰めようとすると「でもさぁ、ほら、KとかMとかVって今でも夫に恋してるみたいだし、ロマンチックなのよねぇ...」と、溜息をつくのでございました。確かに、彼女の夫、彼女に対してはキツいのだ。外面はいいんで、彼女の友人の私に対しては非常に愛想が良いし彼の父も私の母も44歳で亡くなったという妙な共通点があったり、彼自身の行動や考え方が私とは結構似ていて、妙に話があったりもする。逆に、友人と我が家のウザヲ(夫)には結構共通点が見られたりするんだが面白いことに、ウザヲに対してウザいと思うことも友人がすると、それほどウザくは思わない。「親しき仲にも礼儀あり」とは言うが、私の知っている狭い「家族世界」の中では「仁義」はあっても「礼儀」は無いのだ....。これが、まずいんだよな、きっと。でも「礼儀度数」ってもんは「接触度数」と反比例するんじゃないのぉぉ???家の中で夫婦が共に過ごす時間が長ければ長いほどいや、狭い家の中で密着して過ごす時間が長ければ長いほどさらに、一主婦の立場から言わせてもらうと夫が細かければ細かいほど(或いは要求が多ければ多いほど)愛憎目盛りの針は「憎」方向へ進むのだ。これが、子供が相手だと、また違うんだろうけどねぇ。少なくとも、私の場合は、子供に対する忍耐力と夫に対する忍耐力は、太陽と冥王星くらい違う。しっかし、特に離婚を考えるわけでもなくそれなりに家族として機能しているのはお互いの育ってきた家族環境が「呉越同舟」だったからなのだ。英国の友人達の実際の夫婦間の礼儀やら愛情表現がどんなものなのかは外からみた状態と本人達の話でしかわからないが日本の友人達と比べて大差あるようには思えない。この点は、子供時代に見ていた米国のお茶の間ドラマでの「夫婦間には礼儀と恋愛感情は欠かせない」というのが米国人の「理想ではなく原則」なんじゃないかと思わざるを得ないほど「ねっとりしたラブラブ」ではなく「ラブラブな親しき仲にも礼儀あり」といった趣の家族愛やら夫婦愛(実際は、どうなんか知らんが)ほどの派手な描写とは違う。英国のお茶の間ドラマの夫婦間の関係は、あっさり地味に描かれていて日本のドラマと似ている。むしろ労働階級が主のドラマなんかだとかなり、せち辛い関係(礼儀も仁義も無い)が視聴者から好まれているとしか思えないほど出てくる。(家族全員が怒鳴りあう家族とか....)だから、前出の友人Lも、自分の夫婦関係をそれほど悲観する必要は無いんじゃないかとも思うんだが離婚する気は無いものの当時の選択が悔やまれるという淡い残念感情が常にあるようだ。例えば、彼女のうらやましがる友人V(東南アジア出身)Vは性格の良い知的美女なのだがその夫は、他人の私から見ると、すっげ~キモいタイプ。友人Lも、そのV夫のキモさには同意するもののそれでも「あの夫婦の仲の良さ」がうらやましいと遠い目をする。(いや、私だったら、あのV夫とラブラブ夫婦になるよりウザヲとの夫婦喧嘩の日々を選ぶがなぁぁ)隣の芝生は青いっていうか上を見たらキリが無いっていうか.....ひょっとしたらクリスマス休暇の間TVで見た古いアメリカの映画やらドラマやらに触発され「夫婦は恋愛状態にあるのが原則」と改めて自分の周囲の足りなさに目がついてしまい離婚決意に到る妻も実は少なくないのかもしれない。もっとも、ニュースによると離婚決意の決定打のトップは(確か25%?)配偶者の浮気なんだそうでございます....。(クリスマスパーティでの浮気が発覚???)
January 10, 2007
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