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いつでもお天気気分(第7巻)完結にふさわしく(?)脇キャラのその後を描いたスペシャルショートが4編入っています。数ページなんでちょっと物足りない感ありますが。能條ナオ、竹内麗子、辻井晴彦、松田俊彦…それぞれ鮮烈な印象を残した方々です。さて本編です。赤馬さん、秀ちゃん、進之介の三人組は学園祭で和風喫茶をしたり、受験に臨んで無事合格したりしているうちに、晴れて卒業式を迎えることになります。「平成の暴れ馬」の異名を持つ赤馬さんは、今回は卒業式に出席する気だったのですが、赤馬さんを慕っている(?!)不良どもに邪魔されてあわや欠席?の展開に。8人の不良相手の大立ち回りは、さすがの赤馬さんでもしんどいわ。そこへ颯爽と山下くんが登場してくれちゃいまして、赤馬さんと二人で不良どもをぶちのめしちゃったんです。でも… もう式が始まっちゃってるよ!!秀ちゃんと進之介がやきもきしながら待ってるよ!!そこへ、ちょうど「赤馬竜次」の名前が呼ばれるタイミングでバイクで登場!!(※山下くんに送ってもらったんですね)最後の最後で、またしても「暴れ馬伝説」を打ち立ててしまったわけです。それも超強烈な伝説で、赤馬さんらしいって言えばらしい。おめでたい最終巻なのに、こんなことを書いてしまっていいものかどうか迷ったのですが、ずっと引っかかっていたので思い切って書いちゃいます。羅川さんのマンガはどれも大好きで、この『いつ天』も楽しく読ませていただきました。でもこの最終巻、いただけません。正直面白くなかった(いや、面白いところもあったんですよ、あったんですけどね)。タマちゃんのキャラ、ダメなんですわ。赤馬さんを巧みに遠隔操作しているしたたかさが垣間見えるんですわ。赤馬さんが好きなんじゃなくて、“自分の思い通りになる赤馬さん”が好きなんじゃないの?それが最終巻に凝縮されていて素直に楽しめませんでした。マンガの登場人物に難癖つけるのも無粋ってもんですが、ず~~~っと鼻についていたし、今回を逃したらもう書く機会がないのでね。赤馬さんとタマちゃんは大学生になったら同棲する気満々ですが、こんな調子で上手くいくんかね?それを許すタマちゃんの母親もどうかと思うよ。秀ちゃんとくーちゃん、進之介と御堂さんは微笑ましくて可愛いのにね。この二組のその後はぜひ読みたいけど、赤馬さんとタマちゃんはもう結構ですわ。最後に、辻井くんのスペシャルショート『探り』、すっごく良かった!!これですよ、これ! 羅川さんはこれなのよ!【内容紹介】高校最後の学園祭、茶道部は柔道部とタッグを組み、和風コスプレ&キモメン喫茶をすることに!?赤馬、秀、進之介はそれぞれの想いを胸に受験に臨み…迎えた卒業式、赤馬が新たな「暴れ馬伝説」を打ち立てる──!?ハイスクール青春グラフィティ、感動のフィナーレ!! 2014年6月刊。
2014年07月13日
まぁね、戦国の世だからね、仕方ないんだろうけどね、唯ちゃんと若君の恋話はどうなるんだ??進展しているような、していないような…第31戦のネタバレです。若君と鐘ヶ江の姫君がなーんでもないことはよくわかった!でも、また高山軍と戦になりそうな嫌な空気が…殿や重臣たちは、「高山はすぐに攻めてはこないだろう ふた月もすれば雪で退路が絶たれるわ」などと何とも呑気に構えてますが、若君は「いえ 敵の狙いはまさにそこにありましょう おそらく この月のうちにも攻め入って来ると考えるべき」と切り返します。はぁ~ 若君… 戦に関しては切れ者なのに… 唯ちゃんのこともその調子でお願いしますよ…若君がここまで言ってるのに、「攻め入ってきたら 再び蹴散らすまで」なんてお気楽に考えている殿&重臣たち…「やはり 避けられぬ運命か」と、自ら小垣へ出陣すると言う若君。そこへあの(!!)成之が現れて、小垣への出陣は自分に… と言い出します。こりゃ、何か企んでますな。天野のじいから、成之が小垣へ出陣すると聞いた唯ちゃんも怪しいと思っちゃいました。そして、「日本史の木村が言っていたことは、このことだ!!」とピーンとくるんです。※日本史の木村先生が言っていたこととは、「確かに武力では羽木の方が上だったが どうして負けたのか 長年研究しているがよくわからないんだ」。どうして負けたのか唯ちゃんは、成之の裏切りが原因だと考えたわけで、それを若君に伝えようと手紙を出します。でも、これ、歌なのか?…“できるだけ 早くお会いをしたいのだ すごく大事な 話がござる” …字余り…今夜若君と会って、成之のことを早く話そうと思っている唯ちゃんですが、「一応髪洗っとこ」とイマイチ緊迫感がないのです。そこを成之の手下のあの(!!)坊主(名前忘れた…)に拉致されまして、成之のもとへ運ばれてしまうんです。成之は、唯ちゃんにあの(!!)媚薬を使って自分に惚れさせ、言い成りにさせてしまおうと画策します。その媚薬とは、唯ちゃんが目を覚ました時、最初に見た人(=成之)にコロリと参って惚れ狂うという恐ろしい代物なんですね。刷り込みのようですが、唯ちゃん相手に有効なんでしょうか… 唯ちゃんは筋金入りの面食いなんですけど…夜、唯ちゃんを訪ねた若君ですが、そこに唯ちゃんがいるはずがありません。その頃、捕えられた唯ちゃんは、かーかー気持ちよく寝こけておりまして、成之とあの(!!)坊主は待ちぼうけを食わされておりました…果たして媚薬を嗅がされた唯ちゃんはどうなるのか?高山軍との戦は?史実のとおり、永禄二年に羽木家は滅亡してしまうのか?唯ちゃんと若君はこれからどうなる?気になること満載のまま、次号へ続きます。…あれ? 次回は10月号(8月28日発売)ですってぇ~~~?先は長いなぁ…
2014年06月28日
アシガール(4)4巻には第22戦から28戦までが収録されています。途中から雑誌を買い始めたので、何もコミックを買うこともないんだけど…表紙がね…若君のどアップ&カメラ目線を無視できず購入でございます。この巻のネタばれはこれまでの記事をご覧ください。・待ちきれないから買ってみた!『アシガール 第22戦、第23戦』・また買ってしまいましたよ。 『アシガール 第24戦』・ネタバレ注意! 『アシガール 第25戦』・『アシガール 第26戦』 ネタバレ・感動の再会…だと思う… 『アシガール 第27戦』 ネタバレ・若君、ホントにそれでいいの? 『アシガール 第28戦』 ネタバレ4巻の最後の部分(第28戦の最後)がちょこっと変わってますが、内容に大きな違いはありません。雑誌では、“お風呂入りました お布団も敷きっぱなしです”で、唯ちゃんがちらっと期待(何を?)しているシーンがあるのですが、そこがすっぱりカットされています(これくらいどうってことないんだけど… やっぱり森本梢子さんのマンガだから?)そのシーンにとって代わって、唯ちゃんが「若君もびっくりしたでしょ いきなり見たこともない場所に送られて」と尋ねていまして、それに対して若君が「なかなか愉快であった」と応える場面になっています。続いて、唯ちゃんの家族に親切にしてもらったけどその恩に報いることはできないから、せめて唯を無事にお返しすると誓って帰ってきたと話します。タイムマシンはあと2回使えるから(これは雑誌と一緒)、「一度帰ってみんなに会って また来れますね」と唯が話す場面も追加されています。態勢にまったく影響はないんですけどね。よく見かける“おまけのページ”もありませんで、ちょっと寂しいのでありました。その分表紙を眺めて癒されることにします。(この表紙のためだけに買ったと言っても過言ではない… 最近お○カが加速しているような気がする。。。)【内容紹介】兄の陰謀で深傷を負った若君を唯は自分の代わりに現代に送る。唯からの手紙で事情を知った現代に生きる弟・尊は若君を病院へ。唯の家に居候しながら21世紀の世界で若君が見たものは? 一方、戦国時代に残された唯はおたずね者となり──!?
2014年05月30日
若君が現代から戻ってきて、さぁ、これから唯ちゃんと… と誰もが(たぶん)期待していただろうに…どこにでも邪魔なヤツ、イヤなヤツ、鬱陶しいヤツ…っているもの、そう、鐘ヶ江の姫君・ふきです。周囲からせっつかれて「今宵参る」と、ふきのところへ行った若君。若君が行方不明だった間に、ふきが書いたすっごい量の和歌と文を渡されました。それは“若君の無事を信じてます”だの“待ってます”だのネバネバした内容のもので、若君は心の中でマジうぜぇ とはこういうおりに用いるのではあるまいかとつぶやいたのでした…そうそう、さすが若君!! 使い方はばっちりあってます!!現代でいろいろ学ばれたようですね。若君とふきのことが気になって気になって仕方ない唯ちゃん、手柄を立てたと言っても所詮足軽(アシガール)の身、お屋敷の中に入れるわけもなく、一人門の外で夜を明かします。小平太には「主の睦事を詮索しようなど無礼であろう」とあしらわれ、おふくろ様には「側室を持たれるのは当たり前じゃ 先代の殿様はのべ23人の側室を持たれたそうじゃ」と諭され、ヘコみにヘコんでしまいます。若君と遠乗りへ行く約束もすっぽかしてしまいました。その夜、話し声がするので庭へ出た唯ちゃんの手を、どこからともなく現れた若君が引っ張って物陰へ…おぉ~~、色気のある展開か???と思ったけど、そこは森本梢子さん、そうはならないんですね。話し声の主は、信近(天野のじいの息子、小平太の父)とおふくろ様でして、明日梅谷村へ帰るというおふくろ様を、信近が引きとめているところでした。天野のおやじがおふくろ様に告ったわけです。だけど… ソッコーふられました(笑)。堅物の信近の告白(瞬殺だったけど…)を面白がる若君なんですが、もっと大事なことを話さなくていいのでしょうか?天野のおやじには悪いけど、あんたの告白よりもっともっと読みたいものがあるのですわ。むっさいおやじのお話はどーでもいいから、若君と唯ちゃんを進展させておくんなさい!!遠乗りの約束をしていたのに来なかった→具合が悪いのかも?と心配して会いにきたと言う若君、ちっとも乙女心を理解していませんね。『アシガール 3巻』で、“勘がいい”って誉めたのに…それともわかっててイジワルしてる? そうか?そうなのか? いびりプレイなのか?「やはりどうも様子がおかしいの 今宵はこれで帰ろう」と言うではありませんか!堪りかねて唯ちゃんはついに「若君が鐘ヶ江の所に行くのが嫌だー 嫌なのだーーー」と涙を流しながら(ついでに鼻も垂らしながら)叫びます。女の子にここまで言わせちゃいけないよ、若君…「わかった そのことで腹を立てておったのか」って言いながら、そのニヤニヤした悪戯っ子みたいな顔はなんだい?ホントはとっくにわかってたんでしょうが…なかなか駆け引きが上手いよね~~ さすが戦国武将だよ…結局唯ちゃんが心配したようなことは何もなくて(当然と言えば当然だ)、若君は人違いをしていたことを話しに行っただけなのでした まるそれよりも大変なことがっ!!!また戦になるかもしれないのです。時は永禄二年十一月一日(※羽木家が滅亡したのは確か永禄二年だったはず…)。若君は「大丈夫」って言うけど、本当に大丈夫なのか?来月号へ続きます。
2014年05月29日
若君のお付きの人は小兵太でした! 名前忘れてました。 小兵太、すまぬ!!その小兵太の肩衣を借用して、殿様の御前へ出る唯ちゃん。お言葉だけじゃなくてご褒美も頂けるかも?なんて期待しちゃってます。天野のじいから教えてもらったにもかかわらず、殿様へのご挨拶は、「お目通り叶いまして きゅーちゃくしごくに存じまする」思いっきり間違えとる… 若君もあっけにとられてました… あぁ情けない…さて、期待していたご褒美は…林 勝馬(はやし かつま) という名前でした…“早い足 早足 はやしで林、馬にも勝るほど早く走るから勝馬”なんだそうで、お殿様は得意満面でしたね。…まぁね、当時の人だったらすっごく名誉なんだろうけどね…唯ちゃんにはな~~んもありがたくないよ…「よかったな 勝馬」って若君は言うけど、吹いてるじゃない!全くもってありがたくないご褒美とは別に、唯ちゃんはお馬番から若君の警固番役に取りたてられることになりました!それも若君のご所望っていうんです(若君、さり気に立場乱用してるのぅ…)。これでいつも若君の傍にいられる!と思ったのはいいけれど、一瞬にしてそれは打ち砕かれてしまいました。天野のじいの息子(またまた名前忘れた)が、唯ちゃんを鍛えてからじゃないと若君の護衛は務まらないと言い出します。(余計なことは言ってはいけませんよ、天野なんとかさん… “何とかは馬に蹴られて〇んじまえ”ケースです)若君は「あちゃー」って顔してましたが、唯ちゃんは今まで通り天野家に寝泊まりし、これまでで一番辛い剣術の修業をすることになるのです。修業でへろへろになっている唯ちゃんのところへやって来た若君は、「女子であると明かにして 奥で暮らすが楽ではないか? その方がわしも安心できるし いつでも会える」と言います。それを聞いて、「若君が戻って来てから両思いってかんじがするんだけど」と頬を染める唯ちゃん。両思いなんですよ!でも奥で暮らすことになると、一緒に戦に出られません。なのでこのまま男として(林勝馬のまま… ぷぷっ)過ごすことにするんです。明日、遠乗り(唯ちゃんが言うとデート)へ行く約束をしたのはいいんだけど、やっかいな人を忘れてましたね、若君さま。待ちぼうけをくったままのあの鐘ヶ江の姫のことですよ。周りにやんや言われて仕方なく「今宵参る」と伝えるように若君は言うのですが、それを聞いていた唯ちゃんの心中は大荒れです。若君は丁重にお断りするんだろうと読んでいるこちらはわかっていますが、唯ちゃんは心配で仕方ないんですね…恋する乙女心だね、唯ちゃん…以下来月号へ続きます。
2014年04月28日
若君がやっと戦国の世に帰ってきた!感動の再会だ!さぁ、やっと恋愛モードだ!…と誰もが思うよね~~~熱を出して倒れた唯ちゃんは、天野様のお屋敷の離れ座敷でおふくろ様に介抱されておりました。他の人がお世話しちゃったら、唯ちゃん=女の子ってバレちゃうからという若君様のご配慮ですね。(おふくろ様はとっくに唯ちゃんが女の子だって知ってました。さすが!)今までとは打って変わった高待遇にご満悦の唯ちゃん。何と言っても若君様の命の恩人ですもんね。そこそこ柔らかな布団と玉子とねぎの粥で満足なんて… 唯ちゃん、幸せハードル低過ぎっ。今までさぞ辛い日々だったんだね…天野のじいはお見舞いに来るし、天野パパも吉乃殿(おふくろ様のことです)に会うついでに見舞いに来るし、取り締まり方は来るし、お馬番も来るし、おまけに知らない人も…でも肝心の若君はやって来ません。暗殺されかけたばかりなので、勝手に外出できないんでしょう。その代わり(全然代わりにならないんですけど)、天野のじいの孫で、若君のお付きをしているあの人(ゴメン、名前出て来ないわ。調べる気もないし)が、若君から預かった手紙を持ってきてくれました。それは尊くんからの手紙でした。そこにはタイムマシンの燃料について書かれていましたが、「くわしいことは若君にきいて下さい」ときたっ!!ええぃ、尊!! そういう大事なことはちゃんと書いておけよ!!ある夜、ついに若君が唯ちゃんの所へやってきた!実は唯ちゃん、その日久しぶりにお風呂に入ってました。もちろんボディソープほのかな香り使用済み。おまけに病み上がりなもんだから、お布団も敷きっぱなし。心の準備もOK!(?)でもですね、(唯ちゃんの)期待通りには進まないのですわ…若君は唯にあの懐剣を差し出し、タイムマシンが使えるのは「あと一度 と申せばいかがいたす?」と聞きます。「一度だったら 家に帰るのあきらめます」 唯ちゃん即答です。若君にはそれがわかっていたんでしょうね。「今のは嘘じゃ 尊はあと二度と申した」そして、「家ではみな案じておる 次の満月に帰ってまたここへ来い」……うわぁ、若君、本当にそれでいいの?唯の両親に約束していたから、たぶん唯を帰すんだろうと思ったけど、ホントにそれでいいの?唯も唯の両親も能天気だから、ず~~っと戦国時代にいても大丈夫だよ、きっと!それに唯が帰ったら話が終わっちゃうでしょうがっ!!悶々としたまま次号へ続きます…尊くんの手紙に入っていた若君のサービスショットがこれだっ!唯のベッドでジャンプを読んでいる若君!妙に色っぽいのはなぜ?
2014年03月28日
若君が現代へ来てから2カ月。今度こそ本当にお別れの満月の夜がやってきました。尊くん母から大好物のれんこんのはさみ揚げとアーモンドチョコレートを渡された若君。どうやら現代生活を満喫なさったようですね!別れの時、尊くんは若君にとても大事なことを伝えます。それはタイムマシンの燃料のことなんです。尊くんの計算だとあと2回分しかないんだそうです。今夜若君が1回使うので残りは1回分…つまり次に唯ちゃんが現代へ帰ってきたら、もう戦国時代へは行けないということになります。唯ちゃんの両親は「だったら唯はもう帰らんとか言いだすんじゃないか?」「うん 十分有り得るわね」なんて言ってますが、若君はきっぱりと「わしが必ず無事御父母のもとへお返しする」!若君、本当にそれでいいのか?!唯ちゃんは納得しないと思うけど… 大暴れするかも…その唯ちゃんはと言いますと、若君の父上の前にずるずる引き出されておりました。熱でぐんなりした唯ちゃんは高山方の間者には見えません。唯ちゃんを哀れに思った殿様は、牢から出して帰してやろうと言いますが、それを止めたのがあの(!!)成之と栽培マンみたいな僧侶です。(森本梢子さんは栽培マンびいきだとみた!『デカワンコ』にも出てきたし!)そして、唯ちゃんの着物を脱がせるように命令するんです。ちょっ!! やばっ!! 女の子だってばれちゃうよ~~~!!そこへ若君登場~~~!!ぐったりへんにょりしている唯をかき抱いて!!!感動の再会なのに… 少女マンガなのに… 朦朧としていて夢か現かわからない唯ちゃん…「やだー 髪べったべたなのにー」って何心配してるの…若君と(何故か)じいの胸の中にいる唯ちゃん、この幸せ者?!見事な連続前転を見せてくれたじいが今回のMVPで決まりっ!!
2014年03月02日
さぁさぁ、『アシガール 第26戦』だ~~!今回は一言でいうと「唯ちゃん心折れる」の巻。ここから先はネタバレ注意です。捕えられたおふくろ様を見て、堪らず出てきちゃった唯ちゃん。そのまま羽木家取締方頓所内の牢屋の住人に…(そのかわりといっちゃ~なんだが、おふくろ様は解放されました)今夜中には若君が戻って来るんだから、明朝にはすべて解決する…はず。。。でも牢に入れられたショックは大きいのでした。その頃若君は何をしていたかと言うと…自転車にぶつかりそうになった女子高生(たぶん)を助けておりました。そしてその女子高生に一目惚れされ、家まであとをつけられるというオマケもついちゃいました。でもちょっと変わった好みをお持ちの若君なので、尊くんが「あ カワイイ」と思ったその女子高生の顔をまったく覚えておりません。それどころか「唯ほど好もしい女子には会うたことがない」!!まぁね、これまでじっくり読んできたからね。若君はカワイイ系より面白系がお好きだって把握してるけど。尊くんにしてみれば青天の霹靂(道明寺が言うと「晴天屁こき」)でしょう。ぴゃっとおののいてしまいましたとさ。それを見た若君は極上の笑顔で「唯と同じことをするの」とのたまうのたまう。(唯ちゃんに聞かせてあげたい)「姉上 さぞや大変な目にあってるでしょうが その苦労は報われるかもしれません」 (尊くん心の叫び)しかし…夜が明けても若君が戻ってきてない?若君は死んじゃったの?と唯が思うのは無理からぬことで…今まで走り続けてきた唯ちゃんですが、ここでぽっきり心が折れてしまいました。これから取り調べっていう時に熱を出してダウンしちゃいましたよ。ホントに若君どうしちゃったの?以下来月号へ続く!!現代でもモテにモテてる若君様。牢屋に入れられてくっさい飯を食ってる唯ちゃん。いつになったら再会できるのか…もう長いこと若君と唯ちゃんのツーショットを見てませんね…来月号あたりで何卒よろしく!
2014年01月30日
赤髪の白雪姫(第11巻)表紙は白雪とオビ。あれ? ゼン王子の立ち位置って…今までにゼン&白雪の表紙ってあったかなぁ。それでいいのか、ゼン…おまけに帯には「第二王子の妃選び開始?」という衝撃!これは荒れる?と思ったけれど、蓋を開けたら王宮でのほのぼのした日常が描かれておりましたとさ。こんなまったりした巻もよいですね。リリアスからユズリ達がやって来て再会を喜び、皆で薬膳茶を調合して和気あいあいお茶したり。で、気になるゼンのお妃選びですが、無事逃げ切りました!まぁ、茶番に付き合わされた木々嬢はお気の毒でしたけどね。そういえば前巻でちらっとほのめかされた木々の意中の相手は…やっぱりあの人でしたね!!わかってはいたけど、木々嬢ポーカーフェイスだからなぁ…そして、なんと王宮内に白雪の部屋が与えられましたっ!!ユウハの嫌味にも毅然としている白雪がえらく男前です。このマンガに出てくる女性陣はカッコいいですね。話変わって… 陛下ってご健在だったんですね…いらっしゃるのは当たり前なんですが、影が薄くてですね…その陛下から書状がきまして、王位を渡しに戻られるそうな。4ヶ月後に戴冠式が執り行われることになりました。ゼンと白雪を取り巻く環境にも変化がありそうな。でもこの二人、何があっても大丈夫でしょう。そう思わせてくれる11巻でした。巻末の特別編は、木々嬢がゼンの側近に加わった頃のお話です。初めて木々を呼び捨てにした時のミツヒデの赤面ぶりと、対照的な木々のしら~~っとした顔がツボ!!ゼン、ミツヒデ、オビの3人がトランプをしている4コママンガもあります。暇な夜にヤロー3人が揃ってトランプ…淋しい… 淋し過ぎる…さて、気になる記事のタイトル“たとえばウサギとカメ”とは… これです!! 【内容紹介】白雪達の元に嬉しい来客!リリアスからやって来たユズリ達との再会を喜ぶが…!?一方、最近続々と縁談の申し込みが舞い込み始めたゼン。見合いの相手を集めた夜会をするように言われるが、イザナにある申し入れをして!?特別編も収録の第11巻!!(2014年1月刊)
2014年01月08日
3分で戻ってくるはずだった若君は帰って来ず、おまけにお尋ね者になってしまった唯ちゃん。次の満月まで一人頑張らないといけないのですが…と、ここまでが前回のお話でした。御馬番の仲間に助けられ逃げ出したのはいいけれど、指名手配のポスター(手配書)が貼り出されてしまいました。町にも行けず、梅谷村へ帰ることもできません。気がついてみれば、唯は以前若君のお供で来たことのある場所にいました。初めてのデートで若君様が私の胸をさわった思い出の場所だ…って、違うから!デートじゃないから!単にお供だから!こんな時でも脳内お花畑の唯ちゃん… あんたって…(『アシガール(3)』で、若君に胸を触られたあの崖の上ですね)その思い出の場所で出会ったのは、若君のじい(天野信茂)でした。若君の後を追って切腹しようとしていたのです。いやいや、若君生きてるし!! はやまるな、じい!!“若君は次の満月の夜に必ず戻ってきますから”と唯に説得(?)され、切腹を思いとどまったじい…そして、唯はなんと天野家で匿われることになりました。さずがにそのままの格好ではまずいので、下女中の下っ端になってですね。主な仕事は洗うこと。衣類を洗い、大根を洗い、人参を洗い… 鍋を洗い…しかし唯ちゃん、使えない人でした。。。最終的には門前の馬糞の運搬に落ち着くのです…さぁ、今日は満月! 若君が戻ってくる!!ボディソープほのかな香りの出番だ!一番風呂にこっそり入っちゃおう~~! なんて考える呑気な唯ちゃん。そんな時、よりによって梅谷村にいるおふくろ様が捕えられて…唯の居場所を言うまで、責め立てられるに決まってます。お世話になったおふくろ様の窮地だよ、どうするの??若君、早く戻ってきて~~~! と藁にもすがる思いで以下次号。。。今回若君の出番はわずか3ページ…自分が戻れないために、唯が窮地に陥っているかもしれないことを唯の両親に謝るのですね~~。こういうところ、さすが若君ですね~~。それに対する唯母の言葉が傑作なんです。「小さい頃からどこへ行っても不思議と周りの人たちに かわいがられるんです 誰かが必ず助けてくれるんですよ だから大丈夫」確かにっ!!
2013年12月30日
なんだかなぁ~と自分でも思うけど、また買っちゃいました、cocohana1月号・・・若君様のその後が気になるんだから仕方ないっス。。。第23戦で“歴史を変えてみせよう”決心をした若君。今度の満月の日に戦国時代に戻るつもりだったんですが…満月の日の早朝、いつも素振りを欠かさない若君が起きて来ない・・・お小姓・尊くんも、お隣の現代のじいも「あれ?」よりによってこの日に熱を出しちゃった若君・・・体内に異物が残っていて感染症をおこしちゃったらしい。すぐに再手術ということになって、(ちゃんと取り除いておけよ!と心の中で叫んだのは私だけではないはずだ!)次の満月まで戻ることはできなくなってしまいました。あちらの世界にいる唯の身を案じる若君ですが、人の身を案じる前に死んじゃうよ~~~尊くんによると、タイムマシンの燃料はあと2往復分くらいしか残ってなくて、誰かが唯に知らせに行くと若君が帰れなくなるかもしれないんです。“唯ちゃん、次の満月まで自力で頑張れ”ってな状況に・・・もちろんあちらでも大変なことになっとります。すぐに戻るはずだった若君が戻ってこなくて唯は大混乱。動けるはずのない若君がいなくなって城内も大騒ぎ。そこへ現れたのが殿!若君のお父さんです!どんな時も若君中心に世界が回っている唯ちゃんには「若君のお父さん」=「お義父さん」なんだろうけどさ。うっとりしている場合じゃない。あの成之が「自分が忠清殿を見つけ出しましょう」なんてしゃしゃり出てきましたよ。唯ちゃん、大ピンチ!成之が若君を殺そうとしたことを唯は知っていて、唯が知っていることを成之は知っている(なんかややこしい・・・)ので。1ヶ月目立たず騒がず、厩に引きこもろうと決めた唯ですが、敵はそんなに甘くなかった!さっそく追われるハメに!馬番のお仲間に助けられ、金子と防寒対策に毛皮(?)をもらって、おたずね者・唯ちゃんは山中に逃げ込むことになったのでした。くっさい毛皮を着てマタギのようになった唯、恋する乙女からは程遠い・・・この回のツボはこれ! 現代風若君!!・・・どんなんでも、若君はす・て・き!
2013年11月30日
長年コミックス一辺倒で、雑誌は全く買っていなかったのですが…先日『アシガール』3巻を読んでからというもの、現代にやって来た若君がどうなったのか気になって気になって…ついに買ってしまいましたよ! Cocohana12月号を!そしたらその前が気になって気になって…でも1ヶ月前の雑誌なんて本屋さんにもコンビニにもありゃしない…そこで○mazonで注文しちゃいましたよ! Cocohana11月号を!私にここまでさせるとは! 『アシガール』… 怖ろしい子…ここからコミックス3巻の続きになる第22、23戦のネタバレです。「4巻発売まで我慢しようと思ったけど、やっぱり気になって気になって、夜も寝られないからもう読んじゃえ~~!」という方、どうぞ!!唯が書いた「若君を助けて~~」お手紙を懐に、現代へ送り込まれた若君。尊くんにしてみれば、「瀕死の若君を丸投げですか !!!」とグチのひとつもいいたくなるってもんです。でも、慌てず騒がず119番!あと1時間遅かったら危なかったって…(よくドラマとかで「あと○時間遅かったら」って言ってるけど、 根拠はどこにあるんだろう? …とことん余談。)「木登りしてて落っこちて枝が刺さった」なんて言い訳、誰も信じないでしょ…と思うけど、お医者さん納得しちゃったよ。。。尊の両親も、唯がいないことや、降って湧いて出た若君のことをすんなり受け入れちゃったし。。。看護師さんたちもこぞって若君のお世話しまくりだし、イケメンってお得なのね。 若君の場合、性格もイケてるし。尊くんの心配など何の問題もなく、入院費はどうしたんだろう、保険証ないのに…という私の素朴な疑問もよそに、若君は無事に退院、尊くん宅にやってまいりました。早朝から素振りを欠かさない若君。 武士の鏡!その若君にさっとおしぼりと冷たいお茶を出す尊くん、もう小姓状態です。おまけに隣のこうるさい老人に草木の心を説き、現代のじいをも獲得!どこの世界でも若君は若君でした。。。入院中に大体のことは尊くんから聞いていた若君ですが、やっぱり信じてはいなかったようで、黒羽城跡の石垣を見せられて、やっと自分が今いるのは450年後の世界だということを知ります。そして、自分が、羽木家がどうなるのかということも。。。唯の部屋でじっと考える(?)若君。(↑なぜ?マークがついているのかは、最後をご覧下さい)唯が450年前へ行ったのは歴史を変えてでも自分を守るため、ならば自分も己の力で歴史を変えてみせようと心に決めます。若君はこうでなくちゃ! 話も続かないしね!若君が戻ってくるのを待っている唯ちゃん、3分たったら戻ってくるはずなのに、もうかるく1時間はたっている!どうしちゃったの~~! 若君様~~!!というところで来月号に続きます。尊くんが「若君、さすが戦国武将!」と思ったエピソードがあります。目がさめたら450年後の世界だった若君様。わたわたあわあわするのが普通ですが、若君は落ち着いていました。それはなぜかと言いますと、「何もわからぬ時は全てわかる顔で何も言わぬ 見えぬ時は見えるまで黙することじゃ むやみに騒ぐは愚かなことじゃ」 だからだそうです。カッコえ~~~! さすが~~~!!と思いましたが、よくよく考えたらわかったフリをしているだけで、その実なんもわかってないってことですよね。。。唯の部屋でじっと考えていたかどうかはわかりません。。。ただぼへ~~としていただけかも…そんな若君のもえもえ制服姿をどうぞ(青玉の制服です)。
2013年11月06日
アシガール(3)この巻は、唯ちゃんと若君様の絡みが多いですな~~。ラブストーリーっぽくなってきましたね~~。外見も中身も男前の若君、これが意外と勘がよろしくてですね。唯ちゃんがあの“ふく”だとわかっちゃうんですね~~。ここから先、かなりネタばれありますのでご注意下さい。高山軍との合戦を目前にした満月の夜。現代へ戻ってきた唯は、弟・尊のお知恵を拝借する気満々です。(木村先生にも頼ってましたが…)。なにしろ、若君率いる羽木軍一千に対し、敵の高山軍は三千。このままでは勝ち目なし…でも、そこは恋する女の子。怖いものなし。もしもの時のために、ボディソープほのかな香り(!)と尊が作ってくれた幻の軍隊製造機「まぼ兵くん」を持って、さぁ、高山軍との合戦だ!唯は、敵の本陣へ駆け入る若君のお供をかって出ます。この時やっと名前を覚えてもらったんですが、この先行き止まり状態で万事休す…そこで、「まぼ兵くん」の出番がやって来た!!「まぼ兵くん」とは早い話、国立競技場のサポーターの皆さんを映し出して、援軍に見立ててしまおうという装置(?)です。冗談みたいな作戦だけど、これが功を奏し、高山軍は撤収、このお手柄で、唯は若君の御馬番へ出世します。“これでいつも若君様のおそばにいられる~~”と喜んだ唯ですが、いつもおそばにいるのは若君の馬…いつもいつも馬糞の運搬…でも、天は唯を見放さなかったんです。待ちに待った若君からのお声掛けが…遠乗りのお供をすることになります。(デートじゃありません、お供です…)崖から落ちそうになった唯を若君が助けてくれるのですが、その時、ばっちり胸を触られちゃうんですね。。。いくら粗末な(失礼!)胸だからって、バレバレでしょう。。。男前の若君は少しもあわてず、唯に向かってこう言います。「少し体を鍛錬しろ 腹の肉が余っておるぞ」く~~~、やるな、若君!!遠乗りの後、若君の御座所に呼ばれ、お餅をご馳走になったり、「まだ腹は決まらぬか」と核心をつかれたりするわけですよ。もうバレバレなんですよ。。。なんかいい雰囲気になってきたんですよ。。。ですが、ここで安定の悪役登場です。若君様の兄・成之がいきなり出てきたかと思ったら、よからぬことを企んでいる模様…(成之は側室の子なので、今までお寺に預けられていたそうな… 跡取りは嫡男の若君なのですが、若君に何かあったら、 成之が跡取りになるんでしょうなぁ。)宿敵・高山家から和議の申し入れがあり、その席に若君が出ることになります。和議の場所は羽木領内の吉田城。(今回唯はお供せず)その城内で、若君は瀕死の重傷を負ってしまうのです。成之らの陰謀なのは言うまでもありません。10里の道をひた走って来た唯は、今宵は満月なのに気づき、若君を尊のもとへ送るのです。ここから先は、次巻へ。。。って、4巻は2014年6月24日頃発売予定~~~?巻末で自分が“ふく”だとカミングアウトした唯ちゃん。尊に頼ってばかりじゃいけないよ・・・このマンガ、尊がいなかったらどうなっているんだろう…現代にやって来た若君がめちゃくちゃ気になるので、連載雑誌を買おうかと思っているところです…cocohana11月特大号は好評発売中!!【内容紹介】得意のかけっこで天野家の足軽となった唯は圧倒的な戦力の差が開く高山軍との戦を前に若君を救うため再び現代へ。弟の尊に助けを求め21世紀の知恵で戦に勝とうとする。そんな折、若君はとうとう唯の正体を──!?
2013年10月27日
エクソシストの花嫁(1)小学生だった麦子と輝ちゃんが結婚ですか…子どもの成長を見守る親の心境ってこんな感じでしょうか。もうすぐ結婚するのに、相変わらずおあずけをくらっている輝ちゃん。麦子以外には完璧どSなのに、情けないのぅ…(その反動なのか、『なっぱてんと』では子だくさんなのが笑える。)麦子は麦子で、輝ちゃんそっちのけで人助けに奔走してます。麦子の特技っていったら、悪魔祓い(だけ)なんだから仕方ないか。色気より食い気先行なのも変わらないし。花嫁になろうって人がこれでいいのか…?(何があったか不明だけど、『なっぱてんと』では意外としとやかになっていて、ほんわかしたお母さんをやっているのが笑える。)結婚に対する温度差があり過ぎるお二人。結婚式が始まるよ~というところで2巻へ続きます。果たして無事に終えることができるのか?きっと何かあるんだろうなぁ。。。輝ちゃん、また寸止めにならないといいね…【内容紹介】最強の霊感少女でおなじみ米倉麦子と、悪魔祓師(エクソシスト)の神楽坂輝がもうすぐ結婚式を挙げる! 新生活を目前に幸せいっぱいのふたり。だけど困っている人を放っておけない麦子は人助けに忙しくて…。新郎テルちゃんの愛と理性と忍耐力が試される!? 悪魔祓師カップルのミラクル・ウエディング、華麗にスタート!
2013年10月13日
アシガール(1)アシガール(2)主人公・速川唯は、まるでやる気のない女子高生。遅刻・忘れ物・居眠りの常習犯で、恋愛にも興味がなければ、オシャレにもまるで関心がありません…こんな女子高生、どこかにいるかもしれないけど、超レアでしょうね。。。そんなダメダメ女子の唯ちゃんですが、足だけは早い、無駄に早い。。。ある日、弟・尊が作ったタイムマシンで、タイムスリップ~~!!やって来たのは戦国時代!!(なんで尊がタイムマシンを作れたのかというツッコミはなしでお願いします。そこはそう、マンガなんでね…)そこで偶然出会ったのが、羽木九八郎忠清という若君様。黒羽城城主・羽木忠高さまのご嫡男~~!その若君に、唯ちゃんは一目惚れしてしまいます。もう一度若君に会いたいと、お城にまで乗り込みますが、もちろん会えるわけありません。尊作のタイムマシンは、満月の日に一回だけ片道しか移動できない代物でして、次の満月の日、若君に心を残しつつも、唯ちゃんは現代へ戻って来ます。そして、あと10カ月以内に忠清が戦死してしまうことを知るのです。足軽になって、忠清を守ることを誓う唯。そして、またまた戦国時代へ。。。唯一の取り柄を生かして「足軽」ですか。だから「アシガール」ですか。ここらへんの設定がいかにも森本梢子さんらしいです。『ごくせん』も『高台家の人々』もそうなんですが、主人公が女オンナしていないのがイイですね。女としてのスペックは甚だ低いんだけど、主人公の良さをちゃんとわかってくれる男性がいて、それが揃いも揃ってすこぶる美形っていうのもイイ!こうしてみると、森本作品はきちんと少女マンガのツボをおさえてます。面白くて、適度に恋愛糖度があって、その絶妙のバランスが好きです。今回の主人公・唯ちゃんも、色気はまったくないけど、若君のためなら文字通り命がけっていう健気なところが可愛いです。1巻のあとがきによりますと、この『アシガール』、最初に結末を思い付いたんだそうです。“特に斬新なわけじゃないけど、私らしい結末”ってどんなものでしょう。今まで読んだタイムスリップものは、大概別れるか、そうでなければ現代に戻って生まれ変わりの人と出合うという終わり方が多いんですが、(『天は赤い河のほとり』は、主人公が過去に残って、そこで幸せに暮らすという結末でしたけど。)やっぱりハッピーエンドがいいですね。待望の3巻は10月25日発売です!さぁ、予約しようっと!!
2013年10月10日
赤髪の白雪姫(第10巻)9巻では謎の病気が発生。白雪とオビもその病に倒れてしまいました。その病も終息、二人とも無事回復しましたし、封鎖されていたリリアスの関所も元どおりに。さて、記事のタイトル 「祝 腕枕&デート!!」ですが…まず腕枕ですね。Who(誰が) ゼン王子がWhat(何を) 白雪をWhen(いつ) 病気騒動がおさまった時に Where(どこで) 学問街 薬学の館の中の図書室(だと思われる)でWhy(なぜ) それは言うだけ野暮というものでしょうHow(どのように) 床(絨毯引き)の上にゴロンを寝転がったゼンが、 「天井 すごいぞ 白雪」とのたまってさりげなく…本当にほのぼのと微笑ましいお二人です。 そしてデートですが。。。ゼンが言うには、「白雪と二人で城下に出かける」らしいのですが、世間ではそれを「デート」というのですよ、ゼン王子。買い物したり、お昼ご飯(白雪お手製)食べたり・・・ゼンから白雪にはきれいな栞がプレゼントされ、白雪がゼンに送ったのは2行だけの手紙でした。 「ゼンへ 王城(ウィスタル)の街を 一緒に歩けて嬉しいです 今日はありがとう」・・・こちらが赤面するほどの初々しさ。※余談 ゼンがみんなに買ったおみやげは、ミツヒデへは、夜になると光るインク瓶木々嬢へは、多分(原文のまま)獅子のブローチオビへは、年代もののすごくいい酒のコルク飾り でした。 後半は木々とミツヒデのお話です。セイラン子爵家の跡取りである木々嬢が、父上とかわした約束、それは6年たったら家を継ぐというもの。その期限まであと1年・・・でも、ゼン王子と白雪の行く末を見届けたい木々は、約束を取り消してもらおうと父上に会いに行きます。(ミツヒデも一緒なんですね、これが。)最後、木々嬢が父上に言った言葉の真意は??それって、相手はミツヒデ?ミツヒデだよね?ミツヒデだと言ってくれ~~~!木々嬢はこれからもゼン王子にお仕えすることになりましたとさ。前々から女にしておくには惜しい(?)と思っていましたが、今回は3割増しでカッコいい木々嬢でした。(あっ、ミツヒデもね。)【内容紹介】北の関所リリアスに蔓延した謎の病の一件が漸く落ち着き、務めを終えた白雪はゼン達と共にウィスタルへと帰還する。そして迎えた休日、二人は城下でデート! 一方、木々が秘密にしていた話を知ったミツヒデが大激怒!? 「側近編」完全収録の第10巻!! 2013年7月刊。
2013年07月25日
うちのトコでは全国47都道府県を、県民性や歴史に合わせて擬人化しています。基本的に1県1キャラですが、兵庫県は5人、岐阜県に至ってはわらわら複数です。ここで描かれている県民性を鵜呑みにするのはちょっと??ですが、細かいことは気にせず、マンガとして楽しみましょう。288ページもあるので、これでもかっ!というほど読み応えあります。個人的にツボにハマったのは、各県キャラ紹介の大阪府!! あのスピルバーグの映画『宇宙戦争』で、 アメリカ軍の精鋭が敵を一体も倒せず絶望に陥る中、 「大阪は数体倒したらしい」と情報が入る。 作者は、大阪なら倒せそうだなと納得した。 きっとその敵は、うっかりタイムセール中のスーパーでも壊して、 おばちゃんたちの怒りを買ったのだと思う。 「大阪のおばちゃん」に勝てる敵を作者は知らない。・・・私も知りません。。。あと岩手県キャラですね。寡黙だけどほっこり温かい。抜群の癒しキャラであります。特別読み切りは、“本州と四国を繋ぐ連絡橋。これって一体どうやってできたの?”を擬人化マンガで送る「夢の架け橋」前・後編。瀬戸内3橋(瀬戸大橋・明石海峡大橋・しまなみ海道)が開通するまでが描かれています。それまでの爆笑4コママンガとは雰囲気ががらっと変わります。途中、阪神・淡路大震災が起こったり、政治的要素も加わって、かなりのシリアス度です。以前、明石海峡大橋を渡る機会があったのですが、その時はその壮麗さに「すごいっ!」以外の言葉が出てきませんでした。(実は、私は橋が好き。)その「すごいっ!」の陰に、こんな苦労があったんだとわかり、静かに感動してしまいました。現在3巻まで発行されているそうなので、2巻、3巻もぜひ読みたいです。【内容情報】(「BOOK」データベースより)北海道から沖縄まで、全国47都道府県をキャラクター化!各県キャラ紹介(カラー)、170本以上の4コマ漫画に加え、本州四国連絡橋建設秘話を県キャラで描いた特別読み切り「夢の架け橋」も収録。【目次】(「BOOK」データベースより)各県紹介/県民性マンガ/特別読み切り 夢の架け橋
2013年07月18日
赤髪の白雪姫(9)今回は、薬剤師として大活躍の白雪(&リュウ)。凛々しいヒロイン、いいですね~!北への関所がある街・リリアスからの報告書が途絶え、白雪とリュウは北へ出張することになります。そのリリアスで謎の病気が発生。それは体温が下がり続け、四肢に波紋状のあざがでるという病気で、どうやら「鈍く光る水」が原因らしいのです。そして、その光は植物の種が作り出したもので、同時に治療薬にもなるというので、種探しが始まります。 途中経過割愛結果、種も見つかり、治療薬もできました。この巻ではゼンと白雪は別行動でして、門越しの対面場面しかありません。・・・ですが、これがまた…(やたらいちゃこらするよりも、こっちの方が・・・)今回の病気騒動で、イザナ王子の白雪に対する評価がぐ~んとupしたのだろうとちょっと嬉しくなったのでした。そして、「オビ~~~!!」と叫びたくなったのは、私だけではないと思いたい。。。巻末のおまけ頁も充実してます。10巻は2013年初夏発売予定!白雪とゼンが初デート・・・?!【内容紹介】リュウと共に出張した北の街・リリアスで謎の病が発生! その原因と治療法を探る白雪は、病の拡大を防ぐ為に関所の封鎖を第一王子・イザナに提言する。一方、北の都・ウィラントに向かっていたゼン達にも病発生の知らせが届くが!? 緊迫の第9巻! 2013年3月刊。
2013年04月07日
いつでもお天気気分(第6巻)本当に久しぶりです。ここから先ネタバレあります。1話目は、進之介くんと御堂ちゃんのデートに、山下くんが合流するお話です。この日は4月1日。エイプリルフールかつ山下くんのお誕生日です。進之介に呼び出されて出て来た山下くん、そこに御堂ちゃんがいてドびっくり。進之介LOVEx2の山下くんでも、人様のデートにお邪魔するほどKYじゃない・・・(広範囲の三角関係かもしれない?)この3人、どんなエイプリルフールを過ごすのでしょう。。。結論・・・なんだかんだ言っても、この二人はお似合いだということですね。 山下くんも二人といるとまったりするようですし。2話目は赤馬兄妹のお話。赤馬さんの妹・霧子ちゃんは、お兄ちゃんと同じ高校に入学しますが、これからの高校生活に不安がいっぱい。なぜなら、赤馬さんの黒い噂のせいで、暗黒中学時代を送ってきたからです。一方、茶道部に新入部員が!学ラン美少女・剛田さんと和菓子屋の跡取り・芝山くんの二人。霧子ちゃんは茶道部に入る??結論・・・赤馬さんが頭を下げてお願いしたので、 霧子ちゃん満足して茶道部入部決定! (赤馬さんとの兄妹仲もまずまずです。) これで新入部員は3人になりました。 どうちらさんも個性派です。 猪俣さんがちらっと登場しますが、 これがメンドくさそうな性格でなぁ… 赤馬妹も“天邪鬼”だし… 赤馬さん、結構忍耐強いんだなぁと思ってしまいました。最後3話目は、夏休みで帰省した栗子ちゃんと秀ちゃんのお話です。「他の子にも目を向けるべき」という周りのありがたい(?)アドバイスもあって、初合コンに出てみようか迷う栗子ちゃん。秀ちゃんに聞いたら、「嫌だけど、大丈夫っしょ!」・・・それで合コン出席決定!秀ちゃんは気になって気になって仕方ありません。さあて・・・結論・・・この二人に関しては、なんも心配することありません… するだけ無駄です。 【内容紹介】3年生に進級した茶道部3人組。一方、赤馬の妹・霧子は兄と同じ海南高校に入学することに!茶道部の新入部員になってもらおうと意気込む秀たちだが、霧子は兄を敬遠気味?さらに赤馬を探し回る新入生女子も現れて・・・!?新キャラ登場、第6巻。 2013年1月刊。
2013年01月21日
赤髪の白雪姫(第8巻)表紙のオビ、なぜそんなに色っぽい??でも服はちゃんと着てね、目のやり場に困るから。。。ゼンと白雪のお二人、相変わらず初々しいですね~。白雪の入浴シーンを想像(たぶん)して、真っ赤になっちゃうゼンが可愛くて仕方ないです。し・か・し…この巻でオイシイところを持っていったのはやっぱりオビでしょう!今回オビの過去がちょろっと出てきます。昔の仕事仲間(女性)も登場します。ふらふらしていて根無し草みたいだったオビが、ゼンを主と決めたことがなんとなく嬉しかったりします。白雪への淡い想いがちらほら漏れ出しているのがちょっと切ないですが…イザナ王子が「近いうちに妃を迎えるぞ」宣言をしていました。そうなったら、ゼンと白雪のことも大事になってしまうでしょうね。イザナ王子を味方につけられるか…まぁ、真っ直ぐなあの二人なら大丈夫でしょう。9巻は2013年早春発売予定です。【内容説明】目指す未来と、二人が“どうなりたいのか"を確認し合った白雪とゼン。タンバルンへ帰るサカキを見送った帰りに急遽外泊する事になったのだが、夜中にオビが一人で抜け出して!? そして、正式な宮廷薬剤師になった白雪は、リュウと北の地に赴くが!? 2012年9月刊。
2012年09月10日
エロイカより愛をこめて(39)「聖ヨハネの帰還」がついに決着。これはこれで面白かったのですが(随分となげやり??)、2つの番外編が最高に面白かったですっ!!・番外編その1 「お茶会攻防戦」ボロボロンテと部長が、伯爵を招待しようとサプライズパーティーを計画します。政府要人との極秘の談合(もちろん嘘)でローマへ出張するという部長と、何か隠していそうな部長を訝しんで護衛をすることにした少佐。サプライズパーティーは成功するのか!?部長と少佐の騙し合い(といっても少佐にはバレバレ)が笑えます。話とは無関係ですが、見開き表紙の少佐の下まつげがやたら気になってしまいました。なかなか立派なまつげです。今までもあったはずなんですけど…どうして今回に限って目に入ったんだろう… 不思議です…・番外編その2 「コッツウォルズの手稿本」エリザベス女王在位60周年(ダイヤモンド・ジュビリー)ということで英国を舞台にした、伯爵のご先祖にまつわるお話です。10年以上も音信不通だった伯爵の親戚からの電話で話がスタートします。伯爵にも親戚がいたんですね。。。(それも随分と図々しい親戚です。)伯爵も泥棒だけど、ご先祖さまの3代目ジョン・グローリアは相当なワルだったようですな。その素行の悪さに付け込んで、伯爵家が所有するコッツウォルズの土地をだまし取ろうと画策するパットン男爵が接近してきます。くさい芝居をするパットン男爵(とその息子達)を相手に、伯爵がとった報復とは…?残念ながら少佐の出番は最後の数ページ。でも、自宅(城)でくつろぐ私服姿が見られます!その変わりと言ってはなんですが、ジェイムズ君とロレンスの暑苦しい最強コンビがかき回してくれてます…9月14日には『35周年メモリアルブック』発売です。 【内容紹介】軍事機密の隠されたモザイク画を巡る少佐、伯爵、ミーシャ、プネウマたちの四つ巴の追跡劇がついに完結!No.22「聖ヨハネの帰還」PART.5の他、少佐と部長の駆け引きが全編で楽しめる番外編「お茶会攻防戦」、伯爵の先祖に関わる陰謀をミステリアスに描く番外編「コッツウォルズの手稿本」を収録!
2012年08月18日
ES(1)随分前に読んで、ず~っとしまわれていたコミックスです。(繰り返し読むのはちょっと切なかったりする…)今回読み返して再度ハマってしまいました。惣領冬実さんの絵、好きなんです。青年誌(モーニング)に連載されていたこともあって、骨太のSFに仕上がってます。(恋愛要素もちょっとあり。)ES(エス)とは Eternal Sabbath(エターナル サバス 永遠の安息日)の略だそうです。【あらすじ】(Wikipediaより)東鵬医大の脳生理学のスペシャリスト・九条未祢。ある日、殺人事件に遭遇した彼女は、シャツに飛び散った血を忌々しそうに一瞥し、何事もなかったかのように去っていく青年から目が離せなかった。他人の脳に侵入し、瞬時に相手の情報を読み取り、自分に都合よく改竄(かいざん)できる青年・シュロ。彼は、「Eternal Sabbath/永遠の安息日」と名付けられた、不死身の遺伝子ESが組み込まれた遺伝子操作人間だった。ESとしか呼ばれることのなかった彼は秋庭亮介という名前を得る。そして、シュロの身体の謎を解明するために造られたクローンのイザク。彼は、実験のために自分を生贄にしようとした人間に報復を開始しようとする。
2012年01月21日
エキセントリック・シティ1989年1月発行。 なんと20年以上も前です。表紙左が ライナー・ワイズマン。UCBの一年生。『パッション・パレード』に出てくるバスケ・コーチ グイド・モレルの再婚相手の連れ子という設定。 (あまり仲は良くない模様…)表紙右は ジェニファー・グレイス・フレイザー(通称ジェン)。元ニューヨーク市警の警官で、探偵事務所の所長さん。ただ、仕事の依頼がたまぁ~~~にしかない貧乏事務所…格好、言動共に立派な男性だけど、ホントは女性、それもかなりの美形。ライナーがジェンの探偵事務所でバイトすることになり、ジェンにうとまれながらも、次第に名コンビぶりを発揮していきます。何がイイって、ジェンのオトコっぷり!!オンナにしておくのがもったいないくらいオトコらしいジェンはまさにツボど真ん中。第1話「エキセントリック・シティ」 ジェンの元同僚・リチャードが持ってきた依頼は、 ジェンが ニューヨーク市警を辞める原因になった アリトニア大使のダイヤ密輸事件。 ライナーは大使の娘モーリンに近づき、 大使主催のパーティーに潜り込むことに成功する。 そこでダイヤの売買が行われると思われたが、 肝心のダイヤが見つからず…? ここで鍵になるのがバスケットボール! ライナーがグイドの義理の息子だということもあり、 『朱鷺色三角』と関連している感あり! なんか嬉しい!第2話「プラチナ・キラー」 ライナーが勝手に送ったジェンの写真が モデル・コンテストの書類選考を通過した! そんな時、再度リチャードから依頼が。 プラチナブロンドの美女ばかりを狙って射殺している 殺人鬼「プラチナ・キラー」から、 モデルのシルヴァーナを守ってくれという。 このお話ではジェンの美しさが爆発! ドレスの裾をボロボロにしながら(←歩きにくいから勝手に破ったとミタ)、 銃をぶっ放すジェンが勇ましいっす。 おまけに『マルチェロ物語』に出てくるシルヴァーナが登場します。大楽屋オチストーリー「樹のマンガをよんだ事のない奴には全くわからん物語」 『朱鷺色三角』『パッション・パレード』に出ているA君(零治くん)が、 「B君(霖くん)が主人公になれるなら、自分だって!!」と 神さま(樹さん)へ直訴することに。 その途中、何人かの主人公に会っていくことにしました。 はじめに会ったのはC君。 それからジェン&ライナー、そしてマルチェロ… ちょっとした同窓会みたいですね。
2012年01月11日
いつでもお天気気分(第5巻)激しくネタばれありますので、どうぞご注意下さい!「戦国武将が迎える茶屋、略して戦国茶屋」…茶道部の文化祭企画でございます。赤馬さんが織田信長、秀ちゃんが伊達正宗、新之介がお市…ってお市は武将じゃないし。 不満たらたらの新之介ですが、御堂さんの“ぎゅー”で頑張れるなんて、ホント単純で可愛いったらないですな。。。新之介と御堂さん、微笑ましいです。それとは反対に進路+家庭のことで荒れまくっている麗子さん、そういえば前巻でも猪俣さんと険悪ムードでした。赤馬さんから見たら、親のことで悩んでいた14歳の時と同じ状態らしい…麗子さんと赤馬さんは「一週間だけ付き合った」仲ですが、赤馬さんにとって麗子さんは危なっかしくて、守ってやりたい存在だったみたいです。恋愛対象というより、ボディガード感覚だったんですね。。。麗子さんはちょっと違ったみたいですけど、卒業を機に気持ちに整理をつけました。 さぁ、出番だ、伊藤くん。がんばれ~!卒業式の前にくーちゃんのセンター試験がありまして、秀ちゃんの方がそわそわしちゃってます。結果はめでたく合格!その勢いに乗ってしまったのか、秀ちゃんが「オレ 将来… くーちゃんと結婚したい」と家族の前で宣言(?)しちゃいます。さぁ、その時ご両親はどうしたか…ご両親は 二人の関係をわかった上で考える時間と距離を与えるためにくーちゃんを短大の療に入れることにするんです。ホント、いいご両親ですね。この二人だったら離れていても大丈夫。(当人同士も大丈夫って言ってます。)どんどん赤馬さんがルイルイに似てくるような気がして、(どちらかと言えばルイルイ・パパンか?)一人嬉しくなっている今日この頃… 秋ですね…
2011年11月24日
赤髪の白雪姫(6)オビと共にタンバルンの城に滞在中の白雪。白雪を意識しまくりのタンバルンのラジ王子がいじらしい…ごめん… その想いはちょっと報われないわ…一方、白雪を狙う謎の美少年たちを捜索するゼン王子は、彼らに白雪の居場所がばれたことを知り、兄・イザナの反対を押し切ってタンバルンへ向かいます。その時のゼン王子のお言葉、「白雪は 私が妃に望む娘です」 わぁお!! ついに言っちゃいましたよ!! それも見開きページで! この巻一番の名場面では?タンバルン城の夜会の日、ついに白雪が美少年にさらわれてしまいます。その後、どういうわけか白雪と美少年は海賊“海の鉤爪”に拉致されてしまうんです。二重拉致?? なんて複雑な。。。結局のところ、ゼン王子&ラジ王子の協力体制で白雪はゼンと再会!ただ… 美少年がオヤジと呼ぶ人物ですが、髪の色が白雪と同じです…これって何かあるんでしょうね。こういう時 コミックス派はもどかしい!!雑誌では何らかの展開があるんだろうに… のんびり7巻発売を待つことにします。…って発売は2012年春ってあるけど… 随分先なんですね…
2011年09月08日
オトメン(乙男)(第13巻)ある日、いじめ(?)の現場に遭遇したりょうちゃん。いじめっ子坂田を投げ飛ばしてケガをさせてしまいました…この坂田、名門・桜銅高校柔道部のエース兼コーチでして、その坂田に代わって、りょうちゃんが柔道部のコーチをすることになっちゃいました。ところが桜銅は女人禁制! りょうちゃんは学ランきて桜銅高校へ!(この男装のりょうちゃんが13巻の表紙イラストでございます。) さらに銀百合学園との試合が決まり、飛鳥たちと対戦することに!? りょうちゃんの男っぷりが冴えわたった13巻でした。料理は壊滅的にダメだけど、あくまで前向き!男より男らしくてさっぱり気質! それでいて、ちゃんと空気が読めていて優しい! 彼氏にしたい人No.1!!前半は男らしいお話だったけど、後半はオトメン達のバレンタイン話。皆さんますますオトメンに磨きがかかったようで、作るケーキの上手いこと上手いこと… (橘充太くんを除く…)教会でりょうちゃんに指輪を渡す飛鳥ちゃん、この巻で終わりかと思っちゃいましたよ。
2011年08月23日
エロイカより愛をこめて(38)1976年冬に誕生した『エロイカ』、今年で35年目だそうな…35年たっても面白いのは作者の力量ですね。冷戦時代は NATO対KGBを中心にストーリーが展開されていたので、それほど複雑でもなく、読んでいてすっと頭に入ってきたのですが、冷戦後のお話はより濃厚になって 読むのに気合と集中力が必要になってきました。(↑ただ歳をとったせい??)小道具もちゃんと時流に乗っかっていて、取り残された者からみたら流石の一言です。少佐と伯爵、ミーシャの絡みは本来なら緊張感あふれるものなんだろうけれど、良い加減でドタバタコメディになっています。(とことんシリアスな少佐もカッコいいけど、どうやら私はこちらの少佐が好きらしい…)「聖ヨハネの帰還」もそろそろ終盤。これからも長く読者を楽しませて欲しいです、青池さん!!【内容紹介】武器商人・ルシコフの行方を追う少佐は、伯爵から得た情報を基にドイツ国内の捜査の網を絞る。一方、軍部に圧力を加えてルシコフの情報を得たミーシャもロシアからドイツに急行。さらにルシコフの持つモザイク画を入手したい伯爵とマークス教授の指揮するプネウマも加わり、四つ巴の追跡劇はクライマックスへむけて…!?No.22「聖ヨハネの帰還」PART.4!
2011年08月19日
うちのポチの言うことには(第3巻)【内容紹介】代々城主を勤めた高月家の一人娘・花織はお姫様並みに自由のない生活。ある日お屋敷を抜け出すが、遥の兄・隼に遭遇してしまう! さらに花織を狙う者が現れボディーガードの遥が…!? 自分に不思議な力があるかも、と思う花織だが…。スーパーガードロマンス★第3巻!!遥の兄・隼(はやと)登場で、戌井4兄弟が出揃いました。みんなカッコええんだが、4人もいるとなぁ…それに、突然出てきた花織のおじいちゃん、若過ぎでしょう。「花織に成人するまで『ちから』のことはバラすなバレた時点で強制的に隼と結婚させる」って何?遥の心中は大嵐に違いない… (相変わらずのポーカーフェイスだけど)こちらもポーカーフェイスの隼お兄ちゃん、花織のために大きなクマのぬいぐるみを買うっていうのも遥と同様、ツンデレです。 やっぱり兄弟です。でもね、クマの扱いはもうちょっと優しくしてあげてね…あれじゃ、クマちゃん、不憫過ぎる…
2011年07月12日
大奥(第7巻)江島生島事件をどう料理するか期待していたのですが、そこはよしながふみさん、上手いもんだ!江島の生涯最も幸せな夜、その後の残酷すぎる仕打ちに泣けてしまいました…誰を恨むこともなく、静かに生涯を終えた江島… すごい人だ…そして、久通!! 優しそうな顔をしていながら(?)あんなに策略家だったとは!天英院が黒幕か~~!!と思ったら、その裏に久通がいたなんて!怖ろしいまでの権力争い。 そんなにしてまで将軍になりたいもんかね? わからないなぁ…1巻に出てきた人達が久々に登場、初め“この人、どちらさま??”状態でした。7巻を読む前に1巻を読んでおいた方がいいです。参考までに「江島生島事件」とは… (Wikipediaより)正徳4年1月12日(1714年2月26日)、江戸城大奥の御年寄・江島は仕えている月光院の名代として前将軍徳川家宣の墓参りのため、宮路らと共に寛永寺、増上寺へ参詣。その帰途に懇意にしていた呉服商後藤縫殿助の誘いで木挽町(現在の東京都中央区東銀座界隈。歌舞伎座周辺)の芝居小屋・山村座にて生島の芝居を見た。芝居の後、江島は生島らを茶屋に招いて宴会を開いたが、宴会に夢中になり大奥の門限に遅れてしまった。大奥七ツ口の前で通せ通さぬの押し問答をしている内にこの事が江戸城中に知れ渡り、評定所が審理することになった。当時の大奥には、7代将軍家継の生母月光院を中心とする勢力と前将軍家宣の正室天英院を中心とする勢力とがあった。月光院が家継の学問の師である新井白石や側用人の間部詮房らと親しい事から、大奥では月光院側が優勢であった。この事件は天英院側にとって、勢力を挽回するための絶好の機会であった。天英院は家宣・家継の元で正徳の治を断行、幕政を牛耳っていた白石・詮房を追い落とすため、譜代大名(関ヶ原の戦い以前からの徳川氏の家臣)や5代将軍綱吉時代からの老中達とこの事件を画策したという説がある。
2011年07月01日
明日の王様(6)ひょんなことがきっかけで、自分のやりたいことを見つけた主人公・侑(ゆう)が、脚本・演出家として成長していく姿を描いたお話。夢を実現すべく、ひたすら頑張る侑ちゃんの姿に勇気づけられます。俳優・櫟十也(いちいとおや)や、歌舞伎役者・藤之輔など、登場人物がイイ味だしてるし、侑ちゃんとの絡みも楽しい。家族の中でただ一人、自分を応援してくれていた祖母の遺影に向かって日々の出来事を報告する侑ちゃんを見ているうちに、亡きおばあちゃんに代わって彼女を応援したくなってきます。ちょっと元気がなくなってしまった時に読むと、侑ちゃんからパワーをもらえるマンガです。
2011年06月06日
【送料無料】桜蘭高校ホスト部(第18巻)環先輩とお母さんの感動の再会(ただし5分間)後、ついにハルヒが環に告白!プチパニックに陥りながらも、「俺も好きです!」と答える環。テレテレしながら”どさくさちゅ~”なんて、やるな!環先輩!そしてお次は初デートとなるわけですが、やたら気合が入りまくりの環さん、いろいろやらかしてくれます…デバガメ部隊(ホスト部の面々)もあまりの悲惨さに思わず手助けするくらい…相変わらず期待を裏切らない(?)環さんです。(デートに紋付き袴姿はやめましょう…)そんな中、ボストン留学の話に迷うハルヒ。背中を押してくれたのはなんと環先輩でした。あらら、ハルヒがアメリカ行っちゃってもいいのかい?と思ったらな~んてことはない、環も一緒に留学です!おまけにホスト部員たちも勢ぞろいして、同じアパート。舞台が日本からアメリカにそっくり移動しただけ…ホスト部海外進出なんて言ってるけど、ただお気楽なだけでしょう。。。本編の他に、留学から3ヶ月後の特別編(スペイン・バルセロナまで足をのばしちゃってる)や、靖睦&悟、ハニー&伽名月嬢(結婚編)、光&馨(妹編)、メイ&ボサノバ君、環&ハルヒ(いちゃいちゃ編)などなど”ちょこっと未来予想”のオマケまで付いてます!スミからスミまで楽しめる一冊、買って損はありません。
2011年04月12日
オトメン(乙男)(12)樹虎くんの表紙、まさにオトメン! 美しいっ! 男子限定のスイーツ教室に通う飛鳥ちゃん。雑誌に紹介されたことで、飛鳥の母・浄美の知ることに…男ばかりのスイーツ教室に潜入した母が引き起こす大騒動。ガスバーナーの火からあわや大惨事、食器は崩れ落ちるは、壁は焼けるは、ガラスは割れるは…さらに出来上がった飛鳥ちゃんのクレームブリュレは都塚さんのための「雄(オス)イーツ」… 漢らしい…そのおかげで、母の疑惑は晴れたんで結果オ~ライ! (一応)部屋がめちゃめちゃになったオーナーは、飛鳥ちゃんの家に住むことになります。オーナーに父を重ねる飛鳥ちゃん。(ってホントにお父さんなんだってば!)他に、ちょっと危ないオトメンも新加入?! 「くまさんケーキ」を作っちゃいます。巻末には『銀百合の詩人』のお話が収録されてます。
2011年02月21日
暁の息子2000年に発行された樹なつみさんの作品。ミャンマーで10年前に行方不明になった兄とその息子・柊成(しゅうせい)を探すため、ミャンマーに入ったジャーナリストの是枝とその娘・草乃実(そのみ)。たまたま草乃実と同行者・目加田(めかた)が、麻薬シンジケートのボス、ミャンマー国軍中佐、米製薬会社部長の密会現場を見てしまい、命を狙われるはめになります。トラックでミャンマー奥地を走行中、何者かに襲撃されたところをカマトラ族の「シャン・パー・ルー(暁の息子)」に助けられるのですが、このシャン・パー・ルーこそ、草乃実たちが捜していた柊成だったんです。是枝と草乃実は、なんとかしてシャン(柊成)を日本へ連れ帰ろうとしますが、カマトラ族として10年過ごし、すっかり染まってしまっているシャン(柊成)はうんと言いません。 (どうやら日本の記憶もあまりないようです。)部族の長老から、「草乃実たち日本人を殺せ!」と命令されたシャンは果たしてどうするのでしょうか…?さすが樹さん、骨太設定ですね。 シャン・パー・ルー(暁の息子)が文句なしにカッコいい!それに対していただけないのが草乃実ちゃん…どうして樹作品にはこの手のかる~~い女の子がいつも出てくるのでしょう…無邪気と言えないこともないけど(いや、言えないよ…)、もうちょっと思慮深くならないもんでしょうかねぇ~まぁ、その分シャンが引き立つと思えば。。。そのシャンですが、”あっ、これは… 死んじゃうかも…?”と思わせる後半の展開、良い意味で裏切られました。ラストも明るい(?)未来へ続くような感じでしたし、これはぜひ続きが読みたいですっっっ、樹さん!!
2011年02月18日
『夏目友人帳』より前の作品です。この作者さん独特の世界が展開されます。『夏目友人帳』にも言えることですが、何とも不思議な雰囲気。押しつけがましくなくさらっとしたストーリー、可愛らしいヒロイン、好みです。文庫版の表紙もよいですね!(持っているのはコミックス全3巻なんですが、今はどうやら絶版らしいです。)【内容紹介】女子高校生の国府佐和は、密かに同級生の辛島に思いを寄せていた。親友・会富の励ましで彼に告白しようと決意した国府は、偶然、辛島がビルに侵入する姿を目撃してその後を追跡。狐の面を被った辛島と対面する。辛島の声には人に暗示をかけることができる力があり、その能力を活かして警察の犯人逮捕に協力していたところだった。犯人は無事逮捕され、辛島と知り合いになった国府は、彼についてのさまざまなことを知り、危険を顧みずに任務を果たす様子を見て、辛島への想いを強くし、彼の力になりたいと願うようになる。(Wikipediaより)
2011年02月17日
赤髪の白雪姫(第5巻)想いを確かめあった白雪とゼン。そんな中、白雪を探す謎の美少年の目撃情報が。一体何の目的で…?一方、故国・タンバルンの夜会に招待された白雪。ゼンは護衛のオビに白雪を託す。白雪とゼンの絆が試される!?オビ&リュウ、異色ペアの特別編も白雪とゼンが両思いになってほんわかムードで突入した5巻。初々しくて、思わず背中を押したくなる微笑ましさ。恋愛成就のためには周囲に認めてもらわないといけないんだろうな~と思っていたら新展開。新キャラも登場、おまけに登場済みのおなじみキャラがわさわさ出てきます。以前白雪を攫った巳早が、白雪を探す謎の美少年の情報を持って城に現れるし、タンバルンのおバカなラジ王子から、白雪へ夜会の招待状はくるし、オビの元雇い主・ハルカ侯爵は出てくるし… にぎやかですね…白雪がゼンと離れてタンバルンへ行くことになってしまい、必然的に白雪と例のタンバルンの王子との絡みもあってゼンじゃなくても心配です。でも、ラジ王子、前と違うぞ… なんかいい人になってる…白雪を狙っている美少年も気がかり…なかなか前途多難なお二人ですね。
2010年12月30日
3巻、4巻、5巻と、どんどんバトルが派手になって、耳はそがれる、手はつぶされる… 読んでてぶるっときてしまいます。緊迫感の後、ぷしゅ~と気が抜けるジェニーズでのやりとり。このON、OFFの絶妙さがよいのですね。朝桐なんて闘ってない時は正真正銘アホなのに、戦闘モードに突入すると別人のようにカッコよくなる!いや~、砂原と柾木はいつでもカッコいいんですけどねっ!!別々でも充分(?!)なんだけど、この二人に限ってはやっぱり一緒にいてくれないと…無口な二人が一緒にいて何を話すんだろ?… それとも言葉はいらない?… なんか萌え萌え階段を上っちゃったような自分が…恐るべし! 砂原&柾木!! ホント絵になるわ。A─BOUT!(3)いよいよ光嶺の二年が動き出した! 朝桐らを狩るために仕向けられた刺客は、爆弾・仁宮。過去に柾木との因縁を持つ仁宮は、元・砂原軍団を引き連れて手段を選ばぬ襲撃に出る! 猛襲に圧される柾木‥! 仁宮VS.柾木の結末は!? A─BOUT!(4)光嶺の校舎裏にひっそりと佇むスコアボード。そこに書かれた命令は絶対という暗黙のルールがある‥。スコアボードで二年から呼出されたハナノアナは、朝桐たちを売れとの脅しを、袋叩き覚悟で断る。制裁を加えられたハアナノアナと対面した朝桐。二年に怒りの宣戦布告! ものども、仇討ちだぜ! A─BOUT!(5)修豪高校一年の番格・志村と加藤、通称“カトケン”の二人と意気投合した朝桐。一方、修豪高校の小悪党・田城は朝桐のネガティブキャンペーンを張るべく、朝桐を騙る。お調子者の登場で大騒動の予感!? 新興勢力チーム「LSD」が朝桐を騙った田城を攻撃。田城をやられた怒りに燃えるカトケン。そして朝桐が狙われていると知った砂原達。‥‥事態が動き出す!!
2010年12月24日
いつでもお天気気分(第4巻)6年ぶりの新刊です。赤馬くんが留宇衣に、いえ黒髪だから留宇衣パパンですね、そっくりになってます。それまでは平成の暴れ馬そのものの荒々しい外見だったのに、洗練されて色気もがんがん出てきてます。 …時の流れを感じるなぁ…三年生引退に伴い、新茶道部部長に指名された矢野秀。しかし秀は、それを機に自分の器の小ささに思い悩んでしまう。そんな折、義姉で恋人の栗子がある人物と一緒の所を目撃し…!?青春の修学旅行編と、進之介×御堂の甘酸っぱい恋模様も収録。たしかに甘酸っぱい。男の子も女の子もみんなカワイイなぁ。高校時代っていいよなぁ、きゅんきゅんしてて…秀ちゃんのお相手・栗子ちゃんも、進之介のお相手・御堂さんも、タイプは違えど可愛い性格で、思わず「ガンバレッ!」と言いたくなる。修学旅行編では、赤馬くんに接近しようとする女の子が出てきます。うわぁ、今回のイヤな奴はこいつかっ! でも、ちょっと意地っ張りのカワイイ子です。自称「進之介の心の友」山下くんや、赤馬くんLOVEの辻井くんも合流してにぎやかで楽しい4巻です。
2010年12月18日
A-BOUT!(2)そうか、そうだったのか、砂原ぁぁ!キミが数にこだわった理由はよ~くわかったぁぁ!そして柾木! やっぱり思ったとおりのオトコだったぁぁ!この巻で初めて柾木の ”ふっ”笑いが…いや~、笑った顔もカワイイなぁ。。。 じたばた。。。朝桐 「今日から… オメーは俺の舎弟な」 砂原 「はい…」 柾木 ”ふっ”笑い…なんで砂原も柾木も”舎弟”って言葉にぐらぐらするかな。朝桐・柾木・ハナノアナがファミレスにいた時砂原軍団に取り囲まれて、さぁ、これから決戦!って意気込んで外に出てくる場面で、柾木は黒のローファー履いてるのに、砂原軍団と闘っている時はウイングチップになってる。 いつ履き換えたの? 靴に気を使うのはいいことなんだけどさ。。。2巻のトイレネタは 大文字裕次郎登場シーン。トイレの個室から登場!って作者の好きなパターン? 私は好きだけど…
2010年12月18日
エロイカより愛をこめて(37)表紙の少佐、イイですね~~~!!! 爽やかです!!!スーツ姿とはまた違った色気がありますね~~~!!!さりげな笑顔と裸足が萌ポイント! シャツの前のボタンをこんなに開けたり、袖をめくりあげたり、いつもは絶対しないだろうに… 読者サービス???ロシアの武器商人を追う少佐とミーシャはトリエステへ向かうがそこは既にもぬけの空だった。一方、聖ヨハネのモザイク画を狙う伯爵もトリエステで「プネウマ」に拉致監禁されてしまうが !?舞台はベネチアからトリエステ、そしてボン、リンブルクへと急展開をみせるNo.22「聖ヨハネの帰還」PART.3!!ホントためになることが多いマンガです。今回は ”皇帝フランチェスコ・ジョゼッペの妃エリザベッタ”はて、誰なんだ? この人?正解は ”皇帝フランツ・ヨーゼフの妃エリザベートのイタリア名” です。シシーの愛称で親しまれた美女も、少佐にかかると”放浪癖のある職務放棄の困ったヨメさん” になっちゃうんですね。年がら年中旅ばかりしていて、皇妃のお仕事丸投げだったのは事実。確かに言い得て妙です。 さすが少佐!美術部門でウンチクたれるのは伯爵まかせだけど(少佐は芸術オンチ)、NATOの将校っていうのは博識ですな。いつもは地味な部下Aくん、ベンツを暴走させて追跡車の群れを撃破!「部下A 君は日々の不満が鬱積しとるのか?」と尋ねる少佐。「いいえ 別に」しらっと答える部下A。 シリアスな場面なのに、この2人にかかるとまるでギャグ。これが部下Zだったらこうはいかないでしょうな。。。そういえば、この巻、Zくんの出番ありませんでした…
2010年12月17日
A-BOUT!(1)こんなアホな登場の仕方って… 転校初日から腹具合が悪いって…そんなアホな主役・朝桐真之輔に一言!洋式トイレ入る時、なにも足首までズボン下げることないんじゃない??床についたら汚いよ? おまけにそこ公園のトイレだよ?転校のご挨拶はびしっと決めたかったのに、みな校庭の甲斐先輩と砂原にくぎ付けで気付きゃしない。ここまで報われない主人公にはめったにお目にかかれないんじゃ…砂原さんの方が数倍カッコいいと思うのは私だけじゃあるまい。でも…甲斐先輩は一人で乗り込んできたのに、迎え撃つ砂原の後ろには砂原軍団わらわらってなんかせこい。砂原の能面フェイスけっこう好みなんだけど徒党を組む男ってのはね… その点 柾木はいいぞ! なつかないテト!どうしてこういうタイプってカワイイのかなぁ~ 萌える…そんなテト柾木も朝桐になついて(?)今後の展開面白そうだ!やっぱり朝桐の ”ついてこい 舎弟2号!!”が効いたか?!(舎弟2号が柾木なら、舎弟1号はハナノアナになるのか?)何気に朝桐と同じクラスで、朝桐のマガジン読んでる柾木、雰囲気が柔らかくなったような… ってなってないか…砂原も朝桐がタダものじゃないって思って、”お前・・俺と組まねぇか・・?”って言うけど、ほらほら、そういうところがせこいんだって~~。アメリカ映画みたいに(または衝撃映像特集みたいに)3階から落とされても死なない朝桐くん、将来はスタントマンだ!
2010年12月17日
うちの3姉妹(2)子どもって、言うこと、やること面白い。こちらの予想をはるかに超えて(時には裏切って)、強烈なボケをかましてくれたり、鋭いツッコミをいれてくれたりする。それは松本さんちの3姉妹に限らないんだろう。ブログになるかならないかだけの違いだと思う。この本のある部分を読んでいて、ちらっと頭をよぎったこと…それは…「松本さん家はどうやらマンション住まいらしい。下の階の人はうるさくないんだろうか?」ということ。こんな雑念が浮かんじゃったら、手放しで ”あ~、面白い面白い!”とは言えなくなってしまった。さほど親しくもない人から、”これがうちの子だ、どやっ!”的な年賀状をもらった時のような感じがした。だったら読まなきゃいいでしょ? と言われそう…そうですね、もう読みません…
2010年11月19日
うちのポチの言うことには(第2巻)主人公・高月花織のドンくささは2巻も同じ。相変わらず戌井遥(ポチ)をいじめて(?)ます。 動物は可愛がらないとね・・・ 戌井遥(ポチ)も変わらずツンでデレ・・・花織に、メイド服+ネコ耳+ネコ(?)シッポのコスプレ要求するなんてどこまでマニアックな趣味なんだい?独占欲の権化みたいなのに、それをヒタ隠しにしているポチの鉄の意志、さぞやつらいだろうに・・・ ご愁傷様です・・・ 超箱入りの花織お嬢様とポチの恋愛話、進展に時間がかかりそうです。 この巻で、戌井遥(ポチ)のお兄さん・隼人が登場。戌井兄弟、このレベルの高さはいったい・・・ (マンガだからね)隼人と花織お嬢様、本来なら結婚するはずだった?花織ちゃん、ポチと兄ちゃん間違えちゃうしさ。 おや~~、ポチくん、どうする?
2010年10月12日
大奥(第6巻)5代将軍・徳川綱吉の時代がこの6巻で終わります。世継ぎの松姫を亡くしてからというもの、生類憐みの令を出して「犬公方」と揶揄されたり、公私共に淋しく切ない生涯でしたね・・・綱吉本人も辛かったでしょうが、愚かな将軍を持った民はもっと不幸だったんでしょう。暗殺者の男から「犬公方!」「綱吉、死ね!死ね!」と罵倒されたのも当然といえば当然のことです。 後の8代将軍・吉宗は、6巻冒頭で「公方様は・・・才知にすぐれた立派な方でごさりました」と言ってます。綱吉は決して暗愚な犬公方ではなかったはずなのに、どうして民にうとまれる政(まつりごと)しかできなかったのか・・・?最高権力を持ちながら、それを正しく行使できなかった、 それが将軍・綱吉の一番の不幸だったのでは、と思います。 綱吉の死後、6代将軍となった家宣の治世へと続くのですが、 1巻に既に登場していた家宣、6巻とは随分絵柄が違います。家宣の治世はわずか3年でしたが、温厚で慈悲深い将軍として描かれてます。綱吉と比較するわけではありませんが、(といいながら比較している・・・)家宣、吉宗といい、将軍になるべくしてなった人の器というのはやっぱり違いますね。 権力を持つ人というのは、聡明さと共に自覚が必要なんでしょう。他人の人生を変えてしまえる程の力を持つ責任と怖さを肝に銘じないと足元をすくわれます。 同じく1巻で登場していた間部詮房(まなべあきふさ)ですが、この巻では、 家宣に忠実な家来としていじらしいキャラで出てます。”吉宗にクビにされちゃったいけすかないオンナ” という印象だったのに、家宣に「第一の家来だ」と言われては泣き、家宣に世継ぎが産まれたといっては泣き、それも鼻はたらす、号泣する・・・ 家宣一筋で、家来の鏡のようになってます。加えて、美丈夫の左京(後の月光院)が絡んでくるのですが、「江島生島事件」がどう描かれるのか、今から楽しみです!
2010年10月10日
オトメン(乙男)(11)飛鳥ちゃんのお母さんが帰ってきちゃった!これからは理事長として、直接銀百合学園を取り仕切ることになってしまったぁ~ということは、一人暮らしで気ままに ”オトメン・ライフ” を楽しんでいた飛鳥ちゃん、家にも学校にも 安住の地がなくなってしまった・・・そんな時、オトメン・パティシエとオトメン先生(甘樫先生)の助けで、「男だらけのケーキ教室」が開かれることに・・・多武峰くんをダシに、剣道の稽古と偽って家を無事脱出。参加したケーキ教室にはオトメン(老いも若きも)が勢ぞろい!頬染めながら、ショートケーキをつくっているのを見ると(それも嬉々として)、”うちにもオトメン欲しいぞ~~” と思ってしまう。 当初、”心に乙女が住まうオトメン” って、うまい発想だなぁと思ったけど、これで話を展開していくのって、結構大変なのではなかろうか・・・読んでて楽しいのは確かなんだけど、あまり記憶に残らないというか、がつんとインパクトに欠けるというか・・・ 良いも悪いも アクがない・・・似たような話で11巻まできちゃいましたって感じ。ただ、飛鳥ちゃんのお父さんらしき人が登場しそうなのでこれからずばっと展開するかもしれません。
2010年09月21日
お気に召すまま?『世界で一番大嫌い』 の番外編で、主人公の親友・扇子と本庄の物語。19歳と25歳って年齢差もあって、余裕の本庄さん。 本庄さんにかまって欲しくてたまらない扇子ちゃん。恋する扇子ちゃんの大暴走を、超マイペースB型本庄さんは素知らぬ顔でスルーしちゃいます。受験生なのに恋に翻弄される扇子ちゃんの地団太ぶりが可愛くて、それでいて面白い。 若いっていいなぁ~~普段ぬぼ~っとしている本庄さんも、要所要所は押さえてる。ふむふむ、そこが大人の余裕なんですな。。。進展してなそうで、ちゃんと進展しているところがいいですね。『世界で一番大嫌い』(略して『セカキラ』)の脇キャラにしておくには惜しいと思っていたけど、この2人のコイバナの方が数段面白い!本庄さんがタレ目なのもポイント高しっ!
2010年09月19日
桜蘭高校ホスト部(第17巻)18巻で完結!(2011年春発売予定・・・ って随分先です。)雑誌では11月号(9月24日発売)が最終回! 完結に向かって、須王家の問題が一挙解決。環くんの想いがお祖母さんに伝わって、やっとお母さんに会う許可が・・・でも、フランス行きの飛行機の出発時刻まであと1時間。ホスト部面々の力を結集して、ついでに桜蘭高校のお坊ちゃま・お譲さまの財力も借りて、飛行場で涙の対面を果たしました~! このところ、しんみり湿った雰囲気だったけど、後半、やっとホスト部らしさが戻ってきましたね。環のバカ殿っぷりも復活しました。やっぱり環はこうでなくっちゃ! ホスト部が解散してからというもの、距離ができちゃったハルヒと環。 二人で飛行機を見送りながら(さり気に手もつないでたりして)、ハルヒちゃんが環に告白しちゃったけど、ものぐさで、色恋には無縁だったハルヒちゃんがね~ 感無量・・・
2010年09月04日
赤髪の白雪姫(第4巻)生まれつき赤い林檎のような美しい髪をもつ少女・白雪は、珍しい髪の色を理由に生まれ育った国・タンバルンのラジ王子に愛妾の座を用意される。困った白雪は国を出て、隣国・クラリネス王国の森でゼンと名乗る少年と出会う。その後、ゼンの正体がクラリネス王国の第二王子だと知った白雪は、クラリネスに居を移 し親交を深めていく。 (Wikipediaより) 主人公・白雪(しらゆき)ちゃんが、オンナオンナしていないのがよしっ!ゼンのいるのウィスタル城で、薬剤師見習いをしているっていうのもよしっ!”あなたがいないと 私、ダメなの・・・”っていう恋愛至上主義のナヨナヨヒロインは苦手なんで・・・稀有な髪の色のせいで、いろいろなトラブルに巻き込まれながらも、強い意志で乗り越えようとする 芯がしっかりしていて、自分をがっちり持っているヒロイン。とってもいい。 それに加えて、嫌味のない可愛さもあるっ!ピンチの時もみょ~に冷静だったり、肝も据わっている! この調子で、’王子と薬剤師見習い’という身分違いの恋愛も乗り越えてほしいものです。 残念なことに、2巻までしか読んでない・・・早く3,4巻を仕入れなければ!おまけ・・・ あきづき空太さん、読み切りもいいです!1巻収録の 『八月の四季彩』、2巻の『僕らをつないで。』 いいです! 爽やかです!
2010年06月23日
アラタカンガタリ~革神語~(7)『ふしぎ遊戯』 が少年誌へ移っただけって感じがする・・・主人公が異世界へ紛れ込んでの大冒険っていう基本設定も同じなら、 主人公対主人公の元友人っていう設定も、女が男になっただけ。読めば読むほど、「似てるよな~」と感じてしまって面白みがなくなる。『ふしぎ遊戯』には結構はまったんだけどなぁ・・・ 「ヨルナミ様を降せたら、属鞘全員降ってやる」というヒルコの申し出を受け、革(あらた)はヨルナミとの闘いへ!このヨルナミ様、もともとはすっごく優しくてイイ人だったんですが、亡き母親とのすれ違いが原因で、心がねじ曲がっちゃったんですね・・・それを解きほぐしてくれた革(あらた)に降ることを宣言します。一方、こちらの世界(現代)では、 革(あらた)の友達・スグルが「カドワキ」と入れ替わった「ハルナワ」に殺されてしまい・・・あのいじめっ子・門脇が、革(あらた)を憎む理由がわかりますが、要は、’嫌い嫌いも好きのうち’ってことですね・・・次巻から「クグラ」編です。
2010年06月21日
代々城主を勤めた名門・高月家の一人娘・香織。超がつく箱入り娘で 世間知らずな香織のボディガードをしているのが、獣(=戌)の血を引くお庭番の末裔 戌井家の三男・遥(通称ポチ)。優しくて、ちょっと意地っ張りな香織と、完璧ツンデレな遥。『Honey(ハニー) 全9巻』のようなベタベタなラブコメです。遥が香織にツンツンしているのは、香織が持っている特殊な力のためなのですが、それは、香織の先祖のお姫様と犬の悲恋話がオオモトにありまして、『南総里見八犬伝』みたいなんですね。どうもただのラブコメで終わらないような感じ!2巻は7月5日発売です。
2010年06月11日
【楽天ポイント5倍!】【中古本】イヴの眠り(全5巻)漫画全巻セット【中古】『YASHA-夜叉-』の続編。前作の主人公・有末静(ありすえせい)と、ルー・メイの娘・アリサが主人公。前作の登場人物がわんさか出ています。『YASHA-夜叉-』を読んでから こちらを読むのがよろしかろうと思います。。。 有末静(ありすえせい)の持っていた能力を引き継いだアリサ。もう一人、静の能力を持つ者がいた。「死鬼(スーグイ)」と呼ばれる謎 の人物。それは、静の体細胞から造られたクローンだった。アリサたちと 「死鬼(スーグイ)」の闘いが始まる!! 吉田秋生さん、キャラに対して容赦なしっ!!『BANANA FISH』 のショーターしかり、『YASHA-夜叉-』の雨宮凛しかり・・・なにもそんな殺し方しなくても・・・ と思っていたら、今度は静ですか・・・作者の思い入れが強いだろうと思われる 有末静(ありすえせい)に対して、あまりにもムゴイ仕打ち・・・この作品の中で何が一番ショックかといったら、変わり果てた静の姿でしたよ・・・絶妙のお年頃になって、さぞイイ男になっているだろうと期待していたのに。。。 ヒドイ。。。 せっかくシン・スウ・リンの息子・烈(リエ)が初めて登場し、アリサとの絡みが楽しみになったというのに。 内容に関しては文句なし! 吉田秋生作品にハズレはありませんっ!ただね、悲しいし、切ない・・・ その中に一筋の光が見えるの・・・ それが救いなの・・・
2010年05月31日
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