星とカワセミ好きのブログ

2019.07.23
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カテゴリ: 星 / Stars
初代小惑星探査機「はやぶさ」は、2003年5月9日に鹿児島県内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられ、地球から約3億キロはなれた小惑星「イトカワ」まで飛行し、表面の砂を持ち帰ることを目指しました。

姿勢をコントロールする装置(リアクションホイール)を3基搭載していましたが、イトカワ着陸前に2基が故障したため、残りの1基とエンジン噴射を利用して姿勢をコントロールし、2005年11月にイトカワに着陸しました。
着陸時にはやぶさから金属弾を地表に打ち出し、跳ね返った石や砂を採取する予定でしたが、うまく発射できませんでした。しかし、着陸の時に舞い上がった砂がカプセルに入りました。
地球への帰還時にもトラブルが多く発生し、化学エンジンが燃料漏れを起こし、姿勢の制御が難しくなったり、2006年1月にはやぶさとの通信ができなくなり、当初予定であった2007年6月帰還ができなくなりました。2009年11月にはエンジンに故障が発生しました。たまたま別々のエンジンがつながるような回路を組み込んでいたため、故障していないエンジン部分を組み合わせました。

2010年6月13日、はやぶさは奇跡的に地球に帰還し、大気圏に突入して燃え尽きました。イトカワの砂が入ったサンプルははやぶさから分離され、オーストラリアのアボリジニの聖地であるウーメラ砂漠に落下し、回収されました。

当時の新聞記事をノートに貼っていたので見返すと、2010年6月2日に野口聡一さんが宇宙ステーションから帰還されたり、2010年4月20日に山崎直子さんが宇宙ステ―ションから帰還し、出身地である千葉県松戸市で5月22日にパレードが行われた記事が残っています。山崎さんのパレードは見に行き、写真を撮りました。


↑ 2014年9月13日、宇宙博にて。 小惑星探査機はやぶさの実物大模型と記念撮影。


↑ 小惑星探査機「はやぶさ」。














↑ マイクロウェーブ イオンエンジン。


↑ イオンエンジン A,B,C,D。











↑ サンプルを入れたカプセルの模型。


↑ カプセルの内部。サンプルは真空の中で保存されていた。


↑ 「はやぶさ2」の模型。

↑ ノートに貼りつけていた、はやぶさに関する当時の切り抜き記事。 ジャパンタイムス。











↑ 2010年6月14日 朝日新聞切り抜き。





↑ ジャパンタイムスの切り抜き。2010年6月15日。
”Hayabusa capsule recovered intact" はやぶさのカプセルが無事に戻った。




↑ オーストラリアのウーメラ砂漠で、はやぶさから分離したカプセルを回収している所。
カプセルはパラシュートで落下した。パラシュートを開くために使った火薬が残っている可能性があるため、防護服を着てカプセルの回収が行われた。

【手元にある、はやぶさに関する本】


↑ カラー版 小惑星探査機はやぶさ  「玉手箱」は開かれた/川口淳一郎/中公新書





↑ ブルーバックス 小惑星探査機「はやぶさ」の超技術 プロジェクト立ち上げから帰還までの全記録/川口淳一郎監修 「はやぶさ」プロジェクトチーム編/講談社


↑ 2010年6月2日に野口聡一さんが宇宙ステーションから帰還。 (ジャパンタイムス 2010年6月3日付)


千葉県松戸市で2010年5月22日に、山﨑直子さんの帰還パレートが開催。写真を撮った。










↑ パレード車に乗った山﨑直子さん。






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最終更新日  2019.07.23 12:16:31
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