星とカワセミ好きのブログ

2021.07.06
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カテゴリ: 本、雑誌、記録
2021年6月24日付朝日新聞に、ジャーナリストで評論家の立花隆(たちばなたかし)さんが2021年4月30日に、80歳で死去されたことが書いてありました。

「1940年、長崎県に生まれた。1974年、現職首相の金脈問題を追及する『田中角栄研究』を文芸春秋誌に発表。『政治とカネ』の問題を社会に提起し、『調査報道』の先駆的事例として知られた。その後も『中核VS革マル』、『日本共産党の研究』など、綿密な取材で組織の内幕に迫る作品を手掛けた。
無類の好奇心は先端科学へも向けられた。『宇宙からの帰還』は、宇宙体験が人間の内面にどう影響するかを宇宙飛行士へのインタビューで探り、話題を呼んだ」と、同新聞に紹介されています。

私は若い頃、立花隆さんの本『ぼくはこんな本を読んできた』に影響されました。
『実践』に役立つ14か条という文章があり、例えば1条は「金を惜しまず本を買え。本が高くなったといわれるが、基本的に本は安い。一冊の本に含まれている情報を他の手段で入手しようと思ったら、その何十倍、何百倍のコストがかかる」とか、2条は「一つのテーマについて、一冊の本で満足せず、必ず類書を何冊か求めよ。類書を読んでみてはじめて、その本の長所が明らかになる。そのテーマに関して健全なパースペクティブを得ることができる」と書いてあります。

確かに、本は高いようにも思えますが、自分の足でその情報を得ようとすると、1回の交通費だけで本代と同じくらい出費するでしょうし、トータルで考えると断然安いと思います。

また、立花隆さんの「ぼくが読んだ面白い本・ダメな本、そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術」を読んで、紹介された面白い本を少しずつ読んでいったことがあります。本屋に置いてない本も沢山ありましたが、その本のどこが面白いのかが詳しく書いてあり、とても参考になりました。




↑ 2021年6月24日付朝日新聞1面。
立花隆さん死去。80歳。知の巨人・「田中角栄研究」。 






立花隆さん。文理越えた知りたがり。科学分野の名著次々。




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↑ 週刊文春 2021年7月8日号。


↑ 追悼 立花隆。知に生きた男。
ジャーナリスト・評論家として活躍した”知の巨人”が生涯を閉じた。享年80。
小社秘蔵写真、関係者の証言と共に好奇心の赴くまま駆け抜けたその足跡を辿る。

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↑ 文藝春秋 2021年8月号。
追悼 立花隆「知の巨人」の素顔。






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最終更新日  2021.07.27 05:38:12
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