星とカワセミ好きのブログ

2022.03.18
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カテゴリ: 美術 / Art
私が小学5年生の頃だったと記憶しているのですが、学校の友人と一緒に、広島駅近くの塾で夏期講習を受けることになりました。
色々な学校の小学生が集まっており、皆とすぐに仲良くなって、講習はそっちのけで流行りの話に夢中になりました。そのとき、隣の席の人から「これは面白いから」と言われ、楳図かずおさんのコミック「漂流教室」全巻を貸してもらい、一挙に読みました。

「漂流教室」ですが、ある日謎の大爆発が起こり、小学校が未来の世界に移ってしまいます。未来の世界はバラ色ではなく、自然や環境が破壊された後の砂漠化した世界でした。学校内に残された子供達同士や、大人と子供との対立、食料問題、病気、新人類の生物、殺し合いなどの場面が出て来て、読み進むごとに、恐ろしい展開が次から次へとやってきます。
読み終わると、もし自分が急に未来の世界に行ったとき、生きていけるのだろうかと不安になりました。心に大きなインパクトが残った作品です。

2002年にテレビドラマ「ロング・ラブレター~漂流教室~」を見て、もう一度「漂流教室」を読みたくなり、小学館文庫の「漂流教室 楳図かずお 1~6巻」を購入しました。

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↑ 手元にある「漂流教室/楳図かずお/小学館文庫 1~6巻」



↑ 2022年3月5日、六本木ヒルズ森タワー52階の東京シティビューで、「梅図かずお大美術展」を見ました。


↑ 漂流教室。






↑ 梅図かずお大美術展。



↑ 「漂流教室」の紹介。
時空を超え隔絶された地で、死の影と戦いながら懸命に生きる少年たちの愛と勇気!!明日なき人類の行く末を警告する、SFロマン!!ある朝、大和小学校で大爆発が起こった。あとに残ったのは敷地全体を深く大きくえぐる巨大な穴。校舎ごと全てが消えてしまった!果たして子供達は、先生たちは、どこへ消えてしまったのか・・・?
人新世の到来や大規模な気候変動、自然災害が多発する21世紀を予見するヴィジョンとその克服のための思索と実践に満ちた、決してあきらめない人類のための未来への指南の物語。
「少年サンデー」小学館
1972年5月28日(第23号)~1974年6月30日(第27号)














↑ 学校がない!!


↑ どんなに行っても、みわたすかぎり砂漠ばかりでした。


↑ ぼくたち、地球がほろびる寸前の未来まできてしまったんだっ!!









↑ ぼくたちの祖先だって、試行錯誤しながら、食べ物を見つけてきたんじゃないかっ!!


















↑ こんな世界にならないようにする!!






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最終更新日  2022.03.26 07:48:19
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