星とカワセミ好きのブログ

2023.04.17
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カテゴリ: スポーツ
第5回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で日本3ー米国2として、日本が優勝した事を受け、2023年3月23日付のスポーツニッポンに、栗山監督の「本紙に寄せた色紙」と、独占手記の紹介がありました。

色紙には「至誠にして動かざる者はいまだ之れ有らざるなり」という言葉が書かれています。
中国の孟子の有名な言葉で、誠意を尽くして接すれば、動かない人など今まで誰もいない」という意味です。

スポーツニッポンに記載されている独占手記の一部を紹介します。

夢だったのか、イメージしていたのか自分でも分からない。最後のマウンドで翔平がガッツポーズしているシーンは以前から頭にあった。それが現実になってくれた。でも、実は肝心の最後の巣g多は見ていない。トラウトが空振り三振したのを確認し「よっしゃー!」って、ベンチでコーチたちと抱き合った。
想像していたのは、ダルビッシュが両手を広げて喜ぶ2009年のWBC決勝のシーンの姿だ。後で、翔平がクラブと帽子を投げ捨てて派手に喜んでたと聞いて、本当に良かったなぁと改めて思った。1点リードの9回。ダブルプレーで2死となり、最後の打者がトラウトとなった時、「あっ、これは勝つんだろうな」と自然に思った。翔平がトラウトを打ち取って世界一が決まるこんな場面は誰が意図してもつくれない。きっと翔平たちが苦しみ、頑張ってきたことを野球の神様が認めてくれたからなんだろう。

~ それにしても、これだけのメンバーがよく集まり、みんなが一体となり、ひたすら一生懸命に野球をやってくれた。今回の手記にあたり、吉田松陰が好んだ言葉「至誠にして動かざる者はいまだ之れ有らざるなり」を書かせてもらった。誠意をもって伝えれば、あれだけの選手が動いてくれる。人って凄い。そう感じた大会でもあった。不振で苦しんだ宗隆(村上)とは話し、メールも送った。準決勝の1点差の9回。無死一、二塁の場面、送りバントで牧原も用意させていた。でも、違う。自分の中にふっと降りてきた。「最低でも外野フライで走者を三塁に進めてくれる」と。それに最高の形で応えてくれた。そして今日の同点アーチ。彼は世界が驚く打者なんだ。

ーーーーーー
スポーツニッポンでは、色紙の言葉について、次の紹介がありました。


「至誠にして動かざる者は未だ之れ有らざるなり」
幕末の志士、吉田松陰が特に好んだ孟子の一節として知られる。「精いっぱいの誠意を持って尽くせば、動かなかった人など、今まで誰もいない」という意味。
栗山監督は歴史上、最も好きな偉人として吉田松陰を挙げている。


↓ 2023年3月23日 スポーツニッポンより。











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最終更新日  2023.04.30 04:42:06
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