星とカワセミ好きのブログ

2023.08.13
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今から37年前に、北海道を自転車で旅行しました。(1986年8月9日~8月21日)

5日目は洞爺湖からオロフレ峠を通って登別まで行きました。

当時はカメラに36枚フィルムをセットして写真を撮っていました。登別で新しいフィルムをセットしたのはずだったのですが、フィルムの端がカメラのスリット穴にちゃんと入っていなかったようで、13日の登別の夜から15日までの写真が撮影されていませんでした。カメラの裏ぶたを開けて、フィルムがそのままになっているのを見たとき、ものすごいショックで、斜里町で寝込みました。

登別駅で多くの自転車旅行者と記念撮影をしたのに、それが残っておらず、残念です。

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【5日目 : 1986年8月13日(水)】

・洞爺湖の火山科学館近くで、知り合いになった人のテントの中で寝ていたが、6時に起きて出発した。

・今回の旅で、絶対に見たかった昭和新山へ行く。そして有珠山ロープウェイで有珠山山頂に行き、火口を見た。

・自転車でオロフレ峠を上った。結構きつかった。峠を下ると、登別の地獄谷に着いた。
登別温泉ロープウェイでクマ牧場に行く。多くのクマがいて驚いた。餌を購入してクマに与えてみた。クマの体臭を初めて匂った。結構臭かった。



・カメラのフィルムを新しく交換したが、セッティングが悪く、ここからフィルム1本分(36枚)の写真が撮れていなかった。15日に斜里町で気が付き、ショックで寝込んだ。

・夜は登別駅で、10人以上のチャリンコ族が集まって、飲み会を開いた。旅の情報を交換できて、楽しいひと時だった。登別駅近くで野宿をした。

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↓ 帝国書院 最新基本地図ー世界・日本ー15訂版/帝国書院
洞爺湖、有珠山、昭和新山、オロフレ峠、登別温泉、登別駅の位置。




↓ マップルガイド17 北海道/昭文社/昭和61年(1986年5月第4刷発行)
赤い矢印がオロフレ峠のルート。



↓ マップルガイド17 北海道/昭文社/昭和61年(1986年5月第4刷発行)p65.


↓ 1986年8月13日、朝6時。洞爺湖の火山科学館の前で記念撮影。
自転車旅行で知り合った人のテントで寝かせていただいた。ここで別れた。


↓ 自転車で昭和新山に進む。






↓ 昭和新山。





↓ 昭和新山と美化センター。


↓ 昭和新山美化センターのスタンプ。



↓ 有珠山ロープウェイの記念スタンプ。
8時頃にロープウェイで有珠山に上った。





↓ 有珠山火口。


↓ 1977年8月7日、有珠山は大噴火した。





↓ 1918年~1920年の2年間に隆起して出来上がった昭和新山。


↓ 昭和新山。



↓ 有珠山ロープウェイから見る昭和新山。


↓ 昭和新山。


↓ 「ニュー羊蹄」で食事をした。



↓ 「ニュー羊蹄」の割りばし袋。



↓「自然の記録シリーズ 昭和新山物語/著者:三松正夫/誠文堂新光社/1977年6月30日 第3版発行」 

私が小学6年生の時に購入して、読書感想文を書いた思い出の本。
三松正夫さんが戦時中、隆起していく昭和新山を詳しく記録に残され、「ミマツダイヤグラム」という重要な観測資料をまとめられた。
昭和新山の土地を購入して、山の保存にも尽力された。
この本を読んでいたので、どうしても昭和新山をじっくり見たかった。

* この三松正夫さんですが、洞爺湖温泉を発見された方です。(p24~25)
大正6年(1917年)6月、トコタン(今の洞爺湖温泉)に行くと、湖の水面にチリやアワが流れているのに気が付きました。大きな石を転がすと、ボコボコと湧き出してきました。2年経っても三松さんが発見した温泉は、ますます湯の量が増え、大正10年(1921年)頃から賑わいを見せ、現在のような洞爺湖温泉に大発展したそうです。



↓「自然の記録シリーズ 昭和新山物語/著者:三松正夫/誠文堂新光社/1977年6月30日 第3版発行」 p3 「現在の昭和新山」


p4



p5



p6




p78~79 この本は、本当に何度も繰り返して読んだ。


↓ p233 観測資料として賞賛された、有名な「ミマツダイヤグラム」。この図を見ると、昭和新山の成長が一目で分かる。


p269









↓ 洞爺湖と有珠山(右)、昭和新山(左)。


↓ オロフレ牧場。 オロフレ峠へと進む。




↓ オロフレ峠のルート。 自転車で上っていくのがきつかった。
画面右上の稜線部分に、クッタラ湖がうっすら見える。


↓ オロフレ峠で記念写真。







↓ オロフレ峠の記念スタンプ。






↓ マップルガイド17 北海道/昭文社/昭和61年(1986年5月第4刷発行)p67 登別の紹介。



↓ 登別の時刻谷、登別温泉ロープウェイ、温泉に入った第一滝本館の位置。


↓ 登別の地獄谷。 自転車旅行の2人と知り合い、記念撮影をした。


↓ 登別地獄谷。三途の川。





↓ 登別の記念スタンプ。


↓ 登別温泉ケーブルに乗った。温泉街からクマ牧場まで。


↓ あひるの競走。


↓ 久場牧場のパンフレット。


↓ ヒグマ180余頭放牧中。










↓ 登別クマ牧場の入場チケット。







↓ クマ牧場で写真を撮った。
餌を買って、金属の筒に餌を入れ、鉄砲のように餌をクマに送った。













↓ ユーカラの里にて記念撮影。






↓ 旅行中の3人組の女性と知り合い、旅の話を色々した。






↓ 第一滝本館で、温泉に入った。



* カメラに新しい36枚フィルムを入れて、登別駅で自転車旅行者達と沢山記念撮影をしたのだが、フィルムがちゃんとセットされておらず、撮影されていなかった。
そのため、13日夜~15日までの写真が無く、大変残念。





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最終更新日  2023.09.09 11:19:07
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