星とカワセミ好きのブログ

2023.08.17
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今から37年前ですが、自転車で北海道を旅行しました。(1986年8月9日~8月21日)

9日目ですが、斜里駅から野上峠を越えて屈斜路湖の川湯温泉に行き、「川湯相撲記念館」、硫黄山の噴煙を見ました。釧網線を越えて摩周湖に上り、展望台で記念撮影をしました。弟子屈から阿寒湖まで走っていたのですが、途中で弾き返し、屈斜路湖を通って美幌峠に行きました。しかし、美幌駅まで行くのは止めて引き返し、屈斜路湖の和琴温泉で入浴し、コテージに泊まりました。

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【9日目 :1986年8月17日(日)】

・知床で知り合った自転車旅行中のKさんと一緒に、斜里駅近くで野宿した。朝5時半に起き、kさんと別れて屈斜路湖に向かった。斜里岳を見ながら、どこまでもまっすぐな道を進む。野上峠を越えると、屈斜路湖畔の川湯温泉に着いた。

・屈斜路湖というと、未確認生物「クッシー」が有名で、大きなクッシー像があった。
川湯は「巨人、大鵬、卵焼き」で有名な、第48代横綱・大鵬(たいほう)の故郷ということで、「川湯相撲記念館」が建てられていた。大鵬の歴史を詳しく知った。

・川湯温泉から少し自転車を走ると、硫黄山があり、白い蒸気が吹き出されていた。一面硫黄の臭いが立ち込めていた。

・硫黄山から釧網本線を越えて、自転車で摩周湖まで上って行った。結構きつかったが、真っ青な水面の摩周湖が視界に入ってきたときは、とても感動した。第3展望台で早速記念撮影をした。その後、第1展望台に移動して撮影した後、坂を下って弟子屈(てしかが)駅に着いた。

・弟子屈駅からマリモで有名な阿寒湖に行こうとした。ずっと阿寒横断道路241号線を自転車で進んで行くと、途中で阿寒湖側からやってくるチャリンコ族がいた。「今から阿寒湖に行き、日帰りで戻りたい」と言うと、「片道40キロで、往復なら距離もあるし、坂が長いので、止めた方が良い」とアドバイスをもらった。


・屈斜路湖から美幌峠を越えて、美幌駅まで移動しようと考えた。自転車をこいで美幌峠まで上がったが、股ずれや尻ずれがひどく、屈斜路湖に戻って、温泉で擦れた部分をマッサージした方が良いと考えた。

・屈斜路湖の和琴温泉に行った。そこで野鳥の会の人たちと知り合い、一緒に温泉に入った。股や尻が赤く腫れており、温泉の中でずっと患部をもんでいた。

・和琴温泉にコテージがあるので、二人ずつに分かれて泊まる事にした。私は北海道旅行をし始めて、野宿ばかりだったので、初めて部屋で寝る事になった。野鳥の会の人と相部屋だったが、その人は、本を読むと言って起きていた。私はすぐに寝てしまった。
トイレに行きたくなって目が覚めた。横を見ると、野鳥の会の人の姿が無く、びっくりした。驚いて隣のコテージのメンバーに相談しに行くと、そこに私の横に寝る予定の人がいた。
なぜ隣のコテージに移ったのか理由を聞くと、私のイビキがあまりにもひどく、寝られなかったのでコテージを移ったとの事だった。トホホ。


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↓マップルガイド17 北海道/昭文社/昭和61年(1986年)5月第4刷発行 道東 p102~103
斜里町、屈斜路湖、摩周湖の位置。



↓ 斜里駅、屈斜路湖、美幌峠、美幌駅、摩周湖、阿寒湖の位置。






↓ 1986年8月17日朝、斜里駅近くにて、kさんと記念撮影。
kさんは自転車旅行者で、前日に知床で知り合い、いっしょに野宿した。kさんとはここで別れ、屈斜路湖に向かった。





↓ 斜里岳を見ながら自転車で走った。、





↓ 野上峠を上る。


↓ 野上峠で記念写真。 弟子屈町に入る。





↓ 川湯へ進む。



↓マップルガイド17 北海道/昭文社/昭和61年(1986年)5月第4刷発行 道東 p121.




↓ 川湯で、屈斜路湖の未確認生物「クッシー」の像を見た。


↓ 川湯神社と、第48代横砂「大鵬(たいほう)」の像。



↓ 「川湯相撲記念館」のチケット。
川湯が故郷の第48代横綱「大鵬」が紹介されており、見学した。
人気があったものとして、「巨人、大鵬、卵焼き」という言葉が有名。




↓「川湯相撲記念館」のパンフレット。
第48代横綱 大鵬幸喜を称して、不世出の横綱と人は言う。
力士の誰もがそうであるように、角界の頂点をめざして、しこを踏んだ入門時代。
白星街道をひた走り、次々と記録を塗り替えた一人の天才力士の努力と栄光のドラマが、この記念館に収められている。


↓ 川湯相撲記念館の記念スタンプ。



↓マップルガイド17 北海道/昭文社/昭和61年(1986年)5月第4刷発行 道東 p122.
屈斜路湖、川湯温泉、硫黄山、摩周湖、弟子屈の位置。
屈斜路湖の和琴温泉では、「ミンミンゼミは道南以北はここだけに生息する」と書いてある。




↓ 釧網本線 川湯駅の記念スタンプ。
硫黄山の噴煙が描かれている。



↓ 川湯の硫黄山に進む。


↓ 阿寒国立公園 川湯 硫黄山で記念撮影。


↓ 白い噴煙が立ち昇り、硫黄の臭いが鼻をついた。


↓ 黄色の硫黄が岩についている。



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↓ 釧網本線を越えて、自転車で摩周湖へ上っている途中の景色。
奥に硫黄山が見える。



↓ 摩周湖(第3展望台)で記念撮影。


↓ 年賀状の一部。 摩周湖の絵をプリントゴッコで印刷した。


↓ 年賀状の一部。河合奈保子さんと菊池桃子さん。プリントゴッコで印刷。



↓ 第3展望台から見た「摩周湖」。


↓ 摩周湖で記念撮影。









↓ 摩周湖の湖面に、白い雲が映っている。









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↓ 第1展望台に移動して撮影した「摩周湖」。








摩周湖を下って、弟子屈駅に行った。

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弟子屈駅から阿寒湖に向かい、阿寒横断道路241号線を自転車で走った。
途中で阿寒湖方向から自転車で走ってくる旅行者がいたので、色々話を聞いた。
私が「今から阿寒湖まで往復したい」というと、その人は、「阿寒湖まで40キロあるし、坂が長いので、今から日帰り往復は無理。止めた方が良い」と言った。
結局、阿寒湖に向かうのを止めて、屈斜路湖に戻った。

↓ 阿寒 パンフレット/企画制作・(株)日本交通事業社





↓ 阿寒湖で有名な「マリモ」の伝説。


↓ 阿寒湖のマリモ。


↓ 阿寒湖のスタンプ。



↓マップルガイド17 北海道/昭文社/昭和61年(1986年)5月第4刷発行 道東 p123
阿寒湖の図。.



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屈斜路湖から美幌峠を越えて、美幌駅に行こうと思った。
自転車で屈斜路湖の外輪山である美幌峠へ進んだ。

↓ 屈斜路湖。





↓ 美幌峠で記念撮影。 背景は屈斜路湖。


↓ 屈斜路湖。


↓ 美幌峠のルート。


↓ 屈斜路湖(左半分)。


↓ 屈斜路湖(右半分)。


↓ 美幌峠で、バスの団体旅行者が屈斜路湖を背景に、記念撮影を録っていた。



美幌峠まで自転車をこいだが、股ずれ、尻ずれがひどくて痛かった。
このまま美幌駅に行くよりも、屈斜路湖の和琴温泉で、温泉につかってマッサージをした方が良いと思い、再び屈斜路湖に戻ることにした。

↓ 戻る途中の屈斜路湖。


↓ 屈斜路湖畔と夕陽。


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↓ 私が学生時代に作っていた冊子「WINDOW SHOPPING VOL.6   1986 8/9~8/21」
北海道自転車旅行を、記事と写真、マンガでまとめようとして、下書きまで用意したが、未完で終わった。



マンガの下書きの紹介。摩周湖と、和琴温泉、コテージでの出来事について描いた。

↓ 自転車で摩周湖まで上って行った。キラキラ輝く湖面が見え、やっと摩周湖に着いた。


↓ 自転車をこいできたので、股ずれ、尻ずれが酷く傷んだ。、
夜、野鳥の会のグループと知り合いになり、屈斜路湖の和琴温泉で一緒に露天風呂に入った。



↓ 股や尻が痛かったので、温泉の湯の中で患部をマッサージした。
野鳥の会の人たちと食事をした。コテージを借りて、2人に分かれて寝る事になった。
私は疲れていたので、コテージでは、すぐに寝てしまった。
トイレに行きたくなって起きた時、隣にいるはずの人がおらず、行方不明なのでびっくりした。



↓ 恐ろしくなり、隣のコテージに行き、人が消えてしまったと言うと、中からその人が出てきたので、驚いた。私のイビキがあまりにもひどかったので、寝ることができず、隣のコテージで寝たとの話であった。トホホ。





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最終更新日  2023.08.30 16:52:13
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