仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2008.11.11
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カテゴリ: 国政・経済・法律
追加の経済対策の目玉とされている総額2兆円の定額給付金が迷走している。昨日の麻生総理の話では、所得制限を法律で定めると面倒で時間が掛かる、高額の人の中には給付について色んな考えもあるだろうから、むしろ自発的に辞退して貰うという方が公平だ、などの趣旨のようだった。

私は、まったく理解できない。恩恵を与えるとはいえ、税に関する根本的な事項を法律で定めないという無責任さ。実務を担う市町村側の反発に配慮したものだと見られているが、それは当然のことだ。いかに事務が繁雑とはいえ、(1)立法事務については速やかに与党政府で進めるべき事だし、(2)本当に必要と考えるなら立法で市町村に義務づけするのが筋である。

もっとも当ジャーナルとしては、定額給付の効果を否定しないが、極めて限定的であって政策としては愚の部類に属していると考えている。

要するに、地方自治体の受け止めも含めた世論の風を読んでいるだけだから、こうなのだろう。

麻生総理は言説自在で、発想も柔軟だと思われている。しかし、かなりウワベだけ、という印象が定着しているのではないか。残念ながら。

100年に一度の金融災害というならばこそ、腰を据えた経済対策を打つべきだ。立法が煩雑だから、という説明に正統性を感じて喋っておられるのか、本当に。そんな馬鹿げたことに国民が拍手喝采を送るとお考えか。一国のリーダーの真剣さを示した、と自賛しておられるか。





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最終更新日  2008.11.11 06:04:13
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